JPH03168594A - 回転蓄熱式セラミック熱交換体及びその製造法 - Google Patents
回転蓄熱式セラミック熱交換体及びその製造法Info
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- JPH03168594A JPH03168594A JP1308158A JP30815889A JPH03168594A JP H03168594 A JPH03168594 A JP H03168594A JP 1308158 A JP1308158 A JP 1308158A JP 30815889 A JP30815889 A JP 30815889A JP H03168594 A JPH03168594 A JP H03168594A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D19/00—Regenerative heat-exchange apparatus in which the intermediate heat-transfer medium or body is moved successively into contact with each heat-exchange medium
- F28D19/04—Regenerative heat-exchange apparatus in which the intermediate heat-transfer medium or body is moved successively into contact with each heat-exchange medium using rigid bodies, e.g. mounted on a movable carrier
- F28D19/048—Bearings; Driving means
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はガスターピンエンジン、スターリングエンジン
を始め、その他一般産業用にも用いられる高温ガス用の
回転蓄熱式セラミック熱交換体及びその製造法に関する
ものである。
を始め、その他一般産業用にも用いられる高温ガス用の
回転蓄熱式セラミック熱交換体及びその製造法に関する
ものである。
(従来の技術)
回転蓄熱式セラミック熱交換体は、直径が20〜200
cm,厚さが2〜20cm程度のハニカム構造を有する
円盤状のものである。このような回転蓄熱式セラミック
熱交換体は、直径が30cm程度以下のものは一体押出
しで威形することができるが、それ以上の大きさのもの
は特開昭55−46338号公報や特開昭63−263
394号公報に開示されているようにブロノク状に押出
したセラミック製ハニカム構造のマトリンクスセグメン
トをセメント、セラミックガラス等の接合材により接合
して製作されている。
cm,厚さが2〜20cm程度のハニカム構造を有する
円盤状のものである。このような回転蓄熱式セラミック
熱交換体は、直径が30cm程度以下のものは一体押出
しで威形することができるが、それ以上の大きさのもの
は特開昭55−46338号公報や特開昭63−263
394号公報に開示されているようにブロノク状に押出
したセラミック製ハニカム構造のマトリンクスセグメン
トをセメント、セラミックガラス等の接合材により接合
して製作されている。
またこのような回転蓄熱式セラミック熱交換体はその外
側にリングギアを取付けてビニオンにより回転されるが
、リングギアの取付け方法Cこは、回転蓄熱式セラミッ
ク熱交換体の外周に中実のピンを設けこのピンにバネを
掛けてリングギアを取付ける方法と、ピンを有しない熱
交換体においては律性体を介して締め付け力でリングギ
アを取付ける方法の両法が広く知られている。
側にリングギアを取付けてビニオンにより回転されるが
、リングギアの取付け方法Cこは、回転蓄熱式セラミッ
ク熱交換体の外周に中実のピンを設けこのピンにバネを
掛けてリングギアを取付ける方法と、ピンを有しない熱
交換体においては律性体を介して締め付け力でリングギ
アを取付ける方法の両法が広く知られている。
このような回転蓄熱式セラミック熱交換体は両端面外周
角部をシールされ、内側が高温のガスにまた外側が外気
に曝されるため急激な温度勾配が生し、境界部であるピ
ン部を含むシール部には熱応力が加わる。そこで接合材
には特開平1−147291号公報に開示されるような
発泡性接合材を使用して耐熱衝撃性の向上を図っている
。またその外、ピン付回転蓄熱式セラミック熱交換体は
ピンを有しない熱交換体と比較して駆動力によりピン部
に部分的に機械的応力が印加される。
角部をシールされ、内側が高温のガスにまた外側が外気
に曝されるため急激な温度勾配が生し、境界部であるピ
ン部を含むシール部には熱応力が加わる。そこで接合材
には特開平1−147291号公報に開示されるような
発泡性接合材を使用して耐熱衝撃性の向上を図っている
