JPH03168039A - 食品加工用の作業台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は、食品加二［作業を行う食品加工用の作業台に
関する。

従来の技術 食肉や鮮魚等の食品の加工作業を行うにあたり従来では
、空調設備にて冷却されｔこ状態の空間内に単なる作業
台を配設して、冷却された空間内において作業者が食品
の加工作業を行うことが一般的であった。

一方、半導体の製造や細菌の飼育等に利用され清浄度の
高い空間を形成するクリーンペンチと称される作業空間
を提供するものとして、特開昭６＋−２０５７４１号公
報がある。この公報にあっては、フィルタ及び空気吹き
ｔどし口が取りつけられた天井板と、作業機器が載置さ
れる底板と、開放自在の前面板と、他の部分を被うパネ
ルとにより囲まれた作業空間と、外部空気を吸引してフ
ィルタに圧送する送風機とを備え、フィルタを通過した
清浄空気が前面の開放部から排出される気流により前記
作業空間内を清浄に保つクリーンベンチにおいて、前記
底板の後方部に前記清浄空気の一部を下方に排出する開
口部が形成されたものが開示さ和ている。

発明が解決しようとする課題 前記作業台を冷却された空間内に配設し、この空間に全
身を晒した状態で食品の加工作業を行う場合、作業者の
健康を考慮して通常１５゜Ｃ〜ｌ８゜Ｃ程度の温度に室
内を維持していｔ（が、この温度帯は食品の鮮度を保持
できる５゜Ｃ程度の温度から大幅に上回っており、食品
の加工時において食品に傷みが発生しｔこ。逆に食品の
鮮度を保持すべく５゜Ｃ程度の温度に室内を維持すると
、この室内に入り全身に冷気を浴びる作業者は、耐寒用
作業服を身につけて作業を行ったり、作業時間を制限す
るなどして健康を害することのないように努めなければ
ならなかったが、この健康上の理由から就業率の低下及
び賃金の上昇を招くこととなっていた。

また、空間内自体を清潔に維持する点では、何ら考慮さ
れたものではなく、食品衛生上あまり好ましいものとは
言えない問題があった。

一方、前記公報に示すクリーンベンチを食品作業用に利
用した場合、まず食品の加工ができるように構成されｔ
こものではないｔこめ、食品の加丁］二必ず発生する肉
汁ヤ溶解水及び内臓等の残滓やドリップ処理に関する対
応が取４］ていない。このｔこめ、クリーンベンチ自体
の持１持性を自効に利用できず、実用上使用できない問
題があっｔこ。

まｔこ、両技術ともに生鮮食品から発生する臭いに対し
てその発生を抑制するように溝威されていなか１た。

そζ−で本発明では、食肉の加上作業を行うにあたり、
作業者の金ｆＦには冶却３・ユ貝が直侘当らないように
するとともに、食品から発生する残滓やドリップの処理
が行えるようにしｔこ食品加【川の作業台を提供するも
のである。

〔発明の構成〕

課題を解決するｔこめの手段 本発明の食品加］Ｌ用の作業むは、前面が開口された食
品加上作業を行うための作業空間を有する断熱壁と、作
業空間を画成し且つ断熱壁との間に冷気通路を形成する
区画壁及び食品載置壁と、断熱壁の外周に保謹用空気通
路を形成する外壁と、冷気通路に配設される冷却器　送
風装置　エアフィルタ及び整流装置とを備え、食品載置
壁には多数の孔を形成し、断熱壁の底壁には外壁を貫通
して外部に導出される排水装置を設け、作業空間の上面
に位置する整流装置から食品載置壁に形成された孔へ向
けて冷気流を流して或るものである、作用 食品載置壁に多数の孔が形成されているため、この孔が
整流装置から吹き出される冷気の吸込口として作用する
ことに加え、載置される食品の加工上発生する残滓やド
リップの排出口として作用する。そして、この残滓やド
リップは排水装置により食品加工用の作業台外部に排出
される。

