JPH03172580A - アキシャルピストン装置 - Google Patents
アキシャルピストン装置Info
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- JPH03172580A JPH03172580A JP1309014A JP30901489A JPH03172580A JP H03172580 A JPH03172580 A JP H03172580A JP 1309014 A JP1309014 A JP 1309014A JP 30901489 A JP30901489 A JP 30901489A JP H03172580 A JPH03172580 A JP H03172580A
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- swash plate
- pressure
- piston
- plunger
- stroke
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Links
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Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、アキシャルピストンポンプまたはモータ等の
アキシャルピストン装置に関する。
アキシャルピストン装置に関する。
従来アキシャルピストン装置において、吸入行程と吐出
行程との間の切換わり時に、プランジャ室内が外部から
遮断された状態で膨張収縮するた(1) (2) め、このプランジャ室内の圧力が上昇あるいは下降し、
吸入ポートあるいは吐出ポートと連通ずる瞬間に圧力脈
動が生じて騒音が発生する。この圧力脈動は、吸入ポー
トおよび吐出ポートにノツチを形成して、プランジャ室
が吸入ポートおよび吐出ポートに連通ずる際の急激な圧
力変動を緩和することによりある程度低減可能であるが
、流体の作用圧力(ポンプにおいては吐出圧力、モータ
においては供給圧力)が大きく変化する場合、この緩和
効果は不十分である。上記圧力脈動を防止するための機
構としては特開昭62−23580号公報に記載のもの
がある。同公報に記載の装置は吸入ポート入口と隣接し
た部分と吐出ポート入口に隣接した部分にそれぞれのポ
ートと連通した複数の連通孔を設け、プランジャ室が吸
入及び吐出ポートに開放されるのに先立って上記連通孔
を介して吸入及び吐出ポートに連通ずるようにしてプラ
ンジャ室内の圧力を吸入及び吐出ポートの圧力に近づけ
る予減圧及び予圧縮行程を設け、急激な圧力変化を防止
している。上記特開昭62−23580号公報に記載の
装置では更に上記複数の連通孔を順に閉鎖/開放するこ
とによって上記予減圧及び予圧縮行程の期間を作用圧力
に応じて調整する機構を備えている。
行程との間の切換わり時に、プランジャ室内が外部から
遮断された状態で膨張収縮するた(1) (2) め、このプランジャ室内の圧力が上昇あるいは下降し、
吸入ポートあるいは吐出ポートと連通ずる瞬間に圧力脈
動が生じて騒音が発生する。この圧力脈動は、吸入ポー
トおよび吐出ポートにノツチを形成して、プランジャ室
が吸入ポートおよび吐出ポートに連通ずる際の急激な圧
力変動を緩和することによりある程度低減可能であるが
、流体の作用圧力(ポンプにおいては吐出圧力、モータ
においては供給圧力)が大きく変化する場合、この緩和
効果は不十分である。上記圧力脈動を防止するための機
構としては特開昭62−23580号公報に記載のもの
がある。同公報に記載の装置は吸入ポート入口と隣接し
た部分と吐出ポート入口に隣接した部分にそれぞれのポ
ートと連通した複数の連通孔を設け、プランジャ室が吸
入及び吐出ポートに開放されるのに先立って上記連通孔
を介して吸入及び吐出ポートに連通ずるようにしてプラ
ンジャ室内の圧力を吸入及び吐出ポートの圧力に近づけ
る予減圧及び予圧縮行程を設け、急激な圧力変化を防止
している。上記特開昭62−23580号公報に記載の
装置では更に上記複数の連通孔を順に閉鎖/開放するこ
とによって上記予減圧及び予圧縮行程の期間を作用圧力
に応じて調整する機構を備えている。
特開昭62−23580号公報に記載の装置は作用圧力
に応じて予減圧及び予圧縮行程の期間を変えることによ
り、全圧力範囲にわたって騒音の低減を図れる利点があ
るが、その反面上述の連通孔を開閉する機構が必要とな
り構成が複雑で装置自体も大型化する問題がある。また
連通孔を通じて吸入及び吐出ポートに流体が出入するた
め、ポンプ吐出圧が高い場合にはポンプ吐出容量が変化
したり、動力損失が増加する問題がある。
に応じて予減圧及び予圧縮行程の期間を変えることによ
り、全圧力範囲にわたって騒音の低減を図れる利点があ
るが、その反面上述の連通孔を開閉する機構が必要とな
り構成が複雑で装置自体も大型化する問題がある。また
連通孔を通じて吸入及び吐出ポートに流体が出入するた
め、ポンプ吐出圧が高い場合にはポンプ吐出容量が変化
したり、動力損失が増加する問題がある。
本発明は上記問題に鑑み、簡単な構成により、プランジ
ャ室が吸入及び吐出ポートと連通ずる際の圧力脈動を防
止して、全作動圧力範囲にわたって騒音を低下させるこ
とのできるアキシャルピストン装置を提供することを目
的とする。
ャ室が吸入及び吐出ポートと連通ずる際の圧力脈動を防
止して、全作動圧力範囲にわたって騒音を低下させるこ
とのできるアキシャルピストン装置を提供することを目
的とする。
(3)
(4)
〔課題を解決するための手段〕
本発明のアキシャルピストン装置は前述の従来技術のよ
うに連通孔を用いることなく、予圧縮予減圧区間でプラ
ンジャ室内が外部から遮断されたままの状態でピストン
の上昇及び下降行程の位相を調整することにより吸入及
び吐出ポートと連通ずる際の圧力差を少なくする予圧縮
予減圧機構を備えると共に、更に作用流体の圧力に対す
る体積弾性率の変化に基づいて上記ビストンストローク
の位相変化量を圧力に対して非線形に設定するようにし
たことを特徴とする。すなわち、本発明によれば中心に
対して相互に反対側に設けられた吸入ポートおよび吐出
ポートを有するハウジングと、このハウジング内に設け
られた回転軸と、前記ハウジング内に、前記回転軸の軸
芯に対して傾斜して設けられた斜板と、前記回転軸の軸
芯周りに回転自在に設けられ、前記吸入ポートおよび吐
出ポートに連通可能なプランジャ室を有するシリンダブ
ロックと、前記シリンダブロック内に摺動自在に収容さ
れるとともに、頭部が前記斜板に摺接係合し、前記シリ
ンダブロックの回転に伴ない前記斜板との係合位置が変
化することにより前記軸芯に略平行に変位して前記プラ
ンジャ室を膨張、収縮させ、流体を前記吸入ポートから
プランジャ室に吸入し、前記吐出ポートから吐出するピ
ストンとを備えたアキシャルピストン装置において、前
記プランジャ室が前記吸入ポートと連通終了する位置で
の前記ピストン頭部と、前記プランジャ室が前記吐出ポ
ートと連通終了する位置での前記ピストン頭部とを結ぶ
直線を回転中心として前記斜板を回転変位させる作動手
段と、前記流体の作用圧力を検出する圧力検出手段と、
該圧力検出手段の検出した作用圧力に応じて、該作用圧
力が上昇するにつれて作用圧力の増分に対する前記斜板
の回転変位量の増分が減少する所定の非線形特性で前記
作動手段の作動量を設定する回転変位設定手段とを備え
る予圧縮予減圧制御機構を設けたことを特徴とするアキ
シャルピストン装置が提供される。
うに連通孔を用いることなく、予圧縮予減圧区間でプラ
