JPH03178091A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JPH03178091A
JPH03178091A JP1317029A JP31702989A JPH03178091A JP H03178091 A JPH03178091 A JP H03178091A JP 1317029 A JP1317029 A JP 1317029A JP 31702989 A JP31702989 A JP 31702989A JP H03178091 A JPH03178091 A JP H03178091A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テープ状記録媒体を巻装して収納するテープ
カセットに係り、特にカセット匣体の厚み方向に摺動す
る慴動子を用いて誤消去の防止を行うようにしたテープ
カセットに関する。
〔発明の概要〕
本発明によるテープカセットは、カセット匣体の厚み方
向に嵌挿されて摺動する摺動子と、この摺動子が嵌挿さ
れる嵌挿孔との間に、摺動子の抜脱を防止するストッパ
手段と、消去可能位置と誤消去防止位置との切換え可動
位置に係止する位置決め用クリックストッパ手段とを別
個に備え、このクリックストッパ手段はストップ部とガ
イド部を連続して形成したことにより、摺動子の切換操
作を円滑に行うことができて消去可能状態と消去防止状
態に容易にかつ確実に設定でき、またこの切換え操作時
に摺動子が必要以上に強く押圧された場合、クリックス
トッパ手段において摩耗が生じた場合にも脱落が阻止さ
れて!!消去を確実に防止できるようにしたものである
〔従来の技術〕
従来、テープカセット内に収納された磁気テープに記録
されている信号を誤って消去しないようにテープカセッ
トには誤消去防止手段が備えられている。
この誤消去防止手段としては、テープカセットに一体に
誤消去防止爪を突設しておき誤消去防止の場合は爪を折
取る方式としたものがあり、この方式のものにおいては
一旦折取った爪は再び取付けることができず、別の部材
で折取り部を塞がなければ新たな信号を記録できなくな
る。このため、カセット匣体に厚み方向に摺動する摺動
子を備えてこの摺動子を消去可能位置と誤消去防止位置
に切換え摺動させて誤消去を防止するようにした切換え
方式のものが提案されている。
このような摺動子の切換え方式のものとしては特開平1
−102788号公報に開示されるものがある。
このものは摺動子の摺動方向に対してずれた位置であっ
て、摺動子の互いに逆向きに第1及び第2の係合凸部を
形成すると共にカセット匣体の摺動子の嵌挿孔に互いに
対向して摺動子の摺動方向に対して一致する第1及び第
2の被係合凹部を形成し、第1の係合凸部が第1の被係
合凹部に係合することによって摺動子が第1の位置をと
るようにすると共に、第2の係合凸部が第2の被係合凹
部に係合することによって摺動子が第2の位置をとるよ
うにして消去可能状態と誤消去防止状態に設定するよう
に構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように構成される摺動子の摺動方向の誤消去防止手
段によれば、摺動子の切換え摺動により消去可能状態と
誤消去防止状態に繰返し設定することが可能であり、そ
れぞれの切換え位置に係合凸部と係合凹部の係合により
係止されてそれぞれの状態の検出が確実に行えることに
なるが、この摺動子の切換え摺動操作において、摺動子
の第1、第2の面係合凸部が、嵌挿孔側の第1、第2の
両波係合凹部から離れた状態、即ち面係合凸部が両波係
合凹部から嵌挿孔の内壁面に乗り上げた状態ではその内
壁面に強く圧接することになって摺動子が摺動し難く、
従って摺動子を強く押圧する必要があり、このため摺動
子、カセット匣体に損傷を与えるおそれがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであって、消去
可能状態と誤消去防止状態に容易に切換え操作できると
共に所望の切換え位置に安定して係止保持できて誤消去
