JPH03177323A - 半透過性装飾ガラスの製造法 - Google Patents
半透過性装飾ガラスの製造法Info
- Publication number
- JPH03177323A JPH03177323A JP31657889A JP31657889A JPH03177323A JP H03177323 A JPH03177323 A JP H03177323A JP 31657889 A JP31657889 A JP 31657889A JP 31657889 A JP31657889 A JP 31657889A JP H03177323 A JPH03177323 A JP H03177323A
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- cullets
- glass
- cullet
- plate glass
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- Pending
Links
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 5
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は半透過性装飾ガラスの製造法に関するものであ
る。
る。
[従来の技術]
従来、塊状5粒状ガラスを用いて製造される装飾ガラス
製品についてはよく知られている。
製品についてはよく知られている。
(特公昭60−151236 、特公昭52−7821
1 、特開昭52−72714など) 特公昭60−151236では3〜25mrn及び−3
25メツシユのガラスを用いて溶融成形し、装飾ガラス
とするものである。また、特公昭52−78211では
粒度の揃ったガラスカレットを用いて加熱溶融し、装飾
ガラスパネルとしている。
1 、特開昭52−72714など) 特公昭60−151236では3〜25mrn及び−3
25メツシユのガラスを用いて溶融成形し、装飾ガラス
とするものである。また、特公昭52−78211では
粒度の揃ったガラスカレットを用いて加熱溶融し、装飾
ガラスパネルとしている。
特開昭52−72714においては、ガラス粒とガラス
粉末を用いて低温で(750℃前後)処理して製品を得
る。以上は、いずれもガラス粉末を用いることによる多
量のまきこみ泡及びそれによってほとんど不透明になっ
てしまう欠点があった。
粉末を用いて低温で(750℃前後)処理して製品を得
る。以上は、いずれもガラス粉末を用いることによる多
量のまきこみ泡及びそれによってほとんど不透明になっ
てしまう欠点があった。
[発明の解決しようとする問題点)
本発明の目的は従来技術が有していた欠点を解消し、従
来知られていなかった半透過性を有する装飾ガラスの製
造法を提供するものである。
来知られていなかった半透過性を有する装飾ガラスの製
造法を提供するものである。
(問題点を解決するための手段]
本発明は偏平な板ガラスカレットを集積し、加熱して融
着し一体化する半透過性装飾ガラスの製造法を提供する
ものである。板ガラスカレットを使用する理由は偏平な
カレットが容易に得られるうえ、板ガラス製造工程で生
じるものが有効利用できるためである。
着し一体化する半透過性装飾ガラスの製造法を提供する
ものである。板ガラスカレットを使用する理由は偏平な
カレットが容易に得られるうえ、板ガラス製造工程で生
じるものが有効利用できるためである。
本発明において使用する偏平な板ガラスカレットとは次
の形状を有するものが好ましい。即ち、ガラスカレット
の厚さ(同−力レッド内で最も短い径)をd、厚さ方向
と直行する方向のうち短径を1.厚さ方向と直行する方
向のうち長径(同一力レッド内で最も長い径)をWとし
た場合、 1≦w/l≦5.2≦1/d≦20.d>1の範囲内の
形状のものが好ましい。
の形状を有するものが好ましい。即ち、ガラスカレット
の厚さ(同−力レッド内で最も短い径)をd、厚さ方向
と直行する方向のうち短径を1.厚さ方向と直行する方
向のうち長径(同一力レッド内で最も長い径)をWとし
た場合、 1≦w/l≦5.2≦1/d≦20.d>1の範囲内の
形状のものが好ましい。
このうち、w/lが5より大きくなると次の点で好まし
くない。すなわち、極端に細長いカレットとなり、耐火
性セラミック板に敷きつめ焼成する際に、空隙がなくな
