JPH0318352A - X線診断装置 - Google Patents

X線診断装置

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JPH0318352A
JPH0318352A JP1153868A JP15386889A JPH0318352A JP H0318352 A JPH0318352 A JP H0318352A JP 1153868 A JP1153868 A JP 1153868A JP 15386889 A JP15386889 A JP 15386889A JP H0318352 A JPH0318352 A JP H0318352A
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JP
Japan
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ray
slits
slit
linear
rays
Prior art date
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JP1153868A
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Naoto Watanabe
直人 渡辺
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Priority to DE69019234T priority patent/DE69019234T2/de
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Priority to US07/538,910 priority patent/US5050199A/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/06Diaphragms
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21KTECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
    • G21K1/00Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating
    • G21K1/02Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diaphragms, collimators
    • G21K1/04Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diaphragms, collimators using variable diaphragms, shutters, choppers

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
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  • Molecular Biology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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  • Biophysics (AREA)
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  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、散乱X線を除去するライン状スリットを備え
たX線診断装置に関する。
(従来の技術) ■X線診断装置におけるX線撮影は、X線源から比較的
多量のX線を被検体に対して照射し、該被検体を透過し
たX線をX線照射範囲内に配置されたX線記録体に記録
することにより行なわれる。しかし、この撮影法を用い
ると、被検体から散乱される大量の散乱X線が撮影画像
に撮し込まれ、画質の劣化を発生してしまう。
そこで従来ではX線をスリットでライン状に絞りながら
被検体に照射したり、あるいはX線を被検体に照射した
後にスリットでライン状に絞ってスリットを移動させる
ことにより、一つの撮影画像を111るようにしている
あるいはX線をスリット状に絞って被検体に沿って照#
・}L、線状のセンサにより電気信号に変換して線状の
撮影情報を得なから、スリ・ン1・状X線とセンザ位置
とを同期させ、一つの撮影画像を得る方式も用いられて
いる。
このように一つのスリットを用いる撮影では、被検体か
ら散乱される散乱X線除去効果が極めて低い。すなわち
X線をスリットで絞ってから被検体に照射する場合には
、X線は被検体内部で散乱するので、被検体を透過した
X線分布は山型となって広範囲に渡る。またX線を被検
体に照射してからスリットで絞る場合には、スリットを
通過したX線分布は、前記方式よりも収束する。
しかしながら、被検体全体からの散乱X線がスリットを
通過することになり、散乱線量としては上記方式と同様
に悪化するものとなってしまう。
