JPH03170987A - クリーニング装置 - Google Patents
クリーニング装置Info
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- JPH03170987A JPH03170987A JP31123489A JP31123489A JPH03170987A JP H03170987 A JPH03170987 A JP H03170987A JP 31123489 A JP31123489 A JP 31123489A JP 31123489 A JP31123489 A JP 31123489A JP H03170987 A JPH03170987 A JP H03170987A
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- toner
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- photosensitive drum
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Links
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Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、クリーニング装置、特に、回転する感光体ド
ラムを用いて画像を形或する画像形成装置において、感
光体ドラム上のトナーをクリーニングするためのクリー
ニング装置に関する。
ラムを用いて画像を形或する画像形成装置において、感
光体ドラム上のトナーをクリーニングするためのクリー
ニング装置に関する。
画像形・成装置、たとえば複写機やレーザプリンタでは
、一般に回転する感光体ドラム上に静電潜像を形威し、
その潜像をトナーで現像し、得られたトナー画像を転写
紙に転写するようになっている.そして、転写工程後に
感光体ドラム上に残されたトナーは、クリーニング装置
によって除去される. 従来のクリーニング装置として、たとえばブレードを用
いて感光体ドラム上のトナーを除去するものが知られて
いる.このようなクリーニング装置では、ブレードは感
光体ドラムに圧接され、これにより感光体ドラム上のト
ナーを除去できるようになっている.また、画像形或装
置の作動が停止された場合には、ブレードの変形や感光
体の変質を防止するために、ブレードを感光体ドラムか
ら離脱させることができるようになっている。ところが
、このようなクリーニング装置では、ブレードを感光体
ドラムから離脱させる際にブレードの下流側にトナーが
回り込みやすい。ブレードの下流側に回り込んだトナー
は、再び感光体ドラムの静電潜像上に付着し、静電潜像
の除電を妨げる.この結果、感光体ドラムに新しい静電
潜像を形或する際に前の潜像が残留し、2重写しの画像
が形威されるいわゆるオフセットが起こりやすくなる。
、一般に回転する感光体ドラム上に静電潜像を形威し、
その潜像をトナーで現像し、得られたトナー画像を転写
紙に転写するようになっている.そして、転写工程後に
感光体ドラム上に残されたトナーは、クリーニング装置
によって除去される. 従来のクリーニング装置として、たとえばブレードを用
いて感光体ドラム上のトナーを除去するものが知られて
いる.このようなクリーニング装置では、ブレードは感
光体ドラムに圧接され、これにより感光体ドラム上のト
ナーを除去できるようになっている.また、画像形或装
置の作動が停止された場合には、ブレードの変形や感光
体の変質を防止するために、ブレードを感光体ドラムか
ら離脱させることができるようになっている。ところが
、このようなクリーニング装置では、ブレードを感光体
ドラムから離脱させる際にブレードの下流側にトナーが
回り込みやすい。ブレードの下流側に回り込んだトナー
は、再び感光体ドラムの静電潜像上に付着し、静電潜像
の除電を妨げる.この結果、感光体ドラムに新しい静電
潜像を形或する際に前の潜像が残留し、2重写しの画像
が形威されるいわゆるオフセットが起こりやすくなる。
そこで、たとえば特開昭59−152477号公報には
、感光体ドラムにトナー吸着用の帯電部(静電潜像)を
形成し、ブレードの下流側に回り込んだトナーをこの帯
電部で吸着することにより除去する考えが示されている
. 〔発明が解決しようとする課題〕 前記従来のクリーニング装置では、ブレードの下流側に
回り込んだトナーの一部は感光体ドラムに形威された帯
電部により吸着されて除去されるが、ブレードの下流側
に回り込んだトナーの全てを除去するのは困難である.
