JPH03168115A - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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- JPH03168115A JPH03168115A JP30771289A JP30771289A JPH03168115A JP H03168115 A JPH03168115 A JP H03168115A JP 30771289 A JP30771289 A JP 30771289A JP 30771289 A JP30771289 A JP 30771289A JP H03168115 A JPH03168115 A JP H03168115A
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- Japan
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- filter
- electric blower
- dust
- micro
- brushless electric
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- Granted
Links
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Landscapes
- Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は,電気掃除機に係り、特にインバータ駆動ブラ
シレス電動送風機を使用したもので、微細度侵入による
制御部の誤動作を防止すると共に、排気からの微細塵放
出を抑えるのに好適な構造に関する。
シレス電動送風機を使用したもので、微細度侵入による
制御部の誤動作を防止すると共に、排気からの微細塵放
出を抑えるのに好適な構造に関する。
従来の装置で,本体からの排気塵埃濃度を低減する構造
をとったものとしては、特開昭62−299228号に
記載のように位相制御により入力を制御して吸込力を調
節する整流子電動送風機から排2 出されるカーボンブラシの摩耗粉を捕集する必要があっ
たため、電動送風機の排気側にクリーンフィルタを配置
していた。さらに特開昭62 − 299288号に開
示されているように、コードリール内の電源コード分岐
点の温度上昇を抑制するために排気風を流すことが一般
的であり、この場合にも、コードリールへの通風からカ
ーボンブラシの摩耗粉等の細塵を捕集するためにこの部
分にもクリーンフィルタを設けていた。さらに、年々排
気塵埃濃度に対する関心が高まってきており、現在では
0.3μm程度の塵埃を99%以上捕集できるタイプの
ミクロフィルタを設置することが一般的になってきてい
る。
をとったものとしては、特開昭62−299228号に
記載のように位相制御により入力を制御して吸込力を調
節する整流子電動送風機から排2 出されるカーボンブラシの摩耗粉を捕集する必要があっ
たため、電動送風機の排気側にクリーンフィルタを配置
していた。さらに特開昭62 − 299288号に開
示されているように、コードリール内の電源コード分岐
点の温度上昇を抑制するために排気風を流すことが一般
的であり、この場合にも、コードリールへの通風からカ
ーボンブラシの摩耗粉等の細塵を捕集するためにこの部
分にもクリーンフィルタを設けていた。さらに、年々排
気塵埃濃度に対する関心が高まってきており、現在では
0.3μm程度の塵埃を99%以上捕集できるタイプの
ミクロフィルタを設置することが一般的になってきてい
る。
上記従来技術では、電動送風機にカーボンブラシを持つ
ブラシタイプを使用し、位置制御により入力を制御し、
吸込力を調節していたが、カーボンブラシの摩耗粉が出
ることから、排気塵埃濃度を抑制するためにはこれを捕
集するフィルタを電動送風機の排気側に配置する必要が
あった。従っ−3− て排気フィルタとしてのクリーンフィルタのみでなくコ
ーI・リールの分11レ点の冷却のための通風部にもク
リーンフィルタを設ける必要があるなど構造が複雑とな
ってしまう問題があった。また、従来のブラシタイプと
異なり、インバータ駆動のブラシレス電動送風機使用の
場合には、ブラシレス電動送風機内に精密なセンシング
を行なう位置検出部があり、この部分に微細塵が侵入す
ると、誤動作を招く恐れがあった。
ブラシタイプを使用し、位置制御により入力を制御し、
吸込力を調節していたが、カーボンブラシの摩耗粉が出
ることから、排気塵埃濃度を抑制するためにはこれを捕
