JPH0317697Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0317697Y2
JPH0317697Y2 JP9823784U JP9823784U JPH0317697Y2 JP H0317697 Y2 JPH0317697 Y2 JP H0317697Y2 JP 9823784 U JP9823784 U JP 9823784U JP 9823784 U JP9823784 U JP 9823784U JP H0317697 Y2 JPH0317697 Y2 JP H0317697Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
backrest
lever
pin
end plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9823784U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6113639U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9823784U priority Critical patent/JPS6113639U/ja
Publication of JPS6113639U publication Critical patent/JPS6113639U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0317697Y2 publication Critical patent/JPH0317697Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は検眼用その他医療用、理美容用椅子に
於いて背もたれが傾起し、その傾起操作及び傾動
角度を固定するロツク装置の解除操作を背もたれ
の後部で行なうようになしたもので、両手あるい
は左もしくは右手のいずれか片方にて操作を行な
えるようになしたロツク解除操作レバー装置に関
するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
従来眼科医が用いる検眼用椅子は患者の診察・
治療等を行ない易すいよう背もたれ部が傾起する
ようになしている。特にこの検眼用椅子に於ては
背もたれが傾動しても患者の頭部即ち眼の位置が
医師とあまり離間しないように背もたれ傾起時座
部もともに移動し、患者の頭部は背もたれ傾起に
よつて少し移動する程度で上下するようになして
いる。この背もたれの傾起操作は一般に背もたれ
の背部(後面)にハンドルを突設し、このハンド
ルに一つの操作レバーを設け、操作レバーを握る
ことにより背もたれ傾起を固定するロツク機構を
解除せしめ、ハンドルをもつて傾起させている。
従つて操作する人や椅子の設置条件によつて右
手あるいは左手の片方で操作するものとなるが、
一般に右手操作用の一つのレバーしか設けていな
いため左手での操作は困難となる。
〔問題点の解決手段〕
本考案はこれに鑑みてT字形をしたハンドルの
両突出グリツプ部に操作レバーを夫々対向して設
けると共にこのレバーの双方同時操作あるいはい
ずれか片方の操作にてロツク装置を解除するワイ
ヤーを引張りロツク解除操作を右勝手、左勝手い
ずれでも容易に行なえるようになしたもので、傾
起椅子の背もたれ後背面にT字形のハンドルを突
設し、このハンドルの両グリツプにそつて操作レ
バーを対称的に配設し、揺動自在とすると共にこ
の各操作レバーに設けたV字形の係止溝にロツク
装置解除用ワイヤーを係止した端板に突設したる
ピンを係止せしめ、且この両レバーの係止溝を互
いに重ならしめたことを特徹とする。
〔実施例〕
以下本考案を図面に示す実施例にもとづいて説
明する。図に於て1は傾起椅子の基台、2はこの
基台1上に設けられる座部、3は座部2と一体に
形成される背もたれ部で、この座部、背もたれ部
は基台にて第4図の如く摺動傾起するように支持
されている。この機構は公知であるためその説明
は省略する。
4は背もたれ部3の上方に突設される枕で、背
もたれと一体となつて傾起する。5はこの背もた
れ3の背後面にしかも傾起操作が行ないやすい位
置に突設されたハンドルで、このハンドル5は上
部水平方向にグリツプ部51,51を突出せしめ
たT字形をなしている。そしてこの各グリツプ部
に操作レバー6,6がそれぞれ枢着されている。
このハンドル部の詳細は第1図乃至第3図に詳示
される。ハンドル5はT字形をし、その下部に固
定ブラケツト52を設け、この固定ブラケツト5
2を背もたれの後背面に固定してハンドル5を突
設すると共に上端中央部即ち対向するグリツプ5
1,51の連設される中央部に軸7,7を設け、
この各軸7に操作レバー6の一端に設けたボス部
61を揺動自在にして枢着せしめ、該レバーの握
部64をハンドルのグリツプ51と対向し、片手
で簡易に握れるようになす。
操作レバー6は一端にボス部61を、他端に握
部64を夫々形成し、ボス部側に連設して操作片
63を設け、全体を薙刀形とし、且つこの操作片
63の上縁側にV字形のピン係止溝62を形成す
る。同じ形状の操作レバー6,6を二つ互いに操
作片63,63を重なるようにしてクロス状と
し、各ボス部に軸7を貫通してハンドル5に枢着
せしめると共にV字形のピン係止溝62も互いに
重なるようにする。そしてこのピン係止溝62,
62にピン8を係止させる。このピン8は端板9
の上部に貫通して支持されると共にこの端板9は
断面U字状で、この端板の外側板間の空間に上記
操作レバーの操作片63が挿通され、ピン係止溝
62にピン8が嵌合係止されるようになす。
端板9の下部にはロツク装置(図示省略)に連
なるワイヤーWの一端を係止せしめると共にこの
端板9とハンドルに突設したブラケツト10間に
復帰用のばねS,Sを張架せしめる。ブラケツト
10には可調整的にして前記ワイヤーWのスリー
ブが係着される。
〔作用〕 第4図に示す如く背もたれが立つている状態よ
り鎖線位置へ傾動させるには医師又は看護婦等が
