JPH03184608A - 熱間成形ローラー及び溝形材の熱間成形方法 - Google Patents

熱間成形ローラー及び溝形材の熱間成形方法

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JPH03184608A
JPH03184608A JP32195389A JP32195389A JPH03184608A JP H03184608 A JPH03184608 A JP H03184608A JP 32195389 A JP32195389 A JP 32195389A JP 32195389 A JP32195389 A JP 32195389A JP H03184608 A JPH03184608 A JP H03184608A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、特にウェブ部外面とフランジ部外面との交叉
角(以下、「ピン角」という)部の形状が尖鋭で梢確な
?f+1形材を、素材の種別を問うことなく、省工程で
安定に製造することができる、熱間成形ローラー及び溝
形材の熱間成形方法に関する。
〔従来の技術) 近年、金属構逍材を使用した各種構造物が様々な分野に
おいて神々の用途に供されているが、それに伴い[1鋼
はいうに及ばず、ステンレス鋼やチタン(チタン合金を
含む)等の金属材料を素材とした溝形材(ヂャンイル材
)の需要も大きく伸びる傾向を示している。
ただ、この溝形材では前述したピン角が尖鋭でLITh
l (90°)なことが要;にされることから、その製
造には、臂1lII鋼のよう、<c比較的変形能の良好
な素材には従来より孔型圧延が採用されており、般に第
4図(alないし第4図(b)に示されるようなパスス
ケジュールが組まれていた。
ところが、変形能がそれほど良好でない上、焼付が発生
しやすいステンレス鋼等の場合には、孔型圧延のみによ
って最終形状製品を製造することが困ff1ltである
ため、仕上ロールを用いて、第4図(b)のようにθ゛
−90°として設定し、開き角θおよびRまたはIIで
示される凹み等を設け、ロールの肌荒れを防止している
すなわち、仕上ロールにまり青た形状のままでは、凹形
の最終的に目標である製品形状に至らないため、従来か
ら節5図(a)および第5図(b)に示す如くの成形工
程を設けて中間製品とし、この中間製品に仕上ロールに
よるロール成形加工を行って最終製品とする提案がなさ
れている。
第5図(a)は、フランジ部がウェブ部に対して略直角
であり、ウェブ部が湾助状の中間製品を(特開昭(i2
−279002号公報)、第5図α))は、ウェブ部が
凹み状でありフランジ部がウェブ部に対して略直角であ
る中間製品を(特開昭63−26202号公報)、それ
ぞれ熱間または温間において、1パスまたは2パス以上
戒形する手段が開示されている。
しかし、これらのような従来の手段では、■熱間または
温間で成形加工を行うため、上下のローラーの焼付・摩
↓L等が発生し易い、■熱間または温間で成形加工を行
うため、成形時に上下ローラーによるパス数が少ないと
、ロラーの押付によりウェブ部の平坦度が阻害され易い という問題があった。
そこで、上記の問題を解決するために第5図(C)に示
す手段が提案された。これは、ウェブが湾+lh状であ
りフランジ部が外側に15〜75°開いた凹形の中間製
品を、複数の冷間ロールで2パス以上戒形加工する手段
である(特開11n60−227901号公報)。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この笛5図(C)に示す手段では冷間成形を行
うために、成形加工力を強大にする必要があり、かつ成
形パス数も多くして1パス当たりの1成形度を低めにし
て成形加工する必要がある。したがって、成形パス数が
少ない場合には、ウェブの平坦度が低下し易く、また成
