JPH03170458A - 複素環化合物とそれから得られるポルフイリン化合物 - Google Patents

複素環化合物とそれから得られるポルフイリン化合物

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JPH03170458A
JPH03170458A JP2300034A JP30003490A JPH03170458A JP H03170458 A JPH03170458 A JP H03170458A JP 2300034 A JP2300034 A JP 2300034A JP 30003490 A JP30003490 A JP 30003490A JP H03170458 A JPH03170458 A JP H03170458A
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porphyrin
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JP2300034A
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Bernd Kaletta
ベルント・カレツタ
Meinhard Rolf
マインハルト・ロルフ
Walther Wolf
バルター・ボルフ
David R Terrell
ダービト・リヒヤルト・テレル
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Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
    • C07D209/44Iso-indoles; Hydrogenated iso-indoles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B47/00Porphines; Azaporphines

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、式 [式中、RはH又は置換基であり、 R1は置換基であり、 nは0〜2である] の化合物及び式 [式中、R2はハロゲン、 NHRである] の化合物をニトロメタン(III) アルコキシ又は と反応させるぞ の製造法に関する。
上式において置換基R,は同一でも異なってもよい。
適当な置換基Rの例はアルキル、アリール、ヘトアリー
ル、アシルである。
適当な置換基R1の例は、R%アルコキシ、ハロゲン、
カルポキシル、カルボキサミド、シアノ、NO2である
2つの隣合った置換基R1はそれらを結合するベンゼン
環上のC原子と一緒になって炭素環族又は複素環族の環
又は環系を形成してもよい。
アルキルは好ましくはC,〜C6アルキル例えばCH3
、C.H,、n一及びi−C3H,並びにn−i一及び
t−C,H,を表わす。
アリールは好ましくは1.  2.  3又は4つ、特
に1又は2つの炭素環族基、例えばフエニル、ジフエニ
リル及びナフチルを表わす。
ヘトアリールは好ましくは1.  2.  3又は4つ
、特に1又は2つの、5.6又は6員環で、その少くと
も1つが、1.2又は3つ、好ましくは1又は2つの、
O. N. Sを含んでなる系からのへテロ原子を含有
する複素環族一芳香族基を表わす。
複素環族一芳香族基の例は、 ピリジル、ピリミジル、ビラジニル、トリアジニル、フ
ラニル、ビロリル、チェニル、キノリル、クマリニル、
ペンゾフラニル、ペンゾイミダゾリル、ペンゾキサゾリ
ル、ジペンゾフラニル、ペンゾチェニル、ジベンゾチェ
ニル、インドリル、カルバゾリル、ピラゾリル、イミダ
ゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル
、インダゾリル、ペンゾチアゾリル、ピリダジニル、シ
ンノリル、キナゾリル、キノキサリル、フタラジニル、
フタラジンジオニル、フタリミジル、クロモニル、ナフ
トラクタミル、ペンゾビリドニル、オルトスルホベンズ
イミジル、マレイミジル、ナフタリジニル、ペンズイミ
ダゾロニル、ペンゾキサゾロニル、ペンゾチアゾロニル
、ペンゾチアゾリニル、キサゾロニル、ピリミドニル、
キノキサロニル、フタロゾニル、ジオキサピリミジニル
、ピリドニル、イソキノロニル、イソキノリニル、イソ
チアゾリル、ペンズイソキサゾリル、ペンズイソチアゾ
リル、インダゾロニル、アクリジニル、アクリドニル、
キナゾリンジオニル、チノキサリンジオニル、ペンゾキ
サジンジオニル、ペンゾキサジノニル、及びナフタリミ
ジル、 である。
アリール及びヘトアリール基は、通常の置換基例えばF
,CI,Br,アルキル、アルコキシ、置換又は未置換
アミノ、カルポキシル、カルボキシレート、カルポキサ
ミド、スルホ、スルホンアミド、アルコキシカルボニル
、スルホニルアミノ、アルキルスルホニル、アシルアミ
ノ、アミノカルボニロキシを有することができる。ここ
