JPH031859A - 車椅子使用者座席を有するバス - Google Patents
車椅子使用者座席を有するバスInfo
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- JPH031859A JPH031859A JP1134765A JP13476589A JPH031859A JP H031859 A JPH031859 A JP H031859A JP 1134765 A JP1134765 A JP 1134765A JP 13476589 A JP13476589 A JP 13476589A JP H031859 A JPH031859 A JP H031859A
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- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 9
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Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)発明の目的
〈産業上の利用分野〉
本発明は身1体障害者特に車椅子使用者の乗車座席を有
するバスにおける座席の改良に関するものである。
するバスにおける座席の改良に関するものである。
〈従来の技術について〉
車内におけるこの種車椅子固定装置は、実公昭54−6
5110、特公昭55−]、3939、実公昭57−4
2821、同57−103724、同5g−28583
、特公昭60−52010、実開昭62−1620等各
公報に示すように、車内に車椅子を如何にして効果的に
固定するかという手段に関するものである。
5110、特公昭55−]、3939、実公昭57−4
2821、同57−103724、同5g−28583
、特公昭60−52010、実開昭62−1620等各
公報に示すように、車内に車椅子を如何にして効果的に
固定するかという手段に関するものである。
〈発明が解決しようとする問題点〉
(A)従来技術の問題点
前記のような従来の技術においては、いずれも車椅子を
車内に固定する手段に限られている。従ってこれらの単
に固定するのみの手段では、バスが急停車した場合には
車椅子使用者にあたえる慣性衝撃が非常に大であり、又
追突された場合の衝撃も大でこれを防止したりムチ打傷
を防止する手段が階無であるという問題点がある。
車内に固定する手段に限られている。従ってこれらの単
に固定するのみの手段では、バスが急停車した場合には
車椅子使用者にあたえる慣性衝撃が非常に大であり、又
追突された場合の衝撃も大でこれを防止したりムチ打傷
を防止する手段が階無であるという問題点がある。
(B)本発明が解決しようとする技術的課題。
そこで本発明は上記の問題点にかんがみ車椅子使用者を
乗せたバス等の発進停止、特に急停車(急ブレーキ)し
た場合その慣性衝撃を如何にして緩和するかという、W
I撃緩和の技術的課題を解決せんとするものである。
乗せたバス等の発進停止、特に急停車(急ブレーキ)し
た場合その慣性衝撃を如何にして緩和するかという、W
I撃緩和の技術的課題を解決せんとするものである。
(2)発明の構成について、
(A)問題点を解決するための手段。
本発明の車椅子使用者座席は、車内床面に車椅子主輪の
前方回転制禦機構と車椅子使用者の背もたれ及びその支
柱並びに慣性衝撃吸収バンドから構成されている。主輪
の前方回転制禦機構は座席の前部に構成され、車椅子が
着座する場合は極めて容易に車椅子の着座侵入を許し、
離席する場合は車椅子使用者が戒程度の強さでハンドリ
ムに前進回転力を加えなければ離席できないよう主輪に
制動がかかる構成となっている。
前方回転制禦機構と車椅子使用者の背もたれ及びその支
柱並びに慣性衝撃吸収バンドから構成されている。主輪
の前方回転制禦機構は座席の前部に構成され、車椅子が
着座する場合は極めて容易に車椅子の着座侵入を許し、
離席する場合は車椅子使用者が戒程度の強さでハンドリ
ムに前進回転力を加えなければ離席できないよう主輪に
制動がかかる構成となっている。
次に背もたれ及びその支柱であるが、これは主輪の前方
回転制禦機構から一定の間隔即ち車椅子の主輪が成程度
予猶をもって入ることができる間隔を置いて構成されて
おり車椅子使用者が車椅子に乗ったまま着席して頭部を
安全に支えられるようクツション性を有して構成され且
つ支柱でもって床上に支持されている。又主輪の雨サイ
ドにはサイドクッションが設けられている。
回転制禦機構から一定の間隔即ち車椅子の主輪が成程度
予猶をもって入ることができる間隔を置いて構成されて
おり車椅子使用者が車椅子に乗ったまま着席して頭部を
安全に支えられるようクツション性を有して構成され且
