JPH0317008A - 金属元素を含む染毛剤 - Google Patents

金属元素を含む染毛剤

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JPH0317008A
JPH0317008A JP15085389A JP15085389A JPH0317008A JP H0317008 A JPH0317008 A JP H0317008A JP 15085389 A JP15085389 A JP 15085389A JP 15085389 A JP15085389 A JP 15085389A JP H0317008 A JPH0317008 A JP H0317008A
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Japan
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hair
acid
dyes
color
dye
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JP15085389A
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Katsumi Mizumaki
水牧 勝美
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■.技術分野 本発明は頭髪の染色を行うための薬剤に関するもので、
しらが染・おしゃれ染としてそれらを製造する業界なら
びにそれらを使用する理美容業界の分野で利用される技
術である。
■3発明の背景 頭髪の色調を変えるための染毛料ならびに染毛剤の定義
は厚生省許可基準で前者は着色するもので化粧品、後者
は染色するもので医薬部外品となっているが、例えば■
タール色素で着色する染毛料があり、このうち溶剤と酸
度を選定すると洗髪しても褐色しない商品があるし、@
ダイオウ、カミツレ、ヘンナ、ロッグウッド等天然色素
の抽出液で染色する染毛剤が文献に記載されている。現
在殆んどの染毛剤は0パラミンで代表される塩基性酸化
染料と過酸化水素との二剤式のものであり、一部には0
ビロガロールで代表されるボリオール類と鉄塩の呈色を
利用した通称おはぐろタイプと称せられるものがある。
鉄の他に金属を用いるものとして■銀塩の場合硝酸銀の
アンモニウム錯塩溶液を塗髪しアンモニアが揮散したと
きコロイド銀が定着するといったもの○鉛、銅、ビスマ
スの酢酸塩とイオウを配合した頭髪料を毛髪に塗布して
おくと次第に硫化物が形成して色染め出来る蓄積型とい
ったものがある。同じく硫化物を形戒するに際して■原
料に硫化アルカリまた硫化アンモニウムを用いるものも
あり■また之等複合したものとして特公昭32−559
9の如くアシド・アリザリンブラウンと之にヘマトキシ
リン・ビロガロールFeを作用させるものもある。
■.本発明が解決しようとする課題 前記公知染毛剤は市販商品としてみたところ夫々欠点を
有するものである。■タール色素は合戒染料であり厚生
省で認可になっているものと云え、顔料でないため生活
細胞原形質を染色する危念は残されている。@天然色素
は商品としてのイメージはよいが、前記公知物質また特
願昭63− 292113.314704等何れも染色
度合は弱い。O塩基性酸化染料による染毛は染色性調色
度、褐色性において極めて優れており染毛に関しては申
し分がないが、この薬品は人体に対しアレルギー抗原と
なり易く、一旦炎症かぶれなどの皮膚障害を起した者は
使用出来ない欠点を有する。○おはぐろタイプに用いら
れるポリオールとしてピロガロール、没食子酸、タンニ
ン酸、ヘマティンが知られているが、この鉄塩の呈色は
何れも帯青紫黒色で日本人黒毛と異質色で不自然である
。アルカリを極端に高くすれば或る程度青色は少なくな
りまた■の如く他の染料を併用して調色する場合もある
が、何れの場合もアルカリ度が高く毛質を損い摺縮した
り溶切したりする。@eで用いられる金属は毒性を示す
か、その原料が劇物であること、■金属硫化物として公
