JP2005057848A - 合成樹脂製ケーブル保護管 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】管軸方向に所定の長さを備え、断面形状が略正方形状の大形方形筒部2と、管軸方向に所定の長さを備え、断面形状が略正方形状の小形方形筒部3とが、管体の軸線方向において交互に配設されて一連の管壁1を構成している管体Pであって、小形方形筒部3における各角部3aを弧状とし、この弧状Rの大きさが被保護内装ケーブルKの外径弧状rよりも曲率の大きいものに設定してある構成としたもの。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、地中に埋設したり地上の建屋内外において配管し、電線や電話線、光ケーブル等のケーブル類を内装させて保護するために使用するのに適した合成樹脂製ケーブル保護管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、管壁の形状を環状または螺旋状の凹凸波形状に形成した合成樹脂製波形管は広く一般に知られている。また、このような合成樹脂製波形管は、既にケーブル保護管として広く使用されている。
【0003】
このような従来の合成樹脂製管体の多くは、管全体の形状が円形の凹凸波形であるため、配管時に安定性が悪く、平行に隣接配管させることが難しく、地中配管の場合にはそれぞれの管体間に土砂が入り込んで直行性が乱され易く、電線等のケーブル挿通作業時に抵抗が大きくなり易いという課題を有しているものであった。
【0004】
そこで、このような従来の円形凹凸の波形管が有していた課題を解決することができる管体として、別紙図12乃至図14に示したように、断面形状が略方形の筒部2と断面形状が略円形の筒部3とを管体の軸線方向において交互に配設してある構造とした管体P1を開発した。この管体P1は既に公知になっている。
(特許第3331376号公報参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この管体を量産化すべく、種々の生産手段によって種々の実験を試みた結果、このような構造とした管体P1は、別紙図12及び図13に示したように、断面円形とした筒部3の肉厚を均等肉厚に形成したものの場合には、方形筒部2における各辺の中央部分2bの肉厚Cに比して各角部2aの肉厚A,Bが薄肉化すること、図14において拡大して示したように、殊に、各角部2aの軸線方向中間部分Aに比して両隅部分B,Bが極端に薄肉化し、この薄肉化した部分が他の部分に比して極端に耐圧変形性能に劣り破損し易くなるという課題を有することを究明するに至った。
【0006】
そこで、本出願人は、ここにいう耐圧変形性能に弱点があり、損傷の原因になり易い方形筒部2の角部2a、殊に、角部2aにおける両隅部分B,Bが局部的に弱くなることを防ぎ、所要の耐圧変形強度を保持するように強化させた管体構造として、図15に示すように、管体を形成する素材としての円筒形樹脂チューブ(パリソン)T2を、円周方向において等間隔隔てた4箇所に他の部分Tbの肉厚よりも肉厚を厚くした厚肉部Taを有する形状に押し出し、図16に示すように、この樹脂チューブT2の各厚肉部Taによって管体P2の方形筒部2における各角部2aを成形させ、他の部分Tbによって管体P2の方形筒部2における各辺の中央部分2bを成形させるようにすることにより、前記の課題を解決した合成樹脂管(以下改良管という)を開発し提案した。(特許第3099185号公報に掲載)
【0007】
しかしながら、本発明者は、この改良管のように、前記改良前の管体が有した課題を全面的に解決することを目的とし、管体内へのケーブルの挿入作業が前記改良管や改良前の管体よりも容易にでき、製造上における生産能率を低下させることなく量産化に適し、前記改良管や改良前の管体と同様に効率よく連続的製造が可能な管体を、前記改良管とは別手段によって解決したので、ここにその管体を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために講じた本発明にいう合成樹脂製ケーブル保護管の第1の構成は、管軸方向に所定の長さを備え、断面形状が略正方形状の大形方形筒部2と、管軸方向に所定の長さを備え、断面形状が略正方形状の小形方形筒部3とが、管体の軸線方向において交互に配設されて一連の管壁1を構成している管体Pであって、前記小形方形筒部3における各角部3aを弧状とし、この弧状Rの大きさが被保護内装ケーブルKの外径弧状rよりも曲率の大きい弧状に設定されている構成としたものである。
【0009】
