JPH03178613A - 飲料抽出装置 - Google Patents

飲料抽出装置

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JPH03178613A
JPH03178613A JP1317538A JP31753889A JPH03178613A JP H03178613 A JPH03178613 A JP H03178613A JP 1317538 A JP1317538 A JP 1317538A JP 31753889 A JP31753889 A JP 31753889A JP H03178613 A JPH03178613 A JP H03178613A
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extraction container
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、日本茶やコーヒーを初めとする各種飲料の原
料から飲料を抽出する、飲料供給装置の一構成要素であ
る飲料抽出装置の改良に関するものである。
(発明の背景) 日本茶、コーヒー、紅茶、ウーロン茶などの各種飲料の
原料から、飲料を抽出して供給する、所謂飲料供給装置
では、従来、−級に経済的に飲料の供給を行う目的のほ
が、とりわけ、カップに出てくる飲料の量を見ながら2
J%ftをコントロールして、使用者が好きなだけの任
意の量の飲料を供給させるタイプの飲料供給装置では、
供給した湯量を積算し、一定量の給湯の度毎に、飲料を
抽出する原料を交換するようにしている。
これは、従来の飲料供給装置の飲料抽出機構が、特公昭
50=307(]号、同51−36660号、同55−
33328号、同56−5523号、同60−2752
7号などにおいて採用しているように、日常手で茶を漉
していれるのと同様に、所謂茶漬しのような形状のフィ
ルタに原料を入れて、その上部から湯を供給し、原料を
a″′Iようにして飲料を抽出するようにしているから
【あり、すなわち、このようにして原料から飲料喧抽出
する場合は、飲料の抽出時間が短いことから、1回の抽
出に相当する原料の量では薄いω料しか得られないので
、例えば、10回分の飲l供給に相当する多量の原料を
フィルタに一度にスれて、10回飲料を供給する度毎に
原料を交換するといった方法をとっている。
このように、飲料供給の度毎に原料を新しいものに交換
せずに、多量の原料から飲料を抽出・提供する場合は、
予め定められた一定の飲料提供置数や飲料提供量で飲料
を提供した後、原料を新しいものに交換した直後の飲料
は、平均より非常にa犀な飲料が抽出され、また、一定
の飲料提供回数や飲料提供量に達する頃には、平均より
可成り薄い飲料が抽出されるなど、飲料提供の度毎に飲
料の濃さが一定せず、提供される飲料が濃すぎる、或い
は、単なる色つき湯のような水臭い飲料として提供され
ることとなり、いずれの場合も好ましくない。
また、茶漉し状の抽出容器の場合は、抽出がすを棄てる
時、抽出容器を逆さにして容器の中の抽出かすを棄てる
ことから、抽出かすが時として完全に棄てられず、抽出
容器の底に抽出かすの一部が残るといった問題もある。
そこで、飲料を提供する度毎に、飲料を抽出する#C料
を、原料供給装置から1回分として必要な量だけ抽出容
器に供給し、給湯装置から供給された湯と混合して飲料
を抽出したのち、抽出かすを抽出容器から抽出かす棄て
箱に排出する動作を、一連のサイクルとして簡単なM4
造の機構で確実に実現することができれば、常に一定の
飲料成分を含む安定した品質の飲料を提供できる。
更に、とりわけ日本茶を供給する場合においては、新し
い原料を湯と混合して茶を抽出した場合より、既に1回
茶の抽出に使用した後の原料を2易と混合して抽出した
茶の方が、渋味がとれるなどにより美味であるとされる
こともあり、このように各種の茶の特性に応じて、良い
品質の飲料として供給するために、既に1回以上飲料を
抽出した原料と、新しい原料との両方を併せて飲料を抽
出することができれば、例えば、全自動方式の飲料供給
装置でありながら、人間が手で入れたのと同様のキメ細
かい品質の、美味な飲料が供給できることになるから、
こうした複雑な飲料抽出動作を単純・簡単な機構で経済
的かつ効率的に可能とする飲料抽出装置の実現は、一つ
の課題となっていた。
特に、飲料抽出動作を行うための回転駆動源としては、
本願出願人による先願中に、複数のギアードモータを使
用したものが開示されているが、ギアードモータは高価
であり、これの使用個数を減少することは、飲料抽出装
置のコストダウンに直接貢献することから、飲料抽出装
置の回転駆動源の単純化は、とりわけ重要な課題として
期待されるものであった。
(発明の目的) 本発明の目的は、上述の課題を解決し、極めて簡単な構
造で経済的に、原料から常に安定した良い品質で、かつ
、短時間に効率よく飲料を抽出することができ、しかも
駆動手段のコストダウンを図ることができる飲料抽出装
置を提供することである。
(発明の特徴) 本発明は、上記目的を達成するために、原料に湯を浸透
させて飲料を抽出する飲料抽出装置において、直線上の
所定距離離れた2点に両端が接する下に凸の線を母線と
して、Jffi母線を前記直線を軸として所定角度回転
することにより形成される回転面を主たる容器壁とし、
上方に向かって開口する開口部を有する抽出容器と、該
抽出容器を前記回転面の軸と同軸に、回転可能に支持す
る回転軸と、前記抽出容器の一端部の前記容器壁を切り
欠いた部分に取り付けられたフィルタと、前記抽出容器
の前記容器壁にその周縁が密接して、該抽出容器の内部
で前記抽出容器の回転軸と同軸に回転摺動する、フィル
