JPH03182850A - 車両用電源装置 - Google Patents
車両用電源装置Info
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- JPH03182850A JPH03182850A JP1319957A JP31995789A JPH03182850A JP H03182850 A JPH03182850 A JP H03182850A JP 1319957 A JP1319957 A JP 1319957A JP 31995789 A JP31995789 A JP 31995789A JP H03182850 A JPH03182850 A JP H03182850A
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、重量および配設スペースを小にした車両用電
源装置に関するものである。
源装置に関するものである。
車両用電源装置には、全ての負荷に対して12Vを供給
するようにしたものと、負荷によって12Vを供給した
り24Vを供給したりすることが出来るようにしたもの
とがある。 第4図に、車両用電源装置の第1の従来例を示す。第4
図において、■はバッテリ、3はオルタネータ、4ない
し6はスイッチ、7はランプ負荷、8はモータ負荷、9
はヒータ負荷である。 バッテリ1の電圧は12Vであり、オルタネータ3は1
2V仕様とされている。従って、この車両用電源装置は
、全ての負荷(7,8,9)に対して12Vを供給する
。このような車両用電源装置が、従来、最も広く用いら
れている。 その理由は、自動車用電気負荷は、12Vで使用するも
のが大部分であり、特にアメリカを初めとして外国の多
くの国では、12V仕様に統一されているからである。 ところが、窓に凍結した氷を解凍するデフォツガ−用ヒ
ータ等の大電力を消費する負荷に、12Vで給電すると
、電流の値が大きくなるため、電力損失が多くなる。配
線を太くすれば損失を小に出来るが、配線重量が増すう
えコネクタも大型のものを使用しなければならず、コス
ト高になる。 配線距離が長い大型車両においては、特にそうである。 そこで我が国では、大型車両において、消費電力が多い
負荷については、24V仕様のものを採用しているもの
がある。同じ電力を消費するものであれば、電圧が高い
ほど電流は小さく、電力損失を低減できると共に、配線
を太くする必要もなくなるからである。 かくして、電圧仕様の異なる負荷に給電し得る車両用電
源装置が考えられているわけであるが、それを次に説明
する。 第5図は、車両用電源装置の第2の従来例である。符号
は第4図のものに対応し、3−1.32はオルタネータ
である。これは、12Vの負荷と24Vの負荷とを搭載
する場合の車両用電源装置である。 第5図では、ランプ負荷7.モータ負荷8が12v仕様
となっており、ヒータ負荷9が24V仕様になっている
例を示している。電圧仕様の異なるこのような負荷に対
処するため、この車両用電源装置では、オルタネータを
2個設けている。 エンジンが始動されると、オルタネータ3−1゜3−2
が駆動され、発電を始める。その発電電圧は12Vであ
る。そして、ランプ負荷7.モータ負荷8に対しては、
オルタネータ3−1からの12■が供給され、ヒータ負
荷9に対しては、オルタネータ3−1.3−2の金側電
圧である24Vが供給される。 第6図に、車両用電源装置の第3の従来例を示す。符号
は、第4図のものに対応する。そして、1−1.1−2
はバッテリ、2はスタータスイッチ、10はスタータリ
レー、10−1はリレーコイル、10−2はリレー接点
、11はスタータ、12は切り換えリレー、12−1は
リレーコイル、=3 11−2.12−3はリレー接点である。 これは、エンジン始動時に、大きな始動力を必要とする
車両における車両用電源装置である。そのうような車両
としては、例えば、ディーゼルエンジン車がある。 スタータ11には24V仕様のものを用い、他の負荷に
は12V仕様のものを用いている場合に、スタークII
に対してはバッテリを2個直列接続して給電し、他の負
荷に対しては並列で給電している。 即ち、スタータスイッチ2をオンすると、リレーコイル
10−1が付勢されてリレー接点102がオンする。同
時に、リレーコイル12−1も付勢されてリレー接点1
2−2.12−3が、実線の状態から点線の状態へと切
り換えられる。その結果、バッテリ1−1.1−2が直
列接続され、その電圧(24V)がスタータ11に印加
される。 スタータスイッチ2がオフされ、リレー接点122.1