また、第2の構成は、管軸方向に所定の長さを備え、断面形状が略正方形状で各角部2aを弧状に形成した大形方形筒部2と、管軸方向に所定の長さを備え、断面形状が略正方形状で各角部3aを弧状に形成したの小形方形筒部3とが、管体の軸線方向において交互に配設されて一連の管壁1を構成している管体Pであって、前記小形方形筒部3における各角部3aの弧状Rが被保護内装ケーブルKの外径弧状rよりも曲率の大きい弧状に設定されている構成としたものである。
【0010】
更に、第3の構成は、このような構成とした合成樹脂製ケーブル保護管において、小形方形筒部3における各角部3aの内面弧状R部分の肉厚wcと各辺部分3bの肉厚wdとが略均等肉厚になるように構成したものである。
【0011】
また、第4の構成は、大形方形筒部2における各角部2aの弧状S部分の肉厚waが各辺部分2bの肉厚wbよりも厚肉に形成されているものとし、同様に、小形方形筒部3における各角部3aの内面弧状R部分の肉厚wcが各辺部分3bの肉厚wdよりも厚肉に形成されている構成としたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
該第4の構成の管体を実施するに当たっては、図8に示したように、樹脂押出装置Mの樹脂押出口Nを略方形状に形成し、その四隅部分における樹脂押し出し間隙taを、四辺部分における樹脂押し出し間隙tbに比して大きく形成してあるものとし、このようにした樹脂押出口Nを使用することによって、図9に示したように、四隅部分の肉厚が四辺部分の肉厚に比して厚肉に形成されている方形筒状の樹脂チューブ(パリソン)Tを押し出し、このチューブTの四隅部分の各厚肉部Taによって前記管体Pの大形・小形方形筒部2,3における各角部2a,3aを成形させ、四辺部分の薄肉部Tbによって管体Pの大形・小形方形筒部2,3における各辺の中央部分2b,3bを成形させるようにする。
【0013】
この樹脂押出口Nにおける周方向4カ所の四隅部分の樹脂押し出し間隙taは、バラス効果を考慮してそれぞれの四辺部分の樹脂押し出し間隙tbに比して10〜20%程度広幅にしておくとよい。このような形状に形成した樹脂押出口Nから押し出される樹脂チューブTは、5〜10%の肉厚変化をもったものが得られる。
【0014】
本発明にいう管体を形成する合成樹脂素材は、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂が耐候性と耐久性に優れており人体に無害である点において好ましい。しかしながら、ポリ塩化ビニールやその他任意の合成樹脂素材を選択使用することを否定するものではない。
【0015】
【実施例】
以下本発明の実施例について添付の図面に基づいて説明する。図1乃至図6は本発明の第1実施例の管体を示した図である。図1及び図2は管体Pの外観形状を示した図、図3及び図4は図2における左右の切断端面側の形状を示した図、図5は図2のA−A線に沿った小径方形筒部3の断面と、B−B線に沿った大径方形筒部2の一部を残して破断した断面とを示した断面図、図6は図3のC−C線に沿って切断した断面図である。
【0016】
該実施例に示した管体Pは、図1に見られるように、管壁1の外形を、管軸方向において所定の長さを備えていて、断面形状が略正方形状で四隅部分を円弧状に形成してある大形方形筒部2と、同じく管軸方向において所定の長さを備えていて、断面形状が略正方形状で四隅部分を円弧状に形成してある小形方形筒部3とが、管体の軸線方向において交互に配設されていて一連の管壁1を構成して四隅部分を円弧状に形成してある管体Pである。そして、前記小形方形筒部3における各角部3aの内面弧状Rの大きさを、図7において拡大して示したように、被保護内装ケーブルKの外径弧状rよりも曲率の大きい弧状に設定してある構造としたものである。
【0017】
このような管体Pを形成する手段の一つは、一般に知られたブロー成型手段による方法がある。このブロー成型法による場合、別実施例を説明するために示した図8を参考にして説明すると、樹脂押出装置(図外)における樹脂押出口Nの形状を略正方形状で四隅部分が円弧状に形成されていて、オリフィスの間隔はバラス効果を考慮して四隅部分の間隙taと四辺部分の間隙tbよりすこしばかり大きい間隔に形成してあるものを使用する。
【0018】
このようにした樹脂押出口Nから押し出された樹脂チューブTの断面形状は、同じく別実施例を説明するために示した図9を参考にして説明すると、樹脂押出口Nの形状と同様に、断面形状が略正方形状で四隅部分が円弧状に形成された角筒状のチューブであって、四隅部分の肉厚と四辺部分の肉厚とがほぼ均等肉厚となっているチューブを得る。
【0019】
この角筒状のチューブを樹脂押出口Nから押出し、周知のブロー成型装置における成形用金型内に供給し、チューブの内面に空圧を加えてチューブを成形用金型の内面に向けて膨張させることによって、前記図1〜4に示した管体Pを順次連続的に成形する。
【0020】
