JPH03169717A - 自動二輪車用タイヤ - Google Patents
自動二輪車用タイヤInfo
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- JPH03169717A JPH03169717A JP1312450A JP31245089A JPH03169717A JP H03169717 A JPH03169717 A JP H03169717A JP 1312450 A JP1312450 A JP 1312450A JP 31245089 A JP31245089 A JP 31245089A JP H03169717 A JPH03169717 A JP H03169717A
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- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 11
- 239000004760 aramid Substances 0.000 claims abstract description 7
- 229920003235 aromatic polyamide Polymers 0.000 claims abstract description 7
- 238000010008 shearing Methods 0.000 abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 3
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 2
- 125000003118 aryl group Chemical group 0.000 description 2
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- 229920000297 Rayon Polymers 0.000 description 1
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- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はロングラン走行及び高速走行における耐久性を
向上しうる自動二輪車用タイヤに関する．〔従来の技術
〕 近年、道路網の整備化及び車両の高速化、高性能化に伴
い、ラジアルタイヤの自動二輪車への導入が計られてき
ている．又このような自動二輪車用タイヤのベルト層Ａ
は、通常第３図（ａ）に示すように、例えばナイロン等
伸長性の高い低モジュラスの有機繊維コードを用いた通
常２枚のベルトプライＡ１、Ａ２から形威される． これは、自動二輪車用タイヤは四輪車用タイヤと異なり
トレッド面の曲率半径が小さいため、接地の際トレッド
変形量が大となり、その結果招くベルトプライＡ１、Ａ
２間に作用する剪断力を前記ベルトコードが有する高い
伸長性によって緩和しプライ端＃ＪＩＩを抑制すること
を目的としている．〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながらこのようなナイロンコードを用いたものに
あっては、タガ効果に劣るため高速走行時遠心力に起因
してリフティングが発生しゃすく、その結果高まる接地
圧等による内部温度上昇によって、速度２５０ｋｍ／ｈ
前後でトレッド破壊を透発する． 他方、近年このような高速耐久性を改善すべく、例えば
第３図（ｂ）に示すように、ベルトコードとして高モジ
ュラスの例えば芳香族ボリア稟ド繊維コードを用い、タ
ガ効果を高めリフティングを防止するとともに、一方の
ベルトプライＡ２の端部を他方のベルトプライＡ１の折
返し部で被覆保護することによりベルト端剥離を抑制す
るフォールドエンド構造のベルト層ＡがＩＸされている
．しかしながらこのものでは、前記ベルトプライＡｌの
折返し＠Ａａが変形量の大なトレッド部で終端するため
、該折返し端Ａａに応力が集中し、特ニｉ ｏ． ｏ
ｏ Ｏｉｕａ前後のロングラン走行においてコ一ドルー
スが発生するなどロングラン耐久性を損ねることとなる
． 本発明は、芳香族ポリアξド繊維からなるベルトコード
を用いかつ隣り合うベルトプライの各ベルトコード間距