2−3が実線の状態に復帰すると、バッテリ1−1.I
−2は並列接続に戻る。 ランプ負荷7.モータ負荷8およびヒータ負荷9には、
並列接続されたバッテリおよびオルタネータ3より、1
2Vが給電される。
するようにしたものと、負荷によって12Vを供給した
り24Vを供給したりすることが出来るようにしたもの
とがある。 第4図に、車両用電源装置の第1の従来例を示す。第4
図において、■はバッテリ、3はオルタネータ、4ない
し6はスイッチ、7はランプ負荷、8はモータ負荷、9
はヒータ負荷である。 バッテリ1の電圧は12Vであり、オルタネータ3は1
2V仕様とされている。従って、この車両用電源装置は
、全ての負荷(7,8,9)に対して12Vを供給する
。このような車両用電源装置が、従来、最も広く用いら
れている。 その理由は、自動車用電気負荷は、12Vで使用するも
のが大部分であり、特にアメリカを初めとして外国の多
くの国では、12V仕様に統一されているからである。 ところが、窓に凍結した氷を解凍するデフォツガ−用ヒ
ータ等の大電力を消費する負荷に、12Vで給電すると
、電流の値が大きくなるため、電力損失が多くなる。配
線を太くすれば損失を小に出来るが、配線重量が増すう
えコネクタも大型のものを使用しなければならず、コス
ト高になる。 配線距離が長い大型車両においては、特にそうである。 そこで我が国では、大型車両において、消費電力が多い
負荷については、24V仕様のものを採用しているもの
がある。同じ電力を消費するものであれば、電圧が高い
ほど電流は小さく、電力損失を低減できると共に、配線
を太くする必要もなくなるからである。 かくして、電圧仕様の異なる負荷に給電し得る車両用電
源装置が考えられているわけであるが、それを次に説明
する。 第5図は、車両用電源装置の第2の従来例である。符号
は第4図のものに対応し、3−1.32はオルタネータ
である。これは、12Vの負荷と24Vの負荷とを搭載
する場合の車両用電源装置である。 第5図では、ランプ負荷7.モータ負荷8が12v仕様
となっており、ヒータ負荷9が24V仕様になっている
例を示している。電圧仕様の異なるこのような負荷に対
処するため、この車両用電源装置では、オルタネータを
2個設けている。 エンジンが始動されると、オルタネータ3−1゜3−2
が駆動され、発電を始める。その発電電圧は12Vであ
る。そして、ランプ負荷7.モータ負荷8に対しては、
オルタネータ3−1からの12■が供給され、ヒータ負
荷9に対しては、オルタネータ3−1.3−2の金側電
圧である24Vが供給される。 第6図に、車両用電源装置の第3の従来例を示す。符号
は、第4図のものに対応する。そして、1−1.1−2
はバッテリ、2はスタータスイッチ、10はスタータリ
レー、10−1はリレーコイル、10−2はリレー接点
、11はスタータ、12は切り換えリレー、12−1は
リレーコイル、=3 11−2.12−3はリレー接点である。 これは、エンジン始動時に、大きな始動力を必要とする
車両における車両用電源装置である。そのうような車両
としては、例えば、ディーゼルエンジン車がある。 スタータ11には24V仕様のものを用い、他の負荷に
は12V仕様のものを用いている場合に、スタークII
に対してはバッテリを2個直列接続して給電し、他の負
荷に対しては並列で給電している。 即ち、スタータスイッチ2をオンすると、リレーコイル
10−1が付勢されてリレー接点102がオンする。同
時に、リレーコイル12−1も付勢されてリレー接点1
2−2.12−3が、実線の状態から点線の状態へと切
り換えられる。その結果、バッテリ1−1.1−2が直
列接続され、その電圧(24V)がスタータ11に印加
される。 スタータスイッチ2がオフされ、リレー接点122.1
2−3が実線の状態に復帰すると、バッテリ1−1.I
−2は並列接続に戻る。 ランプ負荷7.モータ負荷8およびヒータ負荷9には、
並列接続されたバッテリおよびオルタネータ3より、1
2Vが給電される。
しかしながら、前記した従来の車両用電源装置では、電
圧仕様の異なる負荷に給電する場合、給電系統を別々に
し、オルタネータあるいはパンテリを2個設けなければ
ならないので、配線が長くなると共に、重量が増しスペ
ースを取るという問題点があった。 本発明は、このような問題点を解決することを課題とす
るものである。
圧仕様の異なる負荷に給電する場合、給電系統を別々に
し、オルタネータあるいはパンテリを2個設けなければ
ならないので、配線が長くなると共に、重量が増しスペ
ースを取るという問題点があった。 本発明は、このような問題点を解決することを課題とす
るものである。