このようにして得た管体Pは、図5及び図6に示したように、小形方形筒部3における四隅の各角部3aの肉厚と四つの辺部分3bの肉厚とが略均等肉厚になっていて、図6のように、大形方形筒部2における四隅の各角部2aの肉厚waも四つの辺部分2bの肉厚wbと大差がない程度の肉厚を備えた管体Pを得ることができる。
【0021】
而して、この管体Pは、図7において拡大して示したように、小形方形筒部3における各角部3aの内面弧状Rの大きさを、この管体P内に挿通して保護する内装ケーブルKの外径弧状rよりも大きい弧状に設定してあり、管体Pの曲げ配管箇所等において内装ケーブルKの管体P内への挿通時にケーブルKが該内面弧状R部分と常に一点Xで線接触する構造としたものである。この内面弧状Rの大きさが鎖線で示したように内装ケーブルKの外径弧状rよりも小さい場合には、常に二点X1,X2で接触し、この二点X1,X2よりも隅角部に食い込む現象を生じ、大きな抵抗を発生し、ケーブルKの挿通作業に支障を来すこととなる。
【0022】
図8乃至図10は、第2実施例について示したもので、図8は樹脂押出口Nのオリフィスの形状を示したものであり、図9はパリソンの形状を示した斜視図、図10は第2実施例の管体の断面形状を示した断面図である。
【0023】
図8の樹脂押出部Mは、オリフィス(樹脂押出口)Nの概形が四隅部分を円弧状に形成した略正方形状であって、四隅部分の開口幅taを四辺部分の開口幅tbよりも大きく形成してある。図ではその差を強調して示してあるが、実質的には四辺部分の開口幅tbを100としたとき四隅部分の開口幅taが110〜120となる程度の広幅に形成してある。
【0024】
このような形状に形成した樹脂押出口Nから押し出される樹脂チューブT即ちパリソンは、図9にみられるように、四隅部分が円弧状に形成された略正方形状の角筒状チューブ体であって、四隅部分の肉厚Taが四辺部分の肉厚Tbよりも厚肉に形成されているパリソンが得られる。実質的には四辺部分の肉厚Tbを100としたとき四隅部分の肉厚Taが105〜110となる程度の肉厚変化をもったパリソンが得られる。
【0025】
樹脂押出口Nから押出されたパリソンTを、前記のように成形用金型内に供給し、金型の内面に向けて順次膨張させ連続的に製造する。言うまでもなく、パリソンTの四隅の肉厚Ta部分によって管体Pの各角部3aを形成するように金型内に供給する。
【0026】
このようにして得た管体Pは、図10に示したように、小形方形筒部3における四隅の各角部3aの肉厚wcが四辺部分3bの肉厚wdよりも厚肉になっていて、又、大形方形筒部2における四隅の各角部2aの肉厚waの方が、各辺部分2bの肉厚wbよりも少し厚肉となっている管体Pを得ることができる。したがって、地中に埋設して使用する管体であっても局部的に変形したり損傷し易くなる部分がなく、管全体が耐圧変形強度に優れている管体が得られる。
【0027】
図11は、第3実施例としての管体Pを示したもので、この管体Pは大形方形筒部2における四つの辺部分2bの外観形状を図示状態において、管軸方向における両角部を前記第1実施例に示した管体Pに比して大きい弧状となるように形成してあり、小形方形筒部3における四辺部分3bの外観形状を図示状態において、円弧状の溝形に形成してある構造としたものである。このようにすることによって、成型時において、小形方形筒部3を形作るパリソン素材が大形方形筒部2の方向に移動し易く、また、大形方形筒部2を形作る管軸方向の両角部の薄肉化を大きく改善することができる利点がある。
【0028】
以上本発明の代表的な実施例について説明したが、本発明は必ずしもここに示した実施例構造のみに限定されるものではなく、本発明にいう前記の構成要件を備え、かつ、本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施することができるものである。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1〜3の管体にあっては、管体の形状を、断面形状が略正方形状の大形方形筒部と、断面形状が略正方形状の小形方形筒部とによって一連の管壁を形成してある管体としてあるから、大径部と小径部の断面形状は、共に方形状であるため、角筒形パリソンを用いた場合には、円筒形パリソンを用いた場合に比して部分的に大きく膨出させる必要がないので、局部的に脆弱となることなく、管体全体が耐圧変形性能を充分に備えた管体が得られる。しかも、小形方形筒部における各角部の内面形状を弧状に形成し、この弧状の大きさを被保護内装ケーブルの外径弧状よりも大きい弧状に設定してあるものであるから、管内への被保護ケーブルの挿通作業に当たっても、ケーブルが小形方形筒部の角部に食い込んで挿通抵抗を過大にすることもなく、円滑に行うことができるという顕著な効果を有する管体を得ることができる。更に、製造上においても生産能率の低下を招くことなく、能率よく製造することができるという利点をも備えている。
