JPH03171185A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、静電写真複写機やファクシミリ等の画像形成
装置に関するものである。

〔従来の技術〕

転写紙を感光体の転写域に案内するための転写前ガイド
装置には、第４図に示すように、感光体１の転写域近傍
の上流側に、上部ガイド板ｌ１と下部ガイド板Ｉ２を配
置すると共に、下部ガイド板１２の上面に樹脂フィルム
より成る可撓性のガイド体２１を、その給紙方向下流側
部分が上部ガイド板１ｌの下流端よりも突出した状態に
連設したものや、あるいは、上記可撓性ガイド体２１を
設けることなく、前記下部ガイド板１２の下流端をその
まま上部ガイド板ＩＩの下流端から突出させて設けたも
のがある。６はシールドケース６ａと放電ワイヤ６ｂと
から或る転写チャージャ、７は転写紙分離チャージャで
ある。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、感光体の表面に形成したトナー像を転写紙に
転写する画像形或装置においては、極一部ではあるが、
前記感光体の表面や現像スリーブ（図示せず）の表面か
らトナーが落下することがある。その落下したトナーが
、前記下部ガイド板１２の下流端から突出する可撓性ガ
イド体２１の突出部分２１ａや、あるいは可撓性のガイ
ド体２１を設けないものにおいては、前記下部ガイド板
１２の突出部分に降りかかると、前記突出部分上を通過
する転写紙の下面がトナーによって汚れされることにな
る。特に、裏面に画像が形成された転写紙を給祇対象と
する場合に、その裏面の画像が汚されることで問題が大
きい。

尚、転写紙裏面のトナーによる汚れは、使用頻度が低く
且つ幅広サイズの転写紙を給紙対象とする場合に顕著で
ある．即ち、使用頻度が高い小サイズの転写紙であって
も、トナーによる紙裏面の汚れが生しることに変わりは
ないが、使用頻度が高い小サイズの転写紙の場合は、転
写紙が前記突出部分を通過するたびにトナーが祇裏面に
付着されてしまうことにより、紙裏面の汚れが殆ど目立
たないのである。従って、前記下部ガイド板ｌ２や可ｆ
Ｑ性ガイド体２１の突出部分上に降りかかるトナーは、
使用頻度の高い小サイズの転写紙の通紙範囲を外れた部
分に溜ることになり、そのため、希に、幅広サイズの転
写紙が給紙されると、前記通紙範囲を外れた部分に溜ま
ったトナーが一時に紙裏面に付着することになり、紙裏
面の汚れが顕著となるのである。

上記の従来欠点に鑑み、本発明は、感光体や現像スリー
ブから落下したトナーによる転写紙裏面の汚れを防止で
きるようにしようとするものである。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するために、本発明が講じた技術的手
段は、次の通りである。即ち、本発明の特徴は、転写チ
ャージャのシールドケースと、転写紙を感光体の転写域
に案内するための転写前ガイド装置との間に隙間を形成
し、この隙間の下方位置に、感光体等から落下したトナ
ーを捕捉することが可能なトナー受け部を設けたことに
ある．〔作用〕 上記の構威によれば、転写チャージャのシールドケース
と転写前ガイド装置との間に隙間を設けたので、感光体
や現像スリーブから落下したトナーは、この隙間に落ち
、転写前ガイド装置における下部ガイド板の上に降りか
かるのを防止できる。

