JPH03169190A - 画像歪検出装置 - Google Patents
画像歪検出装置Info
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- JPH03169190A JPH03169190A JP1307427A JP30742789A JPH03169190A JP H03169190 A JPH03169190 A JP H03169190A JP 1307427 A JP1307427 A JP 1307427A JP 30742789 A JP30742789 A JP 30742789A JP H03169190 A JPH03169190 A JP H03169190A
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Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、撮像素子として固体撮像素子を用いるテレビ
カメラ等の撮像装置における、撮像素子上に形成される
画像の画像歪を検出する装置に関する。
カメラ等の撮像装置における、撮像素子上に形成される
画像の画像歪を検出する装置に関する。
レジストレーションずれ測定に関する技術としては、多
管式撮像管テレビカメラで実用化されているD R C
(Digital Registrat.ion (
:orrectjon)が有名である。DRCにおける
レジストレーションずれの測定は以下のように行われる
。
管式撮像管テレビカメラで実用化されているD R C
(Digital Registrat.ion (
:orrectjon)が有名である。DRCにおける
レジストレーションずれの測定は以下のように行われる
。
すなわち、画面を多数の領域(例えば、水平30X垂直
1 9=570領域)に分け、カメラ運用前に、各領域
対応する位置にテストパターンが描かれたチャートを撮
像し、エッジ信号の位相差からそれぞれの領域毎にR,
G,B画像間の位置ずれを検出するという手法である.
撮像管式テレビカメラでは、画面走査用電子ビームの偏
向誤りがレジストレーションずれの最大の原因であるが
、倍率色収差など光学系が原因で生ずるレジストレーシ
ョンずれも前述の手法でまとめて検出している。以上の
ように検出された各領域毎の位置ずれは、各領域に対応
して設けられたメモリに記憶され、このデータを用いて
レジストレーションずれの補正が行われる。
1 9=570領域)に分け、カメラ運用前に、各領域
対応する位置にテストパターンが描かれたチャートを撮
像し、エッジ信号の位相差からそれぞれの領域毎にR,
G,B画像間の位置ずれを検出するという手法である.
撮像管式テレビカメラでは、画面走査用電子ビームの偏
向誤りがレジストレーションずれの最大の原因であるが
、倍率色収差など光学系が原因で生ずるレジストレーシ
ョンずれも前述の手法でまとめて検出している。以上の
ように検出された各領域毎の位置ずれは、各領域に対応
して設けられたメモリに記憶され、このデータを用いて
レジストレーションずれの補正が行われる。
しかしながら、前述の従来技術は撮像管式テレビカメラ
用に開発されたものであり、固体撮像素子テレビカメラ
に通用するには無駄が多い。固体撮像素子テレビカメラ
では像面の走査に電子ビームを用いないので、撮像管式
テレビカメラで問題となった偏向誤りによるレジストレ
ーションずれは存在しない。多板式固体撮像素子テレビ
カメラにおけるレシストレーションずれの原因は、本質
的にはレンズの収差のみである。そのため、レジストレ
ーションずれの発生も画面の中心に関して対称となり、
従来例のように画面を多数の領域に分割して全ての領域
で独立にレジストレーションずれを求めるということは
、全く無意味であるばかりでなく、レジストレーション
ずれを求めるための計算時間及びそのデータを蓄えるメ
モリを浪費することになる。
用に開発されたものであり、固体撮像素子テレビカメラ
に通用するには無駄が多い。固体撮像素子テレビカメラ
では像面の走査に電子ビームを用いないので、撮像管式
テレビカメラで問題となった偏向誤りによるレジストレ
ーションずれは存在しない。多板式固体撮像素子テレビ
カメラにおけるレシストレーションずれの原因は、本質
的にはレンズの収差のみである。そのため、レジストレ
ーションずれの発生も画面の中心に関して対称となり、
従来例のように画面を多数の領域に分割して全ての領域
で独立にレジストレーションずれを求めるということは
、全く無意味であるばかりでなく、レジストレーション
ずれを求めるための計算時間及びそのデータを蓄えるメ
モリを浪費することになる。
本発明は、以上のような従来技術の問題に鑑みてなされ
たもので、固体撮像素子テレビカメラ等の撮像装置で生
ずる画像歪,レジストレーションずれを効率的に検出す
ることができる画像歪検出装置を提供することを目的と
する。
たもので、固体撮像素子テレビカメラ等の撮像装置で生
ずる画像歪,レジストレーションずれを効率的に検出す
ることができる画像歪検出装置を提供することを目的と
する。
前記目的を達成するため、本発明では、固体撮像素子の
二次元画像における、所定方向の一次元画像を用いて画
像歪を検出しており、詳しくは画像歪検出装置をつぎの
(1).(2),(3)のとおりに構成するものである
。
二次元画像における、所定方向の一次元画像を用いて画