ンジャ室内が外部から遮断されたままの状態でピストン
の上昇及び下降行程の位相を調整することにより吸入及
び吐出ポートと連通ずる際の圧力差を少なくする予圧縮
予減圧機構を備えると共に、更に作用流体の圧力に対す
る体積弾性率の変化に基づいて上記ビストンストローク
の位相変化量を圧力に対して非線形に設定するようにし
たことを特徴とする。すなわち、本発明によれば中心に
対して相互に反対側に設けられた吸入ポートおよび吐出
ポートを有するハウジングと、このハウジング内に設け
られた回転軸と、前記ハウジング内に、前記回転軸の軸
芯に対して傾斜して設けられた斜板と、前記回転軸の軸
芯周りに回転自在に設けられ、前記吸入ポートおよび吐
出ポートに連通可能なプランジャ室を有するシリンダブ
ロックと、前記シリンダブロック内に摺動自在に収容さ
れるとともに、頭部が前記斜板に摺接係合し、前記シリ
ンダブロックの回転に伴ない前記斜板との係合位置が変
化することにより前記軸芯に略平行に変位して前記プラ
ンジャ室を膨張、収縮させ、流体を前記吸入ポートから
プランジャ室に吸入し、前記吐出ポートから吐出するピ
ストンとを備えたアキシャルピストン装置において、前
記プランジャ室が前記吸入ポートと連通終了する位置で
の前記ピストン頭部と、前記プランジャ室が前記吐出ポ
ートと連通終了する位置での前記ピストン頭部とを結ぶ
直線を回転中心として前記斜板を回転変位させる作動手
段と、前記流体の作用圧力を検出する圧力検出手段と、
該圧力検出手段の検出した作用圧力に応じて、該作用圧
力が上昇するにつれて作用圧力の増分に対する前記斜板
の回転変位量の増分が減少する所定の非線形特性で前記
作動手段の作動量を設定する回転変位設定手段とを備え
る予圧縮予減圧制御機構を設けたことを特徴とするアキ
シャルピストン装置が提供される。
(5)
(6)
〔作 用〕
プランジャ室が吸入ポートと連通終了する位置でのピス
トン頭部と、プランジャ室が吐出ポートと連通終了する
位置でのピストン頭部とを結ぶ直線を回転中心として、
予圧縮予減圧制御機構によって、斜板を回転変位させる
ことにより、ピストンの往復動の位相が変化して、予減
圧行程および予圧縮行程におけるピストンのストローク
が変位する。本発明では上記斜板の回転変位量と吐出圧
との関係を作用流体の体積弾性率の圧力変化に合わせて
非線形に設定しているため吐出圧に応じた予減圧および
予圧縮が得られ、圧力脈動が防止される。
トン頭部と、プランジャ室が吐出ポートと連通終了する
位置でのピストン頭部とを結ぶ直線を回転中心として、
予圧縮予減圧制御機構によって、斜板を回転変位させる
ことにより、ピストンの往復動の位相が変化して、予減
圧行程および予圧縮行程におけるピストンのストローク
が変位する。本発明では上記斜板の回転変位量と吐出圧
との関係を作用流体の体積弾性率の圧力変化に合わせて
非線形に設定しているため吐出圧に応じた予減圧および
予圧縮が得られ、圧力脈動が防止される。
以下図示実施例により本発明を説明する。
第1図、第2図は本発明の第一実施例に係るアキシャル
ピストンポンプを示す。第1図はアキシャルピストンを
水平面で切断して示す断面図、第2図はアキシャルピス
トンを水平面に垂直な平面(図のA−A線)で切断して
示す断面図である。
ピストンポンプを示す。第1図はアキシャルピストンを
水平面で切断して示す断面図、第2図はアキシャルピス
トンを水平面に垂直な平面(図のA−A線)で切断して
示す断面図である。
ハウジング10は、カップ状のボディ201 と、この
ボディ201の開口部にシール部材202を介して嵌着
されたカバー9とから構成され、カバー9にはその中心
に対して相互に反対側に設けられた吸入ポート15およ
び吐出ポート16を有する。これらの吸入ポート15お
よび吐出ポート16の開口部形状は、カバー9をボディ
201側から見た状態において、第3図に示されるよう
にそれぞれ互いに向き合う円弧状を有する。カバー9の
ボディ201側の面には環状の弁板14が取り付けられ
、弁板14はピン203によりカバー9に一体的に連結
される。この弁板14には、吸入ポート15aおよび吐
出ポート16aと、油圧バランス溝204が形成される
。後述するように、シャフト22の回転に伴ない、プラ
ンジャ12が進退動じてプランジャ室29が膨張収縮し
、これにより流体が吸入ポート15aからプランジャ室
29内に吸入されて圧縮され、吐出ボー)16aから吐
出される。
ボディ201の開口部にシール部材202を介して嵌着
されたカバー9とから構成され、カバー9にはその中心
に対して相互に反対側に設けられた吸入ポート15およ
び吐出ポート16を有する。これらの吸入ポート15お
よび吐出ポート16の開口部形状は、カバー9をボディ
201側から見た状態において、第3図に示されるよう
にそれぞれ互いに向き合う円弧状を有する。カバー9の
ボディ201側の面には環状の弁板14が取り付けられ
、弁板14はピン203によりカバー9に一体的に連結
される。この弁板14には、吸入ポート15aおよび吐
出ポート16aと、油圧バランス溝204が形成される
。後述するように、シャフト22の回転に伴ない、プラ
ンジャ12が進退動じてプランジャ室29が膨張収縮し
、これにより流体が吸入ポート15aからプランジャ室
29内に吸入されて圧縮され、吐出ボー)16aから吐
出される。
シャフト22は、ボディ201の開口205に設けら(
7) (8) れたベアリング19と、カバー9に固定されたベアリン
グ17とにより、その軸芯周りに回転自在に支持される
。シャフト22の一端はボディ201の開口205から
突出し、図示しない回転駆動源に連結される。シャフト
22のベアリング19よりボディ201の内側部分には
オイルシール18が嵌着され、ハウジング10内の流体
が開口205から流出するのが防止される。
7) (8) れたベアリング19と、カバー9に固定されたベアリン
グ17とにより、その軸芯周りに回転自在に支持される
。シャフト22の一端はボディ201の開口205から
突出し、図示しない回転駆動源に連結される。シャフト
22のベアリング19よりボディ201の内側部分には
オイルシール18が嵌着され、ハウジング10内の流体
が開口205から流出するのが防止される。
シリンダブロック11は、ハウジング10内においてシ
ャフト22にスプライン206により結合され、このシ
ャフト22とともに一体的に回転する。シリンダブロッ
ク11内には、シャフト22の軸芯に平行に延びる複数
のシリンダボア207が形成され、これらのシリンダボ
ア207内にはプランジャ12が摺動自在に収容されて
、プランジャ室29が形成される。プランジャ室29は
、シリンダブロック11に穿設されたボー)208 、
および弁板14に形成された吸入ボー)15a、吐出ボ
ー)16aを介して吸入ポート15と吐出ポート16と
に連通可能である。
ャフト22にスプライン206により結合され、このシ
ャフト22とともに一体的に回転する。シリンダブロッ
ク11内には、シャフト22の軸芯に平行に延びる複数
のシリンダボア207が形成され、これらのシリンダボ
ア207内にはプランジャ12が摺動自在に収容されて
、プランジャ室29が形成される。プランジャ室29は
、シリンダブロック11に穿設されたボー)208 、
および弁板14に形成された吸入ボー)15a、吐出ボ
ー)16aを介して吸入ポート15と吐出ポート16と
に連通可能である。
プランジャ12のプランジャ室29とは反対側の部分は
シリンダブロック11から突出し、その先端には球状頭
部209が形成される。シ5−13は球状頭部209に
固定され、斜板30の環状平面30aに摺接係合する。
シリンダブロック11から突出し、その先端には球状頭