集するフィルタを電動送風機の排気側に配置する必要が
あった。従っ−3− て排気フィルタとしてのクリーンフィルタのみでなくコ
ーI・リールの分11レ点の冷却のための通風部にもク
リーンフィルタを設ける必要があるなど構造が複雑とな
ってしまう問題があった。また、従来のブラシタイプと
異なり、インバータ駆動のブラシレス電動送風機使用の
場合には、ブラシレス電動送風機内に精密なセンシング
を行なう位置検出部があり、この部分に微細塵が侵入す
ると、誤動作を招く恐れがあった。
本発明は、]二記従来例の問題点及びブラシレス電動送
風機の位置検出部の微細塵侵入による誤動作を解消する
ことを目的としており、さらに電動送風機から集塵室に
向かって伝オ〕る騒音を低減することを1=1的として
いる。またミクロフィルタを安価に構成することを目的
としている。
風機の位置検出部の微細塵侵入による誤動作を解消する
ことを目的としており、さらに電動送風機から集塵室に
向かって伝オ〕る騒音を低減することを1=1的として
いる。またミクロフィルタを安価に構成することを目的
としている。
上記目的を達戒するために、吸込気流を発生させる駆動
源にインバータ駆動のブラシレス電動送風機を用い、該
ブラシレス電動送風機の吸気側に0.3μm 程度の微
細塵を99%以上捕集するミ−4− クロフィルタを配置したものである。
源にインバータ駆動のブラシレス電動送風機を用い、該
ブラシレス電動送風機の吸気側に0.3μm 程度の微
細塵を99%以上捕集するミ−4− クロフィルタを配置したものである。
また、ミクロフィルタを安価に構威するために、袋状の
集塵フィルタの二次フィルタとして,集塵フィルタを収
納するフィルターケースとミクロフィルタを一体に構威
したものである。
集塵フィルタの二次フィルタとして,集塵フィルタを収
納するフィルターケースとミクロフィルタを一体に構威
したものである。
さらに、電動送風機から集塵室に向かって放射する騒音
を低減するために、ブラシレス電動送風機と間げきをも
って、ブラシレス電動送風機の軸線に対し、略直交する
ようにミクロフィルタを配置したものである。
を低減するために、ブラシレス電動送風機と間げきをも
って、ブラシレス電動送風機の軸線に対し、略直交する
ようにミクロフィルタを配置したものである。
すなわち、ブラシレス電動送風機の吸気側にミクロフィ
ルタを配置したので、ブラシレス電動送風機内の精密な
センシングを行なう必要がある位置検出部に微細塵が侵
入しないため、微細塵侵入による誤動作を防止できる。
ルタを配置したので、ブラシレス電動送風機内の精密な
センシングを行なう必要がある位置検出部に微細塵が侵
入しないため、微細塵侵入による誤動作を防止できる。
また、位置検出部は精密部品のため過度な温度に対して
も動作不良を起こす可能性があるため、冷却することが
望しいが、ブラシレス電動送風機の排気風が微細塵を含
んでいないので、積極的にこの排気風によって冷−5− 却することが可能となる。さらに、従来のブラシタイプ
の電動送風機では,カーボンブラシの寿命から電動送風
機の寿命が約500〜800hvと決まっていたが、ブ
ラシレス電動送風機の場合、カーボンブラシが無いため
、ベアリング寿命の約2 0 0 0 h vまで電動
送風機の寿命を上げることが考えられる。この場合にも
、微細塵が電動送風機内に侵入しないことは有効に作用
し、微細塵の堆積による負荷の増大等や,劣化を生じさ
せないだけでなく、ブラシレス電動送風機では回転子に
永久磁石を用いるが,この部分に磁気を帯びた微粒子が
付着することも防げるため、ベアリング寿命の約2 0
0 0 h vまて、ブラシレス電動送風機を長寿命
化できるものである。そして、ブラシレス電動送風機で
は、カーボンブラシが無いため、これの摩耗粉が排出し
ないので、ブラシレス電動送風機の吸気側にミクロフィ
ルタを配置しても掃除機本体からの排気塵埃濃度は低く
抑えることができると共に、コートリール分岐点の冷却
風のためにクリーンフィルタを用いる必要が無く、構造
一6 簡単に構戒できる。
も動作不良を起こす可能性があるため、冷却することが
望しいが、ブラシレス電動送風機の排気風が微細塵を含
んでいないので、積極的にこの排気風によって冷−5− 却することが可能となる。さらに、従来のブラシタイプ
の電動送風機では,カーボンブラシの寿命から電動送風
機の寿命が約500〜800hvと決まっていたが、ブ
ラシレス電動送風機の場合、カーボンブラシが無いため
、ベアリング寿命の約2 0 0 0 h vまで電動
送風機の寿命を上げることが考えられる。この場合にも
、微細塵が電動送風機内に侵入しないことは有効に作用