像歪を検出しており、詳しくは画像歪検出装置をつぎの
(1).(2),(3)のとおりに構成するものである
。
(1)固体撮像素子から得られる二次元画像から、所定
方向の一次元画像を抽出する一次元画像抽出手段と、抽
出された一次元画像に基ついて前記一次元画像を含む二
次元画像の画像歪を検出する画像歪検出手段とを備えた
ことを特徴とする画像歪検出装置。
方向の一次元画像を抽出する一次元画像抽出手段と、抽
出された一次元画像に基ついて前記一次元画像を含む二
次元画像の画像歪を検出する画像歪検出手段とを備えた
ことを特徴とする画像歪検出装置。
(2)固体撮像素子から得られる各色の映像信号から、
所定方向の各色の一次元画像を表わす映像信号を抽出す
る一次元画像抽出手段と、抽出された各色の一次元画像
の映像信号を互に比較してこれら1次元画像を含む各色
の二次元画像間の相対的な画像歪を検出する画像歪検出
手段とを備えた画像歪検出装置。
所定方向の各色の一次元画像を表わす映像信号を抽出す
る一次元画像抽出手段と、抽出された各色の一次元画像
の映像信号を互に比較してこれら1次元画像を含む各色
の二次元画像間の相対的な画像歪を検出する画像歪検出
手段とを備えた画像歪検出装置。
(3)固体撮像素子から得られる各色の映像信号から5
所定方向の各色の一次元画像の映像信号を抽出する一次
元画像抽出手段と、抽出された各色の一次元画像の映像
信号の信号レベルを比較しほぼ同レベルであるときを検
出する信号レベル比較手段と、該信号レベル比較手段で
前記ほぼ同レベルを検出したときに、前記一次元画像抽
出手段で抽出した各色の一次元画像を互に比較し、各色
の一次元画像間の相対的な画像歪を検出する画像歪検出
手段とを備えた画像歪検出装置。
所定方向の各色の一次元画像の映像信号を抽出する一次
元画像抽出手段と、抽出された各色の一次元画像の映像
信号の信号レベルを比較しほぼ同レベルであるときを検
出する信号レベル比較手段と、該信号レベル比較手段で
前記ほぼ同レベルを検出したときに、前記一次元画像抽
出手段で抽出した各色の一次元画像を互に比較し、各色
の一次元画像間の相対的な画像歪を検出する画像歪検出
手段とを備えた画像歪検出装置。
前記(1).(2).(3)の構成により、固体撮像素
子の二次元画像の画像歪を一次元画像より検出すること
ができる。特に前記(2),(3)の構成によれば各色
の二次元画像間の画像歪が検出でき、(3)の構成によ
ればカメラ運用中に一般画像から画像歪を検出できる。
子の二次元画像の画像歪を一次元画像より検出すること
ができる。特に前記(2),(3)の構成によれば各色
の二次元画像間の画像歪が検出でき、(3)の構成によ
ればカメラ運用中に一般画像から画像歪を検出できる。
以下本発明を実施例により詳しく説明する。
第1図は3板式固体撮像素子テレビカメラで用いる、本
発明の第1実施例の“画像歪検出装置”のブロック図で
ある。
発明の第1実施例の“画像歪検出装置”のブロック図で
ある。
図において、1は撮像用チャート、2は撮像レンズ、3
は撮像レンズを通して入射した光を赤(R),緑(G)
,青(B)の3原色に分解す・る3色分解プリズム、4
R,4G,4Bは、それぞれ3色分解ブワズム3によっ
て得られた赤色光,&!色光,青色光を電気信号に変換
するための固体撮像素子、5はそれら固体撮像素子4R
,4G.4Bからの信号読出しを行うための固体撮像素
子駆動回路、6は固体撮像素子4R,′4G,4Bから
読み出されたアナログ信号をディジタル信号に変換する
A/D変換回路,7は送られてきた信号を1画素分遅延
させる遅延回路、8は遅延回路7で遅延された信号を更
に1画素分遅延させる遅延回路、9は遅延されていない
元の信号と遅延回路7によって1画素分遅延された信号
と7.8によって2画素分遅延された信号とを加え合わ
せる加算回路、10はこのようにして得られた信号から
ラインメモリ12に書き込むべき信号を選択するスイッ
チ、11は固体撮像素子駆動回路5からの信号を受けて
スイッチ10の制御を行うマイクロプロセッサ、13は
ラインメモリ12から読み出された信号から画像歪,レ
ジストレーションずれを検出する画像歪,レジストレー
ションずれ検出回路であり、最後に画像歪.レジストレ
ーションずれデータが出力されるような構成になってい
る。
は撮像レンズを通して入射した光を赤(R),緑(G)
,青(B)の3原色に分解す・る3色分解プリズム、4
R,4G,4Bは、それぞれ3色分解ブワズム3によっ
て得られた赤色光,&!色光,青色光を電気信号に変換
するための固体撮像素子、5はそれら固体撮像素子4R
,4G.4Bからの信号読出しを行うための固体撮像素
子駆動回路、6は固体撮像素子4R,′4G,4Bから
読み出されたアナログ信号をディジタル信号に変換する
A/D変換回路,7は送られてきた信号を1画素分遅延
させる遅延回路、8は遅延回路7で遅延された信号を更
に1画素分遅延させる遅延回路、9は遅延されていない
元の信号と遅延回路7によって1画素分遅延された信号
と7.8によって2画素分遅延された信号とを加え合わ
せる加算回路、10はこのようにして得られた信号から
ラインメモリ12に書き込むべき信号を選択するスイッ
チ、11は固体撮像素子駆動回路5からの信号を受けて
スイッチ10の制御を行うマイクロプロセッサ、13は
ラインメモリ12から読み出された信号から画像歪,レ