部209が形成される。シ5−13は球状頭部209に
固定され、斜板30の環状平面30aに摺接係合する。
斜板30は、第1図、及び第2図から理解されるように
半球状の中央部30bと、中央部30bから径方向に突
出するアーム部223 、224 。
半球状の中央部30bと、中央部30bから径方向に突
出するアーム部223 、224 。
225とを有し、中央部30bには貫通口226が穿設
される。中央部30bの球状面は、ボディ201に固定
された球面ホルダ31の凹状球面31aに支持され、貫
通口226はシャフト22に挿通される。斜板30は、
後述するように、容量制御機構および予圧縮予減圧制御
機構により押圧され、これにより球面ホルダ31の凹状
球面31aに沿って回転変位し、シャフト22の軸芯に
対する傾斜角(容量制御角α、予圧縮予減圧角β)を変
化させる。
される。中央部30bの球状面は、ボディ201に固定
された球面ホルダ31の凹状球面31aに支持され、貫
通口226はシャフト22に挿通される。斜板30は、
後述するように、容量制御機構および予圧縮予減圧制御
機構により押圧され、これにより球面ホルダ31の凹状
球面31aに沿って回転変位し、シャフト22の軸芯に
対する傾斜角(容量制御角α、予圧縮予減圧角β)を変
化させる。
シリンダブロック11の中央部とシャフト22との間に
形成された環状室218(第2図)には2個のプレート
41が設けられ、またこれらのプレート41の間にはス
プリング42が設けられる。一方のプレート41はサー
クリップ40によりシリンダブロック(9) (10) 11に固定される。他方のプレート41と、シャフト2
2にスプラインにより連結された半球状の球面座44と
の間には、シリンダブロック11を貫通して延びるピン
43が設けられる。環状のプレート45は球面座44の
球状外周面に摺動自在に嵌合され、この球状外周面に沿
って回転変位可能である。スプリング42の弾発力によ
りプレート41、ピン43、および球面座44は斜板3
0側へ押圧される。したがって、シ5−13は、スプリ
ング42により押圧され、常時斜板30の環状平面30
aに摺接係合する。またこのスプリング42の弾発力に
より、シリンダブロック11は弁板14に常時摺接する
。
形成された環状室218(第2図)には2個のプレート
41が設けられ、またこれらのプレート41の間にはス
プリング42が設けられる。一方のプレート41はサー
クリップ40によりシリンダブロック(9) (10) 11に固定される。他方のプレート41と、シャフト2
2にスプラインにより連結された半球状の球面座44と
の間には、シリンダブロック11を貫通して延びるピン
43が設けられる。環状のプレート45は球面座44の
球状外周面に摺動自在に嵌合され、この球状外周面に沿
って回転変位可能である。スプリング42の弾発力によ
りプレート41、ピン43、および球面座44は斜板3
0側へ押圧される。したがって、シ5−13は、スプリ
ング42により押圧され、常時斜板30の環状平面30
aに摺接係合する。またこのスプリング42の弾発力に
より、シリンダブロック11は弁板14に常時摺接する
。
容量制御機構は、斜板30を、シャフト22の軸芯を通
り第2図の紙面に垂直な第一の直線の周りに回転変位さ
せて斜板30の容量制御角αを増減することでプランジ
ャ12のストロークを変化させてポンプ容量を変化させ
るものである。
り第2図の紙面に垂直な第一の直線の周りに回転変位さ
せて斜板30の容量制御角αを増減することでプランジ
ャ12のストロークを変化させてポンプ容量を変化させ
るものである。
容量制御機構は、斜板30のアーム部224の前面に形
成された楕円状凹部を押圧する容量減少側ピストン13
0 と、アーム部225の前面に形成された楕円状凹部
を押圧する容量増大側ピストン140とから成る。容量
減少側ピストン130、容量増大側ピストン140へは
図示せぬ制御弁機構により制御圧力が導入され、この制
御圧力により容量減少側ピストン130、容量増大側ピ
ストン140が前進、後退することで斜板30の容量制
御角αを増減し、ポンプ容量を増減する。
成された楕円状凹部を押圧する容量減少側ピストン13
0 と、アーム部225の前面に形成された楕円状凹部
を押圧する容量増大側ピストン140とから成る。容量
減少側ピストン130、容量増大側ピストン140へは
図示せぬ制御弁機構により制御圧力が導入され、この制
御圧力により容量減少側ピストン130、容量増大側ピ
ストン140が前進、後退することで斜板30の容量制
御角αを増減し、ポンプ容量を増減する。
予圧縮予減圧制御機構は、斜板30を、シャフト22の
軸芯を通り第1図に紙面に垂直な第二の直線の周りに回
転変位させ、プランジャ12の往復動の位相を変化させ
て予減圧行程および予圧縮行程にふけるプランジャ12
のストロークを変化させるものである。第二の直線は、
容量制御機構による斜板30の回転中心である第一の直
線に対して直角に交差する。予圧縮予減圧制御機構は、
斜板30のアーム部223の前面に形成された凹部を押
圧する予圧縮予減圧制御ピストン100と、斜板30の
アーム部223の後面に形成された凹部を押圧する支持
部420とから成る。予圧縮予減圧制御ピストン100
の構成を説明する。
軸芯を通り第1図に紙面に垂直な第二の直線の周りに回
転変位させ、プランジャ12の往復動の位相を変化させ
て予減圧行程および予圧縮行程にふけるプランジャ12
のストロークを変化させるものである。第二の直線は、
容量制御機構による斜板30の回転中心である第一の直
線に対して直角に交差する。予圧縮予減圧制御機構は、
斜板30のアーム部223の前面に形成された凹部を押
圧する予圧縮予減圧制御ピストン100と、斜板30の
アーム部223の後面に形成された凹部を押圧する支持
部420とから成る。予圧縮予減圧制御ピストン100
の構成を説明する。
(11)
(12)
カラー103はカバー9に形成された孔に嵌着され、カ
ラー103の開口端部103aはカバー9の孔に螺合さ
れたプラグ106により閉塞される。カラー103 と
カバー9の間の液密は0リング108により、またカラ
ー103とプラグ106の間の液密はOリング107に
より保持される。カラー103 には、ピストン102
およびカラー103内にポンプ吐出圧を導くための油孔
199が穿設される。ピストン102はカラー103内
に摺動自在に支持され、その先端部はカラー103から
突出しており、頭部にシコー105が設けられ、シ5−
105は斜板30のアーム部2230凹部に当接する。
ラー103の開口端部103aはカバー9の孔に螺合さ
れたプラグ106により閉塞される。カラー103 と
カバー9の間の液密は0リング108により、またカラ
ー103とプラグ106の間の液密はOリング107に
より保持される。カラー103 には、ピストン102
およびカラー103内にポンプ吐出圧を導くための油孔
199が穿設される。ピストン102はカラー103内
に摺動自在に支持され、その先端部はカラー103から
突出しており、頭部にシコー105が設けられ、シ5−
105は斜板30のアーム部2230凹部に当接する。
ピストン102にはOリング110が設けられ、カラー
103間での圧油のもれを防止する。ピストン102の
カラー103からの突出量は、後述するように、油孔1
99に導かれるポンプ吐出圧および鼓形スプリング10
40弾発力により定まる。
103間での圧油のもれを防止する。ピストン102の
カラー103からの突出量は、後述するように、油孔1
99に導かれるポンプ吐出圧および鼓形スプリング10
40弾発力により定まる。
