JPH03175247A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、冷凍室に新しい食品温度帯室を有し、整理
性の良い冷凍冷蔵庫に関するものである。

［従来の技術］ 第８図は例えば特開昭６３−１２５７６８号公報に示さ
れた従来の冷蔵庫の要部を示す縦断面図で、図において
、（１）は冷凍冷蔵庫本体、（２）は冷凍室、（３）は
冷蔵室、（４）はこれら冷凍室（２）及び冷蔵室（３）
を仕切る断熱仕切壁、（５）は冷却器室、（６）は冷却
器、（７）はファン、（８）は冷却器室（５）と冷凍室
（２）を仕切りファン（７）の前方に冷凍室吹出口（８
ａ）を有する仕切板、（９）は冷凍室（２）と冷却器室
（５）を連通ずる冷凍室吸込ダクト、　（１０）は冷凍
室扉、（■１）は扉内板、（１２）は扉棚部、（１３）
は扉内板（１１）に設置され扉棚部（１２）に配設され
たポケットである。

次に動作について説明する。

冷却器（６）で冷やされた冷気は、ファン（７）により
吹出し口（８ａ）を通じて冷凍室（２）内へ吹出され。

冷凍室（２）及び扉棚部（工２）を冷却する。食品を冷
却して熱交換した冷気は吸込ダクト（９）を通じて冷却
器室（５）へ戻る。

第９図は例えば、実開昭６２−５０４９５号公報に示さ
れた他の従来例の要部を示す縦断面図で、（１）は冷凍
冷蔵庫本体、（２）は冷凍室、（３）は冷蔵室、（４）
は断熱仕切壁、（５）は冷却器室、（６）は冷却器、（
７〉はファン、（８）は仕切板、（８ａ）は冷凍室吹出
口、（８ｂ）は仕切板（８）の背面に一体に設けられた
仕切内板、　（８ｃ）は仕切内板（８ｂ）の上部に設け
られたマウスケース、（９）は冷凍室吸込ダクト、　（
１０）は冷凍室扉、（１１）は扉内板、（１２）は扉棚
部、　（１３）はポケット、　（１，４）は断熱仕切壁
（４）の上面前部に設けられた冷凍室吸込口、（１５）
は冷凍室（２）の下部に区画された凍結室、（１６）は
仕切板（８）と仕切内板（８ｂ）間に形成された凍結室
ダクト、（１７）は凍結室吹出口、　（ｉｇ）は冷凍室
温度検知用センサーである。

次にこれの動作について説明する。冷却器（６）で冷却
された冷却はファン（７）により、冷凍室吹出口（８ａ
）から吹出され、冷凍室（２）、冷凍室扉（１ｏ）の扉
棚部（１２）を冷却して冷凍室吸込口（１４）から吸込
ダクト（９）を経て、冷却器室（５）の下部に戻る循環
を繰返している。他方、冷気の一部は凍結室ダクト（■
６）から凍結室吹出［コ（１７）により凍結室（１５）
に吹出され、主として食品を凍結するための冷却に使用
される。さらに、冷気の一部は製氷室にも吹出され、製
氷のための冷却に使用される。

冷凍室（２）内の温度は冷凍室温度検知用センサー　（
１８）で検出された室温により圧縮機、ファン（７）の
運転制御を行なうことにより通常約−１８℃に制御され
、アイスクリーム等を溶けることなく保存し、肉、魚、
冷凍食品を凍結した状態で長期間保存できるようにして
いる。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の冷凍冷蔵庫は以上のように構成されているので、
肉、魚などの食品を凍結保存させる場合など凍結させた
状態で小分けすることができないため、凍結前に小分け
する必要があり保存に手間がかかり１食品を大量に冷凍
室内に保存するときには、冷気が循環しに＜＜、特に扉
棚部には冷気が届かず食品が冷えなくなる等の問題点が
あった。

また、冷凍室内に庫内灯を設置するスペースがなく、仮
に冷凍室内の仕切板に庫内灯を設置しても食品を大量に
保存するときには庫内灯の光が食品にさえぎられて食品
の所在を判別できないという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、小分けした状態での凍結保存が可能で、しか
も食品を冷凍室内に大量に保存したり、食品取出し時に
冷凍庫扉を開放しても何等影響されずに目的の温度に保
たれる冷凍室を備えた冷凍冷蔵庫を得ることを目的とす
る。