。またその外、ピン付回転蓄熱式セラミック熱交換体は
ピンを有しない熱交換体と比較して駆動力によりピン部
に部分的に機械的応力が印加される。
しかし特開昭55−46338号公報や特開昭63−2
63394号公報に示されたハニカムの方向を特定方向
に揃えてマトリックスセグメントを接合する技術を取る
場合には、第3図のように等配された中実のピン(3)
がマトリンクスセグメント〔】〕相互の接合部(2)と
交わる部分が生じるのが普通で、このようなセグメント
相互の接合部にピン(3)が掛り、かつ発泡性接合材を
使用したピン周辺の接合長さが長いためこの部分での発
泡力が大きくなること、またセグメント相互の接合の部
分ではセグメントが柔e HA造であるため発泡力が吸
収されるのに対し、ピン接合部分ではピンが中実である
ため発泡カが吸収されないことから、接合部(2)の厚
さが厚くなったり裂け目を生じ、接合部(2)の機械的
強度の低下、伝熱面積の減少6こよる熱交換効率の低下
等の問題を引起こしていた。
63394号公報に示されたハニカムの方向を特定方向
に揃えてマトリックスセグメントを接合する技術を取る
場合には、第3図のように等配された中実のピン(3)
がマトリンクスセグメント〔】〕相互の接合部(2)と
交わる部分が生じるのが普通で、このようなセグメント
相互の接合部にピン(3)が掛り、かつ発泡性接合材を
使用したピン周辺の接合長さが長いためこの部分での発
泡力が大きくなること、またセグメント相互の接合の部
分ではセグメントが柔e HA造であるため発泡力が吸
収されるのに対し、ピン接合部分ではピンが中実である
ため発泡カが吸収されないことから、接合部(2)の厚
さが厚くなったり裂け目を生じ、接合部(2)の機械的
強度の低下、伝熱面積の減少6こよる熱交換効率の低下
等の問題を引起こしていた。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は上記した従来の問題点を解決して、外周にピン
を有するにもかかわらず接合部の厚さを薄くでき、その
機械的強度、熱交換体の熱衝撃強度、熱交換効率等の低
下のない回転蓄熱式セラごック熱交換体及びその製造法
を提供するために完成されたものである。
を有するにもかかわらず接合部の厚さを薄くでき、その
機械的強度、熱交換体の熱衝撃強度、熱交換効率等の低
下のない回転蓄熱式セラごック熱交換体及びその製造法
を提供するために完成されたものである。
(課題を解決するための手段)
上記の課題は、セラミック製ハニカム構造の複数個のマ
トリックスセグメントを接合材を用いて円盤状に接合す
るとともに、その外周部に複数個のピンを設けた回転蓄
熱式セラミック熱交換体において、各ピンをマトリック
スセグメント相互の接合部と交わらない位置においてマ
トリンクスセグメントと接合したことを特徴とする回転
蓄熱式セラミック熱交換体により解決される。
トリックスセグメントを接合材を用いて円盤状に接合す
るとともに、その外周部に複数個のピンを設けた回転蓄
熱式セラミック熱交換体において、各ピンをマトリック
スセグメント相互の接合部と交わらない位置においてマ
トリンクスセグメントと接合したことを特徴とする回転
蓄熱式セラミック熱交換体により解決される。
また上ご己の課題は、機械加工により得られた円形の外
周部に複数のピンを有する回転蓄熱式セラミック熱交換
体の製造広において、マトリソクスセグメントの上記外
周円上であってマトリソクスセグメントの辺から10m
n+以上内側の位置にピンを埋め込んだうえ焼成し、ピ
ンとともにマトリックスセグメントを円形に機械加工す
ることを特徴とする回転M熱式セラミック熱交換体の製
造法により解決される。
周部に複数のピンを有する回転蓄熱式セラミック熱交換
体の製造広において、マトリソクスセグメントの上記外
周円上であってマトリソクスセグメントの辺から10m
n+以上内側の位置にピンを埋め込んだうえ焼成し、ピ
ンとともにマトリックスセグメントを円形に機械加工す
ることを特徴とする回転M熱式セラミック熱交換体の製
造法により解決される。
(作用)
本発明の回転蓄熱式セラミック熱交換体は第1図に示す
ように、その外周部のピン(3)をマトリ・冫クスセグ
メント(1)相互の接合部(2)と交わらない位置にお
いてマトリックスセグメント(1)と接合したものであ
るから、ピン接合用に発泡性の接合材(4)を使用した
場合にも、マトリックスセグメント(1)相互の接合部
が厚くなったり裂け目が生したりしない。このため本発
明によれば接合部(2)の厚さは薄くなり、接合部(2
)の機械的強度の低下を避けることができ、また熱交換
体全体の熱衝撃強度の低下もない。更には伝熱面積の低
下もなく高い熱交喚効率を維持することができる。そし
て回転蓄熱式セラミンク熱交換体はこのピン(3)の外
面に凹設された凹部(5)に図示されないハネを係合さ
せることCこよりリングギアの内部に取付けられ、ピニ
オンにより回転される。
ように、その外周部のピン(3)をマトリ・冫クスセグ
