JPH03185625A - 転写用着色シート及びそれを使用した磁気記録媒体 - Google Patents

転写用着色シート及びそれを使用した磁気記録媒体

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JPH03185625A
JPH03185625A JP32447289A JP32447289A JPH03185625A JP H03185625 A JPH03185625 A JP H03185625A JP 32447289 A JP32447289 A JP 32447289A JP 32447289 A JP32447289 A JP 32447289A JP H03185625 A JPH03185625 A JP H03185625A
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JP
Japan
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layer
magnetic
colored
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magnetic recording
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Pending
Application number
JP32447289A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsunori Nagashima
長嶋 厚憲
Tsunekichi Kitajima
北島 常吉
Masamitsu Yamamoto
山本 雅充
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、磁気切符、磁気定期券、磁気回数券、磁気カ
ード、磁気シート、磁気通帳等の磁気記録媒体の磁気層
を隠蔽する転写用着色シートに係り、特に磁性層を確実
に隠蔽しつつ、高度な化学的安定性、耐熱性、耐薬品性
等に他に類のない特性を有するフッ素系等の界面活性剤
を離型層に混ぜたことにより、優れた耐化学薬品性、耐
熱性をもつ転写用着色シート及びそれを使用した磁気記
録媒体に係わるものである。
〔従来の技術〕
従来、磁気切符、磁気定期券、磁気回数券、磁気カード
、磁気シート、磁気通帳等の磁気記録媒体においては、
PETや紙等の基体の上に磁気塗料を直接 コーティン
グするか、あるいは磁気転写箔を転写することによって
、磁性層を設けている。この場合、磁性層には必要とす
る静磁気特性、電磁変換特性の他に、耐久性、耐摩擦性
、耐熱性、耐薬品性、耐溶剤性等の物理的および化学的
特性が要求され、磁気塗料中の磁性粉の分散性も重要で
はあるが、それ以外に結合剤として使用されるバインダ
ー自身の選択、および塗料の製造方法が慎重に検討され
ている。
一方、最近の傾向として、磁気記録媒体の磁性層の持つ
色相(磁性物質本来の色である茶褐色等)を隠蔽して、
あたかも磁気記録媒体ではないかのように着色しようと
する要望が増えている。そして、この種の磁性層を隠蔽
するために用いられるシートとしては、例えば、「特公
昭60−59628号公報」に開示されているように、
ベースフィルム上に、剤型層1着色層、樹脂層、金属蒸
着層、樹脂層、および接着層を1順次積層して威るもの
があり、このシートを予め基材上に設けである磁性層上
に転写して、着色された磁気記録媒体を得るようにして
いる。
(発明が解決しようとする課題] ところで、上述のような方法では、金属蒸着層によって
磁気記録媒体の磁性層を隠蔽し着色層にて巴を表すこと
はできる。しかしながら、この方法では金属蒸着層が、
磁気ストライプ付クレジットカードに関するJIS規格
B 9560−1979の耐薬品性テスト項目にある、
1%の炭酸ナトリウム水溶液浸漬で侵され、その影響を
被って、その上の層である着色層が変色したり、穴があ
くなどの欠陥が生しる。そこで、この方法で耐薬品性を
向上させるには、新たに保護層を設けるか、転写箔の各
層を厚くする等のことが考えられる。しかし、これらの
方法を用いると転写用着色シートの厚みが厚くなるので
、磁気記録媒体としての磁気特性(磁気出力)が低下し
てしまうという問題がある。
本発明は上述のような問題を解決するために成されたも
ので、離型層に撥水性を有すフッ素系の界面l占性剤を
混ぜることにより磁気特性を低下させることなく、磁性
層を完全に隠蔽することができ、しかも耐薬品性、耐熱
性に優れた転写用着色ノートを提供することを課題とす
る。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明は、ヘ−スフィルム
上に離型層1着色層、樹脂層、金属草着層、接着層を順
次積層してなる転写用シートにおいて、離型層↓こフッ
素系界面活性剤を混ぜたことを特徴とする転写用着色シ
ートを提供し、その転写用着色シートを用いた磁気記録
媒体を提供するものである。
〔作用〕
従って、本発明の転写用着色シートにおいては、離型層
に撥水性を有すフッ素系の界面活性剤を混ぜることによ
り、磁気ストライプ付クレジットカードに関するJIS
規格B9560−1979の耐薬品性テストにおいて、
1%の炭酸ナトリウム水?8戒に漬けたとき、界面活性
剤の撥水効果により水溶液の浸透が妨げられて、金属蒸
着層が侵食されなくなり耐化学薬品性が著しく向上する
また、転写箔の膜厚を厚くする必要がないため、磁気特
性(磁気出力)を損なうこともない。
[実 施 例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
第1図は、本発明による転写用着色シートの構成例を示
す断面図である0本実施例の転写用着色シートは第1図
に示すように、ベースフィルムである支持体フィルムl
上に、離型層2、着色層3、樹脂層4、金属Fi!着層
5、接着層6を順次積層して構成し、さらに離型N2に
は、フッ素系の界if+1活+を剤が混ぜである。
ここで、支持体フィルムlとしては、例えばポリエステ
ル、アセテート、ポリカーボネート等の材料を用いる。
また、離型N2は、例えばアクリル系樹脂、アクリル・
