JPH03182532A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

空気入りラジアルタイヤ

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JPH03182532A
JPH03182532A JP1320666A JP32066689A JPH03182532A JP H03182532 A JPH03182532 A JP H03182532A JP 1320666 A JP1320666 A JP 1320666A JP 32066689 A JP32066689 A JP 32066689A JP H03182532 A JPH03182532 A JP H03182532A
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Japan
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carbon black
rubber
rubber composition
weight
pneumatic radial
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JP1320666A
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Hitoshi Kondo
均 近藤
Yuichi Nishimaki
西牧 優一
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Bridgestone Corp
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、空気入りラジアルタイヤ、特に耐ベルトエ
ツジセパレーション性を著しく改良した、スチールコー
ドベルト層を備える空気入りラジアルタイヤに関する。
(従来の技術) 一般に、ライトトラック等に使用される空気入りラジア
ルタイヤは、乗用車用タイヤと比較して高内圧、高荷重
条件で使用されるため、耐ベルトエツジセパレーション
性が乗用車タイヤより強く要求される。ベルトエッジセ
パレーシゴンとは、内圧、荷重及びサイドフォースによ
りベルトエツジ(ベルト端)に歪が生じ、ベルトゴムに
クラックが発生し、このクラックが成長しコードとゴム
が分離し故障が発生する現象である。これを防止する対
策として、スチールベルト層に有機繊維コードで補強さ
れたレイヤー層やキャップ層を設けてこれを補強する方
法をしばしば用いるが、このような補強によっても、中
近東や東南アジアなどの熱帯地区においては、ベルトエ
ッジセバレーシゴンによる故障が決して少ないとは言え
なかった。
ベルトエッジセバレーシゴンを改良する別の方法として
は、ベルト層のスチールコード被覆ゴム組成物を高弾性
化することによってベルトの層間せん断歪を抑制する方
法が一般に知られている。
前記高弾性化を達成する方法として、硫黄を多量に配合
する方法、カーボンブラックを多量に配合する方法等が
ある。しかし、硫黄をあまり多く配合した場合、走行に
よる熱履歴を受け、熱老化によりゴム組成物の耐破壊性
が著しく低下し、かえって耐ベルトエツジセパレーショ
ン性が急激に低下するといった欠点があった。また、カ
ーボンブラックをあまり多量に配合した場合、ゴム組成
物の発熱性が悪化し、走行時の発熱が大きくなり、結果
として熱老化により耐破壊性が低下するばかりでなく、
製造時、未加硫ゴムm酸物の粘度が高くなり、圧延作業
性が低下するといった欠点があった。一方、少ないカー
ボンブラック配合量で高弾性化を実現するために、スト
ラフチャーの大きいカーボンブラックを使用した場合、
走行により機械的疲労を受け、引裂性等の物性低下を引
き起こし、耐ベルトエツジセパレーション性が低下する
という欠点があった。
(発明が解決しようとする課B) この発明は、上記欠点を有しない、耐ベルトエツジセパ
レーション性の改良された空気入りラジアルタイヤを提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた
結果、ストラフチャーの大きいカーボンブラックとスト
ラフチャーが比較的小さいカーボンブラックとをある特
定の範囲内でブレンドして使用した場合、高弾性である
と共に熱老化性、耐引裂性等の性能を有し、耐ベルトエ
ツジセパレーション性を著しく改良しうることを確かめ
、この発明を完成するに至った。
なお、ストラフチャーの大小は、DBP吸油量で測定す
ることができ、この値が大きい程ストラクチャーが大で
小さい程小である。
この発明は、ゴム組成物で被覆されたスチールコードか
らなるベルト層を備える空気入りラジアルタイヤにおい
て、前記スチールコード被覆ゴム組成物が天然ゴム、合
成ポリイソプレンゴム又はそれら両方のゴムを90重量
部以上含有するゴム100重量部に対してカーボンブラ
ック50〜70重量部を配合したゴム組成物であり、し
かも前記カーボンブラックがヨウ素吸着量が75〜12
0■/gでDBP吸油量が65〜85 m l / 1
00gであるカーボンブラック(八)と、ヨウ素吸着量
が30〜90■/gでDBP吸油量が95〜150m 
It / 100gであるカーボンブラック(B)とを
ブレンド重量比A/Bが115〜5/1の範囲内でブレ
ンドしたカーボンブラックである空気入りラジアルタイ
ヤである。
(作 用) この発明において、ゴム100重量部のうち、9゜31
1部以上の天然ゴム及び/又は合成ポリイソプレンゴム
を使用するが、これは、90重量部未満では、ゴム組成
物の亀裂成長性が悪化し、耐ベルトエツジセパレーショ
ン性が低下するためである。
天然ゴム及び合成ポリイソプレンゴム以外のゴムとして
10重量部以下ブレンドして使用するゴムは、特に限定
されないが、スチレン−ブタジェン共重合ゴムやポリブ
タジェンゴムが好ましい。
この発明において使用するカーボンブラック(A)は、
ヨウ素吸着量(IA)が75〜120■/gでDBP吸
油量が65〜85m1/100gであり、口BP吸油量
が65w+1/100g未満の場合、ゴム[放物の10
0%モジュラスが低くなりすぎ、DBP吸油量が851
11/100gを超える場合、ゴム組成物の機械的疲労
性が低下し、耐ベルトエツジセパレーション性が低下す
るので、不適当である。また、カーボンブラック(B)
は、ヨウ素吸着量(IA)が30〜90■/gでDBP
 I!i油量が95〜150w j! / 100gで
あり、DBP吸油量が95ml/100g未満の場合、
やはりゴム組成物の弾性率が低下し、15011j! 
