JPH03176978A - スパークプラグ用電極 - Google Patents
スパークプラグ用電極Info
- Publication number
- JPH03176978A JPH03176978A JP31431589A JP31431589A JPH03176978A JP H03176978 A JPH03176978 A JP H03176978A JP 31431589 A JP31431589 A JP 31431589A JP 31431589 A JP31431589 A JP 31431589A JP H03176978 A JPH03176978 A JP H03176978A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- noble metal
- iridium
- center electrode
- metal tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229910000510 noble metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 36
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims abstract description 28
- 229910052741 iridium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 27
- GKOZUEZYRPOHIO-UHFFFAOYSA-N iridium atom Chemical compound [Ir] GKOZUEZYRPOHIO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 26
- 229910000575 Ir alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 19
- 229910000990 Ni alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 19
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims description 13
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims description 13
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 8
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 6
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 6
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 2
- 238000005245 sintering Methods 0.000 claims 1
- DDQZSLVVXJOWDT-UHFFFAOYSA-N iridium nickel Chemical compound [Ni].[Ir] DDQZSLVVXJOWDT-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 7
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 14
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 14
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 7
- 241000270281 Coluber constrictor Species 0.000 description 6
- OQZCSNDVOWYALR-UHFFFAOYSA-N flurochloridone Chemical compound FC(F)(F)C1=CC=CC(N2C(C(Cl)C(CCl)C2)=O)=C1 OQZCSNDVOWYALR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000010970 precious metal Substances 0.000 description 6
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 229910052738 indium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Spark Plugs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、内燃機関に使用されるスパークプラグの発