離を規制することを基本として、ロングラン耐久性及び
高速耐久性の双方を同時に向上できその使用寿命を延命
化しうる自動二輪車用タイヤの提供を目的としている． 〔課題を解決するための手段〕 前記目的を達或するために本発明の自動二輪車用タイヤ
は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部の
ビードコアの廻りで折返されるラジアル構造のカーカス
と、該カーカスの半径方向外側かつトレッド部内方に配
されるとともに芳香族ボリアミド繊維を用いたベルトコ
ードをタイヤ赤道に対して１６゜以上かつ２２゜以下の
角度で配列した少なくとも２枚の内外で隣り合うベルト
プライからなるベルト層とを具えるとともに、前記ベル
トプライのベルトコードは隣り合うベルトプライのベル
トコードとの間の半径方向の距ＭＬを１．ＯＲ以上かつ
２．０ｍｍ以下としている。
向上しうる自動二輪車用タイヤに関する．〔従来の技術
〕 近年、道路網の整備化及び車両の高速化、高性能化に伴
い、ラジアルタイヤの自動二輪車への導入が計られてき
ている．又このような自動二輪車用タイヤのベルト層Ａ
は、通常第３図（ａ）に示すように、例えばナイロン等
伸長性の高い低モジュラスの有機繊維コードを用いた通
常２枚のベルトプライＡ１、Ａ２から形威される． これは、自動二輪車用タイヤは四輪車用タイヤと異なり
トレッド面の曲率半径が小さいため、接地の際トレッド
変形量が大となり、その結果招くベルトプライＡ１、Ａ
２間に作用する剪断力を前記ベルトコードが有する高い
伸長性によって緩和しプライ端＃ＪＩＩを抑制すること
を目的としている．〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながらこのようなナイロンコードを用いたものに
あっては、タガ効果に劣るため高速走行時遠心力に起因
してリフティングが発生しゃすく、その結果高まる接地
圧等による内部温度上昇によって、速度２５０ｋｍ／ｈ
前後でトレッド破壊を透発する． 他方、近年このような高速耐久性を改善すべく、例えば
第３図（ｂ）に示すように、ベルトコードとして高モジ
ュラスの例えば芳香族ボリア稟ド繊維コードを用い、タ
ガ効果を高めリフティングを防止するとともに、一方の
ベルトプライＡ２の端部を他方のベルトプライＡ１の折
返し部で被覆保護することによりベルト端剥離を抑制す
るフォールドエンド構造のベルト層ＡがＩＸされている
．しかしながらこのものでは、前記ベルトプライＡｌの
折返し＠Ａａが変形量の大なトレッド部で終端するため
、該折返し端Ａａに応力が集中し、特ニｉ ｏ． ｏ
ｏ Ｏｉｕａ前後のロングラン走行においてコ一ドルー
スが発生するなどロングラン耐久性を損ねることとなる
． 本発明は、芳香族ポリアξド繊維からなるベルトコード
を用いかつ隣り合うベルトプライの各ベルトコード間距
離を規制することを基本として、ロングラン耐久性及び
高速耐久性の双方を同時に向上できその使用寿命を延命
化しうる自動二輪車用タイヤの提供を目的としている． 〔課題を解決するための手段〕 前記目的を達或するために本発明の自動二輪車用タイヤ
は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部の
ビードコアの廻りで折返されるラジアル構造のカーカス
と、該カーカスの半径方向外側かつトレッド部内方に配
されるとともに芳香族ボリアミド繊維を用いたベルトコ
ードをタイヤ赤道に対して１６゜以上かつ２２゜以下の
角度で配列した少なくとも２枚の内外で隣り合うベルト
プライからなるベルト層とを具えるとともに、前記ベル
トプライのベルトコードは隣り合うベルトプライのベル
トコードとの間の半径方向の距ＭＬを１．ＯＲ以上かつ
２．０ｍｍ以下としている。
このように構戒する自動二輪車用タイヤは、ベルトコー
ドとして高モジュラスの芳香族ポリアミド繊維コードを
用いているため、カーカスケースを強固に拘束でき、タ
ガ効果を高めリフティングを防止することにより高速耐
久性を向上しうる。
ドとして高モジュラスの芳香族ポリアミド繊維コードを
用いているため、カーカスケースを強固に拘束でき、タ
ガ効果を高めリフティングを防止することにより高速耐
久性を向上しうる。
又プライ間相互におけるベルトコード間距離を、従来タ
イヤに比して大な１．０ｍｍ以上かつ２．００以下に設
