JPH0317726B2 - - Google Patents

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JPH0317726B2
JPH0317726B2 JP61173308A JP17330886A JPH0317726B2 JP H0317726 B2 JPH0317726 B2 JP H0317726B2 JP 61173308 A JP61173308 A JP 61173308A JP 17330886 A JP17330886 A JP 17330886A JP H0317726 B2 JPH0317726 B2 JP H0317726B2
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JP
Japan
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mounting shaft
cylindrical body
fins
elastic material
cylinder
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JP61173308A
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Kageyoshi Yoshizako
Katsuji Yamauchi
Akira Maeda
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Nippon Tsusho Co Ltd
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Nippon Tsusho Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンベヤベルトの表面に付着した搬
送物付着物を掻落とすためのベルトクリーナ及び
その製造方法に関する。
〔従来の技術〕
ベルトクリーナとしては、本出願人が先に提供
した実公昭52−28308号公報のものが公知である。
このクリーナは、取付板に平行する掻取板を分厚
い弾性部材を介して一体的に固着したものであ
る。このクリーナは、弾性部材の弾性変形により
掻取板を好適に傾倒させると共に上下方向に逃が
すことができ、クリーナ及びベルトの双方の破損
を防止できる利点がある反面、弾性部材が裸の状
態で露出しているため、掻落とされる材料の一部
が弾性部材上に堆積し、該弾性部材の劣化を招来
する問題がある。殊に、堆積する材料が強酸又は
強アルカリ又は油性の場合、ゴム素材から成る弾
性部材を劣化してまう。また、掻落とされる材料
がコークス等の高熱物である場合、弾性部材を焼
損してしまう問題がある。
そこで、この問題を解決するため、弾性部材を
裸のまま露出させることなく、保護部材にて覆う
ことが考えられ、例えば、実開昭60−17324号公
報に記載のクリーナが既に提案されている。この
従来例は、軸部材の外周に円筒状の弾性部材を外
挿し、該筒状弾性材の外周部に更に金属パイプを
外挿し、該金属パイプの外周部に掻取板を取付け
たものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した実開昭60−117324号公報に記載の従来
例は、軸部材の外周に円筒状の弾性材を外挿する
に際し、周方向に遊動しないよう接着剤等により
固着しなければならず、更に、前記弾性材の外周
に金属パイプを外挿するに際しても、同様に接着
剤等により固着しなければならず、その製造に手
間がかかり極めて煩雑であり、量産に適しない。
また、この従来例では、前記接着剤等による固
着にも拘わらず、軸部材と金属パイプとが弾性材
を介して相対的にねじり力を受けると、前記接着
面が剥離し、金属パイプが軸部材に対して遊転
し、従つて、掻取板に対する所定の弾発力を失つ
てしまう虞れがある。このことは、掻取板をベル
ト表面に対して強く弾発付勢させる必要があるベ
ルトクリーナにおいては致合的欠陥となり、特
に、永年の過酷な使用により接着剤が容易に劣化
することに鑑みると、到底満足できるものではな
い。
更に、この従来例において、筒状の弾性材は外
周部を金属パイプにより保護されつつも、該弾性
材の両端部を露出状態としているから、その露出
した両端部において強酸又は強アルカリ又は油性
の掻取落下物にさらされ、弾性部材の弾性を早期
に劣化せしめると共に、この部分から上述した接
