JPH0318066Y2 - - Google Patents
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- JPH0318066Y2 JPH0318066Y2 JP1351586U JP1351586U JPH0318066Y2 JP H0318066 Y2 JPH0318066 Y2 JP H0318066Y2 JP 1351586 U JP1351586 U JP 1351586U JP 1351586 U JP1351586 U JP 1351586U JP H0318066 Y2 JPH0318066 Y2 JP H0318066Y2
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- dressing
- welding
- transport
- electrode
- signal
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- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 19
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000011664 signaling Effects 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
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- Resistance Welding (AREA)
- Manipulator (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は搬送用ロボツトを用いた溶接装置に関
し、特にその溶接装置の電極を研磨するドレス装
置を搬送用ロボツトで搬送する搬送治具に設けた
溶接装置に関するものである。
し、特にその溶接装置の電極を研磨するドレス装
置を搬送用ロボツトで搬送する搬送治具に設けた
溶接装置に関するものである。
(従来技術)
一般に、種々の部品を組立る組立工場等におい
て産業用ロボツトの導入が進み、産業用ロボツト
により生産ラインを略全自動化する傾向がある。
て産業用ロボツトの導入が進み、産業用ロボツト
により生産ラインを略全自動化する傾向がある。
従来、例えば特開昭60−118428号公報に記載さ
れた複数の生産ラインからの部品の集中組立技術
によれば、複数のラインで各パーツを夫々組立
て、これを次工程で1個所に集中して組立てて製
品とする組立工場において、各ラインの最終加工
をアームに加工手段と搬送手段とを並設した回転
型のロボツトで行わせるとともに所定の2ライン
の最終加工を受持つ2台のロボツトの回転搬送領
域内に全体組立ステーシヨンを配置して、そのス
テーシヨンにこれらのロボツトにより上記パーツ
を直接搬送するようにし、且つ残余のラインで加
工されたパーツは、そのラインの最終加工ロボツ
トと、そのロボツトの搬送領域の一端と上記全体
組立ステーシヨンとの間を中継搬送する中継ロボ
ツトとで搬送するようにし、また上記中継ロボツ
トの搬送経路途中に加工ステーシヨンを設けて、
そのステーシヨンでも加工を行なうようにし、ラ
インの短縮を図つたものがある。
れた複数の生産ラインからの部品の集中組立技術
によれば、複数のラインで各パーツを夫々組立
て、これを次工程で1個所に集中して組立てて製
品とする組立工場において、各ラインの最終加工
をアームに加工手段と搬送手段とを並設した回転
型のロボツトで行わせるとともに所定の2ライン
の最終加工を受持つ2台のロボツトの回転搬送領
域内に全体組立ステーシヨンを配置して、そのス
テーシヨンにこれらのロボツトにより上記パーツ
を直接搬送するようにし、且つ残余のラインで加
工されたパーツは、そのラインの最終加工ロボツ
トと、そのロボツトの搬送領域の一端と上記全体
組立ステーシヨンとの間を中継搬送する中継ロボ
ツトとで搬送するようにし、また上記中継ロボツ
トの搬送経路途中に加工ステーシヨンを設けて、
そのステーシヨンでも加工を行なうようにし、ラ
インの短縮を図つたものがある。
(考案が解決しようとする問題点)
上記公報に記載の複数の作業ラインからの部品
の集中組立技術のように、パーツを加工したり組
立てたりする生産ラインにおいて自動化されてい
るのであつて、その生産に使用する工具類等の保
守(メンテナンス)に関してはまだ自動化が進ん