し、微細塵の堆積による負荷の増大等や,劣化を生じさ
せないだけでなく、ブラシレス電動送風機では回転子に
永久磁石を用いるが,この部分に磁気を帯びた微粒子が
付着することも防げるため、ベアリング寿命の約2 0
0 0 h vまて、ブラシレス電動送風機を長寿命
化できるものである。そして、ブラシレス電動送風機で
は、カーボンブラシが無いため、これの摩耗粉が排出し
ないので、ブラシレス電動送風機の吸気側にミクロフィ
ルタを配置しても掃除機本体からの排気塵埃濃度は低く
抑えることができると共に、コートリール分岐点の冷却
風のためにクリーンフィルタを用いる必要が無く、構造
一6 簡単に構戒できる。
また、ミクロフィルタを集塵フィルタを収納するフィル
ターケースと一体に構威しているので、別途集塵フィル
タのための二次フィルタを設ける必要がなく、さらに従
来の排気側に設けていたミクロフィルタ用のスペースを
無くせるので本体の小形化を図れるため、安価に構或で
きる。
ターケースと一体に構威しているので、別途集塵フィル
タのための二次フィルタを設ける必要がなく、さらに従
来の排気側に設けていたミクロフィルタ用のスペースを
無くせるので本体の小形化を図れるため、安価に構或で
きる。
さらに、ブラシレス電動送風機かせ集塵室へ向かって放
射する騒音に対し、ミクロフィルタを音波が通過するこ
とにより整流され、騒名レベルが低下する。これにより
、集塵室がらの透過音低減につながるだけでなく、集塵
室からホース、延長管を通って吸口から出る騒音自体も
低減できるものである。
射する騒音に対し、ミクロフィルタを音波が通過するこ
とにより整流され、騒名レベルが低下する。これにより
、集塵室がらの透過音低減につながるだけでなく、集塵
室からホース、延長管を通って吸口から出る騒音自体も
低減できるものである。
以下、本発明の一実施例を図面を用いるところにより説
明する。
明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す電気掃除機の縦断面
図、第2図は、第l図においてP方向から見た横断面図
、第3図は、第1図においてQ方7− 向から見た断面図である。
図、第2図は、第l図においてP方向から見た横断面図
、第3図は、第1図においてQ方7− 向から見た断面図である。
掃除機本体1は上ケース2,下ケース3により構威し、
下方に下ケース3と回動自在に取付けた車輪台4を、前
方に集塵フィルター5の交換のため開閉自在の集塵蓋6
を有している。
下方に下ケース3と回動自在に取付けた車輪台4を、前
方に集塵フィルター5の交換のため開閉自在の集塵蓋6
を有している。
内部には、電気掃除機の駆動源として、機械的なブラシ
を持たず、それ故長寿命で、また制御応答性の良いイン
バータ駆動のブラシレス電動送風機7を内蔵する電動送
風機室8,集塵フィルタ5を収納する集塵室9,電源を
供給する電源コート10を巻取るコードリール11、さ
らに隙間用吸口12,棚用吸口l3を収納する付層部品
収納室↓4がある。電動送風機室8は、ブラレシス電動
送風機7の反ファン側部15を略球状に、側面部16を
鴫円筒状に構威することにより剛性を高めた電動送風機
ケース17により構成しており、内側に吸音材18を貼
り付けている。ここで,電動送風機ケース17の反ファ
ン側部15を略球状に、側面部16を略円筒状に構戒す
ることによるケース自体の剛性の強化によって、電動送
風機ケ8 ース17からの透過音、特に電気掃除機の騒音で問題と
なる1000Hz以下の低周波数域の透過音低減に効果
がある。この電動送風機室8は、第2図で示す如く滑ら
かに下ケース3内にリング状に構威した排気ダクト室1
9に接続しており、電動送風機室8と同様に、内側に吸
音材(底面)20と、吸音材(側面)21を貼り付けて
いる。
を持たず、それ故長寿命で、また制御応答性の良いイン
バータ駆動のブラシレス電動送風機7を内蔵する電動送
風機室8,集塵フィルタ5を収納する集塵室9,電源を
供給する電源コート10を巻取るコードリール11、さ
らに隙間用吸口12,棚用吸口l3を収納する付層部品
収納室↓4がある。電動送風機室8は、ブラレシス電動
送風機7の反ファン側部15を略球状に、側面部16を
鴫円筒状に構威することにより剛性を高めた電動送風機
ケース17により構成しており、内側に吸音材18を貼
り付けている。ここで,電動送風機ケース17の反ファ
ン側部15を略球状に、側面部16を略円筒状に構戒す
ることによるケース自体の剛性の強化によって、電動送
風機ケ8 ース17からの透過音、特に電気掃除機の騒音で問題と
なる1000Hz以下の低周波数域の透過音低減に効果