知のP b, C u, B i等はその金属が有害で
あって米国では酢酸鉛とイオウの配合になる商品が販売
されているが、日本厚生省では許可しないであろう。
@銀塩の場合染色は割合良いが、それ単独では自然感が
得られず原料となる銀塩類は劇物に指定されている。■
は比較的黒色系に近ずくが染色濃度が薄いこと、硫化物
の臭気が強い欠点があり、色調を或る程度変え得るもの
として、■があるが、之は強アルカリ性のため毛質を極
度に損傷する。
上述の様に公知の各染毛剤は夫々長所ならびに欠点があ
って、消費者の事情を以って用いるべきであるが、末端
市場にある商品は殆んどOのものである。塩基性酸化染
料はアレルゲンとなり易くそのうち数種のものは変原性
のあるものとして禁止の対象になったりするために、之
に代替すべく新規な化合物が提案されても殆んどは商品
化されることはない。その理由は新たな製剤の許認可を
得るために、安全性証明の膨大な試験を必要とし、その
間の接渉に多大の時間・労力・費用を要する故である。
現在染毛剤として通例認められるものは、染原規に収載
された塩基性酸化染料を用いるタイプIのものと、同じ
く収載のポリ才一ルと鉄によるタイブVの二種類のみで
あり、之以外を申請しようとすると特別申請となりその
結論は少なくとも二年を要するであろう。法的の内規事
情は公開されることがなく極めて難解なもので、然らば
バラミンを配合した製剤は劇薬指定であるのに染色剤は
除外例となる等接渉工作をも考えると、憶苦となりこの
面の研究開発の発展進歩を妨げていることは事実である
■.発明の開示 本発明は金属化合物を以って染毛する方法ならびにその
薬剤物に関するものである。即ち金属元素としては従来
公知のAg,Cu.Bi.Pb,Fen.FeIIrの
他に新規提案のCo,Ni,Cr,Mnの一種または二
種以上を用い、従来知られなかった技術を以って夫々適
切な染毛の行い得ることを開示するものである。この他
の染毛可能と見られる金属としてHg.Cd,Sbが挙
げられるがPbを含めて慢性的毒性の理由より厚生省の
許可が得られない。
染毛を行うための製剤は粉末パフ状、液状、ポマード状
、チック状、クリーム状、泡状、霧状等種々考えられる
として、先づ各金属塩の水溶液を以って染色可能なるか
を検討した。
A gN O s. C us○4,Pb(○A C 
) 2 1 B IC It a +H C j! ,
MnS○4. C 『a(S O 4)3. N iS
○4 ,C o S 04,F e S O 4 ,F
e2(S○,)3をその金属として1%〔Agのみ0.
5%〕の水溶液を作或し常温でその各水溶液に白色山羊
色東〔長さ10cmの山羊色約1gを先端2cmのとこ
ろで縛ったもの〕を10分浸漬し、次いで次記各処理を
行い、流水で1分間洗滌後風乾したものについて、カラ
ーメーターで色差ΔEを測定した。その彩度X,Y.Z
も同時に測定されるが、判り易い様に第1表では肉眼に
よる識別として記載した。
なおブランクは精製水について同様に行ったものである
N r.I Nr.2 NrJ 1%N H .H C○,液にlO分浸する処理。
イオウ未をまぶして、1週間放置。
硫化物の例: S IgSNaO H0.85g 、水
50mlを煮沸してSを溶解し、2%クエン酸液でPH
=10. 5に調整し全量100mlとした溶液に10
分間浸漬する処理。
フェノール性OH基を有する有機化合物の例:ビロガo
−Jl/ IgSN a’z S 0 30. 1gを
80mlの水に溶解し、NaOHを以ってPH9. 5
に調整し全量100mlとした溶液に10Nr.4 分間浸漬する処理。
Nr.5  COOH基を有する呈色有機化合物の例:
ピクラミン酸0.2gを80mlの水に溶解し、NaO
Hを以ってPll9. 5に調整し全量′X00mlと
した溶液に10分間浸漬する処理。
Nr,6  天然色素の例;ヘマティン0.2gを80
mlの水に溶解しNaOHを以ってP}19. 5に調
整し全量100mlとした溶液に10分間浸漬する処理
第1表に掲げる結果から、各金属毎に分け記述する。
(1) A g.  銀塩は有機物、特に還元力をもつ
