JPH0316802A - 滑り止めシート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、凍結路面、雨雪路面等の走行に際し、車輌タ
イヤ等の接地面に貼着して使用する滑り止めシートに関
する。

従来の技術 従来のこの種、滑り止め手段としては、特開昭６３−３
０１　１　１　１号公報に開示されているように、可撓
性シート表面を平坦に形成して、この平坦表面に直接摩
擦相を何着した車輌タイヤにおりる滑り止めシートか知
られている。

発明力桶♀決しようとする問題点 上述した従来の滑り止めシートによれば、平坦なシート
表面に摩擦材を単に付着したものであるから、摩擦作用
が減殺され、従って所期のスリップ止め目的を有効に達
成できず、耐用寿命が短い欠点があった。

本発明は上記問題に鑑みスリップ止め効果と削用寿命に
優れた滑り止めシー１・を提供するものである。

問題点を解決するための手段 而して、本発明の車輌タイヤにおりる滑り止めシートは
、可撓性シートの表面に周壁で囲まれた有底孔を形成し
、該有底孔内に摩擦材を保持さセて剛性の犬なるトレッ
ド主体を形成すると共に、このトレッド主体の周壁に一
端部を連設し、他端を自由端とした溝を介して分割され
た柔軟性を有するトレッド片を形成したものである。

作用 本発明に係る滑り止めシートは、周壁で囲まれた有底孔
内（トレッド主体）に同摩擦材を確実に保有して良好な
摩擦効果（スパイク効果）を発揮体６と、このトレッド
主体６の周壁３に一端部を連設し、他端部な自由端とし
た溝７を介して分割したトレッド片８とより構威されて
いる。該トレッド片８はトレッド主体１を中心に放射状
、好ましくはタイヤ１４の回転方向に交叉する方向と、
回転方向とに放射状に配する。

又上記トレッド２は可撓性シート１の端部側のトレッド
２が低く、中央部側のトレッド２が漸次高くなるように
段差９を存して形成し、これによって走行時における可
撓性シート１のまくれを防止する。又上記有底孔４の内
底面から上記摩周剤５との結合面積を犬にするため凸起
１６を有底孔中央部に突設する。又上記可撓性シート１
の両端部には、末端へ向け漸次小巾とした導入端部１０
を形威し、この導入端部１０の表面には上記トレッド２
を形成せず、該トレッドレスとした導入端部１０によっ
て走行時における可撓性シート１のまくれ防止効果を向
上する。

１２は上記）レッ：・２中、最も低いトレッド２より低
い［２り［限界レベル指示用士起て．　ｉ−．．．　（
Ｑ　１しながら、該剛性の高いトレッド主体の周壁から
延びるトレッド片が該１〜レッ１〜主体を支えとして、
その先端側において分割溝を介し良好に変形し−１二記
スリップ止め効果を増長し、所期の性能をイｊ効に発揮
することができる。

又摩擦制を保有せるトＩノット主体による滑り止め作用
と、トレッド片による滑り止め作用とが相依って、優れ
たタイヤの駆動力、制動力、旋回力が得られ、安定走行
に寄与することができる。

実施例 り下本発明の機構な一実施例として示した図面に基いて
説明する。

図において１は可撓性を有ずるゴム製又はプラスチック
製のシートであって、この可撓性シート１の表面にはそ
の全面に網目状等のリブ１１を形成ずると共に、−複数
のトレッド２を一定のバタンで形成する。このトレッド
２は上記可撓性シ１−　１の表面より高い周壁３で囲ま
れた有底孔４内に接着剤にて凝結した摩擦粒子群より成
る摩擦制５を充填して形成した剛性の高いトレッド主一
＼ル指示用突起１２は可撓性シート１の縁郎等、上記１
・レッド２の近傍に突威されている。

又可撓性シート１の表面を横断して薄肉線状の切断指示
線１３を形成し、滑り止めシートを該切断指示線１３に
より分割して靴底等に貼付し転用できるＪ：うにする。

尚、図示しないが、上記可撓性シート１の裏面には、保
護テープで被覆された接着層を形成する，：とができ−
る。

上述のように構成された可撓性シート１を、その可撓性
を利用してタイヤ１４の接地面１５に順応させつつ、接
着剤を介して貼付し、走行使用に供すろ。

発明の効果 上記の如く車輌タイヤに貼付して、凍結路面、雨雪路面
等を走行すると、周壁で囲まれた有底孔内に摩擦材を保
持させた剛性の高いトレッド主体が圧縮されて、摩擦材
が露出して路面に喰い付き、α好なスパイク機能を発揮
すると同時に、ト１ノッ［ノ１か剛↑′１の高い上記］
・１ノッド主体を支えとしてその自由端側か分割溝を介
して良好に変形し、スリップ止め効果を助長する。

又タイヤの回転方向に交叉するように配されたトレッド
片が、第５図に示すように走行方向に対して八字形に弾
性変形され、この結果タイヤの回転に対し有効な抵抗体
として作用し、摩擦材を保有せるトレッド主体と協働し
て高制動力を発揮し、従って凍結路面、雨雪路面等の走
行を安定なものとする。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の滑り止めシートの一実施例を示し、第１
図は滑り止めシートの平面図、第２図は第１図Ａ−Ａ線
断面図、第３図は第１図Ｂ−Ｂ線断面図、第４図は滑り
止めシートをタイヤに貼付した状態の斜視図、第５図は
走行時におけるトレッド片の路面接地時の弾性変形を示
す説明図である。 １・・・可撓性シート、２・・・トレッド、３・・・周
壁、４・・・有底孔、５・・・摩擦材、６・・・トレッ
ド主体、７・・・分割溝、８・・・トレッド片、９・・
・トレッドの段差、１０・・・導入端部、１１・・・リ
ブ、１２・・・摩耗限界レヘル指示用突起、１３・・・
切断指示線、１４・・・タイヤ、１５・・・タイヤの接
地面、１６・・凸起。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）可撓性シートの表面に、該表面より高い周壁で囲
   まれた有底孔内に摩擦材を保有させたトレッド主体を形
   成すると共に、このトレッド主体の周壁に一端部を連設
   し、他端部を自由端とした溝を介して分割されたトレッ
   ド片を形成したことを特徴とする滑り止めシート。
2. （２）トレッドは可撓性シートの端部側において低く、
   中央部側に行くに従って漸次高くなるように段差を存し
   て形成されていることを特徴とする請求項１記載の滑り
   止めシート。
3. （３）可撓性シートの両端部は漸次小巾となるように形
   成されていると共に、トレッドレスであることを特徴と
   する請求項１記載の滑り止めシート。
4. （４）可撓性シートの表面にはトレッドより低いトレッ
   ドの摩耗限界レベルを示すレベル指示用突起が形成され
   ていることを特徴とする請求項１記載の滑り止めシート
   。
5. （５）可撓性シートの表面には、該可撓性シートを分断
   するための切断指示線が形成されていることを特徴とす
   る請求項１記載の滑り止めシート。
6. （６）可撓性シートの表面には網目状のリブが形成され
   ていることを特徴とする請求項１記載の滑り止めシート
   。