でいない。
の集中組立技術のように、パーツを加工したり組
立てたりする生産ラインにおいて自動化されてい
るのであつて、その生産に使用する工具類等の保
守(メンテナンス)に関してはまだ自動化が進ん
でいない。
特に、ワークを搬送する搬送用ロボツトを用い
たスポツト溶接装置においては、上記搬送用ロボ
ツトでワークを専用溶接機に移動させ、専用溶接
機でワークを順々に自動的にスポツト溶接する場
合、スポツト溶接の回数により溶接機の電極が
徐々に消耗して短かくなり電極の先端面が凹凸状
になると、上記電極の先端部分はテーパ状である
ために電極の通電面積が徐々に大きくなる。
たスポツト溶接装置においては、上記搬送用ロボ
ツトでワークを専用溶接機に移動させ、専用溶接
機でワークを順々に自動的にスポツト溶接する場
合、スポツト溶接の回数により溶接機の電極が
徐々に消耗して短かくなり電極の先端面が凹凸状
になると、上記電極の先端部分はテーパ状である
ために電極の通電面積が徐々に大きくなる。
溶接時の通電面積が大きくなると、溶接電流密
度の低下により溶接強度が弱くなるなど溶接品質
を一定に保てなくなるという問題がある。
度の低下により溶接強度が弱くなるなど溶接品質
を一定に保てなくなるという問題がある。
それで、溶接機の電極を1日に複数回(例えば
8〜10回)研磨する必要が生じ、その都度上記溶
接機及びその溶接機に連携する搬送用ロボツト
や、あるいはその溶接工程に関連するラインまで
も停止し生産性が低下することになる。
8〜10回)研磨する必要が生じ、その都度上記溶
接機及びその溶接機に連携する搬送用ロボツト
や、あるいはその溶接工程に関連するラインまで
も停止し生産性が低下することになる。
また、上記電極を手作業で研磨するので、上記
電極のテーパ角を所定の角度に研磨するには、熟
練を要し、また必要以上に電極を研磨して電極の
寿命を短くする等の種々の問題がある。
電極のテーパ角を所定の角度に研磨するには、熟
練を要し、また必要以上に電極を研磨して電極の
寿命を短くする等の種々の問題がある。
(問題を解決するための手段)
本考案に係る搬送用ロボツトを用いた溶接装置
は、搬送用ロボツトで搬送する搬送治具に取付け
たワークを専用溶接機に供給してスポツト溶接す
るようにした搬送用ロボツトを用いた溶接装置に
おいて、専用溶接機からの信号に基いて溶接打点
数をカウントし、設定打点数になるとドレス信号
を発する打点数カウンタを設け、搬送治具に設け
られ上記ドレス信号を受けて専用溶接機の電極を
ドレスするドレス手段を設け、上記ドレス信号を
受けてドレス時にドレス回数に応じて搬送用ロボ
ツトで搬送治具を作動させる作動量を制御する中
央演算装置を設けたものである。
は、搬送用ロボツトで搬送する搬送治具に取付け
たワークを専用溶接機に供給してスポツト溶接す
るようにした搬送用ロボツトを用いた溶接装置に
おいて、専用溶接機からの信号に基いて溶接打点
数をカウントし、設定打点数になるとドレス信号
を発する打点数カウンタを設け、搬送治具に設け
られ上記ドレス信号を受けて専用溶接機の電極を
ドレスするドレス手段を設け、上記ドレス信号を
受けてドレス時にドレス回数に応じて搬送用ロボ
ツトで搬送治具を作動させる作動量を制御する中
央演算装置を設けたものである。
(作用)
本考案に係る搬送用ロボツトを用いた溶接装置
は上記のように構成されるから、搬送用ロボツト
で搬送治具を介して搬送されるワークは、搬送用
ロボツトにより専用溶接機に移動され、スポツト
溶接される。
は上記のように構成されるから、搬送用ロボツト
で搬送治具を介して搬送されるワークは、搬送用
ロボツトにより専用溶接機に移動され、スポツト
溶接される。
そして、専用溶接機からの信号が打点数カウン
タに出力され、その信号に基いて打点数カウンタ
は溶接打点数をカウントし、設定打点数になると
打点数カウンタからドレス信号がドレス手段に出
力される。
タに出力され、その信号に基いて打点数カウンタ
は溶接打点数をカウントし、設定打点数になると
打点数カウンタからドレス信号がドレス手段に出
力される。
上記ドレス手段が上記ドレス信号を受けるとド
レス手段により専用溶接機の電極がドレスされる
とともに、上記ドレス信号を受ける中央演算装置
によつてドレス時に搬送用ロボツトで搬送治具を
作動させる作動量がドレス回数に応じて制御され
るので、専用溶接機の電極は常に最良の状態でス
ポツト溶接に供されることになる。
レス手段により専用溶接機の電極がドレスされる
とともに、上記ドレス信号を受ける中央演算装置