メント(1)相互の接合部(2)と交わらない位置にお
いてマトリックスセグメント(1)と接合したものであ
るから、ピン接合用に発泡性の接合材(4)を使用した
場合にも、マトリックスセグメント(1)相互の接合部
が厚くなったり裂け目が生したりしない。このため本発
明によれば接合部(2)の厚さは薄くなり、接合部(2
)の機械的強度の低下を避けることができ、また熱交換
体全体の熱衝撃強度の低下もない。更には伝熱面積の低
下もなく高い熱交喚効率を維持することができる。そし
て回転蓄熱式セラミンク熱交換体はこのピン(3)の外
面に凹設された凹部(5)に図示されないハネを係合さ
せることCこよりリングギアの内部に取付けられ、ピニ
オンにより回転される。
また本発明の回転蓄熱式セラミック熱交換体の製造法に
よれば、マトリックスセグメント(1)の辺から10m
m以上内側の位置にピン(3)を埋め込んだうえ焼成を
行うので、焼成時におけるピン接合用の接合材(4)の
発泡力は柔構造のマトリックスセグメント(1)により
吸収されるとともに、その一部はマトリンクスセグメン
ト(1)の接合部(2)を薄くするように作用すること
となる。
よれば、マトリックスセグメント(1)の辺から10m
m以上内側の位置にピン(3)を埋め込んだうえ焼成を
行うので、焼成時におけるピン接合用の接合材(4)の
発泡力は柔構造のマトリックスセグメント(1)により
吸収されるとともに、その一部はマトリンクスセグメン
ト(1)の接合部(2)を薄くするように作用すること
となる。
(実施例)
以下にこれらの発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の回転蓄熱式セラミック熱交換体の平面
図であり、セラミック製ハニカム構造の複数個のマトリ
ックスセグメント(1)が接合材を用いて円盤状に接合
され、その外周には多数の中実のピン(3)が等配され
ている。マトリックスセグメント(1)はコージエライ
トからなり、そのハニカムのセル形状は短辺側のピンチ
が0.56M、長辺側のピ,チが0.96wnの長方形
で、隔壁の厚さO.11mmのものである。このように
セル形状に異方性を持つマトリックスセグメント(1)
を図示のような特定方向、即ちヤング率が小となる方向
を円周方向に揃えた。
図であり、セラミック製ハニカム構造の複数個のマトリ
ックスセグメント(1)が接合材を用いて円盤状に接合
され、その外周には多数の中実のピン(3)が等配され
ている。マトリックスセグメント(1)はコージエライ
トからなり、そのハニカムのセル形状は短辺側のピンチ
が0.56M、長辺側のピ,チが0.96wnの長方形
で、隔壁の厚さO.11mmのものである。このように
セル形状に異方性を持つマトリックスセグメント(1)
を図示のような特定方向、即ちヤング率が小となる方向
を円周方向に揃えた。
ピン(3)はいずれもマトリックスセグメント(1)相
互の接合部(2)と交わらない位置に配置されているが
、円周上におけるピン(3)の位置は決まっているので
、マトリックスセグメント(1)の組合せ方を工夫し、
その接合部(2)がピン(3)の位置から10mm以上
外れるようにしてある。
互の接合部(2)と交わらない位置に配置されているが
、円周上におけるピン(3)の位置は決まっているので
、マトリックスセグメント(1)の組合せ方を工夫し、
その接合部(2)がピン(3)の位置から10mm以上
外れるようにしてある。
このような回転蓄熱式セラミック熱交換体を得るには、
まず円柱状のピン(3)を辺から1 0 mm以上内側
に埋め込んだマトリックスセグメント(1)と、ピン(
3)のないマトリックスセグメント(1)とを準備し各
マトリックスセグメント(1)を第2図のようにほぼ円
盤状に接合する。このときマトリックスセグメンl−
(1)の相互間及びピン(3)とマトリックスセグメン
h (1)との間には発泡性の接合材(4)を塗布する
。ピン(3)は後に切削加工される外周目上に位置する
ようにしておくものとする。なおこの段階では第2図に
想像線で示すように接合されたマトリノクスセグメント
(1)の外周は凸凹状であってもよい これを焼成すると各部材が一体化されるが、ピン(3)
は各マトリックスセグメント(1)の接合部(2)から
10mm以上離れているので、焼戒時におけるピン接合
用の接合材(4)の発泡力が柔構造のマトリ・ンクスセ
グメント(1)により吸収されるため、マトリックスセ
グメント(+)相互の接合部が厚くなったり、裂け目が
生したリせず、確実に接合された。その後、マトリック
スセグメント(1)の外周をピン(3)とともに第2図
に実線で示すように機械加工により円形に切削し、外周
にピン(3)が配置された回転蓄熱式セラミック熱交換
体を得た。このピン(3)の外表面は更に機械加工され
て凹部(5)が形戒された。
まず円柱状のピン(3)を辺から1 0 mm以上内側
に埋め込んだマトリックスセグメント(1)と、ピン(
3)のないマトリックスセグメント(1)とを準備し各
