JPH03176088A - 接着によるスキー板の製作方法およびこの方法によって製作したスキー板 - Google Patents

接着によるスキー板の製作方法およびこの方法によって製作したスキー板

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JPH03176088A
JPH03176088A JP2311670A JP31167090A JPH03176088A JP H03176088 A JPH03176088 A JP H03176088A JP 2311670 A JP2311670 A JP 2311670A JP 31167090 A JP31167090 A JP 31167090A JP H03176088 A JPH03176088 A JP H03176088A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、雪上および氷上を滑走することを目的とする
、冬季スポーツに使用されるスキー板の製造に関するも
のである。
現在のスキー板は、物理的応力の配分を考慮して、それ
ぞれか最適な方法で関与するように色々な材料が組み合
わされている複合構造を有するのが普通である。したが
って、該構造は、スキー板の上面および側面を形成する
周囲保護用部材と高度の強度と高度の剛性を有する材料
からなる補強用内部部材(すなわち補強用薄板)とを含
むのが普通である。また、スキー板の構造は蜂窩状構造
の芯部のような充填部材およびスキー板の下面を構成す
るとともに雪上で良好な滑走を確保する滑走用底部を含
む。
適宜な物理的性質を得るために、最新のスキー板の製造
には多種多様な材料が利用される。すなわち、滑走用底
部は一般にポリエチレン製であり、蜂窩状芯部は木製ま
たは発泡合成樹脂製であり、スキー板の下部稜に配設さ
れるエツジは鋼製であり、補強材は大抵の場合アルミニ
ウム合金または繊維強化合成樹脂製であり、またスキー
板の上面は熱可塑性薄板で製作される。
このようなスキー板の構造の複合的性質は、あらかじめ
接着剤を塗布または含浸させた複数の部材を接合するこ
とによってスキー板として発揮されることになる。接着
剤は、当然のことながら、接合するすべての部材と親和
性を有するものでなければならない。この理由により、
向かい合う基板を湿らし、かつこの基板に付着する良好
な適性を有するエポキシ樹脂を主成分とする接着剤が一
般に使用される。硬化後、接着剤は基板を連結させる接
合層を形成する。
しかしながら、エポキシ接着剤によるこの接着技術は高
くつき、かつエポキシ樹脂接着剤の取扱いは不便である
スキー板の工業的生産にあたり、接着剤として現在使用
されているエポキシ樹脂に比して、ポリエステル樹脂ま
たはビニルエステル樹脂は、予め含浸させた補強材を使
用すれば、原料費、架橋結合の迅速さ、貯蔵の容易さの
面で顕著な利点を提供する。
難点は、ポリエステル樹脂またはビニルエステル樹脂が
スキー板の通常のどの基板にも付着できるのではなく、
特定の幾種類かの基板に限られていることである。
ポリエステルまたはビニルエステル製接着剤と基板を構
成する他の材料との接着を生じさせる手段は、特定の第
一次的要素(すなわち溶剤で溶解した溶液の形で接着す
べき基板に塗布する要素)を使用することである。しか
しながら、第一次的要素を用いる技術は、該第−次的要
素が溶剤によって基板の腐蝕および亀裂の発生を引き起
こす危険性を伴うという欠点を有する。また、この溶剤
は、該第−次的要素を塗布する際に逃がしてやらなけれ
ばならないが、これが、公害を生ずる原因となる。第一
次的要素を塗布する場合、十分均一な塗布を得るには大
いに注意しなければならない。
第一次的要素を塗布したこのような表面の耐久性も限ら
れている。
本発明は、溶剤で溶解した溶液状の第一次的要素の塗布
に依存することなく、ポリエステルまたはビニルエステ
ル接着剤による接着を可能にするスキー板の新規な構造
および新規な製造方法を提案することによって公知の方
法の欠点を除去することを目的とする。
したがって、本発明の方法は明らかに低コストで、その
実施は簡単かつ迅速であり、公害を生ずることがない。
上記の目的およびその他の目的を達成するため、本発明
による製造方法は第一の要素と第二の要素の接合面間で
ポリエステルまたはビニルエステル製接着剤の層の作用
により少なくとも該第−の要素と該第二の要素とを接合
するlの工程を含む。