また撮影時間内は被検体全体にX線を照射することにな
るので、被検体に対する被曝線量も増大してしまうとい
う問題があった。
さらに前記線状センザは受光面に蛍光物質を有するCC
D,a−siてあり、センサ長の技術的限界、画像素子
間バラツキ,ダイナミックレンジなどにおいて、フィル
ムに比較して劣っていた。
またX線診断装置として電子的に複雑となってしまい、
さらには電子回路の高速性の限界により、被検体の動き
に対して解像度が低下してしまうという問題があった。
(発明が躬訣しようとする課題) そこで本発明の目的は、散乱X線の影響を極力代減でき
、両像の重複や欠けが生しることなく、装置を簡単化で
き、しかも短峙間で処理でき、解像度の低下を防止し得
るX線診断装置を提供することにある。
[発明の構fi.] (課題を角q決する為の手段) 本発明は上記の問題を解決し目的を達或する為に次のよ
うな手段を講した。本発明は、被検体を挟んで配置され
該被検体に対してスキャンされる2つのライン状スリッ
トと、この2つのライン状スリットを駆動させる駆動手
段と、この駆動手段を制御させる制御手段と、X線源か
ら前記被検体および2つのライン状スリットを通過した
X線5 を2次元状に記録する記録手段とを具備したものである
制御手段は、2つのライン状スリットの中心を結ぶ直線
の延長が常に特定の一点と交差するような位置関係を維
持させながら前記2つのライン状スリットをスキャンさ
せるように駆動手段を制御するものである。
披検体を挟んで配置される2つのライン状スリットはそ
れぞれ複数本からなるものである。
2つのライン状スリットのスリットエッジは所定の角度
を有してなるものである。
2つのライン状スリットのスリット幅比は、X線源から
前記各ライン状スリットまでの距離の比に等しくないも
のである。
2つのライン状スリットのうちの一方のライン状スリッ
トに設けられたX線遮蔽部材はエッジ部で厚く、中央部
で薄くなるものである。
複数本からなる2つのライン状スリットにX線を遮蔽す
る捕助遮蔽部材を備えたものである。
X線源と2つのライン状スリットとの初期位置6 を検出する光源を備えたものである。
X線源と2つのライン状スリットとの初期相対位置を調
整する機構を備えたものである。
(作 用) このような手段を講したことにより次のような作用を呈
する。
■2次元状の記録手段をX線ディテクタとすることによ
り、従来のX線診断装置および画像処理装置をそのまま
引用でき、装置を簡単化できる。
2つのライン状スリットを備えたので、散乱X線を効果
的に除去でき、人体各組織の吸収係数を忠実に反映した
画像が得られ、病変抽出能を大幅に向上できる。
■複数本スリットにすることにより、移動距離か少なく
て済み、撮影装置の小型化,撮影時間の短縮化,X線源
許容負荷に伴う撮影タイムインタバルの短縮化(連続撮
影)化.X線源の長寿命化を図ることができる。
■常にX線を遮蔽するスリットエッジを一つに限定する
ことにより、X線照射線量を全部領域に渡って均一にす
ることができ、欠陥のない画像を得ることができる。
■補助遮蔽部材をライン状スリットに備えることにより
、X線照射期間精度を必要とせず、照射X線量を精密に
制御できる。
■位置検出用光源を備えることにより、X線源と、2つ
のライン状スリットの位置ズレを即座にかつ正確に検知
し、補正することが可能となる。
そして欠陥のない所望の画像を褥ることかできる。
(実施例) 第1図は本発明に係るX線診断装置の一実施例を示す概
略構戊図である。X線診断装置は、次のように構成され
ている。
■第1図に示すようにX線管1は高圧制御器2からの制
御信号によりX線を被検体8に対して照射するものであ
る。ライン状スリット3,4には、それぞれ1本のスリ
ット3b,4bが設けられている。前記スリット3bと
スリット4bのそれぞれの開口部中心は、前記X線管1
の管球焦点位置から放射状に位置するものとなっている
。駆動部5,6は制御部7からの制御信号により前記ラ
イン状スリット3,4を同期させながら被検体8に対し
て左方向(矢印方向)に移動させるものである。スリッ
ト位置検出センサー0は、ライン状スリット3の端子に
設けられライン状スリット3の位置信号を高圧制御器2
に送り、X線照射タイミングとライン状スリット3との
移動の一致をとるものである。
第2図は前記ライン状スリット3,4のスキャン法を示
す具体的な構或図である。ステップモータ5a,6aは
それぞれライン状スリット3,4をスクリューネジ11
,12を介し駆動するものである。2軸同期駆動モータ
コントローラ7aはステップモータ5a,ステップモー
タ6aをライン状スリット3,4の開口部中心を結ぶ直
線か常に管球魚点位置]8で交差するような位置関係を
保つように制御するものである。
第3図はスリット位置検出方法を示す具体的な構成図で
ある。スリット取付台13は前記スクリューネジ11に
取り付けられこのスリット取付台9 13の左右にはマイクロスイッチ15.16が設けられ
ている。スリット取付台13がマイクロスイッチ15を
OFFLた瞬間に、マイクロスイッチ15から高圧制御
器2にX線照射開始の信号を出力するものとなっている
。またスリット取付台13がマイクロスイッチ16をO
Nした瞬間に、マイクロスイッチ16から高圧制御器2
にX線照射終了の信号を出力するものとなっている。
