JPH03173076A - 電気コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は改良した端子保持手段を有する電気コネクタに
関する。

〔従来の技術〕

端子保持手段は電気コネクタの技術分野では周知である
。種々の型式の保持手段は以下に述べるいくつかのカテ
ゴリのうちの１つに入る。第１のカテゴリは、完全な可
撓性コネクタハウジングであり、そのハウジングの曲が
りにより端子の挿抜を可能にし、且つ解除した通常の位
置で複数の端子を確実に保持する。第２の型のコネクタ
ハウジングは、硬質コネクタハウジングにヒンジ結合さ
れたカバー又は他の可動部材を有し、端子の挿抜を可能
にする変位位置から端子の抜けが禁止される通常位置へ
移動可能なものである。第３の型の電気コネクタは、工
具の必要性を事実上な（したものであり、ハウジング上
に変位可能に取付けられるコネクタハウジングの複数の
部品を有するものである。例えば、複数の部品は複数の
端子の移動を規制する為にハウジング内に位置決めして
もよい。或いはハウジングの部品は最初一体化した部分
として成形し、次に分離され端子に対し障壁を形成する
ように配置変えしてもよい。第４の型のコネクタは複数
のキャビティの列間でコネクタハウジングの嵌合面に受
容される楔手段を用い、そこでは楔は複数の端子ラッチ
アーム間の間隙に取付けられラッチアームが撓んで端子
から外れることを防止するものである。

〔課題解決の為の手段及び作用〕

本発明の電気コネクタはハウジング部材内に少なくとも
１個の端子受容キャビティを形成すると共に該キャビテ
ィと対応する外壁面に片持ち梁状の可撓性アームを形成
し、　前記ノ１ウジング部材の外部に、斜面を有する摺
動可能なフレームを設け、該フレームを前記ハウジング
部材に対して摺動することにより前記カム面で前記可撓
性アームを作動して前記端子を前記キャビティ内に固定
することを特徴とする。

即ち、本発明は電気コネクタ用の改良した端子保持シス
テムを提供するものである。本発明は、コネクタ嵌合面
及び導体受容面を有し、前記両面間に延びる２列の端子
受容キャビティ付きの絶縁材料で成形した電気コネクタ
ノ１ウジング部材を具える。前記各キャビティはその壁
部から突出し、前記キャビティに着座した端子と係合す
る第１可撓性ランスを具える。この改良したところは前
記各キャビティの対向する壁部に前記端子との非係合位
置から係合位置へ可動である第２可撓性ランス（可撓性
アーム）と前記導体受容面の方へ向けて第１位置から第
２位置に可動の前記ハウジング部材に対し摺動可能なフ
レームとを設けた点にある。ハウジング部材に対するフ
レームの相対的な移動により第２の可撓性ランスは前記
端子係合位置に移動し、それにより前記端子はその中に
確実に保持される。その特徴は下記の実施例の説明、特
に添付図を参照して読むことにより最もよく理解される
であろう。

〔実施例〕

第１Ａ図及び第１Ｂ図を参照すると、複数の電気端子が
挿入され、且つ本発明による新規なロック機構によりハ
ウジング内にこれら端子を確実に保持する型の電気コネ
クタハウジング部材１０が図示されている。プラスチッ
クのような絶縁材料で成形されるハウジング部材１０は
、頂壁１２、底壁１４、及び１対の側壁１６から成る。

このような壁部は、コネクタ嵌合面１８及び導体受容面
２０を有する略矩形のハウジングを画定している。前記
ハウジング部材内には２列に配列した複数のキャビティ
２２があり、その各キャビティは複数の電気端子又はリ
セプタクル（図示せず）を受容する。

各主要壁、即ち頂壁１２、底壁１４は下にあるキャビテ
ィ２２と整合し、且つ連通ずる片持式又は第２可撓性ラ
ンス２４を特徴としている。このような複数の第２可撓
性ランス２４はハウジング部材１０と一体に成形されて
おり、且つ通常即ち弛緩した位置ではこの主要壁面を超
えて外部に突出する自由端２６を有する。この目的は、
以下の説明により一層明白になろう。

