JPH03169438A - 大径管の製造方法 - Google Patents
大径管の製造方法Info
- Publication number
- JPH03169438A JPH03169438A JP30952889A JP30952889A JPH03169438A JP H03169438 A JPH03169438 A JP H03169438A JP 30952889 A JP30952889 A JP 30952889A JP 30952889 A JP30952889 A JP 30952889A JP H03169438 A JPH03169438 A JP H03169438A
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- Japan
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- pipe
- large diameter
- expansion
- welded part
- steel pipe
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
0)産業上の利用分野
本発明は、UOE製管機によって製造されたストレート
シームを有する溶接大径鋼管を拡管して、高い真直度(
L/ 1000以下)の大径管を製造する方法に関する
ものである。
シームを有する溶接大径鋼管を拡管して、高い真直度(
L/ 1000以下)の大径管を製造する方法に関する
ものである。
(ロ)従来技術
UOE製管機によって得られるストレートシーム溶接管
は、溶接のさいの加熱・凝固に伴う溶接部の膨張・収縮
により長手方向に曲りが発生する。
は、溶接のさいの加熱・凝固に伴う溶接部の膨張・収縮
により長手方向に曲りが発生する。
この上曲り素管を拡管工程(EXP)によって修正する
さいに、拡管率(ε )を上げるに従っE て上曲りが下曲りになっていく。その過程で真直になる
タイミングがあるはずではあるが、素管の等級(降伏点
Y. P,等)、寸法、溶接条件(溶接強度等)等によ
って拡管率の適正値はさまざまに変化する。そのために
、適正拡管率を一律に決定することはできなかった。
さいに、拡管率(ε )を上げるに従っE て上曲りが下曲りになっていく。その過程で真直になる
タイミングがあるはずではあるが、素管の等級(降伏点
Y. P,等)、寸法、溶接条件(溶接強度等)等によ
って拡管率の適正値はさまざまに変化する。そのために
、適正拡管率を一律に決定することはできなかった。
その結果、従来の曲り矯正法では、拡管率を一定にし、
曲げモーメントを外部から付与し、強制的に曲げ矯正を
行っていたので、高価な設備投資を必要としていた。こ
のような従来法の代表例としては、特開昭63 − 2
517号公報、同63 − 28220号公報等に開示
されている。
曲げモーメントを外部から付与し、強制的に曲げ矯正を
行っていたので、高価な設備投資を必要としていた。こ
のような従来法の代表例としては、特開昭63 − 2
517号公報、同63 − 28220号公報等に開示
されている。
従来法では、UOE製管から拡管工程まで、素管の曲り
変化を予測できないので、曲りの正確な修正が不可能で
ある。従来、平板についての変形モデルはあったが、パ
イプに適したモデルが開発されていなかった。特に、内
外面1バス溶接モデルが開発されていない。その理由は
、内外1パス溶接の実例が少ないこと、また、その計算
が複雑であることなどによる。
変化を予測できないので、曲りの正確な修正が不可能で
ある。従来、平板についての変形モデルはあったが、パ
イプに適したモデルが開発されていなかった。特に、内
外面1バス溶接モデルが開発されていない。その理由は
、内外1パス溶接の実例が少ないこと、また、その計算
が複雑であることなどによる。
(ハ)発明が解決しようとする課題
本発明が解決しようとする課題は、簡易モデルとシュミ
レー夕を作成して、UOE製管機によって得られた素管
の各種情報にもとづいて適正拡管率を決定し、1/10
00以下の真直度の大径管を製造する方法を得ることに
ある。
レー夕を作成して、UOE製管機によって得られた素管
の各種情報にもとづいて適正拡管率を決定し、1/10
00以下の真直度の大径管を製造する方法を得ることに
ある。
(ニ)課題を解決するための手段
本発明の大径管の製造方法は、ストレートシームを有す
るUOE大径鋼管を拡管玉程を経て戊品に仕上げる大径
