JPH0318611Y2 - - Google Patents

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JPH0318611Y2
JPH0318611Y2 JP1983125948U JP12594883U JPH0318611Y2 JP H0318611 Y2 JPH0318611 Y2 JP H0318611Y2 JP 1983125948 U JP1983125948 U JP 1983125948U JP 12594883 U JP12594883 U JP 12594883U JP H0318611 Y2 JPH0318611 Y2 JP H0318611Y2
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JP
Japan
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shoji
rotating shaft
cam
side hinge
hinge
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JP1983125948U
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JPS6033271U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は横軸回転窓の回転軸装置に関するもの
である。
横軸回転窓は第1図に示すように四角状窓枠1
内に障子2を横軸3のまわりに回動可能にして内
装したものである。本考案は、この横軸回転窓に
おいて、換気のため障子を屋内側に約60度程度回
動させてその状態で停止させ、さらに、障子の屋
外面を屋内より清掃可能なるように障子の屋外面
を屋内に向けるまで回動させてその状態で停止さ
せるようにしたものである。
以下、本考案を第2〜9図に示す具体的な実施
例に基いて詳細に説明する。なお、図示例の回転
軸装置は屋内側からみて左側のもので、それを障
子の中心側からみて示す。金属製の枠側ヒンジ4
および金属製の障子側ヒンジ5はそれぞれ窓枠1
のアルミ製押出形材の縦枠、障子2外周のアルミ
製押出形材の縦框の中間部にビス等にて連結し、
枠側ヒンジ4と障子側ヒンジ5との間に中間ジヨ
イント部材6を介在させる。
枠側ヒンジ4の中央部には先端にネジ山7を刻
設した枠側回転軸8を水平状に突設する。この枠
側回転軸8に中間ジヨイント部材6を枢着しスプ
リングワツシヤ9・平座金10を介在させてナツ
ト11で螺締し、枠側回転軸8のまわりに中間ジ
ヨイント部材6を回動可能に設ける。
中間ジヨイント部材6を枠側ヒンジ4との接合
面に、先端に後述の結合ピン12を受入れ係合す
る溝13を有する円弧状カム14の基端を回動可
能に枢着する。枠側ヒンジ4の上部にこのカム1
4との接合面に枠側回転軸8を中心にカム14を
受入れ案内する円弧状案内溝15を刻設する。ま
た、中間ジヨイント部材6には換気のため障子2
を屋内側に約60度回動させて停止する停止部16
をその下端に設ける。枠側ヒンジ4にはこの停止
部16と衝合する停止片17を対応する位置に膨
出させる。
中間ジヨイント部材6のカム14を装着した反
対側の面の上方には障子側回転軸18を水平状に
突設する。この障子側回転軸18は下面に円弧面
19を刻設した押え金具20で押圧しビス21に
て螺締して固定する。この障子側回転軸18に障
子側ヒンジ5を回動可能に枢着する。障子側ヒン
ジ5には前記カム14の溝13に係合する位置に
結合ピン12を水平状に突設する。
枠側ヒンジ4の円弧状案内溝15のカム14の
回動終端にカム14の外方への回動を許し溝13
から結合ピン12の係合を離脱させる離脱溝22
を連設する。
また、障子側ヒンジ5の上端に、障子側回転軸
18を中心に障子側ヒンジ5の屋外面を屋内に向
けるまで回動させて反転し、(回動初めからの回
動角は略180度)た状態で停止させるために、停
止片23を水平状に突設し、この停止片23を中
間ジヨイント部材6の屋内側の側面に衝合させ
る。
上記のようにしてなる横軸回転窓の回転軸装置
では、第2図に示す状態から障子2を回動させる
と、枠側回転軸8を中心にして障子側ヒンジ5お
よび中間ジヨイント部材6が、結合ピン12がカ
ム14の溝13に係合しカム14は円弧状案内溝
15に案内されているため、同体化して一体とし
て回動する。回動が続行すると回動角略60度程度
で中間ジヨイント部材6の停止部16が枠側ヒン
ジ4の停止片17に衝合し停止して、第8図に示
すような障子2を換気状態とする。続いて、障子
2を同じ屋内方向に回動させると、第9図に示す
ように障子側ヒンジ5は障子側回転軸18を中心
に回動し、カム14は結合ピン12により回動さ
せられ離脱溝22に衝合するまで回動し結合ピン
12はカム14の溝13から離脱し、障子側ヒン
ジ5は中間ジヨイント部材6と分離し別体として
回動する。回動を続行すると障子側ヒンジ5は障
子側回転軸18を中心に回動し障子2を反転させ
停止片23を中間ジヨイント部材6の屋内側側面
に衝合して停止する。
障子2を元の状態に復帰させる際は、障子側ヒ
ンジ5を障子側回転軸18を中心に屋外側に回動
させ、障子側ヒンジ5の結合ピン12がカム14
の溝13に受入れられ係合し、カム14が第9図
で右方へ回動して円弧状案内溝15内に位置して
中間ジヨイント部材6は障子側ヒンジ5と結合し
一体化して回動して、第2図に示す閉鎖状態とな
る。
なお、障子2を閉鎖する際、カム14の溝13に
結合ピン12を受入れられるように第9図に示し
たカム14の姿勢を保持するためコイルスプリン
グ等(図示略)で付勢する。また、障子2の閉鎖
等十分な水密構造とするため屋外側の枠側ヒンジ
4と障子側ヒンジ5との召合せ部24,25に断
面T字状のパツキン26,27をそれぞれ装着す
る。
本考案は、上述のように、枠側ヒンジ4に枠側
回転軸8を設け、該枠側回転軸8に中間ジヨイン
ト部材6を回動可能に枢着し、中間ジヨイント部
材6の枠側ヒンジ4との接合面に、先端に溝13
を有する円弧状カム14の基端を回動可能に枢着
し、枠側ヒンジ4のカム14との接合面に枠側回
転軸8を中心にカムを受入れ案内する円弧状案内
溝15を刻設し、一方、中間ジヨイント部材6が
略60度程度の回動角で停止する停止部16を中間
ジヨイント部材6の下端に設け、該停止部16と
衝合する停止片17を枠側ヒンジ4に膨出させ、
さらに、中間ジヨイント部材6の他面に障子側回
転軸18を設け、該障子側回転軸18に障子側ヒ