ビニール系樹脂等合成樹脂を用いる。この層に撥水性、
耐薬品性、耐熱性を有するフッ素系の、例えばパーフル
オロアルキルスルホン酸のアンモニウム塩、パーフルオ
ロアルキルスルホン酸のカリウム塩、パーフルオロアル
キル第4級アンモニウムヨウ化物、パーフルオロアルキ
ルポリオキシエチレンエタノール、フッ素化アルキルエ
ステル等の界面活性剤を混ぜる。
さらに、着色層3は、例えばビニール系樹脂。
スチレン・アクリル系樹脂、セルロース系樹脂等の合成
樹脂に着色顔料を混ぜて用いる。一方、樹脂層4は、ア
クリル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂等
合成樹脂を用いる。 また、金属蒸着層5は、白色の非
磁性金属の蒸着層であり、この種の金属としては、例え
ばアルミニウムスズおよびその酸化物が挙げられる。さ
らにまた、接着N6は、例えばアクリルTk #AI!
  ビニル系樹脂等合威樹脂を用いる。なお、磁気特性
を考慮すれば、支持体フィルムl上の各層は可能な限り
薄い方がよい。
第2図は被転写体の構成例を示す断面図である。
基材7上に磁性層8を設けている。なお、この磁性層8
の設は方は、基材7の一部であっても、あるいは全面に
わたってもよい。
第3図は、本実施例の転写用着色シートを用いて製造さ
れた磁気記録媒体の構成例を示す断面図である。すなわ
ち第3図は、第1図の転写用着色シートを基材7に転写
した後に、支持体フィルムlを剥離した状態を示すもの
である。なお、転写用着色シートの大きさは、磁性層8
の大きさと同しか、あるいは全面にわたる。
ここで、転写用着色シートの製造法について、具体的に
説明する。
まず、厚さ25μmのポリエステルフィルム上に、グラ
ビアコーティングにより、フッ素系の界面活性剤である
フッ素化アルキルエステルを0.1%〜0.5%混ぜた
アクリル系樹脂層を厚さ0.7〜1μm設けて、離型層
とする。次に、グラビアコーティングにより着色顔料を
混ぜたビニール系樹脂層を厚さ0.7〜1μm設けて、
着色層とする。次に、グラビアコーティングによりアク
リル系樹脂層を厚さ0.7〜1μm設けて、樹脂層とす
る。次に、アルミニウムを0.04μmの厚さに薄着し
て、金属華着層とする。次に、グラビアコーティングに
より、アクリル系樹脂層を厚さ07〜1μm設けて、接
着層とする。このようにして、本実施例による転写用着
色シートを得る。
そして、この転写用着色シートを、磁気層が予め設けで
あるポリ塩化ビニールシート上に転写することにより、
全面に着色層を有し、磁気出力を低下させずに耐薬品性
等の物性を著しく向上した磁気カードを得ることができ
る。
以上のように構成した転写用着色シートにおいては、L
11型N2にフッ素系界面活性剤を混ぜたことにより、
金属薫着層5を用いて磁性層8を完全に隠蔽しているに
もかかわらず耐薬品性が著しく向上した。特にJIS規
格B9560−1979の耐薬品性テスト、1%の炭酸
ナトリウム水溶液浸漬テストにおいて、従来は12時間
で侵されていたが、規定の24時間浸漬しても侵されな
くなった。
また、転写箔の厚みを厚くする必要がなくなることから
、実用上十分に満足できる磁気特性を得ることが可能と
なった。
さらに、着色層の顔料の色を変えることにより、多様な
デザインの要求に容易に対応することができ、華麗な磁
気記録媒体を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、フッ素系の界面活
性剤を離型j12に混ぜることにより、磁気特性を低下
させることなく、耐化学薬品性や耐熱性が向上した事か
ら磁気カードが必要とする物性を満足し、磁気層8を完
全に隠蔽することが可能な転写用着色シートが提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による転写用着色シートの一実施例を示
す断面図、第2図は被転写体の構成例を示す断面図、第
3図は同本実施例の転写用着色シトを用いて製造された
磁気記録媒体の構成例を示す断面図である。 1・・・支持体フィルム 2・・・離型層 3・・・着色層 4・・・樹脂層 5・・・金属蒸着層 6・・・接着層 7・・・基材 8・・・磁性層 特  許  出  l員  人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ベースフィルム上に離型層、着色層、樹脂層、金
    属蒸着層、接着層を順次積層してなる転写用シートにお
    いて、離型層にフッ素系界面活性剤を混ぜたことを特徴
    とする転写用着色シート。
  2. (2)請求項第1項記載の転写用着色シートを使用した
    磁気記録媒体。
JP32447289A 1989-12-14 1989-12-14 転写用着色シート及びそれを使用した磁気記録媒体 Pending JPH03185625A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32447289A JPH03185625A (ja) 1989-12-14 1989-12-14 転写用着色シート及びそれを使用した磁気記録媒体

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JP32447289A JPH03185625A (ja) 1989-12-14 1989-12-14 転写用着色シート及びそれを使用した磁気記録媒体

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JPH03185625A true JPH03185625A (ja) 1991-08-13

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ID=18166188

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JP32447289A Pending JPH03185625A (ja) 1989-12-14 1989-12-14 転写用着色シート及びそれを使用した磁気記録媒体

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