がある。この電動送風機室8は、第2図で示す如く滑ら
かに下ケース3内にリング状に構威した排気ダクト室1
9に接続しており、電動送風機室8と同様に、内側に吸
音材(底面)20と、吸音材(側面)21を貼り付けて
いる。
排気ダクト室19は、下側を下ケース3で、上側を排気
ダクト力バー22で構威し、終端を滑めらかに下ケース
3の下方に下ケース3と回動軸23を中心に回動自在に
取付けた車輪台4に中間排気口24をもって開放してい
る。車輪台4には、4ケ所のキャスター取付部25があ
り、キャスター軸26を回動中心としてキャスター27
が回動自在に設けており,外周に家具等への傷付きを防
ぐためのバンパー28を取付けている。下ケース3の下
方には複数個(通常3〜4個)の車輪29があり、車輪
台4の内面上をギャップをもって下ケース3が回動でき
るように構威している。また、この下ケース3と車輪台
4とのギャップ空間を,−9− 中間排気口24から排出された排気流の分散排気室30
として活用している。集塵室9は、第3図で2点鎖線で
示す如く平面部をもたない略円筒状の集塵ケース31と
集塵蓋6の内側にある集塵蓋カバー32により構戊し,
内側に高性能フィルタ、すなわち0.3μm程度の塵埃
を99%以上まで捕集可能なミクロフィルタ33を一体
戒形した箱状のフィルターケース58を有し、この内側
に集塵フィルター5を収納している。ここでミクロフィ
ルタ33は第5図に示す如く波形に戒形している。尚,
0.3μm程度を99%以上と限定したのは、この程度
の高性能フィルターでないと、鉄粉等の金属微粉子がブ
ラシレス電動送風機7内に入り込み、回転子39が永久
磁石のためこれに付着し、堆積していく。最終的には回
転子39のロックに至る恐れがあるためである。フィル
ターケース58の吸込側外周には気密パッキン34を嵌
着させて、集塵蓋カバー32と集塵ケース31の気密を
とっている。また、集塵ケース31の電動送風機側外周
に気密パッキン(送風機側)35−10 を嵌着させて、集塵ケース31と電動送風機ケース17
との気密をとって、集塵室9の空気洩れを防ぐように配
慮している。ブラシレス電動送風機7は両側を防振ゴム
(大)36,防振ゴム(小)37を介して電動送風機室
8内で防振支持し、回転振動音が電動送風機ケースl7
に直接伝わらないようにしている。また,ブラシレス電
動送風機7からの排気は2ケ所の尾管38を通って電動
送風機室8内に排出する。この尾管38を通すことによ
り、ブラシレス電動送風機7自体の騒音レベルを低減で
きる。ブラシレス電動送風機7の端部には、回転子39
の回転数を検知するため位置検出部40があるが、この
部分に細塵が侵入すると位置検出の信頼性が低下するた
め、細塵の侵入防止が必要がある。本実施例の場合には
、ブラシレス電動送風機7の吸気側にミクロフィルタ3
3を配置しているため,位置検出部40への微細塵の侵
入の心配はない。集塵蓋6内にはホース(図示せず)を
回動自在に取付支持するホース差込lコ41があり、気
密パッキン(吸込口)42を介し−11 て集塵蓋カバー32と気密をとっている。また、集塵蓋
カバー32に取付けた気密パッキン(フィルター)43
で集塵蓋カバー32と集塵フィルタ5の当板部の気密を
とっている。
ダクト力バー22で構威し、終端を滑めらかに下ケース
3の下方に下ケース3と回動軸23を中心に回動自在に
取付けた車輪台4に中間排気口24をもって開放してい
る。車輪台4には、4ケ所のキャスター取付部25があ
り、キャスター軸26を回動中心としてキャスター27
が回動自在に設けており,外周に家具等への傷付きを防
ぐためのバンパー28を取付けている。下ケース3の下
方には複数個(通常3〜4個)の車輪29があり、車輪
台4の内面上をギャップをもって下ケース3が回動でき
るように構威している。また、この下ケース3と車輪台
4とのギャップ空間を,−9− 中間排気口24から排出された排気流の分散排気室30
として活用している。集塵室9は、第3図で2点鎖線で
示す如く平面部をもたない略円筒状の集塵ケース31と
集塵蓋6の内側にある集塵蓋カバー32により構戊し,
内側に高性能フィルタ、すなわち0.3μm程度の塵埃
を99%以上まで捕集可能なミクロフィルタ33を一体
戒形した箱状のフィルターケース58を有し、この内側
に集塵フィルター5を収納している。ここでミクロフィ
ルタ33は第5図に示す如く波形に戒形している。尚,
0.3μm程度を99%以上と限定したのは、この程度
の高性能フィルターでないと、鉄粉等の金属微粉子がブ
ラシレス電動送風機7内に入り込み、回転子39が永久