ジストレーションずれを検出する画像歪,レジストレー
ションずれ検出回路であり、最後に画像歪.レジストレ
ーションずれデータが出力されるような構成になってい
る。
本実施例の動作の説明に入る前に、テレビカメラで画像
歪,レジストレーションずれが生しる一般的な理由につ
いて述べる。撮像素子として撮像管を用いる3管式カラ
ーテレビカメラの場合は,画像歪,レジストレーション
ずれを引き起こす主たる原因は、像面走査用電子ビーム
の偏向誤りである。これに対して、3板式固体撮像素子
カメラでは、規則正しく並んだ画素から規則正しい順番
で信号を読み出すことにより走査を行うため、前記のよ
うな偏向誤りは存在しない。そこで、偏向誤りほど影響
は大きくないものの、他のいくつかの理由が表面化して
くる。まず、固体撮像素子の取り付け位置ずれの問題が
ある。R,G,B各色用の固体撮像素子が規定の位置か
らわずかでもずれて取り付けられると、それは、即レジ
ストレーションずれにつながる。しかし、固体撮像素子
を精度良く取り付けることは技術的にさほど難しいこと
ではないので、この問題は本質的ではない。
歪,レジストレーションずれが生しる一般的な理由につ
いて述べる。撮像素子として撮像管を用いる3管式カラ
ーテレビカメラの場合は,画像歪,レジストレーション
ずれを引き起こす主たる原因は、像面走査用電子ビーム
の偏向誤りである。これに対して、3板式固体撮像素子
カメラでは、規則正しく並んだ画素から規則正しい順番
で信号を読み出すことにより走査を行うため、前記のよ
うな偏向誤りは存在しない。そこで、偏向誤りほど影響
は大きくないものの、他のいくつかの理由が表面化して
くる。まず、固体撮像素子の取り付け位置ずれの問題が
ある。R,G,B各色用の固体撮像素子が規定の位置か
らわずかでもずれて取り付けられると、それは、即レジ
ストレーションずれにつながる。しかし、固体撮像素子
を精度良く取り付けることは技術的にさほど難しいこと
ではないので、この問題は本質的ではない。
もうひとつの理由として撮像レンズの歪曲収差,倍率色
収差が挙げられる。このことが原因で生ずる画像歪,レ
ジストレーションずれの様子を第2図を用いて説明する
。図には、無彩色の長方形物体20を撮像したときに、
R,G,B各チャンネルの固体撮像素子上にできる像を
示している。21,22.23はそれぞれRチャネル,
Gチャネル,Bチャンネルの像であり、それらは図に示
す通り、レンズの歪曲収差のために樽型に歪んでおり、
かつ、倍率色収差のため大きさも一致していない。
収差が挙げられる。このことが原因で生ずる画像歪,レ
ジストレーションずれの様子を第2図を用いて説明する
。図には、無彩色の長方形物体20を撮像したときに、
R,G,B各チャンネルの固体撮像素子上にできる像を
示している。21,22.23はそれぞれRチャネル,
Gチャネル,Bチャンネルの像であり、それらは図に示
す通り、レンズの歪曲収差のために樽型に歪んでおり、
かつ、倍率色収差のため大きさも一致していない。
前述のように、本実施例で取り上げる3板式固体撮像素
子テレビカメラで生ずる画像歪,レジストレーションず
れの原因は、本質的には撮像レンズ2に残存している歪
曲収差.倍率色収差のみである。レンズの収差は中心軸
に関して対称なので、画像歪,レジストレーションずれ
の発生の仕方も、当然画像の中心に関して対称となる。
子テレビカメラで生ずる画像歪,レジストレーションず
れの原因は、本質的には撮像レンズ2に残存している歪
曲収差.倍率色収差のみである。レンズの収差は中心軸
に関して対称なので、画像歪,レジストレーションずれ
の発生の仕方も、当然画像の中心に関して対称となる。
そのため、画像歪.レジストレーションずれの大きさは
、画像の中心から測った像高のみの関数で表わすことが
できる。
、画像の中心から測った像高のみの関数で表わすことが
できる。
以上のことを念頭に置いた上で本実施例の動作の説明に
入る。まず、前述のように、画像歪.レジストレーショ
ンずれは、画像の中心に関して対称なので、両者の検出
は画面全体で行う必要はなく、画像の中心から周辺部へ
向かうある一つの方向について行えばよい。その方向と
しては画面の最も高像高の位置での画像歪,レジストレ
ーションずれの検出を可能にするために、画像の対角線
方向を選ぶのが適当であろう。像の中心と画面の4つの
角のうちの1つの角を結ぶ方向の一次元画像から、画像
歪,レジストレーションずれの検出を行えば、そのデー
タで画面全体の画像歪.レジストレーシランずれを表す
ことができる。
入る。まず、前述のように、画像歪.レジストレーショ
ンずれは、画像の中心に関して対称なので、両者の検出
は画面全体で行う必要はなく、画像の中心から周辺部へ
向かうある一つの方向について行えばよい。その方向と
しては画面の最も高像高の位置での画像歪,レジストレ
ーションずれの検出を可能にするために、画像の対角線
方向を選ぶのが適当であろう。像の中心と画面の4つの
角のうちの1つの角を結ぶ方向の一次元画像から、画像
歪,レジストレーションずれの検出を行えば、そのデー
タで画面全体の画像歪.レジストレーシランずれを表す
ことができる。
ところが、テレビカメラでは、像面を横方向に走査して
いるので、横方向の一次元画像は容易に得られるが、対
角線方向の一次元画像を得るには工夫が要る。まず、そ
の手法について、第3図を用いて説明する。同図におい
て、30は固体撮像素子像面、31,32.33などの