マトリックスセグメント(1)を第2図のようにほぼ円
盤状に接合する。このときマトリックスセグメンl−
(1)の相互間及びピン(3)とマトリックスセグメン
h (1)との間には発泡性の接合材(4)を塗布する
。ピン(3)は後に切削加工される外周目上に位置する
ようにしておくものとする。なおこの段階では第2図に
想像線で示すように接合されたマトリノクスセグメント
(1)の外周は凸凹状であってもよい これを焼成すると各部材が一体化されるが、ピン(3)
は各マトリックスセグメント(1)の接合部(2)から
10mm以上離れているので、焼戒時におけるピン接合
用の接合材(4)の発泡力が柔構造のマトリ・ンクスセ
グメント(1)により吸収されるため、マトリックスセ
グメント(+)相互の接合部が厚くなったり、裂け目が
生したリせず、確実に接合された。その後、マトリック
スセグメント(1)の外周をピン(3)とともに第2図
に実線で示すように機械加工により円形に切削し、外周
にピン(3)が配置された回転蓄熱式セラミック熱交換
体を得た。このピン(3)の外表面は更に機械加工され
て凹部(5)が形戒された。
なおピンを半分のみマトリックスセグメントに接するよ
うに最外辺上中央部分に置いたときにはピン接合部の接
合材の発泡力によりピンが外側に押し出されるようにピ
ン接合部厚さが厚くなり一部で裂け目が生した。
うに最外辺上中央部分に置いたときにはピン接合部の接
合材の発泡力によりピンが外側に押し出されるようにピ
ン接合部厚さが厚くなり一部で裂け目が生した。
一方これと比較するために、第3図に示されるように一
部のピン(3)がマトリックスセグメント(1)相互の
接合部(2)に掛かった従来の回転蓄熱式セラミック熱
交換体を、ピン(3)の配置以外は上記したと同一の方
法で製造した。
部のピン(3)がマトリックスセグメント(1)相互の
接合部(2)に掛かった従来の回転蓄熱式セラミック熱
交換体を、ピン(3)の配置以外は上記したと同一の方
法で製造した。
このようにして得られた本発明品と比較品につき、マト
リックスセグメント(1)相互の接合部(2)の厚さを
20倍のプロフィルブロジェクタを用いて測定したとこ
ろ、本発明品はピン(3)に最も近い部分の接合部(2
)の厚さが平均で1.2 mmであったのに対して、比
較品の同一部分の厚さは平均で1.5mmであり、比較
品の方が0.3mm(25%)厚かった。
リックスセグメント(1)相互の接合部(2)の厚さを
20倍のプロフィルブロジェクタを用いて測定したとこ
ろ、本発明品はピン(3)に最も近い部分の接合部(2
)の厚さが平均で1.2 mmであったのに対して、比
較品の同一部分の厚さは平均で1.5mmであり、比較
品の方が0.3mm(25%)厚かった。
次にこれらの回転蓄熱式セラミンク熱交換体の熱衝撃強
度を測定した。熱衝撃強度試験は室温+700゜Cに保
った電気炉に本発明品と比較品を入れ、1時間経過後室
内に取り出しクラックの有無を硯察する方広で行った。
度を測定した。熱衝撃強度試験は室温+700゜Cに保
った電気炉に本発明品と比較品を入れ、1時間経過後室
内に取り出しクラックの有無を硯察する方広で行った。
そしてクラックがなければ電気炉の温度を25“Cずつ
上昇させて同様の試験を繰り返した。その結果、本発明
品は900゜C差で初めてクランクが生したのに対して
、比較品は825゜C差でクランクが発生し、本発明品
の優位性がる’(L #2、できた。
上昇させて同様の試験を繰り返した。その結果、本発明
品は900゜C差で初めてクランクが生したのに対して
、比較品は825゜C差でクランクが発生し、本発明品
の優位性がる’(L #2、できた。
また第1図及び第2[;i]のD−1部から接合部(2
)が中央Gこ来るように25.4 X 12.7 X
80mmの試料をそれぞれ切出し、外側スパン60mm
、内側スパン20mm、荷重速度0.5mm/分で4点
曲げ抗折強度試験を実施した。その結果、本発明品のD
−F部、比較品の1部は共に強度が15〜188g/c
nlで、破壊位置も接合部(2)の近くのマトリックス
セグメント(1)であったのに対して、比較品のG部及
び14部は強度が10〜12Kg/cJであり、接合部
(2)に破壊位置があった。なお本発明品のF部と比較
品のr部はピン(3)の接合部とマトリックスセグメン
ト(1)相互の接合部(2)との間の距離は10肋であ
り、ピン(3)の接合部をマトリンクスセグメント(1
)相互の接合部(2)に交わらないようにした本発明品
の優位性が確認できた。
)が中央Gこ来るように25.4 X 12.7 X
80mmの試料をそれぞれ切出し、外側スパン60mm
、内側スパン20mm、荷重速度0.5mm/分で4点
曲げ抗折強度試験を実施した。その結果、本発明品のD
−F部、比較品の1部は共に強度が15〜188g/c
nlで、破壊位置も接合部(2)の近くのマトリックス
セグメント(1)であったのに対して、比較品のG部及
び14部は強度が10〜12Kg/cJであり、接合部