形パス数を増すとコスト上昇を件うことになってしまう
さらに、この提案を冷間ではなく、熱間ないしは温間で
行っても、上記の問題を解決するためには、やはり成形
バス数を多くとって、■パス当りの成形度を低目にして
成形加工を行う必要がある。
したがって、従来の手段には、いずれにも、成形バス数
が多くなり、設備的にも強大なものが必要となり、かつ
得られる溝形材のウェブ部の平坦度も完全なものとはな
りにくいという課題があったのである。
ここに、本発明の目的は、上記課題を解決し、特にピン
角部の形状が尖鋭でtn 6Mな?r?形材を、素材の
種別を問うことなく省工程で安定に製造することができ
る、熱間成形ローラー及び溝形材の熱間成形方法を提イ
」(することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、上記課題を解決するため種々検討を重ね
た。
まず、上記課題を解決するためには、第5図(C)にお
ける開き角θを出来る限り小さくすればよいと一見考え
られるが、θを小さくすると、例えば被圧延材がステン
レス鋼である場合は前述したようにロールのスリップ、
肌荒れ等が発生してしまい、生産性の著しい低下を招い
てしまう。
そこで、本発明者らはさらに検討を重ね、第5図(d)
に示すように、先に、特願昭(i3−190942号に
おいて、「熱間での孔型圧延に続いてロール成形加工を
施すことによってウェブ部両端縁にフランジ部を有した
溝形材を製造するに当り、熱間孔型圧延での最終断面形
状をウェブ部がフランジ延長方向に突出して湾萌したほ
ぼW形で、かつ該ウェブのフランジ接続両端部が両フラ
ンジ外面の延長交点を中心とした中心角でlO〜20°
の長さ分だけ直線状とされた形状とし、続くロール成形
加工によって前記ウェブ部を平坦に成形することを特徴
とする、溝形材の製造法、」を提案した。
この提案によれば、溝形材を製造する際に、そのW形の
中間製品の両フランジの直角部付近に、中心角でα°に
相当する直m部を設けているために、ロール成形工程に
おいてウェブ部の成形が必要である部分が中央湾萌部の
みとなり、熱間成形時のローラー焼付、摩耗を著しく改
善することができるとともに、成形パス数ないしはlバ
ス当たりの成形度を低減することができる。すなわち、
前記の■の課題を解決することができる。
しかし、この特願昭63−190942号により提案し
た技術によって(′)られた溝形材の平坦度についてよ
り一層の改善・向上を図るために、本発明者らはさらに
検討を続けた。
その結果、特願昭63−190942号により提案した
手段において、用いるローラーの形状を、複数の直線と
曲線よりなる特種形状とすることにより、より少ない成
形パス数でも、ウェブ部の平坦度は向上し、fi161
な形状の溝形材を製造することができることを知り、本
発明を完成した。
ここに、本発明の要旨とするところは、その成形部の断
面形状が、両端部に位置する傾斜直線部と中央部に位置
する前記と異なる傾斜直線部およびそれに接する曲Lf
A部とを有し、前記した2つの傾斜直線部は、前記聞線
部の半径と異なる半径の曲線で接続される上ローラーを
有することを特徴とする熱間成形ローラーである。
また、上記の本発明においては、前記の両端部に位置す
る傾斜直線部の水平方向に対する傾斜角度θ、は、成形
前の被成形材の端部の直線部の水平方向に対する傾斜角
度をθとした場合に、θ≦01≦θ+5 (0) であり、前記傾斜直線部と異なる傾斜直線部の水平方向
に対する傾斜角度θ2は上記で設定されたθ1に対して
、 θ1−6≦θ2≦θ1−4(”) であり、前記lll11i!部の半径Rは、40≦R≦
85  (m) であって、さらに前記した2つの傾斜直線部を接続する
曲線の半径には、 R+10≦r≦R+35 (a) であることが好適である。
さらに、別の面からは、上記の本発明にかかる熱間成形