着剤の劣化を招来してしまう。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記の問題点に鑑み、弾性材が裸の
まま露出されることなく筒体に好適に保護されて
いる型式のクリーナであつて、その製造を極めて
安易とし、安価に量産することができ、しかも、
製造に際して品質の均一化を保証することがで
き、更に、弾性材による弾発機能を常に確実に発
揮せしめることを目的とするものである。
而して、本発明のクリーナは、フレーム2のブ
ラケツト14a,14bに架設されるベルトクリ
ーナ15において、外周部に掻取板18を立設し
た筒体17と;前記筒体17に挿通され、該筒体
17の内部にて径外方向に突出するフイン28
a,28bを備え、筒体17より挿出された両端
部に前記ブラケツト14a,14bに着脱自在に
取付けられる取付手段24,25を備えた取付軸
16と;前記筒体17の両側開口部を閉塞し、前
記取付軸16の取付手段24,25を貫通して挿
出せしめるキヤツプ30,30と;前記筒体17
の内周と取付軸16との間の空間に充填成形さ
れ、前記フイン28a,28bを埋入保持する弾
性材27と;から成る点に特徴を有する。
本件発明の別のクリーナは、フレーム2のブラ
ケツト14a,14bに架設されるベルトクリー
ナ15において、一側を閉塞された直底カツプ状
とされ且つ外周部に掻取板18を立設した筒体1
7と;前記筒体17の底部に開設された挿通孔に
挿通され、該筒体17の内部にて径外方向に突出
するフイン28a,28bを備え、筒体17より
挿出された両端部に前記ブラケツト14a,14
bに着自在に取付けられる取付手段24,25を
備えた取付軸16と;前記筒体17の一側開口部
を閉塞し、前記取付軸16の取付手段24,25
を貫通して挿出せしめるキヤツプ30と;前記筒
体17の内周と取付軸16との間の空間に充填成
形され、前記フイン28a,28bを埋入保持す
る弾性材27と;から成る点に特徴を有する。
また、本発明に係るクリーナの製造方法は、外
周部に掻取板18を立設した筒体17に対して、
径外方向に突出するフイン28a,28bを備え
た取付軸16を挿通すると共に、該筒体17の両
側開口部を閉塞するキヤツプ30に取付軸16の
両端部を相対回動自在に挿通せしめ、該取付軸1
6の両端に備えられた取付手段24,25を前記
キヤツプ30に貫通して挿出せしめる一方、前記
筒体17内においてフイン28a,28bの周方
向位置と取付軸16の軸心位置とを該キヤツプ3
0を介して位置決めする工程と;前記キヤツプ3
0に開設された注入口33から前記筒体17の内
周と取付軸16の外周との間の空間に液状弾性原
料を充填する工程と;前記液状弾性原料によつて
前記空間内で弾性材27を成形し、該弾性材27
を介して筒体17と取付軸16とを連結せしると
共に、該弾性材27中にフイン28a,28bを
埋入保持せしめる工程と;から成る点に特徴を有
する。
即ち、本発明では、液状の弾性原料を充填し弾
性材を成形するものであるから、製造が極めて容
易であり、安価に量産することができる。
この際、取付軸を筒体に対してキヤツプにより
位置決めした状態で弾性材の充填が行われるの
で、この作業が容易であると共に、量産時の品質
の均一化が保証される。
ところで、ベルトクリーナのベルトに対する圧
接力は、付着物の掻取り効果を期待するために
は、相当に大でなければならず、弾性材による弾
発力もこれに応じたものでなければならない、こ
の点について、本発明によれば充填成形された弾
性材は筒体の充填空間の隅々にまで行き届いた一
体のブロツク状をなすため、全体として強力な弾
力を発揮することができる。
また、本発明では、弾性材を介して筒体と取付
軸とを連結するための手段として、弾性材に埋入
されるフインを取付軸に設け、このようなフイン
によつて筒体内の空間が複雑な形状とされる場合
でも、液状の弾性原料を単に注入し、筒体内の空
間に合致せしめた形状の弾性材を成形するするこ
とができる。しかし、このような取付軸のフイン
を弾性材中に埋入保持せしめるので、取付軸と弾
性材との剥離を生じる虞れはなく、該フインによ
り弾性材の圧縮力を好適に受承し、掻取板に強力
な弾発付勢力を作用せしめることが可能となる。
〔実施例〕
以下図面に基づいて本発明の実施例を詳述す
る。
(全体構成) 第1図はベルトクリーナ装置の全体構成を示し
ている。コンベヤベルト1に対し、該ベルト幅を
越えて円筒状のフレーム2が配置されている。該
フレーム2は両端を支持装置3を介して支柱4に
支持される。
第1図及び第2図に示すように、支持装置3
は、フレーム2の下部を支承する略L形の下顎3