定しているため、プライ間に作用する剪断応力をベルト
コード間に介在するゴムによって緩和でき、ベルト端剥
離を軽減しロングラン耐久性を高めうる． 〔実施例〕 以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
イヤに比して大な１．０ｍｍ以上かつ２．００以下に設
定しているため、プライ間に作用する剪断応力をベルト
コード間に介在するゴムによって緩和でき、ベルト端剥
離を軽減しロングラン耐久性を高めうる． 〔実施例〕 以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第１図は、本発明の自動二輪車用タイヤ１を示す断面図
である。
である。
図において本発明のタイヤ１は、トレッド部２と、その
両端からタイヤ半径方向内側に向けて延びるサイドウォ
ール部３と、該サイドウオール部３のタイヤ半径方向内
側端に位置するビード部４とを有し、又該ビード部４に
設けるビードコア５、５間にはサイドウォール部３、ト
レッド部２を通るトロイダル状のカーカス７が架け渡さ
れるとともに、カー力ス７のタイヤ半径方向外側には、
ベルト層９が配される． ここでトレッド部２は、カー力ス７のクラウン上にその
輪郭と略平行にクラウン中央から両端方向に延び、その
直線巾は通常サイドウオール部３の最大巾を越える断面
形状で構戒され、これによってタイヤ傾斜時のキャンバ
ースラストが維持される． 次にカーカス７は、そのコードがタイヤ赤道に対して約
７５〜９０度の角度で傾斜する本例では２枚のカー力ス
プライ７Ａ，７Ｂからなり、又各カーカスブライ７Ａ，
７Ｂの両端は、いずれもビードコア５の廻りを内側から
外側に向けて折返されるとともにビード部４又はサイド
ウォール部３にて終端する。なお前記コード角度が７５
゜以下の場合にはラジアルタイヤの特徴である優れた高
速走行特性は得難い．又カーカス７は、本例では、ビー
ド部４外側に位置するカーカスブライ７Ａの折返し端７
Ａ１を、ビード部４内側に位置するカーカスプライ７Ｂ
の折返し端７Ｂ１よりも高い位置まで延長し、前記内側
の折返し端７Ｂ１を完全に被覆することにより端部での
応力集中を緩和している．又サイドウォール部３を補強
するため、前記折返し端７Ａ１、７Ｂ１のビードベース
からの高さＨａ％ Ｈｂは、タイヤ断面高めＨに対して
、夫々２０〜４０％及び１５〜３０％の範囲に設定され
る。
両端からタイヤ半径方向内側に向けて延びるサイドウォ
ール部３と、該サイドウオール部３のタイヤ半径方向内
側端に位置するビード部４とを有し、又該ビード部４に
設けるビードコア５、５間にはサイドウォール部３、ト
レッド部２を通るトロイダル状のカーカス７が架け渡さ
れるとともに、カー力ス７のタイヤ半径方向外側には、
ベルト層９が配される． ここでトレッド部２は、カー力ス７のクラウン上にその
輪郭と略平行にクラウン中央から両端方向に延び、その
直線巾は通常サイドウオール部３の最大巾を越える断面
形状で構戒され、これによってタイヤ傾斜時のキャンバ
ースラストが維持される． 次にカーカス７は、そのコードがタイヤ赤道に対して約
７５〜９０度の角度で傾斜する本例では２枚のカー力ス
プライ７Ａ，７Ｂからなり、又各カーカスブライ７Ａ，
７Ｂの両端は、いずれもビードコア５の廻りを内側から
外側に向けて折返されるとともにビード部４又はサイド
ウォール部３にて終端する。なお前記コード角度が７５
゜以下の場合にはラジアルタイヤの特徴である優れた高
速走行特性は得難い．又カーカス７は、本例では、ビー
ド部４外側に位置するカーカスブライ７Ａの折返し端７
Ａ１を、ビード部４内側に位置するカーカスプライ７Ｂ
の折返し端７Ｂ１よりも高い位置まで延長し、前記内側
の折返し端７Ｂ１を完全に被覆することにより端部での
応力集中を緩和している．又サイドウォール部３を補強
するため、前記折返し端７Ａ１、７Ｂ１のビードベース
からの高さＨａ％ Ｈｂは、タイヤ断面高めＨに対して
、夫々２０〜４０％及び１５〜３０％の範囲に設定され
る。
次にカーカス７のカーカスコードは、引張弾性率が１
５ ０ ０ ｋｇ ｆ ／Ｄ”以下の有機繊維コード、
例えばレーヨン、ポリエステルが使用されうるが、特に
５ ０ ０ ｋｇ ｆ ／ｖａｎ”以下の例えばナイロ
ン繊維コードを用いることが好ましい。
５ ０ ０ ｋｇ ｆ ／Ｄ”以下の有機繊維コード、