によつてドレス時に搬送用ロボツトで搬送治具を
作動させる作動量がドレス回数に応じて制御され
るので、専用溶接機の電極は常に最良の状態でス
ポツト溶接に供されることになる。
(考案の効果)
本考案に係る搬送用ロボツトを用いた溶接装置
によれば以上説明したように、専用溶接機の電極
は設定打点数になると自動的にドレスされるとと
もに、そのドレスをするための搬送治具の作動量
は中央演算装置により制御されるようにしたの
で、生産ラインを停止させることなく電極のドレ
スが高速で能率的に無駄なく実行され、生産ライ
ンの稼動率が著しく向上する。
によれば以上説明したように、専用溶接機の電極
は設定打点数になると自動的にドレスされるとと
もに、そのドレスをするための搬送治具の作動量
は中央演算装置により制御されるようにしたの
で、生産ラインを停止させることなく電極のドレ
スが高速で能率的に無駄なく実行され、生産ライ
ンの稼動率が著しく向上する。
電極の形状が常に一定に保持されるので、溶接
品質、溶接精度、及び溶接強度の面においても改
善され、また、電極の寿命を長くすることが出来
る。
品質、溶接精度、及び溶接強度の面においても改
善され、また、電極の寿命を長くすることが出来
る。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
本実施例は搬送用ロボツトを用いた溶接装置に
関し、ワークをスポツト溶接する専用溶接機の電
極をスポツト溶接の回数に応じて定期的に、上記
搬送用ロボツトで搬送する搬送治具に設けられた
ドレス装置で研磨(ドレス)するようにし、上記
ドレス装置で電極を研磨する切込量は研磨の回数
(ドレス回数)に応じて中央演算装置により制御
されるようにしたものである。
関し、ワークをスポツト溶接する専用溶接機の電
極をスポツト溶接の回数に応じて定期的に、上記
搬送用ロボツトで搬送する搬送治具に設けられた
ドレス装置で研磨(ドレス)するようにし、上記
ドレス装置で電極を研磨する切込量は研磨の回数
(ドレス回数)に応じて中央演算装置により制御
されるようにしたものである。
第1図はワーク(図示略)をスポツト溶接する
組立ラインの概略を示すもので、複数の搬送ロボ
ツト1が適当間隔毎に配設され、上記各搬送用ロ
ボツト1の搬送用領域内において、搬送用ロボツ
ト1に対向する位置には専用のスポツト溶接機2
が夫々配設され、また各搬送用ロボツト1の搬送
領域とその隣りの搬送用ロボツト1の搬送領域と
が交差する中間位置には上記隣りの搬送用ロボツ
ト1へ搬送治具に取付けられたワークを受渡すと
きに搬送治具7を載置するための位置決め台3が
夫々配設されている。
組立ラインの概略を示すもので、複数の搬送ロボ
ツト1が適当間隔毎に配設され、上記各搬送用ロ
ボツト1の搬送用領域内において、搬送用ロボツ
ト1に対向する位置には専用のスポツト溶接機2
が夫々配設され、また各搬送用ロボツト1の搬送
領域とその隣りの搬送用ロボツト1の搬送領域と
が交差する中間位置には上記隣りの搬送用ロボツ
ト1へ搬送治具に取付けられたワークを受渡すと
きに搬送治具7を載置するための位置決め台3が
夫々配設されている。
ワークが、図中の矢印4の位置から搬入され、
ベルトコンベア5により最初の位置決め台3に搬
送され、最初の搬送用ロボツト1によりスポツト
溶接機2に搬送されスポツト溶接されると、2番
目の位置決め台3に載置され、この位置決め台3
から2番目の搬送用ロボツト1に受渡され、以下
同様にして次々にスポツト溶接されて、ワークは
矢印6の位置から次の工程へと搬出される。
ベルトコンベア5により最初の位置決め台3に搬
送され、最初の搬送用ロボツト1によりスポツト
溶接機2に搬送されスポツト溶接されると、2番
目の位置決め台3に載置され、この位置決め台3
から2番目の搬送用ロボツト1に受渡され、以下
同様にして次々にスポツト溶接されて、ワークは
矢印6の位置から次の工程へと搬出される。
上記搬送用ロボツト1のアーム1aの先端に
は、ワークを搬送するための搬送治具7が着脱さ
れ、その搬送治具7には後述のスポツト溶接機2
の電極8を研磨するためのドレス装置9が設けら
れている。
は、ワークを搬送するための搬送治具7が着脱さ
れ、その搬送治具7には後述のスポツト溶接機2
の電極8を研磨するためのドレス装置9が設けら
れている。
また、上記スポツト溶接機2は図示外の溶接制
御装置により給電される上下1対の電極8により
ワークを順々にスポツト溶接するようになつてい
る。
御装置により給電される上下1対の電極8により