隙間に落ちたトナーは、トナー受け部に捕捉され、機内
に飛散しない。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す第１図は
画像形或装置の一例である静電写真複写機における作像
部を示す。この件像部は、水平に横架されたドラム状感
光体Ｉのまわりに、メインチャージャ２、露光部３、現
像装置４、転写前ガイド装Ｗ５、転写チャージャ６、転
写紙分離チャージャ７、クリーニング装置８を、その順
に感光体１の回転方向に配置して構威されている．９は
、転写チャージ中６の上流側に設けられた上ローラ９ａ
と下ローラ９ｂとから成るレジストローラであり、転写
紙ａの先端が所定のタイミングで感光体ｌに進入するよ
うに、所定のタイミングで駆動される。１０は上ローラ
９ａに付着した紙粉を除去するスポンジ等の祇粉取り部
材である。転写前ガイド装置５は、上部ガイド板１１と
下部ガイドＦｉｌ２とを備えており、下部ガイドＦｉｌ
２の下流端側は上部ガイド板１１の下流端よりも突出し
ている。転写チャージャ６と転写紙分離チャージャ７は
、夫々、ンーノレドケース６ａ，　７ａと１亥シーノレ
ドケース６ａ，　７ａに張設された放電ワイヤ６ｂ，　
７ｂとから構或され、感光体ｌの軸線方向に挿抜自在に
構威されている。

尚、図示の実施例では、転写チャージャ６と転写紙分離
チャージャ７のシールドケース６ａ，　７ａを一体物に
ｔＲ威しているが、個別のものにしてもよく、転写紙分
離チャージャ７に代え、他の分離手段を採用してもよい
．Ａはレジストローラ９の下ローラ９ｂに対して設けら
れた紙粉除去装置である。

前記紙粉除去装置Ａは、第２図に示すように、前記転写
チャージ中６のシールドヶース６ａに、前記下ローラ９
ｂに当接するスポンジ等の祇粉取り部材ｌ３を連設して
構成したものである。

より詳細に説明すると、先端部上面に紙粉取り部材ｌ３
が接着等の手段により固定された樹脂板、ステンレス板
等の弾性薄板１４の元端部を前記転写チャージャ６のシ
ールドケース６ａに着脱交換可能な状態に取り付けたも
のであり、転写チャージャ６が感光体１に対して所定の
位置にセ・ツトされた状態において、前記紙粉取り部材
ｌ３が下ローラ９ｂに弾性的に接触するように構威して
ある。

弾性薄板１４の元端部をシールドケース６ａに取り付け
るにあたっては、種々の取付け手段を採用できるが、こ
の実施例では、両面粘着テープｌ５を使用しており、シ
ールドケース６ａから紙粉取り部材ｌ３の間に位置する
余剰の両面粘着テープ１５によって、感光体ｌや現像ス
リーブから落下したトナーを捕捉することが可能なトナ
ー受け部Ｂを構威している。

即ち、転写チャージャ６のシールドケース６ａと転写前
ガイド装置５の下部ガイド仮ｌ２との間に感光体ｌや現
像スリーブから落下したトナーを通過させるための隙間
Ｓを形成し、この隙間Ｓの上方位置ｐにおいて転写紙ａ
の先端が感光体１の表面に当接するように構成し、さら
に、前記紙粉取り部材１３をシールドケース６ａに連結
して支持させるための部材である前記弾性薄板１４の上
面６こ、当該弾性薄板ｌ４の元端部をシールドケース６
ａの底面に取り付けるのに必要な長さ以上に長い両面粘
着テープ１５を貼着し、当該両面粘着テープ１５のうち
、ンールドケース６ａと祇粉取り部材ｌ３の間に位置す
る部分によって、前記隙間Ｓの下方に、当該隙間Ｓの全
幅にわたって位置する前記トナー受け部Ｂを構成したの
である。

尚、図示の祇粉取り部材ｌ３は弾性薄板１４の先端部上
面に接着等の手段により固定されているが、前記両面粘
着テープｌ５を弾性薄板ｌ４の先端まで延長し、当該両
面粘着テープｌ５の延長部分で紙粉取り部材１３を弾性
薄板１４の先端部上面に固定するようにしてもよい。