(2)に破壊位置があった。なお本発明品のF部と比較
品のr部はピン(3)の接合部とマトリックスセグメン
ト(1)相互の接合部(2)との間の距離は10肋であ
り、ピン(3)の接合部をマトリンクスセグメント(1
)相互の接合部(2)に交わらないようにした本発明品
の優位性が確認できた。
(発明の効果)
以上に説明したように、本発明の回転蓄熱式セラミック
熱交換体は外周部に埋め込まれたピンの付近の接合部の
厚さを薄くでき、従来のものよりもその機械的強度、熱
交換体の熱衝撃強度、熱交換効率等を高めることができ
る。また本発明の製造法によれば、焼成時におけるピン
付近のトラブルを防止して上記のような回転蓄熱式セラ
ミック熱交換体を確実に得ることができる。
熱交換体は外周部に埋め込まれたピンの付近の接合部の
厚さを薄くでき、従来のものよりもその機械的強度、熱
交換体の熱衝撃強度、熱交換効率等を高めることができ
る。また本発明の製造法によれば、焼成時におけるピン
付近のトラブルを防止して上記のような回転蓄熱式セラ
ミック熱交換体を確実に得ることができる。
よって本発明は従来の1¥:1題点を解決した回転蓄熱
式セラミソク熱交換体及びその製造法として、産業の発
展に寄与するところは極めて大きいものがある。
式セラミソク熱交換体及びその製造法として、産業の発
展に寄与するところは極めて大きいものがある。
第1図は本発明の回転蓄熱弐セラごソク熱交換体の実施
例を示す平面図、第2図はその製造工程を説明する斜視
図、第3図は従来の回転蓄熱式セラミック熱交換体を示
す平面図である。 (1):マトリックスセグメント、(2);接合部、(
3):ピン、(4):ピン接合用の接合材。 特31;出願人 代 理 人 同 同 日本碍子株式会社 名 嶋 明 郎 綿 貫 達 雄 山 本 文 夫 1:マトリ・ン7又七.グ゜tント 2:禮冶卵 第 2 図
例を示す平面図、第2図はその製造工程を説明する斜視
図、第3図は従来の回転蓄熱式セラミック熱交換体を示
す平面図である。 (1):マトリックスセグメント、(2);接合部、(
3):ピン、(4):ピン接合用の接合材。 特31;出願人 代 理 人 同 同 日本碍子株式会社 名 嶋 明 郎 綿 貫 達 雄 山 本 文 夫 1:マトリ・ン7又七.グ゜tント 2:禮冶卵 第 2 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、セラミック製ハニカム構造の複数個のマトリックス
セグメント(1)を接合材を用いて円盤状に接合すると
ともに、その外周部に複数個のピン(3)を設けた回転
蓄熱式セラミック熱交換体において、各ピン(3)をマ
トリックスセグメント(1)相互の接合部(2)と交わ
らない位置においてマトリックスセグメント(1)と接
合したことを特徴とする回転蓄熱式セラミック熱交換体
。 2、ピン(3)の接合部とマトリックスセグメント(1
)相互の接合部(2)との距離が10mm以上である請
求項1記載の回転蓄熱式セラミック熱交換体。 3、機械加工により得られた円形の外周部に複数のピン
(3)を有する回転蓄熱式セラミック熱交換体の製造法
において、マトリックスセグメント(1)の上記外周円
上であってマトリックスセグメント(1)の辺から10
mm以上内側の位置にピン(3)を埋め込んだうえ焼成
し、ピン(3)とともにマトリックスセグメント(1)
を円形に機械加工することを特徴とする回転蓄熱式セラ
ミック熱交換体の製造法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1308158A JPH03168594A (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 回転蓄熱式セラミック熱交換体及びその製造法 |
US07/614,395 US5090473A (en) | 1989-11-28 | 1990-11-16 | Ceramic rotary heat exchanger |
DE69006339T DE69006339T2 (de) | 1989-11-28 | 1990-11-27 | Keramischer rotierender Wärmetauscher. |
EP90312890A EP0435462B1 (en) | 1989-11-28 | 1990-11-27 | Ceramic rotary heat exchanger |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1308158A JPH03168594A (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 回転蓄熱式セラミック熱交換体及びその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03168594A true JPH03168594A (ja) | 1991-07-22 |