にハロゲンはF,CI.Br.Iを表わす。アルコキシ
は好ましくはC1〜C6アルコキシである。アシルは好
ましくはアルキル(好ましくはC,−C.アルキル)或
いは置換又は未置換フエニルのカルボニルである。
好適な化合物(1)は、nがOのもの並びにnが1であ
り、R,がフエニル又はOCR,であり、それぞれの場
合のRがH1アセチル、ベンゾイルを表わすもの、更に
nが2であり、2つの基R1がそれらを結合するC原子
と一緒になってベンゼン環を表わすものである。
式( II)の(III)との反応は好ましくは不活性
な希釈剤中、適当ならば不活性な気体の存在下に20〜
150℃の温度で行なわれる。
適当な希釈剤は特に水と混和する有機溶媒、例えばアル
コール又はそのエーテル例えばエタノール、メタノール
、ブタノール、エチレングリコールモノーC,〜C4ア
ルキルエーテル、カルポン酸例えば酢酸、ジオキサン、
ビリジン、環式アミド、例えばジメチルホルムアミドで
ある。
式(T)の化合物(示す式は可能な互変異性体形の1つ
である)は顔料の製造に対する有用な中間である。
本発明は、式 [式中、x, y,  zは互いに独立にCH又はNで
あり、但しX,Y又はZの少くとも1つはNを表わし、 R1は特許請求の範囲第1項記載の意味を有し、そして mは0〜8である] のボルフイリン又はボルフイリン混合物を製造するに際
して、式 [式中、置換基は特許請求の範囲第1項記載の意味を有
するコ の化合物を、適当ならば化合物 の20モルまでとの混合物中において、約100〜30
0℃、好ましくは150〜270℃の温度まで加熱する
ことを含んでなる該ポルフイリン又はボルフイリン混合
物の製造法にも関する。
この方法は均一な化合物(IV)又は異なる化合物(I
V)の混合物を生成する。
反応は好ましくは溶媒中で行なわれる。適当な溶媒の例
はアルコール例えばペンタノール、2ーメチル−2−ブ
タノール、2−メチル−2−ペンタノール、3−メチル
−3−ブタノール、更に双極性の中性溶媒例えばジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスル
ホキシド、N−メチルピロリドン、及び未置換でも、ア
ルキル、アルコキシ、ハロゲン又はニトロ基で置換され
ていてもよい脂肪族又は芳香族炭化水素例えばデカリン
、キシレン、メシチレン、クロルベンゼン、ジクロルベ
ンゼン、トリクロルベンゼン、ナフタレン、1−メチル
ナフタレン、2−メチルナフタレン、1−クロルナフタ
レン、2−クロルナフタレン、並びに置換又は未置換の
複素環族溶媒例えばピリジン、ピコリン、キノリンであ
る。
種類(rv)の顔料は、上述した方法により十分な純度
で得られ、また直接に或いは適当に顔料として処方した
後に使用することができる。式(■V)の顔料はその良
好な顔料としての性質のために、広範な顔料の用途に且
つ電子写真に対する有機光電導体として適当である。
結果として、それらは非常に良好な堅牢性の顔料着色系
、例えば他の物質、調製物、塗料、印刷インキ、着色紙
及び着色した巨大分子物質との混合物を製造するために
使用することができる。他の物質との混合物は、例えば
無機白色顔料例えば二酸化チタン(ルタイル)を意味す
るものと理解することができる。例は有機液体及び適当
ならば保存剤を含有するフラッシュ・ペーストの調製物
である。コーティング剤という表現は、例えば物理的に
又は酸化的に乾燥する表面コーティング、ストービング
・エナメル、耐水性コーティング用の乳化塗料及び水性
塗料を意味するものと理解される。印刷インキは紙、織
物及び金属シートの印刷用のものを意味するものと理解
される。
本新規な顔料は、巨大分子有機物質を顔料着色するのに
特に適当である。巨大分子物質は天然起源例えばゴムで
あってよく、化学的改変で得てよく、例えばアセチルセ
ルロース、酪酸セルロース又はビスコース、或いは合成
品、例えば重合体、重付加生成物及び重縮合生成物であ
る。例はプラスチック材料、例えばポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、ポリプロピレン酸ビニル、ポリオレフイ
ン例えばポリエチレン又はポリアミド、スーパーボリア
ミド、アクリルエステル又はメタクリルエステル、アク
リ口ニトリル、アクリルアミド、ブタジエン、スチレン
から作られる重合体及び共重合体、並びにポリウレタン
及びポリカーポネートである。本発明の生威物で顔料着
色しつる材料はいずれか所望の形で存在することができ
る。式(I)の顔料は、その高い耐候性のため、自動車
の塗料に用いるのに、特にはメタリック効果の塗料に特
に適している。
式(IV)の顔料は優秀な光堅牢性、油堅牢性、酸堅牢
性、石灰堅牢性、アルカリ堅牢性、溶媒堅牢性、上塗り
堅牢性、オーバースプレー堅牢性、昇華堅牢性、熱堅牢
性、加硫堅牢性を有し、高い歩留りを提供し、プラスチ
ック材料への良好な分布を示し、そして特に優秀な光堅
牢性及び移動堅牢性を有する。
式(IV)の化合物のいくつか(例えばmがO及びx.
