JPH03174285A - 分級板昇降装置付気流分級機 - Google Patents

分級板昇降装置付気流分級機

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JPH03174285A
JPH03174285A JP31052689A JP31052689A JPH03174285A JP H03174285 A JPH03174285 A JP H03174285A JP 31052689 A JP31052689 A JP 31052689A JP 31052689 A JP31052689 A JP 31052689A JP H03174285 A JPH03174285 A JP H03174285A
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Yusuke Yamada
祐介 山田
Satoshi Mitsumura
三ッ村 聡
Yasuhide Goseki
康秀 後関
Masakichi Kato
政吉 加藤
Hitoshi Kanda
仁志 神田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、分級室に供給した粉体材料に高速旋回渦流を
生起させて、微粉と粗粉とに遠心分離させる気流分級機
に関し、特に分級室の分級板の昇降を可能にした分級板
昇降装置付気流分級機に関する。
[従来の技術] 気流分級機の従来技術として、第4図に示すようなもの
がある。この分級機は、ケーシング3oの内側上部に分
級板31と、その上部に案内板32とを設け、上記分級
板31と案内板32との間に形成された分級室33の上
方に粉体供給筒34を接続し、その粉体供給筒34の外
周上部に接続した供給管35がら上記供給筒34の内部
に粉体を供給し、供給筒34の内側外周部に沿って旋回
しながら下降する粉体を分級室33に導き、その分級室
33内に流入する粉体を微粉と粗粉とに遠心分離し、微
粉を分級板31に接続した微粉排出管36から吸引排出
し、粗粉を分級板31の外周囲に形成された環状の粗粉
排出孔37からケーシング30の下部に排出させるよう
にしている。
このような分級機において、分級室に流入する粉体材料
が分級室の内側面に沿って旋回状に流動するとき、粉体
材料の各粒子には、遠心力と内向きの空気抵抗力が作用
し、この遠心力と空気抵抗力の均衡によって分級点が決
定され、分級室の外側には大きな粒子が旋回し、内側に
は小さな粒子が旋回することになる。従って、分級室の
底部中央と外周部の各々に排出口を形成することによっ
て、微粉群と粗粉群とに分離採集することができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、この種の分級機においては、分離粒子径
を調節する方法の一例として、微粉排出管上部に接続さ
れている分級板31の高さを変化させることで、分級室
33のボリュームを変え分級される分離粒子径を調節し
ていたが、かかる分級板31の高さを変化させるには、
分級機本体上部をその都度分解し、分級板31の高さを
適宜設定しなければならない等の不都合があった。
すなわち、本発明の目的とするところは、上述の如き不
都合を解消して、容易に任意の高さに分級板を設定する
ことができ、さらにはその操作性をも確保した、分級板
昇降装置付気流分級機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の特徴とするところは、ケーシングの内部に、上
面が外周部に向けて下り勾配をもって傾斜する円錐状分
級板と、かかる分級板の上方に下面が外周部に向けて下
り勾配をもって傾斜する円錐状案内板とを配置し、前記
分級板と案内板との間に形成された分級室内で粉体を旋
回させて微粉と粗粉とに遠心分離し、微粉を前記分級板
の中央開口部に接続した微粉排出管へ排出させると共に
、粗粉を前記分級板の外周部に形成した排出口より排出
させるようにした気流分級機において、前記分級室内の
分級板と微粉排出管との間に、分級機本体外部からの操
作により、分級機本体内部の分級板を昇降させ、任意の
分級点に設定することができる分級板昇降装置を設けた
気流分級機としている点にある。
上述本発明の特徴とする分級板昇降装置の具体的な構成
内容及びその作用については、以下に記載する実施例に
て詳細に説明する。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1.2図に基づいて説明す
る。第1図に示すように、ケーシングlの下部はテーバ
状を成し、その下端の開口が粗粉回収口2とされている
。また、ケーシング1の内側上部;;は分級板3とその
上方部に案内板4とが設けられ、上記分級板3の上面お
よび案内板4の下面は外周部に向けて下り勾配をもって
傾斜し、かかる分級板3と案内板4との間には分級室5
が設けられている。
上記分級板3の中央開口部には、微粉排出管6が接続さ
れ、かかる微粉排出管6の端部はケーシング1の側部を
貫通して外方に突出している。
また、分級板3の外周囲には、環状の粗粉排出孔7が設
けられている。
さらに、分級板3はケーシング内部に固定された分級板
案内支持棒8で支持されており、また分級板3の円筒部
の内側にはネジ部23が設けられており、かかるネジ部
に噛み合うように、円筒部にネジ部を有する大歯車9が
組合っている。この大歯車9は、大歯車回転台lOと、
その回転台に組み込まれているベアリング11と、さら
に、大歯車円筒部外側のベアリング12により支持され
ている。
また、大歯車9は小歯車13と噛み合っており、その小
歯車13は、ハンドル軸14の先端に接続されており、
ハンドル軸14は軸受15と、その軸受内に組み込まれ
ているベアリング16によって支持されている。かかる
ハンドル軸14は、微粉排出管6と同様にケーシング1
の側部を貫通して外方に突出しており、その先端にはハ
ンドル17が設けである。さらに、ハンドル軸14と軸
受15とのすき間から、粉体が流入するのを防止するた