つ支柱でもって床上に支持されている。又主輪の雨サイ
ドにはサイドクッションが設けられている。
次に衝撃吸収バンドであるが、当該バンドは背もたれ又
は支柱或はサイドクッション等座席の適宜個所にその基
部が止着され、先端部を車椅子の主フレームに着脱自在
に張架可能となし、且つバンド全体又はその一部を弾性
体で構成し、車の急発進、急停車のさいの車椅子にかか
る慣性衝撃を吸収緩和するように構成されている。
は支柱或はサイドクッション等座席の適宜個所にその基
部が止着され、先端部を車椅子の主フレームに着脱自在
に張架可能となし、且つバンド全体又はその一部を弾性
体で構成し、車の急発進、急停車のさいの車椅子にかか
る慣性衝撃を吸収緩和するように構成されている。
本発明は、このような構成からなる車椅子使用者座席を
車内に配設してなるバスである。
車内に配設してなるバスである。
(B)発明の作用について
本発明は以上のような構成を有する車椅子使用者用の座
席を有するから、車椅子使用者が乗車する場合は、車椅
子に座したままバスの専用昇降口から車内に入り、座席
に向って後向きになって車椅子を進めれば主輪がその前
方回転制禦機構上を容易に通過して背もたれ及びその支
柱に近接して停止する。
席を有するから、車椅子使用者が乗車する場合は、車椅
子に座したままバスの専用昇降口から車内に入り、座席
に向って後向きになって車椅子を進めれば主輪がその前
方回転制禦機構上を容易に通過して背もたれ及びその支
柱に近接して停止する。
即ち車椅子が前方回転制禦機構と背もたれ及びその支柱
とで構成された座席に着座する。
とで構成された座席に着座する。
着座したならば座席の適宜個所に配設しである慣性衝撃
吸収バンドを車椅子の主フレームに張架する。然るとき
は車椅子は慣習衝撃吸収バンドで弾性を有して着座する
と共に、前方回転制禦機構によっても急停車等による主
輪の前方回転力が開票されその衝撃が吸収される状態で
着座することになる。従ってバスが通常の状態で発進停
止する際の慣性による衝撃、又は急停車するさいの走行
慣性から生ずる衝撃は前方回転制禦機構と慣性?#撃吸
収バンドで充分吸収緩和され車椅子はその座席から飛び
出すことはなく又車椅子に乗っている身障者も車椅子か
ら飛び出すことはない。
吸収バンドを車椅子の主フレームに張架する。然るとき
は車椅子は慣習衝撃吸収バンドで弾性を有して着座する
と共に、前方回転制禦機構によっても急停車等による主
輪の前方回転力が開票されその衝撃が吸収される状態で
着座することになる。従ってバスが通常の状態で発進停
止する際の慣性による衝撃、又は急停車するさいの走行
慣性から生ずる衝撃は前方回転制禦機構と慣性?#撃吸
収バンドで充分吸収緩和され車椅子はその座席から飛び
出すことはなく又車椅子に乗っている身障者も車椅子か
ら飛び出すことはない。
勿論車椅子に・は安全ベルトが装備されているから一層
安全である。
安全である。
(C)実施例について
次に図面に従って実施例について説明する。
第−図及び第二図は車内床面に設けた車椅子用座席の側
面図及び正面図でその説明図であるが、座席を構成する
主輪の前方回転制iM機構は車椅子(1)が充分に出入
可能な適宜間隔を有して車内床面(16)に軸受(17
)を配設し、当該軸受(17)に、L字形に形成した制
禦回転板(6)の屈曲両端部に横設した回転軸(18)
を制禦回転板(6)と同軸回転するように軸着する。こ
の際り字形の制禦回転板(6)は、車椅子(1)が着座
した場合はL字形に、車椅子(1)が離席した場合は逆
り字形にその都度90°回転するように回転軸(18)
に固着されている。
面図及び正面図でその説明図であるが、座席を構成する
主輪の前方回転制iM機構は車椅子(1)が充分に出入
可能な適宜間隔を有して車内床面(16)に軸受(17
)を配設し、当該軸受(17)に、L字形に形成した制
禦回転板(6)の屈曲両端部に横設した回転軸(18)
を制禦回転板(6)と同軸回転するように軸着する。こ
の際り字形の制禦回転板(6)は、車椅子(1)が着座
した場合はL字形に、車椅子(1)が離席した場合は逆
り字形にその都度90°回転するように回転軸(18)
に固着されている。
又制禦回転板(6)の各板の高さ(長さ)は、車椅子(
1)が着席した場合、その主輪(2)がL字形底辺部上
に載置される長さとしである。従ってこの長さは少くと
も主輪(2)の半径より少しでも長ければ足りる。
1)が着席した場合、その主輪(2)がL字形底辺部上
に載置される長さとしである。従ってこの長さは少くと
も主輪(2)の半径より少しでも長ければ足りる。
背もたれ(5)は少くとも床面から車椅子使用者の頭頂
部と同高に設定し追突等の慣性衝撃を緩和するためクツ
ション性も有せしめてあり、且つ当該背もたれ(5)を
支柱(11)でもって床上に支持している。
部と同高に設定し追突等の慣性衝撃を緩和するためクツ
