JPH0317563Y2 - - Google Patents

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JPH0317563Y2
JPH0317563Y2 JP13422282U JP13422282U JPH0317563Y2 JP H0317563 Y2 JPH0317563 Y2 JP H0317563Y2 JP 13422282 U JP13422282 U JP 13422282U JP 13422282 U JP13422282 U JP 13422282U JP H0317563 Y2 JPH0317563 Y2 JP H0317563Y2
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JP
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transformer
temperature
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fuse
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JP13422282U
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JPS5941033U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電源トランス用保護回路、特に、トラ
ンスの過度の温度上昇を検知することにより主電
源を遮断する感温スイツチと、過電流により溶断
するヒユーズとを備えている保護回路に関する。
従来より、この種電源トランス用保護回路は第
1図乃至第3図に示すように、2次巻線が1つの
電源として用いられるトランスT11,T12に
夫々設けられトランスの過熱状態を検知して開閉
する感温スイツチS11,S12と、ヒユーズ
F,F11,F12とを組も合わせて保護動作を
行なわせるようになつている。ところが、第1図
及び第2図に示す構成にあつては、感温スイツチ
S11,S12に全電流が流れることとなるため
感温スイツチの性質として、検知温度が低下して
しまう虞れがあり、特に、第1図に示すものにお
いてはヒユーズFに全電流が流れるために大容量
のヒユーズを用いざるを得ずいずれか一方のトラ
ンス、例えばT11の2次側が短絡したとしても
ヒユーズFが溶断しないという危険性があつた。
そこで、第3図に示すように感温スイツチS1
1,S12及びヒユーズF11,F12を主電源
PとトランスT11,T12間に夫々挿入して感
温スイツチS11,S12に流れる電流を分流し
たものであるが、斯る形式では、例えば感温スイ
ツチS11が動作してトランスT11への電流が
遮断されると2次側の負荷への供給電力が一定の
とき、トランスT12の負荷が増すためヒユーズ
F12側に電流が集中することとなり、ヒユーズ
切れが生じ易くなるという問題点があつた。
本考案の目的は、上記した従来のものの欠点を
解決し、大電流により感温スイツチの検出温度が
低下した時、感温スイツチが動かなくなることを
防止すると共に、片側の感温スイツチの遮断時に
ヒユーズ切れが生じないように構成した電源トラ
ンス用保護回路を提供することにある。
以下、本考案の構成を第4図に基づいてその実
施例と共に説明する。
図中、T1は、1次巻線W1,W2を有する第
1のトランス、T2は同W3,W4を有する第2
のトランスであつて、第1及び第2のトランスT
1,T2の2次巻線は1つの電源として用いられ
ている。上記第1のトランスT1の一方の1次巻
線W1と上記第2のトランスT2の一方の1次巻
線W3とが並列接続になつていると共に、上記第
1のトランスT1の他方の1次巻線W2と上記第
2のトランスT2の他方の1次巻線W4とが並列
接続となつている。上記第1及び第2のトランス
T1,T2の一方の1次巻線W1,W3における
一端の交点1と主電源Pとの間には第1の感温ス
イツチS1が、また、第1及び第2のトランスT
1,T2の他方の1次巻線W2,W4における一
端の交点の2と主電源Pとの間には第2の感温ス
イツチS2が夫々挿入されている。さらに、上記
第1のトランスT1の一方の1次巻線W1におけ
る他端と第1のトランスT1の他方の1次巻線W
2における他端との交点3と主電源Pとの間には
第1のヒユーズF1が、また、第2のトランスT
2の一方の1次巻線W3における他端と第2のト
ランスT2の他方の1次巻線W4における他端と
の交点4と主電源Pとの間には第2のヒユーズF
2が夫々挿入されている。
上記した構成においてその動作例を説明する
に、例えば、トランスT1の温度が上昇して感温
スイツチS1が切断状態になつたものとすると、
1次巻線W1,W3への通電が遮断される。この
場合1次巻線W2,W4は依然として接続状態に
あるため1次巻線W2,W4には2倍の電流が流
れるがヒユーズF1,F2を流れる電流は変化せ