を確実に防止できるようにしたテープカセットを提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明は、カセット匣体の厚
み方向に嵌挿されて摺動する摺動子を用いて内部に収納
されているテープ状記録媒体に記録されている信号の誤
消去を防止するようにしたテープカセットにおいて、摺
動子と、カセット匣体の摺動子が嵌挿される嵌挿孔との
間に、摺動子の抜脱防止用ストッパ手段と、消去可能状
態と誤消去防止状態の所定の切換位置に係止する位置決
め用クリックストッパ手段とを別個に備え、クリックス
トッパ手段はストップ部とこれに連続するガイド部かち
形成したものである。
〔作用〕
このように構成される本発明によれば、カセット匣体の
厚み方向に嵌挿されて摺動する摺動子は消去可能状態と
誤消去防止状態の所定の切換位置に係止する位置決め用
クリックストッパ手段をストップ部とこれに連続するガ
イド部から形成したことにより、切換操作においてはス
トップ部からガイド部に、またガイド部からストップ部
に移行することになって嵌挿孔の内壁面に強く圧接する
ことなく安定して円滑に摺動できると共に所望の切換位
置に確実に保持できて消去可能状態と誤消去防止状態に
容易にかつ確実に設定できる。
〔実施例〕
以下、本発明を適用するテープカセットの一例を第 図
〜第 図を参照して説明するに、本例のテープカセット
は超小型に構成されるものである。
第 図〜第 図において、(1)は例えばPCM信号を
記録・再生する磁気テープを収納するテープカセットの
匣体を全体として示し、このカセット匣体(1)は上ハ
ーフ(2)と下ハーフ(3)とを対向させてネジ(4)
により締付けて合体し、この両ハーフ(2)。
(3)の前面側に形成される開口部(5)を開閉するリ
ッド(6)を回動可能に軸支することにより構成される
このカセット匣体(1)内、即ち上下ハーフ(2)、 
(3)間には、ハブ駆動軸の挿通孔(2a)、 (2b
) 及び(3a)。
(3b)に対応して配される一対の両ハブ(7)、  
(8)間に磁気テープTが巻装された状態で収納されて
一部分が前面側開口部(5)に、この開口部(5)の両
側に回転自在に軸支されるガイドローラを兼ねるピンチ
ローラ(9)、(10) を介して架張状態で表出され
るようになされている。
また、このカセット匣体(1)内には両ハブ(7)、 
 (8)に対して不使用時においてブレーキ動作するブ
レーキ機構〈11)が備えられており、カセット匣体(
1)の上下面側には後部両側角部に位置して上下両ハー
フ(2)、  (3)に連通ずる誤消去防止機!(12
)、 (13)が配設されると共に中心前後方向の前後
部及び後B横方向の両側部に位置決め基準孔(14)、
 (15) 及び(16)、 (17) が設けられ、
また後縁部横方向に複数の所要検出孔(18)、 (1
9)  が形成され、さらに両側面の後部にはグリップ
部(20)、 (21)  が形成されている。
また、カセット匣体(1)の前面側開口部(5)を開閉
するリッド(6)には横方向のガイド溝(22〉に沿っ
てチェンジャ用係合部(23〉が設けられている。
そして、このように構成されるテープカセットにおいて
は、カセット匣体(1)内に収納される磁気テープTは
回転ヘッドによりヘリカル・スキャン方式により記録及
び/又は再生が行われるようになされている。
即ち、第 図に示すように回転ヘッド(41〉はヘッド
ドラム(42)に対して所要角度で傾斜して回転される
ようになされており、ヘッドドラム(42)はカセット
匣体〔1)のリッド(6)を上方又は下方へ回動するこ
とによって開放される前面側開口部(5)に部分的に挿
入されて、この開口部(5)を横切るように架張される
磁気テープTがヘッドドラム(42〉の挿入側周面に巻
付くように摺動され、回転ヘッド(41〉が回転すると
磁気テープを斜めに横切る傾斜したトラックが形成され
ることになる。
この際、ヘッドドラム(42)に磁気テープTが確実に
ヘリカル状に摺接されるように、本例においてはカセッ