 y, zがNのもの)は公知である。即ち英国特許第
494,738号は次の方法を記述している:メチレン
フタルイミジノ酢酸をクロルナフタレン中マグネシウム
リボンの存在下に反応させてマグネシウムテトラベンゾ
トリアザポルフィンを生成する。このマグネシウムテト
ラベンゾトリアザポルフィンを濃硫酸に溶解し、次いで
水中に注いで無金属のテトラペンゾトリアザポルフィン
を得る。この方法で製造したテトラベンゾトリアザポル
フィンはα一変態で存在し、X線回折写真においてブラ
ッグ角6.7,  13.6.  15.0.24.5
及び26.9に強いバンドを示す。
この式(IV)の化合物の製造法は非常に長い。
即ち最初にメチレンフタルイミド酢酸を2段合成で製造
しなければならない。更に硫酸からの溶解及び再沈殿に
よりマグネシウム錯体を介して無金属のテトラペンゾト
リアザポルフィンを得る。これは硫酸溶液の費用のかか
る処理又は廃棄をもたらす。
テトラベンゾトリアザポルフィンの他の製造法はパレッ
ト( B arrett) 、リンステド( L in
staed)及びツエイ( T uey)[ J . 
ケム・ソク(Cheffl.Sac.).1939.1
809〜1822]により記述されており、フタロジニ
トリルをエーテル中メチルマグネシウムヨーダイド又は
メチルリチウムと反応させることを含む。
この方法で製造されるテトラベンゾトリアザポルフィン
はβ一変態で存在し、X線回折写真においてブラッグ角
7.0,8.9,17.9,20.3,23.7,  
26.0,  26.8,  27.7及び30.0に
強いバンドを示す。
この方法の欠点はエーテルを溶媒として用いることであ
る。工業におけるエーテルの溶媒としての使用は、その
低引火温度及びその爆発性過酸化物の生成傾向のために
、厳しい安全上の規制を受ける。更に有機金属試剤例え
ばメチルリチウム及びメチルマグネシウムヨーダイドは
、その非常に高い反応性及び水分と接触した時の爆発性
ガスの発生傾向のために、高価であり、特別な装置中だ
けで反応させることができる。
これに対し、本発明の方法は容易に入手しうる材料を出
発原料とし、無金属形の一般式(IV)の生成物がl段
合或で直接製造することができる。
nが0,RがH又はアシルの(1)を約1=1のモル比
でnが0,RがH又はアシルの(V)と加熱すると、テ
トラベンゾトリアザポルフィンがβ一変態で生成する。
式(IVa)の化合物のβ一変態を、適当ならば無機又
は有機塩の存在下に粉砕すると、式(IVa)の化合物
の新しいω一変態が生成する。これはX線写真において
ブラッグ角8.5,10.211.9,14.4,18
.0,20.4,22.6,24.0.24.7及び2
9.8に強いバンドを示し、これも本発明に関するもの
である。
粉砕は好ましくは塩、特に無機塩例えば強無機酸のアル
カリ金属塩、例えばNaC ]の存在下に、好ましくは
室温で行なわれる。
式(IV)の化合物のω一変態の更なる製造法は、式(
IVa)の化合物のα一変態を、好ましくは溶媒の存在
下に100〜300℃まで加熱することにある。
適当な溶媒は、有機溶媒例えばアルコール、フェノール
、双極性の中性溶媒例えばジメチルホルムアミド、ジメ
チルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチル
ピロリドン、及び好ましくは未置換でも、アルキル、ア
シル、アルコキシ、ハロゲン、エステル又はニトロ基で
置換されていてもよい脂肪族又は芳香族炭化水素、例え
ばデカリン、キシレン、メトシチレン、クロルベンゼン
、ジクロルベンゼン、トリクロルベンゼン、ナフタレン
、1−メチルナフタレン、安息香酸メチル、2−メチル
ナフタレン、1−クロルナフタレン、2−クロルナフタ
レン及び未置換の又は置換の複素環族溶媒例えばビリジ
ン、ビコリン、キノリンである。
式(IVa)の化合物のω一変態の更なる製造法は、本
発明の方法に従い、式(1)の化合物1モルに対して好
ましくは0.001〜0.1モルの式(IVa)の化合
