JPH03187550A - 2相psk復調回路 - Google Patents

2相psk復調回路

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JPH03187550A
JPH03187550A JP32677789A JP32677789A JPH03187550A JP H03187550 A JPH03187550 A JP H03187550A JP 32677789 A JP32677789 A JP 32677789A JP 32677789 A JP32677789 A JP 32677789A JP H03187550 A JPH03187550 A JP H03187550A
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JP
Japan
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component
phase
output
difference
mixer
Prior art date
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Pending
Application number
JP32677789A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Mishina
三品 俊郎
Takayuki Arai
隆之 新居
Haruo Nakano
晴夫 中野
Takashi Saeki
隆 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、2相PSK変調された受信波を復調するため
の2相PSK復調回路に関するものであり、例えば、電
波を用いた移動体識別システムに利用されるものである
[従来の技術] 従来、搬送波にO又はπの位相変調をかけることにより
、O又は1のデータを伝送するようにした2相PSK(
Phase 5hift Keying)変調方式が知
られている。また、この2相PSK変調された受信波を
復調するために、送信波として使用した基準位相搬送波
を受信波と混合して、その位相差成分を検出する同期検
波方式(ホモダイン方式)が用いられている(特願昭6
2−101334号出願参照)、このような2相PSK
変調方式とその同期検波方式は、電波を用いた移動体識
別システムの変復調方式として好適である。
第4図は従来の一般的な移動体識別システムの概略構成
図である。固定局に設けられた質問器20は、移動体に
設けられた応答器30が質問器20の交信エリアAを通
過する間に、マイクロ波等の信号波を用いて、交信エリ
アA内に存在する応答器30から送出されるデータ(例
えば、応答器30の識別番号等)を読み取るものである
このような移動体識別システムでは、応答器は移動体に
取り付けて使用されるものであるから、応答器の低消費
電力化、小型軽量化が必須の課題となる。このため、応
答器の内部に搬送波の発振回路を設けることは望ましく
なく、従来の移動体識別システムにおいては、応答器か
ら質問器へのデータ伝送方式として、反射型PSK変調
方式が用いられている(特公昭60−27077号公報
参照)。
第5図は従来の反射型PSK′JR調方式の原理図であ
る。質問器20のアンテナ21から送出された無変調の
搬送波S1は、応答器30のアンテナ31で受信され、
終端回路32に到達し、反射して再びアンテナ31から
質問器20へ向けて送出される。このとき、終端回路3
2はスイッチ33により終端インピーダンスを短絡状態
と開放状態に切り替えることができ、このスイッチ33
の切り替えにより2相のPSK変調をかけるものである
。質問器20はPSK変調のかかった反射波S2をアン
テナ22で受信し、混合器23で元の搬送波S1と混合
して、その混合出力の低周波成分として、両波S + 
、 S 2の位相差成分を取り出す、24は混合器23
に元の搬送波S、を与えるための局部発振器であり、2
5は混合出力を増幅する増幅器である。混合器23の出
力信号A (t)は次式%式% )) 上式において、Aは質問器側の受信レベルに依存する振
幅であり、θ(1)は応答器側のPSK変調による位相
変化成分、φは伝送路の長さに依存する位相差成分であ
る。つまり、質問器20は応答器30に向けて基準位相
搬送波Slを送信するが、この信号を応答器30が受信
したときには、質問器20と応答器30との距離に応じ
た位相差φ/2が生じている。そして、応答器30では
、受信した搬送波にOまたはπの位相変調θ(1)をか
けて質問器20に向けて返信するが、この信号を質問器
20が受信したときにも、質問器20と応答器30との
距離に応じた位相差φ/2が生じている。質問器20で
は、この受信波S2を、送信した基準位相搬送波S1と
混合して、その位相差成分に応じた出力信号A (t)
を抽出することになるが、抽出される出力信号A (t
)には、応答器30において位相変調されたO又はπの
位相変化成分θ0)のほかに、質問器20と応答器30
との距離に応じた位相差成分φが含まれることになる。
したがって、応答器30の移動により、質問器20と応
答器30の距離が変化した場合には位相差成分φが変化
し、混合器23の出力信号A(t)の大きさが変動する
という問題がある0例えば、位相差成分φがmπ(m 
