JPH03174425A - ポリビニルエステル系マクロモノマー単位を含有する重合体 - Google Patents

ポリビニルエステル系マクロモノマー単位を含有する重合体

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JPH03174425A
JPH03174425A JP26241590A JP26241590A JPH03174425A JP H03174425 A JPH03174425 A JP H03174425A JP 26241590 A JP26241590 A JP 26241590A JP 26241590 A JP26241590 A JP 26241590A JP H03174425 A JPH03174425 A JP H03174425A
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polymer
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寿昭 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、a集土の利 分野 本発明はポリビニルエステル系マクロモノマー法泣を含
有する重合体に関する。
本発明のマクロモノマー法で合成さ4−、7ニグラフト
ボリマー;よ、組成、構造および分子量等か高]χに制
御されており、従来法によるグラフトポ、リマーに比し
て塗料、粘接着剤および用溶化剤等をはじめとした様々
な用途分野で有用性が高い。
B、従来F!L林゛ 前述したように、マクロモノマー法は高度に制御された
グラフトポリマーの合成法として最近注目され、極めて
多種類のマクロモノマーか合成されている。
しかし、ポリビニルエステル系マクロモノマー単位を含
有する重合体についてみてみろと、報告されている例は
ごく僅かであり、たとえば末端オレフィン性のポリ酢酸
ビニルマクロモノマー単位を含有する重合体(特開昭6
3−95215号参照)や、スチレン末端のポリ酢酸ビ
ニルマクロモノマー単位を含有する重合体(J、 Po
1ys+er Sci、、 P −C。
25、175 (198?)参照)が見られるにすぎな
い。
しかし、これらのポリ酢酸ビニルマクロモノマー単位を
含有する重合体は、連結基部分にベンジル基を有するた
めに耐候性が低いとか、まl二連結語部分がカヂオン性
を有することからその使用範囲は大きく制限されろとい
う問題点があつr二。
C1が ′ しようとする課題 本発明Cよ分子虫分布のシャープなポリビニルエステル
系マクロモノマー単位を含有する重合体を提供せんとす
るものである。
D、  木 ゛するための 本発明者らは上記課題について税!倹討した結果、一般
式 [但し R1,水素原子ま7二はメチル基(X)二以下
に示すR1側でSと結合するxIまたはXtのいずれか
IIの連結基 (X、) : −C−0−R”− 璽 (R”は分岐を有していてもよい 炭素数2〜20のアルキレン基) (X、) : −C−N−R”− i OR’ (R’は分岐を有していてもよい 炭素数2〜20のアルキレン基を 表し、R3は水素原子まf二は炭素 数4以下のアルキル基を表す) (PvES) :ビニルエステル単位を含有する数平均
重合度3以上の1価のポ リビニルエステル系重合体 をそれぞれ意味する。] で表されるポリビニルエステル系マクロモノマー単位を
含有し、かつ重量平均分子量が103以上であるポリビ
ニルエステル系マクロモノマ一単1ユを含有する重合体
を見い出し本発明を完成させるに到った。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の上記の一般式(りで表されるポリビニルエステ
ル系マクロモノマー単位を含有する重合体とは、ポリビ
ニルエステル系マクロモノマーの単独重合体らしくは共
重合体を指すものであり、共重合体はポリビニルエステ
ル系マクロモノマー単位と少なくとも1種のコモノマー
単位から構成されろ重合体である。
本発明の重合体(よビニルエステル単位の含有量、重合
度および重合度分布が高度に制御されたポリビニルエス
テル系マクロモノマー単位を含有することから、該マク
ロモノマー単(eの含有量か3〜5重量%程度と少量の
場合でも、50〜100重1%と多量の場合でも、重合
体の流動性向上、成形性向上、他の重合体との相溶性向
上等の効果か発現する。
本発明の重合体を構成するポリビニルエステル系マクロ
モノマー単位は、片末端の重合体を構成する部分、ポリ
ビニルエステル系重合体部分および両者を連結する部分
から構成され、前記の一般式(1)で表される。
片末端の重合体を構成する部分は、アクリル酸エステル
