JP2009248837A - 補助シート及びその補助シートを備えた自転車 - Google Patents

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Abstract

【課題】同乗者の安定性に優れた補助シート及びその補助シートを備えた自転車の提供。
【解決手段】補助シート22は、本体44、座いす52及びガイドバー48を備えている。ガイドバー48は、座いす52の外側に位置している。ガイドバー48の横バーは、座いすの側面に位置して座いす52の前後方向に伸びている。補助シート22は、自転車2に取り付けられて同乗者を乗せるために使用される。好ましくは、補助シート22の横バーが本体44に対して座いす52の前後方向を回転軸に回動可能とされている。この補助シート22は、上記座いす52に腰掛けた同乗者が足を載せるステップ46を備えている。横バーは、前後方向に伸びた姿勢を維持した状態でステップ46より下方に回動した位置が下降点とされている。この補助シート22を備えた自転車2は、左右一対の補助車輪14を備えている。補助車輪14は、上下方向の移動が固定可能とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、同乗者を載せる補助シート及びその補助シートを備えてた自転車に関する。
運転者の他に人を同乗させる補助シートを備えた自転車がある。例えば、自転車の後部荷台に同乗者を乗せる座席を備えた自転車がある。同乗者を乗せた自転車が転倒すると、同乗者は路面に身体を打ち付けられる怖れがある。また、同乗者が乗り降りする際には、自転車が左右に傾き易い。この傾きにより、自転車が転倒することがある。
自転車の後部に取り付けられる幼児用座席が、特開2001−97265号公報に記載されている。この幼児用座席は、胴部背面を保護する背壁と、胴部側面を保護する側壁と、後頭部を保護する枕とを備えている。この幼児用座席は、足載部を備えている。この幼児用座席に座った状態で、この足載部に足が載せられる。その姿勢でシートベルトがされる。これにより、幼児が落下することが防止されている。自転車が転倒した際に、幼児の身体が地面に打ち付けられることが抑制されている。
特開2007−145318号公報
この自転車では、同乗者である幼児の脚は側面方向に露出している。座席に座った幼児の肩部の側面は露出している。この自転車が横転すると、幼児の脚側面及び肩側面が路面に打ち付けられる可能性がある。路面は、一般に摩擦係数が高い。路面に身体が擦られると衣服を着ていても負傷するおそれがある。
この幼児座席には、左右いずれかの側面から乗り降りがされる。前後二輪からなる自転車は左右方向の安定性に劣る。幼児座席の乗り降りの際には、この自転車は左右に倒れやすい。この幼児座席の足載部は、座った状態で足が載せられる。幼児がこの幼児座席の乗り降りに足をかけるには、この足載部の位置は高すぎる。この幼児座席には、乗り降りが容易ではなく、安全性にも欠ける。
本発明の目的は、同乗者の安全性に優れた補助シート及びこの補助シートを備えた自転車の提供にある。
本発明に係る補助シートは、本体、座いす及びガイドバーを備えている。この座いすは、本体に固定されている。このガイドバーは、本体に固定され座いすの外側に位置している。このガイドバーは、横バーを備えている。この横バーは、座いすの側面に位置して座いすの前後方向に伸びている。この補助シートは、自転車に取り付けられて同乗者を乗せるために使用される。
好ましくは、この補助シートの横バーが本体に対して座いすの前後方向を回転軸に回動可能とされている。
好ましくは、この補助シートは、上記座いすに腰掛けた同乗者が足を載せるステップを備えている。この横バーは、前後方向に伸びた姿勢を維持した状態でステップより下方に回動した位置が下降点とされている。
本発明に係る自転車は、主フレームと、主フレームの左右に位置する一対の補助車輪と、この補助車輪を支持する一対の補助支持装置と、補助シートとを備えている。この補助支持装置は、昇降装置及び固定装置を備えている。この昇降装置は、主フレームに支持されている。この昇降装置は、弾性体を備えている。この補助車輪は、昇降装置に回転可能に取り付けられている。この補助車輪は、昇降装置により主フレームに対して上下方向の移動を可能に支持されている。この補助車輪は、弾性体により下方に付勢されている。この固定装置は、補助車輪の上下方向の移動を固定及び固定解除可能にされている。この補助シートは、本体、座いす及びガイドバーを備えている。この本体は、主フレームに固定されている。この座いすは、本体に固定されている。このガイドバーは、本体に固定され座いすの外側に位置している。このガイドバーは、横バーを備えている。この横バーは、座いすの側面に位置して座いすの前後方向に伸びている。
好ましくは、この自転車の補助シートの横バーが本体に対して座いすの前後方向を回転軸に回動可能とされている。
