JPH03176318A - 結束包装機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ストレッチフィルムを製品の一部に巻き付
け、ストレッチフィルムによって製品の一部を結束包装
する結束包装機に関するものである。

従来技術の構成とその問題点 結束包装機として、これまでに、接着テープを製品の一
部に巻き付け、接着テープによって製品の一部を結束包
装するようにしたものが提案され、実用化されている（
特公昭５４−２３３２０号公報参照）。この包装機では
、接着テープが原反から引き出され、その先端部が製品
の一部に接着される。その後、原反が製品のまわりを回
転し、接着テープが製品の一部に巻き付けられ、接着テ
ープによって製品の一部が結束包装される。

一方、最近、接着テープではなく、ストレッチフィルム
によって製品の一部を結束包装することが要望されてき
た。ストレッチフィルムの場合、これを製品の一部に巻
き付けると、その特性によってフィルムとフィルムがく
っつき、ストレ・〉チフイルムによって製品の一部を結
束包装することができる。しかしながら、ストレッチフ
ィルムを製品自体にくっつけることはできない。

したがって、ストレッチフィルムによって製品の一部を
結束包装するには、ストレッチフィルムを原反から引き
出し、製品に近接した位置において、ニップ爪によって
ストレッチフィルムの先端部を把持する。そして、原反
を製品のまわりに同転させ、ストレッチフィルムを製品
の一部に巻き付ける必要がある。このため、ストレッチ
フィルムがニップ爪の上から巻き付けられ、これを製品
にタイトに巻き付けることができないという問題があっ
た。さらに、ストレッチフィルムの巻き付は後、ニップ
爪をストレッチフィルムの幅方向に後退させ、ストレッ
チフィルムと製品間から引き出す必要があり、ニップ爪
によってストレッチフィルム全体が引っ張られ、ストレ
ッチフィルム全体がその幅方向にずれるという問題もあ
る。

発明の目的 したがって、この発明は、前記従来の問題を解失し、ス
トレッチフィルムを製品の一部に巻き付け、ストレッチ
フィルムによって製品の一部を結束包装するにあたって
、ストレッチフィルムが製品にタイトに巻き付けられ、
巻き付は後、ストレッチフィルム全体がその幅方向にず
れないようにすることを目的としてなされたものである
。

発明の構成 この発明によれば、ストレッチフィルムが原反から引き
出され、ニップ爪および補助ニップ爪によってストレッ
チフィルムの先端部が把持される。

補助ニップ爪によってストレッチフィルムの先端部が把
持されるのはストレッチフィルムの一例縁からその全幅
の一部だけである。そして、原反が一回転し、ストレッ
チフィルムが完全に巻き付けられる前、駆動機構によっ
て補助ニップ爪が操作され、補助ニップ爪がストレッチ
フィルムの幅方向に後退する。補助ニップ爪がストレッ
チフィルムの幅方向に後退するのは補助ニップ爪が把持
しているストレッチフィルムの全幅の一部と対応する距
離だけである。そして、原反が一回転し、ストレッチフ
ィルムが完全に巻き付けられた後、駆動機構によって補
助ニップ爪が開かれ、ストレッチフィルムが解放される
。

実施例の説明 以下、この発明の詳細な説明する。

第１図において、この包装機は製品（１）の一部を結束
包装するためのものである。この実施例では、同一構造
の一対の結束包装機構（２）がコンベヤ（３）の両側に
設けられ、製品（１）の両端がコンベヤ（３）の両側に
突出し、これが結束包装機構の位置に送られ、シリンダ
（４）および押え板（５）によって製品（１〉の中央部
が押えられ、コンベヤ（４）の両側において、ストレッ
チフィルム（６）によって製品（３）の両端が結束包装
される。

結束包装機構（２）はストレッチフィルム（６）の原反
（７）を有し、第４図に示すように、原反（７）は回転
リング（８）に取り付けられ、コンベヤ（３）側に突出
し、回転可能に案内されている。回転リング（８）につ
いては、？Ｘ！　数のローラ（９）が同転リング（８）
の外周７Ｎ（１０）に嵌合され、ローラ（９）によって
回転リング（８）が支持されており、スプロケット（１
１）、（１２）およびチェーン（１３）によってローラ
（９）とモータ（１４）が連結されている。したがって
、モータ（１４）によってローラ（９）を回転させ、回
転リング（８）および原反（７）を回転させることがで
きる。