これは、帯電部付近に形成される電界が弱いためと考え
られる.すなわち、トナーはカスケード現像と同じ原理
で帯電部に吸着されるため、感光体ドラムの帯電部では
感光体ドラムに近い一部のトナーだけしか吸着すること
かできないためである.この結果、前記従来のクリーニ
ング装置では、ブレードの下流側に回り込んだトナーを
充分除去できず、やはりオフセットを起こしやすい. 本発明の目的は、ブレードの下流側に回り込んだトナー
を効率良く除去することができる、オフセットを起こし
にくいクリーニング装置を提供するとにある. 〔課題を解決するための手段〕 本発明のクリーニング装置は、回転する感光体ドラムを
用いて画像を形成する画像形成装置において、感光体ド
ラム上のトナーをクリーニングするためのものである.
このクリーニング装置は、感光体ドラム上に圧接するブ
レードと、ブレード側に設けられた電界形威手段とを備
えている.そして、電界形威手段は、感光体ドラムとの
間に、トナーを感光体ドラム側に吸着させる電界を集中
して形成するようになっている。
、感光体ドラムにトナー吸着用の帯電部(静電潜像)を
形成し、ブレードの下流側に回り込んだトナーをこの帯
電部で吸着することにより除去する考えが示されている
. 〔発明が解決しようとする課題〕 前記従来のクリーニング装置では、ブレードの下流側に
回り込んだトナーの一部は感光体ドラムに形威された帯
電部により吸着されて除去されるが、ブレードの下流側
に回り込んだトナーの全てを除去するのは困難である.
これは、帯電部付近に形成される電界が弱いためと考え
られる.すなわち、トナーはカスケード現像と同じ原理
で帯電部に吸着されるため、感光体ドラムの帯電部では
感光体ドラムに近い一部のトナーだけしか吸着すること
かできないためである.この結果、前記従来のクリーニ
ング装置では、ブレードの下流側に回り込んだトナーを
充分除去できず、やはりオフセットを起こしやすい. 本発明の目的は、ブレードの下流側に回り込んだトナー
を効率良く除去することができる、オフセットを起こし
にくいクリーニング装置を提供するとにある. 〔課題を解決するための手段〕 本発明のクリーニング装置は、回転する感光体ドラムを
用いて画像を形成する画像形成装置において、感光体ド
ラム上のトナーをクリーニングするためのものである.
このクリーニング装置は、感光体ドラム上に圧接するブ
レードと、ブレード側に設けられた電界形威手段とを備
えている.そして、電界形威手段は、感光体ドラムとの
間に、トナーを感光体ドラム側に吸着させる電界を集中
して形成するようになっている。
本発明のクリーニング装置では、ブレード側に設けられ
た電界形威手段と感光体ドラムとの間に電界が集中する
。これにより、電界形威手段付近のトナー、即ちブレー
ドの下流側に回り込んだトナーは、感光体ドラム側に強
く引き寄せられて移動し、効率良く感光体ドラム上に吸
着して除去される。この結果、オフセットが起こりにく
くなる.〔実施例〕 第3図に本発明の一実施例を採用した複写機の一例を示
す。第3図において、複写機本体llの上面には、原稿
台12が固定されており、原稿台12上には原稿押えl
3が開閉自在に配置されている。複写機本体11の図右
側には、給紙カセット14.15が着脱自在に装着され
ている。複写機本体l1の図左側には、複写済の用紙が
D『出される排祇トレイ18が装着されている。
た電界形威手段と感光体ドラムとの間に電界が集中する
。これにより、電界形威手段付近のトナー、即ちブレー
ドの下流側に回り込んだトナーは、感光体ドラム側に強
く引き寄せられて移動し、効率良く感光体ドラム上に吸
着して除去される。この結果、オフセットが起こりにく
くなる.〔実施例〕 第3図に本発明の一実施例を採用した複写機の一例を示
す。第3図において、複写機本体llの上面には、原稿
台12が固定されており、原稿台12上には原稿押えl
3が開閉自在に配置されている。複写機本体11の図右
側には、給紙カセット14.15が着脱自在に装着され
ている。複写機本体l1の図左側には、複写済の用紙が
D『出される排祇トレイ18が装着されている。
複写機本体l1の内部において、その上部には原稿読み
取りのための露光装置l9が設けられている.この露光