り、焼成後泡が多くなる欠点がある。l/dが2より小
さくなると可視光線透過率が低下するので好ましくなく
、1/dが20より大きくなるとカレットサイズが大き
くなり、焼成後の可視光線透過率が高く、また変化の少
ない製品になってしまうので好ましくない。またdがl
mmより小さくなると気泡の含有量が多くなり可視光
線透過率が低下するので好ましくない。より好ましくは
dは2 mm以上である。一方、1は大きくなり過ぎる
と装飾性が低下するので100 mm以下が好ましい。
くない。すなわち、極端に細長いカレットとなり、耐火
性セラミック板に敷きつめ焼成する際に、空隙がなくな
り、焼成後泡が多くなる欠点がある。l/dが2より小
さくなると可視光線透過率が低下するので好ましくなく
、1/dが20より大きくなるとカレットサイズが大き
くなり、焼成後の可視光線透過率が高く、また変化の少
ない製品になってしまうので好ましくない。またdがl
mmより小さくなると気泡の含有量が多くなり可視光
線透過率が低下するので好ましくない。より好ましくは
dは2 mm以上である。一方、1は大きくなり過ぎる
と装飾性が低下するので100 mm以下が好ましい。
より好ましくは50 mm以下である。
本発明において使用するカレットはかかる偏平な板ガラ
スカレット 50重量%以上であればよく、残部につい
ては上記以外の形状の板ガラスカレット及び微粉末並び
に板ガラス以外のカレット及び微粉末等を単独で使用し
又は併用することができる。
スカレット 50重量%以上であればよく、残部につい
ては上記以外の形状の板ガラスカレット及び微粉末並び
に板ガラス以外のカレット及び微粉末等を単独で使用し
又は併用することができる。
これらのカレット所要量を耐火性のセラミック板等の基
板にのせて800〜1000℃で1〜12時間焼成する
。その際カレットは軟化融着し半透光性の装飾ガラスパ
ネルが得られる。焼成温度が800℃より低いか、焼成
時間が1時間より短い場合は融着性が悪く、強度が不足
するので好ましくない。焼成温度が1000℃より高く
なると可視透過率が高くなり過ぎ、焼成時間が10時間
を越えると可視光線透過率が極端に低くなるのでいずれ
も好ましくない。
板にのせて800〜1000℃で1〜12時間焼成する
。その際カレットは軟化融着し半透光性の装飾ガラスパ
ネルが得られる。焼成温度が800℃より低いか、焼成
時間が1時間より短い場合は融着性が悪く、強度が不足
するので好ましくない。焼成温度が1000℃より高く
なると可視透過率が高くなり過ぎ、焼成時間が10時間
を越えると可視光線透過率が極端に低くなるのでいずれ
も好ましくない。
[作用]
本発明において板ガラスカレットはピンその他のカレッ
トと異なり、偏平なカレット(たとえば厚さ: 5 m
m、長さ: 20 mmと言ったような)であり、それ
を耐火性のセラミック板にのせて800〜1000℃で
加熱する。その際偏平な板ガラスカレットは厚さ方向に
重なりあって軟化焼結し、板厚方向に半透過性を有する
装飾ガラスパネルが得られる。また特定の大きさの板ガ
ラスカレットを用いることにより、製品にまきこまれる
泡散を極端に減少させることができる。
トと異なり、偏平なカレット(たとえば厚さ: 5 m
m、長さ: 20 mmと言ったような)であり、それ
を耐火性のセラミック板にのせて800〜1000℃で
加熱する。その際偏平な板ガラスカレットは厚さ方向に
重なりあって軟化焼結し、板厚方向に半透過性を有する
装飾ガラスパネルが得られる。また特定の大きさの板ガ
ラスカレットを用いることにより、製品にまきこまれる
泡散を極端に減少させることができる。
[実施例]
厚さ 2〜5 mmの板ガラスカレットを粉砕し水で洗
浄した後lの大きさで選別し、表1に示す偏平な板ガラ
スカレットを得た。 (1/dw/dも併記した)次
いでこの選別したカレットを所定量秤量しセラミック板
に集積して載置した後、焼成してカレットを軟化融着し
て板状体にした。この際の焼成温度、焼成時間は同表に
併記した。
浄した後lの大きさで選別し、表1に示す偏平な板ガラ
スカレットを得た。 (1/dw/dも併記した)次
いでこの選別したカレットを所定量秤量しセラミック板
に集積して載置した後、焼成してカレットを軟化融着し
て板状体にした。この際の焼成温度、焼成時間は同表に
併記した。
次いで、これを研磨し厚さ5mmの装飾ガラスを得た。
次いで、この装飾ガラスについて、池数、可視光線透過