さらに、結束包装機構（２）はニップ爪（１５Ａ）およ
び補助ニップ爪（１５Ｂ）を有する。そして、ストレッ
チフィルム（６）が原反（７）から引き出され、コンベ
ヤ（３）の上面よりも下方において、ニップ爪（１５＾
）および補助ニップ爪（１５Ｂ）によってストレッチフ
ィルム（６）の先端部が把持される。補助ニップ爪（１
５Ｂ）によってストレッチフィルム（６）の先端部が把
持されるのはストレッチフィルム（６）の−側縁からそ
の全幅の一部だけである。この実施例では、ニップ爪（
１５Ａ）および補助ニップ爪（１５Ｂ）がストレッチフ
ィルム（６）の幅方向に対向しており、補助ニップ爪（
１５Ｂ）はストレッチフィルム（６）の幅方向にのび、
ストレッチフィルム（６）の−側縁からその全幅の２０
〜３０％を把持し、ニップ爪（１５Ａ）　もストレッチ
フィルム（６）の幅方向にのび、ストレッチフィルム（
６）の他側縁からその全幅の８０〜７０％を把持する。

ニップ爪（１５＾）は固定爪（１６＾）と可動爪（１７
Ａ）からなり、キャリジ（１８Ａ）に取り付けられ、補
助ニップ爪（１５Ｂ）は固定爪（１６Ｂ）と可動爪（１
７Ｂ）からなり、キャリジ（２８Ｂ）に取り付けられて
いる。

さらに、シリンダ（１９八）、（１９Ｂ）がキャリジ（
１８八）（１８１１）に取り付けられ、可動爪（１７Ａ
）　、　（１７Ｂ）はシリンダ（１９Ａ）　、　（１９
Ｂ）に連結されている。シリンダ（１９Ａ）　、　（１
９Ｂ）は可動爪（１７Ａ）　、　（１７Ｂ）を揺動させ
、ニップ爪（１５＾）および補助ニップ爪（１５８）を
閉し、開くためのものである。さらに、一対のガイドロ
ッド（２ＯＡ）によってキャリジ（１８Ａ）が案内され
、一対のガイドロッド（２０Ｂ）によってキャリジ（１
８Ｂ）が案内され、各キャリジ（１８Ａ）　、　（１８
Ｂ）がシリンダ（２１＾）　、　（２１Ｂ）に連結され
ており、シリンダ（２１Ａ）（２１Ｂ）によってキャリ
ジ（１８＾）、（１８Ｂ）　、ニップ爪（１５Ａ）およ
び補助ニップ爪（１５Ｂ＞を操作し、これをストレッチ
フィルム（６）の幅方向に移動させ、前進および後退さ
せることができる。

この他、各結束包装機構にカンタ（２２）が設けられ、
力・ンタ〈２２）はストレッチフィルム（６）を切断す
るためのもので、支軸（２３）に支持され、揺動可能に
案内され、モータまたはシリンダに連結されている。

この包装機において、ニップ爪（１５Ａ）および補助ニ
ップ爪（１５Ｂ）によってストレッチフィルム（６）の
先端部を把持し、製品（１）の両端をコンベヤ（３）の
両側に突出させ、これを結束包装機構（２）の位置に送
ると、それを検出する検出装置の信号が制御装置に伝達
され、コンベヤ（３）の両側において、モータ（１４）
によってローラ（９）が駆動され、回転し、回転リング
（８）が第１図の時計方向に回転し、原反（７）が製品
（１）のまわりを回転する。したがって、ニップ爪（１
５Ａ）および補助ニップ爪（１５Ｂ）によってストレッ
チフィルム（６）の先端部が引っ張られ、原反（７）が
回転リング（８）に対し回転し、ストレッチフィルム（
６）が原反（７）から引き出され、製品（１）の両端に
巻き付けられる。

そして、回転リング（８）および原反（７）が回転し始
めた直後、第５図に示すように、ニップ爪（１５Ａ）の
シリンダ（１９Ａ）によって可動爪（１７Ａ）が操作さ
れ、揺動し、ニップ爪（１５Ａ）が開かれる。したがっ
て、ストレッチフィルム（６）がニップ爪（１５Ａ）か
ら解放される。これと同時に、またはその直後、ニップ
爪（１５Ａ）のシリンダ（２１Ａ）によってキャリジ（
１８＾）が操作され、キャリジ（１８Ａ）およびニップ
爪（１５＾）がストレッチフィルム（６）の幅方向に移
動し、後退する。ニップ爪（１５Ａ）はストレッチフィ
ルム（６）から完全に後退する。しかしながら、補助ニ
ップ爪（１５Ｂ）は閉しられたままであり、ストレッチ
フィルム（６）は！巴持されたままである。したがって
、その後、補助ニップ爪（１５Ｂ）によってストレッチ
フィルム（６）の先端部が引っ張られ、ストレッチフィ
ルム（６）が原反（７）から引き出され、製品（１）の
両端に巻き付けられる。