本方法によれば、前記接着剤層と前記第一の要素の接合
面との間に、第一の要素とフィルムで構成される集合体
に対して接着剤の付着を可能にする重合体(好ましくは
熱可塑性重合体)を主成分とする少なくともlの層を含
む固体状態のフィルムを介在させる。
一実施態様において、該フィルムは下記の面を含む。
イ) 接着剤がフィルムに対して良好な付着性能を有す
るような材料からなる接着面、および口) 第一の要素
の接合面との一体的連結を可能にする材料からなる接合
面。
該フィルムと該第−の要素との接合は、とりわけ化学結
合、あるいは物理化学結合、またはポリマー珀の相互拡
散によるか、または機械的固着または溶接により確保で
きる。
フィルムと第二の要素との接合はポリエステルまたはビ
ニルエステル接着剤を介して行なう。第一の実施方法は
、前記ポリエステルまたはビニルエステル接着剤を第二
の要素の接合面に塗布することにある。第二の要素がポ
リエステル樹脂を主成分とする場合にも適用できる第二
の実施方法は、第二の要素の接続面を完全に架橋化して
いないポリエステル樹脂で準備することにあり、その結
果、前記第二の要素の樹脂自体はそれが架橋化を完結す
ることによりフィルムとの接着機能を確実にする。
本発明の目的、特徴および長所は、添付の図面に関連し
て以下に記載する特定の実施態様の説明から明らかとな
ろう。
第1図から第4図までに示した実施態様において、本発
明の方法は、それぞれの接合面3.4に沿って、該接合
面3.4間に介在させであるポリエステルまたはビニル
エステル接着剤層5により、第一の要素lと第二の要素
2との接合を可能にする。第二の要素2は接着剤5と親
和性を有するものとする、すなわち、ポリエステルまた
はビニルエステル接着剤5が第二の要素2に対して良好
な接着性を有するものとする。これに対して、第一の要
素1は、接着剤5と良好な親和性を有しない、すなわち
接着剤5が第一の要素lの接合面3に対して良好な接着
性能を有しない材料である。
本発明の方法は、第一の要素1に対して接着剤5の良好
な付着を可能にするように、単層または多層の「親和材
」と呼ばれる親和性フィルムを使用することにある。そ
のために、本発明では、上記接着剤層5と第一の要素l
の接合面3との間に、接着剤5を第一の要素lと薄膜6
から成る集合体に付着させる性質を有する重合体を主成
分とする少なくともlの層を含む固体状態のフィルム6
を介在させる。使用する重合体は熱可塑性材料から選択
するのが好ましい。
フィルム6は、接着剤5が該フィルム6に対して良好な
接着性能を有するような材料でできた接着面、すなわち
接着剤5と向き合う面を有する必要がある。さらに、こ
のフィルムは第一の要素lの接合面3との一体的連結を
可能にする材料でできた接合面、すなわち第一の要素1
の接合面3と向かい合う面を有する必要がある。
フィルム6と第一の要素lとの結合に関して、該フィル
ム6と該第−の要素1間の一体的連結は化学結合、また
は機械的固定、あるいは溶接により確保できる。
接着剤5の存在に関して、第1図から第4図までに示す
第一の可能性は、第4図で示すように接着剤層5をフィ
ルム6に対して押圧結合させ完成した集合体を得る前に
、第3図で示すように、第二の要素2の接合面4にポリ
エステルまたはビニルエステル接着剤5を塗布すること
にある。
フィルムと第二の要素2との一体的連結を確保する第二
の方法は、第二の要素2が完全に架橋化していないポリ
エステル樹脂を主成分とする接合面4を含む場合に考慮
することができる。その場合には、第二の要素2の接合
面4をフィルム6に直接押し当てることができ、かつ加
熱によって第二の要素2の完全に架橋化していない樹脂
それ自体か接着機能を確保し、接着は上記樹脂が架橋化
を完成することにより得られる。
いずれの場合にも、数ミクロンない4シ1ミリメートル
の10分の幾つかの桶めて薄いフィルム6を使用するこ
とが可能である。数ミクロンの厚みで十分である。
フィルム6を製造するには、グラフト重合体の支持体と
して、通常、熱可塑性重合体、特に、低密度線状ポリエ
チレンを使用する。
第一の可能性は、無水マレイン酸の作用でグラフトさせ
たポリエチレン製フィルム6を使用することにある。こ
のフィルムは、接合面がポリエステルまたはビニルエス
テル接着剤で直接接着できない材料で構成されている若
干の基板に対して接着を促進させるために有利に使用す
ることかできる。第一の要素は特にポリアミド、無処理
ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)
、ポリブタジェンテレフタレート(PBT) 、ポリプ
ロピレン、アルミニウム合金または処理したアルミニウ
ム製とすることができる。いずれの場合にも、グラフト
ポリエチレン型のフィルムは、熱間押圧処理またはカレ
ンダー処理で第一の要素と一体連結させることができる
一例として、接着剤中のポリエステル鎖の末端基とフィ
ルム中の無水マレイン酸との反応はグラフトさせたマレ
イン酸環の開環および両成分を化学的に結合し、極めて
良好な接着をもたらすエステルの生成に導く。
この反応はポリエステル樹脂の架橋化反応の発熱により
熱的に活性化されるので、低い型込め温度でも行なうこ
とができる。
かき削られたり(grat6e) 、焼けただれたり(
f lamb6e) したポリエチレン型の底部に対す
る付着は、マレイン酸でグラフトさせたポリエチレン型
の「親和材」と呼ばれるこの種のフィルム6により得ら
れる。なぜなら、該フィルム6は、底部のポリエチレン
とグラフトさせたフィルムの支持体のポリエチレンとの
間でポリエチレン鎖の相互拡散を生ずるように熱間ブレ
スで該底部に固定されるからである。
一例として、無水マレイン酸でグラフトさせたポリエチ
レンからなる熱可塑性の親和性フィルム6を使用するこ
とにより、ポリエステルまたはビニルエステル樹脂製接
着剤5でポリアミド製の第一の要素1の接着が可能であ
る。本発明によれば、ポリエチレンの表面にグラフトさ
せた無水マレイン酸基とポリアミド末端基間の化学反応
により、フィルム6を第一の要素lに接着させる。これ
らの基は材料中に低濃度で存在しているが、ポリアミド
フィルムを押出す際に表面に極めて近いところまで移動
する特性を有するので、反応に使用することができる。
該反応はポリアミドのアミンの末端基の窒素原子でマレ
イン酸環の酸素原子を置換して水1分子を生成する。反
応を開始させるには、基板の温度を115°C以上に引
き上げる必要がある。したがって、互いに一体連結を確
保するためには、カレンダー処理または加圧によりフィ
ルム6を第一の要素lに対して熱間押圧させればよい。
同様に、ポリエチレンあるいはカルボン酸、カルボン酸
エステル、またはその無水物でグラフトさせた酢酸ビニ
ルとエチレンの共重合体からなるフィルム6を使用する
こともできる。
第二の可能性はポリウレタン製のフィルム6を使用する
ことにある。この種のフィルム6は、接合面がホリエス
テルまたはビニルエステル接着剤で直接接着できない材
料、すなわち熱可塑性ポリウレタン、完全に架橋化して
いないエポキシ材料、完全に架橋化していないポリエス
テルのうちいずれか!で構成される第一の要素lが上記
接着剤と親和性を有するようにするため使用できるもの
である。いずれの場合にも、ポリウレタン製フィルムは
カレンダー処理または加圧で第一の要素に熱間接合され
る。
その−例は、射出ポリウレタンフォーム製の芯を有する
スキー板の製造用に熱可塑性ポリウレタンエラストマー
を主成分としたこの種の親和性フィルム6を使用するこ
とである。
第三の可能性は、イオノマーからなるフィルムを使用す
ることにある。イオノマーフィルムは、接合面が、例え
ば無処理ポリエチレン、鋼またはアルミニウム合金、処
理したアルミニウムのうちのいずれか1種の材料で構成
されている第一の要素にカレンダー処理または加圧によ
り熱間接合される。
ABS (アクリロミリトル/ブタジェン/スチレン)
製のフィルムは、完全に架橋化していなエポキシ材料ま
たは完全に架橋化していないポリエステル製の第一の要
素の接合面にカレンダー処理または熱間押圧処理を施す
ことにより使用可能である。
フィルム6は第1図から第4図で示すように単層型であ
ってもよい。
また別室として、フィルム6は少なくとも、第7図に示
すように、接着剤5と親和性を有する接着面を形成する
第一層61と第一の要素■と親和性を有する接合面を形
成する第二層62とを有する多層型であってもよい。
第1図から第4図で示す実施態様において、接合は連続
工程で実施される。すなわち、第1図および第2図に示
す第一の工程では、圧延カレンダー処理または熱間押圧
処理によって、「親和材」と呼ばれるフィルム6をポリ
エステルまたはビニルエステル接着剤で接着できない第
一の要素lの接合面3に接合させる。温度はフィルムの
軟化点の水準に高める必要がある。第二の工程では、第
3図に示すように、ポリエステルまたはビニルエステル