タを有するセパレータと、前記抽出容器と前記セパレー
タを共通の回転3区動源により選択的に′!jAlする
選択駆動手段とを設;す、以て、新しい原料と、既に飲
料を抽出した原料とをセパレータによって区分しながら
飲料を抽出するようにすると共に、前記抽出容器を前記
回転軸の周囲に回転させる極めて単純な回転動作により
、抽出された飲料と抽出かすとの分離、飲料の供給及び
抽出かすの排出を行うようにし、更に、駆動手段に含ま
れる回転駆動源の数を少なくするようにしたことを特徴
とする。
(発明の実施例〉 第2図は、本発明の一実施例である飲料抽出装置lの正
面外観図である。
本発明の飲料抽出装置lは、第2図に示すように、抽出
容器2、漏斗3、及び抽出がす棄て箱4から構成される
本発明の飲料抽出装置lでは、一実施例として第3図(
a)に示す形状の、すなわち、中空の円柱を両端の円面
を半円状に三等分したような形状の抽出容器2に、原料
供給装置(後述〉で計量した一定量の日本茶、コーヒー
、紅茶、ウーロン茶などの各種飲料の原料と、給湯装置
く後述)で計量した堝とを混合することにより飲料の抽
出を行い、その後、抽出容器2を支持している回転軸に
より抽出容器2を回転させることによって、抽出された
飲料と抽出かすを分離すると共に、抽出された飲料を漏
斗3を通してカップ5(第2図)に供給し、かつ、抽出
かすを抽出かす棄て箱4 (第2図〉に排出するように
して、一連の飲料抽出動作を行う。
なお、原料は原料供給装置の案内筒6から、また、腸は
給湯装置のチューブ7から、それぞれ、抽出容器2に供
給される。
本発明の一実施例である飲料抽出装置lの抽出容器2は
、第3図(a)に示すように、直線イ上の所定距fl離
れた2点口、ハに両端が接するコの字状の線二、ホ、へ
(点線にて示す)を母線として、該母線を直線イの周囲
に180度回転することにより形成される回転面、すな
わち、線二、への回転面である半円形の平面11.12
及び線ホの回転面である柱面13を主たる容器壁とし、
上方に向かって開口する開口!14を有するものである
抽出容器2の底面となる柱面13の一部には、抽出され
た飲料と抽出かすとを分離するフィルタ15が取りつけ
られる。
フィルタ15は、第3図(b)に一実施例として示すよ
うに、抽出容器2の内部底面の一端部の容器壁を切り欠
いた部分に、凸部を生じないような構造に設けられる。
抽出容器2は、第3図(C)に示すように、前記直線イ
(第3図(a))と同軸上にある中空の回転軸16及び
17に取りつけられる。
中空の回転軸16及び17の内部には、セパレータ軸1
8が貫通しており、セパレータ軸18には、抽出容器2
の内部に収まるようにしてセパレータ19が固定されて
いる。
第1図(a)に示すように、抽出容器2に取り付けられ
ている中空の回転軸16には、平歯車20とカム27と
が固定されており、平歯車28、カム22.23及びセ
パレータ19を取り付けたセパレータ軸18がその中を
貫通している。
平歯車20は差動歯車装置100の平歯車lO1と、平
歯車28は差動歯車装置100の平歯車102と、それ
ぞれ噛合っている。
差動歯車装置100は、第1図(C)に示すように、平
歯車101,102、傘歯車103,104.105、
ストッパ106,107,108、軸109、及び、ス
ペーサ110とから構成されている。平歯車101は傘
歯車103と、平歯車102は傘歯車104と一体にな
っており、傘歯車103,104は傘歯車105と噛合
っている。平歯車101,102、傘歯車103.10
4は、回転軸25には固定されておらず、回転軸25に
固定されたストッパ106゜107及びスペーサ110
によって噛合うだめの位置決めがなされている。また、
軸109は、スペーサ110に嵌合固定されている。そ
して傘歯車105は、軸109には固定されておらず、
ストッパ108によって軸109から脱落しないように
されている。
回転軸25は、カブラ21を介してモータ24の回転軸
29と連結されている。モータ24の回転は、平歯車1
01.102から、それぞれに噛合う平歯車20.28
によって、それぞれ抽出容器2の回転軸16及びセパレ
ータ軸18に伝達されるが、平歯車101,102の片
方を外力により固定すると、固定された歯車は回転でき
ず、方、自由にされている歯車は回転することができる
ので、この切換動作により、モータ24の回転を抽出容
器2の回転軸16とセパレータ軸18のいずれに伝達す
るかを選択することが士きる。
第1図(a)、 (b)に示すように、コの字型に底形
され、平歯車101. 1..02を固定するための固
定ピン111.112を備えた腕113が、その中心点
114において回転可能に取付板115に取付けられて
おり、腕113は、固定ピン111を植えつけた側の端
部が、直流ソレノイド117の鉄心118により引かれ
るように結合されると共に、一方、固定ピン112を植
えつけた側の端部は、コイルスプリング116により取
付板115に常時引張られるように結合されている。
セパレータ19は、第3図(d)に示すように、固定板
30、フィルタ31、弾性板32及び押さえ板33から
構成される。フィルタ31は、抽出容器2内で新しい原
料と、既に1回を料が抽出された抽出かすを分離するた
めのものであり、また、固定板30や押さえ板33より
僅かに大きく形成された弾性板32は、抽出かすを抽出
容器2の内面からかきとるためのものであり、材質の弾
性により抽出容器2の内面に密接して摺動するようにな
っている。
固定板30及び押さえ板33の寸法は、抽出容器2の内
面との間に隙間が開くような寸法に形成されているので
、抽出容器2の内面には弾性板32の周縁のみが密接し
ている。