Family
ID=17977598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1308158A Pending JPH03168594A (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 回転蓄熱式セラミック熱交換体及びその製造法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5090473A (ja) |
EP (1) | EP0435462B1 (ja) |
JP (1) | JPH03168594A (ja) |
DE (1) | DE69006339T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006061909A (ja) * | 1999-09-29 | 2006-03-09 | Ibiden Co Ltd | セラミックフィルタ集合体 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040231340A1 (en) * | 2003-05-23 | 2004-11-25 | Uri Bin-Nun | Low cost high performance laminate matrix |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53110145A (en) * | 1977-03-07 | 1978-09-26 | Toyota Motor Corp | Driving mechanism for rotary regeneration-type heat exchanger |
JPS63263394A (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-31 | Ngk Insulators Ltd | 回転蓄熱式セラミツク熱交換体 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3568759A (en) * | 1969-09-04 | 1971-03-09 | Ford Motor Co | Heat exchanger for a gas turbine engine |
US3780792A (en) * | 1972-03-22 | 1973-12-25 | J Ritchie | Thermal regenerators |
JPS5546338A (en) * | 1978-09-28 | 1980-04-01 | Ngk Insulators Ltd | Heat and shock resistant, revolving and heat-regenerating type ceramic heat exchanger body and its manufacturing |
-
1989
- 1989-11-28 JP JP1308158A patent/JPH03168594A/ja active Pending
-
1990
- 1990-11-16 US US07/614,395 patent/US5090473A/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-11-27 DE DE69006339T patent/DE69006339T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-11-27 EP EP90312890A patent/EP0435462B1/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS63263394A (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-31 | Ngk Insulators Ltd | 回転蓄熱式セラミツク熱交換体 |
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JP2006061909A (ja) * | 1999-09-29 | 2006-03-09 | Ibiden Co Ltd | セラミックフィルタ集合体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0435462B1 (en) | 1994-01-26 |
DE69006339D1 (de) | 1994-03-10 |
EP0435462A1 (en) | 1991-07-03 |
DE69006339T2 (de) | 1994-06-30 |
US5090473A (en) | 1992-02-25 |
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