、メタクリル酸エステル、アクリルアミドまたはメタア
クリルアミドであり、以下に示す連結基(X)で5!黄
原子によ;)、ポリビニルエステル系重合体と結合して
いる。この連結基(X)は、(X):以下に示すR′測
でSと結合するxIまたはX。
のいずれかtaの連結基である。
(X、):  −C−0−Rf− I R”は分岐を有していてらよい炭素数2〜2oのアルキ
レン基であり、R1の具体例として:i −(CIt 
* ) t−(C1lt)*    (CL)a   
 (C1lt)1o−−Cl1(C,R13)C)It
−−CH(C,0H21)C)It−等が挙げられる。
(x、) : −C−)l−R″− 1 OR’ R′は上記の(xl)における場合と同様の意味を有し
、R3は水素原子または炭素数4以上のアルキル基であ
り、R3の具体例としては、水素原子、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基等が挙げられろ。
ポリビニルエステル系重合体(PVES)部分は、数平
均重合度が3以上、好ましく:よ3〜500、より好ま
しくは5〜300の範囲にあり、さらに好ましくは重量
平均重合度と数平均重合度の比が3.0以下のシャープ
な重合度分布を有する!価のポリビニルエステル系重合
体であり、ビニルエステルホモポリマーらしくは、ビニ
ルエステル単位の含有量が好ましくは30モル%以上、
より好ましくは50モル%以上のビニルエステル系コポ
リマーである。
ポリビニルエステル系重合体部分の数平均重合度か50
0を越えたり、重量平均重合度と数平均重合度の比(以
下、重合度分布またはPに/ P nと略記することが
ある)が、3.0を超えると本発明のポリビニルエステ
ル系マクロモノマー単位を含有するグラフトポリマーの
特性が充分に発現しない場合があり好ましくない。ここ
で重合度分布は、原料のポリビニルエステル系マクロモ
ノマーを用いてのGPC測定によるものである(測定条
件:テトラヒドロフラン(以下THFと略記する)溶媒
、流速1.0m12/ win、 25℃)。また、ポ
リビニルエステル系重合体中のビニルエステル単位の含
有量が30モル%未満の場合にも、本発明のポリビニル
エステル系マクロモノマー単位を含有するグラフトポリ
マーの特性が充分に発現しない場合があり好ましくない
。ポリビニルエステル系マクロモノマー単位を構成する
ビニルエステルとしては、ギ酸ビニル、酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、ピバリン酸ビニル、バ
レリン酸ビニル、カプリン酸ビニル、バーサチック酸ビ
ニル、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、安息香
酸ビニル、トリフロロ酢酸ビニル、トリクロロ酢酸ビニ
ル等が挙げられる。
ポリビニルエステル系重合体が共重合体である場合のコ
モノマー(以下CMIと略記することがある)としては
特に制限はなく、例えば共重合によって導入可能な単位
から選ばれる。この様なコモノマー(CM 1 )の例
として以下のものが挙げられろ。すなわちエチレン、プ
ロピレン、■−ブテン、イソブチン等のオレフィン類、
アクリル酸またはその塩、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸1−プ
ロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸i−ブチル
、アクリル酸【−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸オクタデンル等の
アクリル酸エステル類、メタクリル酸またはその塩、メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸
n−プロピル、メタクリル酸1−プロピル、メタクリル
酸n−ブヂル、メタクリル酸I−ブチル、メタクリル酸
しブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリ
ル酸ドデシル、メタクリル酸オクタデンル等のメタクリ
ル酸エステル類、アクリルアミド、N−メチルアクリル
アミド、N−エチルアクリルアミド、 N、N−ジメチ
ルアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、アクリ
ルアミドプロパンスルホン酸またはその塩、アクリルア
ミドプロピルジメチルアミンまたはその塩およびその4
級塩、N−メチロールアクリルアミドまたはその誘導体
等のアクリルアミド誘導体、メタクリルアミド、N−メ
チルメタクリルアミド、N−エチルメタクリルアミド、
メタクリルアミドプロパンスルホン酸またはその塩、メ