めに、ハンドル軸14の外周部に粉体流人防止のカバー
18を設けている。
また、大歯車9と小歯車13の噛み合い部への粉体の流
入を防止するために、大歯車9と小歯車13の外周部に
は本体カバー19を設けである。同様に、分級板3と大
歯車9の円筒部のネジ部への粉体の流入を防止するため
に、本体カバー19に接続された円筒形カバー20を設
け、その端部にパツキン21を設けることにより粉体の
流入を防止している。
第2図において、ハンドル17を手動により回転させる
と、ハンドル軸14の先端に設けられている小歯車13
が回転し、その小歯車13と噛み合っている大歯車9が
回転する。このとき、大歯車9を支えている大歯車回転
台lOと大歯車9との間にはベアリング11が設けてあ
り、それにより大歯車9は大歯車回転台IOの上を滑ら
かに回転する。
大歯車9が回転すると、その円筒部のネジ部分で組み合
っている分級板3も同方向に回転しようとするが、分級
板案内支持棒8により円周方向の回転を抑制されている
ため、回転力は円周方向には働かずに上下の方向へ働く
ので、分級板3は上向あるいは下向に移動する。
このとき、微粉排出管6内やケーシング1内部には粉体
が流れているが、本体カバー19により、大歯車9と小
歯車13の噛み合い部分への粉体流人を防ぐことができ
る。
また、分級板3の上下の移動に伴い、大歯車円筒部のネ
ジ部分と分級板円筒部のネジ部分が、粉体の流れている
ケーシング1内部や、微粉排出管6内に露出し、粉体が
ネジ部に流入することを防ぐため、分級板円筒部の外周
部に本体カバー19と接続された円筒形カバー20を設
け、その先端部の内側に1分級板円筒部と接触するパツ
キン21が備えられ、ここで粉体のネジ部への流入を防
止している。
また、微粉排出管6の内側からの粉体流人防止のために
、分級板円筒部の内側に二重構造で粉体流人防止カバー
22を設け、さらにその先端の内側には同様にパツキン
21が備わっており、ここで粉体のネジ部への流入を防
止している。
第3図は、上記分級板昇降装置付分級機の他の実施例で
あり、第1図に示す分級機に対して、分級機本体上部の
分級室5および案内板4の形状を異ならしめたものであ
る。
以上述べた実施例では、本発明の分級板昇降装置として
、第1〜3図に示すように歯車による伝達機構を用い、
歯車軸の位置関係として交差軸歯車、歯車の種類として
かさ歯車による例を示したが、本実施例に限られず、軸
の位置関係としては他に食い違い軸歯車等、また、歯車
の種類としては他にまがりばかさ歯車、ハイポイドギヤ
、円筒ウオームギヤ等の使用が可能である。
[発明の効果〕 以上説明したように、本発明の分級板昇降装置付気流分
級機によれば、分級機本体の外部からハンドルを回すと
いう簡単な操作で、容易に分級点を調節することができ
、従来のように、その都度分級機本体を分解して分級機
内部を清掃し、分級点を変えるなどという面倒な手間が
省け、さらにハンドルの回転角によって分級板の上下移
動距離の微調整が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る分級機の一実施例を示す縦断面
図である。 第2図は、同上の要部を示す縦断面図である。 第3図は、同上の他の実施例を示す縦断面図である。 第4図は、従来の分級機を示す概略図である。 l、30・・・ケーシング  2・・・粗粉回収口3.
31・・・分級板   4,32・・・案内板5.33
・・・分級室   6,36・・・微粉排出管7.37
・・・粗粉排出孔  8・・・分級板案内支持棒9・・
・大歯車    lO・・・大歯車回転台11.12.
16・・・ベアリング 13・・・小歯車14・・・ハ
ンドル軸  15・・・軸受17・・・ハンドル   
 18・・・招幻u肪止カバー19・・・本体カバー 21・・・パツキン 23・・・ネジ部 35・・・供給管 20・・・円筒形カバー 22・・・分級板円筒部粉体 流人防止カバー 34・・・粉体供給筒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケーシングの内部に、上面が外周部に向けて下り
    勾配をもって傾斜する円錐状分級板と、該分級板の上方
    に下面が外周部に向けて下り勾配をもって傾斜する案内
    板とを配置し、前記分級板と案内板との間に形成された
    分級室内で粉体を旋回させて微粉と粗粉とに遠心分離し
    、微粉を前記分級板の中央開口部に接続した微粉排出管
    へ排出させると共に、粗粉を前記分級板の外周部に形成
    した排出口より排出させるようにした気流分級機におい
    て、前記分級室内の分級板と微粉排出管との間に、分級
    機本体外部からの操作により、分級機本体内部の分級板
    を昇降させ、任意の分級点に設定することができる分級
    板昇降装置を設けたことを特徴とする分級板昇降装置付
    気流分級機。
  2. (2)前記分級板昇降装置が分級機本体外部からの操作
    軸に小歯車、分級板の微粉排出用円筒部にネジ部、該分
    級板のネジ部に噛み合う円筒ネジ部と前記小歯車に噛み
    合う大歯車とを有した部材とから少なくとも構成される
    交差軸歯車構造であることを特徴とする請求項1記載の
    分級板昇降装置付気流分級機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110449357A (zh) * 2019-06-28 2019-11-15 重庆瀚渝再生资源有限公司 一种粉体分级机

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5448378A (en) * 1977-09-24 1979-04-16 Nippon Pneumatic Mfg Air current classifier
JPS5481171U (ja) * 1977-11-18 1979-06-08

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