JPH03172616A - 潤滑油挿入システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は米国政府の後援によシ行われ、米国政府はその
中の成る権利を有する。

本発明は軸受、特に軸受を潤滑する装置に関する。

〔従来の技術とその問題点〕

軸受Ｏ寿命をのばすために１従来のシステムは、操作時
、潤滑剤（普通、成る株のオイル）を軸受へ付加する丸
めに開発された。（ここに使用される”オイル”という
言葉は一般的な潤滑材として使用され、オイル、合成樹
脂、黒鉛、グリース・・・・・　を含むように意図され
る）。これらの従来のシステムはそれに関連した多くの
問題を有する。

オイルミストシステムはオイルの位置づけに必要な調節
を行わない。また、所定の時間に多量すぎる量のオイル
を注入しなければならない。コーン形注入システムは軸
受の接触部分へオイルを正確に供給することに欠け、ま
九、軸受の外側に比較的多量のスペースを必要とする。

外側レース注入システムはボール軸受の固定リングを貫
通する孔を有する。この孔はボールとレースとの接触区
域のすぐ外側でレースを横切る。孔を通って供給される
オイルは通過ボールにぶつかシ、それによって分配され
る。供給システムに関する問題は、比較的高速度で移動
し、同時にそれ自体の軸線のまわシで回転するボールが
、分配されるオイル部分を軸受の非有用部分へとばす事
である。この供給システムに関する第２の問題は、注入
孔が走行軌道に接近していることである。

〔発明の目的と概要〕

かくして、軸受の走行軌道へオイルを供給し、前記従来
のシステムの諸問題を排除するシステムを提供する必要
がある。本発明は、所定量のオイルを軸受の接触部分へ
注入することにより、上記従来のシステムの諸問題を排
除した潤滑システムを提供することである。

従って、本発明は、回転エレメントを有し、軸受の重要
部分へオイルを挿入するシステムを提供する。このシス
テムは軸受に対して所定位置へ潤滑油を供給する供給部
材で成る。回転軸線のまわシで回転する軸受け、潤滑油
を軸受の回転軸線の外方へ放出させる。外方軸受面の外
方へ伸長する舌片を有するケージ部材は、潤滑油を捕集
し、それを軸受の外面へ導き、さらに軸受の回転エレメ
ントへ導き、それからオイルは内側レースへ導かれる。

従って、本発明の目的はオイルを軸受へ付加する装置を
提供することである。

本発明の賜うひとつの目的は所定量のオイルを軸受へ付
加する装置を提供することである。

本発明のさらにもうひとつの目的は軸受の円形部分へ所
定量のオイルを付加する装置を提供することである。

本発明のさらにもうひとつの目的は、軸受の通常の操作
を妨害することなしに軸受の円形部分へ所定量のオイル
を付加する装置を提供することである。

本発明のこれらの目的及び他の目的は次の説明及び添付
図面に関連して説明するときによル明らかとなるであろ
う。本発明の一部を形成する図面において、同一部分は
同一符号で示す。

〔実施例〕

第１図を参照すれば、回転軸に装着され、本発明の潤滑
注入システムを有する軸受の部分断面図が示されている
。軸受１はカートリッジ２内に包含され、回転軸９のま
わシで軸３によシ駆動される。軸受１は内側レース５と
、外側レース６と、ケージ７と、軸受ボール８（即ち回
転部材）とを有する。潤滑流体又は潤滑材料は供給管（
即ち、ここではもつと簡単な形で示す管）４を介して軸
受１へ送られる。（“オイル”という用語は以後、潤滑
流体、即ち潤滑材を指し、オイル、グリース。

