JPH0318452Y2 - - Google Patents

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JPH0318452Y2
JPH0318452Y2 JP734786U JP734786U JPH0318452Y2 JP H0318452 Y2 JPH0318452 Y2 JP H0318452Y2 JP 734786 U JP734786 U JP 734786U JP 734786 U JP734786 U JP 734786U JP H0318452 Y2 JPH0318452 Y2 JP H0318452Y2
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tank
waste
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water
suction gun
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JP734786U
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  • Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、加圧液体によつて糸条を吸引捕捉
し、この糸条を所望の箇所に糸掛けするためのサ
クシヨンガンからの屑糸と排液とを処理する屑糸
処理装置に関する。
(従来の技術とその問題点) 走行糸条を、所望の箇所、例えば、ゴデーロー
ラ、ワインダーのボビン、糸条ガイドなどに糸掛
けするために、走行糸条を捕捉吸引する移動自在
な糸掛用サクシヨンガンが用いられるが、このよ
うなサクシヨンガンの作動流体としては、圧力空
気や加圧液体が使用される。これらのうち、加圧
液体たとえば加圧水が使用される場合には、前記
サクシヨンガンの排水ホース端に、屑糸と排水と
を収納して、これらを脱水分離する屑糸処理装置
が設けられる。
そして、屑糸を脱水槽に効率良く収納する屑糸
処理装置としては、本出願人は、第4図に示すよ
うに、壁周囲に多数の小孔を開けた脱水槽(一般
には「脱液槽」)51と、これを囲む排水槽52
とを設け、屑糸がある程度堆積した後にいつたん
糸掛作業を中断し、この脱水槽51を駆動モータ
53によつて回転させて屑糸と排水とを分離する
とともに、この排水を貯水槽54へと移し、この
貯水槽54に貯留した水を次の動作時に高圧送水
ポンプ55によつてサクシヨンガン(図示せず)
へ送水する装置を実願昭59−82943号で提案して
いる。
しかしながら、このように脱水槽51を停止さ
せたまま屑糸を入れると、第5図に示すように屑
糸が片側に偏つて堆積し収納効率に問題があるだ
けでなく、このような状態で脱水槽51を回転駆
動させると振動が発生して運転状態も不安定とな
るという問題もある。
(考案の目的) この考案は従来技術における上述の問題の克服
を意図しており、脱液槽の収納効率を高めるとと
もに、脱液槽の回転駆動における安定性を向上さ
せた屑糸処理装置を提供することを目的とする。
(目的を達成するための手段) 上述の目的を達成するため、この考案では、サ
クシヨンガンへの作動液体の供給開始に応答して
脱液槽の回転駆動手段に駆動指令を与える手段を
設け、サクシヨンガンへの作動液体の供給期間中
に脱液槽を回転させている。
(実施例) 第1図はこの考案の一実施例である屑糸処理装
置の概略図であり、また、第2図は脱水槽内部の
状態図である。これらの図において、屑糸収納処
理槽1内には、脱水槽2と排水槽3とが同心円状
に配置されている。第2図に示すように、脱水槽
2の壁周囲には多数の小孔2cを開けてあり、こ
の脱水槽には蓋2aをする。また、脱水槽2は駆
動モータ4で回転駆動するようにしてある。排水
槽3と貯水槽6とは配管5で連絡し、また、貯水
槽6と高圧送水ポンプ10とは、第1図に示すよ
うに、作動水の吸込部にストレーナ8を付けた配
管9で連絡する。高圧送水ポンプ10にはバイパ
ス11が設けてあるが、これはポンプ10吐出圧
力が過大になつた時、リリーフ弁を作動させて作
動水の一部を貯水槽6に還流させてさせて調圧す
るためのものである。
そして、この装置は、バイパス11からフレキ
シブルチユーブ12、チエツク弁13を通してヘ
ツダ17へと連絡されており、このヘツダ17か
ら作動水を吐出し、サクシヨンガン20へと送
る。そしてサクシヨンガン20で糸条を吸引捕捉
して、排水ホース21を通り、流入口22、排水
管23より排水と糸条(屑糸)とを前記脱水槽2
へ排出するようにしてある。尚、ヘツダ17には
圧力調整のためのアキユームレータ18と圧力ゲ
ージ19を付けてある。
高圧送水ポンプ10には電源スイツチ14が設
けてあり、また、屑糸収納処理槽1の駆動モータ
4にも電源スイツチ15がつけてある。この電源
スイツチ15は、手動によつてオン状態とされる
ほか、チエツク弁13において送水を検出するセ
ンサ16の検出出力に応答して自動的にオン状態
となるように構成されている。ただし、駆動モー
タ4への回転指令信号は、高速・低速の2種類の
いずれかを選択可能とされ、糸掛作業中の回転は
低速で、また糸掛作業中断または完了後の回転は
高速で行なえるようになつている。
なお、第1図ないしは第2図に示した装置を図
示しない移動台車に載置してワゴン型の装置とし
てもよい。
以上のような屑糸処理装置において、高圧送水
ポンプ10のスイツチ14を入れ、ヘツダ17の
圧力ゲージ18を見ながらチエツク弁13で圧力
を調整しつつサクシヨンガン20へ作動水を送