/ 100gを超えると、ゴム組成物の機械的疲労性が
低下するので不適当である。
ヨウ素吸着量(IA)については、カーボンブラック(
A)が75未満、カーボンブラックCB)が30未満で
はゴム組成物の耐破壊性が低下し耐ベルトエツジセパレ
ーション性が悪化するので不適当であり、カーボンブラ
ック(A)が120を超え、カーボンブラック(B)が
90を超えると混練時のカーボンブラックの分散性が低
下したり、ゴムの粘度が高くなり過ぎて工場作業性が悪
化するので不適当である。
また、カーボンブラックA/Bのブレンド重量比が11
5より小さい場合、機械的疲労性が低下するばかりでな
く、未加硫時の粘度が大きくなりすぎて圧延作業性が悪
化し、5/1より大きい場合、十分な100%モジュラ
スを得ることができないので不適当である。
カーボンブラックの配合量は、ゴム100重量部に対し
て50〜70重量部であり、50重量部未満では、ゴム
組成物の100%モジュラスが低くなりすぎるばかりで
なく、耐亀裂成長性も低下し、70重量部を超えると、
発熱性が悪化したり、未加硫時に粘度が高く、圧延作業
性が低下するため不適当である。
この発明に使用するスチールコード被覆ゴム組成物の1
00%モジュラスは、50〜70)cg/cs*”であ
ることが好ましいが、これは、50 kg / cta
 ”未満ではベルト層の層関せん断歪を抑制する効果が
小さくなり、耐ベルトエツジセパレーション性が悪化す
る傾向があり、70 kg / CI ”を超えると、
耐破壊性が低下する傾向があるからである。
この発明の空気入りラジアルタイヤに使用するゴム組成
物において、前記ゴムに対してカーボンブラック以外に
、接着剤、加硫剤、加硫促進剤、加硫促進助剤、軟化剤
、補強用充填剤、老化防止剤等通常ゴム工業で使用され
る配合剤を必要に応じて配合することが可能である。
この発明においてDBP吸油量及びヨウ素吸着量は、下
記方法により測定した。
DBP吸油量(ジブチルフタレート吸油量);457M
 D−2414 ヨウ素吸着量(ヨウ素吸着比表面積HI^):457M
 01510−81 (実施例) 以下、この発明を実施例及び比較例によって更に詳細に
説明する。
−1〜 5       六   1〜62枚のスチー
ルベルト層によって補強されたライトトラックタイヤL
TR700R1612PRの8亥ベルト層スチールコー
ド被覆ゴム組成物として表1に示したl0種のゴム組成
物を用いてタイヤを作威し、日本国内にて約10万km
走行させた後、ベルトエツジセパレーション長さを測定
した。カーボンブラック(B)単独配合の比較例1のセ
パレーション長さを100として指数で評価した。値が
大きい程良好であることを示す。
なお、100%モジュラス及び破断時伸びの測定は、厚
さ2mmのスラブシートを145°C×40分の条件で
加硫後、JIS K6301法に従って実施した。
セパレーション長さは、走行後のタイヤを8等分し、そ
の各断面にてセパレーション長さを測定し、その平均値
を求めた。
結果を表1に示す。
比較例1〜4に示すカーボンブラック(A)単独又は(
B)単独配合に比べて両者をブレンドした実施例1〜5
は、すぐれた耐ベルトエツジセパレーション性を示す。
しかしながら、比較例5及び6に示すようにカーボンブ
ラックA/Bのブレンド比が175〜5/1の範囲を満
たさない場合、耐ベルトエノジセバレーションに対する
効果が不十分である。
(発明の効果) 空気入りラジアルタイヤのスチールベルト層において、
スチールコード被覆ゴム組成物として、天然ゴム及び/
又は合成ポリイソプレンゴムを90重量部以上用いたゴ
ム成分に対し、特定のカーボンブランク(A)と(8)
を特定のブレンド比で50〜70重景部配重量てなるゴ
ム組成物を使用したこの発明の空気入りラジアルタイヤ
は、耐ベルトエツジセパレーション性が著しく改良され
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ゴム組成物で被覆されたスチールコードからなるベ
    ルト層を備える空気入りラジアルタイヤにおいて、前記
    スチールコード被覆ゴム組成物が天然ゴム、合成ポリイ
    ソプレンゴム又はそれらの両方のゴムを90重量部以上
    含有するゴム100重量部に対してカーボンブラック5
    0〜70重量部を配合したゴム組成物であり、しかも前
    記カーボンブラックがヨウ素吸着量が75〜120mg
    /gでDBP吸油量が65〜85ml/100gである
    カーボンブラック(A)と、ヨウ素吸着量が30〜90
    mg/gでDBP吸油量が95〜150ml/100g
    であるカーボンブラック(B)とをブレンド重量比A/
    Bが1/5〜5/1の範囲内でブレンドしたカーボンブ
    ラックであることを特徴とする空気入りラジアルタイヤ
    。 2、スチールコード被覆ゴム組成物が50〜70kg/
    cm^2の100%モジュラスを有する請求項1記載の
    空気入りラジアルタイヤ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002347411A (ja) * 2001-05-25 2002-12-04 Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd :The 空気入りタイヤ
JP2021085471A (ja) * 2019-11-28 2021-06-03 横浜ゴム株式会社 冷媒輸送用ホース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002347411A (ja) * 2001-05-25 2002-12-04 Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd :The 空気入りタイヤ
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