矩形はひとつひとつの画素、34の太線は、画像歪,レ
ジストレーションずれの検出に必要な一次元画像を読み
出すべき範囲,方向を示している。また、35は本説明
に必要な固休撮像素子の横方向(走査方向〉1ラインを
示している。図からもわかるように、太線34が走査方
向の1ラインを横切るとき、交点は1画素のみでなく、
2画素又は3画素にまたがっている。そのため、太線3
4に沿ったー次元画像を形成するときに、横方向の1ラ
インを1つの画素の信号で代表することは精度の点で問
題があるので,本実施例では、例えばライン35ならば
、画素31,32.33というように、横方向の1ライ
ンから太線34に対してできる限り対称となるような連
続する3画素を選び出し、その3画素の信号の和で各ラ
インを代表することにする。
いるので、横方向の一次元画像は容易に得られるが、対
角線方向の一次元画像を得るには工夫が要る。まず、そ
の手法について、第3図を用いて説明する。同図におい
て、30は固体撮像素子像面、31,32.33などの
矩形はひとつひとつの画素、34の太線は、画像歪,レ
ジストレーションずれの検出に必要な一次元画像を読み
出すべき範囲,方向を示している。また、35は本説明
に必要な固休撮像素子の横方向(走査方向〉1ラインを
示している。図からもわかるように、太線34が走査方
向の1ラインを横切るとき、交点は1画素のみでなく、
2画素又は3画素にまたがっている。そのため、太線3
4に沿ったー次元画像を形成するときに、横方向の1ラ
インを1つの画素の信号で代表することは精度の点で問
題があるので,本実施例では、例えばライン35ならば
、画素31,32.33というように、横方向の1ライ
ンから太線34に対してできる限り対称となるような連
続する3画素を選び出し、その3画素の信号の和で各ラ
インを代表することにする。
前記連続する3画素の信号の和をとる手法について説明
する。例として、第3図31.32.33の3画素の信
号の和をとることを考える。ライン35上の信号は、左
端から走査され読み出された信号は、第1図のA/D変
換回路6でディジタル信号に変換される。画s31の信
号が1画素分の遅延回路7.8の両者を通って2画素分
遅延された時刻には5画素32の信号は!画素分遅延,
画素33の信号は遅延なしの状態でいる。
する。例として、第3図31.32.33の3画素の信
号の和をとることを考える。ライン35上の信号は、左
端から走査され読み出された信号は、第1図のA/D変
換回路6でディジタル信号に変換される。画s31の信
号が1画素分の遅延回路7.8の両者を通って2画素分
遅延された時刻には5画素32の信号は!画素分遅延,
画素33の信号は遅延なしの状態でいる。
その3つの信号を加算回路9で合計することにより、3
画素31,32.33の信号の和が求まる。
画素31,32.33の信号の和が求まる。
以上のような加算演算は、固体撮像素子4R,4G,4
Bから読み出される信号全てについて行われているが、
その中から太線34に沿った一次元画像を形成するのに
必要な信号を選び出すのがスイッチ10である。マイク
ロプロセッサ11は固体撮像素子駆動回路5からの信号
に基づいて、太線34に沿った信号のみが選ばれるよう
にスイッチ10のオン.オフを制御する。そして、その
ようにして選択された信号は、ラインメモリ12に記憶
される。以上の操作を1フレームにわたって行うことに
より、ラインメモリ12上に、太線34に沿った一次元
画像のデータが形成される。
Bから読み出される信号全てについて行われているが、
その中から太線34に沿った一次元画像を形成するのに
必要な信号を選び出すのがスイッチ10である。マイク
ロプロセッサ11は固体撮像素子駆動回路5からの信号
に基づいて、太線34に沿った信号のみが選ばれるよう
にスイッチ10のオン.オフを制御する。そして、その
ようにして選択された信号は、ラインメモリ12に記憶
される。以上の操作を1フレームにわたって行うことに
より、ラインメモリ12上に、太線34に沿った一次元
画像のデータが形成される。
次に撮像用チャート1の説明に移る。画像歪,レシスト
レーションずれの検出は、固体撮像素子上の太線34の
方向で撮像画像の原画像に対する伸び縮みを測定するこ
とにより行われる。そのために撮像チャートとしては、
太1a34の方向でパターンが周期的に繰り返すものを
用いる必要がある。撮像チャートの例を第4@に示す。
レーションずれの検出は、固体撮像素子上の太線34の
方向で撮像画像の原画像に対する伸び縮みを測定するこ
とにより行われる。そのために撮像チャートとしては、
太1a34の方向でパターンが周期的に繰り返すものを
用いる必要がある。撮像チャートの例を第4@に示す。
同図中の白ライン,黒ラインの方向が、太線34の方向
と直交するようにチャートを配置することが望ましい。
と直交するようにチャートを配置することが望ましい。
前述め撮像用チャート1の像は、撮像レンズ2及び3色
分解プリズム3を通して、固体撮像素子4R,4G,4
B上に結像される。撮像用チャート1は白色,黒色のみ
で無彩色であるから、4R,4G,4Bから出力される
信号のレへルは等しい。
分解プリズム3を通して、固体撮像素子4R,4G,4
B上に結像される。撮像用チャート1は白色,黒色のみ
で無彩色であるから、4R,4G,4Bから出力される
信号のレへルは等しい。
固体撮像素子4Gから出力されて、前述の操作を経た後
