JPH03182008A - 走水防止型波付金属シースケーブル - Google Patents

走水防止型波付金属シースケーブル

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JPH03182008A
JPH03182008A JP1320306A JP32030689A JPH03182008A JP H03182008 A JPH03182008 A JP H03182008A JP 1320306 A JP1320306 A JP 1320306A JP 32030689 A JP32030689 A JP 32030689A JP H03182008 A JPH03182008 A JP H03182008A
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cable
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Susumu Koishihara
小石原 進
Tomoteru Sato
佐藤 智暉
Hideo Kusumi
楠美 英夫
Tadashi Kimura
忠司 木村
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Hitachi Cable Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/14Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、らせん状波付金属シースケーブルに関し、特
に長さ方向の走水防水機能を付与したらせん状波付金属
シースケーブルに関するものである。
[従来の技術] 最近では、地下に布設、埋設される電カケープル、通信
ケーブル類で金属又はプラスチックを有するもののシー
ス下の長さ方向の走水防止の技術が重要になってきてい
る。その理由は、何れかの原因でシースが損傷を受けた
場合、そこからケーブル内部に水分が侵入し長さ方向に
走り、広範囲にわたってケーブルの性能や寿命に著しく
悪影響を及ぼすからである。
鉛被等の金属シースでもポリエチレンやポリ塩化ビニル
等のプラスチックシースでもそれが平滑シースの場合に
は、走水防止は工業技術的に比較的容易に実施すること
ができる。それはシースと内部コアとの間に防水混和物
や吸水膨潤性物質を押出し、塗布、或いはテープ巻き、
その他適当な方法で施すことによって可能となる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、らせん状波付シースの場合には、波の山部の
空隙部に走水防止機能を持たせることは工業技術的には
困難である。
従来から、波付金属シースとしては、アルミ押出管に波
付加工したもの或いは銅、アルミ、ステンレススチール
溶接管に波付加工したもの等が使われているが、一般に
波付加工はらせん状になされており、波の山部がらせん
状に長さ方向につながっているところからこの部分に走
水防止機能を持たせることが工業技術的に困難である。
この欠点を克服するために波付加工をらせん状からいわ
ゆるちょうちん状に変更し、波の山部が長さ方向に連続
しない方法が提案されているが、この方法では屈曲特性
等の機械特性が大幅に低下するため、fIi国では余り
実用されていない。
他方、電気的目的や腐食防止の目的で波の山部を埋める
方法が提案されているが、実公昭59−6572号、実
公昭58−321768〉、この方法では走水防止の機
能を満たすには至らず余り実用されていない。
このような現状から屈曲特性等の機械特性の優れたらせ
ん状波付金属シースを右するケーブルの走水防止技術に
関しては、有効且つ工業技術的に実用可能な提案は見当
らない。波付加工においても、波付金属シースの内径は
、ケーブルコアのクッション層外径に対して製造上の理
由から100%以上とされており、更に波の高さの低減
も屈tll+特性等への影響から制約を受けている。こ
のような状況は波の山部の空隙の走水防止という点から
は不都合な状況である。
本発明の目的は前記した従来技術の欠点を克服し、らせ
lυ状波付金属シースを有するケーブルに長さ方向の走
水防止機能を付与せしめるケーブル構造を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段〕 本発明は、ケーブルコア上に必要厚さのクッション層を
介してらせん状波付金属シースを設けたものにおいて、
クッションと金属シース間に吸水膨潤性物質を含んだ紐
状体或いはテープ状体を一本或いは複数本らせん状波付
金属シースの谷部と交差するように配置したことを特徴
とし、これにより金属シースのらせん状山部内の空隙の