有機物(毛髪である場合も含む)と接触したとき酸化銀
を析出しそれが有機物と結合する場合もあって茶→褐一
黒色に毛髪を染色する。之は毛髪と割合に強く結合して
おり、水洗やシャンプー程度で脱落しない。
銀塩のうち硝酸銀は公知でありまた毒物劇物指定令に劇
物として「24.無機銀塩類、ただし塩化銀及び雷酸銀
を除く。」とあり、之より使用許可の点から云えば塩化
銀また雷酸銀になるが、之等は水に全く不溶で染毛し得
ない(但し、粉末として塗髪し染毛料としては可能)と
判断されるが、幸なことにアンモニア水に錯塩を形或し
溶解するのでこの様にすれば染毛剤とすることが出来る
(2)Co.  銅はその水溶性塩を毛髪に浸漬し、発
色反応を行う処理をすると染毛することが出来る。
即ち硫化アルカリ・硫化アンモニウム(多硫化物を含む
)を接すると濃黒色となり、ボリオールによっても着色
固定し、発色有機酸とも固定し、天然色素の媒染効果を
有する。之等の呈色は他の金属塩の場合に比し、概括的
に赤系を示すので調色用に用いることが出来る。
(3) P b,  鉛は特に硫化物形或において濃黒
色に染まる。但しイ才ウとの配合において黒色となるに
は、相当回数の累積が必要と思われる。この金属は許可
とならないものである。
(4)Bi.  蒼鉛はその硫化物、またピロガロール
と共に染色することは公知である。この塩はビスムチー
ルを形成し、当の溶解のため過分の酸を加える必要のた
め実際化粧品製品としての配合は難しい。
(5) M n,  マンガンは硫化物の呈色について
微弱であるが、ピロガロールの如きボリオールによって
は濃い着色を示す場合がある。従来行われ゜CいたF 
e(II価)ピロガロールのいわゆるおはぐろタイプで
は青色系を含むに対し、Mnでは黄色系の色を含む黒色
であるので、その調色用に単独または配色用に用いてよ
い。
(6)Cr,  クロムは一般の呈色は薄いが、分子内
にカルボキシル基を有する着色有機物と結合する、いわ
ゆる媒染的効果があるものと推定される。
(7)Ni.  ニッケルは硫化物、おはぐろタイプ、
呈色有機酸類、天然色素類とFelIと同じく染色する
。但し茶色系統である。
(8)Co.  コバルトは硫化物、おはぐろタイプ、
呈色有機酸類、天然色素類とFeIIと同じく染色する
。但し純黒色系統であり、第1表では扱った金属元素の
うち最も濃く染った。
(9)FeII.  FalIr.  2価の鉄はおは
ぐろタイプ染色に関し有効なることは従来より知られた
ところである。おはぐろタイプで鉄漿として用いられる
のは2価の鉄であり、3価の鉄は有効でないとされてい
た。本発明者の実験では確かにFeIrはFeII[よ
り濃く染るが、その色調は一般に青紫系の黒で不自然で
あり、この点FeIIIは褐色系の黒であって、一回の
染毛では弱いが数回重ね染色することによって、黒色毛
となるのである。
以上により本発明でクレームする金属元素はNi,Co
,Mn,Crであり、Agにツイテハ硫化物および還元
タイプが可能である。
次に着色に応用出来る化合物について詳記する。
(a)  硫化物:アルカリ、アルカリ土類、アンモニ
ア、アミン等を塩基として之の硫化物、水硫化物、多硫
化物が使用の対象になる。NaOHを代表にして云えば
、この水溶液にH2Sを通ずるとNaHSを経てNa.
Sとなる。之は硫黄の存在でまたは酸素の影響によって
Sを析出するが、之が溶解しNazSxとなる。また単
にNaOHにイオウ未を加えて加熱して場合、黄色のN
a2Sx溶液が得られ、またCaO、K.O等と混融解
した場合固型状で得られる。
(b)フェノール性OH基を有する有機化合物:硫酸鉄
とピロガロールとの呈色反応が染毛に応用されることは
従来より知られており、PH一叶基を2個以上有するボ
tノオールとしては他に、没食子酸、タンニン酸が公知
である。本発明ではボリオールとNi,Co,Mn,C
rの呈色、の他広範囲なフェノール性OH基を有する有
機化合物との呈色を利用する。勿論この内には着色不充
分なものもある故に、有効なものから組合わせ使用する
のである。
その1例として実験した結果を第2表に示す。
(C)天然有機色素:フラボノイド系、キノン系、ジケ