接着剤5を第二の要素2の接合面4に塗布する。第三の
工程では、接着剤5とフィルム6からなる層を相互に押
し当てて、第4図に示すような集合体を形成する。
金属補強材の場合、フィルム6は静電吹付被覆法によっ
て形成すると有利である。
第5図および第6図に示す実施態様では、すべての構成
要素を次の順序、すなわち第一の要素1、フィルム6、
接着剤層5、第二の要素2の順で鋳型内に配置し、熱間
プレスですべての構成要素を相互に押圧して、−工程で
接合を実現させる。集合体の温度もフィルムの軟化点の
レベルに高める必要がある。
本発明の方法は、第一と第二の要素2の接合面間に配設
したポリエステルまたはビニルエステル接着剤5により
互いに一体連結された両要素112を少なくとも含む複
合構造のスキー板を得ることを可能にし、この場合、接
着剤と第一の要素1間には、「親和材」と呼ばれるフィ
ルムが配設され、接着により両要素同志の一体連結を可
能にすることが理解されるであろう。このようなスキー
板の構造においては、ポリエチレン、またはカルボン酸
、カルボン酸エステルまたはその無水物でグラフトさせ
たエチレンと酢酸ビニルの共重合体、ポリウレタン、イ
オノマー、およびABSのうちのいずれかlで構成され
た少なくともlの層を含むポリマーの「親和材」と呼ば
れるフィルムの存在が認められる。
本発明は、以上詳述した実施態様に限定されるものでは
なく、冒頭の特許請求の範囲に含まれている各種変形実
施態様および包括概念を含むものである。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までは、本発明の第一の実施態様にお
ける接着による接合方法を示す概略断面図。 第5図および第6図は、本発明の第二の実施態様におけ
る接着による接合方法に示す概略断面図。 第7図は、本発明の第三の実施態様における接着による
接合方法を示す概略断面図。 〔主なる部分の符号の説明〕 l・・・第一の要素 2・・・第二の要素 3.4・・・接合面 5・・・接着剤の層 6・・・「親和性」フィルム 61・・・第一の層 62・・・第二の層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも第一の要素(1)と第二の要素(2)と
    を、前記両要素の接合面(3、4)間に配置したポリエ
    ステルまたはビニルエステル製の接着剤層(5)の作用
    によって接合する工程を含む、複合構造のスキー板の製
    作方法において、 前記接着剤層(5)と前記第一要素(1) の接合面(3)との間に、前記第一要素(1)と前記フ
    ィルム(6)からなる集合体に対して前記接着剤(5)
    の接着を可能にするポリマーを主成分とする少なくとも
    1の層を含む固体状のフィルム(6)を介装することを
    特徴とする方法。 2、前記フィルム(6)は、前記接着剤(5)が該フィ
    ルム(6)に対して良好な接着力を有するような材料か
    らなる接着面を含み、かつ前記第一要素(1)の接合面
    (3)と一体連結を可能にする材料からなる継合わせ面
    を含むことを特徴とする請求項1による方法。 3、前記フィルム(6)と前記第一要素(1)との継合
    わせが化学的結合または物理/化学的結合により確保さ
    れることを特徴とする請求項2による方法。 4、前記フィルム(6)と前記第一要素(1)との継合
    わせが機械的固定により確保されることを特徴とする請
    求項2による方法。 5、前記フィルム(6)と前記第一要素(1)との継合
    わせがポリマー鎖の相互拡散により確保されることを特
    徴とする請求項2による方法。 6、前記フィルム(6)と前記第一要素(1)との継合
    わせが溶接により確保されることを特徴とする請求項2
    による方法。 7、前記第二要素(2)がポリエステルまたはビニルエ
    ステル製の接着剤(5)を塗布した接合面(4)を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1による
    方法。 8、前記第二要素(2)が完全に架橋化されていないポ
    リエステル樹脂を主成分とする接合面を含み、それによ
    り前記第二要素を構成する樹脂がそれ自体の接着作用を
    確保し、かつ前記第二要素(2)と前記フィルム(6)
    間の接着が前記第二要素(2)を構成する樹脂の架橋化