好ましくは、この自転車の補助シートは、上記座いすに腰掛けた同乗者が足を載せるステップを備えている。この横バーは、前後方向に伸びた姿勢を維持した状態でステップより下方に回動した位置が下降点とされている。
好ましくは、この自転車は、補助シートを備えている。この補助シートは、2つの座いすを備えている。
本発明に係る補助シートは、自転車の同乗者の安全性に優れている。本発明に係る自転車は、同乗者の安定性に優れている。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係る自転車2の正面図である。図2は、図1の自転車2が後方から見られた側面図である。図1の右向きが、この自転車2の前方向きである。図1の左向きが、自転車2の後方向きである。この自転車2は、主フレーム4、前輪6、後輪8、操舵装置10、駆動装置12、主フレーム4の左右に位置する一対の補助車輪14、この補助車輪14を支持する補助支持装置16及び駐車装置18を備えている。主フレーム4は、サドル20及び補助シートとしての後部シート22を備えている。サドル20は、主フレーム4の中央上方に位置している。後部シート22は、サドル20の後方に位置している。
操舵装置10は、ハンドル24及び操舵軸26を備えている。操舵軸26の上方端にハンドル24が固定されている。ハンドル24の中央が、操舵軸26の上方端に固定されている。この操舵軸26は主フレーム4の前方に位置している。この操舵軸26は、その軸線を回転軸に回転可能に主フレーム4に支持されている。前輪6は、この操舵軸26の下方に回転可能に取り付けられている。後輪8は、主フレーム4の後方に回転可能に取り付けられている。
駆動装置12は、左右一対のクランク28、図示しない駆動ギア、チェーン30及び図示しない従動ギアを備えている。左右一対のクランク28は、主フレーム4に回転可能に取り付けられている。駆動ギアが、主フレーム4に対して回転可能に取り付けられている。クランク28と駆動ギアとは、一体に回転可能とされている。従動ギアは、主フレーム4の後方に回転可能に取り付けられている。この従動ギアと後輪8とは一体に回転可能とされている。チェーン30は、駆動ギアと従動ギアとに架け渡されている。
図3は、図1の自転車2の右側の補助車輪14及び補助支持装置16の部分拡大図である。左右に一対の補助車輪14のうち、左側の補助車輪14は、主フレーム4の左側に位置している。右側の補助車輪14は、主フレーム4の右側に位置している。この補助車輪14は、補助支持装置16に回転可能に支持されている。この自転車2では、補助車輪14は、後部シート22の下方の主フレーム4の左右側面に位置している。
補助支持装置16は、昇降装置32及び固定装置34を備えている。昇降装置32は、スイングアーム36及び弾性体としてのコイルスプリング38を備えている。補助車輪14は、スイングアーム36の一端に回転可能に取り付けられている。スイングアーム36の他端は、主フレーム4に軸着されている。スイングアーム36は主フレーム4に対して上下方向に回動可能とされている。コイルスプリング38は、主フレーム4に取り付けられている。コイルスプリング38は、スイングアーム38を下方に付勢するように取り付けられている。
固定装置34は、固定レバー39、左右一対の拘束板40及び左右一対のブレーキ41を備えている。固定レバー39は、ハンドル24の右端に軸着されている。固定レバー39はこの軸着された一端を支点に回動可能に取り付けられている。固定レバー39とブレーキ41とは、ワイヤーにより連結されている。拘束板40は、主フレーム4に取り付けられている。ブレーキ41は、スイングアーム36に取り付けられている。この固定装置34では、固定レバー39がハンドル24と共に握られることでワイヤーが引かれるようにされている。ワイヤーが引かれることで、拘束板40がブレーキ41に挟み込まれるようにされている。これにより、スイングアーム36の回動が固定されるようにされている。
駐車装置18は、駐車レバー42を備えている。駐車レバー42は、主フレーム4に取り付けられている。駐車レバー42はワイヤーにより前輪ブレーキ及び一対の固定装置34のブレーキ41に連結されている。この駐車レバー42が引かれることでワイヤーが引かれ、スイングアームの回動が固定されるようにされている。図示されないが、この自転車2では、この駐車レバー42が引かれることで、前輪6のブレーキも同時にかけられるようにされている。
後部シート22は、本体としてのシートフレーム44、ステップ46、左右一対のガイドバー48、ガイドステイ50、前後方向に列べられた座いす52及び座いす52の前方に位置する把持部54を備えている。
シートフレーム44は、基台55及び基台ステイ56を備えている。基台55は、矩形の板である。基台55は、自転車2の前後方向を長手方向として配置されている。この基台55から下方に向かって基台ステイ56が伸びている。この基台ステイ56は、主フレーム4に固定されている。