トン系、ボルフィリン系、カロチノイド系等の植物系色
素を染毛剤に使用する研究が進められているが、一般に
之等は染着性が悪いことならびに日光に対して褪色性の
あることが欠点である。之の染着に際し金属元素にて予
め処理した毛髪に行うことにより、或る程度カバーする
ことが出来る。
ただ金属元素の配合により彩度が変化することに注意す
べき点がある。第3表はその若干例の実験値を示す。
■.実施例 実施例1. 第I剤 硫酸コバルト CoSO4・7H2[]   2.50
g硫酸1i     C u Sロ.・5t{20  
 0.08g硫酸ニッケル NISO4  ・ 6H2
0   0.45g28%アンモニア水       
 8. 50g精製水加えて100mlとする 第2剤 試薬無色硫化アンモニウム(黄色)   5,Ogタン
ニン酸            0.5g精製水を加え
て100mlとする 白髪に対し第1剤を塗髪し、約20分放置し、次いで軽
く洗條し第2剤をスプレーして、コームスルーをする。
約lO分後水洗し乾燥する。褐色を帯びた黒色に染め上
る。
実施例2. 第l剤 カテコール        1.0(w%)ピクラミン
酸        0.2 チ才グリコール酸     0.2 NaOH           1.5クエン酸   
      適宜 無水亜硫酸ナトリウム   0.1 poF!ラウリルエーテル   3.3PE!Gモノス
テアレート2.2 精製水を加えて      残余(100w%)上記を
溶解し、クエン酸にてPH9. 5〜10、0に調整す
る。
第2剤 硫酸コバルト       1.5(w%)硫酸クロム
        1.0 塩化第2鉄        0.5 亜硫酸ナトリウム     0.1 POE!ラウリルエーテル   3.3PEGモノステ
アレート2.2 アンモニア水       0.5 クエン酸         適量 精製水を加えて100%とする 上記を溶解し、クエン酸にてPH3. 5〜4.0に調
整する。しらがに対し、第1剤を塗髪し、約15分放置
し、次いで第2剤を塗布し、15分放置する。この際4
0〜5.0゜に加温すると放置時間が節約出来る。
洗髪後ヘアドライを行い、茶褐色に染上がった。
実施例3, 五倍子粉         0.5(w%)ロッグウッ
ドエキス     2.5 黄ごんエキス        2.0 セージエキス        1.0 黄柏エキス         1.0 バラオキシ安息香酸エステル0.2 鉄クロロフィンナトリウム 0.2 アスコルビン酸ナトリウム 0.5 クエン酸          0.2 硫酸コバルト       0.2 ケルトロール       0.2 セタノール         3.0 ワセリン         15.0 流動バラフィン       6.0 ミツロウ          2.5 ボリオキシエチレンセチルエーテル<20,GO)  
   7.8モノステアリン 酸ソ]Lビタン    
        3.0ポリビニルピロリドン    
              0.5ポリエチレングリ
フール 1500            3.5香料
            0.2 精製水          50,o 本品は黒色クリーム状で頭髪に一般整髪料の様に塗布す
る。毎日また隔日施用で数回目位から白毛は黒色に染る
実施例4. ビロガロール        1.6(重量%)アスコ
ルビン酸      0.5 硫酸マンガン       1.0 硫酸第l鉄        0.5 ジメチルジアリルアンモニウム Cl        
  l,Qヒドロ牛シブロビルセルロース      
      O、2ヤシ油脂肪酸ジエタノ−1bアシド
       1.0変性アルコール     10.
0 精製水         84.2 辺上を混合し原液とし、この90重量部に対しジメチル
エーテル10重量部の割合でエアゾール耐圧缶に充填し
、本発明品を得た。噴状した泡状液を白毛に塗髪すると
漆黒色に染めることが出来る。硫,!マンガンを除き硫
酸第1鉄のみの場合は藍黒色である。
実施例5。
ポリブロビレンブタノール附加物       24.