火部電極に関する。
火部電極に関する。
(従来の技術)
近年の内燃機関の高性能化にともなってスパークプラグ
にも、その性能に見合った削欠性が要求され、特に耐衝
撃性及び耐火花消耗性に優れる貴金属チップを中心電極
の先端に発火部電極とじて一体にレーザー溶接によって
接合し、内燃機関の性能ζこ対応でき、長期間メインテ
ナンスか筒中にするものが提案されている(特願昭63
−116887号、特開昭59−191281号)。
にも、その性能に見合った削欠性が要求され、特に耐衝
撃性及び耐火花消耗性に優れる貴金属チップを中心電極
の先端に発火部電極とじて一体にレーザー溶接によって
接合し、内燃機関の性能ζこ対応でき、長期間メインテ
ナンスか筒中にするものが提案されている(特願昭63
−116887号、特開昭59−191281号)。
(発明が解決しようとする課題)
しかしなから、上記従来のものにおいて、特願昭63−
116887号の場合には、中心電極の先端に接合され
る電極の寸法や接合するにあたっての寸法規制がなされ
ておらず、内燃機関に合わせたスパークプラグの小型化
や貴金属である電極の量によるコスト、レーザー溶接す
るにあたっての接合強度を確保するなどの問題があり、
1−分に実施することかできなかった。
116887号の場合には、中心電極の先端に接合され
る電極の寸法や接合するにあたっての寸法規制がなされ
ておらず、内燃機関に合わせたスパークプラグの小型化
や貴金属である電極の量によるコスト、レーザー溶接す
るにあたっての接合強度を確保するなどの問題があり、
1−分に実施することかできなかった。
また、特開昭59−191281号の場合には、ニッケ
ルよりなる中心電極の先端に貴金属のチップを保持し、
このニッケルよりなる中心電極の先端外周よりレーサー
溶接によってスポット溶接を行ない、このレーサー溶接
の熱を利用して中心電極のニッケルと貴金属チップであ
るイリシウ11との間にニッケルーイリジウム合金を形
成させ、中央ζこ保持する貴金属のチップを固定しよう
とするものであるか、レーザー溶接によるエネルキーは
、中心電極のニッケルを溶融ざぜるため(こその多くか
費やされてしまい、貴金属チップである、高融点のイリ
ジウムとニッケルーイリジウム合金の形成までに至るこ
とがなく、中心電極の先端ζこ保持される貴金属チップ
を確実(こ保持することがない上、貴金属チップと中心
電極のニッケルの接合面か複雑であることがら接合強度
を十分に確保てきず、この状態で内燃機関に使用を供す
ると、燃焼時の衝撃力によって貴金属チップの脱落等を
発生し、内が機関に破損等の危険をもたらす恐れかある
。
ルよりなる中心電極の先端に貴金属のチップを保持し、
このニッケルよりなる中心電極の先端外周よりレーサー
溶接によってスポット溶接を行ない、このレーサー溶接
の熱を利用して中心電極のニッケルと貴金属チップであ
るイリシウ11との間にニッケルーイリジウム合金を形
成させ、中央ζこ保持する貴金属のチップを固定しよう
とするものであるか、レーザー溶接によるエネルキーは
、中心電極のニッケルを溶融ざぜるため(こその多くか
費やされてしまい、貴金属チップである、高融点のイリ
ジウムとニッケルーイリジウム合金の形成までに至るこ
とがなく、中心電極の先端ζこ保持される貴金属チップ
を確実(こ保持することがない上、貴金属チップと中心
電極のニッケルの接合面か複雑であることがら接合強度
を十分に確保てきず、この状態で内燃機関に使用を供す
ると、燃焼時の衝撃力によって貴金属チップの脱落等を
発生し、内が機関に破損等の危険をもたらす恐れかある
。
そこで、この発明は従来のものの持つ欠点を改善するも
のであり、Itii1衝撃性及び耐火花消耗性ζこ優れ
た貴金属、特(こイリジウム或はイリジウム合金を中心
電極先端に確実に接合できるようにするものである。
のであり、Itii1衝撃性及び耐火花消耗性ζこ優れ
た貴金属、特(こイリジウム或はイリジウム合金を中心
電極先端に確実に接合できるようにするものである。
(課題を解決するための手段)
そのために、ニッケル合金よりなる中心電極の先端に、
接合する貴金属チップの径をA、その長さをB、更にこ
の貴金属チップを接合する中心電極の径をC1そのスト
レート部の長さをDとし、貴金属チップの中心電極から
の突出長をEとした時ごこ、 0.3nuy≦ A≦0.8mm、 ] 、2A m
m≦ B ≦ 3 A 川m。
接合する貴金属チップの径をA、その長さをB、更にこ
の貴金属チップを接合する中心電極の径をC1そのスト
レート部の長さをDとし、貴金属チップの中心電極から
の突出長をEとした時ごこ、 0.3nuy≦ A≦0.8mm、 ] 、2A m
m≦ B ≦ 3 A 川m。
0.1mm≦ (C−A ) / 250.5mm。
D ≧ (C−A)/2mm
E ≧ 8 / 4− mm
を満足してなる形状の電極の全周を溶接ζこよって中心