ステップ46は、矩形の板である。このステップ46は基台ステイ56に固定されている。ステップ46は、自転車2の前後方向を長手方向とされている。ステップ46は、矩形平面を水平方向に平行に配置されている。ステップ46は、シートフレーム44の基台55の下方であって、後部シート22に腰掛けた人が足を載せる高さに位置している。
ガイドバー48は、横バー58、後バー60及びステイバー62を備えている。横バー58、後バー60及びステイバー62は、クッション材が巻かれた丸棒である。横バー58は、自転車2の前後方向に伸びている。この自転車2では、横バー58は水平方向に伸びている。横バー58の後方端は、後バー60に連続している。後バー60は、横バー58と垂直に交差する方向に延びている。後バー60は、左右方向に伸びている。この自転車2では、後バー60は水平方向に伸びている。横バー58から垂直に伸びた先端には、係止孔63が設けられている。
この自転車2では、横バー58の長手方向途中から垂直に2本のステイバー62が伸びている。このステイバー62の先端は、シートフレーム44の基台55に軸着されている。これにより、ガイドバー48は、シートフレーム44に対して回動可能に支持されている。ガイドバー48は、自転車2の前後方向を回転軸として回動可能とされている。ガイドバー48は、横バー58の前後方向に水平に伸びる姿勢を維持した状態で回動可能とされている。
ガイドステイ50は、シートフレーム44の基台55の後方に上下方向に伸びている。このガイドステイ50の下端は基台55に固定されている。ガイドステイ50の上端には、支持部64が形成されている。この支持部64は、ガイド66及び固定ピン68を備えている。ガイド66は、後バー60の先端が収まる形状とされている。固定ピン68は、ガイド66に支持されている。固定ピン68は、その長手方向に摺動可能に支持されている。図3の自転車2では、固定ピン68は、ガイドバー48の後バー60の係止孔63に通されている。これにより、ガイドステイ50がガイドバー48を固定している。
座いす52は、座面70、背もたれ72、枠74及びシートベルト75を備えている。この自転車2では、サドル22の後方で前後方向に2つの座いす52がシートフレーム44に固定されている。座面70の後方には、背もたれ72が起立している。この座面70の横側面及び背後側面には、枠74が起立している。この枠74は、背もたれ72の背面を覆うように設けられている。この枠74には、シートベルト75が取り付けられている。
この枠74の左右側面外側に、横バー58が自転車2の前後方向に伸びている。この枠74の背面外側に、後バー60が左右方向に延びている。この枠74の左右側面及び背面の外側は、ガイドバー48により保護されている。
把持部54は、それぞれの座いす52の前方に位置している。把持部54は、左右方向に延びるグリップ76及びグリップ76の両端から下方に伸びるバー78からなる。下方に伸びるバー78の下端は、シートフレーム44の基台55に固定されている。このグリップ76は、座いす52に腰掛けた子供が握り易い位置に配置されている。
運転者により、図1の自転車2の駐車レバー42が引かれる。これにより、固定装置34によりスイングアーム36が固定される。これにより、前輪6にブレーキがかけられる。この自転車2は前後方向の走行が規制される。スイングアーム58に取り付けられた補助車輪14が、地面に接地した状態で固定される。この自転車2は左右方向の傾きが規制される。
図4は、図1の自転車2の後部シート22の使用状態が示された正面図である。図5は図1の自転車2の後部シート22の使用状態が示された側面図である。図5は、図4の使用状態の後部シート22が後から見られた側面図である。図2の後部シート22の状態から、固定ピン68が係止孔63から抜かれる。図5に示すように、ガイドバー48が自転車2の前後方向を回転軸として回動させられる。これにより、横バー58がステップ46より下方に下がる。この自転車2では、ステップ46がガイドバー48の回動の下降端のストッパーを兼ねている。このストッパーは主フレーム4に別に設けられてもよい。この横バー58は、自転車2の前後方向に水平に伸びた姿勢が維持されている。この自転車2では、ステップ46がガイドバー48のストッパーを兼ねている。この後部シート22では、ステップ46と下降端でのガイドバー48の高さ方向の位置関係が一定に定まる。この後部シート22は、他の自転車に取り付けてもステップ46と下降端でのガイドバー48の高さ方向の位置関係が一定に定まる。
後部シート22に乗る子供は、この横バー58に一方の足をかける。次ぎに、子供は他方の足をステップ46に載せる。その後に、子供は一方の足もステップ46に載せる。子供は、ステップ46に足を載せた状態で、座いす52に腰掛ける。シートベルト75がされる。子供の身体は、座面70、枠74及びシートベルト75により固定される。座いす52に腰掛けた子供は、両手でグリップ76を握る。