aと、該下顎に対してフレームを上方から挾持す
る上顎3bとを備えている下顎3aは支柱4に対
して長孔5及び固定ボルト6により上下方向の位
置を調節自在として固定されている。上顎3b
は、下顎3aに対し挿脱自在に挿嵌される係合部
7を一端に備え、下顎3aより立設された締着ボ
ルト8を他端に挿通せしめ、該ボルト8にナツト
9を締着することにより、フレーム2の周面を挾
持する。下顎3aの下方に位置して支柱4にはア
ングル材10がボルト11・ナツト12により固
着され、該アングル材10の水平片10aに昇降
ボルト13を進退自在に螺合している。従つて、
前記固定ボルト6を弛めた状態で、昇降ボルト1
3を螺進せしめ下顎3aの下面を押し上げると、
該下顎3aは長孔5に沿つて上昇する。
前記フレーム2の上周部には一組のブラケツト
14a,14bが溶接等により立設されており、
これらブラケツトの複数組が所定間隔をおいて配
列されている。
ベルトクリーナ15は、前記一組のブラケツト
14a,14bに架設される取付軸16と、該取
付軸16の外周を包囲する筒体17と、筒体17
の上周部に溶接等により立設された掻取板18と
を備え、該掻取板18の上端に超硬合金等から成
るチツプ19を設けている。チツプ19は支持部
材20にろう付等により固着されており、該支持
部材20を掻取板18に対してボルト・ナツト2
1を介して着脱自在に取付けている(第3図)、
この際、掻取板18のボルト挿通孔は、長孔22
とするのが好ましい(第5図)。
前記一組のブラケツト14a,14bは、取付
軸16を係合するための角溝23を形成しており
(第4図)、これに対し取付軸16の両端近傍部に
は角軸部24が形成され(第7図)、角軸部24
を角溝23に合致することにより、取付軸16は
ブラケツト14a,14bに対し回動不能に係合
される。取付軸16の角軸部24の外端部にはネ
ジ部25が形成されており、該ネジ部25にナツ
ト26を締着することにより、取付軸16はブラ
ケツト14a,14bに固着される。
各組のブラケツトに取付けられたクリーナ15
は、相互に近隣し、それぞれのチツプ19を連続
する一直線上に配置し、該チツプ19をベルト1
の表面に圧接することにより、該ベルトの付着物
を掻取り落下せしめる。
図例のクリーナでは、支柱4,4をベルトコン
ベヤ装置の枠組又は該装置の下方に配置されたホ
ツパー等に取付けることにより、コンベヤベルト
1の戻り側にフレーム2を設置し、一連に配設し
たクリーナ15のチツプ19によりベルトの付着
物を掻取るものを示しているが、前記フレーム2
をプーリの周側部に設置し、プーリ巻掛部にてベ
ルト1の付着物を掻取るようにすることもでき
る。この場合、上記掻取板18をアーム状のもの
として長く延設し、該掻取板18の先端に支持材
20を介してチツプ19を取付けたものとすれば
良い。
(クリーナの実施例) 第5図に示すように、クリーナ15は、筒体1
7の内周と取付軸16の外周との間の空間に弾性
材27を充填成形すると共に、該弾性材27を介
して筒体17と取付軸16とを連結している。取
付軸16には径外方向に突出する複数のフイン2
8a,28bが溶接等により固着されている。一
方、筒体17の内周には、前記フイン28a,2
8bに干渉しない位置にて径内方向に突出するフ
イン29a,29bを溶接等により固着しておく
のが好ましく、これらのフインは全て弾性材27
中に埋入されている。従つて、筒体17と取付軸
16とは、弾性材27及び該弾性材に埋入された
フインを介して相互に連結されており、この弾性
材27により、フレーム2のブラケツト14a,
14bに固定された取付軸16に対して、筒体1
7が軸回り方向に弾性保持される。尚、本明細書
において、「フイン」の語は厳格な文言の意味に
拘泥するものではなく、後述する機能及び作用に
おいてフインと同視できるものを包含する意味で
あることを諒解され度い。
(製造方法の実施例) 第6図乃至第8図は、クリーナ1の製造工程を
示している。筒体17は既に掻取板18を立設し
たものとして準備され(第6図)、この筒体17
に対し、取付軸16を挿通すると共に、該筒体1
7の両端をキヤツプ30,30により閉塞する
(第7図)。
キヤツプ30には取付軸挿通孔31が開設され
ており、該挿通孔31より取付軸のネジ部25及
び角軸部24を挿出する。挿通孔31は円形孔と
され、取付軸16の該挿通孔31内に対応する軸
部は円形軸部32とされており、これによりキヤ
ツプ30と取付軸16とは相対的に回動自在であ
る。キヤツプ30と筒体17とは、相互に適宜固
定される。例えば、クリツプ、弾性バンド等によ