第4図(a)から第4図(C)までは予圧縮予減圧制御
ピストン100のみを取り出して示したものである。こ
の図において、カラー103は大径孔611 と小径孔
612を有し、ピストン102は大径孔611に摺動自
在に支持される大径部613と小径孔612に摺動自在
に支持される小径部614とを有する。ピストン102
の大径部613および小径部614とカラー103の内
周壁面との間の液密は、Oリング110 により保持さ
れる。ピストン102 には、これの軸芯に沿って延び
る支持孔621が穿設され、この支持孔621にはスプ
ール101が摺動自在に支持される。支持孔621の一
端はカラー103とプラグ106により形成される圧力
室622内に開口する。
ピストン100のみを取り出して示したものである。こ
の図において、カラー103は大径孔611 と小径孔
612を有し、ピストン102は大径孔611に摺動自
在に支持される大径部613と小径孔612に摺動自在
に支持される小径部614とを有する。ピストン102
の大径部613および小径部614とカラー103の内
周壁面との間の液密は、Oリング110 により保持さ
れる。ピストン102 には、これの軸芯に沿って延び
る支持孔621が穿設され、この支持孔621にはスプ
ール101が摺動自在に支持される。支持孔621の一
端はカラー103とプラグ106により形成される圧力
室622内に開口する。
スプール101は、圧力室622内に突出する大径部6
31 と、支持孔621内に摺動自在に収容される弁部
632とを有する。支持孔621内であって弁部632
より左側部分は、圧力室622内に連通し、弁部632
より右側部分は後述するドレン通路625と連通する。
31 と、支持孔621内に摺動自在に収容される弁部
632とを有する。支持孔621内であって弁部632
より左側部分は、圧力室622内に連通し、弁部632
より右側部分は後述するドレン通路625と連通する。
鼓形スプリング104は圧力室622内に配設され、ス
プールの大径部631とカラー103の端面との間に設
けられてスプール101を常時プラグ106側へ付勢す
る。
プールの大径部631とカラー103の端面との間に設
けられてスプール101を常時プラグ106側へ付勢す
る。
ピストン102内には、制御圧導入路624、ドレ(1
3) (14) ン通路625、および制御ポート626が形成される。
3) (14) ン通路625、および制御ポート626が形成される。
制御ポート626は支持孔621に開口し、スプール1
01の弁部632により開閉制御される。制御圧導入路
624は、制御ポート626 に連通するとともに、ピ
ストン102の大径部613 と小径部6120間に形
成された段部628 に開口する。ドレン通路625の
一端は支持孔621 に開口し、ドレン通路625の他
端はカラー103に設けられた溝部103aに開口し、
同じくカラー103に設けられた通路103bを通して
ハウジング10内の低圧部と連通ずる。
01の弁部632により開閉制御される。制御圧導入路
624は、制御ポート626 に連通するとともに、ピ
ストン102の大径部613 と小径部6120間に形
成された段部628 に開口する。ドレン通路625の
一端は支持孔621 に開口し、ドレン通路625の他
端はカラー103に設けられた溝部103aに開口し、
同じくカラー103に設けられた通路103bを通して
ハウジング10内の低圧部と連通ずる。
支持部420(第1図)はハウジングIOの穴部に配置
され、斜板30のアーム部223に頭部が当接する支持
部材120と支持部材120の背面と当接し、支持部材
120をアーム部223へ付勢するスプリング121
とスプリング121の他端を支持すると同時にハウジン
グ10内の液密を保ち、ハウジングに固定されるプラグ
122よりなる。
され、斜板30のアーム部223に頭部が当接する支持
部材120と支持部材120の背面と当接し、支持部材
120をアーム部223へ付勢するスプリング121
とスプリング121の他端を支持すると同時にハウジン
グ10内の液密を保ち、ハウジングに固定されるプラグ
122よりなる。
まず、通常のポンプ作用を第2図を参照して説明する。
斜板30が、前記第一の直線の周りに角度αだけ、すな
わちシャフト22の軸芯から垂直上方に延びる直線に対
して角度αだけ傾斜していると仮定する。
わちシャフト22の軸芯から垂直上方に延びる直線に対
して角度αだけ傾斜していると仮定する。
シャフト22が回転すると、これと一体的にシリンダブ
ロック11およびプレート45が回転する。これにより
シ5−13が斜板30の環状平面30aに摺接しつつシ
ャフト22の軸芯周りに回転し、プランジャ12もシャ
フト22の軸芯周りに回転する。斜板30の環状平面3
0aが傾斜しているため、プランジャ12はシリンダボ
ア207内において、シ5−13と環状平面30aの係
合位置の変化に応じてシャフト22の軸芯に沿って往復
動する。すなわち、シャフト220回転に応じてプラン
ジャ室29の容積が変化する。
ロック11およびプレート45が回転する。これにより
シ5−13が斜板30の環状平面30aに摺接しつつシ
ャフト22の軸芯周りに回転し、プランジャ12もシャ
フト22の軸芯周りに回転する。斜板30の環状平面3
0aが傾斜しているため、プランジャ12はシリンダボ
ア207内において、シ5−13と環状平面30aの係
合位置の変化に応じてシャフト22の軸芯に沿って往復
動する。すなわち、シャフト220回転に応じてプラン
ジャ室29の容積が変化する。
一方、シリンダブロック11は弁板14に対して回転摺
接し、これによりプランジャ室29は、第3図において
、吸入ポート15aに連通しつつ矢印方向に回転してよ
死点Tに達し、次いで吐出ポー)16aに連通しつつ矢
印方向に回転して下死点Bに達する。プランジャ室29
が吸入ポート15aに連通ずる間、このプランジャ室2
9は、プランジャ12が前進するために膨張し、この結
果、プランジャ室29内(15) (16) には流体が吸入される。次いで、プランジャ室29が吐
出ポート16aに連通する間、プランジャ室29は、プ
ランジャ12の後退により圧縮され、これによりプラン
ジャ室29内の流体は吐出ボー)16aから外部へ吐出
される。
接し、これによりプランジャ室29は、第3図において
、吸入ポート15aに連通しつつ矢印方向に回転してよ
死点Tに達し、次いで吐出ポー)16aに連通しつつ矢
印方向に回転して下死点Bに達する。プランジャ室29
が吸入ポート15aに連通ずる間、このプランジャ室2
9は、プランジャ12が前進するために膨張し、この結
果、プランジャ室29内(15) (16) には流体が吸入される。次いで、プランジャ室29が吐
出ポート16aに連通する間、プランジャ室29は、プ
ランジャ12の後退により圧縮され、これによりプラン
ジャ室29内の流体は吐出ボー)16aから外部へ吐出
される。
ポンプ容量は、プランジャ12のストロークにより決ま
り、このストロークは斜板30の傾斜角α(第2図)に
よって定まる。ここで、プランジャ12の中心とシャフ
ト22の軸芯との距離をR1シリンダブロック11の回
転角度をθ、吸入行程の終了回転角度(上死点T、)を
θ3 (第3図参照)、プランジャ12の断面積をAと
すると、プランジャ12のストロークSは、 S = Rcos fi tan a で表され、プランジャ12は、吸入行程でV = A
Rtan a (cos e 3−CO8θI)の体積
の作動流体をプランジャ室29に吸入し、また吐出行程
でこの作動流体をプランジャ室29から吐出する。通常
、θ、 =360°、θ、 =180°であるため、プ