磁石のためこれに付着し、堆積していく。最終的には回
転子39のロックに至る恐れがあるためである。フィル
ターケース58の吸込側外周には気密パッキン34を嵌
着させて、集塵蓋カバー32と集塵ケース31の気密を
とっている。また、集塵ケース31の電動送風機側外周
に気密パッキン(送風機側)35−10 を嵌着させて、集塵ケース31と電動送風機ケース17
との気密をとって、集塵室9の空気洩れを防ぐように配
慮している。ブラシレス電動送風機7は両側を防振ゴム
(大)36,防振ゴム(小)37を介して電動送風機室
8内で防振支持し、回転振動音が電動送風機ケースl7
に直接伝わらないようにしている。また,ブラシレス電
動送風機7からの排気は2ケ所の尾管38を通って電動
送風機室8内に排出する。この尾管38を通すことによ
り、ブラシレス電動送風機7自体の騒音レベルを低減で
きる。ブラシレス電動送風機7の端部には、回転子39
の回転数を検知するため位置検出部40があるが、この
部分に細塵が侵入すると位置検出の信頼性が低下するた
め、細塵の侵入防止が必要がある。本実施例の場合には
、ブラシレス電動送風機7の吸気側にミクロフィルタ3
3を配置しているため,位置検出部40への微細塵の侵
入の心配はない。集塵蓋6内にはホース(図示せず)を
回動自在に取付支持するホース差込lコ41があり、気
密パッキン(吸込口)42を介し−11 て集塵蓋カバー32と気密をとっている。また、集塵蓋
カバー32に取付けた気密パッキン(フィルター)43
で集塵蓋カバー32と集塵フィルタ5の当板部の気密を
とっている。
次に電気部品関係について説明する。第4図に本実施例
の全体回路図を示す。図において,交流100V電源4
4を、コンデンサ45とリアクトル46で構戊する力率
改善部47,ノイズフィルター48を通したのち、整流
回路49で整流し、平滑用コンデンサ50により平滑に
してインバータ回路51に直流電圧200Vを供給する
ものである。ブラシレス電動送風機7は、2極の永久磁
石から或る回転子39と、三和の固定子巻線を有してい
る。ブラシレス電動送風機7の速度制御は、回転子39
の磁極位置を検出する位置検出部40,インバータ回路
5l内のトランジスタを駆動するベースドライバー52
および、位置検出部40より得られた検出信号に基づい
てベースドライバー52を駆動するマイクロコンピュー
ター53とから主要構或としている。マイクロコンピュ
ーター12 53は制御部54に収納し、この制御部54へ実際の使
用者が操作する起動スイッチ,吸口(図示せず)に設け
た回転ブラシ(図示せず)の起動を操作するスイッチ等
を含む手元操作回路55がつながっている。ブラシレス
電動送風機7は、固定子巻線に流れる電流が電動機の出
力トルクに対流するので、逆に印加電流を変えれば出力
1−ルクを可変にできる。すなわち、印加電流を調整す
ることにより、電動機の出力トルクを連続的に任意に変
えることができる。又、インバータの駆動周波数を変え
ることにより回転速度を自由に変えることができる。次
に、各電気部品の掃除機本体]への実装について説明す
る。力率改善用のコンデンサ45と平滑用コンデンサ5
oは、円筒形のものを用い、ビニールテープ56で固定
して、第2図に示す如く端子側を上向きにして,金属ケ
ース(1)57内に収納する。ここで端子側を上向きに
するのは、端子側に防爆弁があるためで、万一コンデン
サが劣化した場合に内部の電解液が流出するという最悪
の事態を想定して、最も被害の少13− ないように電解液が流出する防爆弁を上側に位置させて
、直接垂れ流れないようにするものである。
の全体回路図を示す。図において,交流100V電源4
4を、コンデンサ45とリアクトル46で構戊する力率
改善部47,ノイズフィルター48を通したのち、整流
回路49で整流し、平滑用コンデンサ50により平滑に
してインバータ回路51に直流電圧200Vを供給する
ものである。ブラシレス電動送風機7は、2極の永久磁
石から或る回転子39と、三和の固定子巻線を有してい
る。ブラシレス電動送風機7の速度制御は、回転子39
の磁極位置を検出する位置検出部40,インバータ回路
5l内のトランジスタを駆動するベースドライバー52
および、位置検出部40より得られた検出信号に基づい
てベースドライバー52を駆動するマイクロコンピュー
ター53とから主要構或としている。マイクロコンピュ
ーター12 53は制御部54に収納し、この制御部54へ実際の使
用者が操作する起動スイッチ,吸口(図示せず)に設け
た回転ブラシ(図示せず)の起動を操作するスイッチ等
を含む手元操作回路55がつながっている。ブラシレス
電動送風機7は、固定子巻線に流れる電流が電動機の出
