JPH03172112A - 農用散布装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に田植機、トラクタ等に装着して，ｆｉｌ
場に顆粒状の肥料・薬剤等を散布するための散布装置に
関する． 〔従来の技術〕 農用散布機は、ホッパーの下部に繰出溝付のロータを＆
ｉｌえ，このロータの回転で繰出溝が所定量の肥料を繰
り出すようになっている。

そして、その肥料としては、顆粒状のものが用いられる
。この顆粒状の肥料は、転動するので流動性が高く、散
布が効果的に行なわれるが、粉末を固めて作っているの
で、取扱中に砕けて元の粉末になったものも含まれてい
る． この粉末は、流動性が急く、散布機の管内に付着し、こ
れが大きくなって詰りを生じて散布の障害となる。そし
て，特に田植機は、水分の多い所で用いられるので、そ
の障害はひんぱんに発生する。

これを除去するものとして、実開昭６２−７０７２３号
、実開昭５８−１１７８１１号などの考案がされている
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで実開昭６２−７０７２３号の第３図に示される
考案は網がロータよりも上にあって，ロータが砕いて出
来た粉末を取り除くことが出来ないうえ，網には駆動源
を必要とする． また，実開昭５８−１１７９１１号の考案は，ゾ 掃穐機ではあるが、種子は，周間を粉でコーティングし
たものを用いるものであるから，均等な物ではあるが、
網の上の粉末をくみ取るものであるから、上Ｍの顆粒子
に含まれている粉末もくみ上げて散布するので、粉末が
管に達し、あまり大きな効果は期待出来ない。

〔問題を解決するための手段〕

この発明は，こられの問題点を解決するために、つぎの
構戊とした． すなわち、繰出装Ｉｉ１３５から繰出された顆粒子が，
施肥パイプ３６の入口で、エアダクト３８ａからの＠制
風により、施肥パイプ３６の内漿面にｉｆ＜接衝突する
位置に垂直方向には斜めに装若された顆粒子を通さない
目合の網３６ａおよび粉受室３６ｂがｉＱけられ、この
網の上面を通過した顆粒子が施肥パイプ３６および施肥
口３７を経て、圃場而に散布できることを持徴とする農
用散布装代とした。

〔作用〕

このように構成された農用散布装置は、ホッパ−３４ａ
内に顆粒状の肥料を入れてその散布に用いられるもので
あるが、ロータ３５ａを回すと、その繰出講３５ｂ・３
５ｂ・・・がこれに入り込んだ顆粒子を下に掻き出す● すると、その掻き出された顆粒子は、エアダクト３８ａ
付近まで落下すると，強制Ｍにより、ある程度の速度を
もって、網３６ａに衝突し，顆粒子中の粉末は、網の百
を通って下の粉受室３６ｂ内に受け止められ、網の目を
通らない顆粒子は、その上面を下に流れて施肥パイプ３
６に達し、施肥口３７を経て圃場面に散布される。