装置19は、光源.ミラー等から構威されている.また
、複写機本体l1の中央部には、静tWJ像が形威され
る感光体ドラム20が配置されている。感光体ドラム2
0の周囲には、感光体ドラム20を所定の電荷に帯電さ
せる主帯電装置21、静電潜像を現像する現像装置22
、用紙にトナー像を転写するための転写装置23、感光
体ドラム20から用紙を分離するための用紙分離装置2
4、感光体ドラム20上の残留トナーを除去するクリー
ニング装置25、及び感光体ドラム20上の静!潜像を
除去するための除電ランブ26が配置されている。給紙
カセット14.15と感光体ドラム20等によって構威
される画像形底部との間及びその画像形威部よりも下流
側には、それぞれ用紙を搬送する給紙搬送路27及び排
紙搬送路28が設けられている。徘紙搬送路28と徘紙
トレイl8との間には、搬送されてきた用紙上の転写像
を定着する定着装置30が配置されている。
取りのための露光装置l9が設けられている.この露光
装置19は、光源.ミラー等から構威されている.また
、複写機本体l1の中央部には、静tWJ像が形威され
る感光体ドラム20が配置されている。感光体ドラム2
0の周囲には、感光体ドラム20を所定の電荷に帯電さ
せる主帯電装置21、静電潜像を現像する現像装置22
、用紙にトナー像を転写するための転写装置23、感光
体ドラム20から用紙を分離するための用紙分離装置2
4、感光体ドラム20上の残留トナーを除去するクリー
ニング装置25、及び感光体ドラム20上の静!潜像を
除去するための除電ランブ26が配置されている。給紙
カセット14.15と感光体ドラム20等によって構威
される画像形底部との間及びその画像形威部よりも下流
側には、それぞれ用紙を搬送する給紙搬送路27及び排
紙搬送路28が設けられている。徘紙搬送路28と徘紙
トレイl8との間には、搬送されてきた用紙上の転写像
を定着する定着装置30が配置されている。
クリーニング装置25は、感光体ドラム20上のトナー
を除去するためのクリーナー31と、クリーナー31に
より除去された徘トナーを外部に排出するためのスクリ
ューコンベア32と、これらを収納するためのケーシン
グ33とを備えている。
を除去するためのクリーナー31と、クリーナー31に
より除去された徘トナーを外部に排出するためのスクリ
ューコンベア32と、これらを収納するためのケーシン
グ33とを備えている。
第1図を参照して、クリーナー3lの詳細を説明する。
図において、クリーナー31は、主に、支持部34と、
ブレード35と、アーム36とを有している。
ブレード35と、アーム36とを有している。
支持部34は、時計回りに回転する感光体ドラム20の
回転軸と平行に延びる角柱状の部材であり、両端に軸棒
34aを有している。支持部34の図右下の面には、ブ
レードホルダ38を取り付けるための取付け部材39が
取り付けられている.そして、この取付け部材39には
、概ねL字状のブレードホルダ38がビン40により着
脱可能に取り付けられている。
回転軸と平行に延びる角柱状の部材であり、両端に軸棒
34aを有している。支持部34の図右下の面には、ブ
レードホルダ38を取り付けるための取付け部材39が
取り付けられている.そして、この取付け部材39には
、概ねL字状のブレードホルダ38がビン40により着
脱可能に取り付けられている。
ブレード35は、ブレードホルダ38の下部に取り付け
られており、その先端が感光体ドラム20に当接してい
る。ブレード35は、ウレタンゴム等からなる可撓性の
部材である.ブレード35の下流側の面には、その感光
体ドラム20側の先端部を除いて電極37が形威されて
いる。この電Bi37は、たとえばアルミニュウムの薄
膜からなり、たとえば蒸着により形威されている.電極
37は、例えばブレードホルダ38、取付け部材39、
支持部34、及びケーシング33を介して複写機本体1
1に接地されている. アーム36は、その一端が支持部34の図左上面に固定
されている.アーム36は、屈曲されて図左方向へ略水
平に延びている.アーム36の下面には、重り41が取
り付けられている。
られており、その先端が感光体ドラム20に当接してい
る。ブレード35は、ウレタンゴム等からなる可撓性の
部材である.ブレード35の下流側の面には、その感光