力トルクに対流するので、逆に印加電流を変えれば出力
1−ルクを可変にできる。すなわち、印加電流を調整す
ることにより、電動機の出力トルクを連続的に任意に変
えることができる。又、インバータの駆動周波数を変え
ることにより回転速度を自由に変えることができる。次
に、各電気部品の掃除機本体]への実装について説明す
る。力率改善用のコンデンサ45と平滑用コンデンサ5
oは、円筒形のものを用い、ビニールテープ56で固定
して、第2図に示す如く端子側を上向きにして,金属ケ
ース(1)57内に収納する。ここで端子側を上向きに
するのは、端子側に防爆弁があるためで、万一コンデン
サが劣化した場合に内部の電解液が流出するという最悪
の事態を想定して、最も被害の少13− ないように電解液が流出する防爆弁を上側に位置させて
、直接垂れ流れないようにするものである。
また金属ケース(1)57に収納するのは、不慮の欠陥
が生じコンデンサ45あるいは平滑用コンデンサ50が
爆発あるいは洩れ出た電解液による短絡などによる発煙
,発火を最小限にとどめる。
が生じコンデンサ45あるいは平滑用コンデンサ50が
爆発あるいは洩れ出た電解液による短絡などによる発煙
,発火を最小限にとどめる。
すなわち金属ケース(1)57外への類焼を防止するた
めである。インバータ回路51はモジュール化し集塵ケ
ース31に直接固定している。ここで、集塵ケース31
は、金属ケースとして、内側(フィルターケース58側
)をプラスチック材で電気絶縁処理を施したものである
。すなわち、インバータ回路51は、内部損失による発
熱量を多く、冷却する必要があるが、集塵ケース3l自
体を冷却フィンとして使用するものである。集塵ケース
31は常に吸気により冷却されるので冷却効果が高いた
めである。また、集塵ケース3■内を電気絶縁処理する
のは,フィルターケース58がミクロフィルター33の
メンテナンス等のために集塵ケース3lと着脱自在に構
威しているためで、l4 インバータ回路51と集塵ケース31とは一次的に電気
絶縁しているものの、万一に備え、これを二重に絶縁す
るためである。力率改善用のりアクトル46は、単品で
の重量が重いため、下ケース3の回動軸23上で,平面
方向から見て掃除機本体1の略中央部の最も安定した強
固に支持できる箇所に配置している。ノイズフィルタ4
8及び整流回路49はーっのキバンにまとめ電源キバン
59とし、ベースドライバー52(キバン化している)
とを、第3図に示す如く、キバン上の部品同志が相対す
るように組合せて、金属ケース(2)60内に収納して
いる。ここで金属ケース(2)60内に収納するのは不
慮の場合の発煙,発火に対する類焼防止と、電波障害と
なるノイズ発生を抑制するためである。マイクロコンピ
ューター53を含む制御部54は、集塵室8下方の吸気
及び排気共に流れない箇所に配置している。
めである。インバータ回路51はモジュール化し集塵ケ
ース31に直接固定している。ここで、集塵ケース31
は、金属ケースとして、内側(フィルターケース58側
)をプラスチック材で電気絶縁処理を施したものである
。すなわち、インバータ回路51は、内部損失による発
熱量を多く、冷却する必要があるが、集塵ケース3l自
体を冷却フィンとして使用するものである。集塵ケース
31は常に吸気により冷却されるので冷却効果が高いた
めである。また、集塵ケース3■内を電気絶縁処理する
のは,フィルターケース58がミクロフィルター33の
メンテナンス等のために集塵ケース3lと着脱自在に構
威しているためで、l4 インバータ回路51と集塵ケース31とは一次的に電気
絶縁しているものの、万一に備え、これを二重に絶縁す
るためである。力率改善用のりアクトル46は、単品で
の重量が重いため、下ケース3の回動軸23上で,平面
方向から見て掃除機本体1の略中央部の最も安定した強
固に支持できる箇所に配置している。ノイズフィルタ4
8及び整流回路49はーっのキバンにまとめ電源キバン
59とし、ベースドライバー52(キバン化している)
とを、第3図に示す如く、キバン上の部品同志が相対す
るように組合せて、金属ケース(2)60内に収納して
いる。ここで金属ケース(2)60内に収納するのは不
慮の場合の発煙,発火に対する類焼防止と、電波障害と
なるノイズ発生を抑制するためである。マイクロコンピ
ューター53を含む制御部54は、集塵室8下方の吸気
及び排気共に流れない箇所に配置している。
以上説明してきた電気掃除機内の風の流れについて説明
する。吸込気流は塵埃と共にホース差込口より集塵室8
に流入し、集塵フィルター5で塵15 埃を濾過したあとフィルターケース58のミクロフィル