、ラインメモリ12上に形成されている画像は、撮像レ
ンズ2に樽型の歪曲収差があるとすると、第5図(a)
のようになる。同図には、レンズの樽型歪曲収差のため
に画中心から画隅に向かうに従って黒白パターンの繰り
返しピッチか短くなっている様子が示されている。画中
心付近で黒白パターンの繰り返し周期が角であったもの
が、画隅に向かうに従って周期が角よりも短くなってい
る。画面の中心付近では、レンズの歪曲収差の影響は出
ないので、前記周期2がレンズに歪曲収差がないと仮定
した時の黒白パターンの繰り返し周期となる。すなわち
、レンズに歪曲収差がなく、理想的な状態の時形成され
る画像は第5図(b)のようになるはずである。
、ラインメモリ12上に形成されている画像は、撮像レ
ンズ2に樽型の歪曲収差があるとすると、第5図(a)
のようになる。同図には、レンズの樽型歪曲収差のため
に画中心から画隅に向かうに従って黒白パターンの繰り
返しピッチか短くなっている様子が示されている。画中
心付近で黒白パターンの繰り返し周期が角であったもの
が、画隅に向かうに従って周期が角よりも短くなってい
る。画面の中心付近では、レンズの歪曲収差の影響は出
ないので、前記周期2がレンズに歪曲収差がないと仮定
した時の黒白パターンの繰り返し周期となる。すなわち
、レンズに歪曲収差がなく、理想的な状態の時形成され
る画像は第5図(b)のようになるはずである。
第5図(a)の信号を読み出す時に得られる黒白の境界
に対応するエッジ信号と電気的に発生された同図(b)
の図形の黒白の境界に対応するエッジ信号の位相差を測
定することにより、図中の長さd,,d2,d3が求ま
る。それによって、各像高に対する画像歪量を得ること
ができる。以上の演算は全て画像歪,レジストレーショ
ンずれ検出回路13で行われる。
に対応するエッジ信号と電気的に発生された同図(b)
の図形の黒白の境界に対応するエッジ信号の位相差を測
定することにより、図中の長さd,,d2,d3が求ま
る。それによって、各像高に対する画像歪量を得ること
ができる。以上の演算は全て画像歪,レジストレーショ
ンずれ検出回路13で行われる。
ここまでは、固体撮像素子4Gから出力されるGチャン
ネルの信号について、画像歪のデータを求める手法の説
明を行ったが、次にGチャンネルとRチャンネル及びG
チャンネルとBチャンネル間の画像のずれ、すなわち、
レジストレーションずれのデータを求める手法の説明を
行う。固体撮像素子4R.4G,4Bから読み出され、
前述の操作を経てからラインメモリ12に書き込まれた
Rチャンネル,Gチャンネル,Bチャンネルの像がそれ
ぞれ第6図(a),(b).(c)のようになっている
とする。この時、GチャンネルとRチャンネル間のレジ
ストレーションずれのデータは、図中のP1〜P,の長
さを測定することにより求まる。同様にGチャンネルと
Bチャンネル間のレジストレーションずれのデータは、
図中の91〜93の長さを測定することにより求まる。
ネルの信号について、画像歪のデータを求める手法の説
明を行ったが、次にGチャンネルとRチャンネル及びG
チャンネルとBチャンネル間の画像のずれ、すなわち、
レジストレーションずれのデータを求める手法の説明を
行う。固体撮像素子4R.4G,4Bから読み出され、
前述の操作を経てからラインメモリ12に書き込まれた
Rチャンネル,Gチャンネル,Bチャンネルの像がそれ
ぞれ第6図(a),(b).(c)のようになっている
とする。この時、GチャンネルとRチャンネル間のレジ
ストレーションずれのデータは、図中のP1〜P,の長
さを測定することにより求まる。同様にGチャンネルと
Bチャンネル間のレジストレーションずれのデータは、
図中の91〜93の長さを測定することにより求まる。
ずれ量PI〜Pa,q+〜q3の算出は全て画像歪,レ
ジストレーションずれ検出回路13で行われる。
ジストレーションずれ検出回路13で行われる。
以上の操作によって得られた画像歪,レジストレーショ
ンずれのデータによって画面全体の画像歪.レジストレ
ーションが表せる。そのデータをレンズの歪曲収差,倍
率色収差の評価に用いてもよいし、また、第2実施例で
も述べるように、そのデータを画像補正装置に人力して
画像歪,レジストレーションずれの補正を行うようにし
てもよい。
ンずれのデータによって画面全体の画像歪.レジストレ
ーションが表せる。そのデータをレンズの歪曲収差,倍
率色収差の評価に用いてもよいし、また、第2実施例で
も述べるように、そのデータを画像補正装置に人力して
画像歪,レジストレーションずれの補正を行うようにし
てもよい。
以上の第1実施例では画面中の対角線方向の一次元画像
を用いて画像歪,レジストレーションずれを検出すると
したが、もちろん他の方向の一次元画像を用いても同様
に行える。その場合は、最大像高までのデータが得られ
ないという問題はあるが、例えば、画面中心から水平方
向に取り出した一次元画像を用いることにすれば、ライ
ンメモリ12への信号読込みが簡単に行えるという利点
がある。
を用いて画像歪,レジストレーションずれを検出すると
したが、もちろん他の方向の一次元画像を用いても同様
に行える。その場合は、最大像高までのデータが得られ
ないという問題はあるが、例えば、画面中心から水平方
向に取り出した一次元画像を用いることにすれば、ライ
ンメモリ12への信号読込みが簡単に行えるという利点