電極の保持部に、貴金属チップのストレート部の外周を
テーパー形状となるように、レーザー溶接等を使用して
接合したり、この中心電極の保持部に接合する貴金属チ
ップを線膨張係数が7゜5×lO″6以下であり、融点
が1900℃以」二であるイリジウム或はイリジウム合
金、又は焼結密度90%以上の粉末焼結金属としてなる
ものである。
電極の保持部に、貴金属チップのストレート部の外周を
テーパー形状となるように、レーザー溶接等を使用して
接合したり、この中心電極の保持部に接合する貴金属チ
ップを線膨張係数が7゜5×lO″6以下であり、融点
が1900℃以」二であるイリジウム或はイリジウム合
金、又は焼結密度90%以上の粉末焼結金属としてなる
ものである。
(作用)
上記構成を具えるので、貴金属チップであるイリジウム
或はイリジウム合金の径及びその長さをY見;111す
ること2こよ−Jて、スパークブラクロ1本の小型化や
二1スト上昇を抑制することができ、貴金属チップを保
持する中心電極の保持部の径及びストレート部の長さを
規制することて、レーザー溶接時の人削エネルキーを有
効ζこ吸収させ、更ζこその入射エネルキーによる貴金
属チップのイリジウムとの含仝層形成を効率よく行い強
固な接合強度を得ることか可能となり、また貴金属チッ
プの突出量を十分ζこ確保し、この貴金属チップの代わ
りに焼結密度が90%以上の焼結金属とすること(こよ
って火花消耗性を向」二させることができる。
或はイリジウム合金の径及びその長さをY見;111す
ること2こよ−Jて、スパークブラクロ1本の小型化や
二1スト上昇を抑制することができ、貴金属チップを保
持する中心電極の保持部の径及びストレート部の長さを
規制することて、レーザー溶接時の人削エネルキーを有
効ζこ吸収させ、更ζこその入射エネルキーによる貴金
属チップのイリジウムとの含仝層形成を効率よく行い強
固な接合強度を得ることか可能となり、また貴金属チッ
プの突出量を十分ζこ確保し、この貴金属チップの代わ
りに焼結密度が90%以上の焼結金属とすること(こよ
って火花消耗性を向」二させることができる。
(実施例)
この発明を図に示す実施例により更に説明する。
(1)は、この発明の実施例を具える内燃機関用スパー
クプラグであり、この内燃機関用スパークプラグ(1)
は、先端tこ火花放電を行なう電極となるイリジウムあ
るいはイリシウ1、合金の?を金属チップ(4)を一体
に接合する、ニッケル合金からなる中心電極(3)を軸
孔(8)円に保持し、労に端子電極(5)と」↓に、上
下より抵抗体(6)f2挟持する導電性カラスシール(
7)(7)を内封する絶縁体(2)と、先端に上記火花
放電を行なう電極(4)tこ対向する位置に配置される
外側電極(10)を、内燃機関に取り付ける場合ζこ使
用するネジ部(11)より延設する主体金具(9)より
構成される。
クプラグであり、この内燃機関用スパークプラグ(1)
は、先端tこ火花放電を行なう電極となるイリジウムあ
るいはイリシウ1、合金の?を金属チップ(4)を一体
に接合する、ニッケル合金からなる中心電極(3)を軸
孔(8)円に保持し、労に端子電極(5)と」↓に、上
下より抵抗体(6)f2挟持する導電性カラスシール(
7)(7)を内封する絶縁体(2)と、先端に上記火花
放電を行なう電極(4)tこ対向する位置に配置される
外側電極(10)を、内燃機関に取り付ける場合ζこ使
用するネジ部(11)より延設する主体金具(9)より
構成される。
そして、このニッケル合金よりなる中心電極(3)の先
端に穿設された保持部(13)(こ接合され、火花放電
を行なう、イリジウムあるいはイリジウム合金の貴金属
チップの電極(4)は、貴金属チップである電極(4)
の径をA、その長さをB、更にこの貴金属チップである
電極(4)を接合するニッケル合金よりなる中心電極(
3)の径をC5そのストレート部(12)の長さを0と
し、貴金属チップの中心電極からの突出長をEとした時
に、 0.3mm≦A≦0.8mm、 1.2A mm≦B
≦3Amm。
端に穿設された保持部(13)(こ接合され、火花放電
を行なう、イリジウムあるいはイリジウム合金の貴金属
チップの電極(4)は、貴金属チップである電極(4)
の径をA、その長さをB、更にこの貴金属チップである
電極(4)を接合するニッケル合金よりなる中心電極(
3)の径をC5そのストレート部(12)の長さを0と
し、貴金属チップの中心電極からの突出長をEとした時
に、 0.3mm≦A≦0.8mm、 1.2A mm≦B
≦3Amm。
0.1mm≦(C−へ)7250.5mm。
0≧(C−A)/2mm
E≧B/4mm
を満足してなるものであり、この電極(4)を中心電極
(3)の保持部(13)に挿嵌した上、上記保持部(1
3)より突出する電極(4)を全周にわたって溶接する
ことで、貴金属チップである電極(4)の外周をテーパ
ー形状のイリジウムニッケル合金IN(14)とし、中
心電極(3)の保持部(13)(こ電極(4)を接合、
固定してなるものである。