前記課題を解決するため、本発明の車両用電源装置では
、入力側にバッテリおよびオルタネータが並列接続され
、出力側に電気二重層コンデンサが並列接続され、入力
電圧より大なる第1の電圧に変換する電圧変換回路と、
該第1の電圧をチタツピングするモジュレータと、逆流
阻止用ダイオードを経て該モジュレータと接続され、前
記チョッピングして得た第2の電圧を平滑する平滑用コ
ンデンサとを具え、前記第1の電圧、前記第2の電圧お
よび前記平滑用コンデンサの電圧を負荷に供給し得るよ
うにした。
、入力側にバッテリおよびオルタネータが並列接続され
、出力側に電気二重層コンデンサが並列接続され、入力
電圧より大なる第1の電圧に変換する電圧変換回路と、
該第1の電圧をチタツピングするモジュレータと、逆流
阻止用ダイオードを経て該モジュレータと接続され、前
記チョッピングして得た第2の電圧を平滑する平滑用コ
ンデンサとを具え、前記第1の電圧、前記第2の電圧お
よび前記平滑用コンデンサの電圧を負荷に供給し得るよ
うにした。
電圧変換回路の出力側に並列接続される電気二重層コン
デンサは、前記第1の電圧で充電される。 電気二重層コンデンサは大容量コンデンサであるので、
これに負荷を接続した場合、入力端子より高い電圧にて
大きな放電電流を流すことが出来る。 それゆえ、入力電圧より高い電圧仕様で大電流を要求す
る負荷(例えば、スクータ)に、給電することが可能と
なる。 前記第2の電圧は、第1の電圧をチョッピングしたもの
であるので、実効的な電圧は低くなり、第1の電圧より
低い電圧仕様の負荷辷対して給電可能となる。 前記平滑用コンデンサからの電圧は、時第1の電圧と等
しくなり、前記入力電圧より高い電圧仕様の負荷に対し
て給電可能となる。但し、平滑用コンデンサの容量は前
記電気二重層コンデンサの容量より小さいので、この場
合の給電電流は、電気二重層コンデンサからの放電電流
に比べて小さい。
デンサは、前記第1の電圧で充電される。 電気二重層コンデンサは大容量コンデンサであるので、
これに負荷を接続した場合、入力端子より高い電圧にて
大きな放電電流を流すことが出来る。 それゆえ、入力電圧より高い電圧仕様で大電流を要求す
る負荷(例えば、スクータ)に、給電することが可能と
なる。 前記第2の電圧は、第1の電圧をチョッピングしたもの
であるので、実効的な電圧は低くなり、第1の電圧より
低い電圧仕様の負荷辷対して給電可能となる。 前記平滑用コンデンサからの電圧は、時第1の電圧と等
しくなり、前記入力電圧より高い電圧仕様の負荷に対し
て給電可能となる。但し、平滑用コンデンサの容量は前
記電気二重層コンデンサの容量より小さいので、この場
合の給電電流は、電気二重層コンデンサからの放電電流
に比べて小さい。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。 第1図は、本発明の実施例にかかわる車両用電源装置で
ある。符号は、第4図、第6図のものに対応している。 そして、13は電圧変換回路、14は電気二重層コンデ
ンサ、15はモジュレータ、16はデユーティ信号発生
回路、17は発振器、18はダイオード、19は平滑用
コンデンサ、40は抵抗、41はコンデンサである。■
1〜■4は矢印で指した部分の電圧を示し、第7図にそ
の波形の具体例を示す。 ■+は、バッテリ1またはオルタネータ3から供給され
る電圧(12V)であり、これが電圧変換回lB13に
より、所望の高電圧(例、24V)に変換される(第7
図のV2参照)。なお、電圧変換回路13の具体的構成
については、後に第2図、第3図で説明する。 電圧変換回路13の出力側に接続されている電気二重層
コンデンサ14は、大容量のコンデンサであり、前記高
電圧で充電される。 スタータスイッチ2をオンすると、リレーコイル10−
1が付勢され、リレー接点10−2がオンする。すると
、スタータ11は、電気二重層コンデンサ14の高電圧
により起動される。大容量コンデンサであるから、エン
ジンを始動するに要する時間にわたって、大電流を供給
することが出来る。従って、24V仕様のスタータ11
を搭載していても、2個のバッテリを要することなく、
始動を行わせることが出来る。 電気二重層コンデンサ14の高電圧は、モジュレータ1
5において、デユーティ信号発生回路16からのデユー
ティ信号に基づき、チョッピングされる。チョッピング
された電圧が、v3である(第7図参照)。デユーティ
信号は、発振器17からの信号波形(例、ノコギリ波)
を、指定しようとしているデユーティ比に応したレベル
で切ることによって発生させることが出来る。 発振器17の周波数は、ランプの点滅感および寿命や、