タクリルアミドプロピルツメチルアミンまたはその塩お
よびその4級塩、Nメチロールアクリルアミドまf二は
その誘導体等のメタクリルアミド誘導体、メチルビニル
エーテル、エチルビニルエーテル、n−プロビルビニル
エーチル、i−プロピルビニルエーテル、n−ブチルビ
ニルエーテル、i−ブチルビニルエーテル、tブチルビ
ニルエーテル、ドデノルヒニルエーテル、ステアリルビ
ニルエーテル等のビニルエーテル類、アクリロニトリル
、メタクリロニトリル等のニトリル類、塩化ビニル、塩
化ビニリデン、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン等のハ
ロゲン化ビニル類、酢酸アリル、塩化アリル等のアリル
化合物、マレイン酸またはその塩およびそのエステル、
イタコン酸またはその塩およびそのエステル、ビニルト
リメトキシシラン等のビニルンリル化合物、酢酸イソプ
ロペニル、N−ビニルピロリドン等である。
本発明の重合体は以上のようなポリビニルエステル系マ
クロモノマー単位を含有する重合体であり、該マクロモ
ノマーの単独重合体らしくは共重合体である。共重合体
である場合におけろコモノマー(0M2)単位について
;よ、ラジカル重合可能Gモノマーからたる単位であれ
ば特に制限はなく、例えば、以下のものが挙げら乙る。
この(゛交ムコモノマー(0M2)としては、エチレン
、プロピレン、I−ブテン、イソブチン等のオレフィン
類、アクリル酸まr二はその塩、アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸n −プロピル、アクリル
酸i−プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸i
−ブチル、アクリル酸[−ブチル、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸オクタデ
ンル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、フッ化アルキ
ルのアクリル酸エステル等のアクリル酸エステル類、メ
タクリル酸またはその塩、メタクリル酸メチル、メタク
リル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル
酸i−プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル
酸i−ブチル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸
2−エチルヘキシル、メタクリル酸ドデシル、メタクリ
ル酸オクタデシル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル
およびそのりん酸エステル、メタクリル酸2−ジメチル
アミノエチルまnはその塩およびその4級塩、メタクリ
ル酸ジエチルアミノエチルまたはその塩お上グその・1
級塩、メタクリル酸(2−ヒドロキン)ジメチルアミノ
プロピルまたはその塩およびその4級塩、メタクリル酸
3−トリメトキシンリルブロビル、フッ化アルキルのメ
タクリル酸エステル等のメタクリル酸エステル類、スチ
レン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレン、クロ
ロメチルスチレン、p−スチレンスルホン酸またはその
塩、p−ヒドロキシスチレンまたはその誘導体等のスチ
レン類、蟻酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル
、酪酸ビニル、ピバリン酸ビニル、パーサティック酸ビ
ニル、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、安息香
酸ビニル等のビニルエステル類、アクリルアミド、N−
メチルアクリルアミド、N−エチルアクリルアミド、N
、N−ジメチルアクリルアミド、ジアセトンアクリルア
ミド、アクリルアミドプロパンスルホン酸またはその塩
、アクリルアミドプロピルジメチルアミンまたはその塩
およびその4級塩、N−メチロールアクリルアミド等の
アクリルアミド誘導体、メタクリルアミド、N−メチル
メタクリルアミド、N−エチルメタクリルアミド、メタ
クリルアミドプロパンスルホン酸また:よその鳴、メタ
クリルアミドプロピルジメチルアミンまたはその塩およ
びその4級塩、N−メチロールメタクリルアミド等のメ
タクリルアミド誘導体、メチルビニルエーテル、エチル
ヒニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、プロピ
ルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、■−ブ
