JPH03177680A - パッキン部品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は、壁開口を通る導通ラインに対するプラスチッ
ク材からなるパツキン部品であって、それぞれ他方のパ
ツキン部品部分に対向する一側面に配設された半円柱形
の凹所を有する二つのパツキン部品部分を備えたものに
関する。

【従来の技術およびその課題】

この種のパツキン部品は、電気ライン、供給ライン、廃
棄ライン、水ライン、水圧ラインなどのようなラインの
回りを実質上包むことを意図している。ラインを包んだ
複数のパツキン部品が隣合い上下に重ねて配置されると
、中間にラインを有するパツキン部品の長方形配置が得
られ、その配列は対応する長方形開口部に挿入し、そこ
でもはや中間にスペースの無い状態で圧縮することがで
きる。このように、ラインは、コンクリート壁またはコ
ンクリート床、金属板の壁、鋼壁などの壁を通り、水密
にかつ気密に導くことができる。対応する導通部によれ
は、火、過度の圧力、詔歯類動物による攻撃に抵抗力の
ある導通部が得られる。 このように、水、火、ガス、醤歯類動物および壁を通る
同種のものの広がりは、ラインが置かれている弱点部の
ない所で効率的に防ぐことができる。 このことは、多数の人が居る場所や高価な資産が保護さ
れている場所では特に重要なことである。 また、これらの多機能を有する導通部は、例えばコンピ
ュータラインでは比較的よくあることであるが、ライン
を交換しなければならないときに再度分解できるという
利点がある。 公知の導通部は非常に効果的であることが証明されたが
、寞隔トあらゆるライン径に対１７て対応するパツキン
部品を保管しなければならないという欠点がある。また
、開口部がパツキン部品または充填部品で完全にシール
できるように、ラインが引き込まれていない場所や、今
のところまだラインが引き込まれていない場所ではどこ
でも使用される異なる辺長のいわゆる充填部品を在庫と
して保管しなければならない。この場合、異なる公称径
のラインに対して非常に多くのパツキン部品を在庫とし
て保管する必要があるということだけではない。ある状
況下では、ライン径は完全なロールに対して３ｍｍまで
変化するので、同−公称径のラインに対して、一つのパ
ツキン部品サイズでは十分ではない。 ここで長方形または正方形断面のパツキン部品の場合に
生ずる同様の問題は、例えば対応する形状の導通部、ク
リップなどに個々に適合させた円または楕円若しくは他
の断面のパツキン部品の場合にも存在する。以下では、
主として正方形断面に対する例が述べであるが、このこ
とは本発明をその上うむ恥に画定するこ唱本竜映するｔ
ｌのではない。 本発明の目的は、はんの少数だけ生産し在庫として保管
しておけばよいパツキン部品を提供することにある。

【課題を解決するための手段】

本発明の目的を達成する解決策は、半円柱形の凹所によ
って形成される空間に、この半円柱形の凹所よりも基本
的に小径の円柱形パツキン部品部分を配置し、残りの空
間を、一つの層の上にさらに別の層を重ね合わせ、互い
に分離できるようにした複数の層からなる実質上同一の
二つの中空半円筒形に分割した中空円筒体で満たすこと
である。