このように構成された実施例の作用について説明する。
まず第3図に示すようにスリット取付台13がマイクロ
スイッチ15の下に位置すると、マイクロスイッチ15
はOFFLて高圧制御器2にX線照射開始の信号を出力
する。そうすると、X線管1から照射されたX線は、ラ
イン状スリット3bにより1本のファンビーム状X線と
なるようにJ((ク射範凹が制眼されて被検体8に照射
される。
そして被検体8を透過した1本のファンビーム状X線は
、ライン状スリット4で制限され、2次元状シ一ト9に
入射する。さらにライン状スリット3,4は、第2図に
示すようにコン1・ローラ7a]0 からの制御信号を人力した駆動部5a,6aにより被検
体8に対してスキャンされる。そしてスリット取付台1
3がマイクロスイッチ16の下に位置すると、マイクロ
スイッチ16はONL,て高圧制御器2にX線照射終了
の信号を出力する。これによりX線照射タイミングとラ
イン状況スリット3,4の移動の一致を図ることができ
る。
したがって、2次元状シ一ト9をX線ディテクタとする
ことにより、従来のX線診断装置および画像処理装置を
そのまま引用でき、装置を簡単化できる。また2つのラ
イン状スリット3,4を備えたので、散乱X線を効果的
に除去でき、人体各組織の吸収係数を忠実に反映した画
像が得られ、病変抽出能を大幅に向上できる。
■第4図は本発明の第2の実施例を示す概略構成図であ
る。前記第1の実施例において、2つのライン状スリッ
ト3,4を駆動部5a,6aにより同期駆動させる場合
には、最高速度の限界から撮影に長時間を要してしまい
、解像度が低下してしまう。またライン状スリット3,
4のX線遮蔽11 板は、常時2次元状シー1・9を覆う必要があり、装置
が大型化するという問題があった。
本実施例は前記第1の実施例を改善したものである。第
1図に示す部分と同一部分は同一?1−号を付しその詳
細な説明は省略する。第2図に示すようにライン状スリ
ット3,4には、それぞれ等間隔で3本のスリット3a
〜3c,4a〜4cが設けられている。前記スリット3
aとスリット4a,スリット3bとスリット4b,スリ
ット3cとスリット4cのそれぞれの開口部中心は、前
記X線管1の管球焦点位置から放射状に位置するものと
なっている。
このように構成された実施例によれば、X線管1から照
射されたX線は、ライン状スリット3a〜3cにより3
本のファンビーム状X線となるように照射範囲が制限さ
れて被検体8に照射される。
そして被検体8を透過した3本のファンビーム状X線は
、ライン状スリット4で制限され、2次元状シ一ト9に
入射する。またライン状スリット3,4は、制御部7か
らの制御信号を入力した駆動部1 2 5,駆動部6により被検体8に対してスキャンされる。
したがって、3本のスリットを用いることにより、前記
第1の実施例による1本のスリットに比較して1/3の
移動ですむ。これにより撮影時間の短縮化,撮影装置の
小型化,X線管許容負荷に伴う撮影タイムインターバル
の短縮化(連続撮影),X線管球の長寿命化を図ること
ができる。
なお第2の実施例ではスリットの本数を3本としたが、
これに限定することなく、他の本数であっても良い。
■次に第5図は本発明の第3の実施例としてライン状ス
リットの断面形状を示す概略構成図である。前記第1の
実施例において、ライン状スリット3,4を一方向に移
動する撮影では、スリット位置によりX線を遮蔽するス
リットエッジがX線遮蔽部材の管球側と2次元状シ一ト
9側で入れ替わる。また2つのライン状スリット3,4
を同期駆動する場合、同期精度技術には限界があり、管
球焦点と2つのライン状スリット3,4の位置関1 3 係がズレる。これらは画像に縞などの欠陥を生じる原因
となる。
本実施例は前記第1の実施例を改善したものであり、図
示のようにライン状スリット3,4のエッジ角度θ1,
θ2は、管球焦点18と2次元状シ一ト9のエッジを結
ぶ直線のなす角度θと等しいものとなっている。またラ
イン状スリット3におけるスリット3bは幅L,を有し
、ライン状スリット4におけるスリット4bは幅L2を
有している。ライン状スリット3,4とのスリット幅比
Ll/L2は、 L + / L 2 ”” k d 1/ d 2  
   ( k > 1 )となるように設定するものと
なっている。
ここでkは管球焦点18とライン状スリット3,4の初
期位置設定精度、ライン状スリット3,4の加工精度お
よびライン状スリット3,4の同期駆動精度により決定
する。
これによれば、ライン状スリッI−3.4の位置にかか
わらず、常にX線遮蔽部材の管球側表面のエッジ4fに
よりX線を遮蔽でき、X線照射線量14 を全領域に渡って均一にすることができ、欠陥のない画
像を得ることかできる。
またX線管から照射されたX線は、ライン状スリット3
で遮蔽され、さらにライン状スリット4で遮蔽されるこ
とになるので、重複している部分はライン状スリット4
のX線遮蔽部材4dの厚みを散乱X線除去可能の厚さに
薄くする。これにより軽量化を図ることができるととも
に、樹脂プレト4eを張り合わせ、X線遮蔽部材4dの
剛性を保つことができる。
■次に第6図は本発明の第4の実施例としてライン状ス
リッ}4aと補助遮蔽部材の位置関係を示す概略図であ
る。第2図に示すように複数本スリットを用いた場合に
は、X線照射期間とスリットピッチ移動時間を厳密に一