例えばレーヨン、ポリエステルが使用されうるが、特に
５ ０ ０ ｋｇ ｆ ／ｖａｎ”以下の例えばナイロ
ン繊維コードを用いることが好ましい。
なおカーカスプライは、一枚以上用いられるが、ビード
コア５の廻りで折返すこの構造は、第１図に示すごとく
、内側から外側に折返す構造の他、外側から内側に折返
す構造、あるいは両者を組み合わせた構造のものも適宜
採用しうる．次にベル｝１１９は、本例では前記カーカ
ス７の外側に、該カーカス７のクラウン輪郭と略平行に
タイヤ円周方向に周回して配される内、外２枚のベルト
プライ９Ａ，９Ｂからなり、本例では内のベルトプライ
９Ａのブライ巾を外のベルトプライ９Ｂのプライ巾に比
して大に形威し、各プライ端位置を違えることによりプ
ライ端部での応力集中を緩和している． 又本例では内のブライ巾であるベルト巾ＢＷをトレッド
巾ＴＷの０． ７倍以上かつ１．０倍以下とすることに
よりトレッド部２をそのほぼ全中に亘りタガ効果を有し
て補強している． 又前記ベルトプライ９Ａ，９Ｂは、夫々ゴム引きされた
ベルトコードをタイヤ赤道に対してｌ６゜以上かつ２２
゜以下の角度で互いに平行に配列したコード配列体であ
り、本例ではベルトプライ９Ａ，９Ｂに夫々配されるベ
ルトコードを、プライ間相互で互いに交差させることに
より高剛性のトラス構造を形成している． 又前記ベルトコードとして、タガ効果を高め高速走行の
際のリフティングを防止すべく、本発明では引張弾性率
が３ ５ ０ ０ｋｇｆ／ｍ”程度もしくはそれ以上の
芳香族ボリア果ド繊維コードが使用される． そして本発明においては、第２図に拡大して示すように
、内のベルトプライ９Ａのベルトコード１０Ａと、該内
のベルトプライ９Ａと隣り合う外のベルトプライ９Ｂの
ベルトコードＩＯＢとの間のクラウン半径方向の距離Ｌ
を１．０ｍｍ以上かつ２．０ｍｍ以下とし、該ベルトコ
ードＩＯＡ、１０Ｂ間に介在するゴム１１によりベルト
プライ９Ａ、９Ｂ間に作用する剪断応力を緩和しプライ
端＠離を抑制している． なお前記距離Ｌが１．０箇未満の場合、応力緩和効果に
劣リプライ端＠離を透発し、又２．０閣をこえるとトレ
ッド厚が大となり内部温度を上昇させるとともにトレッ
ド剛性を低下し走行性能を損ねることとなる．なお距離
Ｌは従来タイヤにおいては０． ３ ｗ〜０． ６ ｍ
ｓである．又前記距離Ｌは、第２図に示すごとく、本例
では内、外のベルトプライ９Ａ、９Ｂ間にクッションゴ
ム層ｌ３を形或することにより、該クッションゴム層ｌ
３の厚さ１３ｔと、ベルトプライ９Ａ、９Ｂの各トツピ
ングゴム１４の被覆厚さ１４ｔ、１４ｔとの総和として
形成されるが、例えば前記被覆厚さ１４ｔ、１４ｔを増
加することにより、クッションゴム層１３を設けること
なく形戒することができる． なお前記ベルト層９を３枚以上のベルトプライにより形
威した場合には、各ベルトプライ間において前記距離Ｌ
を夫々形威しうるが、最外側のベルトプライとその内側
で隣り合うベルトプライとの間のみにおいて前記距離Ｌ
を形成してもよい．〔具体例〕 第１図を示すタイヤ構造をなしかつ第１表の仕様に基づ
きタイヤサイズが１２０／７０ＶＲ１７のタイヤを試作
し、ドラム走行試験機を用いて耐久性のテストを行った
． ｌ） ロングラン耐久テスト タイヤ荷重はＪＡＴＭＡ規格の最大荷重の１５０％、内
圧は２． ２ ５ ｋｇ ｆ ／Ｃｌｌ” ，速度６５
ｋｓａ／ｈ（一定）の条件によりタイヤが破壊するまで
の走行距離をもって判定した． ２） 高速耐久テスト タイヤ荷重はＪＡＴＭＡ規格の最大荷重、内圧は２．
９ ｋｓｒ ｆ ／ｏｎ”の条件により初期速度１８〇
ー／ｈから３０■ｉｎ毎に１（ｌｍ／ｈのステップアン
プ走行を行ない破壊に至るまでの走行速度をもって判定
した。
コア５の廻りで折返すこの構造は、第１図に示すごとく
、内側から外側に折返す構造の他、外側から内側に折返
す構造、あるいは両者を組み合わせた構造のものも適宜
採用しうる．次にベル｝１１９は、本例では前記カーカ
ス７の外側に、該カーカス７のクラウン輪郭と略平行に
タイヤ円周方向に周回して配される内、外２枚のベルト
プライ９Ａ，９Ｂからなり、本例では内のベルトプライ
９Ａのブライ巾を外のベルトプライ９Ｂのプライ巾に比
して大に形威し、各プライ端位置を違えることによりプ
ライ端部での応力集中を緩和している． 又本例では内のブライ巾であるベルト巾ＢＷをトレッド