チルビニルエーテル、セーブチルビニルエーテル、ドデ
ンルビニルエーテル、ステアリルビニルエーテル等のビ
ニルエーテル類、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル等のニトリル類、塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ
化ビニル、フッ化ビニリデン等のハロゲン化ビニル類、
酢酸アリル、塩化アリル、アリルアルコール等のアリル
化合物、無水マレイン酸、アレイン酸またはその塩およ
びそのエステル、フマル酸またはその塩およびそのエス
テル、イタコン酸ま几はその塩およびそのエステル等、
酢酸イソプロペニル、N−ビニルイミダゾール、N−ビ
ニルピロリド7等の:王か、ポリオキンアルキレン、ポ
リオキノアルキレン燐酸エステル、ボリスヂレン、ポリ
メタクリス酸メチル、ポリシロキサン等のマクロモノマ
ー類が挙げられる。
該重合体のポリビニルエステル系マクロモノマー類はの
含有量は、該重合体の用途により適宜選択されるか、本
発明の重合体の効果を十分に発揮させろ7二めに3Mm
%以上、好ましくは5重量%以上である。また、該重合
体の重量平均分子量ら該重合体の用途により適宜選択さ
れるが、10’以上であることが必要であり、10’〜
107がより好ましい。ここで重量平均分子量はTHF
を溶媒としたGPC測定により求めた値である。
次に本発明のポリビニルエステル系マクロモノマー類位
を含有する重合体の製造方法について説明する。
本発明の重合体の原料であるポリビニルエステル系マク
ロモノマーは、例えば(メタ)アクリル酸ハライドと片
末端に水酸基まi二はアミノ基を有するポリビニルエス
テル系重合体との反応により得られろ。(メタ)アクリ
ル酸ハライドとしては(メタ)アクリル酸クロライドら
しくは(メタ)アクリル酸ブロマイドが挙げられるが、
なかでも(メタ)アクリル酸クロライドが好ましい。片
末端に水酸基またはアミノ基を有するポリビニルエステ
ル系重合体を合成する方法としては、水酸基または保護
されたアミノ基を持つrニチオールを連続的に滴下しな
がら、ビニルエステルらしくはビニルエステルとコモノ
マーとを重合する方法(保護されたアミノ基の場合は重
合抜脱保護する)h(挙げられる。アクリル酸ハライド
もしくはメタクリル酸ハライドと片末端に水酸基または
アミノ基を有するポリビニルエステル系重合体との反応
は、ポリビニルエステル系重合体を゛よく脱水した活性
水素を持たない溶媒、例えば塩化メチレン、ベンゼン、
トルエン、キシレン、Tt−+Fiに溶8Q I−て実
施される。生成するハロゲン化水素の捕集剤として塩基
性物質が使用されるか、ビニルエステル単位を加水分解
する恐れのある物質は使用でき才、炭素水素ナトリウム
、ピリノン、トリエチルアミン、トリエタノールアミン
等が使用される。反応は例えばポリビニルエステルと塩
基性物質のなかへ アクリル酸ハライドらしくはメタク
リル酸ハライド溶成をゆっくり滴下しなが占実施され、
反応時間としては1〜20時間、好ましくは、1−to
時間である。
この時の反応温度は、副反応を押さえるために60°C
以下、好ましくは40℃以下で一20℃以上である。片
末端に水酸基またはアミン基を有するポリビニルエステ
ル系重合体とメタアクリル酸ハライドとの仕込比は片末
端に水酸基またはアミノ基を有するポリビニルエステル
系重合体1ooモル(片末端の水酸基またはアミノ基の
モル数)に対して(メタ)アクリル酸ハライド100〜
1000モル、好ましくは100〜500モルである。
このようにして得られたポリビニルエステル系マクロモ
ノマーを単独重合らしく(1該ポリビニルエステル系マ
クロモノマーとラジカル重合可能なツマ−とを共重合ず
ろことにより本発明の重合体か得られろ。重合方法とし
ては、通常ラジカル重合に用いら2;る方法か採用てき
、ラジカル発生の手段から分類した重合法として、通常
の開始剤を用いる方法、光重合法、放射線重合法、プラ
ズマ重合法が、プロセスからの分類で塊状重合法、溶液
重合法、@副型合法、乳化重合法がそ2−5ぞれ採用さ
れ得るが、熱分解開始剤を用いた塊状重合法、溶液重合
法、懸濁重合法か有利に用いられろ。熱分解開始剤とし
て:土、アゾ化合物、パーオキサイド、ハイドロパーオ
キサイド等で、具体的にはそれぞれ、2.2°−アゾビ
スイソブチロニトリル、2.2゛−アゾビス(4−メト
キシ−24−ジメチルバレロニトリル) 、2.2’−
アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、ベンゾ
イルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、t−
ブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロバーオ
キザイド、過硫酸カリウム等が挙げられろ。また、パー
オキサイドまたはハイドロパーオキサイドと還元剤の組
み合わせによるレドックス系ら利用でき、例えば過酸化
水素、過硫酸カリウム等とQ−アスコルビン酸、ロンガ
リット等の組み合わせが挙げ会れる。重合溶媒としては
ポリビニルエステル系マクロモノマーやコモノマーが溶
解らしく:よ分散し、開始剤が溶解ずろらのであればと
くに制限はなく用いらSlろ。このLl)な溶媒の例と
して、ベンゼン、トルエン、キンレン等の芳香族類、メ
タノール、エタノール、プロパツール、ブタノール等の
アルコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の環
状エーテル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸プロ
ピル等のエステル類、ジメチルスルホキシド、N、N−
ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド
、水等が単独または混合して用いられる。重合操作は、
バッチ方式、セミパッチ方式、連続方式のいづれら可能
であり、使用するモノマーの組合わせやスケールによっ
て選択される。重合温度は、目的とする重合体の物性や
使用する七ツマー1溶媒、開始剤の種類等によって決定
されろが、通常は一30℃から150 ℃の範囲である
L−4里比 以下、参考例や実施例により本発明をさぁに具体的に説
明するが、本発明は実施例によりなんら限定されろ乙の
ではない。なお参考例や実施例中の「部」および「%」
は、特にことわりのない限りそれぞれ「重量部」および
「重量%」を表す。
参考例! 撹l″P機、還流冷却管、窒素導入管および温度計を備
えた反応器に、酢酸ビニルモノマー2400部とメタノ
ール600部を仕込み、窒素ガスを15分バブリングし
て脱気した。別途、2−メルカプトエタノール0.78
部をメタノール50部に溶解したチオールの初期添加液
、2−メルカプトエタノール61にメタノールを加えて
全量を100容量部にしfこチオールの連続添加液およ
びメタノール50部に2.2−アゾビスイソブチロニト
リル1.81部を溶解した開始剤溶液をそれぞれ調整し
、窒素ガスのバブリングにより窒素置換した。
反応器の昇温を開始し、内温か60℃となったところで
、別途調整したチオールの初期添加液と開始剤溶液をこ
の順序に添加し、重合を開始しf二。
直ちにチオールの連続添加液の添加を開始し、重合を続
は几。チオールの連続添加1よ、重合の追行に序う反応
4内の固形分濃度の増加に合わせて下表の値を目(票に
実施しf二。なお固形分濃度はサンプリングによりチエ
ツクした。
固  形  分  (%)    to    20 
  30   40   50チオールを連続添加しな
がら3時間重合し、冷却して重合を停止した。この時の
固形分濃度は51.0%で、連続添加したチオール溶液
は82.0容量部であった。続いて30℃、減圧下にメ
タノールを時どき添加しながら、未反応の酢酸ビニルモ
ノマーの除去を行い、ポリ酢酸ビニルのメタノール溶液
とした。このメタノール溶液の一部をエーテル中に投入
してポリ酢酸ビニルを回収し、アセトンエーテルで2回
再沈精製した後、40℃で減圧乾燥した。この精製ポリ
酢酸ビニルについて、CDCC5を溶媒にしてプロトン
NM11(日本電子(昧)製G X −500で測定、
以下同じ)を測定したところ、数平均重合度か31の片
末端に水酸基を有する構造のポリ酢酸ビニルであった。
参考例2 参考例1に示したポリ酢酸ビニルのメタノール溶液を、
40℃、減圧下にメタノールをトルエンとともに除去す
る操作を行ない、片末端に水酸基を持つポリ酢酸ビニル
のトルエン溶液(濃度63.4%)とした。撹拌機、還
流冷却器および滴下ロートを備えた反応器に、このトル
エン溶液100部とピリジン4,16部を取り、室温で
よく撹拌した。続いて直前に蒸留したメタクリル酸クロ
ライド5.50部と脱水したトルエン10部を滴下ロー
トに取りよく混合した後、室温下撹拌しながら1時間に
わたって均一に滴下しfこ。滴下終了後さらに3時間室
温で撹拌を続けた。次にメタノールを1.70部添加し
て1時間撹拌した後、トルエン400部を4回に分けて
添加しながら減圧下4 G ’Cでトルエン、メタノー
ル等を留去し、生成した白色沈澱物をa過除去して53
.2%のトルエン溶液を得た。このトルエン溶液の一部
をヘキサン中に投入してポリ酢酸ビニルマクロモノマー
を回収し、アセトンーヘキサンで2回再沈情製しf二後
、40℃で減圧屹燥した。