体ドラム20側の先端部を除いて電極37が形威されて
いる。この電Bi37は、たとえばアルミニュウムの薄
膜からなり、たとえば蒸着により形威されている.電極
37は、例えばブレードホルダ38、取付け部材39、
支持部34、及びケーシング33を介して複写機本体1
1に接地されている. アーム36は、その一端が支持部34の図左上面に固定
されている.アーム36は、屈曲されて図左方向へ略水
平に延びている.アーム36の下面には、重り41が取
り付けられている。
前記クリーナー3lの図左側には、ソレノイド42が配
置されている.ソレノイド42は、下方に突出する作動
片43を有している.この作動片43には、図の奥側方
向に突出するビン43aを有している。ソレノイド42
とクリーナー3lのアーム36との間には、作用腕44
が配置されている.この作用腕44は、支点45を中心
に回動可能に取り付けられている.そして、作用腕44
の図左端には支点45側に延びる溝46が形威されてお
り、この溝46に作動片43のビン43aが嵌入してい
る.これにより、作動片43と作用腕44とは連結され
ている.作用腕44は、クリーナー3l側の先端がアー
ム36の下方に位置するようになっている.また、作用
腕44のアーム36側部分には、バネ47の一端が取り
付けられている.このバネ47の他端はケーシング33
の上部に固定されており、これによって作用腕44は常
時反時計回りに付勢されている. 次に、前記実施例の作用効果について説明する.コピー
動作中は、ソレノイド42はONの状態にある。この状
態では、第1図に示すように、ソレノイド42の作動片
43がソレノイド42の本体側に引き込まれた状態にあ
り、作用腕44がアーム36の下面と当接しない状態に
なっている.このため、アーム36は、重り4lの重量
により支持部34を反時計回りに付勢する.これにより
、ブレード35は、感光体ドラム20上に圧接される。
置されている.ソレノイド42は、下方に突出する作動
片43を有している.この作動片43には、図の奥側方
向に突出するビン43aを有している。ソレノイド42
とクリーナー3lのアーム36との間には、作用腕44
が配置されている.この作用腕44は、支点45を中心
に回動可能に取り付けられている.そして、作用腕44
の図左端には支点45側に延びる溝46が形威されてお
り、この溝46に作動片43のビン43aが嵌入してい
る.これにより、作動片43と作用腕44とは連結され
ている.作用腕44は、クリーナー3l側の先端がアー
ム36の下方に位置するようになっている.また、作用
腕44のアーム36側部分には、バネ47の一端が取り
付けられている.このバネ47の他端はケーシング33
の上部に固定されており、これによって作用腕44は常
時反時計回りに付勢されている. 次に、前記実施例の作用効果について説明する.コピー
動作中は、ソレノイド42はONの状態にある。この状
態では、第1図に示すように、ソレノイド42の作動片
43がソレノイド42の本体側に引き込まれた状態にあ
り、作用腕44がアーム36の下面と当接しない状態に
なっている.このため、アーム36は、重り4lの重量
により支持部34を反時計回りに付勢する.これにより
、ブレード35は、感光体ドラム20上に圧接される。
そして、感光体ドラム20上のトナーは、圧接するブレ
ード35により拭い取られ、除去される.除去されたト
ナーは、自重によりスクリューコンベア32上に落下し
、徘トナーとして外部に排出される。
ード35により拭い取られ、除去される.除去されたト
ナーは、自重によりスクリューコンベア32上に落下し
、徘トナーとして外部に排出される。
コピー動作が停止した場合には、ソレノイド42がOF
Fになる.この結果、作用腕44がバネ47の付勢力に
よって反時計回りに回動し、アーム36を上方に押圧す
る.これにより、支持部34は時計回りに回動し、ブレ
ード35が感光体ドラム20から離脱する.このように
、ブレード35は、コピー動作が停止し“Cいる時に感
光体ドラム20から離脱するため、変形しにくい.ブレ
ード35が離脱する時には、ブレード35の先端部に溜
まったトナーがブレード35の下流側に回り込んでしま
うことがある。このようなトナーは、感光体ドラム20