弾性板32の材質は、例えば、シリコンゴムのように耐
熱性があり、かつ、食品衛生上無害であるものを使用す
る。また、固定板30及び押さえ板33の材質も、耐熱
性があり、かつ、食品衛生上無害であると共に、フィル
タ31及び弾性板32をしっかりと保持することができ
る硬さを持つた材料を使用して形成する。
漏斗3は、第4図(a)に示すように、底面が斜めに傾
斜した構造に形成され、抽出容器2のフィルタ”15に
より抽出かすと分離された飲料を集めて、第4図(b)
に示す孔34を通してカップ5(第2図)に飲料を供給
する。
また、抽出かす棄て箱4は、第5図に示すように、その
底面にフィルタ35が取りつけられ、更に、第6図に示
すように、抽出かす棄て箱4が固定される天板36には
パンチングメタルなどの水切り可能な板材を使用してい
るので、抽出かす棄て箱4に集められた抽出かすの水分
は、フィルタ35及び天板36を通過して水受は皿37
に集められて蒸発するか、または、清掃時に廃棄される
従って、抽出かす棄て箱4に集められた抽出かすにカビ
が発生したり、腐敗したりすることはなく、衛生的であ
る。
まず、本発明に関わる飲料供給装置全体の構成及び動作
について説明する。
第6図は、飲料供給装置の正面外観図であり、飲料供給
装置は飲料抽出装置1の他、原料供給装置41及び給蘂
装置51から構成される。
原料供給装置41は、抽出すべき飲料の原料を必要量だ
け飲料抽出装@1へ送り出す装置であり、ホッパー42
に貯蔵した原料を、粉砕部43において粉砕し、粉砕部
43の回転刃(図示せず)の遠心力によって、粉砕部4
3に固定された案内筒6を通して、細かく粉砕された原
料を一定の必要量だけ飲料抽出装置lの抽出容器2に供
給する。
原料を抽出に先立って粉砕するのは、抽出効率を高めて
原料の使用量を節約すると共に、抽出時間を短縮するた
めであるが、抹茶のようにすでに粉になっている原料を
使用する場合は、粉砕部43の粉砕機構は不要であり、
原料を案内筒6を通して送り出すための遠心力だけが必
要であるから、回転刃の代わりにプロペラなどを使用す
る。
なお、原料供給装置41から供給される原料の量は、モ
ータ44の動作時間に比例するため、モータ44の動作
時間を一定に保つことによって、常に一定量の原料を送
り出すことができる。
給湯装置51は、飲料抽出装置lの抽出容器2に、原料
供給装置41から供給された原料から、飲料を抽出する
ために必要な湯を、飲料抽出装置lの抽出容器2に送り
出す装置である。
メインタンク52はヒータ53及び温度調wJ器54を
内蔵し、自ら沸かした湯を常に一定温度に保って貯蔵す
る。メインタンク52の湯は、チューブ55を介してメ
インタンク52の下部に取りつけられた、一定の容量を
持つサブタンク56に流入する。平衡サイホンの原理に
より、メインタンク52と、サブタンク56とに接続さ
れたチューブ57の水位が第6図のレベルhで一致した
時にサブタンク56への湯の流入が停止し、サブタンク
56内に腸が充満する。サブタンク56内に湯が充満し
た状態で、チューブ57、継手58、チューブ59を介
してサブタンク56に接続された圧縮空気供給機60を
動作させて、サブタンク56内に圧縮空気を送り、サブ
タンク56内の腸をチューブ61、継手62、及びチュ
ーブ7を通して飲料抽出装置1の抽出容器2へ送り出す
第6図に示すように、サブタンク56はその上面がメイ
ンタンク52の底面よりも低くなるように取りつけられ
ているから、メインタンク52に湯がある限り、サブタ
ンク56には必ず湯が充満している。
第7図は、サブタンク5Gの断面図であり、サブタンク
56は、サブタンク本体63とMB2とから構成されて
いる。サブタンク本体63には0リング65が蓋64に
面して取りつけられており、蓋64を締めつけることに
より気密性が保たれる。
第7図に示すように、サブタンク56は逆止弁66を備
えている。メインタンク52の湯がサブタンク56に流
入する時には、ボール67が水圧に押されて浮き上がる
ので、逆止弁66は解放される。
逆止弁66内部にねじ込まれた栓68の直径方向には、
短冊状のストッパー69が取りつけられているので、ボ
ール67がサブタンク本体63の中に飛び出すことはな
い。また、圧縮空気供給機60が動作して、サブタンク
56内に圧縮空気が流入する際には、逆止弁66のすり
林状の弁座70にボール67が押しつけられるので、逆
止弁66は閉鎖され、サブタンク56の中の湯がメイン
タンク52に逆流することはない。
開閉弁71 (第6図)は、圧縮空気供給機60の動作
中は空気圧が下がらないよう閉鎖しておき、その他の時
は解放しておく。これは、メインタンク52の湯がサブ
タンク56に流入する際に、サブタンク56の排気が行
われるため、サブタンク56を大気圧に解放しておかな
ければならないからである。
チューブ7を通して抽出容器2へ供給される湯の潰は、
圧縮空気供給機60の動作時間に比例するから、圧縮空
気供給機60の動作時間を一定に保つことによって、常
に一定量の蘂を飲料抽出装置1の抽出容器2に供給する
ことができ、更に、使用者が必要とする飲料の量に従っ
て、湯の量を変えて供給しようとする場合は、例えば、
何段階かに圧縮空気供給機60の動作時間を変えること
ができるようにして、任意の量の湯を供給することもで
きる。
なお、ヒータ72は、サブタンク56内の湯の保温用で
ある。
次に、本発明の特徴である飲料抽出装21の抽出動作に
ついて説明する。
抽出動作を行うためには、モータ24の正転・逆転、回
転の位置決め、及び、差動歯車1置100による抽出容
器2の回転軸16とセパレータ軸18の二つの回転軸の
切換えが必要である。
モータ24の正転・逆転を行うには種々の方法があるが
、ここでは交流リバーシブルモータを使用した実施例に