下方に下げられたガイドバー48が、上方に回動させられる。後バー60の先端がガイド66に案内されつつ所定の位置で支持される。固定ピン68が係止孔63に通される。これにより、ガイドバー48がガイドステイ50により固定される。これにより、この座いす52の左右側面及び背面は、ガイドバー48により保護される。
運転者が、図1の自転車2のサドル20に腰掛ける。運転者が、右手でハンドル24及び固定レバー39を一緒に握る。次ぎに、左手で駐車レバー42が元の位置に戻され、固定装置34が解除される。固定レバー39が握られているため、補助車輪14の上下方向の回動が固定された状態が維持されている。
自転車2のクランク28が運転者により漕がれる。クランク28が回転する。クランク28の回転により、駆動ギアが回転する。駆動ギアの回転は、チェーン30に伝えられる。このチェーン30により、従動ギアに回転が伝えられる。従動ギアの回転により、後輪8が回転する。後輪8の回転により、自転車2は走行させられる。
固定レバー39が放されると、補助車輪14の上下方向の回動の固定が解除される。図3に示すように、この自転車2では、コイルスプリング38の付勢力により、左右の補助車輪14が地面に接地している。この自転車2では、地面の凹凸に対応してスイングアーム36が上下方向に回動する。これにより、自転車2が左右に揺すられることが抑制されている。左右に傾斜した斜面では、この自転車2は車体を傾けずに左右の補助車輪14を接地させて走行することができる。この自転車2は、凹凸の大きい地面及び左右に傾斜した地面の走行時の安定性に優れている。
この自転車2の停車時には、運転者の右手で図1のハンドル24、ブレーキレバー及び固定レバー39が握られる。これにより、自転車2は停車すると同時に補助車輪14の上下方向の回動が固定される。これにより、左右の補助車輪14が地面に接地した状態で固定される。この自転車2は、左右方向に倒れることなく安全に停止できる。特に二人以上の複数人が乗車している時には、停車時に車体が傾きやすい。この自転車2ではこの傾きが抑制される。
運転者の左手で駐車レバー42が引かれる。その後に、右手で握られた、固定レバー39が放される。これにより、前輪ブレーキがかけられ、補助車輪14の上下方向の回動が固定された状態が維持されている。この状態で、後部シート22から子供が降ろされる。後部シートから降りる際は、前述の乗る手順と逆手順であり、その説明は省略される。子供が降りる際にも、横バー58が踏み台として使用される。これにより、子供は安全に降りることができる。
この自転車2が転倒した際には、ガイドバー48が地面に接地する。このガイドバー48は、座いす52の外側に位置している。これにより、座いす52に乗った子供の身体が直接に地面に衝突することが避けられている。この後部シート22は、転倒時の安全性に優れている。
この後部シート22では、横バー58が回動可能とされている。後部シートの乗り降りの際に、子供が横バー58を跨ぐ必要がない。子供の乗り降りの際に、運転者が横バー58を超える高さまで子供を抱き上げる必要がない。この後部シート22は、人の乗り降りが容易にされている。
この後部シート22では、横バー58が乗り降り時の踏み台となっている。これにより、小さな子供でも、乗り降りが容易になっている。この後部シート22は、人の乗り降りが容易にされている。
この自転車2の固定装置34により、補助車輪14が接地した状態で固定されている。これにより、後部シート22への乗り降り時にこの自転車2が左右方向に傾くことが抑制されている。この自転車2は、安全に後部シートへの乗り降りが可能とされている。特に、横バー58が踏み台として使われる場合には、自転車2が傾きやすい。補助車輪14が接地された状態で固定されることで、この自転車2には安定性が確保されている。
この自転車2の昇降装置32により、補助車輪14が確実に地面に接地する。凹凸の大きな地面や左右に傾斜した斜面においても、自転車2を傾けること無く、左右の補助車輪14が接地される。この昇降装置32と固定装置34を備えることにより、自転車2の左右方向の傾きに対する安全性がより確保されている。
特に、二人以上の複数人が乗り降りする際に及び二人以上の複数人を乗車させて走行する際に、バランスが崩れやすい。この自転車2は、二人以上の複数人が同乗する状態においても安定性に優れている。
この自転車2では、サドル20の後方に後部シート22を配置している。この後部シート22に代えて、サドル20の前方に同乗者を乗せる補助シートを設けてもよい。補助車輪14は、補助シートの下方の主フレーム4の左右側面に設けられることが好ましい。
この自転車2では、駐車レバー42により、前輪6の制動と補助車輪14の上下方向の回動の固定とが同時にされているが、後輪8の制動と補助車輪14の上下方向の回動の固定が同時にされてもよい。また、固定レバー39のハンドル24の左右端の位置を置き換えてもよい。この固定レバー39が、前輪ブレーキのレバー又は後輪ブレーキのレバーと同時に握られるようにハンドルに取り付けられてもよい。この自転車2では、子供を同乗者として説明されたが、同乗者は子供に限られない。