致させる必要がある。
しかしながら、これらを一致させるのは、現状のX線管
,高江制御器では、照at期間の再現性が正確に保たれ
ないため、困難である。このためX線照射期間が設定値
より長くなると、重複照射,短いと照射不足となり、画
像にスリット間隔のライ15 ン状の縞か生じていた。
そこで本実施例は前記第2の丈施例を改善したものであ
り、第6図のように(1)はX線撮影開始の瞬間を示し
、(2)はX線撮影終了の瞬間を示している。ライン状
スリット4は尋速度Vで矢印方向に移動し、補助遮蔽部
祠19はそれぞれ所定の位置で静止している。なおX線
発生器からのX線照射開始終了のタイミングはラフであ
っても良い。X線照射開始は、(3)の状態から(1)
の状態にライン状スリット4が移動するまでのどの時点
でもよく、X線照射終了は(2)の状態から(4)の状
態にライン状スリット4aが移動するまでのどの時点で
もよい。
第7図は補助遮蔽部材の駆動方法を示す概略図である。
同図に示すごとくラック20が取り付けられたライン状
スリット4は、矢印方向に等速度Vで移動する。ギャ2
1とギャ22はベアリング24を介してプレート23に
固定されており、ラック20によりギア21は反時計方
向,ギア22は時計方向に回転する。補助遮蔽部利19
はアー16 ム25によりギア22に固定されており、ラック20の
取付位置と歯数によりライン状スリット4の遮蔽部Cに
隠された状態で時計方向に180゜だけ回転する。
したがって、補助遮蔽部材1つをライン状スリット4に
備えることにより、ライン状スリットAとライン状スリ
ットBとの通過X線の繋ぎをぴったり一致させることが
でき、X線照射期間精度を必要とせず、照射X線量を精
密に制御できる。
■次に第8図は本発明の第5の実施例を示す概略構成図
である。前記第1の実施例において、X線管1と2つの
ライン状スリット3,4の初期相対位置関係にズレがあ
る場合には、画像の重複や欠けが生じる。しかしながら
、これらの位置ズレを検出することはX線が可也光線で
ないこと,ズレ量が空間的であることにより困難であっ
た。
そこで本実施例はこれを改善したものであり、第8図に
示すように可視光半導体レーザ40は、その発振部がミ
ラー41に対しX線管と対象の位置に設置されている。
可視光半導体レーサ40か17 らの発振光は、着脱可能なビンポール45により絞られ
ており、ライン状スリット3に平行に貼り付けられたミ
ラー46により反射する。この反射光のピンホール45
の中心からの位置ズレにより光軸とライン状スリット3
の垂直度を検出する。
そしてライン状スリット3に設けられた回転機構により
垂直度を調整する。ライン状スリット4についても、ミ
ラー47により同様に垂直度を検出し、調整する。これ
によりライン状スリット3とライン状スリット4とは平
行になる。
次にピンホール45を取り外す。可視光半導体レーザ4
0からの発振光はライン状スリット4にそれぞれ設けら
れた位置合わせ用スリット4243を通過し、目盛り付
き投影スクリーン44に到達する。投影スクリーン44
に映し出されたフォトパターンにより、X線管1とライ
ン状スリット3.4の相対位置関係を知ることかできる
第9図はフォトパターンによる位置ズレ検出方法のθ,
X,Yの軸および回転方向を示す図、第10図はフォト
パターンによる位置ズレ検出方法18 の原理図である。第10図において、(1),(2)は
位置合わせ用スリット42.43のスリット形状を示す
。(3)はX線管1とライン状スリット3 4の位置関
係にズレがないときのフォトパターンを示す。(4),
(5),(6)はそれぞれθ,X,Yの位置ズレがある
場合のフォトパターンを示すものである。このフォトパ
ターン検出方法によれば、ライン状スリット3またはラ
イン状スリット4のいずれかに備えられた2次元(X,
Y)}ラパース機構回転(θ)機構により、フォトパタ
ーンが(3)となるように調整し、いずれも容易に検出
できる。
なお本発明は、上述した実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であるのは勿論である。
[発明の効果] 本発明によれば、2次元状の記録手段をX線ディテクタ
とすることにより、従来のX線診断装置および画像処理
装置をそのまま引用でき、装置を簡単化できる。2つの
ライン状スリットを備えた1 9 ので、散乱X線を効果的に除去でき、人体各組織の吸収
係数を忠実に反映した画像が得られ、病変抽出能を大幅
に向上できる。
複数本スリットにすることにより、移動距離が少なくて
済み、撮影装置の小型化,撮影時間の短縮化,X線源許
容負−:jに伴う撮影タイムインタバルの短縮化(連続
撮影)化.X線源の長寿命化を図ることができる。
常にX線を遮蔽するスリットエッジを一つに限定するこ
とにより、X線照射線量を全部領域に渡って均一にする
ことができ、欠陥のない画像を書ることができる。
補助遮蔽部材をライン状スリッl・に備えることにより
、X線照射期間精度を必要とせず、照射X線量を精密に
制御できる。
位置検出用光源を備えることにより、X線源と、2つの
ライン状スリットの位置ズレを即座にかつ正確に検知し
、補正することが可能となる。そして欠陥のない所望の
画像を得るX線診断装置を提供できる。
2 0