ンジ5を回動可能に枢着すると共に障子側ヒンジ
5の前記カム14の溝13に係合する位置に結合
ピン12を立設し、円弧状案内溝15の終端にカ
ム14の外方への回動を許し溝13から結合ピン
12の係合を離脱させる離脱溝22を連設し、障
子側回転軸18を中心に障子側ヒンジ5の屋外面
を屋内に向けるまで回動させて停止する停止片2
3を障子側ヒンジ5の上端に突設した横軸回転窓
の回転軸装置であり、換気のため障子を屋内側に
約60度程度回動させてその状態で停止させ、さら
に、障子の屋外面を屋内より清掃可能なるように
障子の屋外面を屋内に向けるまで回動させてその
状態で停止させ得る。
また、本考案は屋外側の枠側ヒンジ4と障子側
ヒンジ5との召合せ部24,25にはそれぞれパ
ツキン26,27を装着してあるので完全な水密
構造の横軸回転窓を提供できる。
さらに、本考案では、円弧状案内溝15の終端
に離脱溝22を連設しているので、円弧状カム1
4の円弧状案内溝15から離脱溝22の移動が至
極円滑に行われ、障子側ヒンジ5と中間ジヨイン
ト部材6との一体回動から、障子側ヒンジ5のみ
回動への動作が至極円滑に行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は横軸回転窓の屋内側からみた正面図、
第2〜9図は本考案の具体的な一実施例で、第2
図は障子を閉鎖した状態を屋内側からみて左側ヒ
ンジ部で障子中心側からの側面図、第3図は枠側
ヒンジの斜視図、第4図は中間ジヨイント部材お
よびカムの斜視図、第5図は障子側ヒンジの斜視
図、第6図は第2図の側面図、第7図は第2図の
平面図、第8図は第2図の障子を換気状態にした
側面図、第9図は第2図の障子の屋外面を屋内に
向けるまで回動させて停止した状態にした側面図
である。 4……枠側ヒンジ、8……枠側回転軸、6……
中間ジヨイント部材、13……溝、14……カ
ム、15……円弧状案内溝、16……停止部、1
7……停止片、18……障子側回転軸、5……障
子側ヒンジ、12……結合ピン、22……離脱
溝、23……停止片、24,25……召合せ部、
26,27……パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠側ヒンジ4に枠側回転軸8を設け、該枠側回
    転軸8に中間ジヨイント部材6を回動可能に枢着
    し、中間ジヨイント部材6の枠側ヒンジ4との接
    合面に、先端に溝13を有する円弧状カム14の
    基端を回動可能に枢着し、枠側ヒンジ4のカム1
    4との接合面に枠側回転軸8を中心にカム14を
    受入れ案内する円弧状案内溝15を刻設し、一
    方、中間ジヨイント部材6が略60度程度の回動角
    で停止する停止部16を中間ジヨイント部材6の
    下端に設け、該停止部16と衝合する停止片17
    を枠側ヒンジ4に膨出させ、さらに、中間ジヨイ
    ント部材6の他面に障子側回転軸18を設け、該
    障子側回転軸18に障子側ヒンジ5を回動可能に
    枢着すると共に障子側ヒンジ5の前記カム14の
    溝13に係合する位置に結合ピン12を立設し、
    円弧状案内溝15の終端にカム14の外方への回
    動を許し溝13から結合ピン12の係合を離脱さ
    せる離脱溝22を連設し、障子側回転軸18を中
    心に障子側ヒンジ5の屋外面を屋内に向けるまで
    回動させて停止する停止片23を障子側ヒンジ5
    の上端に突設し、屋外側の枠側ヒンジ4と障子側
    ヒンジ5との召合せ部24・25にそれぞれパツ
    キン26,27を装着したことを特徴とする横軸
    回転窓の回転軸装置。
JP12594883U 1983-08-12 1983-08-12 横軸回転窓の回転軸装置 Granted JPS6033271U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12594883U JPS6033271U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 横軸回転窓の回転軸装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12594883U JPS6033271U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 横軸回転窓の回転軸装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6033271U JPS6033271U (ja) 1985-03-07
JPH0318611Y2 true JPH0318611Y2 (ja) 1991-04-19

Family

ID=30286562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12594883U Granted JPS6033271U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 横軸回転窓の回転軸装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS6033271U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576081A (en) * 1980-06-14 1982-01-12 Nippon Eruminsatsushi Kk Shaft device for horizontal shaft rotary window

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6025492Y2 (ja) * 1980-12-15 1985-07-31 住友ウオ−ルシステム株式会社 回転窓の回転軸装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576081A (en) * 1980-06-14 1982-01-12 Nippon Eruminsatsushi Kk Shaft device for horizontal shaft rotary window

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6033271U (ja) 1985-03-07

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