がある。
また、第1実施例は、本発明を3板式固体撮像素子カラ
ーテレビカメラに用いたものであるが、撮像用チャート
1を撮像して、画像歪を検出するという手法は単板式の
モノクロテレビカメラにおいても用いることができるこ
とは言うまでもない。
ーテレビカメラに用いたものであるが、撮像用チャート
1を撮像して、画像歪を検出するという手法は単板式の
モノクロテレビカメラにおいても用いることができるこ
とは言うまでもない。
次に本発明の第2実施例について説明する。
第1実施例では撮像用チャートを撮像することにより、
画像歪.レジストレーションずれのデータを求めたが、
一般にレンズの使用状S(焦点距離,フォーカス位置,
絞り値)が変化するとそのデータも変化する。
画像歪.レジストレーションずれのデータを求めたが、
一般にレンズの使用状S(焦点距離,フォーカス位置,
絞り値)が変化するとそのデータも変化する。
そのため、前記データを用いて、画像歪,レジストレー
ションずれの補正を行う場合、カメラ運用前に、第1実
施例の手法で補正データを求めておいても、ズーミング
などでレンズ状態が変化してしまうと、前記補正データ
を用いたのでは良好な歪補正を行うことができなくなっ
てしまう。
ションずれの補正を行う場合、カメラ運用前に、第1実
施例の手法で補正データを求めておいても、ズーミング
などでレンズ状態が変化してしまうと、前記補正データ
を用いたのでは良好な歪補正を行うことができなくなっ
てしまう。
そこで、本発明の第2実施例として、カメラ運用中に一
般画像からレジストレーションずれの補正データを求め
ることのできる“画像歪検出装置”を説明する。その補
正データに基づいてレジストレーションずれの補正を行
うことにより常にレジストレーションずれのないテレビ
信号を得ることができる。説明は第7図により行う。撮
像レンズ2で取り込まれ一般画像が、3色分解プリズム
3でR.G.83色に色分解され、R,G,B各チャン
ネルの像が最終的に第3図に示すように撮像素子上の太
@34に沿った一次元画像としてラインメモリ12に記
憶される過程は、第1実施例と同様なので、ここでの説
明は省略する。
般画像からレジストレーションずれの補正データを求め
ることのできる“画像歪検出装置”を説明する。その補
正データに基づいてレジストレーションずれの補正を行
うことにより常にレジストレーションずれのないテレビ
信号を得ることができる。説明は第7図により行う。撮
像レンズ2で取り込まれ一般画像が、3色分解プリズム
3でR.G.83色に色分解され、R,G,B各チャン
ネルの像が最終的に第3図に示すように撮像素子上の太
@34に沿った一次元画像としてラインメモリ12に記
憶される過程は、第1実施例と同様なので、ここでの説
明は省略する。
ただ、一般画像は5当然無彩色ではないので、極端な例
として例えば緑一色の被写体を撮像した場合、固体撮像
素子4Gからのみ映像信号が得られ、4R,4Bからの
出力は零となる。そのような場合に、レジストレーショ
ンずれ検出回路52では、正確なレジストレーションず
れデータを求めることはできなくなる。そこで、信号レ
ベル比較回路51で、R,G,B各チャンネルのライン
メモリから読み出される信号のレベルを比較して各チャ
ンネルの信号レベルがほぼ同レベルのとき、即ち、撮像
した被写体がほぼ無彩色と見なされるときのみ、レジス
トレーションずれ検出回路52でレジストレーションず
れデータを求めるようにしている。
として例えば緑一色の被写体を撮像した場合、固体撮像
素子4Gからのみ映像信号が得られ、4R,4Bからの
出力は零となる。そのような場合に、レジストレーショ
ンずれ検出回路52では、正確なレジストレーションず
れデータを求めることはできなくなる。そこで、信号レ
ベル比較回路51で、R,G,B各チャンネルのライン
メモリから読み出される信号のレベルを比較して各チャ
ンネルの信号レベルがほぼ同レベルのとき、即ち、撮像
した被写体がほぼ無彩色と見なされるときのみ、レジス
トレーションずれ検出回路52でレジストレーションず
れデータを求めるようにしている。
次に、レジストレーションずれ検出回路52でレジスト
レーションずれを求める手法について説明する。今、1
2のR,G,B各チャンネル用のラインメモリにそれぞ
れ第8図(a),(b),(C)に示す一次元画像デー
タが記憶されているとする。同図の横軸は画面中心から
画面隅までを表し、像高に対応する。画像のずれ量は像
高によって変化するので、レジストレーションずれのデ
ータは像高の関数として求める必要がある。
レーションずれを求める手法について説明する。今、1
2のR,G,B各チャンネル用のラインメモリにそれぞ
れ第8図(a),(b),(C)に示す一次元画像デー
タが記憶されているとする。同図の横軸は画面中心から
画面隅までを表し、像高に対応する。画像のずれ量は像
高によって変化するので、レジストレーションずれのデ
ータは像高の関数として求める必要がある。
第8図(b)のGチャンネルの画像を基準にして、同図
(a)のRチャンネルの画像のGチャンネルの画像から
のずれを像高の関数として求める手法を説明する.第8
図(a)の画像を第9図(a)に示すように数個の区間
に等分割する。
(a)のRチャンネルの画像のGチャンネルの画像から
のずれを像高の関数として求める手法を説明する.第8
図(a)の画像を第9図(a)に示すように数個の区間