そして、回転リング（８）および原反（７）の回転が進
み、製品（１）の両端において、ストレッチフィルム（
６）が完全に巻き付けられる前、補助ニップ爪（１５Ｂ
）のシリンダ（２１Ｂ）によってキャリジ（１８Ｂ）が
操作され、キャリジ（１８Ｂ）および補助ニップ爪（１
５Ｂ）がストレッチフィルム（６）の幅方向に移動し、
後退する。したがって、補助ニップ爪（１５Ｂ）によっ
てストレッチフィルム（６）の先端部が引っ張られ、こ
れがストレッチフィルム（６）の幅方向に引き出される
。補助ニップ爪（１５Ｆｌ）がストレッチフィルム（６
）の幅方向に後退するのは補助ニップ爪（１５Ｂ＞が把
持しているストレッチフィルム〈６）の全幅の一部と対
応する距離だけであり、ストレッチフィルム（６）の全
幅の２０〜３０％と対応する距離だけである。したがっ
て、ストレッチフィルム（６）の先端部がその幅方向に
引き出されるのもストレッチフィルム（６〉の全幅の一
部と対応する大きさだけであり、ストレッチフィルム（
６）の全幅の２０〜３０％と対応する大きさだけである
。

その後、回転リング（８）および原反（７）が一回転し
、製品（１）の両端において、ストレッチフィルム（６
）が完全に巻き付けられる。したがって、ストレッチフ
ィルム（６〉　の特性によってフィルムとフィルムがく
っつき、これが製品（１）の両端に保持される。そして
、その後、第６図に示すように、補助ニップ爪（１５８
）のシリンダ（１９Ｂ）によって可動爪（１７Ｂ）が操
作され、Ｌ′ａ動し、補助ニップ爪（１５１３）が開か
れる。したがって、ストレッチフィルム（６）が補助ニ
ップ爪（１５Ｂ）から解放される。

同転リング（８）および原反（７）の−回転半後、シリ
ンダ（１９Ｂ）によって補助ニップ爪（１５Ｂ）が開か
れるようにしてもよい。

したがって、ストレッチフィルム（６）が完全に巻き付
けられるとき、ニップ爪＜１５Ａ）および補助ニップ爪
（１５８）はストレッチフィルム（６）の幅方向に（衰
退しており、ストレッチフィルム（６）がニップ爪（＋
５＾）および補助ニップ爪（１５Ｂ）の上から巻き付け
られるという問題は生しない。しかも、ストレッチフィ
ルム（６）が完全に巻き付けられるまで、補助ニップ爪
（１５Ｂ）によってストレッチフィルム（６）の先端部
が把持される。したが−２て、ストレッチフィルム（６
）を製品（１）にタイトに巻き付けることができる。

その後、ストレッチフィルム（６）が何回か巻き付けら
れたとき、モータ（１４）、回転リング（８）および原
反（７）が停止する。これと同時に、ニップ爪（１５Ａ
）および補助ニップ爪（ＩＳＢ）のシリンダ（２１Ａ）
　、　（２１Ｂ）番こよってキャリジ（１８八）　、　
（１８Ｂ）が１桑イ乍され、キャリジ（１８Ａ）、（１
８Ｂ）　、５７１１代（１５＾）および補助ニップ爪（
１５Ｂ）がストレッチフィルム（６）の幅方向に移動し
、前進する。さらに、ニップ爪（１５４）および補助ニ
ップ爪（１５Ｂ）のシリンダ（１９Ａ）。

（１９Ｂ）によって可動爪（１７Ａ）　、　（１７Ｂ）
が操作され、ニップ爪（１５Ａ）および補助ニップ爪（
＋５１１）が閉しられ、製品（＋）と原反（７）間にお
いて、ニップ爪（１５Ａ）および補助ニップ爪（１５Ｂ
）によってストレッチフィルム（６）が把持される。そ
の後、第３図に示すように、モータまたはシリンダによ
ってカッタ（２２）が操作され、カッタ（２２）が支軸
（２３）のまわりを揺動し、ニップ爪（１５Ａ）および
補助ニップ爪＜１５Ｂ）と製品（１）間において、カッ
タ（２２）がストレッチフィルム（６）に押し付けられ
、カッタ（２２）によってストレッチフィルム（６）が
切断される。

したがって、第７図に示すように、ストレッチフィルム
（６）によって製品（１）の両端が結束包装される。そ
して、結束包装された製品（１）が結束包装機構（２）
の位置から送られ、次の製品（１）が結束包装機構（２
）の位置に送られ、前述した工程が繰り返される。