率孕び散乱光線透過率を測定した。その結果も同表に併
記した。なお、泡散は肉眼により測定し、可視光線透過
率及び散乱光線透過率はJIS R3212に従って測
定した。
率孕び散乱光線透過率を測定した。その結果も同表に併
記した。なお、泡散は肉眼により測定し、可視光線透過
率及び散乱光線透過率はJIS R3212に従って測
定した。
一方、比較例を第2表に示した。
第1表に示したように、本発明によるものは泡は非常に
少なく、外観上は全く問題にならない。第2表の比較例
を見るとこのことは明らかである。また可視光線透過率
は20〜60%程度で、散乱光線透過率は20〜50%
となっており、第2表のフロート板ガラスと比較すると
散乱光の透過率が桁違いに高く、ガラス板の反対側の光
は透過するものの形状は認識できない半透過性の性質を
有していることがわかる。第1表のものはいずれも粒界
が明瞭に認められ、天然石風の外観を持ち、なおかつ天
然石にはない半透過性を有する高意匠の装飾ガラスであ
る。
少なく、外観上は全く問題にならない。第2表の比較例
を見るとこのことは明らかである。また可視光線透過率
は20〜60%程度で、散乱光線透過率は20〜50%
となっており、第2表のフロート板ガラスと比較すると
散乱光の透過率が桁違いに高く、ガラス板の反対側の光
は透過するものの形状は認識できない半透過性の性質を
有していることがわかる。第1表のものはいずれも粒界
が明瞭に認められ、天然石風の外観を持ち、なおかつ天
然石にはない半透過性を有する高意匠の装飾ガラスであ
る。
[発明の効果]
本発明は、板ガラスカレットの特定形状のものを使用す
ることにより、板厚方向に光の微妙な半透過性が出現し
、きわめて高意匠の装飾ガラスパネルを得ることができ
る。また、微細なカレット(2mm以下)を使用しない
ことにより、泡散が激減し、泡は実用上全く問題のない
レベルとなる。また、板ガラスカレットは、大量に生産
されており、色の安定性は抜群に良い。また、手に入り
ゃすいカレットだけを考えたとしても5種類の色の異な
るガラスが簡単に手に入るのでバリエーションを殖やし
て行く上で大変有利である。
ることにより、板厚方向に光の微妙な半透過性が出現し
、きわめて高意匠の装飾ガラスパネルを得ることができ
る。また、微細なカレット(2mm以下)を使用しない
ことにより、泡散が激減し、泡は実用上全く問題のない
レベルとなる。また、板ガラスカレットは、大量に生産
されており、色の安定性は抜群に良い。また、手に入り
ゃすいカレットだけを考えたとしても5種類の色の異な
るガラスが簡単に手に入るのでバリエーションを殖やし
て行く上で大変有利である。
Claims (1)
- (1)偏平な板ガラスカレットを集積し、加熱して融着
し一体化する半透過性装飾ガラスの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31657889A JPH03177323A (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 半透過性装飾ガラスの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31657889A JPH03177323A (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 半透過性装飾ガラスの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03177323A true JPH03177323A (ja) | 1991-08-01 |
Family
ID=18078654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31657889A Pending JPH03177323A (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 半透過性装飾ガラスの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03177323A (ja) |
-
1989
- 1989-12-07 JP JP31657889A patent/JPH03177323A/ja active Pending
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