ション性も有せしめてあり、且つ当該背もたれ(5)を
支柱(11)でもって床上に支持している。
なお、制禦回転板(6)のL字立上り部と少くとも前記
支柱(11)との間隔は第一図に示するように主輪(2
)を容易に収容できる程度であればよい。
支柱(11)との間隔は第一図に示するように主輪(2
)を容易に収容できる程度であればよい。
次に慣性衝撃吸収バンド(12)は、ベルト(7)及び
螺旋スプリング(8)並びに掛金具(9)とがらなり、
ベルト(7)の後端は支柱(11)又はサイドクッショ
ン(14)等に着脱自在に止着され、前端には適宜の弾
性力を有した螺旋スプリング(8)が連結され、この螺
旋スプリング(8)の先端には掛金具(9)が係着され
ている構成からなっている。(3)は螺旋スプリング(
8)の収納管である。この構成各部全体が弾性体の単一
体であってもよいし、弾性体が螺旋スプリング以外のも
のであってもよいこと勿論である。又当該吸収バンド(
12)の全体の長さは掛金具(9)を車椅子の主フレー
ム(1o)に掛架した場合成程度張着状態を呈する長さ
であれば足りる。
螺旋スプリング(8)並びに掛金具(9)とがらなり、
ベルト(7)の後端は支柱(11)又はサイドクッショ
ン(14)等に着脱自在に止着され、前端には適宜の弾
性力を有した螺旋スプリング(8)が連結され、この螺
旋スプリング(8)の先端には掛金具(9)が係着され
ている構成からなっている。(3)は螺旋スプリング(
8)の収納管である。この構成各部全体が弾性体の単一
体であってもよいし、弾性体が螺旋スプリング以外のも
のであってもよいこと勿論である。又当該吸収バンド(
12)の全体の長さは掛金具(9)を車椅子の主フレー
ム(1o)に掛架した場合成程度張着状態を呈する長さ
であれば足りる。
(3)発明の効果について
本発明は以上のような構成と作用を有するから、車椅子
(1)が着座する場合は後進の姿勢で座席に入るが、そ
の際主輪(2)が逆さL字形に床面に立設しているM転
回転板(6)の立上り部に当接してこれを後方に90°
回動した位置で先の立上り部が床面に着接してL字形の
底辺部となり、逆さL字形の底辺部はL字形立ち上り部
となる。そしてL字形立ち上り部と支柱(11)との間
に車椅子(1)の主輪(2)を位置せしめて且つ主輪(
2)はL字形底辺部上に着接して車椅子(1)は完全に
着座する。
(1)が着座する場合は後進の姿勢で座席に入るが、そ
の際主輪(2)が逆さL字形に床面に立設しているM転
回転板(6)の立上り部に当接してこれを後方に90°
回動した位置で先の立上り部が床面に着接してL字形の
底辺部となり、逆さL字形の底辺部はL字形立ち上り部
となる。そしてL字形立ち上り部と支柱(11)との間
に車椅子(1)の主輪(2)を位置せしめて且つ主輪(
2)はL字形底辺部上に着接して車椅子(1)は完全に
着座する。
従ってIIJ禦回転回転板)のL字形底辺部には車椅子
(1)及び人体の重量がすべてかかり、制禦回転板(6
)は容易に前方回動ができなくなる。即ち車椅子(1)
の前方移動が側転される。前記のようにして車椅子(1
)を着座させたならば身障者は慣性衝撃吸収バンド(1
2)の掛金具(9)を主フレーム(10)に掛着すれば
当該吸収バンド(12)は主フレーム(10)と支柱(
11)又はサイドクッション(14)等の間に張架され
車椅子(1)はその座席に一層確実に着座する。勿論身
障者は車椅子(1)備付けの安全ベルトを着用するもの
とする。
(1)及び人体の重量がすべてかかり、制禦回転板(6
)は容易に前方回動ができなくなる。即ち車椅子(1)
の前方移動が側転される。前記のようにして車椅子(1
)を着座させたならば身障者は慣性衝撃吸収バンド(1
2)の掛金具(9)を主フレーム(10)に掛着すれば
当該吸収バンド(12)は主フレーム(10)と支柱(
11)又はサイドクッション(14)等の間に張架され
車椅子(1)はその座席に一層確実に着座する。勿論身
障者は車椅子(1)備付けの安全ベルトを着用するもの
とする。
然るとぎは、バスの通常の発進停止の際生ずる慣性衝撃
は制禦回転板(6)の前方微動回動及び慣性Wf撃吸収
バンド(12)の弾性体(8)の微動伸2縮によって完
全に吸収され、身障は殆んど衝撃を感じない。
は制禦回転板(6)の前方微動回動及び慣性Wf撃吸収
バンド(12)の弾性体(8)の微動伸2縮によって完
全に吸収され、身障は殆んど衝撃を感じない。
本発明の最大の効果は、何らかの原因に基くバスの急発
進、急停車或は追突事故によって生ずる大きな慣性衝撃
の吸収緩和にある。高速道を走る定期バス、観光バス等
に本発明のバスを使用するときは特にその効果が期待で
きる。
進、急停車或は追突事故によって生ずる大きな慣性衝撃
の吸収緩和にある。高速道を走る定期バス、観光バス等
に本発明のバスを使用するときは特にその効果が期待で
きる。