    の完結によって得られることを特徴とする請求項1ない
    し6のいずれか1による方法。 9、前記フィルム(6)が熱可塑性の重合体または共重
    合体の層を含むこと特徴とする請求項1ないし8のいず
    れか1による方法。 10、前記フィルム(6)がポリエチレン、あるいはカ
    ルボン酸、カルボン酸エステルまたはその無水物の作用
    によりグラフトされたエチレン/ビニルアセテート共重
    合体からなる層を含むことを特徴とする請求項1ないし
    9のいずれか1による方法。 11、ポリエチレンあるいはエチレン/ビニルアセテー
    トのグラフト共重合体からなる層を有するフィルム(6
    )が前記第一要素(1)に対してカレンダー処理あるい
    はプレス処理により熱間押圧され、該第一要素の接合面
    (3)がポリアミド、無処理のポリウレタン、ポリエチ
    レンテレフタレート、および処理したアルミニウムのう
    ちの一種から成ることを特徴とする請求項10による方
    法。 12、前記フィルム(6)がポリウレタンの層を含むこ
    とを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1による方
    法。 13、前記ポリウレタンの層を有するフィルム(6)が
    前記第一要素(1)に対してカレンダー処理あるいはプ
    レス処理により熱間押圧され、該第一要素の接合面(3
    )が熱硬化性ポリウレタン、不完全架橋化エポキシ材、
    および不完全架橋化ポリエステルのうちの一種から成る
    ことを特徴とする請求項12による方法。 14、前記フィルム(6)がイオノマーの層を含むこと
    を特徴とする請求項1ないし9のいずれか1による方法
    。 15、前記イオノマーの層を有するフィルム(6)が前
    記第一要素(1)に対してカレンダー処理あるいはプレ
    ス処理により熱間押圧され、該第一要素の接合面(3)
    が無処理ポリウレタン、鋼、アルミニウム合金、および
    処理したアルミニウムのうちの一種から成ることを特徴
    とする請求項14による方法。 16、前記フィルム(6)がABS(アクリロニトリル
    /ブタヂエン/スチレン)の層を含むことを特徴とする
    請求項1ないし9のいずれか1による方法。 17、前記ABSの層を有するフィルム(6)が前記第
    一要素(1)に対してカレンダー処理あるいはプレス処
    理により熱間押圧され、該第一要素の接合面(3)が不
    完全架橋化エポキシ材および不完全架橋化ポリエステル
    のうちの一種からなることを特徴とする請求項16によ
    る方法。 18、前記フィルム(6)が単一層型であることを特徴
    とする請求項1ないし17のいずれか1による方法。 19、前記フィルム(6)が、接着剤(5)と親和性の
    ある接着面を形成する少なくとも1の第一層(61)と
    、前記第一要素(1)と親和性を有する継合わせ面を形
    成する少なくとも1の第二層(62)とを含む、複数層
    型であることを特徴とする請求項1ないし17のいずれ
    か1による方法。 20、少なくとも1の第一要素(1)と少なくとも1の
    第二部材(2)とを含み、前記両要素はその接合面(3
    、4)間に配設したポリエステルまたはビニルエステル
    製の接着剤(5)により互いに一体連結されている複合
    構造のスキー板において、 重合体のフィルム(6)が前記接着剤(5)と前記第一
    要素(1)間に配設され、前記フィルム(6)は接着に
    より前記第一と第二の要素(1、2)を互いに一体連結
    可能にすることを特徴とするスキー板。 21、前記重合体のフィルム(6)が熱可塑性であるこ
    とを特徴とする請求項20によるスキー板。 22、前記重合体のフィルム(6)が、カルボン酸、カ
    ルボン酸エステル、またはその無水物によりグラフトさ
    れたポリエチレン、ポリウレタン、イオノマー、および
    ABS(アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン)の
    一種からなる少なくとも1の層を含むことを特徴とする
    請求項21によるスキー板。
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