ランジャ12は、1本あたり、シリンダブロック11が
回転する間に、2ARtanαの体積の作動流体を吸入
吐出する。したがってシリンダブロック11にN本のプ
ランジャ12が設けられていれば、1回転あたり2 A
RNtanαの体積の作動流体を吸入吐出する。
り、このストロークは斜板30の傾斜角α(第2図)に
よって定まる。ここで、プランジャ12の中心とシャフ
ト22の軸芯との距離をR1シリンダブロック11の回
転角度をθ、吸入行程の終了回転角度(上死点T、)を
θ3 (第3図参照)、プランジャ12の断面積をAと
すると、プランジャ12のストロークSは、 S = Rcos fi tan a で表され、プランジャ12は、吸入行程でV = A
Rtan a (cos e 3−CO8θI)の体積
の作動流体をプランジャ室29に吸入し、また吐出行程
でこの作動流体をプランジャ室29から吐出する。通常
、θ、 =360°、θ、 =180°であるため、プ
ランジャ12は、1本あたり、シリンダブロック11が
回転する間に、2ARtanαの体積の作動流体を吸入
吐出する。したがってシリンダブロック11にN本のプ
ランジャ12が設けられていれば、1回転あたり2 A
RNtanαの体積の作動流体を吸入吐出する。
次ぎに、ポンプ容量の制御について説明する。
ポンプ容量は、上述のように斜板30の傾斜角αによっ
て定まり、この傾斜角αは、容量制御機構の容量減少側
ピストン130、容量増大側ピストン140の突出の度
合いによって決まる。
て定まり、この傾斜角αは、容量制御機構の容量減少側
ピストン130、容量増大側ピストン140の突出の度
合いによって決まる。
第2図において、図示しない制御弁機構の作用により、
容量増大側ピストン140に高圧が導かれ、容量減少側
ピストン130が低圧部に連通せしめられると、容量増
大側ピストン140が前方へ突出し、容量減少側ピスト
ン130が後退する。この結果斜板30は、第2図にお
いて前記第1の直線を中心に反時計用りに回転変位し、
その傾斜角αは大きくなる。したがってプランジャ12
のストロークは大きくなり、ポンプ容量すなわち吐出流
量が増大する。逆に、上記制御弁機構の作用により、容
量増(17) (18) 大側ピストン140が低圧部に連通せしめられ、容量減
少側ピストン130に高圧が導かれると、容量増大側ピ
ストン140が後退し、容量減少側ピストン140が前
方へ突出する。この結果、斜板30が第2図において時
計用りに回転変位し、その傾斜角αが小さくなり、プラ
ンジャ12のストロークが小さくなって、ポンプ容量す
なわち吐出流量が減少する。
容量増大側ピストン140に高圧が導かれ、容量減少側
ピストン130が低圧部に連通せしめられると、容量増
大側ピストン140が前方へ突出し、容量減少側ピスト
ン130が後退する。この結果斜板30は、第2図にお
いて前記第1の直線を中心に反時計用りに回転変位し、
その傾斜角αは大きくなる。したがってプランジャ12
のストロークは大きくなり、ポンプ容量すなわち吐出流
量が増大する。逆に、上記制御弁機構の作用により、容
量増(17) (18) 大側ピストン140が低圧部に連通せしめられ、容量減
少側ピストン130に高圧が導かれると、容量増大側ピ
ストン140が後退し、容量減少側ピストン140が前
方へ突出する。この結果、斜板30が第2図において時
計用りに回転変位し、その傾斜角αが小さくなり、プラ
ンジャ12のストロークが小さくなって、ポンプ容量す
なわち吐出流量が減少する。
次ぎに、予圧縮予減圧制御機構による予減圧および予圧
縮の制御について説明する。
縮の制御について説明する。
予減圧および予圧縮は、次ぎに述べるように、斜板30
の前記第2の直線周りの角度βによって定まり、この角
度βは、予圧縮予減圧制御ピストン100のピストン1
02の突出の度合い、すなわち圧力室622内の圧力の
大きさくポンプ吐出圧)と鼓形スプリング1040弾発
力によって決まる。
の前記第2の直線周りの角度βによって定まり、この角
度βは、予圧縮予減圧制御ピストン100のピストン1
02の突出の度合い、すなわち圧力室622内の圧力の
大きさくポンプ吐出圧)と鼓形スプリング1040弾発
力によって決まる。
第2図に示すように斜板30が前記第1の直線の周りに
角度αだけ傾斜した状態を維持しつつ、第1図に示すよ
うに斜板30が前記第2の直線周りに角度βだけ傾斜し
た状態を考える。この状態でのプランジャ12のストロ
ークSは S = Rcosθtan a −R51nθtanβ
で表される。第5図は、斜板30の前記第2の直線周り
の回転角度βをパラメータとした場合における、ポンプ
回転角すなわちシリンダブロック11の回転角に対する
プランジャ12のストロークSの変化を示す。この図に
おいて、ポンプ回転角θ1〜θ2は第3図に示すように
吸入ポート15aより前方に位置してポンプの予減圧行
程に相当し、同様に、ポンプ回転角θ3〜θ、は吐出ポ
ー)16aより前方に位置してポンプの予圧縮行程に相
当する。
角度αだけ傾斜した状態を維持しつつ、第1図に示すよ
うに斜板30が前記第2の直線周りに角度βだけ傾斜し
た状態を考える。この状態でのプランジャ12のストロ
ークSは S = Rcosθtan a −R51nθtanβ
で表される。第5図は、斜板30の前記第2の直線周り
の回転角度βをパラメータとした場合における、ポンプ
回転角すなわちシリンダブロック11の回転角に対する
プランジャ12のストロークSの変化を示す。この図に
おいて、ポンプ回転角θ1〜θ2は第3図に示すように
吸入ポート15aより前方に位置してポンプの予減圧行
程に相当し、同様に、ポンプ回転角θ3〜θ、は吐出ポ
ー)16aより前方に位置してポンプの予圧縮行程に相
当する。
またポンプ回転角θ2〜θ3は吸入ポー)15aに位置
してポンプの吸入行程に相当し、同様に、ポンプ回転角
θ、〜θ、はポンプの吐出行程に相当する。
してポンプの吸入行程に相当し、同様に、ポンプ回転角
θ、〜θ、はポンプの吐出行程に相当する。
第5図から理解されるように、ポンプ吐出圧が中程度で
あって角度βがOoの時、予減圧行程および予圧縮行程
におけるプランジャ12のストローク121m2は中程
度であり、第6図に実線■で示すように、予減圧行程に
おいて圧力は減少し、(19) (20) また予圧縮行程においても圧力は増加する。これに対し
てポンプ吐出圧が高圧になって角度βが3゜の時、予減
圧行程および予圧縮行程におけるプランジャ12のスト
ロークI13.m、は、第5図から理解されるようにポ
ンプ吐出圧が中程度の場合に比較して大きくなる。この
結果、第6図に破線Jで示すように、実線■の場合に比
較して、予減圧行程において圧力はより急な傾斜で減少
し、また予圧縮行程において圧力はより急な傾斜で大き
くなる。一方、ポンプ吐出圧が低圧になって角度βが一
1°の時、予減圧行程および予圧縮行程におけるプラン
ジャ12のストローク1.、m、は、第5図から理解さ
れるようにポンプ吐出圧が中程度の場合に比較して小さ
くなる。この結果、第6図に一点鎖線にで示すように、
実線工の場合に比較して、予減圧行程において圧力はよ
り緩やかな傾斜で減少し、また予圧縮行程において圧力
はより緩やかな傾斜で増加する。
あって角度βがOoの時、予減圧行程および予圧縮行程
におけるプランジャ12のストローク121m2は中程
度であり、第6図に実線■で示すように、予減圧行程に
おいて圧力は減少し、(19) (20) また予圧縮行程においても圧力は増加する。これに対し
てポンプ吐出圧が高圧になって角度βが3゜の時、予減
圧行程および予圧縮行程におけるプランジャ12のスト
ロークI13.m、は、第5図から理解されるようにポ