に等分割する。
その各区間の信号は、レジストレーションずれの量だけ
左右どちらかに移動させることによって第8図(b)の
Gチャンネルの信号の一部に重ね合わせることができる
。その移動量の決定は、例えば、移動させるべき部分を
第9図(a)の斜線部としたとき、その斜線部の信号を
微小量ずつ移動させて、Gチャンネルの信号との差の2
乗を斜線の範囲で積分したものが最小となる位置を求め
ることによって行える。第9図(a)のRチャンネルの
像の斜線部の左端か第9図(b)のGチャンネルの像の
像高hの位置に来た時に、前記両信号の差の2乗を積分
したものが最小になったとすると、像高hにおけるRチ
ャンネルの信号のGチャンネルの信号に対するずれは、
図に示す通り、dであると言える。以上の操作を第9図
(a)に示した区間全てについて行えば、像高の関数と
してのGチャンネルとRチャンネル間のレジストレーシ
ョンずれのデータが求まる。
左右どちらかに移動させることによって第8図(b)の
Gチャンネルの信号の一部に重ね合わせることができる
。その移動量の決定は、例えば、移動させるべき部分を
第9図(a)の斜線部としたとき、その斜線部の信号を
微小量ずつ移動させて、Gチャンネルの信号との差の2
乗を斜線の範囲で積分したものが最小となる位置を求め
ることによって行える。第9図(a)のRチャンネルの
像の斜線部の左端か第9図(b)のGチャンネルの像の
像高hの位置に来た時に、前記両信号の差の2乗を積分
したものが最小になったとすると、像高hにおけるRチ
ャンネルの信号のGチャンネルの信号に対するずれは、
図に示す通り、dであると言える。以上の操作を第9図
(a)に示した区間全てについて行えば、像高の関数と
してのGチャンネルとRチャンネル間のレジストレーシ
ョンずれのデータが求まる。
また、第8図(e)のBチャンネルの像についても同様
の操作を行うことにより、完全なレジストレーションず
れ補正データを得ることができる。
の操作を行うことにより、完全なレジストレーションず
れ補正データを得ることができる。
以上のようじして求められたレジストレーションずれ補
正データは、第7図のRAM53に記憶される。その補
正データは、信号レベル比較回路51によってレジスト
レーションずれ検出に適切な信号であると判断された4
3号によって求められた新たなレジストレーションずれ
データがRAM53に入力された時点でその新しいデー
タに置き換わる。
正データは、第7図のRAM53に記憶される。その補
正データは、信号レベル比較回路51によってレジスト
レーションずれ検出に適切な信号であると判断された4
3号によって求められた新たなレジストレーションずれ
データがRAM53に入力された時点でその新しいデー
タに置き換わる。
第7図において、固体撮像素子4R.4G.4Bから読
み出され、A/D変換回路6でデイジタル信号に変換さ
れた映像信号は、直接映像信号補正回路50にも入力さ
れる。映像信号補正回路50は、フレームメモリ,マイ
クロプロセッサ等を用いて構成され、ディジタル信号処
理によってRAM53の補正データに基づいてレジスト
レーションずれの補正を行う。補正が終了した映像信号
は、D/A変換回路でアナログ信号に変換され通常のテ
レビ信号として出力される。
み出され、A/D変換回路6でデイジタル信号に変換さ
れた映像信号は、直接映像信号補正回路50にも入力さ
れる。映像信号補正回路50は、フレームメモリ,マイ
クロプロセッサ等を用いて構成され、ディジタル信号処
理によってRAM53の補正データに基づいてレジスト
レーションずれの補正を行う。補正が終了した映像信号
は、D/A変換回路でアナログ信号に変換され通常のテ
レビ信号として出力される。
以上の構成によって、レンズの使用状態変化によってレ
ジストレーションずれ量が変化した場合にも、ほぼリア
ルタイムで最通なレジストレーションずれ補正を施した
テレビ信号を出力できるテレビカメラが実現できる。
ジストレーションずれ量が変化した場合にも、ほぼリア
ルタイムで最通なレジストレーションずれ補正を施した
テレビ信号を出力できるテレビカメラが実現できる。
第2実施例は、本発明を3板式固体撮像素子カラーテレ
ビカメラに用いた例であるが、複数の固体撮像素子を用
いずに、一つの固休撮像素子から複数の色信号を出力さ
せる単板式固体撮像素子カラーテレビカメラにも通用可
能なことは言うまでもない。
ビカメラに用いた例であるが、複数の固体撮像素子を用
いずに、一つの固休撮像素子から複数の色信号を出力さ
せる単板式固体撮像素子カラーテレビカメラにも通用可
能なことは言うまでもない。
以上説明しように、本発明によれば、固体撮像素子から
得られる二次元画像から、該二次元画像の中心から周辺
に向う対角線上の一方向の一次元画像を抽出してもとの
二次元画像の画像歪を検出しているので、少ない演算量
,少ないメモリで効率的に画面の画像歪を検出すること
ができる。
得られる二次元画像から、該二次元画像の中心から周辺
に向う対角線上の一方向の一次元画像を抽出してもとの
二次元画像の画像歪を検出しているので、少ない演算量
,少ないメモリで効率的に画面の画像歪を検出すること
ができる。
第1図は本発明の第1実施例の構成を示すブロック図、
第2図はレンズの歪曲収差,倍率色収差の画像へのFW
を説明する図、第3図はラインメモリに記憶させる画素
の位置を示す図、第4図は第1実施例で用いる撮像用チ