合成油、黒鉛・・・・・を含むように一般的なものであ
ることに注意する）。

これから潤滑挿入システムの操作について説明する。第
２図を参照すれば、軸受１の拡大部分断面図が示され、
供給管４からボールの走行軌道までの油路を示す。軸受
１を潤滑したい場合、供給管４へ所定量の油が吐出され
る。本発明の好ましい実施例において、分配管４′の面
は内側レース５′の外側面と平行をなし、そこから距離
り、の所に配置される。油が供給管４へそこを通って吐
出される時、供給管４の面に、油の半球体が形成され始
める。（距離り、は、油の半球体が形成し終わり、落下
する前に、供給管４０面に形成される油滴１１が内側レ
ース５と接触するように選択される）。油滴１１が十分
に大きくなると、回転軸線９のまわシを軸３と共に回転
する軸受１の内側レース５と接触する。オイルと内側レ
ース５との間の粘性カプリングが油滴１１へはずみをつ
け、その油滴を内側レース５に対して正接状に、しかも
回転軸線９からケージ７まで外方へ押しやる。

ケージ１の外側部分は内側レース５の外面から距離Ｄ１
だけ伸長する。距離Ｄ！は距離ａＳ　よシ大きい。回転
する内側レース５によシ外方へ押圧される油滴１１はケ
ージＴの伸長部分によシつかまシ、軸受内へ導かれる。

各油滴の少くとも一部分はケージ７に接着し、油滴の成
る部分はケージ１の表面から偏向する。

ケージ７から偏向し九油は回転軸線９に対するケージＴ
のぶつかシ角によシボール８へ向って導かれる。ケージ
７の内径及び外径の全ての表面は角度を有してお夛、そ
れらの角度はケージ７０表面のオイルに作用する遠心力
がそのオイル（矢印線）をボールポケットへ、即ちケー
ジの最大外径地点（点Ｂ）へ導くように形成される。点
Ｂ１即ち最大外径地点は、軸受の公称操作接触角（即ち
走行軌道）１０と一致するように選択される。ボール８
によって捕集されないオイルは、そのオイルが通常の走
行軌道１０の部分で外側レース６と接触するように外方
へ放り出される。ケージの外側コーナ１２は丸味を有し
ているので、ケージＴの外面と接触するオイルはケージ
に沿って点Ｂｉでクリープし、軸受の外側の辺縁（二次
的には、点線で示す油路）へ放り出されることは危い。

第３図を参照すれば、供給管４の配置図が示されている
。この供給管４の配置と材料はオイルが偶発的に漏れる
のを防止するために重要である。

その材料は使用するオイルに対して濡れないものでなけ
ればならない。本発明の好ましい実施例において、テフ
ロン材を使用するが、これがノズル（即ち、供給管）４
を形成する。ノズルの端部は滑らかで、内側レース５の
外面に平行でなければならない。ノズル４の軸線は軸受
１の内側レース５′の外面に画直でなければならない。

ノズル面もま九、滑らかな底面仕上げを有し、吸湿性を
最小にするためにできるだけきれいでなければならない
。点線Ｃは半球形を示し、これは軸受の内側レース５が
存在しない場合に、供給管４へ１００分の１リツトルの
量が吐出される結果として形成される。はんの一部しか
示していないけれども、供給管がカートリッジ、又はカ
ートリッジ締めリング２に取付られるか、そのリングの
一部を形成することは、この技術に熟達した人にとって
理解されるでおろう。

第４図を参照すれば、ケージ（即ち軸受ケージ）Ｔの図
が示されている。好ましい実施例のケージはこの技術に
精通し九人々にとって周知のノ（イヤス艷−ジであるが
、これは本発明の潤滑システムを達成するために必要な
ものではない。断面Ｘ−Ｘは回転軸線９に対するケージ
７の内部角を示し、上記点ＡとＢを示す。ケージ７の外
面はケージ７の外面と接触する油の流れが上記点Ｂまで
クリープするように丸味のあるコーナを有する。表面“
Ｄ”Ｅ　ＩＩ”Ｆ″“Ｇ”は、好ましい実施例において
、平面であるけれども、これらの表面が丸味を有するこ
とはこの技術に熟達し九人々にとって理解されるであろ
う。回転軸ｆａ９のまわりの円の直径は表面り、Ｅ、Ｆ
に沿って円Ｊへ向って内方へ大きくなるように形成する
だけでよい。円Ｊは最大直径を有する。これは表面り、
Ｅ、Ｆ’のオイルがそのオイルに作用する円心力によっ
て円Ｊへ向って内方へクリープすることを保証する。断
面Ｘ−Ｘは回転エレメントのための開口（即ち開口１５
）を省略している。