複数のハウジング側壁１６には間隔を空けた少なくとも
１組の突部３０．３２が設けられ、各突部はコネクタ嵌
合面１８の方に傾いた傾斜面３０°、３２°を有してい
る。それは第２Ａ図及び第２Ｂ図に図示する如くフレー
ム４０についての以下の説明から理解できよう。これら
の突部は前記フレーム４０と協働して、このフレーム４
０が前記ハウジング部材１０に対し相対的に移動するこ
とを規制している。

頂壁１２の別の特徴は端５２においてハウジング部材１
０と一体に成形された可撓性ロック機構５０を設けたこ
とである。このロック腕は１対の平行腕５４を特徴とし
、その複数の外端５６は共通の術部材５８により結合さ
れており、その目的はこれらの平行腕５４が頂壁１２に
直角方向に撓むことを可能にすることである。

第２Ａ図及び第２Ｂ図のフレーム４０を参照すると、こ
の部材は各々平行な上部壁６０、下部壁６２、及び１対
の側壁６４によって形成される一端を開放した本体を具
える。略矩形状の形状によりハウジング部材１０を囲み
且つ摺動可能に係合することが可能である。上部壁６０
及び下部壁６２の内側には、軸方向に配設した複数のス
ロット７０を設け、その溝の閉鎖端は斜面７２になって
おり、複数の第２可撓性ランス２４のカム面になってい
る。このスロットの数は第２可撓性ランス２４の数と同
一であり、キャビティ２２の数とも同一である。更に、
複数の突起４４．４６を受容する通路、即ち溝を設けて
ノ＼ウジング部材にフレームを位置決め、即ち整合する
為に中間の隣接する複数の溝７０．７４を設けてもよい
。結局、溝７４の長さが限られている為、ハウジング部
材１０及びフレーム４０との相対的な移動は制限される
。主要部品間の摺動関係をさらに確実にする為に、複数
のリブ８４．８６を設け、ハウジング部材１０の対応す
る複数の溝８ｏ、　ａ２内で摺動するようにしてもよい
。

複数の側壁６４は可撓性ラッチアーム９０を具え、フレ
ーム４０をハウジング部材１０にかぶせると突部３０に
係合する。即ち突部３０と最初に係合すると、複数の可
撓性ラッチアーム９０は傾斜面３０″に乗り、頂部を超
えると可撓性ラッチアーム９０は通常の位置にスナップ
バックし突部３０と係合する。対応する部品の完全な嵌
合については後述する。覆い９２は可撓性ラッチアーム
９０を覆い可撓性ラッチアーム９０が突部３０から不完
全に係合がはずれることを防止する。

上部壁６０は橋桁９６を設けた開口９４をその中心に具
えている。開口９４は可撓性ロック機構５０に適応した
寸法であることに注意すべきであろう。即ち、フレーム
４０は摺動係合をする為にハウジング部材１０の上に装
着されるので、術部材５８は押し下げて橋桁９６の下を
通してもよい。第６Ａ図に最もよく示す如く、完全に嵌
合すると術部材５８が開放され可撓性ロック機構５０が
通常の撓まない位置に復帰し、橋桁９６により所定の位
置にロックされる。

第３図及び第４図は組立てたコネクタを通る断面図でそ
の中の複数の端子１００がハウジング部材１０内に確実
に固定される状態を示している。図によると端子１００
は各キャビティ２２に１個あり、相手方の平形雄タブと
嵌合する雌リセプタクル接触子である。当該技術分野で
知られている如（、金属板ブランクから形成することが
できる端子１００は、接触部１０２、中間部１０４、及
び導体接続部１０５を具える。その接触部１０２は例に
よれば、下方及び前方に向き頂部１１０を有する後部１
０８で一体になった片持梁腕１０６を特徴としている。