ワークを順々にスポツト溶接するようになつてい
る。
上記ドレス装置9は、第2図及び第3図に示す
ように搬送治具7に設けられており、電極8を研
磨する円柱状の砥石10と、砥石10を回転させ
るモータ11と、ベルト12等で基本的に構成さ
れている。
ように搬送治具7に設けられており、電極8を研
磨する円柱状の砥石10と、砥石10を回転させ
るモータ11と、ベルト12等で基本的に構成さ
れている。
上記砥石10の中心部分にはその上半分と下半
分とに夫々円錐状の孔13,14が形成され、砥
石10を回転させることにより上半分の円錐状の
孔13でスポツト溶接機2の上部電極8が研磨さ
れ、下半分の円錐状の孔14でその下部電極(図
示略)が研磨されるようになつている。
分とに夫々円錐状の孔13,14が形成され、砥
石10を回転させることにより上半分の円錐状の
孔13でスポツト溶接機2の上部電極8が研磨さ
れ、下半分の円錐状の孔14でその下部電極(図
示略)が研磨されるようになつている。
そして、上記砥石10は、上下1対の取付板1
5とボルト16により挟持され、取付枠17内に
おいてベアリング18を介して取付枠17に回転
自在に枢支され、上記ベルト12がモータ11の
モータ軸に固着されたプーリ19と砥石10とに
亙つて掛装され、モータ11の回転により砥石1
0が回転されるようになつている。
5とボルト16により挟持され、取付枠17内に
おいてベアリング18を介して取付枠17に回転
自在に枢支され、上記ベルト12がモータ11の
モータ軸に固着されたプーリ19と砥石10とに
亙つて掛装され、モータ11の回転により砥石1
0が回転されるようになつている。
上記電極8を研磨するときには、スポツト溶接
機2の上部電極8を上方へ移動させた状態にしド
レス装置9のモータ11に通電することによりモ
ータ11を回転させ、搬送用ロボツト1のアーム
1aを介して搬送治具7のドレス装置9をスポツ
ト溶接機2へ移動させて、先ず電極8を第3図に
示す想像線20の位置に保持して電極8の先端面
を研磨し、次に電極8を想像線21の位置に保持
してドレス装置9即ち搬送治具7を所定の切込量
だけ上方へ移動させることにより、電極8は所定
の形状に研磨されることになる。
機2の上部電極8を上方へ移動させた状態にしド
レス装置9のモータ11に通電することによりモ
ータ11を回転させ、搬送用ロボツト1のアーム
1aを介して搬送治具7のドレス装置9をスポツ
ト溶接機2へ移動させて、先ず電極8を第3図に
示す想像線20の位置に保持して電極8の先端面
を研磨し、次に電極8を想像線21の位置に保持
してドレス装置9即ち搬送治具7を所定の切込量
だけ上方へ移動させることにより、電極8は所定
の形状に研磨されることになる。
次に、上記電極8を研磨する毎に電極8が消耗
して短かくなつていくので、研磨の際の搬送治具
7の高さ位置を精密に制御する必要がある。
して短かくなつていくので、研磨の際の搬送治具
7の高さ位置を精密に制御する必要がある。
以下、上記電極8の研磨の為の制御装置につい
て第4図のブロツクに基いて説明する。
て第4図のブロツクに基いて説明する。
上記スポツト溶接機2には打点数カウンタ22
が設けられ、打点数カウンタ22はスポツト溶接
する毎にその回数(溶接打点数)を計数し、予め
設定された溶接打点数になるとドレス信号(研磨
信号)をロボツト制御装置CのCPU23(中央
演算装置)に出力するようになつている。
が設けられ、打点数カウンタ22はスポツト溶接
する毎にその回数(溶接打点数)を計数し、予め
設定された溶接打点数になるとドレス信号(研磨
信号)をロボツト制御装置CのCPU23(中央
演算装置)に出力するようになつている。
上記ロボツト制御装置CはCPU23と、ROM
24(リード・オンリ・メモリ)と、RAM25
(ランダム・アクセス・メモリ)とを備えていて、
上記CPU23には打点数カウンタ22と、ROM
24と、RAM25と、ドレス装置9が接続され
ている。但し、ドレス装置9には駆動回路も含ま
れているものとする。
24(リード・オンリ・メモリ)と、RAM25
(ランダム・アクセス・メモリ)とを備えていて、
上記CPU23には打点数カウンタ22と、ROM
24と、RAM25と、ドレス装置9が接続され
ている。但し、ドレス装置9には駆動回路も含ま
れているものとする。
上記ROM24には搬送用ロボツト1の作動を
制御する制御プログラムに加えて、電極8を研磨
するときに、電極8が新しい(新しい電極8がセ
ツトされている)ときのドレス装置9の基本位置