即ち、バス(19)が急発進又は急停車するときは乗客
に及ぼすその慣性衝撃の大なることは誰しもが経験する
ことであり、この衝撃はバスに限らずすべての乗り物に
通用するところであるが、現在日本国内では路線バス或
は観光バスにおいて車椅子使用者を乗車させて運行して
いる実例はない。
に及ぼすその慣性衝撃の大なることは誰しもが経験する
ことであり、この衝撃はバスに限らずすべての乗り物に
通用するところであるが、現在日本国内では路線バス或
は観光バスにおいて車椅子使用者を乗車させて運行して
いる実例はない。
然しながら福祉社会時代に入り車椅子使用者を乗客とす
るバスが運行される時代が必ず到来するものと考えられ
る。その際最大の雑事は僅かの力でも前後に転がり移動
する車軸のついた車椅子(1)を、転がり運動を防止し
て如何に運送するかであり、そのため前掲の公知技術が
開示されているのであるが、これらの開示手段では、慣
性衝撃を吸収して安全に運送することができず、身障者
には危険である。
るバスが運行される時代が必ず到来するものと考えられ
る。その際最大の雑事は僅かの力でも前後に転がり移動
する車軸のついた車椅子(1)を、転がり運動を防止し
て如何に運送するかであり、そのため前掲の公知技術が
開示されているのであるが、これらの開示手段では、慣
性衝撃を吸収して安全に運送することができず、身障者
には危険である。
本願発明においては、高速で走行するバスの急停車の場
合走行慣性によって生ずる主輪(2)の急げきな前方転
がり運動は、側留回転板(6)のL字形立上り部に直接
加わり、これを前方に押し倒そうとする。反面底辺部に
は主輪(2)が着接しているから身障者と車椅子(1)
の重量で側留回転板(6)の前方回転を阻止する力が働
く。黙しながらこの力より、走行慣性による前方転がり
運動の力が大なるときは側留回転板(6)が前方回動し
て車椅子が座席の前方に飛び出すことになる。
合走行慣性によって生ずる主輪(2)の急げきな前方転
がり運動は、側留回転板(6)のL字形立上り部に直接
加わり、これを前方に押し倒そうとする。反面底辺部に
は主輪(2)が着接しているから身障者と車椅子(1)
の重量で側留回転板(6)の前方回転を阻止する力が働
く。黙しながらこの力より、走行慣性による前方転がり
運動の力が大なるときは側留回転板(6)が前方回動し
て車椅子が座席の前方に飛び出すことになる。
このような場合本発明においては慣性衝撃吸収バンド(
12)が作用してその弾性体(8)の伸縮により慣性衝
撃力を吸収して車椅子が座席から飛び出すこと(側留回
転板の前方90°回転)を阻止する。従って身障者の身
体に加わる衝撃がこの二つの同時作用の相乗効果により
緩和され安全が確保される。又サイドクッション(14
)はバスの横揺れによる車椅子の横すべりを阻止し、更
に背もたれ(5)は急発進や後からの追突による衝撃を
緩和してムチ打ち症などを防止する。
12)が作用してその弾性体(8)の伸縮により慣性衝
撃力を吸収して車椅子が座席から飛び出すこと(側留回
転板の前方90°回転)を阻止する。従って身障者の身
体に加わる衝撃がこの二つの同時作用の相乗効果により
緩和され安全が確保される。又サイドクッション(14
)はバスの横揺れによる車椅子の横すべりを阻止し、更
に背もたれ(5)は急発進や後からの追突による衝撃を
緩和してムチ打ち症などを防止する。
図面は実施例を示すもので第1図は車内床面に設けた車
椅子使用者座席に車椅子が着座した状態を示す側面説明
図で、第2図は人物を除いたその正面説明図である。 第3図は座席の配置を示す説明図である。 (1)・・・・・・・・・車椅子 (2)・・・・・・・・・主輪 (3)・・・・・・・・・螺旋スプリング収納管(5)
・・・・・・・・・背もたれ (6)・・・・・・・・・側留回転板 (7)・・・・・・・・・ベルト (8)・・・・・・・・・螺旋スプリング(9)・・・
・・・・・・掛金具 (10)・・・・・・・・・車椅子の主フレーム(11
)・・・・・・・・・支柱(背もたれの)(12)・・
・・・・・・・慣性衝撃吸収バンド(13)・・・・・
・・・・ハンドリム(14)・・・・・・・・・サイド
クッション(15)・・・・・・・・・車椅子専用昇降
口(16)・・・・・・・・・車内床面 (17)・・・・・・・・・軸受 (18)・・・・・・・・・回転軸(側留回転板の)(
19)・・・・・・・・・バス (21)・・・・・・・・・足掛け (22)・・・・・・・・・導輪
椅子使用者座席に車椅子が着座した状態を示す側面説明
図で、第2図は人物を除いたその正面説明図である。 第3図は座席の配置を示す説明図である。 (1)・・・・・・・・・車椅子 (2)・・・・・・・・・主輪 (3)・・・・・・・・・螺旋スプリング収納管(5)
・・・・・・・・・背もたれ (6)・・・・・・・・・側留回転板 (7)・・・・・・・・・ベルト (8)・・・・・・・・・螺旋スプリング(9)・・・