物のω一変態の存在下に顔料の合成を行なうことにある
式(IVa)の化合物のω一変態は広範な上述した顔料
の用途に及び有機光電導体顔料として、その特に良好な
顔料の性質が故に有用である。
実施例1 アミノイミノイソインドレニン72.5g及びニトロメ
タン81mlをメタノール400ml中において12時
間還流させた。生威した結晶を冷時に吸引濾別し、メタ
ノールで洗浄し、互変異性体形の1つが式 Ntl2 である化合物62gを得た。
実施例2 反応中、弱い空気流を溶液に通ずる以外実施例1の方法
を繰返した。収量:実施例1で得た化合物68g0 実施例3 アミノイミノイソインドレニンの代りに5−メトキシア
ミノイミノイソインドレニン87.5gを用いる以外実
施例1を繰返して、その互変異性体形の1つが式 Nfl, を有する化合物63gを得た。
実施例4 アミノイミノイソインドレニンの代りにペンゾアミノイ
ミノイソインドレニン97.6gを用いる以外実施例1
を繰返して、その互変異性体形の1つが式 Ntl2 を有する化合物94.4gを得た。
実施例5 1−メチルナフタレン500mlを、蒸留装置中におい
て240℃まで加熱した。30分間にわたり、実施例1
からの化合物189g及びアミノイミノイソインドレニ
ン145gの1−メチルナフタレン700ml中懸濁液
を、反応水を連続的に留去しながら滴下した。次いで混
合物を240℃で10時間撹拌し、生成した結晶を冷時
吸引濾別し、DMF及びメタノールで完全に洗浄して、
式 102gをβ一変態で得た。
実施例6 実施例1からの化合物71g1アミノイミノイソインド
レニン55g及びニトロベンゼン500mlを3時間還
流させた。生威物を冷時吸引濾別し、DMF及びメタノ
ールで完全に洗浄し、実施例5からの化合物31.2g
をβ一変態で得た。
実施例7 実施例3からの化合物21.9g及びアミノイミノイソ
インドレニン14.5gを0−ジクロルベンゼン100
ml中で12時間還流させた。生成物を冷時吸引濾過し
、メタノールで洗浄して式の化合物13.2gを得た。
実施例8 実施例1からの化合物28.4g及び5−メトキシアミ
ノイミノイソインドレニン26.3gをキシレン100
ml中に24時間還流させた。結晶を吸引濾別し、DM
F中で撹拌し、メタノールで洗浄して、実施例7からの
化合物21.3gを得た。
実施例9 実施例1からの化合物56.7gをアミルアルコール2
50ml中において12時間還流させた。
結晶を冷時吸引濾別し、DMF及びメタノールで洗浄し
、実施例5からの化合物、テトラベンゾジアザポルフィ
ン及びテトラベンゾモノアザポルフィンの混合物5.3
gを得た。
実施例10 実施例1からの化合物38.7g及びアミノイミノイソ
インドレニン14.5gをクロルナフタレン100ml
中に2時間還流させた。得られた結晶を吸引濾別し、ア
セトンで洗浄して、実施例5からの化合物及びテトラベ
ンゾジアザポルフィンの混合物9.3gを得た。
実施例11 実施例1の化合物18.9g及びアミノイミノイソイン
ドレニン43.5gをニトロベンゼン100ml中で1
2時間還流させた。生成物を冷時吸引濾別してフタロシ
アニン及び実施例5からの化合物の混合物16.4gを
得た。
実施例12(使用例) 実施例5による微粉砕した顔料4gを、次の組戊のスト
ービングエナメル92g中に分散させた:アルキド樹脂
        33% メラミン樹脂        15% グリコールモノメチルエーテル 5% キンレン          34% ブタノール         ー13%適当なアルキド
樹脂は、合或及び植物の脂肪酸例えばヤシ油、ヒマシ油
、リシネン油、亜麻仁油などに基づく生成物である。メ
ラミン樹脂の代りに尿素樹脂も使用できた。
分散液が完威した後、この顔料着色ラッカーを紙、ガラ
ス、プラスチック又は金属シートに適用し、130℃で
30分間焼きつけて緑色のコーティングを得た。
実施例13(使用例) 実施例5で得た顔料0.2gを、安定化したPVC65