(3)の保持部(13)に挿嵌した上、上記保持部(1
3)より突出する電極(4)を全周にわたって溶接する
ことで、貴金属チップである電極(4)の外周をテーパ
ー形状のイリジウムニッケル合金IN(14)とし、中
心電極(3)の保持部(13)(こ電極(4)を接合、
固定してなるものである。
このニッケル合金よりなる中心電極(3)の保持部(1
3)にイリジウム或はイリジウム合金からなる電極(4
)を接合するにあたっては、電極(4)に使用するイリ
シウ1、或はイリジウム合金は、線膨張係数か?、5X
10−6以下であり、融点か1900℃以」二である
ものを使用し、保持部(13)に接合、固定するときζ
こは、この電極(4)のイリジウム或はイリジウム合金
と、中心電極(3)を構成するニッケル合金との間で、
イリジウム−ニッケル合金を形成させ、一体とするもの
であることから、溶接工ネルキーの大きいレーザー溶接
が適するものである。
3)にイリジウム或はイリジウム合金からなる電極(4
)を接合するにあたっては、電極(4)に使用するイリ
シウ1、或はイリジウム合金は、線膨張係数か?、5X
10−6以下であり、融点か1900℃以」二である
ものを使用し、保持部(13)に接合、固定するときζ
こは、この電極(4)のイリジウム或はイリジウム合金
と、中心電極(3)を構成するニッケル合金との間で、
イリジウム−ニッケル合金を形成させ、一体とするもの
であることから、溶接工ネルキーの大きいレーザー溶接
が適するものである。
そのため、中心電極(3)の先端に接合する貴金属チッ
プである電極(4)の径へを、0.3mm≦八≦0へ8
mmと限定したのは、高融点であるイリジウム及びイリ
ジウム合金は、ptと20w%Irを添加する合金より
も火花消耗性が少なく、スパークプラグ自体の小型化が
可能となるので0.8mm以下とし、最小限の火花放電
を確保できるよう0.3+nm以上としてなるものであ
り、電極(4)である貴金属チップの長ざBを、1.2
Amm≦B≦3A+nm(望ましくは1.5mm≦B≦
2.0mm)とするには、レーザー溶接によって中心電
極(3)の保持部(13)に接合した後、テーパー形状
となった合金J’!(1/l)から突出する貴金属チッ
プの電極(4)の突出量を確保するためと、高価である
イリジウムあるいはイリジウム合金の使用によるコスト
上昇を最小限にするためのものである。
プである電極(4)の径へを、0.3mm≦八≦0へ8
mmと限定したのは、高融点であるイリジウム及びイリ
ジウム合金は、ptと20w%Irを添加する合金より
も火花消耗性が少なく、スパークプラグ自体の小型化が
可能となるので0.8mm以下とし、最小限の火花放電
を確保できるよう0.3+nm以上としてなるものであ
り、電極(4)である貴金属チップの長ざBを、1.2
Amm≦B≦3A+nm(望ましくは1.5mm≦B≦
2.0mm)とするには、レーザー溶接によって中心電
極(3)の保持部(13)に接合した後、テーパー形状
となった合金J’!(1/l)から突出する貴金属チッ
プの電極(4)の突出量を確保するためと、高価である
イリジウムあるいはイリジウム合金の使用によるコスト
上昇を最小限にするためのものである。
また、貴金属チップの電極(4)を保持する中心電極(
3)の保持部の径Cは、O,In+m≦(C−へ)72
50.5mm(uましくは、0.2mm≦(C−八)/
2≦0.3mm)としているのは、ニッケル、Lりなる
中心電極(3)の保持部(13)の径が大きすぎる(す
なわち、(C−へ)/2の値が0 、5mm以上となる
。)と、レーザー溶接する際の人躬エネルキーが保持部
(13)のニッケル合金ζこ吸収され、接合を確保する
イリシウ1、−ニッケル合金層の形成か少なくなり、爪
Pii(4)を保持部(13)に確実に固定することか
できなくなり、ニッケルよりなる中心電極(3)の保持
部(13)の径が小さずきる(すなわち、(C−A)/
2の値がO,1mm以丁となる。)と、火花放電時に発
生する火花エネルキーが回り込むことによって、保持部
(13)のニッケル合金が消耗し、確実な固定が行えな
いものである。
3)の保持部の径Cは、O,In+m≦(C−へ)72
50.5mm(uましくは、0.2mm≦(C−八)/
2≦0.3mm)としているのは、ニッケル、Lりなる
中心電極(3)の保持部(13)の径が大きすぎる(す
なわち、(C−へ)/2の値が0 、5mm以上となる
。)と、レーザー溶接する際の人躬エネルキーが保持部
(13)のニッケル合金ζこ吸収され、接合を確保する
イリシウ1、−ニッケル合金層の形成か少なくなり、爪
Pii(4)を保持部(13)に確実に固定することか
できなくなり、ニッケルよりなる中心電極(3)の保持
部(13)の径が小さずきる(すなわち、(C−A)/
2の値がO,1mm以丁となる。)と、火花放電時に発
生する火花エネルキーが回り込むことによって、保持部
(13)のニッケル合金が消耗し、確実な固定が行えな
いものである。
更に、ト記ご、ツケル合金よりなる中心電極(3)の保
