JPH03170123A - 電気掃除機の接続表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、セントラルクリーナ用に屋内に配置された差
込口とホースの接続表示装置に関するものである。

従来の技術 従来、この種の電気掃除機（セントラルクリーナ）は第
５図から第８図に示すものであった。

第５図において、３１は制御回路３３，集塵室３５，電
動送風機３７を内蔵し、屋外に設置された電気掃除機本
体、３２は集塵室３５と屋内に配設された複数の差込口
３４との間に配設された導気管で、塵埃を吸入する吸気
径路は差込口３４，導気管３２を経て本体３１内の集塵
室３５へ通じている。以上の構成で使用者は差込口３４
にホース３６を接続することにより簡単に掃除ができる
ものである。またホース３６の長さに限度があるため差
込口３４は屋内に数箇所設置されている。

第６図はホース３６の構造を示し、ホース３６の取手部
には掃除機本体３１内の電動送風機３７による吸込量を
調節するコントロール装置３８が装着されてあり、ホー
ス３６の差込口３４側には制御回路３３に信号を伝達す
る接続端子３９．４０とコントロール装置３８の電源供
給用の電源端子４１．４２が設けられている。また、差
込口３４には第７図に示すように、ホース３６を接続し
たときに接続端子３９．４０および電源端子４１．４２
にそれぞれ接触する接続端子４３．４４および電源端子
４５．４６が設けられている。差込口３４は前記したよ
うに屋内の数箇所に設置されてあり、使用者はホースを
任意の差込口３４に接続し、任意の吸込量に調節して掃
除をするものであった。

制御回路３３は接続端子４３．４４からの信号を入力す
ることにより電動送風機３７の回転数を制御する構成と
なっており、これにより塵埃の吸込量を調節できるもの
である。その回路構戊が第８図にブロック図的に示され
ている。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、一つの電動送風機は一つの
コントロール装置でしか制御できないため、同時に複数
の差込口に複数個のホースが差し込まれると、吸込量の
制御ができなくなるという問題があった。本発明はこの
ような従来の問題を解決するために、使用されていない
差込口に表示灯などで接続表示をし、使用者に他のホー
スを接続しないように警告する電電気掃除機を提供する
ものである。

課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために本発明は、電動送風機，接
続検知回路，制御回路、集塵室などを内蔵し屋外に設置
される電気掃除機本体と、屋内に配設され接続表示部を
備えた複数の差込口と、前記差込口に接続され前記集塵
室に塵埃を導入する導入管と、前記差込口に接続され取
手部に前記電動送風機による吸込量を調節するコントロ
ール装置を装着したホースとを備え、前記差込口の一つ
に前記ホースが差し込まれたとき、これを検知して他の
差込口の接続表示部に接続表示をするようにしたもので
ある。

作用 本発明は上記した構成により、複数配設されている差込
口の一つにホースが差し込まれると、ホースから発信さ
れる制御信号を掃除機本体内の検知回路がこれを検知し
、他の差込口の表示部の表示灯を点灯させ、使用者にホ
ースの接続をしないように警告し、電気掃除機本体の吸
込量の制御不能となることを回避することができるもの
である。

実施例 以下、本発明による電気掃除機の実施例について第１図
から第４図を参照して説明する。

第１図において、１は集塵室２，電動送風機３、後番！
詳述する接続検知回路４，制御回路５などを内蔵し、屋
外に設置された電気掃除機本体、６は集塵室２と屋内に
配設された複数の差込口７との間に配設された導気管で
、塵埃を吸入する吸気径路は差込口７，導気管６を経て
本体１内の集塵室２へ通じている。以上の構成で使用者
は差込口７にホース８を接続することにより簡単に掃除
ができるものである。またホース８の長さに限度がある
ため差込口７は屋内に数箇所設置されている。

第２図はホース８の構造を示し、ホース８の取手部には
掃除機本体１内の電動送風機３による吸込量を調節する
コントロール装置９が装着されてあり、ホースの差込口
７側には検知回路４，制御回路５に信号を伝達する接続
端子１．０．１１とコントロール装置９の電源供給用の
電源端子１２．１３が設けられている。コントロール装
置９には詳記していないが一定の周波数のパルス信号を
発生するパルス発生器が内装されてあり、接続端子１０
．１１に一定の周波数パルスを発信する。

第３図は差込口７の構造を示し、１４．１５は電源端子
、１６．，１７は接続端子であり、ホース８の差込みに
より電源端子１２．１３および接続端子１０．１１が接
触するようになっている。また、接続表示部２５は差込
口７の見えやすい位置に配置してあり、発光ダイオード
，パイロットランプ等の点灯により表示される。

第４図は電気掃除機本体１内の接続検知回路４の回路図
で、１９は比較器で、その出力端子は複数の差込口７の
各接続表示部２５の発光ダイオード２４に接続されてい
る。２０．２１は基準電圧を決定する抵抗、２２は前記
コントロール装置９から送信されるパルス信号を接続端
子１６．１７から入力する信号ライン、２３は周波数一
電圧変換器である。

上記構戊において動作について説明すると、差込口７に
ホース８が接続されていないときは信号ライン２２には
パルスがなく、変換後の電圧は基準電圧より低い。従っ
て比較器１９の出力は“Ｈ”である。この信号が発光ダ
イオード２４を内蔵した接続表示部２５に伝達されるが
、警告表示部２５は“Ｈ”入力時は発光ダイオード２４
は消灯している。この状態は、複数の差込口７の何れに
もホース８が接続されていないことを示しているもので
ある。そして、差込口７にホース８が接続されると、信
号ライン２２にパルスが流れ、変換後の電圧は基準電圧
より高くなる。従って比較器１９の出力は“Ｌ”となり
発光ダイオード２４を点灯させる。この状態は複数の差
込口７の何れかにホース８が接続されていることを示し
ているものである。

上記のように、ホース８を差込口７に接続すると他の差
込口７の接続表示部２５が点灯し、使用者に他の差込口
７にホース８を差し込まないように警告するものである
。

発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、複数
設置した差込口の一つにホースが接続されると他の差込
口の接続表示部の表示灯が点灯し、使用者に警告するた
め、複数の差込口にホースが接続されることがなくなり
、コントロール装置で吸込量の制御できないといった従
来の欠点を解消され、セントラルクリーナの使い勝手を
より一層向上することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の全体の構或を示ず構戊図、
第２図は同ホースの平面図及び側面図、第３図は同差込
口の正面図、第４図は同接続検知回路の回路図、第５図
は従来例の全体の構或を示す構戊図、第６図は同ホース
の平面図及び側面図、第７図は同差込口の正面図、第８
図は制御回路の回路図である。 １・・・・・・電気掃除機本体、２・・・・・・集塵室
、３・・・・・・電動送風機、４・・・・・・接続検知
回路、５・旧・・制御回路、６・・・・・・導気管、７
・・・・・・差込口、８・・・・・・ホース、９・・・
・・・コントロール装置、２５・・・・・・接続表示部
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電動送風機、接続検知回路、制御回路、集塵室などを内
   蔵し屋外に設置される電気掃除機本体と、屋内に配設さ
   れ接続表示部を備えた複数の差込口と、前記差込口に接
   続され前記集塵室に塵埃を導入する導気管と、前記差込
   口に接続され取手部に前記電動送風機による吸込量を調
   節するコントロール装置を装着したホースとを備え、前
   記差込口の一つに前記ホースが接続されたとき、これを
   検知して他の差込口の接続表示部に接続表示をする電気
   掃除機の接続表示装置。