g及びジオクチルフタレート35g中に混合ロールで1
60℃下に分散させ、160℃でロール処理して非常に
良好な光及び移動堅牢性の緑色シートを得た。
実施例14 例えば実施例5で製造したβ一変態のテトラベンゾトリ
アザポルフィン10g1通常の塩90g及びスチールビ
ーズ600gを振動ミル中において10時間ミル処理し
、次いで熱水中で撹拌し、塩がなくなるまで洗浄し、テ
トラベンゾトリアザボルフィン9.9gを新しいω一変
態で得た。
実施例15 実施例14からのテトラベンゾトリアザポルフィン9g
を安息香酸メチル100ml中、150℃で10時間撹
拌した。生威物を冷時吸引濾別し、メタノールで洗浄し
、乾燥してテトラベンゾトリアザポルフィン8.8gを
ω一変態で得た。これはコーティングにおいて増大した
隠ぺい力を示した。
実施例16 いずれか所望の変態のテトラベンゾトリアザポルフィン
10gを濃硫酸100gに溶解し、この溶液を30分間
にわたって水900ml中に注いだ。微粉形で沈殿する
生戊物を吸引濾別し、硫酸イオンがなくなるまで水洗し
、循環空気乾燥室中、50℃で乾燥し、α一変態のテト
ラベンゾトリアザボルフィン9.5gを得た。
実施例17 実施例16で製造したα一変態のテトラベンゾトリアザ
ポルフィン9 5gを、安息香酸メチル100ml中に
懸濁させ、180℃で10時間撹拌した。生成物を冷時
吸引濾別し、メタノールで完全に洗浄し、乾燥してω一
変態のテトラベンゾトリアザポルフィン9gを得た。
実施例18 実施例14からの化合物5gを種結晶として添加する以
外実施例5の方法を繰返して、ω一変態のテトラベンゾ
トリアザポルフィン110gを得た。
実施例19(使用例) 実施例14による微粉砕した顔料4gを、次の組成のス
トービングエナメル92g中に分散させた: アルキド樹脂        33% メラミン樹脂        15% グリコールモノメチルエーテル 5% キシレン          34% ブタノール          13%適当なアルキド
樹脂は、合成及び植物の脂肪酸例えばヤシ油、ヒマシ油
、リシネン浩、亜麻仁油などに基づく生成物である。メ
ラミン樹脂の代りに尿素樹脂も使用できた。
分散液が完成した後、この顔料着色ラッカーを紙、ガラ
ス、プラスチック又は金属シートに適用し、130℃で
30分間焼きつけて緑色のコーティングを得た。
実施例20(使用例) 実施例14の顔料6部を、レッド・デビル(Red D
evil)中において、2〜3mmのガラスビーズを含
む酢酸ブチル/キシレン(2 + 1)中セルロースア
セトブチレートの20%溶液と共に、キシレン12部、
酢酸ブチル4,1部及びn−ブタノール0.7部中に3
0分間分散させた。飽和ポリエステル樹脂[ダイナポー
ル( D ynapol) H700] 10部、メラ
ミン樹脂7.3部、酢酸ブチル/キシレン(2 : 1
)中セルロースアセトブチレートの20%溶液8.7部
、酢酸ブチル18部、n−ブタノール1.6部及びキシ
レン9.7部を添加した後、混合物を更に5分間分散さ
せた。
この塗料に、顔料:A1の比が80 : 20〜1:9
9になるような量で有機溶媒中アルミニウムペースト(
60%)(2:1)の分散液を添加した。
この塗料を適用し、そして乾燥後、更なる助剤例えばU
V吸収剤を含有することのできるアクリレート/メラミ
ン樹脂に基づ←透明な被覆物でコーティングし、焼きつ
けることができた。
優秀な耐候性を有する緑色の金属性コーティングが得ら
れた。
実施例21 実施例14で得た顔料0.2gを、安定化したPVC6
5g及びジオクチルフタレート35g中に混合ロールで
160℃下に分散させ、160℃でロール処理して非常
に良好な光及び移動堅牢性の緑色シートを得た。
本発明の特徴及び態様は以下の通りである:1.式 [式中、RはH又は置換基であり、 R1は置換基であり、 nは0〜2である] の化合物。
2.式 [式中、R. R,及びnは上記1の意味を有し、そし
て R2はハロゲン、アルコキシ又はNMRである] をニトロメタンと反応させる式Iの化合物の製造法。