= 0 、±1.±2.・・・)である場合には、θ(
1)がOであるかπであるかによって、出力信号A (
t)は+Aまたは−Aとなり、検波出力は最大となる。
一方、位相差成分φが(mπ+π/2)である場合には
、出力信号A (t)は常に零となり、検波が不可能と
なる。このため、応答器30の位置によって交信不能領
域(デッドゾーン)が発生してしまうという問題がある
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、2相PSK変調された受信波を
基準位相搬送波と混合して、その位相差成分を検出する
2相PSK復調回路において、伝送路の長さに関係なく
、常に安定した復調出力が得られるようにすることにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明にあっては、上記の課題を解決するために、第1
図に示すように、2相PSK変調された受信波S2を基
準位相搬送波S1と混合して両波の位相差に応じた信号
を検出する復調回路において、受信波と基準位相搬送波
を混合して両波の位相差に応じた信号を出力する第1の
混合器2aと、受信波と基準位相搬送波のうち一方の位
相を約90度シフトさせる遅延回路3と、前記遅延回路
3により一方の位相が約90度シフトされた受信波と基
準位相搬送波を混合して両波の位相差に応じた信号を出
力する第2の混合器2bと、第1の混合器2aの出力信
号と第2の混合器2bの出力信号の和成分を演算する加
算器6と、第1の混合器2aの出力信号と第2の混合器
2bの出力信号の差成分を演算する減算器7と、前記加
算器6により演算された和成分と前記減算器7により演
算された差成分のうち振幅の大きい方の成分を復調出力
として選択する第1の選択手段(選択スイッチ12〉と
、和成分と差成分の選択が切替わる前後で極性が反転し
ないように、極性を選択する第2の選択手段(選択スイ
ッチ9 a、 9 b)と有することを特徴とするもの
である。
なお、第1図に示す回路構成では、第2の混合器2bの
高周波入力の前段に遅延回路3を挿入しているが、局部
発振入力の前段に遅延回路3を挿入しても構わない、ま
た、遅延回路3で与える位相差は90度であることが最
も望ましいが、厳密に90度である必要は無く、0度あ
るいは180度から十分に離れていれば良い。
[作用1 本発明にあっては、受信波と基準位相搬送波のうち一方
の位相を約90度シフトさせる遅延回路3を設けたので
、この遅延回路3を使用しない第1の混合器2aの出力
信号A1と、この遅延回路3を使用する第2の混合器2
bの出力信号A2の間には、第2図(a)に示すように
、約90度の位相差が生じる。そして、これらの出力信
号A + 、 A zの和成分(A + + A z)
と差成分(A + −A 2)は、いずれも元の出力信
号A I 、A 2よりも振幅が大きくなり、約90度
の位相差が生じる。したがって、和成分と差成分のうち
、一方の振幅が小さくなっても、他方の振幅は大きくな
るので、振幅の大きい方の成分を選択すれば、常に振幅
の大きい復調出力が得られる。また、2つの成分の極性
を比較し、和成分と差成分の選択が切替わる前後で復調
出力が反転しないように構成することにより、常に安定
した復調出力が得られるものである。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例に係る2相PSK復調回路の
ブロック図である。この復調回路は、上述のような移動
体識別システムの質問器側に設けられる。応答器からの
反射波はアンテナ1で受信され、第1の混合器2aの高
周波入力とされると共に、π/2の位相遅延を与える遅
延回路3を介して第2の混合器2bの高周波入力とされ
ている。
局部発振器4は送信波として使用される元の基準位相搬
送波を発生し、これを第1及び第2の混合器2a、2b
の局部発振入力とする。第1及び第2の混合器2m、2
bの出力信号A、、A2は、伝送路の長さ(つまり位相
差成分φ)に応じて、第2図(、)に示すように変化す
る。同図では、変調信号による位相変化成分θ(1)は
変化させずに、位相差成分φのみを変化させている。第
2図(う)は出力信号A + 、 A zの位相の相対
関係を示すベクトル図である。同図に示すように、出力
信号A2は出力信号A、に対してπ/2だけ振幅の変化
が遅れた波形となる。
第1の混合器2aの出力信号A、は第1の増幅器5aに
より増幅され、加算器6と減算器7の一方の入力となる
。第2の混合器2bの出力信号A2は第2の増幅器5b
により増幅され、加算器6と減算器7の他方の入力とな
る。第2図(a)から明らかなように、第1及び第2の
混合器2aの出力信号A + 、 A xの和成分(A
 + + A t )と差成分(AI−A2)は、いず
れも元の信号よりも振幅が大きくなり、しかも約90度
の位相差を有する。このため、伝送路の長さが変化して
、和成分と差成分のうち、いずれか一方が零になっても
、他方は必ず出力されていることになる。したがって、
この和成分と差成分のうち、振幅の大きい方を自動的に
選択して出力するように構成すれば、従来のように交信
不能領域(デッドゾーン)が生じることはない、なお、
和成分と差成分を切り替えるときに、和成分と構成分の
極性が逆である場合には、その切り替えの前後で極性の
反転が生じないように一方の成分の極性を反転させる必
