JPH03187168A - 外部接続端子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は携帯用電子機器等に使用する外部接続端子に関
する。

従来の技術 第３図は従来の外部接続端子の構成を示している。第３
図において、１０１は電子機器本体、１０２は電子機器
を装着するケース、１０３は電子機器本体側の外部接続
端子、１０４は相手側接触子、１０５は接触子１０４を
外部接続端子１０３に安定的に押し付けるためのコイル
バネである。

次に上記従来例の動作について説明する。電子機器本体
１０１内の情報（電気信号）を外部装置へ出力する場合
、または電子機器本体１０１を充電する場合、第３図の
様に電子機器本体１０１を装着ケース１０２へ収納する
ことにより、電子機器本体側の外部接続端子１０３と相
手側接触子１０４が電気的に接続され、電気信号の伝達
または電子機器の充電がなされる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の外部接続端子では第４図に示
す様に電子機器本体の外部接続端子が表面に露出してい
るために、この外部接続端子より静電気が侵入し、電子
機器内の半導体等の回路部品が破壊されやすいという問
題があった。

本発明はこのような従来の問題点を解決するものであり
、操作性は従来と変わらずに静電気耐圧を向上した外部
接続端子を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、絶縁体よりなるバ
ネを設け、外部接続端子の移動を行い、回路の接・断を
可能にしたものである。

作用 したがって本発明によれば、収納ケース装着時以外は電
子機器本体表面に露出した導体と内部回路が接続されて
いないため、静電気耐圧が向上できるという効果を有す
る。

実施例 第１図及び第２図は本発明の一実施例の構成を示すもの
であり、第１図は通常使用時の外部接続端子の状態を第
２図は収納ケース装着時の外部接続端子の状態を示した
断面図である。１は電子機器本体、２は表面側端子板（
外側端子板）、３は絶縁体よりなるコイルバネ、４はプ
リント配線板側端子板（内側端子板）で電子機器本体１
の内部回路に接続されている。５はプリント配線板、６
は電子機器本体の筐体、７は電子機器筐体６内部に設け
られた表面側端子板２のガイド、８は電子機器を装着す
るケース、９は相手側接触子、１０は接触子９を電子機
器本体１側へ押し付ける方向Ｐへ力が働くコイルバネで
ある。

次に上記実施例の動作について説明する。第１図におい
て、表面側端子板２とプリント配線板側端子板４はコイ
ルバネ３によって隔てられており、表面側端子板２は内
部回路と接続されていないため、静電気が表面端子板２
から直接内部回路へ侵入することを防いでいる。他の電
子機器と電気信号等を交換する時は、第２図に示す通り
、相手側接触子９によって表面側端子板２はプリント配
線板側端子板４に押し付けられ、電気的に内部回路と接
続される。この時、相手側コイルバネ１０のバネ圧Ｐは
電子機器本体側コイルバネ３のバネ圧Ｑより強く設定さ
れている。

このように、上記実施例によれば、絶縁体よりなるバネ
を用いて端子板を移動可能とし、外部接続端子の切換え
を行うことができる。

本実施例においてはコイルバネを使用した例を取り上げ
たが、絶縁性の板状バネ等の絶縁性弾性体を使用しても
同様の効果を得ることは自明のことである。

発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、絶縁性バネを
介して端子板を移動可能としたことにより、電子機器通
常使用時には表面端子板と内部回路を切離し、静電気の
直接侵入を防止することができるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における外部接続端子の状態
を示す断面図、第２図は同端子の収納ケース装着時の状
態を示す要部断面図、第３図は従来の外部接続端子の断
面図、第４図は電子機器本体の外観図である。 １・・・電子機器本体、２・・・表面側端子板、３・・
・コイルバネ、４・・・プリント配線板側端子板。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電子機器本体の内部で回路に接続された固定の内側端子
   板と、前記内側端子板と絶縁性弾性体により隔てられ通
   常は前記内側端子板と非接触の外部との接続用の外側端
   子板とを設け、前記外側端子板の使用時には前記外側端
   子板を内側に押圧することにより前記絶縁性弾性体を介
   して移動させ、前記内側端子板と外側端子板とが接触す
   るようにした外部接続端子。