ンプ吐出圧が中程度の場合に比較して大きくなる。この
結果、第6図に破線Jで示すように、実線■の場合に比
較して、予減圧行程において圧力はより急な傾斜で減少
し、また予圧縮行程において圧力はより急な傾斜で大き
くなる。一方、ポンプ吐出圧が低圧になって角度βが一
1°の時、予減圧行程および予圧縮行程におけるプラン
ジャ12のストローク1.、m、は、第5図から理解さ
れるようにポンプ吐出圧が中程度の場合に比較して小さ
くなる。この結果、第6図に一点鎖線にで示すように、
実線工の場合に比較して、予減圧行程において圧力はよ
り緩やかな傾斜で減少し、また予圧縮行程において圧力
はより緩やかな傾斜で増加する。
しかして、ポンプ吐出圧に応じて斜板30の角度βを制
御することにより、予減圧および予圧縮行程におけるプ
ランジャ室29内の圧力の上昇および下降の変化率が適
性なものにすれば、ポンプ吐出圧の圧力脈動を低減する
ことができる。
御することにより、予減圧および予圧縮行程におけるプ
ランジャ室29内の圧力の上昇および下降の変化率が適
性なものにすれば、ポンプ吐出圧の圧力脈動を低減する
ことができる。
ここで、プランジャ室29の圧力上昇ΔPは動油の体積
弾性係数、Vニブランジャ室容積、Aニブランジャ断面
積、Sニブランシャストローク)しかしながら、作動油
は数%の空気を含有しているため、体積弾性係数Eは一
定ではなく、第7図に示す如く、圧力に対して非線形に
変化する。従って、上記予圧縮予減圧を適正に行なうた
めにはプランジャのストローク増加分も、吐出圧が高く
なるに従い、少くなるようにする必要がある。
弾性係数、Vニブランジャ室容積、Aニブランジャ断面
積、Sニブランシャストローク)しかしながら、作動油
は数%の空気を含有しているため、体積弾性係数Eは一
定ではなく、第7図に示す如く、圧力に対して非線形に
変化する。従って、上記予圧縮予減圧を適正に行なうた
めにはプランジャのストローク増加分も、吐出圧が高く
なるに従い、少くなるようにする必要がある。
そこで本発明においては、予圧縮予減圧制御ピストン1
00に鼓形スプリング104を用いている。
00に鼓形スプリング104を用いている。
鼓形スプリング104の圧縮量−荷重特性は第8図に示
す如く、圧縮量が大きくなると、バネ定数が増加、荷重
は急増する。つまり、荷重が大きくなると圧縮量の増加
分は小さくなる。従って、予圧(21) (22) 縮予減圧制御ピストン100による予圧縮予減圧制御角
βは第9図に示す如く、ポンプ吐出圧が高くなるに従い
、βの増加分が小さくなり、その結果プランジャストロ
ーク増加分△Sも小さくなる。
す如く、圧縮量が大きくなると、バネ定数が増加、荷重
は急増する。つまり、荷重が大きくなると圧縮量の増加
分は小さくなる。従って、予圧(21) (22) 縮予減圧制御ピストン100による予圧縮予減圧制御角
βは第9図に示す如く、ポンプ吐出圧が高くなるに従い
、βの増加分が小さくなり、その結果プランジャストロ
ーク増加分△Sも小さくなる。
又、吸入行程の終了回転角度θ3を360°、吐出行程
の終了回転角度θ1を180°とすると、ポンプ容量q
は、 q =ARN ((cos360°tanα−5in3
60 ’ tanβ)(cos180°tan a−s
inll(Q°tanβ))=ARN ((tanα−
0) −(−tanα−0))2 ARNtan a となる。すなわちポンプ容量qは、斜板30の傾斜角度
βをポンプ吐出圧に応じて増減させても変化しない。こ
れを第5図により説明すると、ポンプ作用に有効なプラ
ンジャ12のストロークLは、吐出行程の終了位置θ1
から吸入行程の終了位置θ3までにおけるプランジャ1
2の位置変化量であり、この変化量は弁板14がカバー
9に対して一体的に固定されて軸芯周りに回転変位しな
いため、常に一定である。すなわち、ポンプ容量qは斜
板30の傾斜角βによって変化しない。
の終了回転角度θ1を180°とすると、ポンプ容量q
は、 q =ARN ((cos360°tanα−5in3
60 ’ tanβ)(cos180°tan a−s
inll(Q°tanβ))=ARN ((tanα−
0) −(−tanα−0))2 ARNtan a となる。すなわちポンプ容量qは、斜板30の傾斜角度
βをポンプ吐出圧に応じて増減させても変化しない。こ
れを第5図により説明すると、ポンプ作用に有効なプラ
ンジャ12のストロークLは、吐出行程の終了位置θ1
から吸入行程の終了位置θ3までにおけるプランジャ1
2の位置変化量であり、この変化量は弁板14がカバー
9に対して一体的に固定されて軸芯周りに回転変位しな
いため、常に一定である。すなわち、ポンプ容量qは斜
板30の傾斜角βによって変化しない。
次ぎに、第4図を参照して、予圧縮予減圧制御ピストン
100の作用を説明する。
100の作用を説明する。
第4図(a)において作用圧力であるポンプ吐出圧は、
油孔199を介して圧力室622へ導かれる。
油孔199を介して圧力室622へ導かれる。
ポンプ吐出圧が上昇し、圧力室622内の圧力が所定値
を超えると、これによりスプール101 は鼓形スプリ
ング104に抗して図の右方へ変位する。ここで、吐出
圧をP1スプール101の支持孔621の内壁に摺接す
る部分における断面積をAsとすると、スプール101
は、ポンプ吐出圧によりPAsの力で図の右方へ押圧さ
れて鼓形スプリング104を圧縮させ、第4図(b)に
示すようにカラー103およびピストン102に対して
右方に変位する。鼓形スプリング104はスプール10
1の変位だけ圧縮され、この弾発力と力PAsとが釣り
合う。この時、制御ポート626が支持孔621内に開
口するため、制御圧導入路624は、制御ポート626
および支持孔621を介して圧力室622に連通し、こ
れにより、ピストン102の段部628にポンプ吐出圧
が(23) (24) 導かれる。したがってピストン102は、この吐出圧に
よりカラー103に対して右行し、第4図(C)に示す
ように制御ポート626が弁部632によって閉塞され
る位置まで変位する。すなわち、ピストン102は鼓形
スプリング104の圧縮量に相当する分だけ右方へ変位
する。
を超えると、これによりスプール101 は鼓形スプリ
ング104に抗して図の右方へ変位する。ここで、吐出
圧をP1スプール101の支持孔621の内壁に摺接す
る部分における断面積をAsとすると、スプール101
は、ポンプ吐出圧によりPAsの力で図の右方へ押圧さ
れて鼓形スプリング104を圧縮させ、第4図(b)に
示すようにカラー103およびピストン102に対して
右方に変位する。鼓形スプリング104はスプール10
1の変位だけ圧縮され、この弾発力と力PAsとが釣り
合う。この時、制御ポート626が支持孔621内に開
口するため、制御圧導入路624は、制御ポート626
および支持孔621を介して圧力室622に連通し、こ
れにより、ピストン102の段部628にポンプ吐出圧
が(23) (24) 導かれる。したがってピストン102は、この吐出圧に
よりカラー103に対して右行し、第4図(C)に示す
ように制御ポート626が弁部632によって閉塞され
る位置まで変位する。すなわち、ピストン102は鼓形
スプリング104の圧縮量に相当する分だけ右方へ変位
する。
この状態からポンプ吐出圧が低下すると、これにより圧
力室622内の圧力が低くなり、スプール101は鼓形
スプリング104によって図の左方へ変位する。すなわ
ち鼓形スプリング104は伸長し、スプール101は、
第4図(C)に示す状態からピストン102に対して左
方へ変位する。この結果、制御ポート626は支持孔6