〔効果〕

このように、この農用散布装置によると、ロータ３５ａ
で繰り出された顆粒子は，強制風によりある程度の速度
を保って網面に衝突するから、すべての顆粒子が網目に
当り、顆粒子中に含まれる粉末を勢い良く網目を通過さ
せ、粉末が良く取り除かれる特徴がある． また、この網３６ａは、肥料の上記の衝突で微振動を行
なったり、あるいは強制風の通過により網Ｆ１に訪った
ものを振り落すから，常に網目が保たれて顆粒子と粉末
との分離が良い． 〔実施例〕 部に設けたリンク装Ｆｉｔ３に作業機４が装着されてい
る． 走行車体２は，車体の左右φ心を通る前後方向の縦バイ
プ５・５と該縦パイプの後端部に直交一体化する横バイ
プ６とで平面視丁字形のフレームを構成し，縦バイプ５
・５の上にミッションケース７、デフケース８、エンジ
ン９等が設けられている．なお，エンジン９は縦バイプ
５・５の後部寄りＬ面に固着したエンジン台９ａの上に
設置されている．そして、デフケース８から左右両側方
部に突設したフロントアクスルケース１０・１０の端部
に前輪支持ケース１１・１１が設けられ、そのド端部に
前輪工２・１２が軸支されている．また横パイプ６の両
端部には後輸支持ケース１３１３が設けられ，これに後
輪工４・１４が軸支されている．後輸支持ケース１３は
車体の左右側方部に露出して設けた後輪伝動軸１５を介
してミッションケース７から伝動される６これらシャシ
の上にはボディ１６が被せられている．そして、エンジ
ンｌ２等が収容されたエンジンルーム１７の上に操縦席
１８が設置され、車体前端部から上方に突設したステア
リングポスト力バー１９の上端部にステアリングホイー
ル２０．油圧植付レバー６０等が取付けられている． リンク装置３は，横パイプ６の上に立設した支持枠２１
に上リンク２２・２２と下リンク２３・２３が回動自在
に支持され、これら上下リンクの後端部に連結枠２４が
取付けられている。そして、この連結枠２４に作業機４
がローリング可能に装着される．リンク装置３の駆動手
段である油圧シリンダ２５は、その基部２５ａがエンジ
ン台９ａの背面部に枢着され、ピストンロッド２５ｂが
」ニリンク２２の基部からこれと一体に垂設したアーム
２６の先端部に連結されている。エンジン９の後部はエ
ンジン台９ａよりも後方に突出しているため、その下部
コーナ一部が油圧シリンダ２５の回動箭四を避けるよう
斜めに切欠いた形状に形成されている。この油圧シリン
ダ２５を伸縮させると、連結枠２４がほぼ一定姿勢に保
持されたままで上下動させられ、これに装着した作業機
４が昇降させられる。

作業機４は、ＰＴＯ軸５３を介して走行車体２側から仏
動される横伝動ケース２７ａと，この該横伝動ケースか
ら後方に分峠して伸びる縦伝動ケース２７ｂ・２７ｂ・
・・，また該横伝動ケースの前方に前側がＬ位となるよ
うに傾斜して設けられている苗載台２８と，縦伝動ケー
ス２７ｂの後端部に取付けた同動ケース２９にｌ条当り
２組づつの植付杆３０・・・を装着したものを備え、苗
載台２８が左右に往復動して台上の（Ｎを所定の渭取出
ＣＩに１株分づつ但給しつつ、植付杆３０が所定の軌跡
を描きながらＬ下運動を行ない，前記苗取出口に供給さ
れた苗を描付杆３０の先端部に設けられた植付爪３０ａ
で挾持してＩｉ！ｌｌ場に植付けてゆくようになってい
る。なお、Ｉ！＋７載台２８が左右行程の端部に到達し
てｗＩｌ列分の渭を，Ｉ／ｆ取出口に似給し終えるとベ
ルト式の苗送り装置３１が作動して苗を１列分だけ下方
に移送する。縦伝動ケース２７ｂ・２７ｂ・・・の下側
には、これら本体部を水田面上に支持するセンターフロ
ート３２と左右一対のサイドフロート４０・４０が上下
に回動自在に枢着されている。連鮎枠２４の底部からは
油圧シリンダ２５を制御する油圧バルブ４１が垂設され
ており、センターフロート３９の前端部の上下動によっ
てこの油圧バルブ４１が駆動される．フロートが上動す
ると浦圧シリンダ２５を伸長させる方向に油圧バルブ４
１が駆動され作業機４が上昇する．また、フロートが下
動すると油圧シリンダ２５を伸縮させる方向に油圧バル
ブ４１が駆動され，作業機４が下降する。

