JPH03170321A - アンモニアガスの精製方法 - Google Patents

アンモニアガスの精製方法

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JPH03170321A
JPH03170321A JP30689789A JP30689789A JPH03170321A JP H03170321 A JPH03170321 A JP H03170321A JP 30689789 A JP30689789 A JP 30689789A JP 30689789 A JP30689789 A JP 30689789A JP H03170321 A JPH03170321 A JP H03170321A
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fibrous activated
activated charcoal
ammonia gas
gas
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Toshio Tateno
立野 稔夫
Ichiro Nakamura
一郎 中村
Tomokatsu Okada
岡田 友克
Yoshimitsu Hamamoto
浜本 義光
Takeshi Maeda
武士 前田
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Morita Kagaku Kogyo Co Ltd
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Morita Kagaku Kogyo Co Ltd
Osaka Gas Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01CAMMONIA; CYANOGEN; COMPOUNDS THEREOF
    • C01C1/00Ammonia; Compounds thereof
    • C01C1/16Halides of ammonium
    • C01C1/162Ammonium fluoride
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01CAMMONIA; CYANOGEN; COMPOUNDS THEREOF
    • C01C1/00Ammonia; Compounds thereof
    • C01C1/02Preparation, purification or separation of ammonia
    • C01C1/024Purification

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、不純物含有アンモニアガスを高純度に精製で
きるアンモニアガスの精製方法に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題]近年、ア
ンモニアを原料とした化合物、例えばフッ化アンモニウ
ム等が、半導体などの電子部品製造時のエッチング液に
使用されている。この化合物は、アニモニアガスをフッ
化水素酸に吹込むことにより製造できるが、フッ化アン
モニウムを含む薬液には、アンモニアガス中のガス状炭
化水素、硫化物、有機アミン等の不純物に起因して、粒
子が存在する。そして、薬液中の粒子は半導体製造時の
微細加工精度に悪影響を及ぼす。従って、エッチング液
中の粒子レベルを低減させるためには、原料となるアン
モニアを高度に精製することが重要である。
従来、アンモニアを精製する方法として、液体アンモニ
アを蒸留精製する方法が知られている。
しかし、この方法は、装置が大型化し、小規模で簡便に
精製できず、経済性も十分でない。
また特開+1Q 55−90419号公報には、アンモ
ニアガス中の不純物を粒状活性炭層で吸着させ分離する
方法が開示されている。しかし、この方法は、悪臭成分
の除去を目的とするため粒状活性炭を用いているので、
アンモニアガスを電子部品製造用の品質にまで高度に精
製するのが困難である。このことは、粒状活性炭の細孔
の大きさ及びその存在形態に起因するものと推測される