また、食品の保存量に影響しない位埴への庫内灯の設置
が可能で、夜間でも目視により冷凍室内の食品の所在の
判別ができる冷凍冷蔵庫を得るここの発明に係る冷凍冷
蔵庫は、冷凍室である第１冷凍温度帯室の扉棚部に、こ
の第１冷凍温度帯室とは別の独立した専用冷気通路によ
り冷却される第２冷凍温度帯室を備えたものである。

また、上記構成において、冷凍室の扉棚部の前面に開閉
自在の蓋を設けて独立保存室を形威し、この独立保存室
の上部に冷気取入口を、下部に冷気排出口を設けると共
に上記冷凍室天井に冷却器からの冷気の一部を上記冷気
取入口に導く冷気ダクトを設け、上記独立保存室を第２
冷凍温度帯室。

上記冷凍室の他の部分を第１冷凍温度帯室、そして上記
冷気ダクトを専用冷気通路としたものである。

さらに上記構成において、冷気ダクト中の冷気吹出し側
に庫内灯を設け、これの下側に冷気吹出し口を備えた庫
内灯カバーを設け、その上に、この庫内灯と冷気ダクト
の冷気吹出口との中間に光遮蔽板を設けたものである。

［作　用］ この発明における冷凍冷蔵庫は、冷凍室の扉棚部におい
て独立保存室を形成する第２冷凍温度帯室が、第１冷凍
温度帯室とは別の冷凍室天井に設けられた冷気ダクトを
経て直接冷気が供給されるので、第１冷凍温度帯室の温
度変化を受けずに一定の室内温度に保たれる。

また、冷気ダクト中に庫内灯を設けたので、食品が冷凍
室内に大量に保存されていても、夜間に冷凍室内の食品
の所在が目視による判別できる。

さらに、光遮蔽板により、庫内灯カバーに設けられた冷
気吹出口から庫内灯が直接目視されないので意匠的に効
果がある。

［実施例コ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図〜第３図はこの発明の一実施例を示し。

第１図は冷凍室部分の縦断面図、第２図はそれの要部を
示す平断面図、第３図はそれの第２冷凍温度帯室を扉内
側から見た斜視図である。図において、（１）は冷凍冷
蔵庫本体、（２）は冷凍室、（３）は冷蔵室、（４）は
断熱仕切壁、（５）は冷却器室、（６）は冷却器、（７
）はファン、（８）は仕切板、　（８ａ）は冷凍室吹出
口、（８ｂ）は仕切内板、　（８ｃ）はマウスケース、
（９）は冷凍室吸込ダクト、（１０）は冷凍室扉、（１
１）は扉内板、（１２）は扉棚部、（１４）は冷凍室吸
込口、（１５）は凍結室、　（１６）は凍結室ダクト、
　（１７）は凍結室吹出口、（１８）は冷凍室温度検知
用センサーで、以上は従来例と同様のものである。（１
３Ａ）は扉棚部（１２）の下部で扉内板（１１）に装着
された下部ポケット、（１３Ｂ）は扉棚部（１２）の上
部に配設された上部ポケット、（１９）は冷凍室（２）
に変わる第（冷凍温度帯室、（２０）は１５棚部（１２
）に第２冷凍温度帯室を形成する独立保存室、（２１）
は、ヒンジ部（２１ａ）　（２１ｂ）によりそれぞれ扉
内板（１１）及び下部ポケット（１３Ａ）に片側を軸支
し、下部ポケット（１３Ａ）と共に扉内板（１１）を覆
い独立保存室（２０）を形成する箱状の開閉蓋、（２１
ｃ）はそれの上側面に設けられた凹部、（２１ｄ）　（
２１ｅ）はこの凹部（２１ｃ）及び開閉蓋（２１）前面
に設けられた独立保存室（２０）の冷気取入口、（２２
）は第１冷凍温度帯室（１９）の天井に設けられた専用
冷気通路である冷気ダクトで、これの前端部（２３）を
上記凹部（２１ｃ）にラップさせ、冷気吹出口（２２ａ
）を上記冷気取入口（２１ｄ）と対向させている。（１
３Ａａ）は下部ポケット（１３Ａ）の底面に設けられた
独立保存室（２０）の冷気排出口である。扉内板（１１
）の壁面には少なくとも３ｍｍ以上の段差を有する縦リ
ブ（ｌｌａ）が設けられており、上部ポケット（１３Ｂ
）と開閉蓋（２１）との間に３ｍｍ以上の間隔があけら
れ、下部ポケット（１３Ａ）の底面にも３ｍｍ以上の段
差が設けられている。