上記の実施例によれば、転写祇ａ下面の紙粉は下ローラ
９ｂに付着し、下ローラ９ｂに付着した祇粉は、紙粉取
り部材１３によって拭い取られることになる。

紙粉取り部材ｌ３に紙粉が所定量溜ると、紙粉取り部材
ｌ３を転写チャージャ６ごと機外に取り出し、祇わ｝取
り部材１３を新品と交換することができる。

この交換は、転写チャージャ６の交換時に、転写チャー
ジャ６ごと行うようにしてもよい。

また、上ローラ９ａと下ローラ９ｂに対して各々紙わ）
取り部材を設けるので、交換サイクルを長くすることが
可能である。

現像ローラの回転に伴って発生した気流等のために感光
体１や現像スリーブからトナーが落下することがあって
も、このトナーは、前記隙間Ｓを通ってトナー受け部Ｂ
に落下し、転写前ガイド装置５の下部ガイド板Ｉ２の突
出部分に溜る虞れがないので、転写紙ａ下面の汚れが防
止できる。

トナー受け部Ｂに落下したトナーは、トナー受け部Ｂの
両面粘着テープ１５により捕捉されるので落下したトナ
ーの機内への飛散や機外への落下が防止される。

トナー受け部Ｂは、祇粉取り部材１３を交換する際に、
紙粉取り部材１３ごと新品と交換されることになる。

また、感光体１に進入する転写紙ａの先端タイミング不
良等により、転写祇ａの先端が感光体１に当接した際、
転写祇ａ先端で感光体１表面のトナーを落としてしまう
ことがあっても、この実施例では、前記隙間Ｓの上方位
置ｐで転写紙ａが感光体】に進入するように構成してあ
るので、落下したトナーは、隙間Ｓへと落下し、転写チ
ャージ十６のシールドケース６ａ内に落下する虞れがな
い。

従って、転写紙ａの突入により落下したトナーが転写チ
ャージャ６のシールドヶース６ａ内に落ちることによっ
て生しる放電状態への悪影響、放電ムラ、放電ムラに起
因する白筋、黒筋等の画像不良や感光体１の劣化等を回
避することが可能である。

第３図は本発明の別実施例を示す。この実施例は、弾性
薄板１４に多数の通気孔ｌ６を形成すると共に、弾性薄
板１４の上面にスポンジ等のフィルター１７　（これは
、紙粉取り部材１３と一体のものでもよい。）を取り付
けて、トナー受け部Ｂを構成すると共に、弾性薄板１４
の下方に吸引ファン１８を設けて、トナー受け部Ｂのフ
ィルターｌ７でトナーを捕捉するように構成した点に特
徴がある。その他の構戒、作用は先の実施例と同じであ
るため、同一構成部材に同一符号を付し、説明を省く。

尚、上記各実施例では、いずれも祇粉取り部材ｌ３をシ
ールドケース６ａに連結して支持させるための弾性ｙｉ
Ｍ１４を利用してトナー受け部Ｂを構成しているが、紙
粉取り部材ｌ３は省略してもよい。また、シールドケー
ス６ａとは別個にトナー受け部Ｂを着脱するように構戒
することも可能である。

〔発明の効果〕

本発明は、上述した構戒より或り、転写チャージャのシ
ールドケースと転写前ガイド装置との間に隙間を設けた
ので、感光体や現像スリーブから落下したトナーは、こ
の隙間に落も、転写前ガイド装置における下部ガイド板
の上に降りかかるのを防止でき、転写紙裏面の汚れを防
止できる。

しかも、隙間に落ちたトナーは、トナー受け部に捕捉さ
れるので、落下したトナーの機内への飛散や機外への落
下を防止できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は画像形成装置の
作像部の概略縦断側面図、第２図は要部の縦断側面図で
ある。 第３図は本発明の別実施例を示す要部の縦断側面図であ
る。 第４図は従来例の説明図である。 Ｂ・・・トナー受け部、Ｓ・・・隙間、１・・・感光体
、５・・・転写前ガイド装置、６・・・転写チャージャ
、６ａ・・・シールドケース。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 転写チャージャのシールドケースと、転写紙を感光体の
   転写域に案内するための転写前ガイド装置との間に隙間
   を形成し、この隙間の下方位置に感光体等から落下した
   トナーを捕捉することが可能なトナー受け部を設けたこ
   とを特徴とする画像形成装置。