ト匣体〔1)の開口部(5)のヘッドドラム(42)の
挿入部にはガイド部が互いに逆方向の傾斜となっている
一対のテープガイド部材(24)、 (25)をガイド
ローラ(9)、(10)  の内側に位置して対向して
揺動及び横方向に移動可能に配設してあり、ヘラ)’ 
)’ ラム(42)を開口部(5)に挿入することによ
り、このヘッドドラム(42)の周面に当接する状態と
なってヘッドドラム(42)の周面との間において磁気
テープTを挟んだ状態でガイドするようになされている
また、ヘッドドラム(42)の両側部にはカセット匣体
(1)の開口部(5)の両側部において、ピンチローラ
(9)、(10)  とテープガイド部材(24)、 
(25)  の間に挿入される両ウィングガイド(43
)、 (44)  が備えられており、この両ウィング
ガイド(43)、 (44)  の前端部にローラ(4
3a)、 (44a)  が装着されて、磁気テープT
:二押し込むように転接され、磁気テープTをテープガ
イド部材(24)、 (25)  に圧接させるように
なされている。
この両ウィングガイド(43)、 (44)  はカセ
ット匣体(1)の開口部(5)にその内側寄りの支持片
(26)、 (27)と、この支持片(26)、 (2
7)  とピンチローラ(9)、(10)との間に位置
するテープはみ出し防止用のガイド突起(28)、 (
29)  との間において挿入されるようになされてい
る。
このように構成されるテープカセットにおいて、カセッ
ト匣体(1)に配設される誤消去防止機構(12)。
(13)について第1図〜第3図を参照して詳細に説明
するに、両誤消去防止機構は同一的に構成されるので、
一方の機構(12)についてのみ図示し、他方の機構〈
13〉については図示は省略する。
この両誤消去防止機構(12)及び(13〉は誤消去防
止検出用の摺動子(31)が、それぞれカセット匣体(
1)の後部両側に、このカセット匣体(1)の厚み方向
に貫通して形成された嵌挿孔(32)に摺動可能に嵌挿
保持されて構成されている。
摺動子(31)は弾性変形可能な合成樹脂材等から底形
されるもので、嵌挿孔(32)の長さより短い長さであ
って、中間部(31a)  が断面略四角形で、両端部
(31b)  と(31C)  が断面円形に形成され
ており、中間部(31a)の一方向の相対する面(31
a、)と(31a2)にはその中央部に位置してストッ
パー凸面(34a)と(34b)  が互いに相対する
ように形成され、また中間部(31a)の他方向の相対
する面(31a、)と(31a、)にはそれぞれ略半球
面状のクリックストッパー突子(35a)  と(35
b)  が突設されている。これらのクリックストッパ
ー突子(35a)  と(35b)  は摺動子(31
)の長さ方向に対して所定間隔で互いにずれて、また摺
動子り31)を反転した場合でも互いに同じ位置になる
ように配されている。
そして、これらのクリックストッパー突子(35a)と
(35b)  の突設部面(35a、)と(35b、)
は肉薄に形成されて多少弾性変形されるようになされて
いる。
即ち、クリックストッパー突子(35a)  と(35
b)  の突設側面と相対する面側から所定深さの座ぐ
り穴(35a2)と(35b2)を形成することにより
前述した突設部面を肉薄に形成しである。
一方、このように構成される摺動子(31)が嵌挿され
る嵌挿孔(32〉は摺動子(31)の中間部(31a)
  の横断面とほぼ等しい内形の空胴で上下ノ\−フ(
2)と(3)に跨って形成されており、この嵌挿孔(3
2)の−方向に対向する内壁面、即ち摺動子(31)の
ストッパー凸面(34a)  と(34b)  に対向
する面(32a)  と(32b)  の上下ハーフ(
2)、  (3)の接合部に跨ってストッパー凸面が嵌
挿孔(32)の長手方向に摺動可能に係合されるストッ
パー凹部(36a)  と(36b)  が互いに対向
するように形成されている。このストッパー凹部(36
a)  と(36b)  にストッパー凸面(34a)
  と(34b)  が移動係合することによって摺動