タ33を通過し、ブラシレス電動送風機7内に入いる。
する。吸込気流は塵埃と共にホース差込口より集塵室8
に流入し、集塵フィルター5で塵15 埃を濾過したあとフィルターケース58のミクロフィル
タ33を通過し、ブラシレス電動送風機7内に入いる。
ミクロフィルタ33を通過することによって、0.3μ
m程度の微細塵が99%以上取除かれた状態で、ブラシ
レス電動送風機7内に入いる。ブラシレス電動送風機7
から排出された気流は尾管38を通ったのち、電動送風
機室8内に人いる。ここで、内貼した吸音材18により
減音された後、排気ダクト室19へ導かれる。排気ダク
ト室19内では室内リブ61に沿って下ケース3上を回
り、中間排気口24より車輪台4の分散排気室30へ流
入する。分散排気室3oからは、下ケース3と車輪台4
との空間に添って外周に設けた排気口より外部へ排出さ
れる。
m程度の微細塵が99%以上取除かれた状態で、ブラシ
レス電動送風機7内に入いる。ブラシレス電動送風機7
から排出された気流は尾管38を通ったのち、電動送風
機室8内に人いる。ここで、内貼した吸音材18により
減音された後、排気ダクト室19へ導かれる。排気ダク
ト室19内では室内リブ61に沿って下ケース3上を回
り、中間排気口24より車輪台4の分散排気室30へ流
入する。分散排気室3oからは、下ケース3と車輪台4
との空間に添って外周に設けた排気口より外部へ排出さ
れる。
本実施例によれば、ブラシレス電動送風機7の吸気側に
ミクロフィルタ33を配置したので、ブラシレス電動送
風機7内の精密なセンシングを行なう必要がある位置検
出部4oへの微細塵の侵入がなく、位置検出部40の微
細塵侵入による位置検出誤動作を排除できる共に、これ
をブラシレス16 電動送風機7の排気風で安心して冷却できるという大き
な効果がある。また従来のブラシタイプの電動送風機と
異なり、カーボンブラシが無いため、ブラシレス電動送
風機7の排気側にミクロフィルタ33に相当するフィル
タを配置する必要が無く、従来必要であったこの部分の
スペースを省くことができ,本体の小形化を図ることが
できる効果がある。
ミクロフィルタ33を配置したので、ブラシレス電動送
風機7内の精密なセンシングを行なう必要がある位置検
出部4oへの微細塵の侵入がなく、位置検出部40の微
細塵侵入による位置検出誤動作を排除できる共に、これ
をブラシレス16 電動送風機7の排気風で安心して冷却できるという大き
な効果がある。また従来のブラシタイプの電動送風機と
異なり、カーボンブラシが無いため、ブラシレス電動送
風機7の排気側にミクロフィルタ33に相当するフィル
タを配置する必要が無く、従来必要であったこの部分の
スペースを省くことができ,本体の小形化を図ることが
できる効果がある。
また、ミクロフィルタ33を、集塵フィルタ5を収納す
るフィルターケース58と一体に構威しているので、別
途集塵フィルタ5のための二次フィルタを設ける必要が
なく、集塵室9の小形化が図れミクロフィルタ33を安
価に構或できる効果がある。
るフィルターケース58と一体に構威しているので、別
途集塵フィルタ5のための二次フィルタを設ける必要が
なく、集塵室9の小形化が図れミクロフィルタ33を安
価に構或できる効果がある。
さらに、ミクロフィルタ33はブラシレス電動送風機7
と間げきをもってブラシレス電動送風機7の軸線方向と
略直角に配置しているので、ブラシレス電動送風機7か
ら集塵室9に向かって放射するファン騒音に対し、ミク
ロフィルタ33を音波が通過することにより整流され、
騒音レベルが17ー 低下する。これにより集癲室からの透過音を低減できる
だけでなく、集塵室からホース,延長管を通って吸口か
ら出る騒音自体も低減できるという大きな効果がある。
と間げきをもってブラシレス電動送風機7の軸線方向と
略直角に配置しているので、ブラシレス電動送風機7か
ら集塵室9に向かって放射するファン騒音に対し、ミク
ロフィルタ33を音波が通過することにより整流され、
騒音レベルが17ー 低下する。これにより集癲室からの透過音を低減できる
だけでなく、集塵室からホース,延長管を通って吸口か
ら出る騒音自体も低減できるという大きな効果がある。
以上述べてきたように本発明によれば、ブラシレス電動
送風機内の位置検出部に微細塵が侵入することがないの
で、位置検出の誤動作を防ぐことができると共に、位置
検出部の冷却を新たな冷却機構を設けなくてもブラシレ
ス電動送風機の排気にて容易に行なえるという大きな効
果があり、ブラシレス電動送風機の長寿令化が図れる。
送風機内の位置検出部に微細塵が侵入することがないの