る。すると、チエツク弁13で送水を検知したセ
ンサ16が働き、駆動モータ4のスイツチが入り
脱水槽2が回転する。
一方、サクシヨンガン20より出た作動水と屑
糸は流入口22を経て、排水ホース23から回転
している脱水槽2の中に入る。ところが、この脱
水槽3が回転しているために、脱水槽3内の屑糸
はゆるやかな遠心脱水を受けつつ均一に堆積し、
収納効率の向上と、糸掛後の高速脱水時の安定性
が確保される。
もつとも、この実施例のように糸掛時の回転を
低速にすることなく、高速で回転させれば遠心脱
水もこの時期に十分に行なわれるため、糸掛後に
改めて高速の遠心脱水を行なう必要はない。
次にこの実施例では、第3図に示すように、脱
水槽2の蓋2aの一部を透明部分2bとする。す
なわち、蓋2aの中心部分近傍に同図に示すよう
な長円形の穴を穿設し、ここにこの穴と同形の透
明ガラスあるいは透明な樹脂等から出来た同形の
部材板を嵌め込んで脱水槽2の内部を外部から目
視可能としている。また、蓋全体を透明な樹脂で
製作しても良い。こうすれば、脱水槽内部の屑糸
の堆積状況が外部から良く観察することができる
ため、屑糸の取り出し時期を誤ことはなくなる。
第3図においては、排水管23脱水槽2の中央
部に位置しているが、糸屑を均一に堆積させるた
めには、脱水槽2の内壁近くに位置させる方が望
ましい。
また、第2図に示すように、この実施例では、
脱水槽2の底部が貯水槽6の上面よりも適当な距
離Hだけ上になるように設置する。これは、この
ような循環方式で作動水を繰返し使用すると、糸
条に付与した油剤が作動水に次第に溶けて行くこ
とによつて泡が発生するが、脱水槽2の底部が貯
水槽6の上面よりも低いと、泡の排出が阻害され
て脱水槽2や排水槽3がこのような泡で満たされ
てしまうからである。特に、ワゴン型の装置とし
た場合には、移動台車上の配置を、上記位置関係
を考慮して決定することが望ましい。
さらに、この実施例における貯水槽6には、第
1図および第2図に示すような液面レベル計7を
設置して、作動水の補充の必要性などを直ちに知
ることができるようにしてある。この液面レベル
計としては、フロートに指針を連動させたタイプ
などを使用してもよい。
なお、上述の実施例では、作動水をサクシヨン
ガンへと供給している期間の検出を、チエツク弁
13に関連して設けられたセンサ16によつて行
なつているが、電源スイツチ14の押下に連動し
て回転をさせるなどの他の手段を用いてもよい。
作動液体として水以外のものを使用した場合にも
この考案は適用できる。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案では、作動液体
の供給期間中に脱液槽を回転させているため、サ
クシヨンガンの屑糸が脱液槽に均一に堆積して収
納効率が高まり、脱液槽の回転駆動における安定
性も向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例である屑糸処理装
置の概略図、第2図は脱水槽の内部の状態図、第
3図は第2図のA−A矢視図、第4図および第5
図は従来の屑糸処理装置を示す図である。 1……屑糸収納処理槽、2……脱水槽、2a…
…脱水槽の蓋、3……排水槽、4……脱水槽駆動
モータ、6……貯水槽、7……液面レベル計、1
0……高圧送水ポンプ、13……チエツク弁、1
4……高圧送水ポンプ駆動スイツチ、15……脱
水槽駆動モータスイツチ、16……送水検出セン
サ、20……サクシヨンガン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 走行する糸条を加圧液体によつて吸引捕捉
    し、前記糸条を所望の箇所に糸掛けするための
    サクシヨンガンからの屑糸と排液とを処理する
    屑糸処理装置において、 前記屑糸処理装置内に、多数の小孔を有し、
    かつ回転駆動手段によつて回転駆動される脱液
    槽を設けるとともに、 前記サクシヨンガンへの作動液体の供給開始
    に応答して前記回転駆動手段に駆動指令を与え
    る手段を設け、 前記サクシヨンガンへの作動液の供給期間中
    に前記脱水槽を回転させることを特徴とする屑
    糸処理装置。 (2) 前記脱水槽には、少なくとも一部が透明の蓋
    が設けられた、実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の屑糸処理装置。
JP734786U 1986-01-21 1986-01-21 Expired JPH0318452Y2 (ja)

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JP734786U JPH0318452Y2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21

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JP734786U JPH0318452Y2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21

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JPS62119359U JPS62119359U (ja) 1987-07-29
JPH0318452Y2 true JPH0318452Y2 (ja) 1991-04-18

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