【作用および効果】

そのようなパツキン部品は最初は完全に閉塞されており
、そのために充填部品すなわちいかなるラインも壁開口
部に引き込まれていない場所の充填部品として使用する
ことができる。一方、円柱形のパツキン部品部分は取り
除くことができ、それによって円柱形パツキン部品部分
の径を有するラインを設置することができる。他方、半
円柱形凹所の径を有するラインも設置でき、この場合、
円柱形パツキン部品部分と中空円筒パツキン部品部分は
使用されない。主たる利点は、中空の半円筒体から必要
な数の層を内側から分離し、それによって中央開口をラ
インが貫通するのに必要な径にとることで、すべての中
間サイズのラインを設置できることである。 事実、導通部に複数の層で作られた中間リングを使用し
たものが知られている（ＧＢ−Ａ−２１８６４４３）。 これらの重ね合わせたリングがいかにして作られ、また
実際上また費用効果的に組み立てられるのかは想像し難
いという事実は別として、これらの中間リングはパツキ
ン部品の全長にわたり広がるものではなく、そのために
半円筒形の詰め物の間および／またはその前後に空間が
自由に存在し、それがシール性、防火性、およびその他
の効果を損なうことになる。これらのリングは別のリン
グ上にはめることができず、また内側のリングは外すこ
とができないので、別のリング上から外したり、パツキ
ン部品の全長に広がるリングは明らかに得ることができ
ない。 これらの問題は、縦方向に分割された対応する中空円筒
体による本発明では、内側の層は容易に取り除くことが
できるので解消された。また、従来技術の配置では、リ
ングはラインの一端から導通部の位置まで押し込まなけ
ればならず、それは非常に骨の折れることであったが、
本発明の配置によれば、すでに設置されまたは接続され
たライン上にも導通部を設けることができる。 上記従来例の一実施例から、半径方向に広がるスリット
をリングまたは層に設け、それによりすでに取り付けら
れているケーブル上にリング等が押し付けられるように
したものが知られている。 しかしながら、必要性に乏しい当該分野の状況下でわず
かに出願が検討されたに過ぎない（引用例の第２頁第２
８行目から３２行目参照）。本発明者の功績は、等価な
部分に分割された層の場合には、危機的状況でさえも十
分なシール性が得られ、この分離はいかなる崩壊をもた
らす漏れや有害な届ｔｙ＞　ＢｅＳ　Ｍ　ｌ；　ｋｎど
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ｌｙ和回目１たことである。 また、スリットを有する公知例では、ケーブル上に層ま
たは環状部分を押し付けるためにスリットが開かれてい
るとき、層が脱落するという欠点がある。これは、特に
除去すべき内側の層の正確な数が決定されるまでいくつ
かの試みがなされる場合のことである。本発明では、層
は二つの分離された半分の部分で構成され、そのために
リングが開状態に曲げられたときでも層間に相対的な移
動が生じることはなく、加えて、除去すべき層数が、上
方に向けて開放された半円柱形の溝にケーブルを合わせ
て決定されれば、上記問題は生じない。 その思想から、外側パツキン部品をわずか数サイズだけ
在庫として保管すること、およびラインとパツキン部品
の内壁との間にまったく空隙が残らないように適当なテ
ープを用いて手で周囲を囲むこと、によって得られるの
と同一の効果がおそらく考えられる。しかしながら、概
略平等に巻くこ　、Ｊ−け因鉗７５　　む醤転９ゲ姿害
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部品で達成することができる。この範囲において、本発
明のパツキン部品は、設置するのに経験を要せず、経験
の積まれた層は優れた効果を達成できる。 そのように本発明のパツキン部品は、生産し保管すべき
サイズはより少なく、非常に好都合なものである。一般
に、パツキン部品の少なくとも一部は多層構造であるが
、意外にも付加された中間の空間は、それら欠点の影響
が導通部で必要な圧縮を受けることで防止されるので、
崩壊をもたらすことはない。火災のとき、いずれにして
も使用されているプラスチック材が膨張し、そのために
シール効果が一層改善されると共に、その材料が軟化す