次に上記第２冷凍温度帯室を構成する独立保存室（２０
）の冷却動作について説明する。ファン（７）により冷
却器室（５）から送出された冷気の一部は。

吹出ダクと（２２）を通り冷気吹出口（２２ａ）から対
向する冷凍室扉（ｌＯ）の独立保存室（２０）の冷気取
入口（２１ｄ）に吹込まれる。そして内部を冷却して冷
気排出口（１３Ａａ）から冷凍室吸込口（１４）に吸込
まれ冷却器室（５）に戻る。開閉蓋（２１）は適度な断
熱性と密閉性を有しているので、独立保存室（２０）内
の温度は周りの第１冷凍温度帯室（１９）の室温に影響
されず、また、第１冷凍温度帯室（１９）内の食品の量
による冷気循環量の変化にも影響されずに冷気ダクト（
２２）からは一定量の冷気が供給される。独立保存室（
２０）の内壁及び底面には３ｍｍ以上の段差が設けられ
ているので仮に食品を詰めすぎた場合でも冷気の通路が
塞がれることのないようになされている。

また、ダクト（２２）の前端部（２３）は開閉蓋（２１
）の凹部（２１ｃ）にラップされているため、ダクト（
２２）から出た冷気が扉（１０）の方へ流れ込むのが防
止される。

なお、上記実施例では独立保存室（２０）の扉内板（１
１）に縦リブ（ｌｌａ）を設け３ｍｍの空間部を形成さ
せたが、上部ポケット（１３Ｂ）の背面に壁を設け、上
部ポケット（１３Ｂ）と扉内板（１１）との間に空間部
を設けてもよい。

第４図はこの発明の他の実施例を示す冷凍室部分の縦断
面図で、図において、（１）は冷凍冷′Ｎｉ庫本体、（
２）は冷凍室、（３）は冷蔵室、（４）は断熱仕切壁、
（５）は冷却器室、（６）は冷却器、（７）はファン、
（８）は仕切板、（８ａ）は冷凍室吹出口、（９）は冷
凍室吸込ダクト、（１０）は冷凍室扉、（１１）は扉内
板。

（１２）は扉棚部、（１３Ａ）は下部ポケット、（１３
Ａａ）は冷気排出口、（１３Ｂ）は上部ポケット、（１
４）は冷凍室吸込口、（１９）は第１冷凍温度帯室、（
２０）は第２冷凍温度帯室を形成する独立保存室、（２
１）は開閉蓋、（２１ｃ）はそれの凹部、（２１ｄ）は
冷気取入口、（２２）は冷気ダクト、（２３）はこれの
前端部で、以上は上記第１図〜第３図に示す実施例と同
様のものである。　（２４）は冷気ダクト（２２）中の
扉側に設けられた庫内灯、（２５）はこの庫内灯（２４
）の下方に設けられた光透過性の庫内灯カバー、（２５
ａ）はこの庫内灯カバー（２５）に設けられた冷気ダク
ト（２２）の冷気吹出し口である。

以上の構成において、庫内灯（２４）は冷凍室扉（１０
）を開けたときに点灯し冷凍室（２）内を照らすように
電気回路が構成され、夜間でも目視により冷凍室（２）
内の食品所在の判別が可能となる。また、庫内灯点灯時
の発熱は冷気ダクト（１６）内の冷気により冷却され加
えて庫内灯カバー（２５）の冷気吹出口（２５ａ）から
も排熱される。

上記実施例では、冷却器室（５）から常に一定量の冷気
が独立保存室（２０）に吹出されるよう構成されている
が、第５図及び第６図に示す実施例のように庫内灯カバ
ー（２５）の冷気吹出口（２５ａ）に風量切替シャッタ
ー（２６）を設ければ、独立保存室（２０）内の食品収
納量に応じて冷気量が調整でき、急速冷却及び省エネル
ギー化の両面において効果がある。