子(31)のストロークが規制されているようになって
いる。
そして、この嵌挿孔(32〉の他方に対向する内壁面、
即ち摺動子(31)のクリックストッパー突子(35a
)  と(35b)  に対向する面(32c)  と
(32d)  の上下ハーフ(2)、  (3)の接合
部に跨ってクリックストッパー突子が係合されるクリッ
クストッパー凹部(37a)  と(37kl)  が
互いに対向して形成されている。
この一方のクリックストッパー突子(35a)  に対
応するクリックストッパー凹1(37a)  には上ノ
\−フ(2)側に延びるガイド溝(37a、)が連続し
て形成され、また他方のクリックストッパー突子(37
b)  に対応するクリックストッパー凹部(37b)
  には下ノ\−フ(3)側に延びるガイド溝(37b
、)が連続して形成されている。この両ガイド溝はそれ
ぞれのクリックストッパー凹部より浅く形成されている
次に、このように形成される摺動子(31)と嵌挿孔(
32)により構成される誤消去防止機構(12)、 (
13)の動作を説明する。
先ず、摺動子(31)が嵌挿孔(32)内においてカセ
ット匣体(1)の厚さ方向の上方に位置、即ち上ノ\−
フ(2)側に位置する場合には、第2図及び第3図に実
線で示すように、この摺動子(31)のストツノクー凸
面(34a)  と(34b)  が嵌挿孔(32〉の
ストツノく一凹部(36a)  と(36kl)  に
、その上/%−7(2)側におイテ位置され、この状態
で他方のクリックストツノクー突子(35b)  が他
方クリックストッパー凹部(37b)に係合されている
。そして両クリックストツノく−突子(35a)  と
(35b)  は互いに位置がずれているため一方のク
リックストッパー突子(35a)  は一方のクリック
ストッパー凹面(37a)  に係合されることなく、
この凹部から上ノ)−フ(2)側に連続するガイド溝(
37a、)’に圧接されている。この状態でこのクリッ
クストッパー突子(35a)  には、これが圧接され
るガイド溝(37a、)は嵌挿孔(32)の内壁面と段
差を有し、またこの突設部面(35a、)が弾性変形状
態となるので適度の所要の押圧力が作用することになっ
て、この押圧力により前述した他方のクリックストッパ
ー突子(35b)  は他方のクリックストッパー凹部
(37b)  に係合圧接されて摺動子(31)は嵌挿
孔(32)の上側位置において確実に位置保持される。
次に、摺動子(31)が嵌挿孔(32)の下方の位置、
即ち下ハーフ(3)側に位置する場合には、第2図及び
第3図に二点鎖線で示すように、ストツノクー凸面(3
4a)  と(34b)  がストッパー凹部(36a
)  と(36b)に、下ハーフ(3)側において位置
され、この状態で一方のクリックストッパー突子(35
a)  が一方のクリックストッパー凹部(37a) 
 に係合されている。
そして他方のクリックストッパー突子(35b)  は
他方のクリックストッパー凹部(37b)  から外れ
て、この凹部から下ハーフ(3)側に連続するガイド溝
(37b、)に圧接される。
この状態で前述した上側位置の場合と同様に他方のクリ
ックストッパー突子(35b)  の適度の押圧力の作
用により、一方のクリックストッパー突子(35a) 
 は一方のクリックストッパー凹部(37a)  に係
合圧接されて摺動子(31)は嵌挿孔(32)の下側位
置において確実に位置保持される。
このような摺動子(31〉の位置の切換動作において、
摺動子(31)はクリックストッパー突子(35a)と
(35b)  がクリックストッパー凹部(37a) 
 と(37b)に連続するガイド構(37a、)と(3
7b、)内に摺接した状態で移動されるので安定した円
滑な切換動作が行われる。特に本例においてはクリック
ストッパー突子(35a)  と(35b)  は押圧
力向に弾性変形されるので摺動子の移動が一層円滑に行
われると共にクリックストッパー凹1(37a)  と
(37b)  に対する係合も一層確実に行われること
にJQる。
また、この摺動子(31)の位置の切換動作において、