【0030】
請求項4の管体にあっては、上記の各効果を備えているものでありながら、殊に、大形方形筒部における脆弱になり易い各角部を必要充分な、若しくは、他の部分以上に強度のあるものとすることができるという顕著な効果を有するとともに、小形方形筒部における各角部の内面弧状部を他の部分に比して特に厚肉に形成してあることにより、管内への被保護ケーブルの挿通作業時にケーブルがこの角部と接触しながら引き込み挿通されても容易には摩耗損傷することがないという独自の効果を備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の管体を示す斜視図。
【図2】同管の正面図。
【図3】同管の左側面図。
【図4】同管の右側面図。
【図5】図2のA−A線に沿った断面とB−B線に沿った一部破断断面との断面図。
【図6】図3のC−C線に沿った断面図。
【図7】図4の右下半部の拡大説明図。
【図8】樹脂押出口の正面から見た断面図。
【図9】パリソンの斜視図。
【図10】第2実施例の管体を示す図5相当部分の断面図。
【図11】第3実施例の管体を示す上半部横断正面図。
【図12】先行例の管体の外観形状を示す斜視図。
【図13】同管体の方形筒部を部分切断した拡大断面図。
【図14】同管体の方形筒部の角部を管軸方向に破断した断面図。
【図15】改良管のパリソンを示す斜視図。
【図16】同管体の外観形状を示す斜視図。
【符号の説明】
1 管壁
2 大形方形筒部
2a 角部
2b 辺部分
wa 角部の肉厚
wb 辺部分の肉厚
3 小形方形筒部
3a 角部
3b 辺部分
wc 角部の肉厚
wd 辺部分の肉厚
P 管体
K ケーブル
R 角部の内面弧状
r ケーブルの外径弧状
Claims (4)
- 管軸方向に所定の長さを備え、断面形状が略正方形状の大形方形筒部(2)と、管軸方向に所定の長さを備え、断面形状が略正方形状の小形方形筒部(3)とが、管体の軸線方向において交互に配設されて一連の管壁(1)を構成してある管体(P)であって、前記小形方形筒部(3)における各角部(3a)の内面を弧状に形成し、この弧状(R)の大きさが被保護内装ケーブル(K)の外径弧状(r)よりも曲率の大きい弧状に設定されている合成樹脂製ケーブル保護管。
- 管軸方向に所定の長さを備え、断面形状が略正方形状で各角部(2a)を弧状に形成した大形方形筒部(2)と、管軸方向に所定の長さを備え、断面形状が略正方形状で各角部(3a)を弧状に形成した小形方形筒部(3)とが、管体の軸線方向において交互に配設されて一連の管壁(1)を構成している管体(P)であって、前記小形方形筒部(3)における各角部(3a)の内面を弧状とし、この内面弧状(R)が被保護内装ケーブル(K)の外径弧状(r)よりも曲率の大きい弧状に設定されている合成樹脂製ケーブル保護管。
- 管軸方向に所定の長さを備え、断面形状が略正方形状で各角部(2a)を弧状に形成した大形方形筒部(2)と、管軸方向に所定の長さを備え、断面形状が略正方形状で各角部(3a)を弧状に形成した小形方形筒部(3)とが、管体の軸線方向において交互に配設されて一連の管壁(1)が形成され、前記小形方形筒部(3)における各角部(3a)の内面弧状(R)が被保護内装ケーブル(K)の外径弧状(r)よりも曲率の大きい弧状に設定されている管体(P)であって、前記小形方形筒部(3)における各角部(3a)の弧状(R)部分の肉厚(31)と各辺部分(3b)の肉厚(32)とが略均等肉厚に形成されている合成樹脂製ケーブル保護管。
- 管軸方向に所定の長さを備え、断面形状が略正方形状で各角部(2a)を弧状に形成した大形方形筒部(2)と、管軸方向に所定の長さを備え、断面形状が略正方形状で各角部(3a)を弧状に形成した小形方形筒部(3)とが、管体の軸線方向において交互に配設されて一連の管壁(1)が形成され、前記小形方形筒部(3)における各角部(3a)の内面弧状(R)が被保護内装ケーブル(K)の外径弧状(r)よりも曲率の大きい弧状に設定されている管体(P)であって、前記大形方形筒部(2)における各角部(2a)の弧状部分の肉厚(wa)が各辺部分(2b)の肉厚(wb)よりも厚肉に形成され、同じく小形方形筒部(3)における各角部(3a)の弧状(R)部分の肉厚(wc)が各辺部分(3b)の肉厚(wd)よりも厚肉に形成されている合成樹脂製ケーブル保護管。
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-
2003
- 2003-08-07 JP JP2003206577A patent/JP2005057848A/ja active Pending
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