。すなわち、粒状活性炭の細孔構造は、第6図に示され
るように、−3 内部を縦横に貫通する10 〜10−5cm程度のマク
ロポアと、該マクロポアの壁面に分布して存在する10
 〜10”cm程度のミクロポアとで構或−6 されている。しかもマクロポアとミクロポアとが同程度
の細孔容積を占めている。また被吸着質は、先ず粒状活
性炭のマクロポアに拡散し、最終的にミクロポアの表面
に吸着する。そして、このような粒状活性炭をアンモニ
ア中の不純物ガス成分の吸着除去に用いると、マクロボ
アからミクロポアヘ拡散する間に、被吸着質が、ガス流
によりリークする。また粒状活性炭は、外表面積が小さ
いため、被吸着物質との接触効串も低い。徒って、粒状
活性炭をアンモニアガス精製塔に充填しても、アンモニ
アガスを高度に精製するのが困難である。
また精製度を高めるには、空間速度や不純物濃度から計
算された平衡吸着量よりもかなり安全をみた充填量、す
なわち過剰の粒状活性炭を必要とし、圧力損失が著しく
大きくなる。
従って、本発明の目的は、少量にてアンモニアガスを高
度に精製できるアンモニアガスの精製方法を提供するこ
とにある。
[発明の構戊] 本発明者らは、上記目的を達成すべく、鋭意検討の結果
、精製度低下の要因と推察されるマクロポアが存在せず
、かつ外表面積の大きな繊維状活性炭を用いることによ
り、アンモニアガス中の不純物との接触効率が著しく向
上し、アンモニアガスを高度に精製できることを見出し
、本発明を完成した。すなわち、本発明は、不純物を含
むアンモニアガスを、繊維状活性炭で処理するアンモニ
アガスの精製方法により、上記課題を解決するものであ
る。
本発明で使用される繊維状活性炭の秤類は、特に限定さ
れず、ポリアクリロニトリル系、レーヨン系、フェノー
ル系、セルロース系、ピッチ系、その他の繊維状活性炭
のいずれも使用できる。繊維状活性炭は、極性が少ない
もの、特にピッチ系の繊維状活性炭が好ましい。
なお、本発明で使用する活性炭は繊維状であるため、フ
ェルト、ペーパー状、成形品等の種々の形態に加工して
使用できる。従って、繊維状活性炭は、使用上の制約も
少なく、取扱いが容易である。この点、ガス精製におい
て充填層でしか使用できない粒状活性炭と異なる。
繊維状活性炭の比表面積は、臨界的ではないが、例えば
、500〜2500m2/g程度である。なお、アンモ
ニアガス中に含まれる不純物の吸着除去効率は、活性炭
全体の比表面積及び細孔容積よりも、細孔の大きさと存
在形態に大きく依存するようである。すなわち、アンモ
ニアガス中の不純物に対する吸着除去効果を、比表面積
及び細孔容積が同程度の粒状活性炭と繊維状活性炭とて
比較すると、繊維状活性炭は、粒状活性炭よりも除夫効
率が5倍程度高い。
第1図は繊維状活性炭の細孔構造を示す部分拡大断面図
、第2図は繊維状活性炭の代表的な細孔分布を示すグラ
フである。なお、第2図はBJH法による脱離側のデー
タに基づくグラフであり、縦軸の単位dV/drは、各
半径の孔が吸着できる窒素ガスの割合を示す。第1図及
び第2図から明らかなように、繊維状活性炭には、前記
粒状活性炭とは異なり、ボア半径が20Aを越えるメソ
ボアが殆ど存在せず、実質的に、それ以下のミク5 ロポアのみが存在する。繊維状活性炭の細孔半径は、通
常、7〜2〇八程度の範囲内にあり、平均細孔半径は、
通常8〜12A程度である。また繊維状活性炭の外表面
積は0.2〜0.7m2/g程度であり、粒状活性炭の
外表面積が0.001〜0.  1. 5 m2/ g
であるのに比較して、100倍以上の外表面積を有して
いる。このような繊維状活性炭は、処理ガスの吸着速度
及び飽和吸着量が大きく、吸着帯域が小さくても、被吸
着物質を、迅速に、しかも略完全に吸着できる。
なお、アンモニアガス中には、不純物として、通常、ヘ
キサン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化水素;
、メチルメルカプタン、tert−ブチルメル力ブタン
、ジメチル硫酸等の含硫黄化合物;トリメチルアミン、
アニリン等の含窒素化合物などが存在する。以下に、粒
状活性炭よりも、繊維状活性炭の方が、これらの不純物
に対する吸着速度及び吸着量が大きいことを説明する。
第3図は、アンモニアガスの不純物として存在する炭化
水素の一種であるベンゼンの破過吸着曲6 線を示すグラフである。このグラフは、ベンゼン濃度2