ローラーを用いて熱間での孔型圧延に続いてロール成形
加工を施すことによってウェブ部両端縁にフランジ部を
有した溝形材を製造するに当り、熱間孔型圧延でのQ終
断面形状を、ウェブ部がフランジ部延長方向に突出して
湾曲したほぼ逆門形で、かつ該ウェブのフランジ接続両
端部が両フランジ外面の延長交点を中心とした中心角で
lO〜20°の長さ分だけ、水平方向にθ (°)傾斜
した直線とするとともに、ウェブの面線の半径Rは、4
0≦R≦85 (aws)であり、さらに前記liI線
と前記面線とは、その半径「が、R+10≦r≦R+3
5 (w+*)である+lft線で接続された形状とし
た後、続くロール成形加工によって前記ウェブ部を平坦
に成形することを特徴とする、溝形材の熱間成形方法で
ある。
(作用) 以下、本発明を作用効果とともに詳述する。
第1図は、本発明にかかる熱間成形ローラーの形状を示
す略式断面図である。また、第2図は被成形材が本発明
にかかる熱間成形ローラーにより成形される際の成形前
における上ローラーとの接触状態を示す略式断面図であ
る。第1図にも示すように、本発明にかかる熱間成形ロ
ーラーの上ローラーは、その成形部の断面形状が、両端
部に位置し、IIJ1斜角度θ1を有する傾斜直線部(
^−^゛、B−8’)と中央部に位置する前記と異なる
傾斜角度θ2を有する(頃斜直線部(A”A″、B’−
[1’)およびそれに接する曲線部(A”−n“)とを
有しており、これら2狸の(頃斜直綿部は、前記曲線部
の半径Rとは異なる半径rの凹線で接続されている。
すなわち、前記回斜直線部同士の交点部は、前記曲線部
の半径Rよりも大きな半径「の曲線に、Lり面取りされ
ており、成形時に製品のウェブ部に疵が発生することを
防止するとともに、製品の平坦度の低下を防止している
。なお、このような2神の(頃斜直線部の交点部A゛ま
たはnoの位置は、特に制限を要するものではなく、製
品の表面における疵の発生状況により適宜決定すればよ
い。
また、第1図に示すように、本発明にかかる熱間成形ロ
ーラーの下ローラーは、前述の上ローラー形状とは一定
距刈りを保ちつつ、並行形状を有している。
すなわち、本発明のポイントは、第2図において、被圧
延材の両端直線部(a−a’、b−1)の内a−A’、
b −8’問における上ローラーと被圧延材との接触を
回避し、A’−8’間のみの接触による成形を行うもの
である。つまり、成形前(仕上圧延バス形状)の段階で
、被圧延材のa −a’点点間びb −b’点点間相当
する部位は直線状に仕上げることを前提としている。
したがって、孔型圧延においてはa −a’点点間びb
−b’点点間成形を必要としないために、成形に要する
パス数を大幅に低減しつつ仕−Eげ製品の平坦度を大幅
に改善することができるとともに、前記の2種の傾斜直
線部交点^“及び口°近傍の面取りを行っているため、
得られる製品のウェブ部に発生する疵を防止しつつ平坦
度を確保することもできるのである。
さらに、1バス当りの成形角度を大きくすることができ
るため、成形バス数を大幅に減らすことも可能であり、
設備規模の縮小を図ることができすなわち、上記の本発
明にかかる熱間成形ローラーを用いて、熱間での孔型圧
延を行うことにより、熱間孔型圧延の最終断面形状を、
ウェブ部がフランジ延長方間に突出して湾曲したほぼ逆
凹形で、かつ前記ウェブ部のフランジ接続両端部が両フ
ランジ外面の延長交点を中心とした中心角でIO〜20
°の長さ分だけ、水平方向にθ°傾斜した直線とすると
ともに、ウェブの曲線の半径Rとは異なる半径「の+l
h線で、前記直線と前記dlItiAとが接続された形
状とした後、続くロール成形加工によって前記ウェブ部
を平坦に成形することにより、ウェブ部外面とフランジ
部外面との交叉角部の形状が尖鋭で桔確なンiJ形材を
、素材の種別を問うことなく省工程で安定に製造するこ
とができるのである。なお、i14形材の素材としては