り一時的に固定し、又は、ビスその他のネジ手段
等により恒久的に固定する。これにより、取付軸
16は筒体17内で所定位置に正確に位置決めさ
れる。
而して、一方のキヤツプ30には注入口33
が、他方のキヤツプ30には空気抜口34が開設
されており、注入口33から液状の弾性原料を筒
体内に注入し充填せしめ、その後、充填物を成形
して弾性材27を形成する(第8図)。液状弾性
原料の一例としては、シリコンゴムを用いること
ができる。この場合、充填されたリコンゴムは常
温にて自然固化し、成形されたシリコンゴム弾性
材27は、約250℃の高温に対し耐熱性を有する。
その他、液状弾性原料としては、ウレタンゴムそ
の他の液状合成ゴム又は天然ゴムを用いることが
でき、筒体内に充填した後、加熱により加硫せし
めるものであつても良く、この場合、上記の各フ
インの表面や筒体17の内面及び/又は取付軸1
6の外面に加硫接着用の接着剤を塗布しておくこ
とが好ましい。
前記液状弾性原料の充填に際して、取付軸16
は、キヤツプ30を介して筒体17と同心状に位
置決めされ、しかも、キヤツプ30に支持した状
態でフイン28a,28bを所定の周方向位置に
保持することが容易であるから、弾性原料の充填
圧力により、これらの位置決めされた部材が位置
ずれを生じる虞れはない。
弾性材27を成形した後、筒体17の掻取板1
8に上記支持材20を介してチツプ19を取付
け、クリーナ15として完成される。筒体17は
キヤツプ30を備えたままクリーナ15として使
用され、前記弾性材27は、筒体17内で成形さ
れた際、筒体17及びキヤツプ30の内面に接着
され、取付軸16のフイン28a,28bを埋入
し、しかも、該取付軸16及びフイン28a,2
8bに接着され、これを一体化している。
上記発明の構成では、一対のキヤツプ30,3
0を用いたが、本発明の別の構成によれば、筒体
17を一側が閉塞された有底のカツプ状に形成し
ておき、該底部に上記挿通孔31を開設すると共
に、該筒体17の他側開口部にのみ上記キヤツプ
30を使用する。従つて、この構成によれば、取
付軸16を筒体17に挿通せしめるに際し、予め
取付軸16を前記筒体底部の挿通孔31に挿通せ
しめた位置決め状態から、次いで筒体17の他側
においてキヤツプ30を被冠せしめれば良いの
で、取付軸16を筒体17に対して同心状に位置
決めすることが容易となり、作業能率を向上す
る。
尚、クリーナの構成としては、上記実施例の
他、筒体17を同心状に配置固定された二重構造
とし、内周側の壁と取付軸との間に弾性材27を
充填成形する一方、二重壁間の空間を断熱層とし
て構成することが自由であり、このように構成す
ることによつて、弾性材27の耐熱性を一層向上
させることができる。
〔発明の効果〕 特許請求の範囲第1項に記載の本発明によれ
ば、弾性材27は、裸のまま露出されることな
く、外周部を筒体17により、端部をキヤツプ
30により、被覆され保護されているので、掻
取物との接触が防止され、長寿命化される。
また、取付軸16と筒体17を連結する弾性
部材27は、取付軸16のフイン28a,28
bを埋入保持しているから、筒体17にねじり
圧縮力を与えて掻取板18をベルトに対して弾
発付勢した際に、該フイン28a,28bによ
り弾性材27の圧縮力を好適に受承することが
可能となり、強力な弾発付勢力を発揮せしめる
ことができる。
同様にフイン28a,28bにより弾性材2
7を周方向に受止めるものであるから、取付軸
16の外周と弾性材27との接着面に剥離を生
じることがなく、上述した従来例のような空回
り現象を確実に防止することができる。この点
に関して、図例のように筒体17の内周にもフ
イン29a,29bを設けておけば一層好まし
いが、筒体17と弾性材27との接触面積は比
較的広いため、必ずしもこのような内向きのフ
レーム29a,29bを設けていなくても、接
着面の剥離に不安を生じないのに対して、取付
軸16と弾性材27との接触面積は極めて小さ
く、このため前記の外向きのフイン28a,2
8bによる接着剥離防止手段は極めて有効に機
能する。
更に、筒体17の端部開口を閉塞するキヤツ
プ30は、上述した被覆保護機能のみならず、
後述するような製造時における取付軸16の位
置決めのために好適に機能し、これによりベル
トクリーナの製造を容易ならしめると共に、位
置ずれした不良品の発生を防止できたものであ
る。
特許請求の範囲第2項に記載の本発明によれ
ば、クリーナの製造時、取付軸16を筒体17
に挿通せしめるに際して、筒体17の底部にお
ける挿通孔に取付軸を挿通することにより該取
付軸16を位置決めすることが可能になるの