線路での送電損失等を考慮して決′定される。因みに、
周波数を高くすると、点滅感はなくなるが、ランプ寿命
は短くなり、送電損失は増える。周波数を低くすると、
ランプ寿命は長くなるが、点滅感が出て来、送電損失は
減る。 なお、ランプ負荷7に並列に抵抗40.コンデンサ41
の直列回路を接続すると、点滅感を和らげることが出来
、それだけ発振器17の周波数を低くすることが出来る
。 スイッチ4をオンすると、チョッピング電圧■3が、ラ
ンプ負荷7に供給される。高電圧V2が24Vである場
合、デユーティ比を50%にすれば実効的な電圧は半分
になるから、ランプ負荷70 としては、汎用されている12V仕様のものを使うこと
が出来る。 一方、モータ負荷8は24V仕様のものであるとすると
、チョッピング電圧V、を平滑用コンデンサ19で平滑
し、滑らかな24Vの電圧V4として印加すればよい。 ダイオード18は、平滑用コンデンサI9からの逆流を
阻止するためのものである。 なお、電圧変換回路13からの電圧■2は、上剥ではバ
ッテリ電圧の2倍の24Vとしたが、3倍あるいは4倍
としてもよい。高電圧にすれば、配線を流れる電流は小
さく出来るから、それだけ配線を細く出来、配線の途中
に使用するコネクタも小型のもので良くなる。電圧v2
をより高くした場合、汎用の12V仕様の負荷に給電す
るに当たっては、チョッピングのデユーティ比をより小
さくすることになる。 以上のように、異なる電圧仕様の負荷があっても、給電
系統は1つで済むので、別系統にしていた従来のものよ
り、配線の長さが短くなる。また、If その1つの給電系統が、バッテリ電圧(12V)よりも
高い電圧で統一されているから、配線に流れる電流は小
さくなり、配線の細線化やコネクタの小型化が図れる。 次に、電圧変換回路13として使用する具体的回路につ
いて説明する。 第2図は、チャージポンプ型電圧変換回路である。第2
図において、20はコンデンサ、21゜22はコンデン
サ、23ないし26はスイッチ素子、27はコンデンサ
、■は入力端子、0は出力端子である。 入力端のコンデンサ20および出力側のコンデンサ27
は、平滑用である。スイッチ素子23ないし26は、−
機械的スイッチ素子でも構成できるが、小型化あるいは
故障率等の面からみて、電子的スイッチ素子(例えば、
パワーMO3FET(MO3電界効果トランジスタ))
で構成することが望ましい。電子的スイッチ素子とした
場合、スイッチング信号は、別途設けられる図示しない
信号発生回路より供給される。 2 スイッチ素子23ないし26のスイッチング状態が実線
の如くである時、入力端子■からの入力端子にコンデン
サ21の電圧が重畳されたものが、出力端子Oからの出
力電圧とされる。他方、コンデンサ22は、入力端子に
並列接続となっているから、入力電圧(12V)に充電
される。 スイッチング状態が点線の如くになると、今度は逆に、
入力端子とコンデンサ22の電圧が重畳されたものが、
出力電圧とされる。そして、コンデンサ21は、入力電
圧に充電される。 上記のスイッチング状態を、適当な間隔で交互に実現す
ることにより、入力端子の2倍の出力電圧を得ることが
出来る。 第3図は、コイル昇圧型電圧変換回路である。 第3図において、30はコンデンサ、31はコイル、3
2はスイッチ素子、33はフリップフロップ、34は発
振器、35はコンパレータ、36は基準電圧、37.3
8は抵抗、39はコンデンサ、Iは入力端子、Oは出力
端子である。スイッチ素子32としては、例えば、パワ
ーMO3FETが用いられる。 コイル31に流れていた電流を、スイッチ素子32をオ
フすることによって遮断すると、コイル31に電圧が誘
起される。この誘起電圧と入力電圧とを重畳したものが
、出力電圧となる。 スイッチ素子32のオン、オフは、フリップフロップ3
3によって制御される。フリップフロップ33の出力の
反転は、発振器34からの信号とコンパレータ35から
の信号とによって行われる。 発振器34からは、一定の間隔でパルスが出される。コ
ンパレータ35からの信号は、出力電圧を抵抗37.3
8で分割したものが、基準電圧36より大であるか小で
あるかに応じて、出される。 従って、出力電圧の大きさに応してオンオフがなされ、
出力電圧が所定の値に調整される。
。 第1図は、本発明の実施例にかかわる車両用電源装置で
ある。符号は、第4図、第6図のものに対応している。 そして、13は電圧変換回路、14は電気二重層コンデ
ンサ、15はモジュレータ、16はデユーティ信号発生
回路、17は発振器、18はダイオード、19は平滑用