ついて説明する。また、回転の位置決めの方法としては
、カムとマイクロスイッチを使用した実施例について説
明する。差!JJ歯車装置100による二つの回転軸の
切換えにも種々の方法があるが、ここでは直流ソレノイ
ド117を用いて歯車を固定する実施例について説明す
る。
第8図は、モータ24を交流リバーシブルモータとした
場合の結線図である。交流電源の一端に接続されたスイ
ッチS1がR端子側に投入されると、モータの回転軸2
9は右方向、すなわち、モータ24をモータの回転軸2
9の側から見て時計方向に回転し、スイッチS1がL端
子側に投入されると、回転軸29は左方向に回転する。
スイッチS1を切換えることにより、抽出容器2及びセ
パレータ19の回転方向を制御することができる。
次に、差動歯車装置100による、抽出容器2の回転軸
16及びセパレータ軸18の、二つの回転軸の切換えに
ついて説明する。
第1図(a)に示すように、直流電源の一端に接続され
たスイッチS6が解放されているときは、直流ソレノイ
ド117には通電されていない。このときは、鉄心11
8が直流ソレノイド117に吸引されないから、腕11
3がコイルスプリング116によって引張られることに
より、中心点114を中心に、腕113が反時計方向に
回転しており、固定ピン111が差動歯車装置100の
平歯車101の歯溝に食い込んで、平歯車101が回転
しないように固定される。
この状態でモータ24が回転すると、回転軸25に嵌合
されているスペーサ110の回転に伴って、傘歯車10
5が軸109を軸として回転すると同時に、傘歯車10
3.104と噛合いながら軸109と一緒に回転軸25
の円周方向に回転するが、第1図(a)の状態では平歯
車101は固定され、平歯車102は固定されていない
ので、回転軸25は平歯車101及び傘歯車103に対
しては空転し、モータ24の回転は平歯車20には伝達
されない。従って、抽出容器2の回転軸1Gは回転せず
、抽出容器2も回転しない。しかし、平歯車102は自
由であり、傘歯車104には傘歯車105を介してモー
タ24の回転が伝達され、傘歯車104と一体にされて
いる平歯車102が回転するので、モータ24の回転は
平歯車28に伝達されてセパレータ軸18が回転し、セ
パレータ軸18に固定されているセパレータ19が回転
する。
一方、第1図(b)に示すように、直流ソレノイド11
7に通電してそれが励磁されると、直流ソレノイド11
7がコイルスプリング116の弾性力に勝って鉄心11
8を吸引することにより、腕113が時計方向に回転す
るから、固定ピン112が差動歯車装置100の平歯車
102の歯溝に食い込んで、平歯車102が回転しない
ように固定される。
このときは、第1図(a)により上述した場合とは逆に
、モータ24の回転は、回転軸25に固定されたスペー
サ110の回転に伴って、傘歯車105から固定されて
いない傘歯車103に伝達され、傘歯車103と一体に
されている自由な平歯車lo1が回転して、平歯車20
にモータ24の回転が伝達され、抽出容器2の回転軸1
6が回転する。しかし、平歯車102が固定ピン112
により固定されているため、セパレータ軸18は回転し
ないので、セパレータ19は回転しない。
スイッチS6の開閉動作により、第1図(a)、(b)
に示すような、平歯車101.102の何れか一方が固
定され、それに伴って、モータ24の回転がそれぞれ平
歯車28.20に伝達される状態が繰返される。
次に、第9図及び第10図は、本発明の一実施例である
飲料抽出装置1の抽出容器2及びセパレータ19による
飲料の抽出動作を示す図であり、第9図は最初の第1回
目の抽出動作、第10図は第2回目以降の抽出動作を示
す。
まず、第9図により、第1回目の抽出動作について説明
する。
第9図ので、空の抽出容器2に給湯装置51から湯を一
定量供給する。この時のカム22とマイクロスイッチ8
1の位置関係を同図中の抽出容器2の左側に示す。
この時、スイッチS6は開放されており1.直流ソレノ
イド117には通電されておらず、腕113の固定ピン
111によって平歯車lO1が固定されている。
第9図■°で、モータ24を動作させ、セパレータ19
を左回りに1回転させて元の位置に戻す。この停止位置
の位置決めは、カム22とマイクロスイッチ81によっ
て行う。セパレータ19の回転に伴ってカム22も回転
し、マイクロスイッチ81が投入され、更に回転が続い
てカム22が1回転すると、マイクロスイッチ81が遮
断されて、第9図■で第9図■の状態に戻る。
すなわち、マイクロスイッチ81が一旦投入された後遮
断されたことを検出し、その信号によってモータ24を
停止させれば、セパレータ19を1回転して元の位置に
止めることができる。
このような制御を行うシーケンスの一例を第11図に示
す。
第11図(1)において、飲料抽出装置lの制御回路(
図示せず)の制御により、スイッチS2が投入されると
、第11図(2)でリレーR1のrla接点が閉じ、同
時に第11図(8)でrlG接点が閉じて、モータ24
が回転を開始し、セパレータ19が回転し始める。第1
1図(3)で、リレーR1のr、b接点により動作を開
始する限時動作形タイマT1の設定時間は、モータ24
カ(回転を開始してからマイクロスイッチ81がカム2
2によって投入される迄に必要な時間よりも長くしてお
く。従って、マイクロスイッチ81の81−b接点が閉
じている時は、限時動作形タイマT1のt、−a接点は
必ず開いている。また、減算式カウンタc1はlに設定
しておく。
モータ24の回転が進んで、マイクロスイッチ81がカ
ム22により投入されると、第11図(4)において、
マイクロスイッチ81の81−b接点が開く。続いて限
