JPH03167792A - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
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- JPH03167792A JPH03167792A JP30692789A JP30692789A JPH03167792A JP H03167792 A JPH03167792 A JP H03167792A JP 30692789 A JP30692789 A JP 30692789A JP 30692789 A JP30692789 A JP 30692789A JP H03167792 A JPH03167792 A JP H03167792A
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- lamp voltage
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 25
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 20
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、直流電源をインバータ回路にて高周波電源に
変換して放電灯を点灯する放電灯点灯装置に関するもの
である。
変換して放電灯を点灯する放電灯点灯装置に関するもの
である。
[従来の技術コ
従来、この種の放電灯点灯装置として、第11図に示す
ように、直列接続され交互にオン、オフされる少なくと
も一対のスイッチング素子を有するインバータ回路2に
て直流電源1を高周波電源に変換し,上記インバータ回
路2出力を共振回路3を介して放電灯4に印加するよう
にし、上記スイッチング素子をダイオード6.8が逆並
列接続されたトランジスタ5.7にて形威し、放電灯4
に直列接続されたインダクタンス10と放電灯4に並列
接続されたコンデンサ11とで共振回路3を形成し、放
電灯4のランプ電流を検出するランプ電流検出回路12
aと、ランプ電流が流れているかどうかによって発振周
波数を変化させる発振回路13と、上記発振回路13出
力に基づいてスイッチング素子をオン、オフ制御するス
イッチング制御回路14とを設けたものがあった.ここ
に、インバータ回路2は、ダイオード6.8がそれぞれ
逆並列接続されたトランジスタ5.7よりなるスイッチ
ング素子の直列回路を直流電源1に並列接続し、スイッ
チング素子の接続点から直流カット用コンデンサ9を介
して高周波電圧が出力されるようになっている.また、
トランジスタ5.7をオン、オフ制御するスイッチング
制御信号は、スイッチング制御回路14にて発振回路1
3出力を分周して形成され、スイッチング制御信号によ
り駆動回路5a,7aを介して両トランジスタ5.7が
交互にオン、オフ制御されている.いま、上述の従来例
においては、ランプ電流検出回路12aにてランプ電流
を検出し、ランプ電流が流れていない無負荷時と、ラン
プ電流が流れている点灯時とでスイッチング素子(トラ
ンジスタ5.7)をオン、オフするスイッチング周波数
を変化させ、無負荷時における異常電圧の出力、スイッ
チング素子の破壊が発生しないようにしていた. [発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来例にあっては、放電灯4の点
灯中におけるスイッチング周波数は一定になっていたの
で、放電灯4のランプ電圧が上昇した場合(例えば、高
輝度放電灯(HIDランプ)寿命末期など)において、
トランジスタ5,7に進相電流が流れてトランジスタ5
.7の破壊あるいは劣化が生じ、信頼性が低下するとい
う問題があった. 第12図はスイッチング周波数fに対するインダクタン
ス10を流れる電流iの関係(A:定常点灯時の共振特
性、B:ランプ電圧上昇時の共振特性)を示すもので、
いま、放電灯4の点灯中においてランプ電圧・が上昇し
たとき、放電灯4のインピーダンスが上昇しており、点
灯回路の共振周波数fLcが高くなる.このとき、共振
周波数f+.cがスイッチング周波数fewよりも高い
周波数f Le゜まで高くなると、トランジスタ5.7
の両端電圧に対する電流の位相が進相となってトランジ
スタ5 7に過電流が流れる.すなわち、トランジスタ
5.7の両端電圧に対する電流の位相が進相になると、
例えば、トランジスタ5がオフした後、コンデンサ9,
11の放電電流がダイオード6を介して流れる.したが
って、トランジスタ7がオンすると、直流電源→ダイオ
ード6→トランジスタ7→直流電源という短絡経路がで
き、トランジスタ7に過電流が流れることになる.なお
、第13図は、トランジスタ7の両端電圧V,と、トラ
ンジスタ7を流れる電流i,およびダイオード6を流れ
る電流i.どの関係を示すものである.上述のようにス
イッチング素子に過電流が流れる場合、スイッチング素
子として定格電流の大きなものを用いる必要があり、コ
ストが高くなってしまうという問題がある上、過電流が
流れることによってスイッチング素子が劣化し易く、信
頼性が低下するという問題があった。さらにまた、スイ
ッチング素子に急峻な立ち上がりの過電流が流れるため
に輻射ノイズが発生するという問題があった。
ように、直列接続され交互にオン、オフされる少なくと
も一対のスイッチング素子を有するインバータ回路2に
て直流電源1を高周波電源に変換し,上記インバータ回
路2出力を共振回路3を介して放電灯4に印加するよう
にし、上記スイッチング素子をダイオード6.8が逆並
列接続されたトランジスタ5.7にて形威し、放電灯4
に直列接続されたインダクタンス10と放電灯4に並列
接続されたコンデンサ11とで共振回路3を形成し、放
電灯4のランプ電流を検出するランプ電流検出回路12
aと、ランプ電流が流れているかどうかによって発振周
波数を変化させる発振回路13と、上記発振回路13出
力に基づいてスイッチング素子をオン、オフ制御するス
イッチング制御回路14とを設けたものがあった.ここ
に、インバータ回路2は、ダイオード6.8がそれぞれ
逆並列接続されたトランジスタ5.7よりなるスイッチ
ング素子の直列回路を直流電源1に並列接続し、スイッ
チング素子の接続点から直流カット用コンデンサ9を介
して高周波電圧が出力されるようになっている.また、
トランジスタ5.7をオン、オフ制御するスイッチング
制御信号は、スイッチング制御回路14にて発振回路1
3出力を分周して形成され、スイッチング制御信号によ
り駆動回路5a,7aを介して両トランジスタ5.7が
交互にオン、オフ制御されている.いま、上述の従来例
においては、ランプ電流検出回路12aにてランプ電流
を検出し、ランプ電流が流れていない無負荷時と、ラン
プ電流が流れている点灯時とでスイッチング素子(トラ
ンジスタ5.7)をオン、オフするスイッチング周波数
を変化させ、無負荷時における異常電圧の出力、スイッ
チング素子の破壊が発生しないようにしていた. [発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来例にあっては、放電灯4の点
灯中におけるスイッチング周波数は一定になっていたの
で、放電灯4のランプ電圧が上昇した場合(例えば、高
輝度放電灯(HIDランプ)寿命末期など)において、
トランジスタ5,7に進相電流が流れてトランジスタ5
.7の破壊あるいは劣化が生じ、信頼性が低下するとい
う問題があった. 第12図はスイッチング周波数fに対するインダクタン
ス10を流れる電流iの関係(A:定常点灯時の共振特
性、B:ランプ電圧上昇時の共振特性)を示すもので、
いま、放電灯4の点灯中においてランプ電圧・が上昇し
たとき、放電灯4のインピーダンスが上昇しており、点
灯回路の共振周波数fLcが高くなる.このとき、共振
周波数f+.cがスイッチング周波数fewよりも高い
周波数f Le゜まで高くなると、トランジスタ5.7
の両端電圧に対する電流の位相が進相となってトランジ
スタ5 7に過電流が流れる.すなわち、トランジスタ
5.7の両端電圧に対する電流の位相が進相になると、
例えば、トランジスタ5がオフした後、コンデンサ9,
11の放電電流がダイオード6を介して流れる.したが
って、トランジスタ7がオンすると、直流電源→ダイオ
ード6→トランジスタ7→直流電源という短絡経路がで
き、トランジスタ7に過電流が流れることになる.なお
、第13図は、トランジスタ7の両端電圧V,と、トラ
ンジスタ7を流れる電流i,およびダイオード6を流れ
る電流i.どの関係を示すものである.上述のようにス
イッチング素子に過電流が流れる場合、スイッチング素
子として定格電流の大きなものを用いる必要があり、コ
ストが高くなってしまうという問題がある上、過電流が
流れることによってスイッチング素子が劣化し易く、信
頼性が低下するという問題があった。さらにまた、スイ
ッチング素子に急峻な立ち上がりの過電流が流れるため
に輻射ノイズが発生するという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、定格電流の大きなスイッチング素子
を用いる必要がなく、コストを安くすることができる上
、過電流による素子劣化を無くして信頼性を高くするこ
とができ、しかも、輻射ノイズが発生することがない放
電灯点灯装置を提供することにある. [課題を解決するための手段] 本発明の放電灯点灯装置は、直列接続され交互にオン、
オフされる少なくとも一対のスイッチング素子を有する
インバータ回路にて直流t源を高周波電源に変換し、上
記インバータ回路出力を共振回路を介して放電灯に印加
するようにし、上記スイッチング素子をダイオードが逆
並列接続されたトランジスタにて形威し、放電灯に直列
接続されたインダクタンスと放電灯に並列接続されたコ
ンデンサとで共振回路を形成した放電灯点灯装置におい
て、放電灯のランプ電圧を検出するランプ電圧検出回路
と、検出されたランプ電圧に基づいて発振周波数を変化
させる発振回路と、上記発振回路出力に基づいてトラン
ジスタをオン、オフ制御するスイッチング制御回路とを
設け、ランプ電圧上昇時のスイッチング周波数を点灯回
路の共振周波数よりも常に高く設定することによりトラ
ンジスタに進相電流が流れないようにしたものである。
的とするところは、定格電流の大きなスイッチング素子
を用いる必要がなく、コストを安くすることができる上
、過電流による素子劣化を無くして信頼性を高くするこ
とができ、しかも、輻射ノイズが発生することがない放
電灯点灯装置を提供することにある. [課題を解決するための手段] 本発明の放電灯点灯装置は、直列接続され交互にオン、
オフされる少なくとも一対のスイッチング素子を有する
インバータ回路にて直流t源を高周波電源に変換し、上
記インバータ回路出力を共振回路を介して放電灯に印加
するようにし、上記スイッチング素子をダイオードが逆
並列接続されたトランジスタにて形威し、放電灯に直列
接続されたインダクタンスと放電灯に並列接続されたコ
ンデンサとで共振回路を形成した放電灯点灯装置におい
て、放電灯のランプ電圧を検出するランプ電圧検出回路
と、検出されたランプ電圧に基づいて発振周波数を変化
させる発振回路と、上記発振回路出力に基づいてトラン
ジスタをオン、オフ制御するスイッチング制御回路とを
設け、ランプ電圧上昇時のスイッチング周波数を点灯回
路の共振周波数よりも常に高く設定することによりトラ
ンジスタに進相電流が流れないようにしたものである。
[作 用]
本発明は上述のように構戒されており、直列接続され交
互にオン、オフされる少なくとも一対のスイッチング素
子くダイオードが逆並列接続されたトランジスタ〉を有
するインバータ回路にて直流電源を高周波電源に変換し
、上記インバータ回路出力を共振回路を介して放電灯に
印加するようにした従来例と同様の放電灯点灯装置にお
いて、放電灯のランプ電圧をランプ電圧検出回路にて検
出し、検出されたランプ電圧に基づいて発振回路の発振
周波数を変化させ、発振回路出力に基づいてトランジス
タをオン、オフ制御するスイッチング制御信号を形成し
、ランプ電圧上昇時のスイ・ンチング周波数を点灯回路
の共振周波数よりも常に高く設定することによりトラン
ジスタに進相電流が流れないようにしたものであり、ラ
ンプ電圧上昇時にトランジスタに過電流が流れることが
ないので、定格電流の大きなスイッチング素子を用いる
必要がなく、コストを安くすることができる上、過電流
による素子劣化を無くして信頼性を高くすることができ
、しかも、輻射ノイズが発生することがないようになっ
ている. [実施例] 第1図および第2図は本発明一実施例を示すもので、直
列接続され交互にオン、オフされる少なくとも一対のス
イッチング素子を有するインバータ回路2にて直流電源
1を高周波電源に変換し、上記インバータ回路2出力を
共振回路3を介して放電灯4に印加するようにし、上記
スイッチング素子をダイオード6,8が逆並列接続され
たトランジスタ5,7にて形成し、放電灯4に直列接続
されたインダクタンス10と放電灯4に並列接続された
コンデンサ11とで共振回路3を形成した従来例と同様
の放電灯点灯装置において、放電灯4のランプ電圧Vl
aを検出するランプ電圧検出回路12と、検出されたラ
ンプ電圧VVaに基づいて発振周波数を変化させる発振
回路13と、上記発振回路13出力に基づいてトランジ
スタ5,7をオン、オフ制御するスイッチング制御回路
14とを設け、ランプ電圧V1a上昇時のスイ・ンチン
グ周波数f swを点灯回路の共振周波数fLc’より
も常に高く設定することによりトランジスタ5.7に進
相電流が流れないようにしたものである.実施例にあっ
ては、上記ランプ電圧検出回路12は、整流用ダイオー
ドD1、分圧抵抗RI.R2および積分用コンデンサC
,にて形成されており、ランプ電圧v1aに比例した検
出電圧Viを出力するようになっている.また、上記検
出電圧Viが入力される発振回路13は、汎用のタイマ
回路(例えば、シグネテイツク社製 NE555)IC
と、ダイオードD2、抵抗R,〜R5およびコンデンサ
C 2 , C sとで形成されており、抵抗R,〜R
,を介して充放電されるコンデンサC2にてパルス発振
周波数が設定され、入力される検出電圧■iに応じて発
振周波数が変化するようになっている。図中、スイッチ
ング制御回路14から出力されるスイッチング制御信号
にてトランジスタ5.7を駆動する5a,7aは駆動回
路である。
互にオン、オフされる少なくとも一対のスイッチング素
子くダイオードが逆並列接続されたトランジスタ〉を有
するインバータ回路にて直流電源を高周波電源に変換し
、上記インバータ回路出力を共振回路を介して放電灯に
印加するようにした従来例と同様の放電灯点灯装置にお
いて、放電灯のランプ電圧をランプ電圧検出回路にて検
出し、検出されたランプ電圧に基づいて発振回路の発振
周波数を変化させ、発振回路出力に基づいてトランジス
タをオン、オフ制御するスイッチング制御信号を形成し
、ランプ電圧上昇時のスイ・ンチング周波数を点灯回路
の共振周波数よりも常に高く設定することによりトラン
ジスタに進相電流が流れないようにしたものであり、ラ
ンプ電圧上昇時にトランジスタに過電流が流れることが
ないので、定格電流の大きなスイッチング素子を用いる
必要がなく、コストを安くすることができる上、過電流
による素子劣化を無くして信頼性を高くすることができ
、しかも、輻射ノイズが発生することがないようになっ
ている. [実施例] 第1図および第2図は本発明一実施例を示すもので、直
列接続され交互にオン、オフされる少なくとも一対のス
イッチング素子を有するインバータ回路2にて直流電源
1を高周波電源に変換し、上記インバータ回路2出力を
共振回路3を介して放電灯4に印加するようにし、上記
スイッチング素子をダイオード6,8が逆並列接続され
たトランジスタ5,7にて形成し、放電灯4に直列接続
されたインダクタンス10と放電灯4に並列接続された
コンデンサ11とで共振回路3を形成した従来例と同様
の放電灯点灯装置において、放電灯4のランプ電圧Vl
aを検出するランプ電圧検出回路12と、検出されたラ
ンプ電圧VVaに基づいて発振周波数を変化させる発振
回路13と、上記発振回路13出力に基づいてトランジ
スタ5,7をオン、オフ制御するスイッチング制御回路
14とを設け、ランプ電圧V1a上昇時のスイ・ンチン
グ周波数f swを点灯回路の共振周波数fLc’より
も常に高く設定することによりトランジスタ5.7に進
相電流が流れないようにしたものである.実施例にあっ
ては、上記ランプ電圧検出回路12は、整流用ダイオー
ドD1、分圧抵抗RI.R2および積分用コンデンサC
,にて形成されており、ランプ電圧v1aに比例した検
出電圧Viを出力するようになっている.また、上記検
出電圧Viが入力される発振回路13は、汎用のタイマ
回路(例えば、シグネテイツク社製 NE555)IC
と、ダイオードD2、抵抗R,〜R5およびコンデンサ
C 2 , C sとで形成されており、抵抗R,〜R
,を介して充放電されるコンデンサC2にてパルス発振
周波数が設定され、入力される検出電圧■iに応じて発
振周波数が変化するようになっている。図中、スイッチ
ング制御回路14から出力されるスイッチング制御信号
にてトランジスタ5.7を駆動する5a,7aは駆動回
路である。
以下、実施例の動作について説明する。いま、ランプ電
圧検出回路12では、ランプ電圧V1aをダイオードD
1にて整流し、抵抗R,,R.にて分圧してコンデンサ
C1にて積分することによりランプ電圧V1aに比例し
た検出電圧Viを出力するようになっている. また、検出電圧Viが入力される発振回路13のコンデ
ンサC2の両端電圧Vcおよび出力信号Voは、第4図
に示すようになっており、同図(IL)は定常点灯時の
ランプ電圧VNaが低い場合、同図(b)はランプ電圧
V1aが上昇した場合を示している。
圧検出回路12では、ランプ電圧V1aをダイオードD
1にて整流し、抵抗R,,R.にて分圧してコンデンサ
C1にて積分することによりランプ電圧V1aに比例し
た検出電圧Viを出力するようになっている. また、検出電圧Viが入力される発振回路13のコンデ
ンサC2の両端電圧Vcおよび出力信号Voは、第4図
に示すようになっており、同図(IL)は定常点灯時の
ランプ電圧VNaが低い場合、同図(b)はランプ電圧
V1aが上昇した場合を示している。
いま、■ビンのスレッショルド入力電圧が2Vc c
/ 3よりも大きくなると、■ビンの出力電圧が“L”
、■ビンのディスチャージ電圧も″L”になる.次に、
■ピンのトリガ入力電圧がVcc/3よりも小さくなる
と、■ビンの出力電圧が”H”、■ピンのディスチャー
ジ電圧も”H”になる。ここに、コンデンサC2の両端
電圧Vcが2V c c / 3よりも低く、■ピンの
ディスチャージ電圧が”H” (内部スイッチがオフ)
の場合には、コンデンサC2は、電源電圧Vccにより
抵抗R4,R,を介して充電されると同時に、検出電圧
Viによって抵抗R s , R sを介して充電され
、コンデンサciの両端電圧Vcは上昇し、2VCC/
3に達して■ビンのディスチャージ電圧が”L” (内
部スイッチがオン)になると、コンデンサC2の電荷が
放電されて両端電圧Vcが低下し、Vcc/3になった
ときに、■ピンのデイスチャージ電圧が”H”になって
再びコンデンサC2が充電され、上述の動作の繰り返し
によって発振動作が行われる. ところで、検出電圧Viはランプ電圧Vt’aに応じて
リニアに変化し、コンデンサC2の充電電流は検出電圧
Viに応じて増減し、その結果、Vc = 2 V c
c / 3になる時間が変化する。したがって、発振
回路13の発振周波数はランプ電圧V1aに応じて変化
し、発振回路13の発振周波数に基づいて設定されるス
イッチング周波数fgwは、第5図に示すように、ラン
プ電圧Vlaに応じて変化することになる. ここに、発振周波数fsw’は、第3図(a)に示すよ
うに、ランプ電圧上昇時の点灯回路の共振周波数f t
.c゜よりも高く設定しており、ランプ電圧上昇時にお
いて、点灯回路の共振周波数fLcが上昇してf Le
’ ( > f sw)になっても、スイッチング周
波数fswがf s−’ ( > f Lc’ )に
変化するので、スイッチング素子(トランジスタ7〉の
両端電圧V,に対する電流i,の位相は、第3図(b)
に示すように、常に遅相になって従来例のように進相に
よる過電流が流れることがなく、トランジスタ5.7の
破壊、劣化が生じず、輻射ノイズも発生せず、安定した
動作が実現できる. 第6図は他の実施例を示すもので、第1図実施例のコン
デンサ9に代えてコンデンサ21.22を用いてハーフ
ブリッジ型のインバータ回路2を形成し、放電灯4とし
て第7図のようにランプ電圧V1aがランプ点灯時間t
に応じて経時変化する高輝度放電灯(HIDランプ)を
接続したものである.なお、他の構戒および動作は前記
実施例と同様であり、ランプ電圧Vlaが経時変化で徐
々に上昇しても、スイッチング周波数f gwが徐々に
高くなるため、スイッチング素子に進相電流が流れるこ
とがなく、過電流が流れることによる不都合を回避でき
ることになる. 第8図および第9図はさらに他の実施例を示すもので、
第6図実施例のコンデンサ21.22に代えてダイオー
ド26.28が逆並列接続されたトランジスタ25.2
7よりなるスイッチング素子を用い、2対のスイッチン
グ素子にてフルブリッジ型のインバータ回路2を形成し
、トランスTにてランプ電圧Vlaを降圧するようにし
たものである.ここに、発振回路12は、コンバレータ
CPと、抵抗Rs,Rtを介して充放電されるコンデン
サC4と、ダイオードD3と、タイマー回iIcとで形
成されており、第10図に示すように、ランプ電圧V1
aが基準電源Vsにて設定される所定レベルになったと
き、スイッチング周波数f。
/ 3よりも大きくなると、■ビンの出力電圧が“L”
、■ビンのディスチャージ電圧も″L”になる.次に、
■ピンのトリガ入力電圧がVcc/3よりも小さくなる
と、■ビンの出力電圧が”H”、■ピンのディスチャー
ジ電圧も”H”になる。ここに、コンデンサC2の両端
電圧Vcが2V c c / 3よりも低く、■ピンの
ディスチャージ電圧が”H” (内部スイッチがオフ)
の場合には、コンデンサC2は、電源電圧Vccにより
抵抗R4,R,を介して充電されると同時に、検出電圧
Viによって抵抗R s , R sを介して充電され
、コンデンサciの両端電圧Vcは上昇し、2VCC/
3に達して■ビンのディスチャージ電圧が”L” (内
部スイッチがオン)になると、コンデンサC2の電荷が
放電されて両端電圧Vcが低下し、Vcc/3になった
ときに、■ピンのデイスチャージ電圧が”H”になって
再びコンデンサC2が充電され、上述の動作の繰り返し
によって発振動作が行われる. ところで、検出電圧Viはランプ電圧Vt’aに応じて
リニアに変化し、コンデンサC2の充電電流は検出電圧
Viに応じて増減し、その結果、Vc = 2 V c
c / 3になる時間が変化する。したがって、発振
回路13の発振周波数はランプ電圧V1aに応じて変化
し、発振回路13の発振周波数に基づいて設定されるス
イッチング周波数fgwは、第5図に示すように、ラン
プ電圧Vlaに応じて変化することになる. ここに、発振周波数fsw’は、第3図(a)に示すよ
うに、ランプ電圧上昇時の点灯回路の共振周波数f t
.c゜よりも高く設定しており、ランプ電圧上昇時にお
いて、点灯回路の共振周波数fLcが上昇してf Le
’ ( > f sw)になっても、スイッチング周
波数fswがf s−’ ( > f Lc’ )に
変化するので、スイッチング素子(トランジスタ7〉の
両端電圧V,に対する電流i,の位相は、第3図(b)
に示すように、常に遅相になって従来例のように進相に
よる過電流が流れることがなく、トランジスタ5.7の
破壊、劣化が生じず、輻射ノイズも発生せず、安定した
動作が実現できる. 第6図は他の実施例を示すもので、第1図実施例のコン
デンサ9に代えてコンデンサ21.22を用いてハーフ
ブリッジ型のインバータ回路2を形成し、放電灯4とし
て第7図のようにランプ電圧V1aがランプ点灯時間t
に応じて経時変化する高輝度放電灯(HIDランプ)を
接続したものである.なお、他の構戒および動作は前記
実施例と同様であり、ランプ電圧Vlaが経時変化で徐
々に上昇しても、スイッチング周波数f gwが徐々に
高くなるため、スイッチング素子に進相電流が流れるこ
とがなく、過電流が流れることによる不都合を回避でき
ることになる. 第8図および第9図はさらに他の実施例を示すもので、
第6図実施例のコンデンサ21.22に代えてダイオー
ド26.28が逆並列接続されたトランジスタ25.2
7よりなるスイッチング素子を用い、2対のスイッチン
グ素子にてフルブリッジ型のインバータ回路2を形成し
、トランスTにてランプ電圧Vlaを降圧するようにし
たものである.ここに、発振回路12は、コンバレータ
CPと、抵抗Rs,Rtを介して充放電されるコンデン
サC4と、ダイオードD3と、タイマー回iIcとで形
成されており、第10図に示すように、ランプ電圧V1
aが基準電源Vsにて設定される所定レベルになったと
き、スイッチング周波数f。
をステップ状に切り換えるようになっている。なお、他
の構戒は第6図実施例と同一であり、図中、25a,2
7aは、スイッチング制御回路14から出力されるスイ
ッチング制御信号にてトランジスタ25.27を駆動す
る駆動回路である。
の構戒は第6図実施例と同一であり、図中、25a,2
7aは、スイッチング制御回路14から出力されるスイ
ッチング制御信号にてトランジスタ25.27を駆動す
る駆動回路である。
いま、インバータ回路2の対応するトランジスタ5.2
7およびトランジスタ7.25が交互にオン、オフされ
ることにより、放電灯4に高周波電流が流れるようにな
っており、ランプ電圧Vl−aはランプ電圧検出回路1
2のトランスTにて検出され、ダイオードD1により整
流してコンデンサC,にて積分することにより検出電圧
Viが出力される。この検出電圧Viは発振回路13の
コンバレータCPの比較入力端子に入力され、検出電圧
V1が基準電源電圧以上になったとき、コンバレータC
P出力が゛H′゛になってコンデンサC,の充電時間が
短くなり、発振周波数が高くなる。
7およびトランジスタ7.25が交互にオン、オフされ
ることにより、放電灯4に高周波電流が流れるようにな
っており、ランプ電圧Vl−aはランプ電圧検出回路1
2のトランスTにて検出され、ダイオードD1により整
流してコンデンサC,にて積分することにより検出電圧
Viが出力される。この検出電圧Viは発振回路13の
コンバレータCPの比較入力端子に入力され、検出電圧
V1が基準電源電圧以上になったとき、コンバレータC
P出力が゛H′゛になってコンデンサC,の充電時間が
短くなり、発振周波数が高くなる。
したがって、ランプ電圧V1aが所定値まで上昇したと
き、スイッチング周波数f gwが高くなって、トラン
ジスタ5,7,25.27に進相による過電流が流れな
いようにしている。
き、スイッチング周波数f gwが高くなって、トラン
ジスタ5,7,25.27に進相による過電流が流れな
いようにしている。
〔発明の効果]
本発明は上述のように構戒されており、直列接続され交
互にオン、オフされる少なくとも一対のスイッチング素
子(ダイオードが逆並列接続されたトランジスタ)を有
するインバータ回路にて直流電源を高周波電源に変換し
、上記インバータ回路出力を共振回路を介して放電灯に
印加するようにした従来例と同様の放電灯点灯装置にお
いて、放電灯のランプ電圧をランプ電圧検出回路にて検
出し、検出されたランプ電圧に基づいて発振回路の発振
周波数を変化させ、発振回路出力に基づいてトランジス
タをオン、オフ制御するスイッチング制御信号を形成し
、ランプ電圧上昇時のスイッチング周波数を点灯回路の
共振周波数よりも常に高く設定することによりトランジ
スタに進相電流が流れないようにしたものであり、ラン
プ電圧上昇時にトランジスタに過鴫流が流れることがな
いので、定格電流の大きなスイッチ゜ング素子を用いる
必要がなく、コストを安くすることができる上、過電流
による素子劣化を無くして信頼性を高くすることができ
、しかも、輻射ノイズが発生することがないという効果
がある,
互にオン、オフされる少なくとも一対のスイッチング素
子(ダイオードが逆並列接続されたトランジスタ)を有
するインバータ回路にて直流電源を高周波電源に変換し
、上記インバータ回路出力を共振回路を介して放電灯に
印加するようにした従来例と同様の放電灯点灯装置にお
いて、放電灯のランプ電圧をランプ電圧検出回路にて検
出し、検出されたランプ電圧に基づいて発振回路の発振
周波数を変化させ、発振回路出力に基づいてトランジス
タをオン、オフ制御するスイッチング制御信号を形成し
、ランプ電圧上昇時のスイッチング周波数を点灯回路の
共振周波数よりも常に高く設定することによりトランジ
スタに進相電流が流れないようにしたものであり、ラン
プ電圧上昇時にトランジスタに過鴫流が流れることがな
いので、定格電流の大きなスイッチ゜ング素子を用いる
必要がなく、コストを安くすることができる上、過電流
による素子劣化を無くして信頼性を高くすることができ
、しかも、輻射ノイズが発生することがないという効果
がある,
第1図は本発明一実施例の回路図、第2図は同上の要部
回路図、第3図乃至第5図は同上の動作説明図、第6図
は他の実施例の回路図、第7図は同上の動作説明図、第
8図はさらに他の実施例の回路図、第9図は同上の要部
回路図、第10図は同上の動作説明図、第11図は従来
例の回路図、第12図および第13図は同上の動作説明
図である. 1は直流電源、2はインバータ回路、3は共振回路、4
は放電灯、5,7,25.217はトランジスタ、6,
8,26.28はダイオード、12はランプ電圧検出回
路、13は発振回路、14はスイッチング制御回路であ
る。
回路図、第3図乃至第5図は同上の動作説明図、第6図
は他の実施例の回路図、第7図は同上の動作説明図、第
8図はさらに他の実施例の回路図、第9図は同上の要部
回路図、第10図は同上の動作説明図、第11図は従来
例の回路図、第12図および第13図は同上の動作説明
図である. 1は直流電源、2はインバータ回路、3は共振回路、4
は放電灯、5,7,25.217はトランジスタ、6,
8,26.28はダイオード、12はランプ電圧検出回
路、13は発振回路、14はスイッチング制御回路であ
る。
Claims (2)
- (1)直列接続され交互にオン、オフされる少なくとも
一対のスイッチング素子を有するインバータ回路にて直
流電源を高周波電源に変換し、上記インバータ回路出力
を共振回路を介して放電灯に印加するようにし、上記ス
イッチング素子をダイオードが逆並列接続されたトラン
ジスタにて形成し、放電灯に直列接続されたインダクタ
ンスと放電灯に並列接続されたコンデンサとで共振回路
を形成した放電灯点灯装置において、放電灯のランプ電
圧を検出するランプ電圧検出回路と、検出されたランプ
電圧に基づいて発振周波数を変化させる発振回路と、上
記発振回路出力に基づいてトランジスタをオン、オフ制
御するスイッチング制御回路とを設け、ランプ電圧上昇
時のスイッチング周波数を点灯回路の共振周波数よりも
常に高く設定することによりトランジスタに進相電流が
流れないようにしたことを特徴とする放電灯点灯装置。 - (2)放電灯を高輝度放電灯(HIDランプ)としたこ
とを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30692789A JPH03167792A (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30692789A JPH03167792A (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 放電灯点灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03167792A true JPH03167792A (ja) | 1991-07-19 |
Family
ID=17962954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30692789A Pending JPH03167792A (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03167792A (ja) |
-
1989
- 1989-11-27 JP JP30692789A patent/JPH03167792A/ja active Pending
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