500ppm,流量217分、温度20℃の条件で、繊
維状活性炭(比表面積1. 5 0 0 m2/ g 
,細孔容積0.8ml/g,平均細孔半径9A)及び粒
状活性炭(比表面積1 0 0 0 m2/ g ,細
孔容積0.5ml/g)について、各活性炭量0.5g
で測定したデータである。この第3図から、粒状活性炭
の場合には、人口濃度に対する出口濃度の比と、処理時
間との関係を示す曲線において、緩かな破過勾配を示す
のに対して、繊維状活性炭の場合には、シャープな破過
特性を示し、吸着速度及び吸着量が大きい。
第4図は、含窒素化合物の一種であるトリメチルアミン
濃度3 0 ppmを、10Jタンクを用いて、下記3
種類の繊維状活性炭及び粒状活性炭0.1gの条件で処
理したときの減衰曲線である。
繊維状活性炭A(比表面積7 0 0 m’ / g 
,細孔容積0.4ml/g、平均細孔半径8A)繊維状
活性炭B(比表面積1 0 0 0 m2/ g ,細
孔容積0.5ml/g,平均細孔半径8A)繊維状活性
炭C(比表面積1 5 0 0 m2/ g−細孔容積
0.8ml/g、平均細孔半径9人)粒状活性炭(比表
面積1 0 0 0 m2/ g ,細孔容積0.5m
l/g) 第5図は、含硫黄化合物の一種であるメチルメルカブタ
ン濃度2 0 1)I)IIIを、10J/テドラーバ
ッグ中で、上記繊維状活性炭B1繊維状活性炭C1及び
上記粒状活性炭50■の条件で、処理したときの減衰曲
線である。
第4図及び第5図から明らかなように、処理ガス中の被
吸着物質濃度と処理時間との関係を示す曲線において、
粒状活性炭よりも繊維状活性炭を用いた方が、トリメチ
ルアミン及びメチルメルカブタンの減衰率が著しく大き
くなる。
これらのことから明らかなように、アンモニアガス中に
含まれる不純物を吸着除去するためには、吸着速度及び
吸着量が大きな繊維状活性炭を用いるのが好適である。
繊維状活性炭によるアンモニアガスの処理条件は、特に
制約されず、通常の粒状活性炭と同様な温度及び圧力条
件下で行なうことができる。例えば、アンモニアガスは
、−10℃〜40℃程度の温度、大気圧〜5気圧程度の
圧力条件下で、繊維状活性炭に接触させることにより、
処理できる。
繊維状活性炭により処理すると、アンモニアガス中の不
純物ガス成分が著しく低減する。従って、処理後のアン
モニアを原料として製造されたフッ化アンモニウム液中
に存在する粒子数は著しく少ない。より具体的には、市
販のアンモニアガスを、前記不純物からなる粒子を実質
的に含まないフッ化水素酸(濃度26.4重量%)に溶
解し、濃度40.0重量%のフッ化アンモニウム液とし
たとき、該フッ化アンモニウム液には、直径0.5μm
以上の粒子が4000個/ m1程度存在する。また半
導体製造用のエッチング液とするために、高度に精製し
たアンモニアガスを用いても、フッ化アンモニウム液に
は、上記粒子が500個/ ml程度存在する。一方、
本発明の方法によると、不純物を含むアンモニアガスを
、繊維状活性炭で処理した後、40.0重量%のフッ化
アンモニウム液と9 したとき、該フッ化アンモニウム液中に存在する0.5
μm以上の粒子数は、通常、200個以下、好ましくは
100個/ ml以下である。
本発明のうち好ましい態様は、次の通りである。
(1)実質的に20A以下の細孔半径を有する繊維状活
性炭で、不純物を含むアンモニアガスを処理するアンモ
ニアガスの精製方法。
(2)不純物を含むアンモニアガスを繊維状活性炭に接
触させ、処理後のアンモニアガスをフッ化水素酸に溶解
し、40..0重量%のフッ化アンモニウム液としたと
き、該フッ化アンモニウム液中に存在する0.5μm以
上の粒子数を、200個/ m1以下、好ましくは10
0個/m1以下とするアンモニアガスの精製方法。
(8)アンモニアガス中に含まれる不純物が、炭化水素
、含硫黄化合物、含窒素化合物のうち少なくとも1つの
成分を含むアンモニアガスの精製方法。
本発明は、フッ化アンモニウム製造用のアンモニアに限
らず、半導体アンモニウム水等を高度に10 精製することが要求されるアンモニアの精製方法に適用
できる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、少量にてアンモニアガ
スを高度に精製できる。