21内であって弁部632よりも右側の部分に開口する
こととなり、ドレン通路625に連通する。したがって
、ピストン1020段部628とカラー103との間に
形成された空間633内は、制御圧導入路624、制御
ポート626、支持孔621、およびドレン通路625
を介してハウジング10内に連通ずることとなり、この
空間633内の圧力が低下する。これによりピストン1
02は、斜板30に押圧されて左方へ変位し、制御ポー
ト626が弁部632により閉塞された位置で停止する
。
力室622内の圧力が低くなり、スプール101は鼓形
スプリング104によって図の左方へ変位する。すなわ
ち鼓形スプリング104は伸長し、スプール101は、
第4図(C)に示す状態からピストン102に対して左
方へ変位する。この結果、制御ポート626は支持孔6
21内であって弁部632よりも右側の部分に開口する
こととなり、ドレン通路625に連通する。したがって
、ピストン1020段部628とカラー103との間に
形成された空間633内は、制御圧導入路624、制御
ポート626、支持孔621、およびドレン通路625
を介してハウジング10内に連通ずることとなり、この
空間633内の圧力が低下する。これによりピストン1
02は、斜板30に押圧されて左方へ変位し、制御ポー
ト626が弁部632により閉塞された位置で停止する
。
しかして制御ピストン102は、ポンプ吐出圧の大きさ
に応じて変位し、これにより斜板30は前記第2の直線
用りに回転変位し、予圧縮予減圧制御角βが制御される
が、圧縮量−荷重特性が非線形である鼓形スプリングを
用いているため、ポンプ吐出圧が高くなるに従い、βの
増加分が小さくなるので、低圧から高圧まで全域におい
てプランジャ室29の圧力変化を適正化でき、全域で低
騒音なポンプを提供できる。
に応じて変位し、これにより斜板30は前記第2の直線
用りに回転変位し、予圧縮予減圧制御角βが制御される
が、圧縮量−荷重特性が非線形である鼓形スプリングを
用いているため、ポンプ吐出圧が高くなるに従い、βの
増加分が小さくなるので、低圧から高圧まで全域におい
てプランジャ室29の圧力変化を適正化でき、全域で低
騒音なポンプを提供できる。
第1図に示す第1の実施例においては鼓形スプリングを
用いたが、第10図に示す不等ピッチスプリング、第1
1図に示す円錐スプリング、第12図に示すたる型スプ
リングの様な非線形スプリングであれば同様な効果が期
待できる。又、第13図に示す如く、複数の線形スプリ
ングを組み合わせて、荷重が大きくなると圧縮量の増加
分が少くなる様な構成にしても良い。
用いたが、第10図に示す不等ピッチスプリング、第1
1図に示す円錐スプリング、第12図に示すたる型スプ
リングの様な非線形スプリングであれば同様な効果が期
待できる。又、第13図に示す如く、複数の線形スプリ
ングを組み合わせて、荷重が大きくなると圧縮量の増加
分が少くなる様な構成にしても良い。
第2の実施例を第14図に示す。予圧縮予減圧側(25
) (26) 御ピストン500 は、カラー501、ピストン502
.0リング503 、504 、プラグ505 より
成り、ピストン502の頭部には回転自在にシ5−50
6が設けである。カラー501には吐出圧導入路507
が設けてあり、カラー501 とピストン502により
区画される圧力室508と連通している。斜板30に対
して予圧縮予減圧制御ピストン500の反対側には、鼓
形スプリング510により斜板側へ付勢された支持部材
511が設けられ、鼓形スプリング510の他端はプラ
グ512と当接している。
) (26) 御ピストン500 は、カラー501、ピストン502
.0リング503 、504 、プラグ505 より
成り、ピストン502の頭部には回転自在にシ5−50
6が設けである。カラー501には吐出圧導入路507
が設けてあり、カラー501 とピストン502により
区画される圧力室508と連通している。斜板30に対
して予圧縮予減圧制御ピストン500の反対側には、鼓
形スプリング510により斜板側へ付勢された支持部材
511が設けられ、鼓形スプリング510の他端はプラ
グ512と当接している。
さて斜板30にはプランジャ12を介してポンプ吐出圧
Pが他用するため、第14図に示すように斜板にはモー
メントM1が作用する。このモーメントM、はポンプ吐
出圧Pに対してほぼ一次で増加し、M、=C,Pと表わ
せる。(C1は定数)一方、ピストン502の断面積を
Ap 、斜板30の回転中心と、ピストン502の中心
との垂直距離をRo とすると、ピストン502はAp
・Pの力で斜板30を押圧し、したがって斜板30には
前記モーメントM1とは逆向きのモーメン)M2=Ro
−Ap・Pが作用する。
Pが他用するため、第14図に示すように斜板にはモー
メントM1が作用する。このモーメントM、はポンプ吐
出圧Pに対してほぼ一次で増加し、M、=C,Pと表わ
せる。(C1は定数)一方、ピストン502の断面積を
Ap 、斜板30の回転中心と、ピストン502の中心
との垂直距離をRo とすると、ピストン502はAp
・Pの力で斜板30を押圧し、したがって斜板30には
前記モーメントM1とは逆向きのモーメン)M2=Ro
−Ap・Pが作用する。
又、斜板30は支持部材511を介して鼓形スプリング
510に押圧されるため、鼓形スプリング510の弾発
力F1によるモーメントM3=F、・Roが作用する。
510に押圧されるため、鼓形スプリング510の弾発
力F1によるモーメントM3=F、・Roが作用する。
斜板はM2 =MI 十M3なる関係式で位置、つまり
、鼓形スプリング510の圧縮量が決まることになり、
それによって予圧縮予減圧制御角βが決定される。従っ
て、鼓形スプリングを用いることで、吐出圧が高くなる
に従い、鼓形スプリングの圧縮量の増加分は小さくなる
ため、第1の実施例と同様に予圧縮予減圧制御角βを吐
出圧に対して非線形に制御できる。
、鼓形スプリング510の圧縮量が決まることになり、
それによって予圧縮予減圧制御角βが決定される。従っ
て、鼓形スプリングを用いることで、吐出圧が高くなる
に従い、鼓形スプリングの圧縮量の増加分は小さくなる
ため、第1の実施例と同様に予圧縮予減圧制御角βを吐
出圧に対して非線形に制御できる。
上述の第1と第2の実施例においては、予圧縮予減圧角
βを変化させるた給に斜板を回転変位させる作動手段で
ある予圧縮予減圧制御ピストンの作動量を作用圧力に対
して非線形に設定する回転変位設定手段としてスプリン
グを用いているが、荷重−変位特性が第8図に示したよ
うな非線形となるものであれば他の弾性体又は弾性体の
組合せを用いることも可能である。
βを変化させるた給に斜板を回転変位させる作動手段で
ある予圧縮予減圧制御ピストンの作動量を作用圧力に対
して非線形に設定する回転変位設定手段としてスプリン
グを用いているが、荷重−変位特性が第8図に示したよ
うな非線形となるものであれば他の弾性体又は弾性体の
組合せを用いることも可能である。
更には、第1図の鼓形スプリング104の代わり(27
) (28) に上記回転変位設定手段として、マイクロコンピュータ
を用い、上記マイクロコンピユータに数値テーブルとし
て記憶させた第8図の荷重−変位特性からポンプ吐出圧
を基に作用圧力に応じた変位量を検索して、前記ピスト
ン102を作動させる油圧を調整することや、或いは電
動モータ等を用いて斜板を直接変位させて予圧縮予減圧
制御角βを非線形に制御することもできる。
) (28) に上記回転変位設定手段として、マイクロコンピュータ
を用い、上記マイクロコンピユータに数値テーブルとし
て記憶させた第8図の荷重−変位特性からポンプ吐出圧