時動作形タイマT1のt、−a接点が閉じるが、マイク
ロスイッチ81の81−b接点は既に開いているので、
減算式カウンタC1のカウントコイルCC1には通電さ
れない。モータ24の回転が更に進んで、マイクロスイ
ッチ81がカム22から外れると、第11図(4)にお
いて、マイクロスイッチ81の81−b接点が再び閉じ
る。
この時、限時動作形タイマTlのt+ −a接点は閉じ
た値になっているので、カウントコイルCCIに通電さ
れ、第11図(8)において、リレーR2のr2b接点
が開き、モータ24は停止する。同時に、第11図(5
)において、リレーR2のr2a接点が閉じることによ
り、減算式カウンタC1のリセットコイルRCIに通電
され、?4算式カウンタC1は復帰する。第11図(6
)で、制御回路(図示せず)の制御によりスイッチS3
が投入されると、以上のシーケンスは初期状態に戻る。
次に、第9図■において、原料供給装置41から抽出容
器2に原$482を一定量供給する。原料82はセパレ
ータ19のフィルタ31に遮られるため抽出容器2内に
拡販することはない。
第9図■で、セパレータ19を左右に振るように回転さ
せることによって攪拌を行う。この時のセパレータ19
の位置決めは、カム23とマイクロスイッチ83によっ
て行う。
まず、モータ24を右方向に回転させ、セパレータ19
を第9図において右に振る。この時マイクロスイッチ8
3は、カム23によって投入される。セパレータ19が
所定の角度だけ右に振れたところでモータ24の回転方
向を左に切り換え、セパレータ19を第9図において左
に振る。モータ24が左方向に回転すると、マイクロス
イッチ83はカム23から外れ、第9図■の状態に戻る
ここでマイクロスイッチ83がカム23から外れたこと
を検出し、その信号によって再びモータ24を右方向に
回転させ、セパレータ19を右に振る。
以上の動作を繰り返し、第9図■において攪拌を終了す
る。
このような攪拌動作の制御を行うシーケンスの一例を同
様に第11図に示す。
限時動作形タイマT2は、セパレータ19を第9図■に
おいて右に振る時間を設定しておく。減算式カウンタC
2はlに設定しておく。減算式カウンタC3にはセパレ
ータ19の往復回数を設定しておく。
まず、制御回路(図示せず〉の制御により、第11図(
9)においてスイッチS4が投入されると、第11図(
12)でリレーR3のrja接点が閉じ、モータ24の
R端子に通電され、モータ24が右方向に回転し始める
と共に、セパレータ19が第9図■において右に振れ始
める。モータ24の右回転が進むと、第9図■゛に示す
ように、カム23によってマイクロスイッチ83が投入
される。このとき、第11図(13)において、マイク
ロスイッチ83の83−a接点が閉じる。モータ24の
回転がさらに進み、限時動作形タイマT2の設定時間だ
け右方向に回転したところで、第11図(12)で限時
動作形タイマT2のt、−b接点が開き、モータ24の
R端子の通電が遮断される。同時に、第21図(13)
の限時動作形タイマT2のり、−a接点が閉じ、モータ
24のLid子に通電され、モータ24の回転方向が左
回転に切り替わり、セパレータ19が第9図■において
左に振れはじめる。
限時動作形タイマT2のt、−c接点が閉じても、マイ
クロスイッチ83の83−b接点が既に開いているので
、第11図(14〉で減算式カウンタC2のカウントコ
イルCC2には通電されない。
モータ24の左回転が進むと、マイクロスイッチ83が
カム23から外れ、第9図■°の状態になる。これは、
第9図■に示す攪拌開始時と同じ位置である。マイクロ
スイッチ83がカム23から外れると、第11図〈13
)においてマイクロスイッチ83の83−a接点が再び
開き、モータ24のL端子側の通電が遮断される。この
時、セパレータ19は一往復したことになる。
同時に、第11図(17)において、減算式カウンタC
3のカウントコイルCC3に通電され、減算式カウンタ
C3の設定値、すなわち、セパレータ19の往復回数が
1回減る。
更に、第11図〈14)において、マイクロスイッチ8
3の83−b接点が再び閉じる。限時動作形タイマT2
のt2−c接点は既に閉じているので、減算式カウンタ
C2のカウントコイルCC2に通電される。それに伴っ
て、第11図(11)において、@算式カウンタC2の
cc2a接点が開き、限時動作形タイマT2が復帰する
第11図(16〉において、減算式カウンタC2のcc
2b接点が閉じると共に、第11図〈15〉において、
リレーR4のr4a接点が閉じ、減算式カウンタC2の
リセットコイルRC2に通電され、減算式カウンタC2
は復帰する。
減算式カウンタC2が復帰すると、第11図(11)に
おいて、減算式カウンタC2のCC2a接点が再び閉じ
るので、限時動作形タイマT2に再び通電される。第1
1図(12)おいて、限時動作形タイマT2のt2−b
接点は限時動作形タイマT2が復帰した時点で再び閉じ
ているので、第9図■において、セパレータ19が再び
右に振れ始め、前述の攪拌動作が繰り近される。
セパレータ19が減算式カウンタC3に設定された往復
回数だけ往復すると、第11図(19)において、減算
式カウンタC3のcc3a接点が閉じ、続いて、第11
図(18)で、リレーR5のrsa接点が閉じ、減算式
カウンタC3のリセットコイルRC3に通電され、減算
式カウンタC3が復帰する。
同時に、第11図(21)で、リレーR5のrsc接点
が閉じ、直流ソレノイド117に通電され、固定ピン1
12で平歯車102を固定する。更に、第11図(22
)で、限時動作形タイマT3に通電が開始される。限時
動作形タイマT3には、第9図■において、抽出容器2
の底部に原料を沈澱させると共に、抽出を十分に行うだ
けの抽出容器2の静止時間を設定しておく。