0(重量%)ポリエチレングリコール400     
        5.0エタノール        4
2.0 酢酸コバルト       2.0 チオグリコール酸     0.5 ヘマティン        0.08 ヒノキチオール      0.2 アズレン         0.02 香料           0.2 精製水         26.0 本処方はへ了リキッドの例である。普通のトニックの様
に使用していると次第に黒くなってくる。
■.発明の効果 金属元素を使用する染毛剤に関し、その着色方法に分け
て 元素   イオウ    硫化物  ポリ才−}レ  
 色素   チ才グリコール酸Ag      ○ Cu      ○      〇      一Pb
      ○      O Bi              ○ Cr Mn Ni CO FeIII   −               ○
Fe  U    −      ○      ○ 
     ○公知のものは○印のとおりであり、他のも
のはよく知られていなかった。本発明はこの分野を研究
し、他の組合わせで染色可能なることを見出したのであ
り、その効果を列挙すると次の如くである。
(1)塩基性酸化染料、タール色素染料におけるアレル
ギー感作性が少ない。
(2)従来知られた、FeII−ポリオール型.  F
eII −硫化物型よりも濃度の高い染毛を行う事が出
来る場合がある。
(3)従来知られた、Fe−ボリオール型の不自然な色
調を或る程度調色し得る。
(4)単に色素を染色した場合より、定着性、耐光性が
改良される。
以  上 日獣厭 クKg雫5 号髪1;雇ミ 手続補正書(自発) 1.事件の表示 平或元年 特許願 第150853号 2.発明の名称 キンゾクゲンソ   フク  センモウザイ金属元素を
含む染毛剤 3.補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 千葉県鎌ケ谷市東鎌ケ谷2丁目6−5ミズ  マ
キ  カツ  ミ 明細書中「特許請求の範囲」 明細書中 ○第1頁第3行〜第2頁第■行、特許請求の範囲の記載
を次記の通り訂正する。
記 特許請求の範囲 ○第3頁第1行を削除し、次記文章を加入する。
記 称せられるものである。現在迄知られているものは、硫
酸鉄等の鉄塩とタンニン酸、ロッグウッド、ヘマティン
、ビロガロール、アリザリンR−Sであり、その他力テ
コール、没食子酸、サリチル酸その他天然色素にも染色
し得るもの\あることを特願昭63−292113号、
特願昭63−314704、特願平1−51355に本
発明者は発表したところである。鉄の他の金属を用いる
も ○第3頁第12行を削除し、次記文章を加入する。
記 Feを作用させるものもある。■特願平1−53494
■の金属元素はFeであり、蓄積型染毛料の例でイオウ
とCu. Ag. Pb, Bi, Mn, Feとの
呈色を毛髪に応用することはCook:Drug an
d Cosmetic Industry 101.4
0(1967)により知られているが、硫化イオンとの
反応は明確でない。■A R , Cr, Cu, F
eを予備媒染して、酸化染料にて過酸化水素も加えて染
毛する手段は、毛皮について割合詳しく研究されている
。■定着用にピロガロールを用いる例としてAg,Co
,Niについてのみ知られている。■金属前処理染料の
例としてCr, Coとアニオン染料との錯体がありl
rgalan , IsolanSCarbolan等
の商品名で市販されたことがある。
○第5頁第3行〜第4行の間に次記文章を挿入すする。
記 ■について人の頭髪に関して未知であるが、感作性の低
減・染色の安定等のメリットがある様に思われ、今後研
究されるべき事柄である。[F]は本願と近似している
が、ビロガロールに限定した対象であり、更に広範囲の
適用研究が望まれるところである。■のアニオン染料は
アゾスルフォベンゼン系であり、問題となる変原性因子
を含むので、人体への長期間使用には慢性作用を充分注
意すべき染法である。
○第5頁第l9行〜第20行および第6頁第1行〜第4
行を削除し、次記文章を加入する。
記 くとも数年を要し、しかも許可の内記事情は公開される
ことがなく極めて難解なもので、この面の研究開発の発
展進歩を妨げる一因となっている。
之迄、塩基性酸化染料系染毛剤は染まりがよいため、お
はぐろタイプ染毛剤、硫化物系染毛剤についての研究は
恵まれなかったが最近蓄積型(一回目はそんなに目立た
ないが、回を重ねる毎に黒くなる)が認識されるに至り
、かぶれのすくなくかつ、且つ許可の得易い染毛剤を研
究する傾向に到来している。
○第12頁第15行と第16行との間に次記文章を挿入
する。
記 Ni, Co. Mn, Crの元素の1種または2種
以上と、およびFeを配合することも本発明に含まれる
ものであり、左様によって染色濃度を高めたり、染色色
合を変えたり出来る。
○第13頁第5行〜第6行の間に次記文章を挿入する。
記 Co, N i, Cr, Mnの金属塩と粉末イオウ
との単なる混合では、毛髪に対し着色しないが、アルカ
リの存在では硫化物を形成し金属硫化物を作る。注目す