コンデンサ、40は抵抗、41はコンデンサである。■
1〜■4は矢印で指した部分の電圧を示し、第7図にそ
の波形の具体例を示す。 ■+は、バッテリ1またはオルタネータ3から供給され
る電圧(12V)であり、これが電圧変換回lB13に
より、所望の高電圧(例、24V)に変換される(第7
図のV2参照)。なお、電圧変換回路13の具体的構成
については、後に第2図、第3図で説明する。 電圧変換回路13の出力側に接続されている電気二重層
コンデンサ14は、大容量のコンデンサであり、前記高
電圧で充電される。 スタータスイッチ2をオンすると、リレーコイル10−
1が付勢され、リレー接点10−2がオンする。すると
、スタータ11は、電気二重層コンデンサ14の高電圧
により起動される。大容量コンデンサであるから、エン
ジンを始動するに要する時間にわたって、大電流を供給
することが出来る。従って、24V仕様のスタータ11
を搭載していても、2個のバッテリを要することなく、
始動を行わせることが出来る。 電気二重層コンデンサ14の高電圧は、モジュレータ1
5において、デユーティ信号発生回路16からのデユー
ティ信号に基づき、チョッピングされる。チョッピング
された電圧が、v3である(第7図参照)。デユーティ
信号は、発振器17からの信号波形(例、ノコギリ波)
を、指定しようとしているデユーティ比に応したレベル
で切ることによって発生させることが出来る。 発振器17の周波数は、ランプの点滅感および寿命や、
線路での送電損失等を考慮して決′定される。因みに、
周波数を高くすると、点滅感はなくなるが、ランプ寿命
は短くなり、送電損失は増える。周波数を低くすると、
ランプ寿命は長くなるが、点滅感が出て来、送電損失は
減る。 なお、ランプ負荷7に並列に抵抗40.コンデンサ41
の直列回路を接続すると、点滅感を和らげることが出来
、それだけ発振器17の周波数を低くすることが出来る
。 スイッチ4をオンすると、チョッピング電圧■3が、ラ
ンプ負荷7に供給される。高電圧V2が24Vである場
合、デユーティ比を50%にすれば実効的な電圧は半分
になるから、ランプ負荷70 としては、汎用されている12V仕様のものを使うこと
が出来る。 一方、モータ負荷8は24V仕様のものであるとすると
、チョッピング電圧V、を平滑用コンデンサ19で平滑
し、滑らかな24Vの電圧V4として印加すればよい。 ダイオード18は、平滑用コンデンサI9からの逆流を
阻止するためのものである。 なお、電圧変換回路13からの電圧■2は、上剥ではバ
ッテリ電圧の2倍の24Vとしたが、3倍あるいは4倍
としてもよい。高電圧にすれば、配線を流れる電流は小
さく出来るから、それだけ配線を細く出来、配線の途中
に使用するコネクタも小型のもので良くなる。電圧v2
をより高くした場合、汎用の12V仕様の負荷に給電す
るに当たっては、チョッピングのデユーティ比をより小
さくすることになる。 以上のように、異なる電圧仕様の負荷があっても、給電
系統は1つで済むので、別系統にしていた従来のものよ
り、配線の長さが短くなる。また、If その1つの給電系統が、バッテリ電圧(12V)よりも
高い電圧で統一されているから、配線に流れる電流は小
さくなり、配線の細線化やコネクタの小型化が図れる。 次に、電圧変換回路13として使用する具体的回路につ
いて説明する。 第2図は、チャージポンプ型電圧変換回路である。第2
図において、20はコンデンサ、21゜22はコンデン
サ、23ないし26はスイッチ素子、27はコンデンサ
、■は入力端子、0は出力端子である。 入力端のコンデンサ20および出力側のコンデンサ27
は、平滑用である。スイッチ素子23ないし26は、−
機械的スイッチ素子でも構成できるが、小型化あるいは
故障率等の面からみて、電子的スイッチ素子(例えば、
パワーMO3FET(MO3電界効果トランジスタ))
で構成することが望ましい。電子的スイッチ素子とした
場合、スイッチング信号は、別途設けられる図示しない
信号発生回路より供給される。 2 スイッチ素子23ないし26のスイッチング状態が実線
の如くである時、入力端子■からの入力端子にコンデン
サ21の電圧が重畳されたものが、出力端子Oからの出
力電圧とされる。他方、コンデンサ22は、入力端子に
並列接続となっているから、入力電圧(12V)に充電
される。 スイッチング状態が点線の如くになると、今度は逆に、
入力端子とコンデンサ22の電圧が重畳されたものが、
出力電圧とされる。そして、コンデンサ21は、入力電
圧に充電される。 上記のスイッチング状態を、適当な間隔で交互に実現す
ることにより、入力端子の2倍の出力電圧を得ることが