持部(13)のストレート部(12〉の長さDを、D≧
(C−A)/2mmとするのは、このストレート部(1
2)の長さか短いと、保持部(13)にレーサー溶接の
大剖工ネルキーか吸収され易くなってしまい、貴金属チ
ップである電極(4)との接合強度を十分に得ることが
できないからて0 あり、貴金属チップである電極(4)の突出量をE≧B
/ 4 mmとしているのは、電極(4)の突出量を
大きくとることによって、レーサー溶接によって形成さ
れるテーパー状の合金層(14)により電極(4)が埋
没することがなく、長期間の火花消耗に削え得るものに
てきるからである。
持部(13)のストレート部(12〉の長さDを、D≧
(C−A)/2mmとするのは、このストレート部(1
2)の長さか短いと、保持部(13)にレーサー溶接の
大剖工ネルキーか吸収され易くなってしまい、貴金属チ
ップである電極(4)との接合強度を十分に得ることが
できないからて0 あり、貴金属チップである電極(4)の突出量をE≧B
/ 4 mmとしているのは、電極(4)の突出量を
大きくとることによって、レーサー溶接によって形成さ
れるテーパー状の合金層(14)により電極(4)が埋
没することがなく、長期間の火花消耗に削え得るものに
てきるからである。
なお、このイリジウムあるいはイリジウム合金からなる
貴金属チップの電極(4)に、イリジウムあるいはイリ
ジウム合金の粉末を焼結密度90%以上とする焼結金属
からなるものとしても、イリジウムあるいはイリジウム
金属からなるものと同様の耐火花消耗性を有する電極(
4)とすることかできる。
貴金属チップの電極(4)に、イリジウムあるいはイリ
ジウム合金の粉末を焼結密度90%以上とする焼結金属
からなるものとしても、イリジウムあるいはイリジウム
金属からなるものと同様の耐火花消耗性を有する電極(
4)とすることかできる。
更には、この電極(4)をニッケル合金よりなる中心電
極(3)の保持部(]3)に接合、固定するときには、
中心電極(3)を構成するニッケル合金のニッケルと電
極(4)を構成するイリジウムあるいはイリジウム合金
のイリジウムと合金層(14)を形成させるから、高融
点のイリシウ11に対応してレーザー溶接を使用するも
のである1 か、このレーザー溶接の際(こ中心電極(3)の保持部
(13)に貴金属チップである電極(4)を治具等によ
って挿嵌し、更に回転治具(こ水平(こ固定しながら回
転させ、その保持部(13)と電極(4)端面な全周に
わたって、−ヒ方456よりレーザー光を入側させるこ
とで溶接を施したり、或は中心電極(3)を挟持する回
転治具を、その回転軸を傾斜させてL方からレーザー光
を入射させて溶接を施してなるものでは、前者の場合、
溶接するレーザー光によってイリジウムの溶損が起こり
易く、これを防1トするため(こレーザー光の入側させ
る条件を著しく限定する必要があり、精度よく溶接を行
なうことが難しく作業性が低下してしまい、一方後者の
場合には、中心電極(3)の回転軸を傾斜させて溶接を
行なうときに、回転軸の偏心か発生し易く、全周にわた
って均等に溶接をすることができず、内燃機関に使用し
た時に冷熱の繰り返しによって、電極(/1)の剥離か
起こり内燃機関を損傷する恐れかある。
極(3)の保持部(]3)に接合、固定するときには、
中心電極(3)を構成するニッケル合金のニッケルと電
極(4)を構成するイリジウムあるいはイリジウム合金
のイリジウムと合金層(14)を形成させるから、高融
点のイリシウ11に対応してレーザー溶接を使用するも
のである1 か、このレーザー溶接の際(こ中心電極(3)の保持部
(13)に貴金属チップである電極(4)を治具等によ
って挿嵌し、更に回転治具(こ水平(こ固定しながら回
転させ、その保持部(13)と電極(4)端面な全周に
わたって、−ヒ方456よりレーザー光を入側させるこ
とで溶接を施したり、或は中心電極(3)を挟持する回
転治具を、その回転軸を傾斜させてL方からレーザー光
を入射させて溶接を施してなるものでは、前者の場合、
溶接するレーザー光によってイリジウムの溶損が起こり
易く、これを防1トするため(こレーザー光の入側させ
る条件を著しく限定する必要があり、精度よく溶接を行
なうことが難しく作業性が低下してしまい、一方後者の
場合には、中心電極(3)の回転軸を傾斜させて溶接を
行なうときに、回転軸の偏心か発生し易く、全周にわた
って均等に溶接をすることができず、内燃機関に使用し
た時に冷熱の繰り返しによって、電極(/1)の剥離か
起こり内燃機関を損傷する恐れかある。
そこで、貴金属チップである電極(4)を確実2
ここ中心電極(3)の保持部(13)ζこ溶接するため
に、第4図に示すような方法を用いて行なうことか適し
ている。 すなわち、先端の保持部(13)に電極(
4)を挿嵌した中心電極(3)をF方よりストッパー(
15)によって支持固定すると共に、」二記中心電極(
3)の側部に装着する偏心対策用治工具(16)を介し
て、チャック(17)によって把持し、中心電極(3)
