JPH03178298A - 自動転送呼出し方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はセルラー方式移動体電話システムにおける自動
転送呼出し方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、セルラー方式移動体電話システムでは、被呼者が
不特定多数の発呼者に対しその被呼者の移動後のサービ
スエリアの呼出し番号を何らかの方法で連絡するか、又
は着信転送機能を利用して無条件に被呼者に接続転送す
るかしていた。この自動転送方式では加入者の意思が反
映されず、例えば被呼者が海外や登録サービスエリアか
ら非常に離れた場所に移動した場合に、着信転送要求加
入者は常に高額の通話料金を負担しなくてはならず、か
つ重要な呼でなくとも常に接続されていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の転送呼出し方式では、被呼者がサービス
エリアから移動した後は、発呼者は移動先サービスエリ
アの呼出し番号を知らない限り着信できないという欠点
がある。また、着信転送機能を使い無条件に転送するこ
とは可能だが、発呼者もしくは被呼者の意思を反映した
接続とはならない欠点がある。

つまり、被呼者がサービスエリアを変わるごとに発呼者
は何らかの方法によって被呼者の呼出し番号を知る必要
があり、また被呼者の移動先に自動的に着信転送される
方式では、それほど重要な呼でなくとも接続された転送
骨の通話料金を負担しなくてはならない。さらに着信転
送骨の通話料金を発呼者払いとなるようにしても、発呼
者は着信転送の実行、非実行を自分の意思では制御でき
ず常に着信転送先へ転送されてしまうので、特に通話料
金に対しては発呼者、被呼者共に不満が出てくる。

本発明の目的は、ローミングアウトして他のサービスエ
リアに移った加入者であっても、発呼者又はその加入者
の意思により、かつ発呼者は移動先のサービスエリアの
呼出し番号を知らなくとも自動的に接続が可能となる自
動転送呼出し方式を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の自動転送呼出し方式は、セルラー方式移動体電
話システムに収容されている加入者ごとにローミングア
ウト時の転送先呼出し番号を蓄積する加入者データベー
スと、自動転送を許可するパスワードを登録する蓄積メ
モリと、転送許可。

不許可を選択する際に発呼加入者に聞かせるアナウンス
を送出するアナウンスメント装置と、前記パスワードを
受信するためのＰＢ受信器とを備え、ローミングアウト
時でもあらかじめ指定した番号へ自動転送することを特
徴とする。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すセルラー方式移動体電
話システムのブロック図である。

第１図において、サービスエリア１は複数のセル２と、
各セル２内に設備された無線基地局（以下ＢＳ＞３と、
このＢＳ３から親局へのデータ回線４とから構成されて
おり、移動体端末（以下ＴＥ）５への着呼又はＴＥ５か
らの発呼信号はこのデータ回線４を通して行なわれる。

親局ネットワーク（以下ＮＷ）６．データベース（以下
ＤＢ）７は中央制御装置く以下ＣＣ）８により制御され
、出接続トランク（以下０Ｔ）９．入接続トランク（以
下ＩＴ）１０を介して公衆電話網１つと接続されている
。またボイスチャネルトランク〈以下ＶＴ）１１は通話
回線１２を介して各セルのＢＳに接続されており、通話
音声の送受を行なう。

次に本実施例の動作について説明する。

まず、ＴＥ５が他のサービスエリア１６に移動する場合
、あらかじめ決められた方法で転送先呼出し番号とパス
ワードを入力すると、これら情報はＢＳ３．データ回線
４を介してＣＣ８によりＢＳ７に蓄積される。

つまり、他のサービスエリアへ移動する加入者はこの動
作を行なった後で移動する。

ここで一般交換局（以下ＥＸ）１８に収容された発呼者
（以下５ＵＢ）１５がらＴＥ５に着信要求を行なうと、
Ｓ　Ｕ、　８１．５は移動先のサービスエリアｌにおけ
る呼出し番号をダイヤルするが、被呼者のＴＥ５が既に
移動してしまっているので、ＣＣ８はＮＷ６を制御して
アナウンスメント装置（以下ＡＮ）１ＢおよびＰＢ受信
器（以下ＲＣ）１４を接続し、ＯＴ９．公衆電話網１９
．ＥＸＩ８を介してＳＵＢ　１５に被呼者がローミング
アウトした旨のアナウンスを聞かせる。