またフロートには、圃場而に施肥用溝を形成するために
作溝器３２が設けられている．燥縦席１８の後部に設け
られている施肥装置３３は、肥料を容れておく肥料タン
ク３４、該肥料タンクの肥料を下方に繰出す繰出装置３
５、該繰圃場面に形成された施肥用溝まで導く施肥パイ
プ３６、および該施肥パイプの下端部に設けられた施肥
口３７を備えている． 肥料タンク３４および繰出装置３５は、操縦席１８の後
方部に設けられており、繰出装置３５から繰り．Ｉ１ｚ
された肥料はブロワ３８からエアダクト３８ａを通る強
制風によって施肥パイプ３６内を搬送される。また，繰
出装置３５は、ミッションケース７から後方へ設けた駆
動＠５０を介して駆動される株間変速装置５１より、ロ
ッド５２を介して施肥装置駆動軸５２ａにより駆動され
る．第２図に示すように施肥装置３３は、ホッパー３４
ａの下部に、横向にロータ３５ａが支架され，該ロー夕
は、外周に繰出溝３５ｂ・３５ｂ・・・を備え、該繰出
溝は、溝巾の調節で肥料の繰出量が調節出来るようにな
っている． 株間変速装Ｐｉ５１の側向には、回転している施肥装ｊ
ｒｔ駆動軸５２ａがあり、該施肥装置駆動軸は、ロツド
５２と連結され、該ロッドとロータ３５ａの軸３５ｃの
間にラチェットホイル（図示省ｌＩ１ｌｌ）が設けられ
ていて、施肥装置駆動軸５２ａでロータ３５ａが弥制的
にＩｒｉ＋されるようになっている。

ホッパ−３４ａの下には排出ホッパ−３４ｂが着脱自在
に取付けられている．この排出ホッパ−３４ｂの下端部
には、施肥パイプ３６が接続され、その人日付近にはブ
ロワ３８の強制風を施肥パイプ３６内に導くエアダクト
３８ａが設けられている．強制風が施肥パイプ３６の内
Ｍ内にあたる部いる． そして、第２図のように，ロータ３５ａは、時計方向に
同転するように設けられ，ホッパ−３４８の内壁から伸
びたブラシ３５ｄは、その先端がロータ３５ａの右側の
側面に接触するように設けられて０る．粉受室３６ｂの
入口には，該粉受室に堆積した肥料の粉末が強制風によ
り再び施肥パイプ３６中に飛散しないように飛散防止板
３６ｃが設けられている。なお、粉受室３６ｂは下面に
が，この粉受室３６ｂ自体を着脱自在としても良く、ま
た網３６ｂも着脱出来たり、網３６ａだけを残して粉受
室３６ｂを取り外して使用したり、繰出装置により繰出
さｔで下方へ落下する肥料が、排出ホッパ−３４ｂの内
檗血に衝突する位置と、強制風により、肥料がＩｉ′（
接衝突する位岡を一致させるように、エアダクト３８ａ
、網３６ａを設けてもよい． 移植作業時は、施肥装置即動軸５２ａの同転がロツド５
２およびラチェッ］一で軸１８に間欠的な回転運動に転
換されて伝わって，ロータ３５ａを第２図のように時計
方向に回す．すると、外周の繰出ｉ／ｌ！　３　５　ｂ
・３５ｂ・・・西に入り込んでいた肥料は、ブラシ３５
ｄであふれるものを掻き取られながら，排出ホッパ−３
４を通って下方へ落下し、エアダクト３８ａの出口付近
で，弾制風により網３６ａに衝突し、混入している一ヘ
その網目を通して下の粉受室３６ｂ内に落下したのち、
正常な粒のみが網３６ａの上面を流れ落ち、施肥パイプ
３６および施肥［］３７を経てＩｉｗ場面上の施肥用溝
に導かれ、先の移植された苗の横に散布される。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を施した乗用施肥田植機の側面図、第
２図はその一部を拡大した切断側面図である。 ３４ａ・・・ホッパー ３５ｂ・・・繰出構 ３６ａ・・・網 符号の説明 ３５ａ・・・ロータ ３６・・・施肥パイプ ３６ｂ・・・粉受室

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）圃場に顆粒状の肥料・薬剤等を散布するために繰
   出装置３５から繰出された顆粒子を、強制風により施肥
   パイプ３６内を搬送する農用散布装置において、顆粒子
   から発生する粉末を施肥パイプ３６の外へ排除するため
   に、エアダクト３８ａからの強制風により顆粒子が衝突
   する位置に顆粒子を通さない目合の網３６ａを装着した
   ことを特徴とする農用散布装置。