次に、第9図■において、抽出容器2を右方向に回転さ
せ、飲料を第2図に示す漏斗3を通してカップ5へ供給
する。
抽出容器2の右回転は、セパレータ19が抽出容器2の
内面から離れるぎりぎりのところで止め、抽出かす84
が落下しないようにする。
飲料を供給した後、抽出容器2の回転方向を左に切り換
え、第9図■で、第9図■の位置に戻し、直流ソレノイ
ド117の通電を遮断して、抽出動作を終了する。
この抽出容器2の回転の位置決めは、平歯車101.2
0(第1図)を介して、カム27及びマイクロスイッチ
85によって行う。
まず、モータ24を左方向に回転させると、平歯車10
1.20によって中空軸16が第9図■において右に回
転し、抽出容器2が右に回転し始める。同時に、カム2
7によって、マイクロスイッチ85が投入される。セパ
レータ19が抽出容器2の内面から離れるぎりぎりのと
ころでモータ24の回転方向を右方向に切り換え、抽出
容器2を左に回転させる。抽出容器2の左回転が進むと
マイクロスイッチ85がカム27から外れる。マイクロ
スイッチ85がカム27から外れたことを検出し、その
信号によって、モータ24の回転を停止させ、抽出容器
2を第9図■の位置に戻し、更に、直流ソレノイド11
7の通電を遮断して、抽出動作を終了する。
これらの制御を行うシーケンスの一例を同様に第11図
に示す。
ここで、限時動作形タイマT4は、第9図■において、
抽出容器2を右に回転させる時間を設定しておく。また
、減算式カウンタC4はlに設定しておく。
第11図(21)において、リレーR5のrsC接点が
閉じ、直流ソレノイド117に通電され、同時に、第1
1図(22)において、リレーR5のrsd接点が閉じ
、限時動作形タイマT3に通電されると、限時動作形タ
イマT3に設定した抽出容器2の静止時間が経過したの
ち、第11図(23)において、限時動作形タイマT3
のt3−a接点が閉じる。続いて第11図(25)にお
いて、リレーR6のrsa接点が閉じ、限時動作形タイ
マT4に通電される。
同時に、第11図(26)で、リレーR6のr6C接点
が閉じ、モータ24のLi子に通電され、モータ24が
左方向に回転し始める。それに伴って、第9図■で、抽
出容器2が右に回転し始める。
モータ24が左に回転し始めると同時に、カム27によ
って、マイクロスイッチ85が投入される。この時、第
11図(27)において、マイクロスイッチ85・の8
5−a接点が閉じ、第11図(28)において、マイク
ロスイッチ85の85−b接点が開く。
第9図■において、抽出容器2が限時動作形タイマT4
に設定した時間だけ右に回転した後、第11図〈26)
において、限時動作形タイマT4のt。
−b接点が開き、モータ24の回転が停止する。
同時に、第11図(27)において、限時動作形タイマ
T4のt4−a接点が閉じる。マイクロスイッチ85の
85−a接点はすでに閉じているので、モータ24のR
端子に通電され、モータ24が右方向に回転し始める。
それに伴って、抽出容器2が左に回転し始める。抽出容
器2の左回転が進むと、第9図■において、マイクロス
イッチ85がカム27から外れる。このとき、第11図
(27〉において、マイクロスイッチ85の85−a接
点が再び開き、モータ24のRi子の通電が遮断され、
モータ24の回転が停止すると共に、第9図■において
、抽出容器2が第9図■の位置に戻って抽出勅f乍が終
了する。
更に、第11図(28)において、マイクロスイッチ8
5の85−b接点が再び閉じる。限時動作形タイマT4
のt4−C接点は既に閉じているので、減S7’itカ
ウンタC4のカウントコイルCC4に通電される。続い
て第11図(30〉において、減算式カウンタC4のc
caa接点が閉じ、第11図(23)でリレーR7のr
、b接点が開き、更に、第11図(25)で限時動作形
タイマT4が復帰する。同時に、第11図(29)にお
いて、リレーR7のrta接点が閉じ、減算式カウンタ
C4のリセットコイルRC4に通電され、減算式カウン
タC4が復帰する。
制御回路(図示せず)の制御により、第11図(19)
においてスイッチS5が開くと、リレーR5が復旧し、
第11図(21)において、直流ソレノイド116への
通電が遮断され、第11図(22〉において、限時動作
形タイマT3が復帰するので、第11図(9)〜り30
)に示すシーケンスは初期状態に戻る。
なお、第11図に示すシーケンスでは、モータ24は交
流動作であり、一方、直流ソレノイド117、リレーR
1−R7、限時動作形タイマTl〜T4及び減算式カウ
ンタC1−C4は、いずれも直流動作であるため、それ
ぞれの共通回路を分離して表現している。
次に、第10図を参照して、第2回目以降の抽出動作を
説明する。
第10図■は、最初の第1回目の抽出が終了した状態で
ある。既に1回飲料を抽出された抽出かす84がセパレ
ータ19の上に残っており、この状態で給湯装置51か
ら湯を抽出容器2へ供給する。
次に、第1O図■において、セパレータ19を1回転す
ると、抽出かす84は湯の中に拡散し、セパレータ19
の右側に移動する。
次に、第1O図■で、原料供給′!A置41から原料8
2を追加供給する。原料82はセパレータ19のフィル
タ31によって遮られるので、既に1回飲料を抽出され
た抽出かす84と混ざり合うことはない。
更に、第10図■において、セパレータ19を左右に振
り、IiK料82及び抽出かす84を湯の中でそれぞれ
攪拌する。
第1O図■において、原料82及び抽出かす84を沈澱
させると共に、抽出を十分に行うため、暫く静止してお
く。
次に、第10図■において、抽出容器2を右回転させ、
飲料を漏斗3からカップ5(第2図)へ供給する。
抽出かす84は抽出容器2に取り付けられているフィル