ず、したがつてヒユーズが溶断する虞れはない。
また、この状態で各々のトランスT1,T2の能
力以下で動作しているときは、そのまま動作は続
行する。しかし、各々のトランスT1,T2が能
力以上で動作しているときは、1次巻線W2,W
4には2倍の電流が流れることとなるため、トラ
ンスの温度上昇によつて感温スイツチS2が切断
状態となり、電源を完全に遮することができる。
また、各トランスの1次巻線に個々にヒユーズ
が挿入されているため2次巻線短絡の際には溶断
し、適確な保護をなし得る。
本考案に係る電源トランス用保護回路によれ
ば、電源トランスの温度又は電流が異常値に達す
ると主電源を遮断してトランス等を保護するため
の回路であつて、上記トランスは2組の1次巻線
を夫々有する第1第2のトランスから成り、第1
第2、2つの感温スイツチ第1第2、2つのヒユ
ーズにより上記第1第2のトランスの2組の1次
巻線を主電源から独立的に遮断し得るように構成
されているからいずれか一方の感温スイツチが動
作した場合にヒユーズが溶断してしまうことはな
い。また、各感温スイツチには電流が分流して流
れるため検知温度が低下する等の虞れもなく、ま
た、トランスの2次巻線が短絡した際には確実に
ヒユーズが切れるため安全性が高く、この種電源
トランス用保護回路として最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は従来の電源トランス用保護
回路を示す回路図、第4図は本考案に係る電源ト
ランス用保護回路の実施例を示す回路図である。 T1:第1のトランス、T2:第2のトラン
ス、W1:第1のトランスの一方の1次巻線、W
2:第1のトランスの他方の1次巻線、W3::
第2のトランスの一方の1次巻線、W4:第2の
トランスの他方の1次巻線、F1:第1のヒユー
ズ、F2:第2のヒユーズ、S1:第1の感温ス
イツチ、S2:第2の感温スイツチ、P:主電
源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 2個の1次巻線を夫々有する第1と第2のトラ
    ンスと、この第1と第2のトランスの温度を検出
    し所定の温度にまで達すると主電源を遮断するよ
    うになつている感温スイツチと、過電流により溶
    断するヒユーズとを備え、前記第1と第2のトラ
    ンスの2次巻線から1つの電源を得るようにした
    電源トランス用保護回路であつて、 上記第1のトランスの一方の1次巻線と上記第
    2のトランスの一方の1次巻線とが並列接続にな
    つていると共に、上記第1のトランスの他方の1
    次巻線と上記第2のトランスの他方の1次巻線と
    が並列接続になつており、上記第1及び第2のト
    ランスの一方の1次巻線における一端の交点と主
    電源との間に第1の感温スイツチが、また、第1
    及び第2のトランスの他方の1次巻線における一
    端の交点と主電源との間に第2の感温スイツチが
    夫々に挿入され、上記第1のトランスの一方の1
    次巻線における他端と第1のトランスの他方の1
    次巻線における他端との交点と主電源との間には
    第1のヒユーズが、また、第2のトランスの一方
    の1次巻線における他端と第2のトランスの他方
    の1次巻線の他端との交点と主電源との間には第
    2のヒユーズが夫々挿入されていることを特徴と
    する電源トランス用保護回路。
JP13422282U 1982-09-06 1982-09-06 電源トランス用保護回路 Granted JPS5941033U (ja)

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JP13422282U JPS5941033U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 電源トランス用保護回路

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JP13422282U JPS5941033U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 電源トランス用保護回路

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Publication Number Publication Date
JPS5941033U JPS5941033U (ja) 1984-03-16
JPH0317563Y2 true JPH0317563Y2 (ja) 1991-04-12

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JPS5941033U (ja) 1984-03-16

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