を汚染し、コピー動作の再開時にオフセットの原因とな
る。そこで、ブレード35の下流側に付着したトナーを
除去する必要がある。このようなトナーの除去は、次の
ようにして行う. まず、帯電装置21により感光体ドラム20上に潜像S
を形成する。この潜像Sは、プラスの電荷に帯電してい
る.そして、感光体ドラム20を回転させることにより
、ブレード35部分に潜像Sを通過させる.このとき、
感光体ドラム20の表面から生じる電界は、接地された
電極37に引き寄せられて集められる.したがって、潜
像Sと接地されたブレード35の電極37との間には従
来例よりも強い電界が形成される.このため、ブレード
35の下流側に回り込んだトナーTは、第2図に示すよ
うに、感光体ドラム20の近傍にあるものだけでなく感
光体ドラム20から若干離れたところに付着しているよ
うなものであっても潜像S方向に移動し、効率良く感光
体ドラム20上に吸着される.なお、例えばソレノイド
等を用いてアーム36に対する下向きの荷重を大きくす
ることにより、ブレード35と感光体ドラム20との圧
接角をより小さくできるようにすれば、ブレード35下
流側のトナーTはより効率的に感光体ドラム20上に吸
着される.感光体ドラム20上に吸着されたトナーTは
、感光体ドラム20の回転によりブレード35の上流側
に移動し、ブレード35により除去される.この結果、
コピー画像には、オフセットが起こりにくくなる.〔他
の実施例〕 (a) 前記実施例では、電極37を接地することに
より、電極37を感光体ドラム20よりも低電位に設定
したが、接地以外の構戊を採用することもできる.すな
わち、電極37は、感光体ドラム20よりも相対的に低
電位に設定されていればよい.このとき、電極37は、
感光体ドラム20と同極性または逆極性のいずれに設定
されてもよい。例えば、感光体ドラム20の潜像Sが+
700vに設定されている場合には、電極37は+IO
OV〜−1000V程度に設定されるのが望ましい。
Fになる.この結果、作用腕44がバネ47の付勢力に
よって反時計回りに回動し、アーム36を上方に押圧す
る.これにより、支持部34は時計回りに回動し、ブレ
ード35が感光体ドラム20から離脱する.このように
、ブレード35は、コピー動作が停止し“Cいる時に感
光体ドラム20から離脱するため、変形しにくい.ブレ
ード35が離脱する時には、ブレード35の先端部に溜
まったトナーがブレード35の下流側に回り込んでしま
うことがある。このようなトナーは、感光体ドラム20
を汚染し、コピー動作の再開時にオフセットの原因とな
る。そこで、ブレード35の下流側に付着したトナーを
除去する必要がある。このようなトナーの除去は、次の
ようにして行う. まず、帯電装置21により感光体ドラム20上に潜像S
を形成する。この潜像Sは、プラスの電荷に帯電してい
る.そして、感光体ドラム20を回転させることにより
、ブレード35部分に潜像Sを通過させる.このとき、
感光体ドラム20の表面から生じる電界は、接地された
電極37に引き寄せられて集められる.したがって、潜
像Sと接地されたブレード35の電極37との間には従
来例よりも強い電界が形成される.このため、ブレード
35の下流側に回り込んだトナーTは、第2図に示すよ
うに、感光体ドラム20の近傍にあるものだけでなく感
光体ドラム20から若干離れたところに付着しているよ
うなものであっても潜像S方向に移動し、効率良く感光
体ドラム20上に吸着される.なお、例えばソレノイド
等を用いてアーム36に対する下向きの荷重を大きくす
ることにより、ブレード35と感光体ドラム20との圧
接角をより小さくできるようにすれば、ブレード35下
流側のトナーTはより効率的に感光体ドラム20上に吸
着される.感光体ドラム20上に吸着されたトナーTは
、感光体ドラム20の回転によりブレード35の上流側
に移動し、ブレード35により除去される.この結果、
コピー画像には、オフセットが起こりにくくなる.〔他
の実施例〕 (a) 前記実施例では、電極37を接地することに
より、電極37を感光体ドラム20よりも低電位に設定
したが、接地以外の構戊を採用することもできる.すな
わち、電極37は、感光体ドラム20よりも相対的に低
