JPH03183610A - 黒鉛粉末製造装置 - Google Patents

黒鉛粉末製造装置

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Publication number
JPH03183610A
JPH03183610A JP1319503A JP31950389A JPH03183610A JP H03183610 A JPH03183610 A JP H03183610A JP 1319503 A JP1319503 A JP 1319503A JP 31950389 A JP31950389 A JP 31950389A JP H03183610 A JPH03183610 A JP H03183610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon powder
tube
retort tube
furnace body
screw conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1319503A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Tsuchida
芳樹 土田
Susumu Ise
伊勢 進
Tsugitaka Kumashiro
熊代 次孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
IHI Corp
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by IHI Corp, Osaka Gas Co Ltd filed Critical IHI Corp
Priority to JP1319503A priority Critical patent/JPH03183610A/ja
Publication of JPH03183610A publication Critical patent/JPH03183610A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は炭素粉末を加熱して黒鉛化する黒鉛粉末製造装
置に関するものである。
「従来の技術およびその課題」 周知のように炭素製品は各種の分野において広く用いら
れており、特に、遅早においては黒鉛製品の需要が高ま
っている。
ところで、黒鉛製品の素材である黒鉛粉末は、非晶質の
炭素粉末を2,000’C〜3.OOO’C程度の高温
に加熱して黒鉛化することによって製造されるのである
が、炭素粉末を連続的に黒鉛化し得る有効な黒鉛製造装
置は現在までのところ提供されておらず、このため、従
来における黒鉛の製造はバッチ式により行なわれている
が、従来一般に採用されているバッチ式の黒鉛化処理工
程は1サイクルタイムが十数日もの日数を要するもので
あって生産性が著しく良くないものであり、したがって
、コスト削減を図ることも困難であった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、炭素粉末
を連続的に黒鉛化し得る黒鉛粉末製造装置を提供するこ
とを目的としている。
「課題を解決するための手段」 本発明は、炭素粉末を高温に加熱することによって黒鉛
化する黒鉛粉末製造装置であって、炉体と、その炉体を
貫通して設けられた円筒状のレトルトチューブと、前記
炉体の内部に設けられて前記レトルトチューブを外側か
ら加熱する加熱手段と、前記レトルトチューブ内に配さ
れてそのレトルトチューブの一端側から他端側に向けて
前記炭素粉末を移送するためのスクリューコンベアとを
具備し、前記レトルトチューブの一端部からその内部に
装入した炭素粉末を前記スクリュ−コンベアによって移
送して他端部から取り出すようになすとともに、レトル
トチューブ内を移送される炭素粉末を前記加熱手段によ
ってレトルトチューブを介して加熱して黒鉛化するよう
に構成してなることを特徴としている。
「作用」 本発明の黒鉛粉末製造装置では、炉体を貫通させて設け
1′:レトルトチューブを加熱手段により高温に加熱す
るとともに、原料である炭素粉末をそのレトルトチュー
ブ内を一端側から他端側に向けてスクリューコンベアに
より強制移送することにより、レトルトチューブ内を移
送される炭素粉末を高温に加熱して黒鉛化する。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を第1図を参照して説明する。
第1図は本実施例の黒鉛粉末製造装置の全体概略構成を
示すもので、図中符号1は炉体、2はその内部に設けら
れた加熱室、3は加熱室2の内部に設けられたヒータ(
加熱手段)である。この炉体1は、その内部空気を雰囲
気ガス(一般には窒素やアルゴン等の不活性ガス)に置
換できるようになっている。
上記炉体1の両側にはそれぞれ装入室4、排出室5が連
設され、装入室4の上部には原料である炭素粉末が貯留
される装入ホッパ6が連設され、排出室5の下部には製
品である黒船粉末が貯留されるとともに冷却される冷却
ホッパ7が連設されている。その冷却ホッパ7の壁面は
水冷構造とされているとともに、その内部には冷却フィ
ン71が設けられていて、内部に貯留された黒鉛粉末が
強制冷却されるようになっている。
そして、上記炉体1をほぼ水平に貫通ずる円筒状のレト
ルトチューブ8が、その両端をそれぞれ装入室4、排出
室5に開口させて設けられており、そのレトルトチュー
ブ8内には、装入室4外に設けられた駆動源9により駆
動されて回転するスクリューコンベア10が配設されて
いる。
上記のレトルトチューブ8はグラファイト製のものであ
って、上記装入ホッパ6から投入された炭素粉末がその
一端側から内部に装入されるようになっており、装入さ
れた炭素粉末はスクリューコンベア10によって他端側
に移送されて冷却ホッパ7に排出されるようになってい
る。
このレトルトチューブ8は、加熱室2内に位置するその
中間部分が上記ヒータ3により加熱されるようになって