、廿通鋼はいうに及ばず、ステンレス鋼やチタン、さら
にはチタン合金等の金属材料を例示するとかでき、本発
明はこれらを素材とした溝形材に等しく適用できる。
なお、上記の木兄nJlにかかる熱間成形ローラーにお
いては、両端部に位置する傾斜直線部の水平方向に対す
る傾斜角度θ1、前記傾斜直線部と異なる傾斜直線部の
水平方向に対する傾斜角度θ2、曲線部の半径Rおよび
前記傾斜直線部と前記曲線部とを接続するIlb線の半
径rについては、好適な値の範囲があるため、これらの
値の範囲について説明する。
■θ≦θ ≦θ+5 ′ 本発明にかかる熱間成形ローラーを用いて熱間での孔型
圧延を終了した時点における被成形材の端部の直線部の
水平方向に対する傾斜角度(圧延仕上げパス後の被成形
材の開き角度)をθとした場合に、両端部に位置する傾
斜直線部の水平方向に対する(頃斜角度θ1は、上記の
範囲であることが好適である。すなわち、θ1がθ°未
満であると製品の頂点a及びbが成形圧を受けるため、
変形を生しかつウェブ部における疵の発生を防止するこ
とができない、一方θ、が(θ+5)°を越えると成形
時のセンターのずれが生し易くなり、所望の形状の製品
を得ることができなくなるおそれがあるからである。し
たがって、両端部に位置する傾斜直線部の水平方向に対
する傾斜角度θ1は、θ≦θ1≦θ+5 (@)と限定
することが望ましい。
■θ −6≦θ ≦θ −4 前記傾斜直線部と異なる傾斜直線部の水平方向に対する
傾斜角度θ2は、上記の範囲であることが好適である。
すなわち、θ2が(θ1−6)度未満であると曲線部と
傾斜直線部との交点部の接続がスムーズでなくなり、製
品のフランジ部に生じる班の発生を防止できないおそれ
があるからであり、またθオが(θI−4〉度超である
と、前記11斜直線部同士の接続がスムーズでなくなり
、やはり疵の発生を防止できないおそれがあるからであ
る。
■掴jコし臼U 曲線部の半径は、上記の範囲であることが好適である。
すなわち、Rが40m5+未満の場合、製品中央部の面
圧が高くなり局部的に平坦度を阻害し、また、8011
IBを超えると直線部A゛−八”、B’−8”の距離が
短縮され製品a°、b°付近の平坦度を阻害する。
従って、Rが4(la+wx以上85mm以下の範であ
れば、前記の問題が解消され良好な平坦度を得るとかで
きる。
■I?+IO≦r≦R+351I11 前記直線部と前記曲線部との接続部には、前述のように
フランジ部に生しる疵の発生を防止するために面取りを
行うことが有効であるが、その面取りは前記直線部と前
記felt L’A部とに可及的平坦に接続できるよう
にして行うことが好適である。このような観点から、前
記直線部の水平方向に対する傾斜角度が前記■の範囲で
あり、かつ前記曲線部の半径が前記■の範囲である場合
には、面取り部の半径rは上記の範囲であることが好適
である。
さらに、本発明を実施例を用いて詳述するが、これはあ
くまでも本発明の例示であり、これにより本発明が限定
されるものではない。
(実施例) 第2図に示す形状の溝形材の中間製品を得るために、第
1図に示す形状の上ローラーおよび下ローラーからなる
本発明にかかる熱間成形ローラーを用いて逆W型の中間
製品を熱間での孔型圧延により得て、その後にこの中間
製品にロール成形加工を行ってウェブ部を平坦に成形す
ることにより、溝形材の製造を行った。なお、本実施例
においては被成形材の材質はステンレス鋼(SUS30
4)であり、第1図において、θ: 30’ 、11:
80mm、b:50++m、 t:6− であった。
一方、その成形部の断面形状が単一の1III線(半径
R)により構成されている従来のロールを用いる方法に
より、ロール成形を行ったが、この際に用いたロールの
形状及び成形条件を前記の発明にかかるロールとともに
第1表に示す。
第1表 第1表からも明らかであるように、熱間成形における成