ャート、第5図は画像歪を説明するための図、第6図は
レジストレーションずれを説明するための図、第7図は
本発明の第2実施例の構成を示すブロック図、第8図は
ラインメモリに記憶されたRG,B各色の画像を示す図
、第9図はレジストレーションずれを説明するための図
である。 4R,4G,4B−−一固体撮像素子 10−−−−−スイッチ 11−−−−−マイクロプロセッサ 12−−−−ラインメモリ
第2図はレンズの歪曲収差,倍率色収差の画像へのFW
を説明する図、第3図はラインメモリに記憶させる画素
の位置を示す図、第4図は第1実施例で用いる撮像用チ
ャート、第5図は画像歪を説明するための図、第6図は
レジストレーションずれを説明するための図、第7図は
本発明の第2実施例の構成を示すブロック図、第8図は
ラインメモリに記憶されたRG,B各色の画像を示す図
、第9図はレジストレーションずれを説明するための図
である。 4R,4G,4B−−一固体撮像素子 10−−−−−スイッチ 11−−−−−マイクロプロセッサ 12−−−−ラインメモリ
Claims (3)
- (1)固体撮像素子から得られる二次元画像から、所定
方向の一次元画像を抽出する一次元画像抽出手段と、抽
出された一次元画像に基づいて前記一次元画像を含む二
次元画像の画像歪を検出する画像歪検出手段とを備えた
ことを特徴とする画像歪検出装置。 - (2)固体撮像素子から得られる各色の映像信号から、
所定方向の各色の一次元画像を表わす映像信号を抽出す
る一次元画像抽出手段と、抽出された各色の一次元画像
の映像信号を互に比較してこれら1次元画像を含む各色
の二次元画像間の相対的な画像歪を検出する画像歪検出
手段とを備えたことを特徴とする画像歪検出装置。 - (3)固体撮像素子から得られる各色の映像信号から、
所定方向の各色の一次元画像の映像信号を抽出する一次
元画像抽出手段と、抽出された各色の一次元画像の映像
信号の信号レベルを比較しほぼ同レベルであるときを検
出する信号レベル比較手段と、該信号レベル比較手段で
前記ほぼ同レベルを検出したときに、前記一次元画像抽
出手段で抽出した各色の一次元画像を互に比較し、各色
の二次元画像間の相対的な画像歪を検出する画像歪検出
手段とを備えたことを特徴とする画像歪検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1307427A JPH03169190A (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 画像歪検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1307427A JPH03169190A (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 画像歪検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03169190A true JPH03169190A (ja) | 1991-07-22 |
Family
ID=17968931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1307427A Pending JPH03169190A (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 画像歪検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03169190A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006052975A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | Nikon Corp | 双眼視装置 |
JP2008147915A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Nikon Corp | 画像の色を補正する画像処理装置、および画像処理プログラム |
JP2009010674A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Panasonic Corp | 色収差測定方法 |
-
1989
- 1989-11-29 JP JP1307427A patent/JPH03169190A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006052975A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | Nikon Corp | 双眼視装置 |
JP2008147915A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Nikon Corp | 画像の色を補正する画像処理装置、および画像処理プログラム |
JP2009010674A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Panasonic Corp | 色収差測定方法 |
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