を回転させながら、上剥方向よりφ0.40のファイバ
ーを通したレーザー光を中心電極(3)の保持部(13
)とイリシウノ、あるいはイリシウ11合金の電極(4
)との端面に照射させ、テーパー状のイリジウムニッケ
ル合金層(14)を形成させることで、固定させてなる
ものである。このレーザー溶接に用いるレーザーのエネ
ルキーは、4〜6J程度が品適てあり、これ以」二であ
ると電極(4)のイリジウムの溶損か大きくなり、少な
いと十分に合金層(14)か形成されなくなり、接合強
度の低下を招くものである。
に、第4図に示すような方法を用いて行なうことか適し
ている。 すなわち、先端の保持部(13)に電極(
4)を挿嵌した中心電極(3)をF方よりストッパー(
15)によって支持固定すると共に、」二記中心電極(
3)の側部に装着する偏心対策用治工具(16)を介し
て、チャック(17)によって把持し、中心電極(3)
を回転させながら、上剥方向よりφ0.40のファイバ
ーを通したレーザー光を中心電極(3)の保持部(13
)とイリシウノ、あるいはイリシウ11合金の電極(4
)との端面に照射させ、テーパー状のイリジウムニッケ
ル合金層(14)を形成させることで、固定させてなる
ものである。このレーザー溶接に用いるレーザーのエネ
ルキーは、4〜6J程度が品適てあり、これ以」二であ
ると電極(4)のイリジウムの溶損か大きくなり、少な
いと十分に合金層(14)か形成されなくなり、接合強
度の低下を招くものである。
また、このレーザー溶接ζこよって電極(4)において
は、合金層(14)の形成にともなって、合金層(14
)が電極(4)ζこくいく込む(18)ことが観測され
、この合金!(14,)のくい込み(18)により、中
心電極(3)の保持部(13)と電極(4)はより強固
に固定されるものである。
は、合金層(14)の形成にともなって、合金層(14
)が電極(4)ζこくいく込む(18)ことが観測され
、この合金!(14,)のくい込み(18)により、中
心電極(3)の保持部(13)と電極(4)はより強固
に固定されるものである。
(発明の効果)
以」−のとおり、火花放電を行なう電極に寸法規制を施
したイリジウムあるいはイリジウム合金からなる電極を
レーザー溶接を用いることで確実に固定することができ
、更(ここの耐衝撃性及び耐火花消耗性に優れたイリジ
ウムあるいはイリジウム合金の電極を具えることで、長
IIII開のメインテナンスを容易にし、高性能化した
内燃機間に十分に対応することが可能であるスパークプ
ラグとすることができる優れた効果を有するものである
。
したイリジウムあるいはイリジウム合金からなる電極を
レーザー溶接を用いることで確実に固定することができ
、更(ここの耐衝撃性及び耐火花消耗性に優れたイリジ
ウムあるいはイリジウム合金の電極を具えることで、長
IIII開のメインテナンスを容易にし、高性能化した
内燃機間に十分に対応することが可能であるスパークプ
ラグとすることができる優れた効果を有するものである
。
第1図はこの発明の実施例である内燃機関用スパークプ
ラグの部分断面図、第2図は中心電極先端の要部拡大断
面図、第3図は中心電極先端に接4 合する電極等の寸法規制を示した拡大断面図、第4図は
、レーサー溶接方法を示した断面図、第5図はレーサー
溶接時におG−Jる電極とその電極を保持する中心電極
の保持部の溶接状態を示す拡大断面図である。 1・・・内燃機関用スパークプラグ 2・・・絶縁体3
・・・中心電極 4・・・貴金属チップの電極5・・・
端子電極 6・・・抵抗体 7・・・導電性カラスシール 8・・・軸孔9・・・主
体金具 10・・・外側電極 11・・・ネジ部12・
・・保持部のストレート部 13・・・保持部14・・
・合金N 15・・・ストッパー16・・・偏心対策用
治工具 17・・・チャック18・・・合金層のくい込
み
ラグの部分断面図、第2図は中心電極先端の要部拡大断
面図、第3図は中心電極先端に接4 合する電極等の寸法規制を示した拡大断面図、第4図は
、レーサー溶接方法を示した断面図、第5図はレーサー
溶接時におG−Jる電極とその電極を保持する中心電極
の保持部の溶接状態を示す拡大断面図である。 1・・・内燃機関用スパークプラグ 2・・・絶縁体3
・・・中心電極 4・・・貴金属チップの電極5・・・
端子電極 6・・・抵抗体 7・・・導電性カラスシール 8・・・軸孔9・・・主
体金具 10・・・外側電極 11・・・ネジ部12・
・・保持部のストレート部 13・・・保持部14・・
・合金N 15・・・ストッパー16・・・偏心対策用
治工具 17・・・チャック18・・・合金層のくい込
み
Claims (4)
- (1)、少なくとも二つの対向する電極間において火花
間隙を形成し、ニッケル合金よりなる中心電極の先端に
貴金属チップを接合すると共に、上記貴金属チップの径
をA、その長さをB、更にこの貴金属チップを接合する
中心電極の径をC、そのストレート部の長さをDとし、