なお、上記実施７例では冷凍室扉（１０）を開けたとき
に、庫内灯（２４）が冷気吹出口（２５ａ）を通して庫
外から直接見え意匠上問題があるが、第７図に示す実施
例のように、庫内灯（２４）と冷気吹出口（２５ａ）と
の中間に光遮蔽板（２７）を設ければ、使用者の視野内
に冷気吹出口（２５ａ）を通して直接庫内灯（２４）の
光源が入ることが防がれ、意匠効果を増すことができる
。さらに、光遮蔽板（２７）の庫内灯（２４）側片面に
アルミニューム等の金属箔からなる反射板（２８）を設
けることにより、これから反射された光が内箱天井部で
反射されて、庫内灯（２４）による照明効果を上げるこ
とができる。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、冷凍室である第１冷
凍温度帯室の扉棚部に、この第１冷凍温度帯室とは別の
独立した専用冷気通路により冷却される第２冷凍温度帯
室を備え、さらにこの構成において、冷凍室の扉棚部の
前面に開閉自在の蓋を設けて独立保存室を形成し、この
独立保存室の上部に冷気取入口を、下部に冷気排出口を
設けると共に上記冷凍室天井に冷却器からの冷気の一部
を上記冷気取入口に導く冷気ダクトを設け、上記独立保
存室を第２冷凍温度帯室、上記冷凍室の他の部分を第１
冷凍温度帯室、そして上記冷気ダクトを専用冷気通路と
したので、冷凍室に食品が大量に保存されても、これに
影響を受けることなく扉棚部の食品を所要の温度に保存
することができる効果がある。

また、冷気ダクト中の冷気吹出し側に庫内灯を設け、こ
れの下側に冷気吹出し口を備えた庫内灯カバーを設けた
ので、夜間でも目視により、冷凍室の食品の所在を判別
できるとともに庫内灯ランプの発熱を吸収又は排熱する
ことができ、さらに。

この庫内灯と冷気ダクトの冷気吹出口との中間に光遮蔽
板を設けたので、庫内灯の意匠効果を増すことができる
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図はこの発明の一実施例を示し、第１図は
冷凍室部分の縦断面図、第２図はそれの上部を示す平断
面図、第３図はそれの第２冷凍温度帯室を扉内側から見
た斜視図、第４図はこの発明の他の実施例を示す冷凍室
部分の縦断面図、第５図〜第６図はこの発明のさらに他
の実施例を示し、第５図は庫内灯カバ一部の断面図、第
６図はそれの要部平面図、第７図はこの発明のこの他の
実施例の庫内灯部を示す縦断面図、第８図は従来の冷凍
冷蔵庫の要部を示す縦断面図、第９図は他の従来例の冷
凍室部分の縦断面図である。 図において、（２）は冷凍室、（５）は冷却器室、（６
）は冷却器、（７）はファン、（１０）は冷凍室扉、（
１１）は扉内板、（１２）は扉棚部、（１３Ａ）は下部
ポケット、（１３Ａａ）は冷気排出口、　（１３Ｂ）は
上部ポケット、（１９）は第１冷凍温度帯室、（２０）
は独立保存室（第２冷凍温度帯室）、（２１）は開閉蓋
、（２１ｄ）は冷気取入口、（２２）は冷気ダクト（専
用冷気通路）、（２４）は庫内灯、（２５）は庫内灯カ
バー、（２５ａ）は冷気吹出し口、（２７）は光遮蔽板
、（２８）は反射板である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）庫内を区画して構成した冷凍室、冷蔵室などの複
   数の貯蔵室を有し、これら貯蔵室に冷気を強制循環させ
   て冷却する冷凍冷蔵庫において、上記冷凍室である第１
   冷凍温度帯室の扉棚部に、この第１冷凍温度帯室とは別
   の独立した専用冷気通路により冷却される第２冷凍温度
   帯室を備えたことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
2. （２）冷凍室の扉棚部の前面に開閉自在の蓋を設けて独
   立保存室を形成し、この独立保存室の上部に冷気取入口
   を、下部に冷気排出口を設けると共に上記冷凍室天井に
   冷却器からの冷気の一部を上記冷気取入口に導く冷気ダ
   クトを設け、上記独立保存室を第２冷凍温度帯室、上記
   冷凍室の他の部分を第１冷凍温度帯室、そして上記冷気
   ダクトを専用冷気通路としたことを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の冷凍冷蔵庫。
3. （３）冷気ダクト中の冷気吹出し側に庫内灯を設け、こ
   れの下側に冷気吹出し口を備えた庫内灯カバーを設けた
   ことを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の冷凍冷蔵
   庫。
4. （４）庫内灯と冷気ダクトの冷気吹出口との中間に光遮
   蔽板を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第３項記
   載の冷凍冷蔵庫。