長さ方向に所定の間隔を置いて吸水膨潤部を形成し、も
って金属シース下の長さ方向の走水防止を可能としたち
のである。
上記において、クッション層の厚さはケーブルコア外径
の0.5〜5%とすることが好ましく、吸水膨潤性物質
を含んだ紐状体或いはテープ状体の厚さはらせん状波付
金属シースの波高の5〜100%とすることが好ましく
、らせん状波付金属シースの最小内径はクッション層の
外径の95〜100%とすることが好ましい。
我々が種々、実施してきた実施例を通して得られた知見
としては、本発明の目的を達成するためにはらせん状波
付金属シースをクッション層に適度に喰い込むように施
すことが好ましく、その意味からクッション層の厚さは
前記の範囲にあることが好ましい。その上に縦添え又は
巻付けによって配置される吸水膨潤性物質を含んだ紐状
体或いはテープ状体は、吸水膨潤性物質の種類や特性も
勘案して吸水膨潤後に波の山部の空隙を十分に埋めるだ
けの量が必要である。この点からその厚さは前記の範囲
にあることから好ましい。更に、らせん状波付金属シー
スのクッション層への喰い込みの程度は、クッション層
の厚さ及び材質、その上に縦添え又は巻付けされる紐状
体、テープ状体等の厚さ及び材質を勘案して前記の範囲
にあることが好ましい。
導体上に内部半S電層、ゴム又はプラスチック絶縁層、
外部半導電層をこの順に設けてなる電カケープルを例に
とると、この上に設けるクッション層としては、半導電
性のゴム又はプラスチックテープを用いることもできる
し、これを押出しにより形成することもできる。又、半
導電性のゴム2はプラスチックを基布に塗布又は付着せ
しめたテープを用いることもできるし、電気的接触も目
的として、これに銅線、銅箔等を打込んだものを用いる
こともできる。更に、クッション層の一部又は全部を吸
水膨潤性物質を含んだ半導電性テープに愉替えることも
できる。
その上に縦添え又は巻付ける吸水膨潤性物質を含んだ紐
状体、テープ状体等としては、十分な吸水膨潤特性を有
し且つケーブルコアや金属シースに悪影響を及ぼすもの
であれば必ずしも半導電性でなくともよく、その形状は
紐状、テープ状、棒状等々金属シースを施すことによっ
て適当にくびれる程度であれば選択は自由であり、且つ
その数#J1本又は?!12数本いずれでもよい。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら本発明の一実施例を示す
断面積1000+m2の銅導体1の上に、厚さ約1.5
願の内部半導電層2、厚さ約27mの架橋ポリエチレン
絶縁体3、厚さ約1.5#l#Iの外部半導電層4をこ
の順に設けた275KV相当の電カケープルコアを製作
した。この上に半導電性ゴムを十分に付着せしめた布テ
ープもクッション層5として約3M厚に巻き、更にこの
上に吸水膨潤性物質を含浸した半導電性の布テープより
成る厚さ3#11幅20mのテープ状体6を1木、縦添
えし、その上かららせん状波付アルミシース7を液部の
最小内径がクッション層5上外径の98%となるように
設けて、更にその上にビニル防食層8を設けて、本発明
のケーブルを製作した。9は空隙である。
発明名らは、本発明のケーブルの走水防止特性を確認す
るため、長さ約4mの本発明ケーブルを用いて下記の試
験を実施した。
4mの試料の丁度、中央の位置で波付アルミシースを約
50mm取除き、そこからアルミシース内部に0.1に
9/ciの水圧を印加した。この状態で室温のまま、1
0日間保持したが、両端からの水漏れは認められなかっ
た。次に新たに4mの試料を同様に準備した上で、アル
ミシース内部に0.1に9/aAの水圧を印加し、この
状態で導体への通電、遮断を繰返すヒートサイクルを1
0日間行ったが両端からの水漏れは認められなかった。
波付アルミシースをクッション層に喰い込むように施し
たことによるその下の外部半導電層、絶縁体への悪影響
も調べるためにインパルス電圧破壊試験及び交流電圧破
壊試験も実施したが、その結果は従来の波付アルミシー
スの下にクリアランスのあるものと比べて有意差は認め
られなかった。
又、吸水膨潤性物質が周囲のケーブル構成材料に悪影響
を与えるかどうかを調べるために、本発明のケーブルに
ついて、(イ〉絶縁体及び外部半導Tiff1の水トリ
ー試験、(ロ)絶縁体及び外部半導電層の熱老化試験、
(ハ)波付アルミシース内面の腐食状況の調査を実施し
たが、従来のケーブルと比べて有意差は認められなかっ
た。
[発明の効果] らせん状に波付加工された金属シースはちょうちん状に
波付加工されたものとは異なり、機械特性が格段に浸れ
ている所からアルミ、銅、鉄等多くの種類が電線、ケー
ブル等の金属シースとして実用されている。ところが前
述したように、地下に布設、埋設された状態で金属が損