[実施例] 以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明する
実施例1 実験装置として、第7図に示す装置を用いた。
すなわち、実験装置は、アンモニアガスが導入される第
1のドレンボット(1)及び第2のドレンポット(2)
と、ガス流量を調整するレギュレータ(3)と、活性炭
が充填されたフィルタ(F1)と、バイオニクス社製、
ULF−BO6型フィルタ(F2)と、26.4重量%
のフッ化水素酸が収容された高密度ポリエチレン製容器
(4)とを有している。第2のフィルタ(F2)を通過
したアンモニアガスを、容器(4)内のフッ化水素酸に
吹込むことにより、40重量%のフッ化アンモニウム液
を合成した。
11 なお、フィルタ(F1〉以降のラインと容器(4)は、
クリーンドラフト(5)内に設置され、容器(4)は循
環する冷媒で冷却されている。
上記装置のうち、フィルタ(Fl)に、公称比表面積1
000m2/gの繊維状活性炭をフエルト状に加工した
もの(関西タール製品■製、商品名FN100−10)
0.6gを充填した。またアンモニアガスを、0.  
1k9/rn2、流量2.6J/分の条件で、上記ライ
ンに供給した。
そして、フィルタ(F{)及びフィルタ(F2)を通過
したアンモニアガスを、容器(4)内に導き、40重量
%のフッ化アンモニウム液を合成すると共に、生成した
フッ化アンモニウム液中の粒子数を、ロイコ社製のパー
ティクルカウンター(モデル4100)を用いて測定し
た。なお、上記操作を3回繰返した。
結果を表1に示す。
なお、予め容器(4)内に収容したフッ化水素酸中のパ
ーティクル数を上記パーティクルカウンターで併せて測
定した。その結果を表2に示す。
12 比較例1 フィルタ(F1)として、ガラス繊維フィルタ(アドバ
ンテック社製、商品名GF−75)を用いる以外、実施
例1と同様にして、フッ化アンモニウム液中の粒子数を
測定した。結果を表3に示す。
比較例2 フィルタ(F1〉として、シリカ繊維フィルタ(アドバ
ンテック社製、商品名QR−100)を用いる以外、実
施例1と同様にして、フッ化アンモニウム液中の粒子数
を測定した。結果を表4に示す。
比較例3 フィルタ(F1〉として、ポリテトラフルオ口エチレン
製メンプランフィルタ(アドバンテック社製、商品名T
O2OA)を用いる以外、実施例1と同様にして、フッ
化アンモニウム液中の粒子数を測定した。結果を表5に
示す。
比較例4 フィルタ(pt)にフィルタを装着することなく、実施
例1と同様にして、フッ化アンモニウム液中の粒子数を
測定した。結果を表6に示す。
1 3 1 4 1 5 1 6 表2より、容器内に収容したフッ化水素酸中には、粒子
が殆ど存在しない。また表3〜表5と、表6との対比か
ら、フィルタを用いた方が、フッ化アンモニウム液中の
粒子数が少なくなるものの、比較例1〜4のフィルタを
用いた場合には、生威したフッ化アンモニウム液中に多
数の粒子がH7rする。これに対して、繊維状活性炭を
用いた実施例1では、フッ化アンモニウム液中の粒子数
が著しく低減する。
またアンモニアガスを処理した実施例1の繊維状活性炭
を、熱窒素により脱着処理し、脱着或分をガスクロマト
グラフィー(■島津製作所製、GC−MC)により、調
べたところ、第8図に示す結果を得た。この結果から、
繊維状活性炭がアンモニアガス中の不純物を吸着してい
ることがわかる。
実施例2 実験装置として、第9図に示す装置を用いた。
すなわち、実験装置は、アンモニアガスが導入される第
1のラインフィルタ(LFI)と、マスフロー17 コントローラ(エステック社製、SEC−4400)(
13)と、活性炭が充填可能なフィルタホルダ(FH)
と、第2のラインフィルタ(LP2)と、26.4重量
%のフッ化水素酸が収容されたIノの4.6フッ化樹脂
製容器(4)とを有している。第2のラインフィルタ(
 L P 2 )以降のラインと容器(4)は、クリー
ンドラフト(5)内に設置され、容器(4)は循環する
冷媒で冷却されている。
なお、第1のラインフィルタ(LFI)には、アンモニ
アガス中に粒子として含まれる0.01μm以上の粒子
を99.99999999%除去可能なミリポア社製、
WGFG02Pを用い、第2のラインフィルタ(■、F
2)には、アンモニアガス中に粒子として含まれる0.