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るX線診断装置の一実施例を示す概
略構成図、第2図はライン状スリット3,4のスキャン
法を示す具体的な構成図、第3図はスリット位置検出方
法を示す具体的な構成図、第4図は本発明の第2の実施
例を示す概略図、第5図は本発明の第3の実施例として
ライン状スリットの断面形状を示す概略構或図、第6図
は本発明の第4の実施例としてライン状スリット4aと
補助遮蔽部材の位置関係を示す概略図、第7図は補助遮
蔽部材の駆動方法を示す概略図、第8図は本発明の第5
の実施例を示す概略構成図、第9図はフォトパターンに
よる位置ズレ検出方法のθ,X.Yの軸および回転方向
を示す図、第10図はフォトパターンによる位置ズレ検
出方法の原理図である。 1・・・X線管、2・・・高江制御器、3.4・・・ラ
イン状スリット、5,6・・・駆動部、5a,5b・・
・ステップモー夕、7・・・制御部、7a・・・2軸同
期駆動モータコン!・ローラ、8・・・披検体、9・・
・2次元状シ21 ト、10・・・スリット位置検出センサ、1112・・
・スクリューネジ、13.14・・・スリ・ソト取付台
、15.16・・・マイクロスイッチ、17・・・マイ
クロスイッチ、18・・・管球焦点、19・・・補助遮
蔽部材、20・・・ラック、21.22・・・ギア、2
3.26・・・プレート、24・ベアリング、2527
・・・アーム、28・・・スl・ツパ、40・・・可祖
光半導体レーザ、41・・・ミラー 42.43・・・
位置合わせ用スリット、44・・・目盛付投影スクリー
ン、45・・・ピンホール、46.47・・・位置合わ
せ用ミラー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)被検体を挟んで配置され該被検体に対してスキャ
    ンされる2つのライン状スリットと、この2つのライン
    状スリットを駆動させる駆動手段と、この駆動手段を制
    御させる制御手段と、X線源から前記被検体および2つ
    のライン状スリットを通過したX線を2次元状に記録す
    る記録手段とを具備したことを特徴とするX線診断装置
    。 (2)制御手段は、2つのライン状スリットの中心を結
    ぶ直線の延長が常に特定の一点と交差するような位置関
    係を維持させながら前記2つのライン状スリットをスキ
    ャンさせるように駆動手段を制御することを特徴とする
    請求項1記載のX線診断装置。 (3)被検体を挟んで配置される2つのライン状スリッ
    トはそれぞれ複数本からなることを特徴とする請求項1
    記載のX線診断装置。 (4)2つのライン状スリットのスリットエッジは所定
    の角度を有してなることを特徴とする請求項1記載のX
    線診断装置。 (5)2つのライン状スリットのスリット幅比は、X線
    源から前記各ライン状スリットまでの距離の比に等しく
    ないことを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。 (6)2つのライン状スリットのうちの一方のライン状
    スリットに設けられたX線遮蔽部材はエッジ部で厚く、
    中央部で薄くなることを特徴とする請求項1記載のX線
    診断装置。(7)複数本からなる2つのライン状スリッ
    トにX線を遮蔽する補助遮蔽部材を備えたことを特徴と
    する請求項1記載のX線診断装置。 (8)X線源と2つのライン状スリットとの初期位置を
    検出する光源を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    X線診断装置。 (9)X線源と2つのライン状スリットとの初期相対位
    置を調整する機構を備えたことを特徴とする請求項1記
    載のX線診断装置。
JP1153868A 1989-06-16 1989-06-16 X線診断装置 Pending JPH0318352A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1153868A JPH0318352A (ja) 1989-06-16 1989-06-16 X線診断装置
DE69019234T DE69019234T2 (de) 1989-06-16 1990-06-12 Röntgenaufnahmegerät.
EP90111131A EP0402876B1 (en) 1989-06-16 1990-06-12 Radiographic apparatus
US07/538,910 US5050199A (en) 1989-06-16 1990-06-15 Radiographic apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1153868A JPH0318352A (ja) 1989-06-16 1989-06-16 X線診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0318352A true JPH0318352A (ja) 1991-01-25

Family

ID=15571863

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