に関するデータや後述のRAM25内に設けられ
たドレス回数メモリ26の内容によりドレス装置
9の作動量をそのドレス回数に応じて演算するプ
ログ等が予め入力格納されている。
制御する制御プログラムに加えて、電極8を研磨
するときに、電極8が新しい(新しい電極8がセ
ツトされている)ときのドレス装置9の基本位置
に関するデータや後述のRAM25内に設けられ
たドレス回数メモリ26の内容によりドレス装置
9の作動量をそのドレス回数に応じて演算するプ
ログ等が予め入力格納されている。
RAM25には打点数カウンタ22から入力さ
れるドレス信号を受けてその回数を記憶するドレ
ス回数メモリ26や、CPU23が演算した演算
結果を一時的に記憶するメモリ等が設けられてい
る。
れるドレス信号を受けてその回数を記憶するドレ
ス回数メモリ26や、CPU23が演算した演算
結果を一時的に記憶するメモリ等が設けられてい
る。
上記CPU23は、搬送用ロボツト1の複数の
動作軸を制御することによりワークの溶接時にワ
ークを位置決め制御をするとともに、打点数カウ
ンタ22からドレス信号を受けてそのドレス回数
をRAM25のドレス回数メモリ26に書込むと
同時に、ROM24から作動量を制御するプログ
ラムとドレス装置9の基本位置に関するデータを
読込んで、ドレス回数メモリ26のドレス回数に
応じてそのドレス回数に対応する搬送治具7を作
動させる作動量を演算により求め、この作動量に
基いて搬送ロボツト1のアーム1aを制御するこ
とにより、アーム1aを介して搬送治具7の高さ
位置(即ち、ドレス装置9の高さ位置)を制御す
る。
動作軸を制御することによりワークの溶接時にワ
ークを位置決め制御をするとともに、打点数カウ
ンタ22からドレス信号を受けてそのドレス回数
をRAM25のドレス回数メモリ26に書込むと
同時に、ROM24から作動量を制御するプログ
ラムとドレス装置9の基本位置に関するデータを
読込んで、ドレス回数メモリ26のドレス回数に
応じてそのドレス回数に対応する搬送治具7を作
動させる作動量を演算により求め、この作動量に
基いて搬送ロボツト1のアーム1aを制御するこ
とにより、アーム1aを介して搬送治具7の高さ
位置(即ち、ドレス装置9の高さ位置)を制御す
る。
次に、ドレス装置9により電極8を研磨すると
きの作用について説明する。
きの作用について説明する。
打点数カウンタ22により溶接打点数が計数さ
れて設定された溶接打点数になると、打点数カウ
ンタ22からドレス信号がCPU23に出力され
る。
れて設定された溶接打点数になると、打点数カウ
ンタ22からドレス信号がCPU23に出力され
る。
CPU23は、上記ドレス信号を受けるとRAM
25のドレス回数メモリ26に、その内容に1を
加えた値を記憶させると同時に、その新しいドレ
ス回数に基いてROM24から所定の制御プログ
ラムを読込み、第3図に仮想線20で示す電極8
の先端面を研磨するときと仮想線21で示す電極
8のテーパ状部分を研磨するときとの2種類の各
研磨に関するドレス装置9の作動量を演算により
求め、ドレス装置9に対して、モータ11を駆動
する信号及びその信号に続いて、ドレス装置9で
先ず電極8の先端面を研磨する制御信号を出力す
る。
25のドレス回数メモリ26に、その内容に1を
加えた値を記憶させると同時に、その新しいドレ
ス回数に基いてROM24から所定の制御プログ
ラムを読込み、第3図に仮想線20で示す電極8
の先端面を研磨するときと仮想線21で示す電極
8のテーパ状部分を研磨するときとの2種類の各
研磨に関するドレス装置9の作動量を演算により
求め、ドレス装置9に対して、モータ11を駆動
する信号及びその信号に続いて、ドレス装置9で
先ず電極8の先端面を研磨する制御信号を出力す
る。
そして、CPU23から電極8のテーパ状部分
を研磨する制御信号が出力されと、搬送ロボツト
1と搬送治具7を介してドレス装置9の高さ位置
が制御され、電極8はドレス装置9で所定の形状
に研磨されることになる。そして、研磨が終了す
ると、搬送用ロボツト1は通常の搬送作動を続行
することになる。
を研磨する制御信号が出力されと、搬送ロボツト
1と搬送治具7を介してドレス装置9の高さ位置
が制御され、電極8はドレス装置9で所定の形状
に研磨されることになる。そして、研磨が終了す
ると、搬送用ロボツト1は通常の搬送作動を続行
することになる。
尚、上記スポツト溶接機1の下部電極を研磨す
る必要があれば、上記ROM24にその制御のた
めの制御プログラムを予め入力格納することによ