で、取付軸16を筒体17に同心状に位置合わ
せしつつ後の作素を行うことが容易となり、作
業能率を向上できるという効果がある。
特許請求の範囲第3項に記載の本発明によれ
ば、上記の効果を可能としたベルトクリーナ
を製造することができる。
特に、取付軸16をキヤツプ30により位置決
めした状態で筒体17内に弾性材27を充填成形
するものであるから、弾性原料の充填圧力により
取付軸16が所定の位置決め状態から位置ずれを
生じることがなく、その製造が容易であり、安価
に製造することができると共に、均一な品質のク
リーナを量産することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るベルトクリーナ装置の全
体の一側部を示す正面図、第2図はフレーム支持
装置を示す側面図、第3図はクリーナを示す側面
図、第4図はブラケツトを示す側面図、第5図は
第1実施例に係るクリーナを示す縦断側面図、第
6図、第7図、第8図は同クリーナの製造方法を
示す各工程図である。 1……コンベヤベルト、2……フレーム、3…
…支持装置、4……支柱、14a,14b……ブ
ラケツト、15……ベルトクリーナ、16……取
付軸、17……筒体、18……掻取板、19……
チツプ、20……支持部材、27……弾性材、2
8a,28b,29a,29b……フイン、30
……キヤツプ、31……挿通孔、33……注入
口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フレーム2のブラケツト14a,14bに架
    設されるベルトクリーナ15において、 外周部に掻取板18を立設した筒体17と; 前記筒体17に挿通され、該筒体17の内部に
    て径外方向に突出するフイン28a,28bを備
    え、筒体17より挿出された両端部に前記ブラケ
    ツト14a,14bに着脱自在に取付けられる取
    付手段24,25を備えた取付軸16と; 前記筒体17の両側開口部を閉塞し、前記取付
    軸16の取付手段24,25を貫通して挿出せし
    めるキヤツプ30,30と;前記筒体17の内周
    と取付軸16との間の空間に充填成形され、前記
    フイン28a,28bを埋入保持する弾性材27
    と; から成ることを特徴とするベルトクリーナ。 2 フレーム2のブラケツト14a,14bに架
    設されるベルトクリーナ15において、 一側を閉塞された有底カツプ状とされ且つ外周
    部に掻取板18を立設した筒体17と; 前記筒体17の底部に開設された挿通孔に挿通
    され、該筒体17の内部にて径外方向に突出する
    フイン28a,28bを備え、筒体17より挿出
    された両端部に前記ブラケツト14a,14bに
    着脱自在に取付けられる取付手段24,25を備
    えた取付軸16と; 前記筒体17の一側開口部を閉塞し、前記取付
    軸16の取付手段24,25を貫通して挿出せし
    めるキヤツプ30と; 前記筒体17の内周と取付軸16との間の空間
    に充填成形され、前記フイン28a,28bを埋
    入保持する弾性材27と; から成ることを特徴とするベルトクリーナ。 3 外周部に掻取板18を立設した筒体17に対
    して、径外方向に突出するフイン28a,28b
    を備えた取付軸16を挿通すると共に、該筒体1
    7の両側開口部を閉塞するキヤツプ30に取付軸
    16の両端部を相対回動自在に挿通せしめ、該取
    付軸16の両端に備えられた取付手段24,25
    を前記キヤツプ30に貫通して挿出せしめる一
    方、前記筒体17内においてフイン28a,28
    bの周方向位置と取付軸16の軸心位置とを該キ
    ヤツプ30を介して位置決めする工程と; 前記キヤツプ30に開設された注入口33から
    前記筒体17の内周と取付軸16の外周との間の
    空間に液状弾性原料を充填する工程と; 前記液状弾性原料によつて前記空間内で弾性材
    27を成形し、該弾性材27を介して筒体17と
    取付軸16とを連結せしめると共に、該弾性材2
    7中に前記フイン28a,28bを埋入保持せし
    める工程と; から成ることを特徴とするベルトクリーナの製
    造方法。
JP17330886A 1986-07-23 1986-07-23 ベルトクリ−ナ及びその製造方法 Granted JPS6331926A (ja)

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