るケーブル絶縁材に一部置き換わり、火災のときでも非
常に良好な気密性が保証される。 ウェブ材を巻回した断面で中空円筒体を構成すれば、パ
ツキン部品は非常に簡単になる。ウェブ材断面の始点と
終点をジグザグ形状にすれば、漏れを生じる段々の変わ
り目が無いものを得ることができる。 中空円筒体の層厚を約０．５〜２ｍｍにすれば、特に都
合が良いことが証明されているが、意図する適用やライ
ン径によって、それよりも厚さを大きくしてもまたは小
さくしても目的を達成できる。 本発明によれば、パツキン部品は、必要な長さ、特に３
０〜５００ｍｍまたは更に大きな長さのものが製造でき
る。 約５０〜７０ｍｍの長さがパツキン部品として特に都合
よいことが証明された。一方では、そのパツキン部品は
不必要に大きくないが、他方では必要な防火効果を保証
する。特に優れた耐火性を得るには、中間スペースを介
して前後に二つの導通部を設ける方が、対応する長いパ
ツキン部品を使用するよりもより一層好都合である。 エラストマ、特にＥＰＤＭがプラスチック材として好適
であることが証明された。このプラスチック材がオレフ
ィン添加物を有すると、その部分が他の部分に対して滑
りが良く、容易に組み立てることができる。 外側のパツキン部品部分と円柱形のパツキン部品部品の
ショアかたさ数をウェブ材断面よりも大きくするとよい
ことが証明された。特に、外側のパツキン部品部分と円
柱形パツキン部品部分のショアかたさ数を約６０°から
１００゜、好ましくは８０°にするのがよく、一方、ウ
ェブ材断面のショアかたさ数を約４０°から８０゜、好
ましくは約６０６とするのがよいことが確認された。 便宜上、パツキン部品は正方形断面をしており、そのた
めに特に円柱形のラインを受けるのに非常に適している
。しかしながら、非円形断面のラインでもパツキン部品
の助けをかりて同様に設置することができる。 寸法上、円柱形パツキン部品部分の径は正方形の辺長の
約１５から３０％にするのが有利で、方、中空円筒パツ
キン部品部分の壁厚は正方形の辺長の約１５から２５％
であるのが有利であると証明された。 円柱計パツキン部品部分の径を正方形の辺長の約１８か
ら２５％、中空円筒パツキン部品部分の特に効果的であ
ることが証明された。 寸法をこのようにすれば、一方ではパツキン部品のサイ
ズはほんの僅かしか必要でなく、他方では最適のシール
が保証される。例えば、４から１２ｍｍ、１２から２２
ｍｍ、２２〜３２ｍｍ、３２〜５０ｍｍ、５０から７０
ｍｍ、７０から９８ｍｍのライン径に対して単一のパツ
キン部品が使用でき、円柱パツキン部品を取り除かなけ
れば、これらパツキン部品は対応する外部寸法を有する
充填部品として利用することができる。 中空半円筒形パツキン部品部分のそれぞれの層を異なる
色にすれば、その色で種々の内径を容易に区別すること
ができるので組立が簡単である。 本発明によれば、パツキン部品は、外側のパツキン部品
部分と、押し出し成形され、口径を測定し、そして養生
された円柱パツキン部品部品とで構成され、ウェブ材断
面が上記円柱パツキン部品部分上に巻回され、そのよう
にして得られたユニットは外側の二つのパツキン部品部
分に包まれ、巻分離線を通って達するカッタで二つの部
分に切断されている。 パツキン部品部分は、押し出し成形後、まず口径を測定
し、すなわちひっくり返すなどして正確な寸法になる。 例えば長さ２０ｍの養生バスで養生した後、後に分離切
断される位置にまったくくぼみが生じないように、ウェ
ブ材断面の巻回が便宜上ブリテンションをかけることな
く機械で行われる。この切断は、パツキン部品がすでに
組み立てられている限り、１／１０ｍｍの正確さまで高
精度で行われる。 パツキン部品は、便宜土切めに必要以上に多少長く作ら
れ、そして上述の工程後に切断工程で所望の長さに切断
される。 しかしながら、そのパツキン部品は、押し出し銭形され
、口径を測定し、そして養生されたストランドであって
、表面陥没凹所側表面の中空円形凹所に複数層のウェブ
材を上下に重ね合わせ、この層状パツキン部品が分離さ
れている外側のパツキン部品に対応したストランドと、
押し出し成形され、口径を測定し、養生され、そして切
断して長さを調整し、一方を他方の上に設けた二つのパ
ツキン部品の間に配設される円柱パツキン部品部分と、
で作ることもできる。