ハンドルをもつて少くとも左右いずれか操作レバ
ーを握るとこのレバーは軸を支点として第1図鎖
線のように揺動する。この時ワイヤーWを係止せ
しめた端板9は上方へ移動することとなる。これ
は端板に貫通支持させたピン8がレバーのピン係
止溝62に係止されているので、ピン8がレバー
の揺動にて溝62が上方向へ移動することにより
ともに移動するためこれにより端板が上方へ引き
上げられるようになる。これによつてワイヤーW
を引き、ワイヤー先端に設けられたロツク装置を
解除するように操作するものである。この時第1
図の左方のレバーを握ればピン8は溝62にそつ
て矢符L方向に移動し、反対に右方のレバーを握
れば矢符R方向にピンは移動する。また左右同時
に握れば2つのV字形溝の底にあつて略垂直上方
に移動するものとなる。このいずれの操作でもロ
ツク装置は解除できるものである。そして所定角
度に背もたれを傾斜した後、レバーをはなせばば
ねSの張力にてレバーは復帰するものである。
〔考案の効果〕
而して本考案による時はハンドルのグリツプを
左右対称に設けると共にこの各グリツプに操作レ
バーを設け、且ついずれか一方もしくは双方のレ
バーを操作することによりロツク装置を解除する
ようになしているため右勝手の人でも、左勝手の
人でも確実且つ簡易に操作できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はハンドル部の正面図、第2図は同側面
図、第3図は操作レバーの説明図、第4図は検眼
用椅子の側面図、第5図は同背面図、第6図は同
平面図である。 1は基台、2は座部、3は背もたれ部、4は
枕、5はハンドル、51はグリツプ部、6は操作
レバー、62はピン係止溝、7は軸、8はピン、
9は端板、10はブラケツト、Wはワイヤー、S
はばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 傾起椅子の背もたれ後背面にT字形のハンドル
    を突設し、このハンドルの両グリツプにそつて操
    作レバーを対称的に配設し、揺動自在とすると共
    にこの各操作レバーに設けたV字形の係止溝にロ
    ツク装置解除用ワイヤーを係止した端板に突設し
    たるピンを係止せしめ、且この両レバーの係止溝
    を互いに重ならしめたことを特徴とする傾起椅子
    におけるロツク解除操作レバー装置。
JP9823784U 1984-06-28 1984-06-28 傾起椅子におけるロツク解除操作レバ−装置 Granted JPS6113639U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9823784U JPS6113639U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 傾起椅子におけるロツク解除操作レバ−装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9823784U JPS6113639U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 傾起椅子におけるロツク解除操作レバ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6113639U JPS6113639U (ja) 1986-01-27
JPH0317697Y2 true JPH0317697Y2 (ja) 1991-04-15

Family

ID=30657786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9823784U Granted JPS6113639U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 傾起椅子におけるロツク解除操作レバ−装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6113639U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6113639U (ja) 1986-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4366985A (en) Adjustable headrest for treatment chair
JP3029420B2 (ja) 取り外し可能の容器保持具
GB2184706A (en) Invalid hoists
WO1998048762A1 (fr) Appareil de massage
JP2000500107A (ja) 回転可能な椅子及びそのような回転可能な椅子を備えた階段用エレベータ
JPH0317697Y2 (ja)
US6578397B1 (en) Combined small object-assist device
TWI259790B (en) Ergonomic miter saw handle
JP3648922B2 (ja) マッサージ機
US5979061A (en) Hand-actuated scissors
US4798366A (en) Shake nail puller
JPH03292956A (ja) 身体障害者用の杖
US5881433A (en) Door knob lever
JP4015747B2 (ja) 立ち上がり補助椅子
KR101538407B1 (ko) 상지 근력 강화 보조 장치
JPH0722262Y2 (ja) 歯科診療台のヘッドレスト
JP2003164354A (ja) 椅子及びその背インナー板
JPH0139474Y2 (ja)
JP3079449U (ja) 運動装置
JPS6034274Y2 (ja) 治療椅子の安頭台支持装置
JPH0244741Y2 (ja)
JP3032582U (ja) コントロールレバーの握り部
JPS6320352Y2 (ja)
JP3031794U (ja) 肩もみ具
JP3039319U (ja) 歩行訓練機用のブレーキハンドル