で、位置検出の誤動作を防ぐことができると共に、位置
検出部の冷却を新たな冷却機構を設けなくてもブラシレ
ス電動送風機の排気にて容易に行なえるという大きな効
果があり、ブラシレス電動送風機の長寿令化が図れる。
また、従来のブラシタイプの電動送風機使用の場合に必
要であった、電動送風機の排気側のミクロフィルタ用ス
ペースを省くことができ,小形化できると共にさらに集
塵フィルタを収納する二次フィルタとなるフィルターケ
ースと一体に構成しているので,集塵室の構造を簡素化
を図れるので、構造全体を安価に構或できるという効果
がある。
要であった、電動送風機の排気側のミクロフィルタ用ス
ペースを省くことができ,小形化できると共にさらに集
塵フィルタを収納する二次フィルタとなるフィルターケ
ースと一体に構成しているので,集塵室の構造を簡素化
を図れるので、構造全体を安価に構或できるという効果
がある。
さらに、ブラシレス電動送風機から集塵室に向18
かつて放射される騒音について、ミクロフィルタを音波
が通過することにより整流され、騒音レベルを低減でき
るという,多大な効果をも合せもっているものである。
が通過することにより整流され、騒音レベルを低減でき
るという,多大な効果をも合せもっているものである。
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は第
1図においてP方向から見た場合の断面図,第3図は第
l図においてQ方向から見た場合の断面図,第4図は全
体回路図,第5図は第1図においてR方向から見たミク
ロフィルタの拡大図である。
1図においてP方向から見た場合の断面図,第3図は第
l図においてQ方向から見た場合の断面図,第4図は全
体回路図,第5図は第1図においてR方向から見たミク
ロフィルタの拡大図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、内部に集塵室、インバータ駆動によるブラシレス電
動送風機を持つ電動送風機室、インバータ回路及びブラ
シレス電動送風機の回転数制御回路より成る掃除機本体
において、0.3μm程度の塵埃を99%以上捕集でき
るミクロフィルタをブラシレス電動送風機の吸気側に設
けたことを特徴とする電気掃除機。 2、特許請求の範囲第1項において、ミクロフィルタは
ブラシレス電動送風機と間げきを持つてブラシレス電動
送風機の軸線に対し、略直交するように配置したことを
特徴とする電気掃除機。 3、特許請求の範囲第1項において、ミクロフィルタと
同程度の性能のフィルタを電動送風機の排気側に設けな
いことを特徴とする電気掃除機。 4、特許請求の範囲第1項において、電動送風機のロー
タ回転数を検知する位置検出部を、電動送風機の排気風
により冷却したことを特徴とする電気掃除機。 5、特許請求の範囲第1項において、袋状の集塵フィル
ターを1次フィルター、ミクロフィルタを2次フィルタ
として、前記ミクロフィルタを前記集塵フィルターを収
納するフィルターケースに一体的に形成したことを特徴
とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30771289A JP2966450B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30771289A JP2966450B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03168115A true JPH03168115A (ja) | 1991-07-19 |
JP2966450B2 JP2966450B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=17972331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30771289A Expired - Fee Related JP2966450B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2966450B2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-29 JP JP30771289A patent/JP2966450B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2966450B2 (ja) | 1999-10-25 |
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