貴金属チップの中心電極からの突出長をEとした時に、 0.3mm≦A≦0.8mm,1.2Amm≦B≦3A
mm,0.1mm≦(C−A)/2≦0.5mm,D≧
(C−A)/2mm E≧B/4mm を満足してなる形状の電極の全周を溶接によって中心電
極の保持部に接合し、貴金属チップのストレート部の外
周をテーパー形状の合金層としてなるスパークプラグ用
電極。 - (2)、貴金属チップを中心電極の保持部に接合するに
あたって、レーザー溶接を使用してなる請求項(1)、
記載のスパークプラグ用電極。 - (3)、中心電極の保持部に接合する貴金属チップを線
膨張係数が7.5×10^−^6以下であり、融点が1
900℃以上であるイリジウム或はイリジウム合金とし
てなる請求項(2)、記載のスパークプラグ用電極。 - (4)、中心電極の保持部に接合する貴金属チップを焼
結密度90%以上の粉末焼結金属としてなる請求項(2
)、記載のスパークプラグ用電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1314315A JPH0750626B2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | スパークプラグ用電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1314315A JPH0750626B2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | スパークプラグ用電極 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03176978A true JPH03176978A (ja) | 1991-07-31 |
JPH0750626B2 JPH0750626B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=18051872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1314315A Expired - Fee Related JPH0750626B2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | スパークプラグ用電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0750626B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0645050A (ja) * | 1992-07-27 | 1994-02-18 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグの製造方法 |
JPH0668956A (ja) * | 1992-08-24 | 1994-03-11 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグの製造方法 |
US6046532A (en) * | 1997-11-19 | 2000-04-04 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
US6215235B1 (en) | 1998-02-16 | 2001-04-10 | Denso Corporation | Spark plug having a noble metallic firing tip bonded to an electric discharge electrode and preferably installed in internal combustion engine |
US6304022B1 (en) | 1998-01-19 | 2001-10-16 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
WO2014171088A1 (ja) | 2013-04-17 | 2014-10-23 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ |
-
1989
- 1989-12-05 JP JP1314315A patent/JPH0750626B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0645050A (ja) * | 1992-07-27 | 1994-02-18 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグの製造方法 |
JPH0668956A (ja) * | 1992-08-24 | 1994-03-11 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグの製造方法 |