巾ＴＷの０． ７倍以上かつ１．０倍以下とすることに
よりトレッド部２をそのほぼ全中に亘りタガ効果を有し
て補強している． 又前記ベルトプライ９Ａ，９Ｂは、夫々ゴム引きされた
ベルトコードをタイヤ赤道に対してｌ６゜以上かつ２２
゜以下の角度で互いに平行に配列したコード配列体であ
り、本例ではベルトプライ９Ａ，９Ｂに夫々配されるベ
ルトコードを、プライ間相互で互いに交差させることに
より高剛性のトラス構造を形成している． 又前記ベルトコードとして、タガ効果を高め高速走行の
際のリフティングを防止すべく、本発明では引張弾性率
が３ ５ ０ ０ｋｇｆ／ｍ”程度もしくはそれ以上の
芳香族ボリア果ド繊維コードが使用される． そして本発明においては、第２図に拡大して示すように
、内のベルトプライ９Ａのベルトコード１０Ａと、該内
のベルトプライ９Ａと隣り合う外のベルトプライ９Ｂの
ベルトコードＩＯＢとの間のクラウン半径方向の距離Ｌ
を１．０ｍｍ以上かつ２．０ｍｍ以下とし、該ベルトコ
ードＩＯＡ、１０Ｂ間に介在するゴム１１によりベルト
プライ９Ａ、９Ｂ間に作用する剪断応力を緩和しプライ
端＠離を抑制している． なお前記距離Ｌが１．０箇未満の場合、応力緩和効果に
劣リプライ端＠離を透発し、又２．０閣をこえるとトレ
ッド厚が大となり内部温度を上昇させるとともにトレッ
ド剛性を低下し走行性能を損ねることとなる．なお距離
Ｌは従来タイヤにおいては０． ３ ｗ〜０． ６ ｍ
ｓである．又前記距離Ｌは、第２図に示すごとく、本例
では内、外のベルトプライ９Ａ、９Ｂ間にクッションゴ
ム層ｌ３を形或することにより、該クッションゴム層ｌ
３の厚さ１３ｔと、ベルトプライ９Ａ、９Ｂの各トツピ
ングゴム１４の被覆厚さ１４ｔ、１４ｔとの総和として
形成されるが、例えば前記被覆厚さ１４ｔ、１４ｔを増
加することにより、クッションゴム層１３を設けること
なく形戒することができる． なお前記ベルト層９を３枚以上のベルトプライにより形
威した場合には、各ベルトプライ間において前記距離Ｌ
を夫々形威しうるが、最外側のベルトプライとその内側
で隣り合うベルトプライとの間のみにおいて前記距離Ｌ
を形成してもよい．〔具体例〕 第１図を示すタイヤ構造をなしかつ第１表の仕様に基づ
きタイヤサイズが１２０／７０ＶＲ１７のタイヤを試作
し、ドラム走行試験機を用いて耐久性のテストを行った
． ｌ） ロングラン耐久テスト タイヤ荷重はＪＡＴＭＡ規格の最大荷重の１５０％、内
圧は２． ２ ５ ｋｇ ｆ ／Ｃｌｌ” ，速度６５
ｋｓａ／ｈ（一定）の条件によりタイヤが破壊するまで
の走行距離をもって判定した． ２） 高速耐久テスト タイヤ荷重はＪＡＴＭＡ規格の最大荷重、内圧は２．
９ ｋｓｒ ｆ ／ｏｎ”の条件により初期速度１８〇
ー／ｈから３０■ｉｎ毎に１（ｌｍ／ｈのステップアン
プ走行を行ない破壊に至るまでの走行速度をもって判定
した。
第１表に示すように、本発明のタイヤである実施例品１
〜３は従来タイヤに比してロングラン耐久性、高速耐久
性の双方を大巾に向上している。
〜３は従来タイヤに比してロングラン耐久性、高速耐久
性の双方を大巾に向上している。
叙上のごとく本発明の自動二輪車用タイヤは、芳香族ボ
リアミド繊維からなるベルトコードを配列した２枚以上
のベルトプライを用いかつブライ間相互のベルトコード
間距離をＩｔｓ以上かつ２ｕ以下としているため、カー
カスケースへの拘束力を高めリフティングを抑制するこ
とにより高速耐久性を向上しうると同時に、プライ間相
互に作用する剪断力を緩和しロングラン耐久性を向上で
き、横戚簡易にかつタイヤ走行性能等を損ねることなく
タイヤの使用寿命を大巾に延命化しうる。
リアミド繊維からなるベルトコードを配列した２枚以上
のベルトプライを用いかつブライ間相互のベルトコード
間距離をＩｔｓ以上かつ２ｕ以下としているため、カー
カスケースへの拘束力を高めリフティングを抑制するこ
とにより高速耐久性を向上しうると同時に、プライ間相
互に作用する剪断力を緩和しロングラン耐久性を向上で
き、横戚簡易にかつタイヤ走行性能等を損ねることなく
タイヤの使用寿命を大巾に延命化しうる。
第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２園はベル
トプライを拡大して示す断面図、第３図ｔａ＋〜山）は