【実施例】

以下、添付図面を参照しつつ、好適な実施例を用い、本
発明を説明する。第１から１０図は、パツキン部品とそ
の製造プロセスの各工程を示し、第１１から１３図は他
の製造プロセスを示す。 第１図には、円柱パツキン部品部品と、端部３がジグザ
グのウェブ材２と、が示されている。第２図に図示され
ているように、ウェブ材２は円柱パツキン部品部分１の
上に機械で巻回されている。 そのように組み立てられた部分１と２とからなる内側部
分は、二つの外側部分４（第３図参照）の間に導入され
、それにより第４図に端部を示す配置が得られる。これ
らの外側パツキン部品は実質的に平行六面体であり、そ
れらの高さは幅の半分の大きさとしである。それらの対
向面は半円柱状の凹所８を有し、それは縦方向に延在し
、その曲率はその中に包まれる部分の曲率に対応してい
る。 第５図はパツキン部品の斜視図を示す。第６図に示すよ
うに、ウェブ材２からなる中空円筒体は二つのパツキン
部品部分４の分離線の間を通るカッタ５で切断され、そ
れによって第７図に示す二つの中空円筒部分６が得られ
る。続いて、カッタ７で所望の長さに切断され（第８図
参照）、そのために完成されたパツキン部品は正確に所
望の長さを有しており、半完成品として７０ｍｍの指定
長を有し、最終パツキン部品として６０ｍｍのものが例
として表されている。 第１１〜１３図では、別の製造プロセスが示されている
。第■１図はプロセスの側面図で、第１２．１３図は第
１１図（７）Ｘｌｌ−Ｘｌｌ線、Ｘ１ｌｌ−Ｘｌｌｌ線
に沿った断面の詳細図をそれぞれ示す。 このプロセスでは、まず最初に、これより外側のパツキ
ン部品４が作られるストランド４０が所定の形状に押し
出し成形され、口径が測定され、そして養生される。次
に、このストランドは支持日持ローラ１０は、本実施例
では実質的に円形表面を有し、一方プレスローラ１１は
丸形表面を有し、それは重ね合わされて供給された複数
のウェブ材２０を凹所８に押し込む。ローラ１１の間に
は、この配置では磨きホイール１２が設けてあり、その
ためにウェブ材２０の端部がパツキン部品４の表面上に
突出することがなくなる。続いて、パツキン部品４はカ
ッタ７で所望の長さに切断されて分離される。 ウェブ２０の供給において、それぞれの実施例では、第
１２．１３図では異なるハツチングで示されているよう
に、二つの隣合うウェブは異なる色を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図から第１０図はパツキン部品とその製造プロセス
の各工程を示し、第１図は円柱パツキン部品部分の斜視
図、第２図はウェブ材の斜視図、第３図はパツキン部品
の組立状態を示す斜視図、第・１図はパツキン部品の端
部を示す正面図、第５パツキン部品の切断状態を示す斜
視図、第７図はパツキン部品の端部を示す正面図、第８
，９図はパツキン部品の切断状態を示す斜視図、第１０
図はパツキン部品の完成品の斜視図である。 第１１図から第１３図はパツキン部品の別の製造プロセ
スを示し、第１１図はプロセスの側面図、第１２図は第
１１図（７）Ｘｌｌ−Ｘｌｌ線断面図、第１３図は第１
１図のＸ１ｌｌ−Ｘｌｌｌ線断面図である。 １・・・円柱パツキン部品部分 ２・・・ウェブ材 ４・・・パツキン部品部分 ６・・・中空半円筒体 ８・・・半円柱形凹所。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【１】壁開口を通る導通ラインに対するプラスチック材
   からなるパッキン部品が、他方のパッキン部品部分に対
   向する側面上に配設された半円柱形凹所をそれぞれ有す
   る二つのパッキン部品部分を備え、上記半円柱形凹所（
   ８）で形成される空間に上記半円柱形凹所（８）よりも
   実質上小径の円柱パッキン部品部分（１）を設け、残り
   の空間が、重ね合わされて互いに分離することができる
   複数の層からなり、縦方向に分割して実質上同一の二つ
   の中空半円筒体（６）とした中空円筒体で満たされてい
   ることを特徴とするパッキン部品。 【２】上記中空円筒体（６）がウェブ材（２）を巻回し
   た断面からなることを特徴とする請求項１のパッキン部
   品。 【３】上記ウェブ材（２）の断面の始端と終端（３）が
   ジグザグ形状をしていることを特徴とする請求項２のパ
   ッキン部品。 【４】上記中空円筒体（６）の層が約０．５から２ｍｍ
   の厚さを有することを特徴とする請求項１から３のいず
   れかに記載のパッキン部品。 【５】約５０〜７０ｍｍの長さを有することを特徴とす
   る請求項１から４のいずれかに記載のパッキン部品。 【６】上記プラスチック材がエラストマ、特にＥＰＤＭ
   であることを特徴とする請求項１から５のいずれかに記
   載のパッキン部品。 【７】上記プラスチック材がオレフィン添加物を有する
   ことを特徴とする請求項１から６のいずれかに記載のパ
   ッキン部品。 【８】上記外側パッキン部品部分（４）と円柱パッキン
   部品部分（１）がウェブ材断面よりも大きなショアかた
   さ数を有することを特徴とする請求項１から７のいずれ
   かに記載のパッキン部品。 【９】上記外側パッキン部品部分（４）と円柱パッキン
   部品部分（１）が約６０゜から１００゜、好ましくは約
   ８０゜のショアかたさ数を有することを特徴とする請求
   項１から８のいずれかに記載のパッキン部品。 【１０】ウェブ材（２）の断面が、約４０゜から８０゜
   、好ましくは６０゜のショアかたさ数を有することを特
   徴とする請求項１から９のいずれかに記載のパッキン部
   品。 【１１】正方形断面を有することを特徴とする請求項１
   から１０のいずれかに記載のパッキン部品。 【１２】円柱パッキン部品部分（１）の径が、上記正方
   形の辺長の約１５から３０％であることを特徴とする請
   求項１から１１のいずれかに記載のパッキン部品。 【１３】上記中空円筒パッキン部品部分（６）の壁厚が
   、上記正方形の辺長の約１５から２５％であることを特
   徴とする請求項１から１２のいずれかに記載のパッキン
   部品。 【１４】上記正方形の辺長に対して、上記円柱パッキン
   部品部分（１）の径が約１８から２５％、上記中空円筒
   パッキン部品部分（６）の壁厚が約１８から２２％であ
   ることを特徴とする請求項１から１３のいずれかに記載
   のパッキン部品。 【１５】上記中空半円筒体が異なる色の層を有すること
   を特徴とする請求項１から１４のいずれかに記載のパッ
   キン部品。 【１６】円形、楕円形、または長方形の断面を有するこ
   とを特徴とする請求項１から１５のいずれかに記載のパ
   ッキン部品。