り、下部電極は上部電極8と同様に研磨すること
が可能である。
る必要があれば、上記ROM24にその制御のた
めの制御プログラムを予め入力格納することによ
り、下部電極は上部電極8と同様に研磨すること
が可能である。
尚、上記実施例では、打点数カウンタ22をス
ポツト溶接機2に設けたけれども、スポツト溶接
機2からの溶接打点信号の数をカウントしていく
メモリとしてRAM25に兼用させてもよい。
ポツト溶接機2に設けたけれども、スポツト溶接
機2からの溶接打点信号の数をカウントしていく
メモリとしてRAM25に兼用させてもよい。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
ワークをスポツト溶接する組立ラインの概略図、
第2図は搬送用ロボツトで支持した搬送治具に設
けられたドレス装置の斜視図、第3図は第2図
−線断面図、第4図はスポツト溶接機の電極を
研磨するための制御装置のブロツク図である。 1……搬送用ロボツト、2……スポツト溶接
機、7……搬送治具、8……電極、9……ドレス
装置、10……砥石、22……打点数カウンタ、
23……CPU(中央演算装置)、24……ROM
(リード・オンリ・メモリ)、25……RAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)、26……ドレス回
数メモリ。
ワークをスポツト溶接する組立ラインの概略図、
第2図は搬送用ロボツトで支持した搬送治具に設
けられたドレス装置の斜視図、第3図は第2図
−線断面図、第4図はスポツト溶接機の電極を
研磨するための制御装置のブロツク図である。 1……搬送用ロボツト、2……スポツト溶接
機、7……搬送治具、8……電極、9……ドレス
装置、10……砥石、22……打点数カウンタ、
23……CPU(中央演算装置)、24……ROM
(リード・オンリ・メモリ)、25……RAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)、26……ドレス回
数メモリ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 搬送用ロボツトで搬送する搬送治具に取付けた
ワークを専用溶接機に供給してスポツト溶接する
ようにした搬送用ロボツトを用いた溶接装置にお
いて、 専用溶接機からの信号に基いて溶接打点数をカ
ウントし、設定打点数になるとドレス信号を発す
る打点数カウンタと、搬送治具に設けられ上記ド
レス信号を受けて専用溶接機の電極をドレスする
ドレス手段と、上記ドレス信号を受けてドレス時
にドレス回数に応じて搬送用ロボツトで搬送治具
を作動させる作動量を制御する中央演算装置とを
備えたことを特徴とする搬送用ロボツトを用いた
溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1351586U JPH0318066Y2 (ja) | 1986-02-01 | 1986-02-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1351586U JPH0318066Y2 (ja) | 1986-02-01 | 1986-02-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62127383U JPS62127383U (ja) | 1987-08-12 |
JPH0318066Y2 true JPH0318066Y2 (ja) | 1991-04-16 |
Family
ID=30802644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1351586U Expired JPH0318066Y2 (ja) | 1986-02-01 | 1986-02-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0318066Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-02-01 JP JP1351586U patent/JPH0318066Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62127383U (ja) | 1987-08-12 |
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