また作業空間には冷気流を形成しているｔζめ、作業空
間のみが冷却されることとなり、作業台の周囲を食品加
工に適した低い温度に維持する必要はなくなる。

実施例 以下本発明の実施例について図面を参照して説明する。

５ ｌは前面が開口されｔこ食品加工作業を行うための作業
空間Ｋを有する断熱壁２と、前記作業空間Ｋを画威し、
且つ、断熱壁２との間に冷気通路Ｒを形成する区画壁３
及び食品載置壁４と、前記断熱壁２の外周に保護用空気
通路ＨＲを形成する外壁５と、前記冷気通路Ｒに配設さ
れる冷却器ｌ１送風装置１２　　エア−フィルタ１３・
照明装置１４及び整流装置１５と、圧縮機等の機械部品
を収納する機械室６とを備えｔζ食品加工用の作業台で
ある。

断熱壁２は、天壁２Ａ　底壁２Ｂ　背壁２Ｃ前壁２Ｄ及
び開口２Ｋを右し、左右側壁（図示せず）は作業台ｌの
連結に応して着脱できるようになっている。また断熱壁
２の底壁２Ｂには、外壁５を貫通して作業台１の外部に
導出される排水装置２０を設けてあり、さらに冷却器１
１における冷媒出口側の配管１１Ｂを埋設している。

区画壁３は、断熱壁２の背壁２Ｃに対向して配設され前
壁２Ｄとの間にエアフィルタ１３・照明装置１４及び整
流装置１５を配設している。この整流装置ｌ５は、作業
空間Ｋの上面奥行き方向全体にわた６ り配設している。

食品載置壁４には、全面にわｔこって多数の孔２１を形
戒しており、区画壁３及ぴ断熱壁２の底壁２Ｂに対して
それぞれ取り外し可能に支持させている。

外壁５は、断熱壁２の外周に間隔を存して配設されてお
り、天壁５Ａ・底壁５Ｂ　背壁５Ｃ　前壁５Ｄ及び左右
側壁（図示せず〉からなる。そして、この外壁５と断熱
壁２とで保護用空気通路ＨＲを形戒するものであり、こ
の通路ＨＲ内には、外気を取り込み開口２Ｋの前面に保
護用空気流を形成させる空気循環用の送風装置３１を配
設している。

以上の構成によれば、冷気通路Ｒにあって、送風装置１
２を作動させることにより、食品載置壁４に形成しｔこ
孔２ｌから空気を吸い込み、冷却器１１により熱交換し
てエアフィルタ１３で清浄空気とし、整流装置１５から
食品載置壁４に形成されｊｃ孔２１へ向けて冷気流を流
して作業空間Ｋ内に均一に吹き出し、作業空間Ｋ及び食
品載置壁４上に載置され７ ｔこ加工食品を冷却する。このとき、作業空間Ｋ内に吹
き出される空気流の風速Ａを０．　５ｍ／Ｓ程度の微風
にしておく。まｔｃ、保護用空気通路ＨＲにおける開［
１２Ｋの前面を流れる空気流の風速Ｂは、風速Ａより３
倍程度速い１　．　５ｍ／ｓ程度のものにし、エアーカ
ーデンとして作用させて，作業空間Ｋ内に外気が流入し
に＜＜シ、作業空間Ｋ内の温度を５゜Ｃ程度の低温に維
持するようにしている。さらにこの作業台ｌによれば、
作業字間Ｋｔどけに玲気流を流すようにしているため、
必要な部分だけを冷却することとなり、作業台１を配置
する空間Ｉ〕内の空調温度を作業者が快適に感じる温度
（例えば２０〜２３゜Ｃ程度）に設定することが町能と
なる。そして、作業者はこの作業空間Ｋ内に全身を晒す
ことはむく力口−１二ｆ１業がＦｉえるｔこめ、従来ｊ
１ミじていｔζ作業能率の他十及び健康を害する等の不
具合は解消できる。