電位に設定されていればよい.このとき、電極37は、
感光体ドラム20と同極性または逆極性のいずれに設定
されてもよい。例えば、感光体ドラム20の潜像Sが+
700vに設定されている場合には、電極37は+IO
OV〜−1000V程度に設定されるのが望ましい。
(b) 前記実施例では、帯電装置21により感光体
ドラム20上にトナー除去用の潜像Sを形威したが、潜
像Sは他の手段により形威されてもよい。
ドラム20上にトナー除去用の潜像Sを形威したが、潜
像Sは他の手段により形威されてもよい。
たとえば、転写装置23や疑似原稿を用いて形威されて
もよい.なお、転写装置23による潜像Sは電位があま
り高くないが、現像装置22でのトナー消費量の増大が
ない.このため、現像装W22に、トナーが感光体ドラ
ム20に転移しにくくするような工夫(例えば現像バイ
アス電圧の調整)が不要となる. (C) 前記実施例では、感光体ドラム20上にトナ
ー除去用の潜像Sを形威したが、この潜像Sはなくても
よい.この場合、感光体ドラム20の表面電位がOVと
すると、電極37は−500〜−1ooov程度に設定
されるのが望ましい.(d) 前記実施例では、ブレ
ード35の下流側面に電極37を設けることによりトナ
ー除去用の電界を形威したが、他の構成によりトナー除
去用の電界を形成してもよい.たとえば、次のような構
成が採用されてもよい. ■第4図に示す実施例では、ブレード35の下流側にお
いて、ブレード35と感光体ドラム20との間に、感光
体ドラム20の回転軸と平行にワイヤ電極48が配置さ
れている.この実施例では、ワイヤ電極48と感光体ド
ラム20との間に形威される電界により、ブレード35
の下流側に回り込んだトナーは感光体ドラム20上に吸
着される.■第5図に示す実施例では、ブレード35の
下流側先端部に導電性シ一ト49を当接させている.こ
の実施例では、導電性シ一ト49と感光体ドラム20と
の間に生じる電界により、トナーは感光体ドラム20上
に吸着される. ■第6図に示す実施例では、ブレード35の下端面に電
極50を設けている.ただし、電極50は、感光体ドラ
ムの傷付きを防止するために、ブレード35が感光体ド
ラムと当接する部分を除いて設けられている. ■第7図に示す実施例では、電極51をブレード部材3
5a.35bを用いて扶持することにより、ブレード3
5を構威している。
もよい.なお、転写装置23による潜像Sは電位があま
り高くないが、現像装置22でのトナー消費量の増大が
ない.このため、現像装W22に、トナーが感光体ドラ
ム20に転移しにくくするような工夫(例えば現像バイ
アス電圧の調整)が不要となる. (C) 前記実施例では、感光体ドラム20上にトナ
ー除去用の潜像Sを形威したが、この潜像Sはなくても
よい.この場合、感光体ドラム20の表面電位がOVと
すると、電極37は−500〜−1ooov程度に設定
されるのが望ましい.(d) 前記実施例では、ブレ
ード35の下流側面に電極37を設けることによりトナ
ー除去用の電界を形威したが、他の構成によりトナー除
去用の電界を形成してもよい.たとえば、次のような構
成が採用されてもよい. ■第4図に示す実施例では、ブレード35の下流側にお
いて、ブレード35と感光体ドラム20との間に、感光
体ドラム20の回転軸と平行にワイヤ電極48が配置さ
れている.この実施例では、ワイヤ電極48と感光体ド
ラム20との間に形威される電界により、ブレード35
の下流側に回り込んだトナーは感光体ドラム20上に吸
着される.■第5図に示す実施例では、ブレード35の
下流側先端部に導電性シ一ト49を当接させている.こ
の実施例では、導電性シ一ト49と感光体ドラム20と
の間に生じる電界により、トナーは感光体ドラム20上
に吸着される. ■第6図に示す実施例では、ブレード35の下端面に電
極50を設けている.ただし、電極50は、感光体ドラ
ムの傷付きを防止するために、ブレード35が感光体ド
ラムと当接する部分を除いて設けられている. ■第7図に示す実施例では、電極51をブレード部材3
5a.35bを用いて扶持することにより、ブレード3
5を構威している。
■第8図に示す実施例では、ブレード35の上流側の面
にt極52を設けている. ■導電性樹脂によりブレードが横戒されていてもよい.