なお、この実施例では、ストレッチフィルム（６）によ
って製品（１）の両端を結束包装するようにしたものを
説明したが、製品（１）の一端だけを結束包装するよう
にしてもよい。さらに、シリンダ（１９Ａ）　、　（１
９Ｂ）　、　（２１八）、（２１Ｂ）ではなく、その他
の駆ナノＪ機構によってニップ爪（１５Ａ）および補助
ニップ爪（１５Ｂ）を操作するようにしてもよい。さら
に、コンヘヤ（３）ではな（、受は台に製品（１）を支
持し、手作業で製品（１）を移動させ、手動操作で結束
包装機構（２）を動作させるようにしてもよい。この他
、必ずしも、ニップ爪（１５へ）および補助ニップ爪（
１５Ｂ）をストレンチフィルｌ、（６）の幅方向に対向
させる必要はなく、その位置をストレッチフィルム（６
）の長さ方向にずらせてもよい、この場合、ニップ爪（
１５Ａ）によってストレッチフィルム（６）をその全幅
にわたって把持することもできる。前記実施例では、ニ
ップ爪（１５Ａ）　、補助ニップ爪（１５Ｂ）キャリジ
（１８Ａ）　、　（１８Ｂ）およびシリンダ（１９Ａ）
　。

（１９Ｂ）　、　（２１＾）、　（２１Ｂ）をストレッ
チフィルム（６）の両側に配置したものを説明したが、
その位置をストレッチフィルム（６）の長さ方向にずら
せ、これをストレッチフィルム（６）の−吉例に装備す
ることも可能である。

発明の詳細 な説明したように、この発明によれば、原反（７）が一
回転し、ストレッチフィルム（６）が完全に巻き付けら
れるとき、ニップ爪（１５Ａ）および補助ニップ爪（１
５Ｂ）はストレッチフィルム（６）の幅方向に後退して
おり、ストレッチフィルム（６）がニップ爪（１５Ａ）
および補助ニップ爪（１５Ｂ）の上から巻き付けられる
という問題は生じない、しかも、ストレッチフィルム（
６）が完全に巻き付けられるまで１．補助ニップ爪（１
５Ｂ）によってストレッチフィルム（６）の先端部が把
持される。したがって、ストレッチフィルム（６）を製
品（１）にタイトに巻き付けることができる。ストレッ
チフィルム（６）の巻き付は後、ニップ爪（１５＾）お
よび補助ニップ爪（１５Ｂ）をストレッチフィルム（６
）の幅方向に後退させる必要はなく、ニップ爪（１５Ａ
）および補助ニップ爪（１５Ｂ）によってストレッチフ
ィルム（６）全体が引っ張られ、ストレッチフィルム（
６）全体がその幅方向にずれるという問題も生しない。

さらに、この発明によれば、ストレッチフィルム（６）
が完全に巻き付けられる前、補助ニップ爪（１５１’ｌ
）がストレッチフィルム（６）の幅方向に後退し、補助
二ンフ゛爪（１５Ｂ）によってストレッチフィルム（６
）の先端部が引っ張られ、これがストレッチフィルム（
６）の幅方向に引き出されるが、補助ニップ爪（１５Ｂ
）によってストレッチフィルム（６）の先端部が把持さ
れるのはストレッチフィルム（６）の−側縁からその全
幅の一部だけである。そして、補助ニップ爪（１５Ｂ）
がストレッチフィルム（６）の幅方向に後退するのは補
助ニップ爪（１５Ｂ）が把持しているストレッチフィル
ム（６）の全幅の一部と対応する距離だけである。した
がって、ストレ・７チフイルム（６）の先端部がその幅
方向に引き出されるのもそれと対応する大きさだけであ
り、これによって外観がｍなわれるという問題もなく、
所期の目的を達成することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示す側面図、第２図および
第３図は第１図の包装機の動作を示す側面図、第４図は
第１図の包装機のニップ爪および補助ニップ爪を示す断
面図、第５１１，１１および第６図は第４図のニップ爪
および補助ニップ爪の動作を示す断面図、第７図は結束
包装された製品を示す斜視図である。 （１）　　−−−一　製品 （６）　　−−−−ストレッチフィルム（７）　　−−
一−原反 （１５Ａ）　−−−−ニップ爪 （１５Ｂ）　−−一　補助ニップ爪

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ストレッチフィルムを原反から引き出し、ニップ爪によ
   って前記ストレッチフィルムの先端部を把持するととも
   に、前記原反を製品のまわりに回転させ、前記ストレッ
   チフィルムを前記製品の一部に巻き付けるようにした結
   束包装機において、前記ストレッチフィルムの先端部の
   一側縁からその全幅の一部だけを把持する補助ニップ爪
   と、前記原反が一回転し、前記ストレッチフィルムが完
   全に巻き付けられる前、前記補助ニップ爪を前記ストレ
   ッチフィルムの幅方向に、前記補助ニップ爪が把持して
   いる前記ストレッチフィルムの全幅の一部と対応する距
   離だけ後退させる駆動機構と、前記原反が一回転し、前
   記ストレッチフィルムが完全に巻き付けられた後、前記
   補助ニップ爪を開き、前記ストレッチフィルムを解放す
   る駆動機構とを備えたことを特徴とする結束包装機。