管の製造方法において、下記のモデル式を近似的に満た
す拡管率(ε,)によってUOE大径鋼管を拡管するこ
とによって、上記課題を解決している。
るUOE大径鋼管を拡管玉程を経て戊品に仕上げる大径
管の製造方法において、下記のモデル式を近似的に満た
す拡管率(ε,)によってUOE大径鋼管を拡管するこ
とによって、上記課題を解決している。
上述のモデル式は、下記(1)式によって表わされる。
Ng(1 0.2gB) ”=Ug(1−ΔL/Uo
)x(1−σWY/E) X(1−0.2εE)(1) ただし、go :拡管前の母材部長さ Do−ΔL:拡管前の溶接部長さ ΔL:拡管前の鋼管溶接部の縮み量 ε′E:拡管後の溶接部の残留歪 σwy’溶接部の降伏応力 (ホ)作 用 本発明の方法においては、素管を円周方向に拡管するさ
いに素管が長手方向に縮む。この縮み量と溶接ビードの
初期収縮量とを平衡させるときの拡管率を最適値として
決定する。
)x(1−σWY/E) X(1−0.2εE)(1) ただし、go :拡管前の母材部長さ Do−ΔL:拡管前の溶接部長さ ΔL:拡管前の鋼管溶接部の縮み量 ε′E:拡管後の溶接部の残留歪 σwy’溶接部の降伏応力 (ホ)作 用 本発明の方法においては、素管を円周方向に拡管するさ
いに素管が長手方向に縮む。この縮み量と溶接ビードの
初期収縮量とを平衡させるときの拡管率を最適値として
決定する。
前記(1)式の数値解法により、各母材(素管)および
溶接部強度についての素管の肉厚と最適拡管率(ε,)
との関係を求めたモデルを予め多数準備しておく(第2
図参照)。このモデルによって、実際の最適拡管率(ε
,)を求める。
溶接部強度についての素管の肉厚と最適拡管率(ε,)
との関係を求めたモデルを予め多数準備しておく(第2
図参照)。このモデルによって、実際の最適拡管率(ε
,)を求める。
0)実施例
本発明の大径管の製造方法の実施例について、第1図か
ら第4図までを参照して説明する。
ら第4図までを参照して説明する。
本発明の大径管の製造方法は、第1図に示すように、直
線溶接部土工を有するUOE大径鋼管1c(A)を拡管
工程(D)を経て戊品(E)に仕上げる大径管の製造方
法において、下記のモデル式を近似的に満たす拡管率(
εE)によってUOE大径鋼管1cを拡管する(D)。
線溶接部土工を有するUOE大径鋼管1c(A)を拡管
工程(D)を経て戊品(E)に仕上げる大径管の製造方
法において、下記のモデル式を近似的に満たす拡管率(
εE)によってUOE大径鋼管1cを拡管する(D)。
ρ(1−0.2εE) :No(i−ΔL/f)。)0
×(1−σ /E) X(1−0.2εE)WY
上記式において、各記号については前述したとおりであ
る。
る。
第1図に示すように、UOE製管機によって成形した大
径鋼管1(A)は、開先部を溶接され、溶接後の溶接部
はΔLだけ収縮する(B)。その結果、溶接管1cは溶
接部11を上にして曲がる(C)。
径鋼管1(A)は、開先部を溶接され、溶接後の溶接部
はΔLだけ収縮する(B)。その結果、溶接管1cは溶
接部11を上にして曲がる(C)。
本発明法にもとづいて、最適拡管率εEによって溶接管
1cを拡管する(D)。拡管により管の長平方向に縮み
が生じて、管の曲りが修正され、真直管1eが得られる
(E)。この作用を誇張して第3図に示す。
1cを拡管する(D)。拡管により管の長平方向に縮み
が生じて、管の曲りが修正され、真直管1eが得られる
(E)。この作用を誇張して第3図に示す。
本発明法においては、管の戒形、溶接、拡管の各工程後
の母材の長さおよび溶接部の長さの変化を計算によって
求め、前記(1)式より最適拡管率εEを求める。
の母材の長さおよび溶接部の長さの変化を計算によって
求め、前記(1)式より最適拡管率εEを求める。
次に、前記(1〉式の誘導過程について説明する。
第4図は、溶接管1cの一部の側面図である。第4図に
おいては、母材としての溶接管1Cを単位長さ1をとっ
ている。
おいては、母材としての溶接管1Cを単位長さ1をとっ
ている。
溶接後の鋼管1cの溶接部の自由長さgいは、下記の(
2)式で表わされる。
2)式で表わされる。
・・・・・・・・・ (2〉
ここで、
ΔL/!lo:熱応力と母材の拘束力との釣合いで溶接
により、外から縮んで見える量 σwy/ E :溶接部には溶接後に降伏応力に相当す
る残留応力が生じているため、こ れにより伸ばされている量(フック の法則が成立していると仮定する。) 鋼管の軸方向の縮み量と周方向の伸びの比は、周方向を