おり、これによって、加熱室2内に位置する中間部分の
温度が炭素粉末を黒鉛化するに必要な温度、すなわち2
.ooo’c〜3,000′C程度の温度にまで加熱さ
れるようになっている。
上記構成のもとに、この黒鉛粉末製造装置は、原料であ
る炭素粉末を連続的に黒鉛化し得て黒鉛粉末を効率良く
製造できるものである。
すなわち、ヒータ3によりレトルトチューブ8を高温に
加熱し、装入ホッパ6に貯留していた炭素粉末を所定量
ずつ装入室4内に投入してスクリューコンベア10によ
りレトルトチューブ8内に装入して移送していくと、移
送される炭素粉末はレトルトチューブ8の中間部を通過
する際に加熱されて黒鉛化され、さらにそのまま連続的
に移送されて冷却ホッパ7に流下し、そこで所定時間冷
却された後、取り出される。
この場合、炭素粉末を黒鉛化するに要する時間はおよそ
数時間〜十数時間程度であるが、処理時間はスクリュー
コンベア10の回転速度を調節することにより自由にか
つ容易に設定することができる。
以上で説明したように、この製造装置では炭素粉末を連
続的に、しかも、従来のバッチ式による場合に比して極
めて短時間で黒鉛化することができるものであり、した
がって生産効率を格段に向上させることができることは
勿論のこと、原料である炭素粉末をスクリューコンベア
10によって強制移送するようにしたので、炭素粉末は
自ずと撹拌されつつ移送されることになり、したがって
、炭素粉末への伝熱効率が十分に確保されるとともに、
全ての炭素粉末を満遍無く均一に加熱できるものである
。また、炭素粉末を強制移送せずにたとえば自重により
降下させる間に加熱するように構成した場合には、炭素
粉末の棚吊りや偏流が生じる恐れがあるが、スクリュー
コンベア10により強制移送するようにした上記実施例
の装置によればそのようなことが生じる余地が全くない
なお、上記実施例においては、レトルトチューブ8をほ
ぼ水平な状態として炉体1を貫通させるようにしたので
、これによって装置全体の高さ寸法が小さくて済む、と
いう利点があるが、設置場所の平面的なスペースに制約
があるような場合には、レトルトチューブ8を傾斜させ
たり、あるいは直立させた状態で炉体1を貫通させるよ
うにしても良い。
「発明の効果」 以上で詳細に説明したように、本発明は、レトルトチュ
ーブを炉体を貫通させて設けるとともに、そのレトルト
チューブ内をスクリューコンベアによって原料である炭
素粉末を強制移送するように構成し、炭素粉末を移送さ
せる間に加熱して黒鉛化するようにしたので、炭素粉末
を連続的に黒鉛化することが可能であって生産効率を格
段に向上させることができることは勿論のこと、炭素粉
末は撹拌されつつ移送されることになるので優れた伝熱
効率が得られるとともに、棚吊りや偏流が生じる恐れも
なく、したがって全ての炭素粉末を確実に黒鉛化するこ
とができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る黒鉛粉末製造装置の一実施例を示
す側断面図である。 ・・・・・・炉体、2・・・・・・加熱室、・・・・・
・ヒータ(加熱手段)、4・・・・・・装入室、・・・
・・・排出室、6・・・・・・装入ホッパ、・・・・・
・冷却ホッパ、8・・・・・・レトルトチューブ、・・
・・・・駆動源、10・・・・・・スクリューコンベア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  炭素粉末を高温に加熱することによって黒鉛化する黒
    鉛粉末製造装置であつて、炉体と、その炉体を貫通して
    設けられた円筒状のレトルトチューブと、前記炉体の内
    部に設けられて前記レトルトチューブを外側から加熱す
    る加熱手段と、前記レトルトチューブ内に配されてその
    レトルトチューブの一端側から他端側に向けて前記炭素
    粉末を移送するためのスクリューコンベアとを具備し、
    前記レトルトチューブの一端部からその内部に装入した
    炭素粉末を前記スクリューコンベアによって移送して他
    端部から取り出すようになすとともに、レトルトチュー
    ブ内を移送される炭素粉末を前記加熱手段によってレト
    ルトチューブを介して加熱して黒鉛化するように構成し
    てなることを特徴とする黒鉛粉末製造装置。
JP1319503A 1989-12-08 1989-12-08 黒鉛粉末製造装置 Pending JPH03183610A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1319503A JPH03183610A (ja) 1989-12-08 1989-12-08 黒鉛粉末製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1319503A JPH03183610A (ja) 1989-12-08 1989-12-08 黒鉛粉末製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03183610A true JPH03183610A (ja) 1991-08-09

Family

ID=18110952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1319503A Pending JPH03183610A (ja) 1989-12-08 1989-12-08 黒鉛粉末製造装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH03183610A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103435032A (zh) * 2013-08-12 2013-12-11 南昌大学 纳米碳材料高温石墨化处理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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