本発明に係る補助シート及びこの補助シートを備えた自転車は、停止状態及び走行状態での安定性に優れている。この補助シートを備えた自転車では、同乗者の乗り降りが安全かつ容易にできる。
本発明に係る自転車は、同乗者を乗せる補助シートを備えた自転車として好適である。
図1は、本発明の一実施形態に係る自転車の正面図である。 図2は、図1の自転車が後方から見られた側面図である。 図3は、図1の自転車の右側の補助車輪及び補助支持装置の部分拡大図である。 図4は、図1の自転車の後部シートの使用状態がしまされた正面図である。 図5は、図1の自転車の後部シートの使用状態が示された側面図である。
符号の説明
2・・・自転車
4・・・主フレーム
6・・・前輪
8・・・後輪
10・・・操舵装置
12・・・駆動装置
14・・・補助車輪
16・・・補助支持装置
18・・・駐車装置
20・・・サドル
22・・・後部シート
24・・・ハンドル
26・・・操舵軸
28・・・クランク
30・・・チェーン
32・・・昇降装置
34・・・固定装置
36・・・スイングアーム
38・・・コイルスプリング
39・・・固定レバー
40・・・拘束板
41・・・ブレーキ
42・・・駐車レバー
44・・・シートフレーム
46・・・ステップ
48・・・ガイドバー
50・・・ガイドステイ
52・・・座いす
54・・・把持部
55・・・基台
56・・・基台ステイ
58・・・横バー
60・・・後バー
62・・・ステイバー
64・・・支持部
66・・・ガイド
68・・・固定ピン
70・・・座面
72・・・背もたれ
74・・・枠
75・・・シートベルト
76・・・グリップ
78・・・バー

Claims (7)

  1. 本体、座いす及びガイドバーを備えており、
    この座いすが本体に固定されており、
    このガイドバーが本体に固定され座いすの外側に位置しており、
    このガイドバーが横バーを備えており、
    この横バーが座いすの側面に位置して座いすの前後方向に伸びており、
    自転車に取り付けられて同乗者を乗せるために使用される補助シート。
  2. 上記横バーが本体に対して座いすの前後方向を回転軸に回動可能とされている請求項1に記載の補助シート。
  3. 上記座いすに腰掛けた同乗者が足を載せるステップを備えており、
    この横バーが前後方向に伸びた姿勢を維持した状態でステップより下方に回動した位置が下降点とされている請求項2に記載の補助シート。
  4. 主フレームと、主フレームの左右に位置する一対の補助車輪と、この補助車輪を支持する一対の補助支持装置と、補助シートとを備えており、
    この補助支持装置が昇降装置及び固定装置を備えており、
    この昇降装置が主フレームに支持されており、
    この昇降装置が弾性体を備えており、
    この補助車輪が昇降装置に回転可能に取り付けられており、
    この補助車輪が昇降装置により主フレームに対して上下方向の移動を可能に支持されており、
    この補助車輪が弾性体により下方に付勢されており、
    この固定装置が補助車輪の上下方向の移動を固定及び固定解除可能にされており、
    この補助シートが本体、座いす及びガイドバーを備えており、
    この本体が主フレームに固定されており、
    この座いすが本体に固定されており、
    このガイドバーが本体に固定され座いすの外側に位置しており、
    このガイドバーが横バーを備えており、
    この横バーが座いすの側面に位置して座いすの前後方向に伸びている自転車。
  5. 上記横バーが本体に対して座いすの前後方向を回転軸に回動可能とされている請求項4に記載の自転車。
  6. 上記座いすに腰掛けた同乗者が足を載せるステップを備えており、
    この横バーが前後方向に伸びた姿勢を維持した状態でステップより下方に回動した位置が下降点とされている請求項5に記載の自転車。
  7. 補助シートを備えており、
    この補助シートが2つの座いすを備えた自転車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009262768A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Minoru Miyamoto 自転車
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FR3037918A1 (fr) * 2015-06-26 2016-12-30 Karim Bonnet Selle trois places pour velo adulte transportant un ou deux enfants

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