・・・・・・掛金具 (10)・・・・・・・・・車椅子の主フレーム(11
)・・・・・・・・・支柱(背もたれの)(12)・・
・・・・・・・慣性衝撃吸収バンド(13)・・・・・
・・・・ハンドリム(14)・・・・・・・・・サイド
クッション(15)・・・・・・・・・車椅子専用昇降
口(16)・・・・・・・・・車内床面 (17)・・・・・・・・・軸受 (18)・・・・・・・・・回転軸(側留回転板の)(
19)・・・・・・・・・バス (21)・・・・・・・・・足掛け (22)・・・・・・・・・導輪
Claims (3)
- (1)車椅子使用者座席を有するバスにおいて、座席の
前部床面には、車椅子主輪の前方回転制禦機構を設け、
座席後部床面には車椅子使用者の背もれ及びその支柱で
構成し且つ車椅子の主フレームに着脱自在に張架可能な
るよう構成した慣性衝撃吸収バンドを配設してなる構成
の車椅子使用者座席を有することを特徴とするバス。 - (2)座席への車椅子出入路に、車椅子(1)の出入の
際、主輪(2)との接触により主輪の回転力によって、
着席の際は後方に90゜回転してL字状に床上に立ち上
り、その底辺部の少くとも一部に主輪(2)が載置され
て背もたれ(5)との間に車椅子(1)を収容可能とな
し、離席の際は前方へ90゜逆L字状に同軸回転する、
車椅子の制禦回転板(6)からなる主輪(2)の回転制
禦機構と、他方適宜長さのベルト(7)の先端部に螺旋
スプリング(8)を一体的に連結し、更に当該スプリン
グ(8)の先端部には掛金具(9)を連設して車椅子(
1)の主フレーム(10)に張架可能に構成した慣性衝
撃吸収バンド(12)を背もたれ(5)の支柱(11)
に装着してなる前記請求項(1)記載の車椅子使用者座
席を有すバス。 - (3)衝撃吸収バンドをサイドクッションに装着してな
る前記請求項(2)記載の車椅子使用者座席を有するバ
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1134765A JPH031859A (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 車椅子使用者座席を有するバス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1134765A JPH031859A (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 車椅子使用者座席を有するバス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH031859A true JPH031859A (ja) | 1991-01-08 |
JPH0349580B2 JPH0349580B2 (ja) | 1991-07-30 |
Family
ID=15136039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1134765A Granted JPH031859A (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 車椅子使用者座席を有するバス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH031859A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021037102A (ja) * | 2019-09-03 | 2021-03-11 | トヨタ自動車株式会社 | 乗合車両における車椅子搭載補助装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5453415A (en) * | 1977-10-06 | 1979-04-26 | Yanase Kk | Device for fixing wheelchair in exclusive car for disabled person |
JPS55116625U (ja) * | 1979-02-14 | 1980-08-18 | ||
JPS56132952A (en) * | 1980-03-25 | 1981-10-17 | Koyo Jidoushiya Seibi Kk | Automobile for carrying wheelchair |
-
1989
- 1989-05-30 JP JP1134765A patent/JPH031859A/ja active Granted
Patent Citations (3)
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