09μm以上の粒子を99.999999%除去可能な
バイオニクス社製、ULFOBO6型を用いた。
第2のラインフィルタ(LP2)を通過したアンモニア
ガスを、容器(4)内のフッ化水素酸に吹込むことによ
り、40重量%のフッ化アンモニウム液を合成した。
1 8 そして、フィルタホルダ(Fi+)に、ピッチ系繊維状
活性炭(■アドール製、商品名A−15、公称比表面積
1 5 0 0 m’ / g )をフェルト状に加工
したもの(関西タール製品■製、商品名FNIOOPS
)0.5gを充填し、アンモニアガスを、マスフローコ
ントローラ(I3)により2』/分(約1.5g/分に
相当する)の条件に設定して上記ラインに供給し、実施
例1と同様にして、40重量%のフッ化アンモニウム液
中の粒子数を、リオン社製の液中パーティクルカウンタ
ー(KI,−21型)を用いて測定した。なお、上記操
作を3回繰返した。
結果を表7に示す。
比較例5 繊維状活性炭に代えて、粒状活性炭(武田薬品工業■製
、商品名白鷺、比表面積1000m2/g)2.4gを
用いる以外、実施例2と同様にして、フッ化アンモニウ
ム液中の粒子数を測定した。結果を表7に示す。
比較例6 1つ 繊維状活性炭に代えて、粒状活性炭(東洋カルゴン■製
、商品名BPL,比表面積1000m’/g)2.7g
を用いる以外、実施例2と同様にして、フッ化アンモニ
ウム液中の粒子数を測定した。
結果を表7に示す。
表7より明らかなように、実施例2では、比較例5及び
比較例6で用いた粒状活性炭の約175量の繊維状活性
炭を用いているにも拘らず、フッ化アンモニウム液中の
粒子数が少ない。
(以下、余白) 2 0 2 1 2 2
【図面の簡単な説明】
第1図は繊維状活性炭の細孔構造を示す部分拡大断面図
、第2図は繊維状活性炭の代表的な細孔分布を示すグラ
フ、第3図はベンゼンに対する繊維状活性炭及び粒状活
性炭の破過吸着曲線を示すグラフ、第4図は繊維状活性
炭及び粒状活性民で処理したときのトリメチルアミンの
減衰曲線、第5図は繊維状活性炭及び粒状活性炭で処理
したときのメチルメルカブタンの減衰曲線、第6図は粒
状活性炭の細孔構造を示す部分拡大断面図、第7図は実
施例1で用いた実験装置のフロー図、第8図は実施例1
で処理した繊維状活性炭の脱着成分のガスクロマトグラ
フィーによる分析結果を示す図、第9図は実施例2て用
いた実験装置のフロー図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  不純物を含むアンモニアガスを、繊維状活性炭で処理
    することを特徴とするアンモニアガスの精製方法。
JP30689789A 1989-11-27 1989-11-27 アンモニアガスの精製方法 Pending JPH03170321A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008007378A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Iwatani Internatl Corp アンモニアガスの回収方法及び回収装置
US20120145949A1 (en) * 2010-12-08 2012-06-14 Shangai Huayi Microelectronic Material Co., Ltd. Method for producing electronic grade aqueous ammonium fluoride solution

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