出来る。 第3図は、コイル昇圧型電圧変換回路である。 第3図において、30はコンデンサ、31はコイル、3
2はスイッチ素子、33はフリップフロップ、34は発
振器、35はコンパレータ、36は基準電圧、37.3
8は抵抗、39はコンデンサ、Iは入力端子、Oは出力
端子である。スイッチ素子32としては、例えば、パワ
ーMO3FETが用いられる。 コイル31に流れていた電流を、スイッチ素子32をオ
フすることによって遮断すると、コイル31に電圧が誘
起される。この誘起電圧と入力電圧とを重畳したものが
、出力電圧となる。 スイッチ素子32のオン、オフは、フリップフロップ3
3によって制御される。フリップフロップ33の出力の
反転は、発振器34からの信号とコンパレータ35から
の信号とによって行われる。 発振器34からは、一定の間隔でパルスが出される。コ
ンパレータ35からの信号は、出力電圧を抵抗37.3
8で分割したものが、基準電圧36より大であるか小で
あるかに応じて、出される。 従って、出力電圧の大きさに応してオンオフがなされ、
出力電圧が所定の値に調整される。
以上述べた如く、本発明の車両用電源装置によれば、バ
ッテリおよびオルタネータの電圧を、それより高い電圧
に変換し、負荷の電圧仕様に応し4 てチョッピングや平屑を施すことにより、負荷への給電
は全てその電圧で行うようにした。 その結果、配線の細線化が図れ、オルタネータおよびバ
ッテリは1個で済み、給電系統は1つとなるので、従来
に比し配線が短くなると共に、重量およびスペースが軽
減される。
ッテリおよびオルタネータの電圧を、それより高い電圧
に変換し、負荷の電圧仕様に応し4 てチョッピングや平屑を施すことにより、負荷への給電
は全てその電圧で行うようにした。 その結果、配線の細線化が図れ、オルタネータおよびバ
ッテリは1個で済み、給電系統は1つとなるので、従来
に比し配線が短くなると共に、重量およびスペースが軽
減される。
第1図・・・本発明の実施例にかかわる車両用電源装置
第2図・・・チャージポンプ型電圧変換回路第3図・・
・コイル昇圧型電圧変換回路第4図・・・車両用電源装
置の第1の従来例第5図・・・車両用電源装置の第2の
従来例第6図・・・車両用電源装置の第3の従来例第7
図・・・第1図の各部における電圧の波形図において、
1.1−1.1−2はバッテリ、2はスタータスインチ
、3.il、3−2はオルタ不一り、4ないし6はスイ
ッチ、7はランプ負荷、8はモータ負荷、9はヒータ負
荷、10は15 スタータリレー、10−1はリレーコイル、j02はリ
レー接点、11はスタータ、12は切り換えリレー、1
2−1はリレーコイル、12−212−3はリレー接点
、I3は電圧変換回路、■4は電気二重層コンデンサ、
15はモジュレータ、16はデユーティ信号発生回路、
17は発振器、18はダイオード、19は平滑用コンデ
ンサ、20はコンデンサ、21.22はコンデンサ、2
3ないし26はスイッチ素子、27はコンデンサ、30
はコンデンサ、31はコイル、32はスイッチ素子、3
3はフリップフロップ、34は発振器、35はコンパレ
ータ、36は基準電圧、37,38は抵抗、39はコン
デンサ、40は抵抗、41とコンデンサである。
・コイル昇圧型電圧変換回路第4図・・・車両用電源装
置の第1の従来例第5図・・・車両用電源装置の第2の
従来例第6図・・・車両用電源装置の第3の従来例第7
図・・・第1図の各部における電圧の波形図において、
1.1−1.1−2はバッテリ、2はスタータスインチ
、3.il、3−2はオルタ不一り、4ないし6はスイ
ッチ、7はランプ負荷、8はモータ負荷、9はヒータ負
荷、10は15 スタータリレー、10−1はリレーコイル、j02はリ
レー接点、11はスタータ、12は切り換えリレー、1
2−1はリレーコイル、12−212−3はリレー接点
、I3は電圧変換回路、■4は電気二重層コンデンサ、
15はモジュレータ、16はデユーティ信号発生回路、
17は発振器、18はダイオード、19は平滑用コンデ
ンサ、20はコンデンサ、21.22はコンデンサ、2
3ないし26はスイッチ素子、27はコンデンサ、30
はコンデンサ、31はコイル、32はスイッチ素子、3
3はフリップフロップ、34は発振器、35はコンパレ
ータ、36は基準電圧、37,38は抵抗、39はコン
デンサ、40は抵抗、41とコンデンサである。
Claims (1)
- 入力側にバッテリおよびオルタネータが並列接続され、
出力側に電気二重層コンデンサが並列接続され、入力電
圧より大なる第1の電圧に変換する電圧変換回路と、該
第1の電圧をチョッピングするモジュレータと、逆流阻