従来技術を説明するタイヤの略断面図である． ２−１−レッド部、 ３−サイドウォール部、４−ビ
ード部、 ５−・ビードコア、 ７−カーカス、 ９−ベルト層、 ９Ａ，９Ｂ−ベルトプライ、 １ ０Ａ， １ ０Ｂ−−−ベルトコード。
トプライを拡大して示す断面図、第３図ｔａ＋〜山）は
従来技術を説明するタイヤの略断面図である． ２−１−レッド部、 ３−サイドウォール部、４−ビ
ード部、 ５−・ビードコア、 ７−カーカス、 ９−ベルト層、 ９Ａ，９Ｂ−ベルトプライ、 １ ０Ａ， １ ０Ｂ−−−ベルトコード。
Claims (1)
- １ トレッド部からサイドウォール部をへてビード部の
ビードコアの廻りで折返されるラジアル構造のカーカス
と、該カーカスの半径方向外側かつトレッド部内方に配
されるとともに芳香族ポリアミド繊維を用いたベルトコ
ードをタイヤ赤道に対して１６゜以上かつ２２゜以下の
角度で配列した少なくとも２枚の内外で隣り合うベルト
プライからなるベルト層とを具えるとともに、前記ベル
トプライのベルトコードは隣り合うベルトプライのベル
トコードとの間の半径方向の距離Ｌを１．０ｍｍ以上か
つ２．０ｍｍ以下とした自動二輪車用タイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1312450A JPH03169717A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 自動二輪車用タイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1312450A JPH03169717A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 自動二輪車用タイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03169717A true JPH03169717A (ja) | 1991-07-23 |
Family
ID=18029343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1312450A Pending JPH03169717A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 自動二輪車用タイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03169717A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007023902A1 (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-01 | Bridgestone Corporation | 二輪車用空気入りタイヤ |
| JP2007290482A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
| JP2015107666A (ja) * | 2013-12-03 | 2015-06-11 | 住友ゴム工業株式会社 | 二輪自動車用タイヤ |
| KR101586176B1 (ko) * | 2015-08-11 | 2016-01-15 | 이경일 | 에어건용 노즐 |
| JP2016022835A (ja) * | 2014-07-22 | 2016-02-08 | 住友ゴム工業株式会社 | 二輪自動車用タイヤ |
Citations (2)
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| JPS62143705A (ja) * | 1985-12-17 | 1987-06-27 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | モ−タサイクルタイヤ |
-
1989
- 1989-11-30 JP JP1312450A patent/JPH03169717A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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