導電性樹脂としては、例えば樹脂中にカーボンを分散さ
せたものや、それ自体で導電性を示す樹脂が用いられる
. なお、上述の■、■、■、及び■の実施例では、ブレー
ド35自体と感光体ドラム20との間にトナー除去用の
電界が生しる. (e) 前記実施例ではマイナストナーを用いる複写
機の場合について説明したが、本発明はブラストナーを
用いる複写機に採用されてもよい。この場合、ブレード
35の電極37等は、感光体ドラム20の電位よりも高
電位に設定される.例えば、感光体ドラム20上の潜像
Sの電位を−700■、またブレード35の電極37を
−100〜+1000v程度に設定するのが望ましい。
にt極52を設けている. ■導電性樹脂によりブレードが横戒されていてもよい.
導電性樹脂としては、例えば樹脂中にカーボンを分散さ
せたものや、それ自体で導電性を示す樹脂が用いられる
. なお、上述の■、■、■、及び■の実施例では、ブレー
ド35自体と感光体ドラム20との間にトナー除去用の
電界が生しる. (e) 前記実施例ではマイナストナーを用いる複写
機の場合について説明したが、本発明はブラストナーを
用いる複写機に採用されてもよい。この場合、ブレード
35の電極37等は、感光体ドラム20の電位よりも高
電位に設定される.例えば、感光体ドラム20上の潜像
Sの電位を−700■、またブレード35の電極37を
−100〜+1000v程度に設定するのが望ましい。
本発明では、低電位手段と感光体ドラムとの間に電界が
生じ、これによりブレードの下流側に回り込んだトナー
を効率良く除去することができる.このため、本発明で
はオフセットが起こりにくい.
生じ、これによりブレードの下流側に回り込んだトナー
を効率良く除去することができる.このため、本発明で
はオフセットが起こりにくい.
第1図は本発明の一実施例の概略図、第2図は前記実施
例の作用を示す拡大部分図、第3図は前記実施例が採用
された複写機の縦断面図、第4図.第5図,第6図,第
7図及び第8図はそれぞれ他の実施例の概略部分図であ
る。 20・・・感光体ドラム、35・・・ブレード、37.
50,51.52・・・電極、4日・・・ワイヤ電極、
49・・・導電性シート.
例の作用を示す拡大部分図、第3図は前記実施例が採用
された複写機の縦断面図、第4図.第5図,第6図,第
7図及び第8図はそれぞれ他の実施例の概略部分図であ
る。 20・・・感光体ドラム、35・・・ブレード、37.
50,51.52・・・電極、4日・・・ワイヤ電極、
49・・・導電性シート.
Claims (1)
- (1)回転する感光体ドラムを用いて画像を形成する画
像形成装置において、前記感光体ドラム上のトナーをク
リーニングするためのクリーニング装置であって、 前記感光体ドラム上に圧接するブレードと、前記ブレー
ド側に設けられ、かつ前記感光体ドラムとの間に、トナ
ーを前記感光体ドラム側に吸着させる電界を集中して形
成するための電界形成手段と、 を備えたクリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31123489A JPH03170987A (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | クリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31123489A JPH03170987A (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | クリーニング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03170987A true JPH03170987A (ja) | 1991-07-24 |
Family
ID=18014708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31123489A Pending JPH03170987A (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | クリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03170987A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009116091A (ja) * | 2007-11-07 | 2009-05-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1989
- 1989-11-29 JP JP31123489A patent/JPH03170987A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009116091A (ja) * | 2007-11-07 | 2009-05-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
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