その後ＲＣ１４がｌＴｌ０．公衆電話網１つ。

ＥＸ１８を介してＳＵＢ　１５からのパスワードを受信
すると、ＣＣ８はあらかじめ登録されたパスワードとの
一致を確認して登録されている転送先番号への転送接続
を制御する。またアナウンスの終了まで呼を保留するこ
とによっても同様に転送先番号へ転送する。ここでＣＣ
８は転送骨の通話料金としては前者が被呼者払い、後者
が発呼者払いとなるようにＢＳ７上の課金データを編集
する。

つまり、本実施例ではセルラー方式移動体電話システム
収容の加入者が、転送先呼出し番号とパスワードを加入
者端末がら入力することで自動転送許可の状態になる。

この状態で実際にローミングアウトした場合、発呼者が
この被呼者を呼び出したときにアナウンス接続として被
呼者がローミンクアウトした旨を発呼者に知らせる。こ
の状！ぶで発呼者は次の２通りの接続方法を選択し、通
話料金の請求対象者の見直しも含めて入力した転送先番
号への自動転送が行なわれる。

まず第１の方法は、アナウンス中に呼を切断するか又は
アナウンスが終了するまで保留するかで選択できる。切
断すれば呼は自動転送されない。

また、保留した場合はアナウンス終了後、着信呼は被呼
者へ自動転送され、その通話料金は発呼者払いとする。

次に第２の方法は、アナウンス中にあらかじめシステム
収容の加入者が登録したパスワードを入力する方法であ
り、パスワードが一致した場合、呼は被呼者へ自動転送
され、その通話料金は被呼者払いとする。

このように、発呼者は被呼者が移動したサービスエリア
に準した呼出し番号を知らなくても、目的の被呼者へ呼
を接続することができ、かつ通話料金の請求対象者を発
呼者又は被呼者の意思で決めることかできる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、他のサービスエリアへ加
入者が移動する前にあらかじめ決められた方法で移動先
呼出し番号と通話許可のためのパスワードを登録するこ
とにより、発呼者は移動先のサービスエリアに準じた呼
出し番号を知らなくとも登録されているサービスエリア
に準じた番号をダイヤルすれば自動的に移動先へ転送す
ることができ、被呼者は不特定多数の発呼者に対してい
ちいち移動先のサービスエリアに準じた呼出し番号を知
らせる必要がなくなるという効果がある。

また、発呼者はローミンクアウトした加入者への着信の
際にまずアナウンスを聞くことができ、この状態であら
かじめ被呼者と着信可の同意がとれている者に対しては
パスワードを使って被呼者へ転送することが可能となる
。

さらに発呼者がどうしても転送してほしい意思があると
きは、転送骨の通話料金を発呼者負担で目的の被呼者に
着信させることができる。つまり、発呼者又は被呼者の
意思により他のサービスエリアへ移動した被呼者に対し
呼を接続できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すセルラー方式移動体電
話システムのブロック図である。 １・・サービスエリア、２・・・セル、３・・・無線基
地局（ＢＳ）、４・・・データ回線、５・・・移動体端
末（ＴＥ）、６・・・親局ネットワーク（ＮＷ）、７・
・・データベース（ＤＢ）、８・・・中央制御装置（Ｃ
Ｃ）、９・・出接続トランク（ＯＴ）、１０・・・入接
続トランク（ＩＴ）、１１・・・ボイスチャネルトラン
ク（ＶＴ）、１２・・・通話回線、１３・・・アナウン
スメント装置（ＡＮ）　　１４・・・ＰＢ受信器（ＲＣ
）、１５・・・発呼者（ＳＵＢ）、１６・・・他のサー
ビスエリア、１７・・・他の移動体通信交換局（ＭＴＸ
）、１８・・・一般交換局（ＥＸ）、１０・・公衆電話
網。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. セルラー方式移動体電話システムに収容されている加入
   者ごとにローミングアウト時の転送先呼出し番号を蓄積
   する加入者データベースと、自動転送を許可するパスワ
   ードを登録する蓄積メモリと、転送許可、不許可を選択
   する際に発呼加入者に聞かせるアナウンスを送出するア
   ナウンスメント装置と、前記パスワードを受信するため
   のＰＢ受信器とを備え、ローミングアウト時でもあらか
   じめ指定した番号へ自動転送することを特徴とする自動
   転送呼出し方式。