要がある。また、和成分と構成分の極性が同じである場
合には、和成分と差成分をそのまま切り替えれば良い。
以下、上記の動作を実現するための回路構成について説
明する。加算器6の出力は選択スイッチ9aの第1の入
力とされると共に、極性反転器8aにより極性を反転さ
れて、選択スイッチ9aの第2の入力とされる。減算器
7の出力は選択スイッチ9bの第1の入力とされると共
に、極性反転器8bにより極性を反転されて、選択スイ
ッチ9bの第2の入力とされる。!!択スイッチ9a、
9bの出力は、選択スイッチ12により切り替えられて
、いずれか一方が復調出力となる。また、選択スイッチ
9a、9bの出力は、振幅比較器10と極性比較器11
に入力されている。振幅比較器10は2つの出力の振幅
を絶対値として比較し、その比較結果に応じて、振幅の
大きい方の出力が復調出力となるように、制御回路13
により選択スイッチ12を制御する。また、極性比較器
11は2つの出力の極性を比較し、その比較結果に応じ
て、選択スイッチ12の切り替えの前後で極性が反転し
ないように、制御回路13により選択スイッチ9a。
9bを制御する。
第3図は本実施例の動作を示す流れ図である。
同図に示すように、受信モードが開始すると、初期出力
設定が行われ、振幅比較器10により和成分と構成1分
の振幅が比較される。そして、和成分の振幅が差成分の
振幅よりも大きいときには、選択スイッチ12により和
成分が選択され、和成分の振幅が差成分の振幅よりも小
さいときには、選択スイッチ12により差成分が選択さ
れる。そして、極性比較器11により和成分と差成分の
極性が比較され、極性が同じであれば選択スイッチ9m
9bを切り替えない、また、極性が逆であれば選択スイ
ッチ9m、9bの切り替えを行い、和成分と構成分の切
り替えの前後で極性が逆にならないようにする。
なお、2相PSK変復調方式では、変調信号θ(1)が
O2πであるときに、検波信号A(t)がそれぞれ正、
負となるのか、負、正となるのかは判らない、そこで、
送信信号の1.Oと受信信号の1.0とを対応させる必
要がある場合には、FSK変調方式を併用することが一
般的である。つまり、変調信号が1である場合には、第
1の周期でθ(1)をO9πに切り替えて、変調信号が
Oである場合には、第2の周期でθ(1)をO1πに切
り替えるものである。
[発明の効果] 本発明にあっては、上述のように、第1及び第2の混合
器により約90度位相の異なる2つの出力信号を発生し
、この2つの出力信号の和成分と差成分のうち、振幅が
大きい方の成分を選択し、且つ和成分と差成分の選択が
切替わる前後で極性が反転しないように復調出力を発生
させているので、伝送路長に関係なく、常に安定した復
調出力が得られるという効果がある。また、第1及び第
2の混合器から得られる2つの出力信号の和成分と差成
分の振幅は、元の信号の振幅よりも大きいので、増幅器
のゲインが小さくても復調回路の感度を高くすることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る2相PSK復調回路の
ブロック図、第2図(a)、(b)は同上の動作説明図
、第3図は同上の動作を示す流れ図、第4図は従来の移
動体識別システムの概略構成図、第5図は従来の反射型
PSK変調方式の原理説明図である。 2m、2bは混合器、3は遅延回路、4は局部発振器、
6は加算器、7は減算器、9a、91+及び12は選択
スイッチである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2相PSK変調された受信波を基準位相搬送波と
    混合して両波の位相差に応じた信号を検出する復調回路
    において、 (a)受信波と基準位相搬送波を混合して両波の位相差
    に応じた信号を出力する第1の混合器と、(b)受信波
    と基準位相搬送波のうち一方の位相を約90度シフトさ
    せる遅延回路と、 (c)前記遅延回路により一方の位相が約90度シフト
    された受信波と基準位相搬送波を混合して両波の位相差
    に応じた信号を出力する第2の混合器と、 (d)第1の混合器の出力信号と第2の混合器の出力信
    号の和成分を演算する加算器と、 (e)第1の混合器の出力信号と第2の混合器の出力信
    号の差成分を演算する減算器と、 (f)前記加算器により演算された和成分と前記減算器
    により演算された差成分のうち振幅の大きい方の成分を
    復調出力として選択する第1の選択手段と、 (g)和成分と差成分の選択が切替わる前後で極性が反
    転しないように、極性を選択する第2の選択手段と、 を有することを特徴とする2相PSK復調回路。
JP32677789A 1989-12-15 1989-12-15 2相psk復調回路 Pending JPH03187550A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007243724A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Omron Corp 復調方法とその装置とそのユニット、距離測定装置、およびデータ受信装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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