摺動子〈31〉が必要以上に強く押圧され、クリックス
トッパー突子(35a)、 (35b)  がクリック
ストッパー凹部(37a)、 (37b)  を乗り越
える状態となるとストッパー面(34a)  と(34
b)  が嵌挿孔(32〉のストッパー凹部(36a)
  と(36b)  の端縁に当接係止されて、これに
よって摺動子(31〉の摺動が阻止され嵌挿孔(32)
からの脱落が防止される。
以上のようにして摺動子(31)はカセット匣体(1)
の嵌挿孔(32)に対して位置が変化され、この位置の
変化を、検出ピン等を介して検出スイッチが検出するこ
とになり、消去可能状態と誤消去防止状態の2つの状態
を確実に判別することが可能になる。
なお、本例の誤消去防止機構(12)、 (13)  
は上下反転しても前述した場合と全く同一の位置の切換
動作、即ち検出動作を可能とするものである。
以上、本発明の詳細な説明したが、本発明はこの実施例
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変更できるものである。
例えば、摺動子の横断面形状及び嵌挿孔の内形状は四角
形に限ることなく、六角形等、少なくとも対向する2面
でストッパ手段が、また他の対向する2面でクリックス
トッパ手段が構成できる形状であればよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、カセット匣体の厚み方向
に嵌挿されて摺動する摺動子とこの摺動子が嵌挿される
嵌挿孔との間に、摺動子の抜脱を防止するストッパ手段
と、消去可能状態と誤消去防止状態の所定の切換位置に
係止する位置決め用クリックストッパ手段とを別個に備
え、このクリックストッパ手段はストップ部とガイド部
を連結して形成したことにより、摺動子の切換操作を安
定して円滑に行うことができて消去可能状態と消去防止
状態;二容易にかつ確実に設定でき、またこの切換え操
作時に摺動子が必要以上に強く押圧された場合或はクリ
ックストッパ手段において摩耗が生じた場合においても
脱落が阻止されて誤消去を確実に防止できて信頼性の高
いテープカセットを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に適用する摺動子の斜視図、第2図は摺
動子を取付けた状態の正面図、第3図は第2図のA−A
線断面図、第4図は本発明によるテープカセットの一例
の斜視図、第5図は同、テープカセットとヘッドドラム
との関係を示す斜視図、第6図は同、下ハーフ側の平面
図、第7図は同、ヘッドドラムを挿入した状態の一部省
略した下ハーフ側の平面図である。 図中、(1)はカセット匣体、(2)は上ハーフ、(3
)は下ハーフ、(31)は摺動子、(32)は嵌挿孔、
(34a)。 (34b)  はストッパー凸面、(35a)、 (3
5b)  はクリックストッパー突子、(36a)、 
(36b)  はストツバ−凹部、(37a)、 (3
7b)  はクリックストッパー凹部である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 カセット匣体の厚み方向に嵌挿されて摺動する摺動子を
    用いて内部に収納されているテープ状記録媒体に記録さ
    れている信号の誤消去を防止するようにしたテープカセ
    ットにおいて、 前記摺動子と、前記カセット匣体の前記摺動子が嵌挿さ
    れる嵌挿孔との間に、前記摺動子の抜脱防止用ストッパ
    手段と、消去可能状態と誤消去防止状態の所定の切換位
    置に係止する位置決め用クリックストッパ手段とを別個
    に備え、前記クリックストッパ手段はストップ部とこれ
    に連続するガイド部から形成したことを特徴とするテー
    プカセット。
JP1317029A 1989-10-19 1989-12-06 テープカセット Expired - Lifetime JP2730228B2 (ja)

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