を基に作用圧力に応じた変位量を検索して、前記ピスト
ン102を作動させる油圧を調整することや、或いは電
動モータ等を用いて斜板を直接変位させて予圧縮予減圧
制御角βを非線形に制御することもできる。
以上のように本発明は予圧縮予減圧制御機構を設け、斜
板の予圧縮予減圧制御角βを作用圧に対して非線形に変
化させたことにより予圧縮予減圧区間でのプランジャ室
内圧力を適正化でき、低圧から高圧までの全作用圧力範
囲で吸入及び吐出ポートでの圧力脈動が減少するため、
アキシャルピストン装置の騒音を低下させることができ
る。また、予圧縮区間でプランジャが無駄な圧縮仕事を
しないことと、予減圧区間でプランジャ室内の作用流体
から動力回収が可能なことから装置の効率が向上し、同
時に圧力脈動の低減により各部分の耐久性を向上するこ
とができる効果を奏する。
板の予圧縮予減圧制御角βを作用圧に対して非線形に変
化させたことにより予圧縮予減圧区間でのプランジャ室
内圧力を適正化でき、低圧から高圧までの全作用圧力範
囲で吸入及び吐出ポートでの圧力脈動が減少するため、
アキシャルピストン装置の騒音を低下させることができ
る。また、予圧縮区間でプランジャが無駄な圧縮仕事を
しないことと、予減圧区間でプランジャ室内の作用流体
から動力回収が可能なことから装置の効率が向上し、同
時に圧力脈動の低減により各部分の耐久性を向上するこ
とができる効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例のアキシャルピストンポンプ
の断面図、第2図は第1図のA−A線に沿った断面図、
第3図は同上実施例の吸入ポート、吐出ポート及びピス
トンの上死点、下死点の位置関係を示す正面図、第4図
(a)から第4図(C)までは、第1図の予圧縮予減圧
制御ピストンの作動を説明する図、第5図、第6図は予
圧縮予減圧制御角βに対する予圧縮予減圧区間でのビス
トンストロークとプランジャ室内の圧力変化を示す図、
第7図は作用流体の体積弾性率と圧力との関係を例示す
る図、第8図は第1図の実施例に用いた鼓形スプリング
の荷重−変位特性図、第9図は同上実施例のポンプ吐出
圧と斜板の予圧縮予減圧制御角βとの関係を示す図、第
10図から第13図は非線特性を有するスプリングの他
の実施例を示す図、第14図は本発明の第2の実施例の
アキシャルピストンポンプの断面図である。 (29) (30) 1・・・アキシャルピストンポンプ、 11・・・シリンダブロック、 12・・・プランジャ、 22・・・回転軸、29
・・・プランジャ室、 30・・・斜板、100・・
・予圧縮予減圧ピストン、 101・・・スプール、102・・・ピストン、103
・・・カラー 104・・・鼓形スプリング
。
の断面図、第2図は第1図のA−A線に沿った断面図、
第3図は同上実施例の吸入ポート、吐出ポート及びピス
トンの上死点、下死点の位置関係を示す正面図、第4図
(a)から第4図(C)までは、第1図の予圧縮予減圧
制御ピストンの作動を説明する図、第5図、第6図は予
圧縮予減圧制御角βに対する予圧縮予減圧区間でのビス
トンストロークとプランジャ室内の圧力変化を示す図、
第7図は作用流体の体積弾性率と圧力との関係を例示す
る図、第8図は第1図の実施例に用いた鼓形スプリング
の荷重−変位特性図、第9図は同上実施例のポンプ吐出
圧と斜板の予圧縮予減圧制御角βとの関係を示す図、第
10図から第13図は非線特性を有するスプリングの他
の実施例を示す図、第14図は本発明の第2の実施例の
アキシャルピストンポンプの断面図である。 (29) (30) 1・・・アキシャルピストンポンプ、 11・・・シリンダブロック、 12・・・プランジャ、 22・・・回転軸、29
・・・プランジャ室、 30・・・斜板、100・・
・予圧縮予減圧ピストン、 101・・・スプール、102・・・ピストン、103
・・・カラー 104・・・鼓形スプリング
。
Claims (1)
- 1、中心に対して相互に反対側に設けられた吸入ポート
および吐出ポートを有するハウジングと、このハウジン
グ内に設けられた回転軸と、前記ハウジング内に、前記
回転軸の軸芯に対して傾斜して設けられた斜板と、前記
回転軸の軸芯周りに回転自在に設けられ、前記吸入ポー
トおよび吐出ポートに連通可能なプランジャ室を有する
シリンダブロックと、前記シリンダブロック内に摺動自
在に収容されるとともに、頭部が前記斜板に摺接係合し
、前記シリンダブロックの回転に伴ない前記斜板との係
合位置が変化することにより前記軸芯に略平行に変位し
て前記プランジャ室を膨張、収縮させ、液体を前記吸入
ポートからプランジャ室に吸入し、前記吐出ポートから
吐出するピストンとを備えたアキシャルピストン装置に
おいて、前記プランジャ室が前記吸入ポートと連通終了
する位置での前記ピストン頭部と、前記プランジャ室が
前記吐出ポートと連通終了する位置での前記ピストン頭
部とを結ぶ直線を回転中心として前記斜板を回転変位さ
せる作動手段と、前記流体の作用圧力を検出する圧力検
出手段と、該圧力検出手段の検出した作用圧力に応じて
、該作用圧力が上昇するにつれて作用圧力の増分に対す
る前記斜板の回転変位量の増分が減少する所定の非線形
特性で前記作動手段の作動量を設定する回転変位設定手
段とを備える予圧縮予減圧制御機構を設けたことを特徴
とするアキシャルピストン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1309014A JPH03172580A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | アキシャルピストン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1309014A JPH03172580A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | アキシャルピストン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03172580A true JPH03172580A (ja) | 1991-07-25 |
Family
ID=17987845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1309014A Pending JPH03172580A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | アキシャルピストン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03172580A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2524565A (en) * | 2014-03-27 | 2015-09-30 | R V Technology Llp | Visor |
-
1989
- 1989-11-30 JP JP1309014A patent/JPH03172580A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2524565A (en) * | 2014-03-27 | 2015-09-30 | R V Technology Llp | Visor |
GB2524565B (en) * | 2014-03-27 | 2017-03-22 | R V Tech Llp | Visor |
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