尚、食品載置壁４上に載置される食品即ち食肉や鮮魚等
からの臭いを抑制するｔ（めには、できるだけ低温に維
持する方が良い。このｔこめ、食品か８ ら垂れる汁や内臓が食品載置９４の孔２１を経て底壁２
Ｂ上に落下しても、底壁２Ｂに埋設しｆｃ配管ＪＩＢが
この底壁周囲の空気を冷却していることから、底壁周囲
を５゜Ｃ以下に押さえることができ、臭いの発生を抑制
することができる。

また、食品載置壁４に多数形成し，ｔこ孔２１は、整流
装置ｌ５から吹き出される冷気の吸込Ｌ］として作用す
ることに加え、載置される食品の加工上発生ずる残滓や
ドリップの排出口として作用し、断熱壁２の底壁２Ｂに
は排水装置２０を配設していることから、底壁２Ｂ上に
落下した残滓やドリップを食品加］一用の作業合１の外
部に排出することができる，このとき食品載Ｍ壁４を外
して給水装置等にて底壁２Ｂ上に水を流して残滓やドリ
ップの清掃作業を行うこともできる。

〔発明の効果〕

以上詳述したように本発明によれば、冷気通路にあって
、送風装置を作動させることにより、食品載置壁に形成
した孔から空気を吸い込み、冷却器により熱交換してエ
アフィルタで清浄空気とし９ て、整流装置から食品載置壁に形成された孔へ同けて冷
気流を流して、作業空間及び食品載置壁上に載置されｔ
（加工食品を冷却することができる。

まｔこ、保護用空気通路における開口の前面を流れる空
気流を形戒したことにより、作業空間内に外気を流入し
にくくすることができ、作業空間内の温度上昇を抑制す
ることができる。

さらにこの作業台によれば、作業空間だけに冷気流を流
すようにしているため、必要な部分だけを冷却すること
となり、作業台を配置する空間内の空調温度を作業者が
快適に感じる温度に設定することが可能となる。そして
、作業者はこの作業空間内に全身を晒すことはなく加工
作業が行えるため、従来生じていた作業能牛の低下及び
健康をＺ゜ずる等の不具合はＭ／Ｉ！　？ｌ’ｌできる
。

また、食品載置壁に多数形成した孔は、整流装置から吹
き出される冷気の眼込［１として作用することに加え、
載置される食品の加工−１二発生する残滓やドリップの
排出口として作用し、断熱壁の底壁には排水装置を配設
していることから、底壁土１０ に落下しｌこ残滓やドリップを作業台の外部に排出する
ことができる。このとき食品載置壁を外して給水装置等
にて底壁土に水を流し，て、前述の残滓やドリップの清
掃作業を行うこともできる。

【図面の簡単な説明】

各図は本発明の作業台の−実施例を示し、第１図は作業
台の断面図、第２図は作業台の食品載置壁周囲を示す概
略斜視図、第３図は作業台を配置する空間の断面図であ
る。 ｌ−・一食品加工用の作業台、　２・断熱壁、　２Ｂ・
底壁、　２Ｋ・・開口、　３・・区画壁、　４・食品載
置壁、　５・・・外壁、　１１−・冷却器、　１２・送
風装置、　１３−エアフィルタ、　１５−・整流装置、
２０　　排水装置、　２１・孔、　Ｉ−Ｉ　Ｒ一保護川
空気通路、　Ｋ・作業空間、　Ｒ一冷気通路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、前面が開口された食品加工作業を行うための作業空
   間を有する断熱壁と、前記作業空間を画成し１つ前記断
   熱壁との間に冷気通路を形成する区画壁及び食品載置壁
   と、前記断熱壁の外周に保護用空気通路を形成する外壁
   と、前記冷気通路に配設される冷却器・送風装置・エア
   フィルタ及び整流装置とを備え、前記食品載置壁には多
   数の孔を形成し、前記断熱壁の底壁には前記外壁を貫通
   して外部に導出される排水装置を設け、前記作業空間の
   上面に位置する前記整流装置から食品載置壁に形成され
   た孔へ向けて冷気流を流して成る食品加工用の作業台。