べき事はコロイドイオウを化或した液、また活性剤によ
り可溶化した水溶性イオウは硫化物を形成し、着色し得
る。
■第I3頁第15行以降と第14頁間に次記文章を挿入
する。
記 フェノール性0[イ基を有する化合物としてのビロガロ
ールについて云うとCo,Niとの呈色は強いーC云え
ば■にて定着剤として使用例があるので、本発明におい
てこの集合は除外される。その他具体的に述べればフェ
ノール、クレゾール、キシレノール、アリザリン、イノ
シット、エチルフェノール、オキシ安息香酸、オキシア
ントラキノン、オキシトルル酸、オキシナフトアントラ
キノン、オキシフエニル醋酸、オキシフタール酸、才ヰ
シベンジルT′ルコーノベオキシキノリン、オキシベン
ゾフェノン、サリチル酸、サリチル酸アニリド、オキシ
ビフェニル、オキシベンズアルデヒド、ジメチルフェノ
ール、ピフリン酸、ビクラミン酸、ナフトール、ヒドロ
ベンゾイン、レゾルシン、ヒドロキノン、フロログルチ
ン、ピロガロール、カテコール、没食子酸等およびその
均等物質で、そレラにアミノ基、ニトロ基、スルフオン
基、ハロゲン基を付加した誘導体の一種または二種以上
である。
従来おはぐろタイプとして知られていたFeとの呈色に
よる多価フェノールは使用に値するもので、上記以外に
タンニン酸、ヘマティンが有効である。
また、CCl[lll基を有する有機化合物で特異の呈
色を示すものにチオグリコール酸、チオリンゴ酸、シス
ティン酸等のメルカブト酸であり、この併用は毛髪膨潤
作用と相俟って染色能力を増大させる。
その他アスコルビン酸、安息香酸、アニス酸、スルファ
ニル酸、アントラニル酸、ケイヒ酸、キナルジン酸、キ
ノリン酸、シトラマル酸、フランカルボン酸、安息香酸
、チオサルチル酸、トルイル酸、ニトロ安息香酸、クマ
ル酸、フェニル醋酸、フタール酸、フランカルボン酸、
ベンゼンポリカルボン酸、メトキ安息香酸、メリ}酸等
およびその均等物質で、それらにアミノ基、ニトロ基、
スルフオン基、ハロゲン基を付加した誘導体の一種また
は二種以上である。
○第l5頁第l1行以降と第14頁との間に次記文章を
挿入する。
記 天然色素の多くは[]H基若し《は[’[][lH基を
有するものが多く、之が金属元素と結合して発色固定す
るものである。具体的に述べるとアピゲニン、エンン、
インジゴ、カカオ色素、カブサイチン、カルタミン、カ
ルミン酸、クルクミン、クロシン、クロセチン、シアニ
ジン、フィコシアニン、ベタ三ン、ビキシン、モナスコ
プリン、ラッカイン酸、リボフラビン、ルチン等である
。アズレン、ガレイン、フエルセヂン、ベルベリン、ヘ
マティン、ヒノキチオール、フィロズルチンも着色に応
用し得る。
第4表にCoを金属元素としてアルカリ性で山羊白毛に
染毛した実験例を示す。
○第16頁と第17頁との間に第16頁′として次記表
を挿入する。
記 ○第22頁第1行〜第16行を削除し、次記文章を加入
する。
記 法は従来よく知られていなかった4本発明はこの分野を
研究し、従前知られていなかった組合せで、特徴ある染
色の可能性を見出したのであり、その効果を列挙すると
次の如くである。
以上

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Co、Ni、Cr、Mnから選ばれた一種または
    二種以上の金属元素を含む染毛剤。
  2. (2)Co、Ni、Cr、Mnから選ばれた一種または
    二種以上の金属元素の硫化物形成による呈色を用いるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第一項記載の染毛剤。
  3. (3)Co、Ni、Cr、Mnから選ばれた一種または
    二種以上の金属元素とフェノール型OH基を有する有機
    化合物との呈色を用いることを特徴とする特許請求の範
    囲第一項記載の染毛剤。
  4. (4)Co、Ni、Cr、Mnから選ばれた一種または
    二種以上の金属元素とCOOH基を有する有機化合物と
    の呈色を用いることを特徴とする特許請求の範囲第一項
    記載の染毛剤。
  5. (5)Co、Ni、Cr、Mnから選ばれた一種または
    二種以上の金属元素と天然着色物質との呈色を用いるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第一項記載の染毛剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2767683A1 (fr) * 1997-08-27 1999-03-05 Eric Pateroni Capil-plus
JP2001151630A (ja) * 1999-11-30 2001-06-05 Kanebo Ltd 化粧料

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FR2767683A1 (fr) * 1997-08-27 1999-03-05 Eric Pateroni Capil-plus
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