3. 式 [式中、x,y.zは互いに独立にCH又はNであり、
但しX,Y又は2の少くとも1つはNを表わし、 R1は上記1の意味を有し、そして mはO〜8である] のポルフイリン又はボルフイリン混合物を製造するに際
して、式 [式中、置換基は上記1の意味を有する]の化合物を、
適当ならば化合物 の20モルまでとの混合物中において、約100〜30
0℃、好ましくは150〜270℃の温度まで加熱する
ことを含んでなる該ポルフイリン又はポルフイリン混合
物の製造法。
4.X線回折写真において、8.5.10.2,11.
9,14.4,18.0,20.4.22.6.24.
0. 24.7,及び29,8のブラッグ角(Brag
g angles)に強いバンドを示す式の化合物のω
一変態。
5.上記4のポルフイリンを顔料として用いること。
6.上記4のポルフイリンで顔料着色した有機物質。
7,ポルフイリンのβ一変態を、好ましくは塩例えば強
無機酸のアルカリ金属塩の存在下に粉砕し、或いはα一
変態を、好ましくは溶媒の存在下に約100〜300℃
まで加熱する、上記4のポルフイリンの製造法。
8 合或をω一変態の種結晶の存在下に行なう上記4の
ポルフイリンの製造広。
9.上記3のポルフイリンを顔料として使用すること。
10 上記3のポルフイリンで顔料着色した有機物質。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、RはH又は置換基であり、 R_1は置換基であり、 nは0〜2である] の化合物。 2、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) [式中、X、Y、Zは互いに独立にCH又はNであり、
    但しX、Y又はZの少くとも1つはNを表わし、 R_1は特許請求の範囲第1項記載の意味を有し、そし
    てmは0〜8である] のポルフィリン又はポルフィリン混合物を製造するに際
    して、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、置換基は特許請求の範囲第1項記載の意味を有
    する] の化合物を、適当ならば化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) の20モルまでとの混合物中において、約100〜30
    0℃、好ましくは150〜270℃の温度まで加熱する
    ことを含んでなる該ポルフィリン又はポルフィリン混合
    物の製造法。 3、X線回折写真において、8.5、10.2、11.
    9、14.4、18.0、20.4、22.6、24.
    0、24.7、及び29.8のブラッグ角に強いバンド
    を示す式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の化合物のω−変態。 4、特許請求の範囲第3項記載のポルフィリンを顔料と
    して用いること。 5、ポルフィリンのβ−変態を、好ましくは塩例えば強
    無機酸のアルカリ金属塩の存在下に粉砕し、或いはα−
    変態を、好ましくは溶媒の存在下に約100〜300℃
    まで加熱する、特許請求の範囲第3項記載のポルフィリ
    ンの製造法。 6、合成をω−変態の種結晶の存在下に行なう特許請求
    の範囲第2項記載のポルフィリンの製造法。 7、特許請求の範囲第2項記載のポルフィリンを顔料と
    して使用すること。
JP2300034A 1989-11-13 1990-11-07 複素環化合物とそれから得られるポルフイリン化合物 Pending JPH03170458A (ja)

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DE3937716.4 1989-11-13

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