この情理ポリ酢酸ビニルマクロモノマーについて、CD
Cl23を溶媒にしてプロトンN M Rを測定したと
ころ、数平均重合度が31の片末端にメタクリル酸エス
テル構造を有する下記の構造のポリ酢酸ビニルマクロモ
ノマーであった。
t13 CL=C またGPCを、LC−6A (島津製作所(昧)製)に
HSG−20H,HSG−40HおよびHSG−6O6
(島津製作所(株)製)を接続した装置を使用し、’I
’ HF溶媒、流速1.0+a12/ sin、 25
℃で測定(以下の測定ら同一条件)したところ、重量平
均重合度と数平均重合度の比は、P W/ P n= 
2.2であった。
また一部を減圧下にトルエンを除去しa度60.3%の
メタノール溶液とした。
参考例3〜6 参考例1に示したと同様の方法で、2−メルカプトエタ
ノールを用いて合成し九敗平均重合度が異なる片末端に
水酸基を有するポリ酢酸ビニルを用いて、参考例2と同
様の方法で、メタクリル酸エステル末端のポリ酢酸ビニ
ルマクロモノマーを合成した。合成条件と結果を第1表
にまとめて示す。
l)片末端に水酸基を有するポリ酢酸ビニル2)メタク
リル酸クロライド 参考例7 参考例1に示したと同様の方法で、1−n−デシル−2
−メルカプトエタノールを用いて合成した片末端に水酸
基を膏するポリ酢酸ビニルを用いて、参考例2と同様の
方法で、メタクリル酸エステル末端の下記の構造のポリ
酢酸ビニルマクロモノマーを合成した。合成条件と結果
を第2表にまとめて示す。
C11゜ C11,=C 1)片末端に水酸基を有するポリ酢酸ビニル2)メタク
リル酸クロライド 参考例8〜10 参考例1に示したと同様の方法で、2−メルカプトエタ
ノールを用いて合成した片末端に水酸基を有するポリ酢
酸ビニル共重合体を用いて、参考例2と同様の方法でメ
タクリル酸エステル末端また:よアクリル酸エステル末
端の下記の構造のポリ酢酸ビニル共重合体マクロモノマ
ーを合成しr二。
合成条件と結果を第3表にまとめて示す。
CI、=C (ここで、 R1は水素またはメヂル基を表し、 (C M)は共重合中は表わす。
) 以下余白 参考例11 重合溶媒として、t−ブタノールを用いた以外は参考例
1に示したと同様の方法で合成し、数平均重合度が52
の片末端に水酸基を仔する構造のポリピバリン酸ビニル
を用いて、参考例2に示したと同様の方法で片末端にメ
タクリル酸エステル構造を有する下記の構造のポリピバ
リン酸ビニルマクロモノマーを合威しr二。合成条件と
結果を第4表に示す。
I3 CH1=C C=O H,C−C−CIl。
113 2)メタクリル酸クロライド 実意例1 撹拌園、還流冷却管、窒素導入管および温度計を備えた
反応器に、参考例2て合成したポリ酢酸ビニルマクロモ
ノマー50部、メタクリル酸メチル100部およびトル
エン120部を仕込み、室温で窒素ガスをバブリングし
て窒素置換をした。反応器の昇温を開始し内点が60°
Cになったところで2゜2゛−アゾビスイソブチロニト
リル0.15部をトルエン30部に溶解し窒素置換した
開始剤溶液を添加し重合を開始した。5時間撹拌下に重
合を続けた後冷却して重合を停止し、過剰のメタノール
中に重合岐を投入し55部のポリマーを回収した。生成
したポリマーは、アセトン−メタノール系で2回再沈精
製し、60℃で減圧乾燥した。精製ポリマーについて、
CDC&、でN M Rを測定し几ところ、ポリ酢酸ビ
ニルマクロモノマー単位を28.5vt%含存した重合
体であった。N M Rスペクトルを第1図に示す。
また、GPC測定から求めんポリスチレン換算の重曵平
均分子亀は54X IQ’てあつl二。
吏意同2〜I7 実施例1に示したと同様の方法で、参考例2〜11で合
成したポリビニルエステル系マクロモノマーを用いて重
合体を合成した。結果を第5表にまとめて示す。
以下余白 参考例12 撹拌機、還流冷却管、窒素導入管および滴下ロートを備
えた反応器に2−アミノエタンチオール9.25部、2
−メチル−2−プロパツール50部を仕込み、窒素ガス
を30分バブリングして脱気した。
反応器の温度を0℃に保ち、撹拌下、ジーtert −
ブチルジカーボネート26.2部をゆっくり膚下し、滴
下終了後、30分間加熱還流した。反応混合物に塩化ア
ンモニウム水溶液を添加し酢酸エチルにより抽出した。
炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄しf二後、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、溶媒を留去して粗生成物を得た。該粗
生成物をO,lmmHg、 60℃で減圧蒸留により精
製することにより、N −tertブトキシカルボニル
−2−アミノエタンチオール16.1部を得た。
撹拌機、還流冷却管、窒素導入管および温度計を備えた