ここで第５図を参照すれば、回転軸に装着され、本発明
の潤滑システムのもうひとつの実施例を示す軸受が部分
断面図で示されている。供給管４は軸受１に対して所定
の位置へ油滴１１を供給する。

ケージ７の外側部分は軸受１から外方へ伸長するので、
油滴１１が供給管から滴下する時（この場合、重力のよ
うな力によって、油滴はケージ１の舌片の伸長部分へ導
かれる）、その油滴はケージＴの伸長部分により捕集さ
れ、その油滴は前述のように、軸受１内へ導かれる。こ
の実施例において、供給管４の面を内側レース５の面に
十分に接近させ、油滴１１の増大を妨ける必要はない。

この場合、油滴１１はケージ７の伸長部分へ“落下“す
るのが望ましい。

前述の挿入法は特に、軸受カートリッジのガスの流体力
学的効果が油滴の効果や内側レースから油滴までのはず
みの移動を妨けないような真空状態、又は部分真空状態
において有効である。但し、本発明のシステムが油滴の
形成を妨けるか、又は前述のように油の流れを事実上妨
げるような外力が作用しないような環境で作動すること
はこの技術に熟達した人にとって理解されるであろう。

さらに、ケージや供給管も本発明の範囲内で外力を克服
するように変形しうる。好ましい実施例はボール軸受の
挿入システムについて説明しているけれども、このシス
テムはローラ軸受を含む他の型の軸受にも等しく適用で
きることも理解されるであろう。

ここには、本発明の好ましい実施例を説明してき良けれ
ども、本発明の基本的な本旨と範囲から離れることなし
に多くの変形をなしうる。従って、特許請求の範囲には
、本発明の範囲内にあるそのような変形例を全て含む。

【図面の簡単な説明】

第１図は回転軸に装着され、本発明の潤滑システムを有
する軸受の部分断面図を示し、第２図は軸受の拡大部分
図を示し、油の流路を示す。 第３図は軸受に対する供給管の配置を示す。 第４図は本発明の好ましい実施例のケージを示す。 第５図は本発明の潤滑システムのもうひとつの実施例の
部分断面図を示す。 く図中符号の説明〉 １・・・・軸受、２・・・・カートリッジ、３・・・・
軸、４・・・・供給管、５・・・・内組１ル−ス、６・
・・・外側レース、７・・・・ケージ、８・・・・ボー
ル、９・・・・回転軸線、１０・・・・走行軌道、１１
・・・・油滴。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ａ）、軸受に対して所定位置へ潤滑油を供給する供
   給手段と、 ｂ）、潤滑油を軸受の回転エレメントへ導くため、所定
   位置へ供給される潤滑油を捕集するケージ手段とで成り
   、回転エレメントを有する軸受へ潤滑油を挿入するシス
   テム。 ２、回転エレメント、内側レース及び外側レースを有し
   、回転軸線のまわりで回転する軸受へ潤滑油を挿入する
   システムであつて、このシステムは：ａ）、軸受に対し
   て所定位置へ潤滑油を供給する供給手段と、 ｂ）、軸受の回転により生じる油滴に作用する力によつ
   て内側レースから放り出される潤滑油を捕集するケージ
   手段とで成り、前記所定位置は、供給手段の出口に形成
   された潤滑油の小滴が内側レースと接触するように、軸
   受の内側レースのすぐ近くに位置することを特徴とする
   システム。