US6046532A (en) * | 1997-11-19 | 2000-04-04 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
US6304022B1 (en) | 1998-01-19 | 2001-10-16 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
US6215235B1 (en) | 1998-02-16 | 2001-04-10 | Denso Corporation | Spark plug having a noble metallic firing tip bonded to an electric discharge electrode and preferably installed in internal combustion engine |
WO2014171088A1 (ja) | 2013-04-17 | 2014-10-23 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ |
US9525271B2 (en) | 2013-04-17 | 2016-12-20 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0750626B2 (ja) | 1995-05-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1341282B1 (en) | Method of making a spark plug | |
JP4271379B2 (ja) | スパークプラグ | |
US8127424B2 (en) | Method for assembling components of a microstimulator | |
JP3196601B2 (ja) | 内燃機関用スパークプラグの製造方法 | |
US6326719B1 (en) | Spark plug shell having a bimetallic ground electrode spark plug incorporating the shell, and method of making same | |
US8026654B2 (en) | Ignition device having an induction welded and laser weld reinforced firing tip and method of construction | |
JP2002280145A (ja) | スパークプラグ及びその製造方法 | |
KR20090117741A (ko) | 백금 점화팁을 가진 전극을 구비한 점화 디바이스 및 그의 제조 방법 | |
CN115668672A (zh) | 用于制造用于火花塞的组件的方法和火花塞 | |
US6885137B2 (en) | Spark plug and its manufacturing method | |
JP4680513B2 (ja) | スパークプラグの製造方法およびスパークプラグ | |
JP2018156728A (ja) | 点火プラグの製造方法 | |
JPH03176978A (ja) | スパークプラグ用電極 | |
JP4104459B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
JPH113765A (ja) | 内燃機関用スパークプラグ及びその製造方法 | |
JP3972539B2 (ja) | 内燃機関用スパークプラグの製造方法 | |
JPH01283788A (ja) | 沿面ギャップ型イグナイタプラグの製造方法 | |
JP4075137B2 (ja) | スパークプラグ | |
JP3820756B2 (ja) | スパークプラグおよびその製造方法 | |
US6762539B2 (en) | Spark plug for an internal combustion engine and method for production of a middle electrode for an internal combustion engine spark plug | |
KR100899718B1 (ko) | 내연기관용 점화플러그 및 그 제조방법 | |
JP2853109B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
JPH03176979A (ja) | 内燃機関用スパークプラグ | |
JP2000306654A (ja) | スパークプラグの製造方法及びスパークプラグ | |
JPH0722155A (ja) | スパークプラグとその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |