JPH03167972A - フイルム鑑賞装置 - Google Patents

フイルム鑑賞装置

Info

Publication number
JPH03167972A
JPH03167972A JP1306619A JP30661989A JPH03167972A JP H03167972 A JPH03167972 A JP H03167972A JP 1306619 A JP1306619 A JP 1306619A JP 30661989 A JP30661989 A JP 30661989A JP H03167972 A JPH03167972 A JP H03167972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
cartridge
image
video signal
control means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1306619A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuro Goto
哲朗 後藤
Yoshio Matsuzawa
松沢 由雄
Kazuyuki Kazami
一之 風見
Akira Ezawa
朗 江沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP1306619A priority Critical patent/JPH03167972A/ja
Publication of JPH03167972A publication Critical patent/JPH03167972A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は銀塩フィルム上に記録された画像をテレビ画
面でモニタするフィルム鑑賞装置に関し、特に常に正し
い映像姿勢の画像をテレビ画面に映し出すようにしたフ
ィルム鑑賞装置に関する。
「従来の技術] 従来、カメラで撮影された銀塩フィルム(以下フィルム
という)の映像をテレビ画面で鑑賞するフィルム鑑賞装
置が考案されている。
以下、このような従来技術に基づき発明者が考えたフィ
ルム鑑賞装置の構造、動作、およびフィルム鑑賞装置で
使用するフィルムの形態などについて説明する。
第15図は一般的なカメラを示す斜視図である。カメラ
■は裏蓋を開いた状態で示されており、被写体の映像は
アパーチャ4に投影されるようになっている。フィルム
パトローネ〈以下バトローネという)2はその開口部か
ら引き出されたフィルム3とともに、矢印のようにカメ
ラ1に収納・され、アパーチャ4の映像がフィルム3の
指定領域に記録されるようになっている。
第16図は上述したカメラによって撮影を行う状態を示
す斜視図である。文字Gを被写体5とすると、図示する
ように被写体5の上下左右が反転した画像がカメラ■の
アパーチャ4に投影される。したがって、フィルム3に
も図示したように上下左右の反転した画像が駒6として
記録される。駒6の次には駒7として上述と同様に撮影
した文字Kが記録されている。このように記録されたフ
ィルム3は現像処理がなされた後、カートリッジ8′ 
(公知ではない)に収納される。このカートリッジ8゛
に対するフィルム3の収納形態は撮影時のフィルム3の
位置と同様な関係になるように定められているものとす
る。このため、カートリッジ8′のアパーチャ9から見
えるフィルム3に記録されている映像は駒6と同姿勢と
なる.以下、このようなものをA姿勢のカートリッジと
いう。
第17図は上記カートリッジ8゜をモニタするフィルム
鑑賞装置の斜視図である。フィルム鑑賞装置25゜ (
公知ではない〉にはその前面パネルにカートリッジ8′
を挿入するスロット26、カートリッジ8゛を取り出す
際に操作するイジェクトボタン27、電源スイッチ28
、カートリッジ8′に収納されているフィルムの駒の送
り戻しを行うための巻戻しボタン29,巻上げボタン3
0が設けられている。
第18図は上記フィルム鑑賞装置25′の内部構造(公
知ではない)を示す斜視図である。力一トリッジ8′の
上方には、照明光源である蛍光灯35および蛍光灯35
の下部に配置された拡散板36が設けられている。拡散
板36によって蛍光灯35からの照明光が均一に拡散さ
れるようになっている。さらに、反射ミラー38、光学
レンズ系39、および撮像素子40が設けられている。
フィルムの巻上げ,巻戻しはモータ42.43によって
行われる。カートリッジ8゛のフィルムの駒は反射ミラ
ー38および光学レンズ系39を介して撮像素子40に
撮像され、このように撮像された画像はテレビ74に映
し出されるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上述したフィルム鑑賞装置では、フィルムに撮
影される画像姿勢が第16図で説明した場合と異なった
ときに正常な画像をモニタできないという欠点を生じる
。以下、これについて説明する。
第19図は第15図に示したカメラlと異なる光学系を
有するカメラの斜視図であり、フィルム3を横置きの状
態で撮影するため、パトローネ2を横位置にしてカメラ
10のスロット1lに装填するようになっている。した
がって、このカメラ10はコンパクトになり、撮影およ
び携帯に便利なものとなる。
第20図は上記カメラ10の内部構造を示す斜視図であ
り、第16図と同様に文字Gを被写体5とする。被写体
5の被写体光はレンズ15を経由しfS後、反射ミラー
16で下方に折り曲げられ、カメラ10の下部に配置さ
れているフィルム3上に投影される。被写体5の映像は
フィルム3上の駒l7に図示したように記録され、次の
駒l8には文字Kが同様に図示したように記録されてい
る。
上記駒17.18と第l6図に図示した駒6.7とを比
較して判るように、第19図のカメラIOによって撮影
した場合には、光学経路に反射ミラーl6が介在するこ
とによって同一の被写体を記録しても記録される映像の
姿勢が第■5図の力メラ1で記録した場合と異なる。
カートリッジ19(公知ではない)には現像処理した後
のフィルム3が装填されているが、アパーチャ20から
見える映像の姿勢は、被写体5の左右が反転した姿勢と
なる。これは第16図のA姿勢のカートリッジの場合と
比較して映像の上下が反転した姿勢となっていることが
判る。以下、このようなものをB姿勢のカートリ・1ジ
という。
すなわち、このようなカートリッジ1つを前述したフィ
ルム濫賞装置25゛に装填してテレビ74でモニタした
場合に映し出される映像は、上下か反転してしまう欠点
が生じる。
[課題を解決するための手段] このような課題を解決するため、この発明のフィルム鑑
賞装置は、フィルム自身またはこのフィルムを収納する
カートリッジに形成されたこのフィルムに記録されてい
る画像の映像姿勢に対応した識別情報を識別し、この識
別情報に応じた識別信号を出力する識別手段と、前記識
別手段から人力した識別情報に応じて、テレビ画面に正
立した映像姿勢を映すべく映像信号を制御する制御手段
とを有している。
また、前記制御手段は前記撮像手段のスキャン方向を変
えてテレビ画面に正立した映像姿勢を映すようにしてい
る。
[作用] フィルム自身またはこのフィルムを収納するカートリッ
ジに付与されたこのフィルム自身に記録されている映像
姿勢を判別する識別情報を識別手段から受け取った制御
手段は、この記識別情報に応じてテレビ画面に正立した
映像姿勢を映すべく映像信号を制御する。
[実施例] 次に、この発明について図面を参照して説明する 第1図はこの発明のフィルム鑑賞装置の一実施例を示す
内部構造の斜視図、第2図はフィルム鑑賞装置の斜視図
であり、それぞれ第18図、第17図と同一符号は相当
部分を示しその説明を省略する。
カートリッジ8がB姿勢のカートリッジの場合にはカー
トリッジ8の所定位置に判別手段2lが設けられている
が、カートリッジ8がA姿勢のカートリッジの場合には
、この判別手段21は設けられていない。この判別手段
21は導電性ラベルで形成されている。端子37は2つ
の接触子(図示せず〉を有しており、第1図には図示し
ない情報回路〈第3図の識別手段56〉に接続されてい
る。端子37が導電性の物体に接触して短絡したことは
この情報回路によって検出されるようになっている。ま
た、この端子37は挿入されたカートリッジ8の判別手
段2Lが存在する位置に接触するように設けられている
力−トリッジ8をフィルム鑑賞装置25に挿入すると、
カートリッジ8の所定位置に端子37が接触する。した
がって、カートリッジ8に導電性ラベルの判別千段21
が設けられていれば、端子37が短絡して装填されたカ
ートリッジ8はB姿勢のカートリッジであることが上記
図示しない情報回路によって検出され、判別手段21が
存在していなければ、端子37は短絡せず装填されたカ
ートリッジ8はA姿勢のカートリッジであることが情報
回路によって検出されるようになっている。すなわち、
判別千段21がないことは、力一トリッジがA姿勢であ
ることを示す1つの判別情報となっている。
第3図はフィルム鑑賞装置25の構成を示すブロック図
である。識別千段56はカートリッジ8における判別千
段2lの有無によってこのカートリッジ8がA姿勢のも
のかB姿勢のものかを識別してカートリッジのタイプに
対応した識別情報を制御手段58に出力する。制御手段
58はこの識別情報に基づいてビデオ信号制御手段57
を制御する。ビデオ制御手段57は撮像手段55(第1
図の撮像素子40)の動作制御および撮像手段55から
の映像信号の加工動作などを行う。撮像手段55から出
力された映像信号はビデオ信号制手段57を経由して表
示千段59(第1図のテレビ74)に至り、この表示手
段59によって映像を視認することが可能となる, 制御回路58からの指示によるビデオ信号制御回路57
の動作は次の方法がある。
■撮像手段55の被写体に対するi像スキャン方向をフ
ィルム記録されている画像の映像姿勢に応じて変え、正
立した映像姿勢の画像を得る方法、■撮像手段55の被
写体に対する撮像スキャン方向はフィルムに記録された
画像の映像姿勢に関わらず一定方向に決めておき、撮像
された映像信号の出力順序をカートリッジの種別に応じ
て変え、正立した映像姿勢の画像を得る方法。
次に、第4図(a) . (b)を参照して撮像手段5
5の被写体に対する撮像スキャン方向をカートリッジに
応じて可変とする方法による実施例を示す。
第4図(a)はフィルム鑑賞装置25に装填されたカー
トリッジ8に判別手段21がない場合、撮像手段55が
行うスキャン方向を示す動作図である。通常のカメラl
で撮影されたフィルム3上の映像は第16図(b)の駒
6に相当する映像,すなわち、姿勢Aの映像である。ま
た、第l図に示すように撮像素子40の位置決め凹部4
1が位置しているとする。このような基本的な位置状態
において、第4図(a)に示したような被写体像45に
対しては、起点47から矢印48のようにスキャンが開
始される。矢印48のように1本目のスキャンが行われ
ると、帰線49にて左端に戻り、2本目のスキャンを開
始する。以下同様なスキャンがなされる。
一方、第4図(b)はフィルム鑑賞装置25に装填され
たカートリッジ8に判別手段21がある場合、撮像手段
55が行うスキャン方向を示す動作図である。カメラ1
0で撮影されたフィルム3上の映像は第20図(b)の
駒17に相当する映像,すなわち、姿勢Bの映像である
。第4図(b)に示した被写体像46は図示したように
上下反転であるため、まず起点50を画面左下に設定す
る。そして、矢印51のように1本目のスキャンを行い
終了すると、帰線52をたどって2本目のスキャンが開
始される。以下同様なスキャンがなされる。
このようにフィルム3上の映像の姿勢に応じてスキャン
方向を変えることにより、フィルム上では異なる被写体
姿勢であってもテレビ画面上では正立した映像を鑑賞す
ることができる、第5図はフィルム鑑賞装置25の回路
ブロック図である。
マイクロコンピュータ(以下CPU)75を中心とし,
各種センサ、アクチュエータがインターフェース回路を
介して接続されている。モータ80はカートリッジをフ
ィルム鑑賞装置25から出し入れする際にドライバ81
によって駆動されるようになっており、挿入動作はカー
トリッジ8がスロット26に差し込まれたことが検出さ
れたとき、送出動作はイジエクトボタン27が押された
ときに実行される。
モータ43はドライバ82にて駆動され、カートリッジ
内のフィルム3の巻上げを行う。モータ42はドライバ
83にて駆動され、フィルム3の巻戻しを行う。巻上げ
、巻戻しの指令は巻上げボタン30、巻戻しボタン29
にて行われる。
撮像回路CCD40はプロセス回路88によって駆動さ
れるとともに、撮像素子40からの映像信号はプロセス
回路88に伝達される。
プロセス回路88を経た映像信号は、更にエンコーダ回
路89にてビデオ信号化され、表示回路90(第3図の
表示手段59〉,すなわち、テレビなどに送出される。
また、エンコーダ回路89からの映像信号はドライバ8
4を介して磁気ディスク91に格納することもできる。
なお、ドライバ85、86によって駆動されるソレノイ
ド92、93の作用は後述する。
ドライバ87は蛍光灯35を必要なタイミングで点灯さ
せる。必要なタイミングとは、例えば、カートリッジが
挿入され、さらにフィルムが所定の位置に送られて、撮
像してもよい時である。むだな電流を消費しないために
上記以外の時間には消灯させたほうが望ましい。さらに
、撮像回路の準備動作が整っていない場合にも、蛍光灯
35は消灯状態であるべきである。
情報回路37A(第3図の識別手段56〉は、端子37
の状態.すなわち,カートリッジに判別千段2lが存在
しているために端子37がこの判別手段2lに接触して
短絡状態となっているか、カートリッジに判別手段2l
が存在していないために端子37が開放状態となってい
るかを検出してこの2種類の状態に対応した検出信号を
出力するようになっている。
また、フィルム3自体に付与されている情報を検出する
回路は検出回路94で表されるが、その詳細は後述する
第6図は第5図の動作の一例を示すフローチャートであ
る。
まず、情報回路37Aを作動させ、判別端子37の状況
を人力しくステップSLL判別手段2lの有無を判断し
(ステップS2)、判別手段2lが無い場合,すなわち
、Aタイプのカートリッジが挿入されている場合には、
ステップS7で、プロセス回路88の作動を第2の作動
状態に設定する。ここで、第2の状態とは第4図(b)
の動作を実行する状態を示す。ステップS2で判別手段
2lがないと判断された場合には、ステップS3でプロ
セス回路88を第lの作動状態に設定する.ここで、第
1の作動状態とは第4図(a)の作動状態を意味してい
る。
以上の設定が終了すると、CCD40が前述第4図(a
)または(b)の方法で駆動されて正立した被写体像を
得て、その映像信号をプロセス回路88に伝達しくステ
ップS4〉、プロセス回路88からの映像信号がエンコ
ーダ回路89に伝達され(ステップS5)、エンコーダ
回路89からのビデオ信号が表示回路90に送られてテ
レビに映像が映し出され(ステップS6)、一連の動作
を終了する。
次に、第3図で説明した後者の方法を説明する。この場
合、カートリッジの種別に関わらず撮像スキャン方向は
一定に行う。A姿勢のカートリッジの場合には撮像した
映像信号をそのまま直接表示させるが、画像の映像姿勢
の変換を要するB姿勢のカートリッジの場合にはいった
ん撮像した画像の映像姿勢を正立した映像姿勢に変換し
て磁気ディスクに格納しておき、格納したビデオ信号を
表示するようにしたものである。
この場合の動作の一例を示すフローチャートを第7図を
参照して説明する。
まず、情報回路37Aを作動させて(ステップS12〉
、カートリッジの判別手段の有無を検出する種類を判定
する(ステップ313)。ここで、A姿勢のカートリ・
ソジであ,ることか確認された場合には、ステップS2
0に移行し、エンコーダ回路89の作動モードを第1の
モードに設定する。ここで、第1のモードとはプロセス
回路88から入力する映像信号の信号順序を変更しない
で表示回路90に出力するモードのことをいう。これに
続くステップ321〜323はそれぞれ第6図のステッ
プ84〜S6と同一であるため、その説明を省略する。
このように、A姿勢のカートリッジの場合には特に信号
に加工を加えることなく処理される。
一方、ステップ313で判別手段21が付与されたB姿
勢のカートリッジであることが確認された場合には、ま
ずステップS14でエンコーダ回路を第2のモードに設
定する。ここで、第2のモードとは、エンコーダ回路8
9内部での処理が入力信号に対して信号順序の入れ替え
が行われるモードのことをいう。
次に、後述する磁気ディスク9lへの格納動作が終了し
たか否かを判別し〈ステップS15〉、終了していない
場合は、ステップS16,S17を実行するが、この2
つのステップは第6図のステップS4,S5と同じため
に詳細な説明を省略するが、エンコーダ回路8つにより
、画像の映像姿勢は正立の映像姿勢に変換されてドライ
バ84に伝達される。次に、エンコーダ回路89から出
力された映像信号はドライバ84を介して磁気ディスク
91にいったん格納される(ステップS18)。そして
、ステップSl3.314を経て再度ステップS15に
戻り、以上の格納動作が全ての駒に対して終了したか否
かを確認する。格納動作が終了していなければステップ
SL6に移行して格納動作を繰り返し、格納動作が終了
していればステップS19に移行し、ドライバ84を介
して磁気ディスク91に格納されている映像信号を読み
出し、表示回路90によりテレビに映像を映し出す。
第8図は第l図で構或図を示したフィルム鑑賞装置25
における挿入されたフィルムの平坦化を図る部分の構成
を示す断面図である。カートリ・ソジ8内には図示のよ
うにフィルム3が巻き付けられており、カートリッジ8
の開口部からフィルム3の駒が露出している。ここで、
フィルム3の露出部については、撮像の目的で平面性が
良好でなくてはならない。このため、この実施例では上
記フィルム3の露出部に相当する部分の可視光領域にお
いて透明な圧板で挟むように考慮した。第tの圧板15
0は、その上部にある蛍光灯35からの照明光を均一に
するため、その上部に光の拡散作用を行う構造が付与さ
れている。すなわち、いわゆるすりガラス状になるよう
に加工されている。第2の圧板151は、その下方にC
CD40が設けられているので、透明で平面性の良い素
材で構成されている。以上の構戒によってフィルム3の
撮像の際には圧板150,151によってフィルム3を
上下から挟み、平面性を保つようになっている。また、
これらの圧板150,151はフィルム3の巻上げ,巻
戻しの際、フィルム3に対する余分な負荷とならないよ
うに不用時にはフィルム3から待避するようにソレノイ
ド92.93で移動する構成になっている。第5図にお
けるドライバ85.86がこれら2つのソレノイド92
.93を駆動する。
第9図は以上に示してきたフィルム鑑賞装置をカートリ
ッジ8専用でなく、従来から使用されているいわゆるフ
ィルムストリップ使用にも対応させた場合の一例を示す
説明図である。フィルム鑑賞装置25”には側面にフィ
ルムストリップ用のスリット60が設けられている。フ
ィルムストリップ61は図示のように6駒の映像毎に切
断されているものであり、スリット60に差し込んで鑑
賞するようになっている。
第10図は以上説明したフィルム鑑賞装置25”におけ
るフィルム3の移動機構を示す詳細断面図である。この
第10図において、フィルムストリップ6lを図上左方
向からスリット60に差し込むと、このフィルムストリ
ップ6lは第lローラ62および第2ローラ63に突き
当たってそれ以上差し込めなくなる。ここで、巻上げボ
タン30を押すと、第l〜第4のローラ62〜65がフ
ィルムストリップ61をフィルム鑑賞装置25”内に引
き込むように矢印の方向に同時にそれぞれ回転する。こ
のとき、圧板150,151はフィルムストリップ6l
の進入路からは待避しているので、フィルムストリップ
61の移動に支障ない状態になっている。所望の駒位置
に達した時点で巻上げボタン30を離すと、その位置で
フィルムストリップ6lの移動は停止し、さらに圧板1
50,151が前述のソレノイド92.93(図示せず
〉で駆動され、フィルムストリップ6lを固定する。鑑
賞が終わりフィルムストリップ61を取り出したいとき
には、巻戻しボタン29を押せば、ローラ62〜65が
矢印と逆の方向にそれぞれ回転してフィルムストリップ
6lをスリット60から外部に排出する。ここでローラ
62,63の回転は巻戻しモータ42にて、さらにロー
ラ64,65の回転は巻上げモータ43にて行われる。
したがって、ローラ62〜65の回転中にはカートリッ
ジを挿入するスロット26の奥にある回転軸157,1
58も同方向に回転している。
なお、以上の構成では、カートリッジ8を使用している
場合のフィルムストリップ61の挿入禁止機構、および
フィルムストリップ61を使用している場合のカートリ
ッジ8の挿入禁止al楕については記述されていないが
、先に挿入されたカートリ・ソジ8またはフィルムスト
リップ61の一方を優先的に鑑賞することにすれば、公
知の技術で禁止機構を実現することは容易である。
第11図はフィルム3の各駒ごとに記録された情報を表
したものである。駒100には映像が記録され、その下
方には光学記録による情Htotが記録されている。
この実施例では情報記録の形式としてはバーコードによ
るものを示したが、例えば、フィルム3の撮影面の欄外
部分において、情報に対応したコード番号を写し込んだ
り、情報に対応した位置に所定の孔を形成したり種々の
方法が考えられる。
この情報101の読み取りは、第1図に示した発光素子
72と受光素子73による光学読み取り方式にて行われ
るものである。この読み収り動作は各駒ごとに単独に実
行されるのではなく、まず最初にカートリッジ挿入と同
時にフィルム3を最終駒まで巻上げなから各駒の記録情
報を読み取ってしまうようになっている。そして、この
読み取った記録情報をテレビ画面上に表示し、その表示
情報を基に鑑賞したい駒を選択できるようにしている。
このようなフィルム3が入ったカートリッジ8がフィル
ム鑑賞装置25に挿入された場合の動作を示すフローチ
ャートを第12図に示す。まず、ドライバ82を作動さ
せて巻上げ用モータ43を回転させ(ステップS31)
,発光素子72および受光素子73を有する検出回路9
4から得られるデータをCPU75内のメモリにいった
ん取り込む(ステップS32)。次に、CPU75内の
データをドライバ84を介して磁気ディスク91に記録
する(ステップS33〉。以上の動作は、フィルム3が
給送されて各駒に対応して記録されている情報101が
検出回路94の発光素子72と受光素子73との間を通
過する度に実行される。
そして、ステップS34では、以上の作動がフィルム3
の全駒に対して行われたか否かを確認する。全駒のデー
タ格納が完了すると、磁気ディスク91内の全情報をド
ライバ84を介して読み出し、エンコーダ回路89に伝
達しくステップS35)、エンコーダ回路89でビデオ
信号化されたデータを表示回路90に送り、テレビ画面
上に表示させる(ステップS36〉。
このときのテレビ画面上に表示されたデータ例を第13
図に示す。テレビ74の画面上には、L,2,3.4・
・・などの駒番号74aが最左列に表示されるとともに
、その右側に撮影したときの午月日、およびタイトノレ
などのデータ74bが表示されている。
カートリッジを挿入すると、上述したように、まず全駒
に関する情報が表示されるので、鑑賞したい映像を選択
する際の有益な情報源となる。すなわち、第13図に示
したデータの表示を見て、鑑賞したい画面の駒番号を適
当な方法で入力すると、希望の駒までフィルム3が給送
され、第13図の画面に代わって映像画面が表示される
ことになる。
第14図は第5図で述べた蛍光灯35の点灯、消灯の制
御動作を示すフローチャートである。この動作はフィル
ム給送中には不用な消費電流を削減する目的で蛍光灯3
5を制御するものである。
フィルムの巻上げ命令が発せられると、ドライバ87が
オフされて蛍光灯35が消灯し(ステップS41)、ド
ライバ82がオンされて巻上げ用のモータ43が作動を
開始する(ステップS42〉。所定の駒位置まで巻上げ
が行われたかが確認され、巻上げ動作が完了するまでス
テップS42の動作が行われ(ステップ343)、巻上
げ動作の完了が確認された場合はドライバ82をオフし
て巻上げ用のモータ43を停止する(ステップS44〉
。こうしてフィルム3が停止状態になると、ドライバ8
7をオンして蛍光灯35を点灯させる(ステップS45
〉。次に、第6図のステップ34〜S6と同様の動作ス
テ,ップS46〜S48を経てテレビ画面上に映像が映
し出される。
なお、蛍光灯35の点灯、消灯ルーチンは以上のように
巻上げ時のみでなく、フィルム挿入開始時や巻戻し時に
も同様にして実行されるのはいうまでもない。
なお、実施例においては、通常のカメラ1とそれと光学
系の異なるカメラ10とによる2種類のカートリッジの
識別を例としたが、更に種別が多くても同様の処理で実
現することが可能である。
また、フィルム上の被写体の識別をそのフィルムが装填
されているカートリッジ上に付与されたマークを持って
行う例としたが、これに限らずフィルムそのものにあっ
てもよい。例えば、フィルムの途中まではカメラ1に装
填して撮影し、続いてこのフィルムをカメラ10に入れ
替えて撮影を続ける場合には、フィルム自身の各駒の映
像姿勢に対応した判別情報を上記各駒に対応して記録し
ておけば、上述した実施例と同様の効果を得ることがで
きる。
また、以上の実施例では、カートリッジの種類は2種類
で説明したが、3種類以上あってもよい。この場合、判
別手段の有無だけでなく、コードなど3種類以上の判別
機能が必要となる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明のフィルム鑑賞装置によれば、フ
ィルム自身またはこのフィルムを収納するカートリッジ
に付与されたこのフィルム自身に記録されている映像姿
勢を判別する識別情報を識別手段から受け取った制御手
段は、この記識別情報に応じてテレビ画面に正立した映
像姿勢を映すべく映像信号を制御する。したがって、フ
ィルム上に記録された映像姿勢に関わりなく、常に正立
した映像姿勢をテレビ画面に映し出すことができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のフィルム鑑賞装置の一実施例を示す
内部構戒を示す斜視図、第2図はフィルム鑑賞装置を外
部から見た斜視図、第3図はフィルム鑑賞装置の構成を
示すブロック図、第4図(a) . (b>はスキャン
方向5を示す動作図、第5図はフィルム鑑賞装置の回路
ブロック図、第6図,第7図.第12図,第14図はフ
ィルム鑑賞装置の動作フローチャート、第8図はフィル
ム鑑賞装置の部分断面図、第9図はフィルム鑑賞装置に
フィルムストリップを挿入する場合の動作説明図、第1
0図はフィルム鑑賞装置のフィルム移動機構部分を示す
詳細断面図、第11図はフィルムを示す説明図、第l3
図はテレビ画面の表示例を示す説明図、第15図は一般
的なカメラの斜視図、第16図は一般的なカメラによる
撮影状態およびこのフィルムを収納する発明者が考えた
カートリッジを示す斜視図、第17図は従来のフィルム
鑑賞装置の斜視図、第18図はこのフィルム鑑賞装置の
内部構造を示す斜視図、第19図は他の光学系を有する
カメラの斜視図、第20図はこのカメラの内部構造およ
びフィルムを収納する発明者が考えたカートリッジを示
す斜視図である。 8・・一カートリッジ、21・・・判別手段、25・・
・フィルム鑑賞装置.

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルムに記録された画像を撮像手段で撮像して
    その画像の映像信号をテレビ画面に映し出すフィルム鑑
    賞装置において、 前記フィルム自身またはこのフィルムを収納するカート
    リッジに形成されたこのフィルムに記録されている画像
    の映像姿勢に対応した識別情報を識別し、この識別情報
    に応じた識別信号を出力する識別手段と、 前記識別手段から入力した識別情報に応じて、テレビ画
    面に正立した映像姿勢を映すべく映像信号を制御する制
    御手段と を有することを特徴とするフィルム鑑賞装置。
  2. (2)請求項1において、前記制御手段は前記撮像手段
    のスキャン方向を変えることを特徴とするフィルム鑑賞
    装置。
JP1306619A 1989-11-28 1989-11-28 フイルム鑑賞装置 Pending JPH03167972A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1306619A JPH03167972A (ja) 1989-11-28 1989-11-28 フイルム鑑賞装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1306619A JPH03167972A (ja) 1989-11-28 1989-11-28 フイルム鑑賞装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03167972A true JPH03167972A (ja) 1991-07-19

Family

ID=17959265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1306619A Pending JPH03167972A (ja) 1989-11-28 1989-11-28 フイルム鑑賞装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03167972A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5519442A (en) * 1990-09-14 1996-05-21 Fuji Photo Film Co., Ltd. Film image input system having a guide mechanism adjustable about at least three different axes

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5519442A (en) * 1990-09-14 1996-05-21 Fuji Photo Film Co., Ltd. Film image input system having a guide mechanism adjustable about at least three different axes
US5546122A (en) * 1990-09-14 1996-08-13 Fuji Photo Film Co., Ltd. Film image input system
US6154249A (en) * 1990-09-14 2000-11-28 Fuji Photo Film Co., Ltd. Film image input system having automatic scan speed/scope adjustment

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5838364A (en) Still image reproducing apparatus saving time for still image reproductions
US6055381A (en) Silver film camera capable of displaying an electronically picked-up image
JPH03167972A (ja) フイルム鑑賞装置
JPH10170991A (ja) ポートレイトの撮影装置およびその方法
US6477332B1 (en) Electronic image display apparatus and camera having electronic image display function
JPH1198296A (ja) フィルム画像読み取り装置
US6496658B2 (en) Image output apparatus and camera
JP3551268B2 (ja) フイルム画像入力方法
JPH11344759A (ja) 表示動作制御装置
JPH10319488A (ja) 液晶ファインダー付きカメラ
JPH10239764A (ja) スチルカメラ
JPH03127043A (ja) 静止画観賞装置
JPH09214867A (ja) フィルム画像表示装置
JP2002051259A (ja) 画像出力装置およびカメラ
JPH10257368A (ja) ビデオ・スチル両用型カメラ
JPH0646328A (ja) フィルムプレーヤ
JPH0879613A (ja) フィルム画像再生装置
JPH0646327A (ja) フィルムプレーヤ
JP2000105417A (ja) フイルム画像入力装置及びフイルム搬送装置
JPH0646329A (ja) フィルムプレーヤ
JPH0879618A (ja) フィルム画像再生装置
JPH09160116A (ja) フィルム情報表示装置
JP2000258838A (ja) 銀塩デジタル両用スチルカメラ
JPH0646330A (ja) フィルムプレーヤ
JPH1152475A (ja) カメラ