反応器に、酢酸ビニルモノマー240部とメタノール6
0部を仕込み、窒素ガスを30分バブリングして脱気し
た。別途、N −tert−ブトキノカルボニル−2−
アミノエタンチオール0.177部をメタノール50部
に溶解しfニチオールの初期添加液、N −terL−
ブトキンカルボニル−2−アミノエタンチオール30部
にメタノールを加えて全量を50容量部としたチオール
の連続添加液およびメタノール50部に2.2′−アゾ
ビスイソブチロニトリル0.22部を溶解した開始剤溶
、夜をそ4″、ぞイ;調整し、窒素ガスのバブリングに
より窒素置換しl二。
反応器の昇温を開始し、内温か60℃となつ几ところで
、別途調整したチオールの初期添加液と開始剤溶液をこ
の順序に添加し、重合を開始し几。
直ちにチオールの連続添加液の添加を開始し、重合を続
けた。チオールの連続添加は、重合の進行に伴う反応器
内の固形分濃度の増加に合ハ廿て下表の値を目標に実施
した。なお固形分a度;よりンプリングによりチエ′ツ
クしナニ。
固  形  分  (%’)     +0   20
   30   40チオールを連続添加しながら3時
間重合し、冷却して重合を停止しf二。この時の固形分
濃度は35.6%で、連続添加したチオール溶液は28
.8容量部であつb0続いて30℃、減圧下にメタノー
ルを時どき添加しながら、未反応の酢酸ビニルモノマー
の除去を行い、ポリ酢酸ビニルのメタノール溶液とした
。このメタノール溶液の一部をエーテル中に投入してポ
リ酢酸ビニルを回収し、アセトン−n’ヘキサンで2回
再沈精製した後、40℃で減圧乾燥した。この精製ポリ
酢酸ビニルについて、CDCl3を溶媒にして、プロト
ンNMR(日本電子(株)製、G X −500で測定
)を測定したところ、数平均重合度が22の片末端にN
  t e r t−ブトキシカルボニルアミノ基を有
する構造のポリ酢酸ビニルであった。
上記の片末端にN −tert−ブトキシカルボニルア
ミノ基を有するポリ酢酸ビニル50部に98%蟻酸を1
50部添加して撹拌し、ポリ酢酸ビニルの蟻酸溶液とし
た。このHaを10℃で24時間放置した後、クロロホ
ルム−塩化ナトリウム水溶液で2回抽出し、クロロホル
ム層を硫酸マグネシウムにより乾燥した。クロロホルム
を減圧下で留去した後、40℃で減圧乾燥することによ
りポリ酢酸ビニルを得l二。このポリ酢酸ビニルについ
て、CDCI3を溶媒としてプロトンNIVtRを測定
したところ、数平均重合度が22の片末端にアンモニウ
ム基を有する構造のポリ酢酸ビニルであった。
撹拌機および滴下ロートを噛えfこ反応器に、上記の片
末端にアンモニウム基を持つポリ酢酸ビニル2.86部
と塩化メチ1710部および飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液10部を取り、室温でよく撹拌した。続いて直前に
蒸留したメタクリル酸クロライド0.4部と塩化メチレ
ン5部を取りよく、足台した後、室温下撹拌しながら、
10分にわたって滴下し几。
滴下終了後さらに一時間室温で撹拌を続けt二。次に反
応混合物を分液により塩化メチレン層を分離しこれを硫
酸マグネシウムにより乾燥後、溶媒を留去し、徂ポリ酢
酸ビニルを得た。このポリ酢酸ビニルをアセトン−n−
ヘキサンで2回再沈精製した後、40℃で減圧乾燥後し
た。
この精製ポリ酢酸ビニルについてCDCI 3を溶媒に
してNMRを測定し1=ところ数平均重合度が22の片
末端にメタクリルアミド構造を有する下記の摺遣のポリ
酢酸ビニルマクロモノマーであった。
IL C11,=C またGPCを、LC−6A(島津製作所(味)製)にH
SG−20H,HSG−40HおよびHS G −6O
8(島津製作所(1′!c)製)を険続した装置を使用
し、THF溶媒、流速1.Onl/ sin、 25℃
で測定(以下の測定ら同一条件)したところ、重量平均
重合度と数平均重合度の比は、P W/ P n= 2
.2であった。
参考例13〜16 参考例12に示したと同様の方法で、N −tertブ
トキシカルボニル−2−アミノエタンチオールを用いて
合成した数平均重合度が異なる片末端にN −jerL
−ブトキシカルボニルアミノ基を有するポリ酢酸ビニル
用いて、メタクリルアミド末端のポリ酢酸ビニルマクロ
モノマーを合成しr二。合成条件と結果を第6表にまと
めて示す。
第 表 1)片末端にアンモニウム基を有するポリ酢酸ビニル2
)メタクリル酸クロライド 参考例17 参考例12で使用したメタクリル酸クロライド0.4部
のかわりにアクリル酸クロリド0.35部を用いる以外
は、参考例12と同様にして片末端にアクリルアミド基
を有する数平均重合度22、Pw/P n−2,2のポ
リ酢酸ビニルマクロモノマーを得た。