この片持梁腕１０６は、浮上がり基部１１２と協働し相
補形の雄タブと電気的接触を付与する。

導体接続部１０５は１対のタブ状突起部１１４．１１６
を具え、各々電気導体コアの絶縁体及び電気導体を圧着
する。中間部１０４は凹部１２０の上部及び下部の複数
の窓を存する。第Ｓ図及びｔｌＥ４ｒＩ４に示す如く、
この複数の一側に沿った窓は、２列のキャビティ２２間
の共通のキャビテイ壁から突出した第１可撓性ランス１
２２を受容する手段である。ハウジング１０の頂壁１２
及び底壁１４に近接した逆向きの複数の窓１２０は、複
数の第２可撓性ランス２４を受容するように適応してい
る。即ち、複数の端子１００が導体受容面２０から嵌合
面の方へキャビティ２２内に完全に挿入されると、凹部
１２０は第２可撓性ランス２４を受容するように適切に
位置決めされる。

第３図、第５Ａ図及び第５Ｂ図はフレーム４０がハウジ
ング部材１０に完全に嵌合する前の相対的位置を示す。

それに対し、第４図、第６Ａ図、及び第６Ｂ図は完全に
ラッチ止めされた位置を示す。

第３図及び第４図を対比するとわかるように、フレーム
４０が導体受容面２０へ向かう方向へハウジング部材１
０の方へ相対的に移動すると、斜面７２は第２可撓性ラ
ンス２４を適切な凹部１２０の内方へ押圧する。この配
置により各端子は１対のランス即ちアームの連結作用に
より確実に保持される。

複数の端子の保合と共に、嵌合前の移動に対し、各部品
を係合することは重要である。簡単に上述した如く、フ
レーム４０とハウジング部材１０の係合はその各側と頂
部に沿ってなされる。第５Ａ図、及び第５Ｂ図に示す如
く、フレーム４０が移動すると可撓性ラッチアーム９０
が上がり、次に傾斜面３２に乗り突部３２を超える。更
に前方への移動は突起４４、４６がそれらの対応する複
数の溝の端部に達する為、阻止される。また、可撓性ロ
ック機構５０は橋桁９６の下を通りそこで係合する。保
合状態は第６Ａ図及び第６Ｂ図に示す。

〔発明の効果〕

本発明の眠気コネクタは、接触子内へ突部を押圧する摺
動可能なハウジングにより接触子の２次ロックが付与さ
れる。接触子が適切に着座していない場合は、摺動可能
なハウジングは充分には動くことができないので事前に
チエツク（確認）することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１Ａ図及び第１Ｂ図は夫々本発明の実施に適した型の
電気コネクタハウジング部材の頂部及び底部の斜視図で
ある。 第２Ａ図及び第２Ｂ図は夫々第１Ａ図及び第１Ｂ図のハ
ウジング部材と協働し、ハウジング部材内に取付けた端
子部材の維持をもたらす摺動フレーム部材の頂部及び底
部の斜視図である。 第３図はハウジング部材内に装着された複数の端子に関
して第１、即ち係合前の関係にあるハウジング部材とフ
レームの断面図である。 第４図は第３図と同様に端子係合位置にある各部材を示
す断面図である。 第５Ａ図及び第５Ｂ図は夫々第３図の保合前の位置にあ
る本発明の組立てられたコネクタ部材の頂部及び底部の
斜視図を示す。 第６Ａ図及び第６Ｂ図は夫々第５Ａ図及び第５Ｂ図と同
様であるが、第４図の係合位置を示す頂部及び底部の斜
視図である。 １０　、、、、ハウジング部材　１２．１４　、、、、
外壁面２２　、、、。 ２４　、、、。 端子挿入用キャビティ 可撓性アーム　　４０　、、、。 フレーム ７２　、、、。 斜面 １００　、、、。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ハウジング部材内に少なくとも１個の端子受容キャビテ
   ィを形成すると共に該キャビティと対応する外壁面に片
   持ち梁状の可撓性アームを形成し、前記ハウジング部材
   の外部に、斜面を有する摺動可能なフレームを設け、 該フレームを前記ハウジング部材に対して摺動すること
   により前記斜面で前記可撓性アームを作動して前記端子
   を前記キャビティ内に固定することを特徴とする電気コ
   ネクタ。