傷を受けた場合、そこから内部に水分が侵入し、波の空
隙部に沿って長さ方向に水が走り広範囲に亘ってケーブ
ルの劣化もJ& <という欠点がある。最近では、地下
埋設物の工事や道路工事が多くなっており、ケーブルが
損傷を受ける危険が増えているので上述の欠点があるた
めに損傷も受けた場合には、その修理、復旧に益々多大
の費用と時間を必要とする。
これに対して、本発明のケーブルを用いると損傷を受け
た場合、金属シース下の優れた走水防止機能によってそ
の影響を数mlfl度に限定せしめることができるため
、局部修理が可能となり修理、復旧に要する費用も時間
も大幅に節減することができる。
このことは経済的効果のみにとどまらず、線路の信頼性
を高め延いてはユーザーへのサービスの向上につながる
ことになり、本発明の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の走水防止型波付金属シースケ−プルの
一実施例を示す横断面図、 縦断面図である。 1:銅導体、 2:内部半導電層、 3:架橋ポリエチレン絶縁体、 4:外部半S雷層、 5:クッション層、 6:テープ状体、 7:らせん状波付アルミシース、 8:ビニル防食層、 9:空隙。 第2図はその 手 続 補 正 書 (自発) 事 件 の 表 小 平成 年 特 許 願第 20306 号 発 明 の 名 称 走水防止型波付金属シースケーブル 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立電線株式会社   特 許 部 5補正の対象 (1)明m書の特許請求の範囲の欄。 (2)明細書の発明の詳細な説明の欄。 補正の内容 (1)明細書の特許請求の範囲の欄を別紙のように補正
する。 (2)明細書第7頁第8行の「及ぼすものJを「及ぼさ
ないもの」と訂正する。 (3)明細書第8頁第1行、同第9頁第4行及び同第1
0頁第7行の「も」を、夫々「を」と訂正する。 7 添付書類の目録 (1)補正後の特許請求の範囲の全文を記載した書面 
1通 以 上 2、特許請求の範囲 1.ケーブルコア上にクッション層を介してらせん状波
付金属シースを設けたケーブルにおいて、クッション層
と金属シース間に吸水膨潤性物質を含んだ紐状体或いは
テープ状体を1本或いは複数本、金属シースの谷部と交
差するように配置してなることを特徴とする走水防止型
波付金属シースケーブル。 2、クッシ」ン層の厚さがケーブルコア外径の0.5〜
5%である請求項1記載の走水防止型波付金属シースケ
ーブル。 3、紐状体或いはテープ状体の厚さ(或いは外径〉がら
せん状波付金属シースの波高の5〜100%である請求
項1記載の走水防止型波付金属シースケーブル。 4、らせん状波付金属シースの最小内径がクッション層
外径の95〜100%である請求項1記載の走水防止型
波付金属シースケーブル。 5、クッション層の一部又は全部を吸水膨潤性物質を含
んだ層に置換えたことを特徴とする請求項1記載の走水
防止型波付金属シースケーブル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ケーブルコア上にクッション層を介してらせん状波
    付金属シースを設けたケーブルにおいて、クッション層
    と金属シース間に吸水膨潤性物質を含んだ紐状体或いは
    テープ状体を1本或いは複数本、金属シースの谷部と交
    差するように配置してなることを特徴とする走水防止型
    波付金属シースケーブル。 2、クッション層の厚さがケーブルコア外径の0.5〜
    5%である請求項1記載の走水防止型波付金属シースケ
    ーブル。 3、紐状体或いはテープ状体の厚さ(或いは外径)がら
    せん状波付金属シースの波高の5〜100%である請求
    項1記載の走水防止型波付金属シースケーブル。 4、らせん状波付金属シースの最小内径がクッション層
    外径の95〜100%である請求項1記載の走水防止型
    波付金属シースケーブル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0553056U (ja) * 1991-12-19 1993-07-13 三菱電線工業株式会社 ケーブルの防湿構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60207219A (ja) * 1984-03-30 1985-10-18 住友電気工業株式会社 金属シ−スを有するゴム・プラスチツク絶縁電力ケ−ブル
JPS6451222U (ja) * 1987-09-24 1989-03-29

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