タ15に遮られるので、飲料と一緒に流出することはな
い。
第10図■において、セパレータ19が抽出容器2の内
面から離れるぎりぎりのところで、抽出容器2の回転を
止めると、抽出かす84は自らの重さによって、セパレ
ータ19から離れ、抽出かす棄て箱4に落下する。
続いて、抽出容2g2の回転方向を左に切り替えて、第
10図■において、第1O図■と同じ位置に戻ったとこ
ろで停止し、抽出動作を終了する。
後で追加供給した原料82は、こんどは抽出かす84と
なって抽出容器2の中に残り、最初の第1回目の抽出か
す84を第2回目の抽出時に再利用したのと全く同様に
して、次の抽出時に再利用される。
第2回目以降の抽出動作を制御するシーケンスは、最初
の第1回目の抽出動作を制御するシーケンスである第1
1図と同じである。
このように、1回飲料を抽出した抽出かす84を、もう
−度抽出に再利用することにより、原料82の量を少な
くすることができるので、原料82の節約になる。また
、同じ濃さの飲料を抽出する場合は、新しい原料82の
みで飲料を抽出するよりも、抽出時間を短縮することが
できる。
以上の説明では、飲料抽出動作の度毎に原料82を供給
して、飲料を抽出するようにしたが、第1O図■の原料
82の追加供給を行わないようにして、すなわち、2回
毎に原料82を供給するようにして、供給した原料82
をそっくり2回ずつ飲料の抽出に利用することもできる
以上の抽出動作の説明は、抽出容器2の内部に1枚のセ
パレータ19を設けて、原l#482をそれぞれ2回ず
つ飲料の抽出に利用するようにした場合について説明し
たが、更に、第12図に示すように、抽出容器2の内面
に密接して摺動するように、独立して回転する2枚のセ
パレータ19a、19bを設けて、原料82をそれぞれ
3回ずつ飲料の抽出に利用することにより、原料の特性
に応じて効率的に、品質の良い飲料をキメ細かく抽出す
るようにしてもよく、以下に、この場合の抽出動作を、
第13図を参照して説明する。
なお、この場合、第12図に示すように、セパレータ軸
19bのセパレータ軸+8bは、セパレータ19aのセ
パレータ軸18aとは分離独立とされ、セパレータ軸1
8bは、抽出容器2の中空の回転軸17内に収容され、
抽出容器2及びセパレータ19aを回転させるモータ2
4とは別のモータ(図示せず)により回転される。
■抽出容器2に湯を供給する。セパレータ19aの位置
はA1セパレータ+9bの位置はBの初期状態にある。
■セパレータ19bをAの位置まで、セパレータ19a
をBの位置まで回転する。
■抽出容器2に原料82aを供給する。
■セパレータ19a、19bをそれぞれ左右にふリ、湯
を攪拌する。
■抽出容器2を暫く静止する。
■抽出容器2をセパレータ19aが離れるぎりぎりのと
ころまで回転させ、飲料をカップ5に供給する。
■抽出容器2の回転方向を逆転し、元の位置で止める。
セパレータ19aはB1セパレータ19bは1への位置
にくる。原料82aの抽出がす84aがセパレータ+9
bの上方に残る。
■抽出かす84aが残っている状態で、再び湯を(共給
する。
■セパレータ19aをへの位置まで回転し、セパレータ
+9bをBの位置まで回転する。
0)原料82bを供給する。
0セパレータ19aS 191)をそれぞれ左右に振り
、易の攪拌を行う。
■抽出容器2を暫く静止する。
0抽出容榮2をセパレータ19bが離れるぎりぎりのと
ころまで回転させ、飲料をカップ5に供給する。
■抽出容器2の回転方向を逆転し、元の位置で止める。
セパレータ19aはA1セパレータ19bはBの位置に
くる。抽出かす84a及び原料82bの抽出かす84b
が残る。
■抽出かす84a、84bが残っている状態で再び湯を
供給する。
■セパレータ19bをBの位置まで回転し、セパレータ
19aをへの位置まで回転する。
■原料82cを供給する。
[相]セパレータ19a、19bをそれぞれ左右に振り
、湯の攪拌を行う。
■抽出容器2を暫く静止する。
■抽出容器2をセパレータ19aが離れるぎりぎりのと
ころまで回転させ、飲料をカップ5に供給する。
■抽出かす84aがセパレータ19aから自重で抽出か
す棄て箱4へ落下する。
■抽出容器2の回転方向を逆転し、元の位置で止める。
セパレータ19aはB1セパレータ19bはへの位置に
くる。抽出かす84b及び原料82Cの抽出かす87I
cが、それぞれセパレータ19a及びセパレータ19b
の上方に残る。
以降は、■〜■の抽出動作の内、■〜■が繰り返され、
抽出動作が継続する。
以上は、飲料抽出動作の度毎に、原料82を追加供給し
て飲料を抽出するようにしたが、第13図■及び■の原
料82の追加供給を行わず、すなわら、3回毎に原料8
2を供給するようにして、供給した原料82をそっくり
3回ずつ飲料の抽出;こ再利用することもできる。
tヨお、抽出容2;2の形状は、第3図(a)のものに
r’JJらず、第14図〜第16図に示すような、他の
形状のものでもよい。また、抽出容器2は、半円形でな
くても、第17図及び第18図に示すように、扇形の角
度は自由である。
更に、以上の本発明の詳細な説明では、モータ24の回
転を抽出容器2の回転軸、16とセパレータ軸!8  
(18a)のいずれかに選択的に切換えて伝達する手段
として、差動歯車装置100による方法について説明し
たが、差動歯車装置100の代わりに、クラッチ機構を
用いても同様の目的を果たすことができる。但し、差動
歯車を用いる方法がより経済的である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、原料に易を浸透
させて飲料を抽出する、飲料抽出装置において、直線上
の所定距離離れた2点に両端が接する下に凸の線を母線