形形状(平坦度S)は、明らかに本発明にかかるローラ
ーが優れており、成形バス回数も低減することができた
なお、本発明にかかるローラーパス回数を増加すれば被
成形材の平坦度の向上をさらに望むこともできるが、本
発明者らは、前記の本発明にかかる熱間成形ローラーを
用いて、成形パス回数と製品の平坦度との関係を調査し
た。製造条件等は、前述した第1表に示す条件と同じで
ある。
結果を第3図に示す、この結果から明らかなように、コ
スト等を勘案して最も効率的に溝形材の製造を行うには
、成形パス回数を5〜8段とすることが望ましいことが
わかる。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によりピン角部の形状が尖
鋭で梢確な溝形材を、素材の種別を問うことなく、省工
程で安定に製造することが可能となった。
かかる効果を有する本発明の意義は極めて著しい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる熱間成形ローラーの形状を示
す略式断面図: 第2図は、本発明にかかる熱間成形ローラーにより成形
される際の被成形材と上ローラーとの成形前の接触状態
図: 第3図は、本発明の実施例において確認した製品のウェ
ブ部の平坦度に及ぼす成形パス回数の影響を示すグラフ
; 第4図(a)および第4図(ロ)は、従来の溝形材の成
形工程を示す略式説明図: 第5図(a)ないし第5図(C)は、従来の溝形材の製
造工程における中間製品の形状を示す略式説明図:およ
び 第5図((I)は、本発明者らが先に特願昭63−19
0942号により提案した、溝形材の製造工程における
中間製品の形状を示す略式説明図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)その成形部の断面形状が、両端部に位置する傾斜
    直線部と中央部に位置する前記と異なる傾斜直線部およ
    びそれに接する曲線部とを有し、前記した2つの傾斜直
    線部は、前記曲線部の半径と異なる半径の曲線で接続さ
    れる上ローラーを有することを特徴とする熱間成形ロー
    ラー。
  2. (2)前記の両端部に位置する傾斜直線部の水平方向に
    対する傾斜角度θ_1は、成形前の被成形材の端部の直
    線部の水平方向に対する傾斜角度をθとした場合に、 θ≦θ_1≦θ+5(゜) であり、前記傾斜直線部と異なる傾斜直線部の水平方向
    に対する傾斜角度θ_2は上記で設定されたθ_1に対
    して、 θ_1−6≦θ_2≦θ_1−4(゜) であり、前記曲線部の半径Rは、 40≦R≦85(mm) であって、さらに前記した2つの傾斜直線部を接続する
    曲線の半径には、 R+10≦r≦R+35(mm) である請求項1記載の熱間成形ローラー。
  3. (3)請求項1または請求項2記載の熱間成形ローラー
    を用いて熱間での孔型圧延に続いてロール成形加工を施
    すことによってウェブ部両端縁にフランジ部を有した溝
    形材を製造するに当り、熱間孔型圧延での最終断面形状
    を、ウェブ部がフランジ部延長方向に突出して湾曲した
    ほぼ逆W形で、かつ該ウェブのフランジ接続両端部が両
    フランジ外面の延長交点を中心とした中心角で10〜2
    0°の長さ分だけ、水平方向にθ(゜)傾斜した直線と
    するとともに、ウェブの曲線の半径Rは、40≦R≦8
    5(mm)であり、さらに前記直線と前記曲線とは、そ
    の半径rが、R+10≦r≦R+35(mm)である曲
    線で接続された形状とした後、続くロール成形加工によ
    って前記ウェブ部を平坦に成形することを特徴とする、
    溝形材の熱間成形方法。
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