止用ダイオードを経て該モジュレータと接続され、前記
チョッピングして得た第2の電圧を平滑する平滑用コン
デンサとを具え、前記第1の電圧、前記第2の電圧およ
び前記平滑用コンデンサの電圧を負荷に供給し得るよう
にしたことを特徴とする車両用電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1319957A JP2890561B2 (ja) | 1989-12-09 | 1989-12-09 | 車両用電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1319957A JP2890561B2 (ja) | 1989-12-09 | 1989-12-09 | 車両用電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03182850A true JPH03182850A (ja) | 1991-08-08 |
JP2890561B2 JP2890561B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=18116136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1319957A Expired - Fee Related JP2890561B2 (ja) | 1989-12-09 | 1989-12-09 | 車両用電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2890561B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5990140A (ja) * | 1982-11-15 | 1984-05-24 | Mitsubishi Electric Corp | 符号変換装置 |
JP2002256962A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-11 | Mikuni Corp | 内燃機関用電源装置 |
JP2014192038A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 2次電池の充放電検査装置 |
JP2015003644A (ja) * | 2013-06-21 | 2015-01-08 | いすゞ自動車株式会社 | 自動車用二電源装置 |
JP2015058741A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | マツダ株式会社 | 車両用空調制御装置 |
JP2017121174A (ja) * | 2017-03-06 | 2017-07-06 | 住友重機械工業株式会社 | 2次電池の充放電検査装置 |
-
1989
- 1989-12-09 JP JP1319957A patent/JP2890561B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5990140A (ja) * | 1982-11-15 | 1984-05-24 | Mitsubishi Electric Corp | 符号変換装置 |
JP2002256962A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-11 | Mikuni Corp | 内燃機関用電源装置 |
JP2014192038A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 2次電池の充放電検査装置 |
JP2015003644A (ja) * | 2013-06-21 | 2015-01-08 | いすゞ自動車株式会社 | 自動車用二電源装置 |
JP2015058741A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | マツダ株式会社 | 車両用空調制御装置 |
JP2017121174A (ja) * | 2017-03-06 | 2017-07-06 | 住友重機械工業株式会社 | 2次電池の充放電検査装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2890561B2 (ja) | 1999-05-17 |
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