として、該母線を前記直線を軸として所定角度回転する
ことにより形成される回転面を主たる容器壁とし、上方
に向かって開口する開口部を有する抽出容器と、該抽出
容器を前記回転面の軸と同軸に、回転可能に支持する回
転軸と、前記抽出容器の一端部の前記容器壁を切り欠い
た部分に取り付けられたフィルタと、前記抽出容器の前
記容器壁にその周縁が密接して、該抽出容器の内部で前
記抽出容器の回転軸と同軸に回転摺動する、フィルタを
有するセパレータと、前記抽出容器と前記セパレータを
共通の回転駆動源により選択的に駆動する選択駆動手段
とを設け、以て、新しい原料と、既に飲料を抽出した原
料とをセパレータによって区分しながら飲料を抽出する
ようにすると共に、前記抽出容器を前記回転軸の周囲に
回転させる極めて単純な回転動作により、抽出された飲
料と抽出かすとの分離、飲料の供給及び抽出かすの排出
を行うようにし、更に、駆動手段に含まれる回転駆動源
の数を少なくするようにしたから、極めて簡単な構造で
経済的に、原料から常に安定した良い品質で、かつ、短
時間に効率よく飲料を抽出することができ、しかも駆動
手段のコストダウンを図ることができる飲料抽出装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である飲料抽出装置の主要部
を示す図、第2図は本発明の一実施例である飲料抽出装
置の正面外観図、第3図(a)は本発明の一実施例にお
ける抽出容器単体の斜視図、第3図ら)はそのフィルタ
の分解図、第3図(C)は抽出容器組立体の斜視図、第
3図(d)はセパレータの分解図、第4図は漏斗の平面
図及び斜視図、第5図は抽出かす棄て箱の斜視図、第6
図は本発明の一実施例である飲料抽出′jt置を一構成
要素とする飲料供給装置全体の正面外観図、第7図は本
発明の一実施例と共に使用される給湯装置のサブタンク
の断面図、第8図は本発明の一実施例である飲料抽出装
置の抽出容器及びセパレータを回転駆動するモータの接
続図、第9図及び第1O図は本発明の一実施例である飲
料抽出装置の抽出動作を示す図、第11図は本発明の一
実施例である飲料抽出装置の抽出動作を制御するシーケ
ンスを示す図、第12図は本発明の他の実施例である飲
料抽出装置の抽出容器組立体の斜視図、第13図は本発
明の他の実施例である飲料抽出装置の抽出動作を示す図
、第14〜18図は本発明に係わる抽出容器単体の他の
例を示す正面図及び側面図である。 112.飲料抽出装置、261.抽出容器、316.漏
斗、410.抽出かす棄て箱、11−1310.抽出容
器の主たる容″jg壁を形成する而、14、、、開口部
、15.、、  フィルタ、16・17、、、抽出容器
の回転軸、18・18a−18b、、、セパレータ軸、
19・19a19b11.セパレータ、20.、、平歯
車、21.。 カプラ、22・23.、、カム、24.、、モータ、2
5.、、回転軸、2719.カム、2818.平歯車、
29.、、モータの回転軸、301.セパレータの固定
板、31.、、セパレータのフィルタ、32.、、セパ
レータの弾性板、33、、、セパレータの押さえ板、4
1. 、 、原料供給装置、51.、、給湯装置、81
.、、マイクロスイッチ、82・82a・82b−82
c00.原料、83.、、マイクロスイッチ、84・8
4a−84b・84c、、、抽出かす、8590.マイ
クロスイッチ、1OO81,差vJ歯車装置、101,
102.、、平歯車、103,104.105.、、傘
歯車、106.107,108、、、ストッパ、109
.、、軸、110゜9.スペーサ、111,112゜1
.固定ピン、113、、、腕、116.、、  コイル
スプリング、117.、、直流ソレノイド、118.。 鉄心、Ct〜C4,、、@算式カウンタ、R1へR7,
9,リレー S1〜S60.  スイッチ、 l 〜T4、 限時動作形タイマ、 イ 直線、 点、ニ ホ 線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原料に湯を浸透させて飲料を抽出する飲料抽出装
    置において、直線上の所定距離離れた2点に両端が接す
    る下に凸の線を母線として、該母線を前記直線を軸とし
    て所定角度回転することにより形成される回転面を主た
    る容器壁とし、上方に向かって開口する開口部を有する
    抽出容器と、該抽出容器を前記回転面の軸と同軸に、回
    転可能に支持する回転軸と、前記抽出容器の一端部の前
    記容器壁を切り欠いた部分に取り付けられたフィルタと
    、前記抽出容器の前記容器壁にその周縁が密接して、該
    抽出容器の内部で前記抽出容器の回転軸と同軸に回転摺
    動する、フィルタを有するセパレータと、前記抽出容器
    と前記セパレータを共通の回転駆動源により選択的に駆
    動する選択駆動手段とを設けたことを特徴とする飲料抽
    出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160000602A (ko) * 2014-06-25 2016-01-05 박희경 분리수거함
CN108354452A (zh) * 2018-05-08 2018-08-03 陈森忠 一种新型茶水分离器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160000602A (ko) * 2014-06-25 2016-01-05 박희경 분리수거함
CN108354452A (zh) * 2018-05-08 2018-08-03 陈森忠 一种新型茶水分离器

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