参考例18 重合溶媒としてt−ブタノールを用いた以外は参考例1
2に示しtこと同様の方法で合成しR数平均重合度が4
8の片末端にN −tert−ブトキシカルボニルアミ
ノ基を有するポリピバリン酸ビニルを用いて、片末端に
メタクリルアミドh■造を有する下記の構造のポリピバ
リン酸ビニルマクロモノマーを合成した。合成条件と結
果を第7表に示す。
 II y C11,=C ツ C=O HsO−CCHi CHi 1)片末端にアンモニウム基を有するポリピバリン酸ビ
ニル2)メタクリル酸クロライド 実施例!8 撹拌吸、還流冷却管、窒素導入管および温度計を備えた
反応器に、参考例12で合成したポリ酢酸ビニルマクロ
モノマー50部、メタクリル酸メチル100部およびト
ルエン120部を1±込み、室l盆で窒素ガスをバブリ
ングして窒素置換をしi二。反応4の昇温を開始し内温
か60℃にGったところで2.2゛−アゾビスイソブチ
ロニトリル0.151をトルエン30部に溶解し窒素置
換した開始剤溶液を添加し重合を開始した。5時間撹拌
下に重合を続けた後冷却して重合を停止し、過剰のメタ
ノール中に重合液を投入し42部のポリマーを回収した
。生成したポリマーは、アセトン−メタノール系で2回
再沈精製し、60℃で減圧乾燥した。精製ポリマーにつ
いて、CDCl23でNMRを測定したところ、ポリ酢
酸ビニルマクロモノマー単位を20.2wL%含有した
重合体であった。また、GPC測定から求めたポリスチ
レン換算の重量平均分子量は47X IQ’であった。
実施例19〜26 実施例!に示したと同様の方法で、参考例12〜18で
合成したポリビニルエステル系マクロモノマーを用いて
重合体を合成した。結果を第8表にまとめて示す。
以下余白 実施例27 本発明で得られたポリビニルエステル系マクロモノマー
単位を含有する重合体は各種ポリマーブレンドま7二(
よボロマーアロイの一成分らしく(i相溶化剤として有
効であり、たとえば、実施例2に示したポリ酢酸ビニル
マクロモノマー重臣の含有量が40.5vL%およびス
チレン重臣の含有量が59.5vt%である重合体はポ
リメタクリル酸メチルと完全に相溶し透明な樹脂を与え
るほかポリスチレンとポリメタクリル酸メチルとの相溶
化剤として極めて有用であることが確認された。
L−」L皿]と丸A− 本発明の重合体は、従来知られている各種重合体の存在
下に、ビニルエステルを重合して得られるグラフト重合
体と異なり、技分子を構成するポリビニルエステル単位
の含有量、重合体および重合度分布、さらには共重合体
の分子量までもが制御されろ。その結果、得られろ共重
合体の高次構造制御が(よじめて可能とムリ、技分子導
入による流動性向上、さらにはポリビニルエステルの仔
する他の重合体との良好G相溶性を生かしfこ皿型合体
との相溶性向上等を極めて効率よく達成できる乙のと期
待される。
本発明グラフトポリマーは、上記特性を生かし、波頂や
成形樹脂、接着剤、塗料等の基材として用いられるのを
はじめとして、相溶化剤、分散剤。
表面改質剤等の添加剤として、また繊維やフィルム、複
合材料等にも使用できる。
【図面の簡単な説明】
第!図は実施例1で得与れたポリビニルエステル系マク
ロモノマー単位を含有する重合体のNMRスペクトルで
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ( I )一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [但し、R^1:水素原子またはメチル基 (X):以下に示すR^2側でSと結合するX_1また
    はX_2のいずれか1種の連結基 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R^2は分岐を有していてもよい 炭素数2〜20のアルキレン基) ▲数式、化学式、表等があります▼ (R^2は分岐を有していてもよい 炭素数2〜20のアルキレン基を 表し、R^3は水素原子または炭素 数4以下のアルキル基を表す) (PVES):ビニルエステル単位を含有する数平均重
    合度3以上の1価のポ リビニルエステル系重合体 をそれぞれ意味する。] で表されるポリビニルエステル系マクロモノマー単位を
    含有し、かつ重量平均分子量が10^3以上であるポリ
    ビニルエステル系マクロモノマー単位を含有する重合体
    。 (2)ビニルエステル単位が酢酸ビニル単位である請求
    項1記載の重合体。 (3)1価のポリビニルエステル系重合体(PVES)
    の重量平均重合度と数平均重合度の比が3.0以下であ
    る請求項1または2記載の重合体。
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