1とすると、軸方向が0.2となる関係がある(第3図
参照)。したがって、拡管によって生じる長さの変化歪
は下記のように表わされる。
により、外から縮んで見える量 σwy/ E :溶接部には溶接後に降伏応力に相当す
る残留応力が生じているため、こ れにより伸ばされている量(フック の法則が成立していると仮定する。) 鋼管の軸方向の縮み量と周方向の伸びの比は、周方向を
1とすると、軸方向が0.2となる関係がある(第3図
参照)。したがって、拡管によって生じる長さの変化歪
は下記のように表わされる。
母材: (1−0.2εE)
溶接部: (1−0.2ε′,)
拡管前の長さは、下記に表わされる。
a 材二.Q o
溶接部二go一ΔL
したがって、最適拡管率ε,の条件は、拡管後の母材長
と溶接部長と等しくすることである。その結果、前記(
1)式が求められる。
と溶接部長と等しくすることである。その結果、前記(
1)式が求められる。
数値解法による一例を第1表に示す。このようなモデル
を第2図に示すようなグラフに表示する。
を第2図に示すようなグラフに表示する。
小)
効
果
本発明の方法によって得られた大径管の真直度を第2表
に示す。
に示す。
第1図は本発明の方法の工程説明図。第2図は本発明の
方法のモデルの一例のグラフ。第3図は本発明の方法の
説明図。第4図は本発明の方法に用いる実験式の誘導を
説明するための図面。 1:素 管 IC:溶接管{1:溶接部
方法のモデルの一例のグラフ。第3図は本発明の方法の
説明図。第4図は本発明の方法に用いる実験式の誘導を
説明するための図面。 1:素 管 IC:溶接管{1:溶接部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ストレートシームを有するUOE大径鋼管を拡管工程を
経て成品に仕上げる大径管の製造方法において、下記の
モデル式を近似的に満たす拡管率(ε_E)によってU
OE大径鋼管を拡管することを特徴とした大径管の製造
方法。 l_0(1−0.2ε_E)≒l_0(1−ΔL/l_
0)×(1−σ_W_Y/E)×(1−0.2ε′_E
)ただし、l_0:拡管前の母材部長さ l_0−ΔL:拡管前の溶接部長さ ΔL:拡管前の鋼管溶接部の縮み量 ε′_E:拡管後の溶接部の残留歪 σ_W_Y:溶接部の降伏応力
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30952889A JPH03169438A (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 大径管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30952889A JPH03169438A (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 大径管の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03169438A true JPH03169438A (ja) | 1991-07-23 |
Family
ID=17994098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30952889A Pending JPH03169438A (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 大径管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03169438A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109531055A (zh) * | 2018-11-07 | 2019-03-29 | 太原重工股份有限公司 | 制管工艺及钢管 |
-
1989
- 1989-11-29 JP JP30952889A patent/JPH03169438A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109531055A (zh) * | 2018-11-07 | 2019-03-29 | 太原重工股份有限公司 | 制管工艺及钢管 |
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