JPH0316770B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0316770B2
JPH0316770B2 JP57102108A JP10210882A JPH0316770B2 JP H0316770 B2 JPH0316770 B2 JP H0316770B2 JP 57102108 A JP57102108 A JP 57102108A JP 10210882 A JP10210882 A JP 10210882A JP H0316770 B2 JPH0316770 B2 JP H0316770B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
transformer
liquid
tank
iron core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57102108A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58219717A (ja
Inventor
Shinya Ikeda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP57102108A priority Critical patent/JPS58219717A/ja
Publication of JPS58219717A publication Critical patent/JPS58219717A/ja
Publication of JPH0316770B2 publication Critical patent/JPH0316770B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/34Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
    • H01F27/36Electric or magnetic shields or screens
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/34Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
    • H01F27/36Electric or magnetic shields or screens
    • H01F27/363Electric or magnetic shields or screens made of electrically conductive material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Regulation Of General Use Transformers (AREA)
  • Transformer Cooling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、密封タンク内に収納した変圧器本体
を液体の蒸発潜熱により冷却する蒸発冷却変圧器
に関するもので、特に、非凝縮性の絶縁ガス(以
下単にガスと称する)例えばSF6ガスと、100℃
程度以下の比較的低温で沸謄する液体(以下単に
液体と称する)例えばフレオンとを、同一密封タ
ンク内に封入した変圧器本体の絶縁構造に係るも
のである。
[発明の技術的背景] 絶縁ガスと液体とを同一タンクに封入した変圧
器では、巻線等の発熱体の冷却は主に液体で行な
う。即ち、変圧器本体で発生した熱を液体に伝達
して液体を蒸発させ、この蒸気とガスの混合気体
を放熱器に送り、放熱器から熱を外部に放熱し冷
却する。また、この液体、及びガスと液体の蒸気
の混合気体は、同時に絶縁媒体としての作用を果
している。
このようにガスと液体を併用するのは液体はガ
スに比べて絶縁、冷却特性とも優れているもの
の、この種の凝縮性液体はそのコストが非常に高
く、そのためタンク内全てを液体で満たした場合
は多量の液体を必要とし、著しく変圧器のコスト
が高くなつてしまうために最も冷却を要する巻線
部分を液体により冷却、絶縁し、変圧器巻線と接
地タンク、鉄心間はガスと液体蒸気の混合気体で
絶縁するようにしたものであり、近年のガス絶縁
変圧器の主流の1つに成りつつある。
この種の変圧器を発熱体と液体の接触方式によ
り大別すると、 液体を、鉄心、巻線等の発熱体に散布するス
プレイ方式、 鉄心等には液体を散布するが、発熱量の大き
い巻線は液体中に浸すセミプール方式、 鉄心、巻線等の全体を液体中に浸すプール方
式、 の3種があるが、本発明は、前記セミプール方式
の改良に関する。
以下、このセミプール方式の変圧器の概略を第
1図によつて説明する。なお、構造を明確にする
為に、タンク1を断面にし、更にタンク1に内蔵
されている変圧器の本体2も、巻線部分に関して
中心線より左側を断面にしてある。
この変圧器では、鉄心3の外周に一方の巻線4
(例えば低圧巻線)が配置され、その外周に他の
巻線5(例えば高圧巻線)が配置されている。
巻線4,5は共に、タンク内部に設けられた固
体絶縁物から成る二重円筒形の巻線容器6に収め
られている。この巻線容器6は、鉄心3と内周の
巻線4との間に存在する内筒部6aと、4,5の
外周に存在する外筒部6bと、更にこれらの底部
を塞ぐ環状の底板6cとから成る。液体7は、こ
の巻線容器6内において、巻線4,5が液体中に
没する深さに溜められており、また変圧器タンク
1の底部にも一定深さに溜められている。一方、
SF6ガス等に絶縁ガス12はタンク1内に充満さ
れている。
この様な変圧器においては、運転時に巻線に電
流による損失熱が発生すると、これにより巻線容
器6中の液体7が熱せられた蒸気となり、巻線容
器6の外に出てガスと混合する。この蒸気とガス
とをタンク外部の放熱器8に導き、ここで熱を外
気中へ放出する。この時、蒸気の一部は液化し、
放熱器の下部からタンク1の底部へ流下して溜ま
る。巻線容器6内の液体7は、前記の蒸発にり減
量するので、このタンク1底部の液体7aをポン
プ9によりパイプ10を通して巻線容器6に送り
込み補給を行なう。一方、鉄心3については、パ
イプ10から分枝したノズル11より液体を散布
し冷却を行なう。
[背景技術の問題点] ところで、このセミプール方式の変圧器におけ
る巻線4,5の絶縁構成を見ると、巻線4,5が
液中にある為、巻線4,5間の絶縁及び各巻線の
内部絶縁(巻回間絶縁、レヤー絶縁等)の絶縁媒
体は、主に液体になつている。これに対し、例え
ば、巻線5とタンク1間、巻線4と鉄心3間等の
いわゆる大地絶縁における絶縁媒体は、巻線容器
6の中については主に液体であるが、巻線容器6
外のタンク1、鉄心3等の大地電位にある部品の
近くでは、ガスと蒸気との混合気体であつた。
ところが、絶縁材料を固体・液体・気体に分け
た場合、その絶縁性能は、一般に、固体>液体>
気体であり、固体の絶縁強度を100とした時、液
体は10、気体は1といわれている。
しかるに、このセミプール方式の変圧器では、
タンク1、鉄心3等の大地電位部品の近くの絶縁
媒体が気体であつた為、巻線とタンク1、鉄心3
との間の大地絶縁に大きな寸法を要した。何故な
ら、巻線とタンク1、鉄心3と間の絶縁が気体と
巻線容器内の液体との複合絶縁となつていると、
液体が絶縁破壊を生ずる前に絶縁強度の弱い気体
に絶縁破壊を生ずることから、結局その部分の絶
縁は絶縁強度の弱い気体部分を考慮して大きな絶
縁寸法を必要とする為である。よつて、セミプー
ル方式の変圧器が高電圧・大容量器として採用さ
れる場合には、これが大きな不利をもたらしてい
た。そして、鉄心3と巻線4内の大地絶縁寸法が
大きいと、これに伴い巻線4及び5の直径が大き
くなり、巻線を形成する導体重量が増加し不経済
であつた。
また、巻線5とタンク1間の絶縁寸法が大きく
なると、タンク寸法も大きくなり、タンク材料が
増加すると共に、変圧器外形寸法が大きくなり、
変圧器設置床面積を増大させ、変圧器を地下室等
へ設置する場合には、変電設備室を大きくしなけ
ればならない等の不利もあつた。
[発明の目的] 本発明は、従来のセミプール方式の変圧器にお
ける前記問題点を解決し、巻線とタンクや鉄心と
の大地絶縁部分に絶縁破壊が生せず、その為絶縁
寸法の小さくて済む、小型・軽量の蒸発冷却変圧
器を提供することを目的とする。
[発明の概要] 本発明の蒸発冷却変圧器は、巻線容器部分に導
電体を設け、この導電体やタンクや鉄心と電気的
に接続して大地電位とすることにより、巻線とタ
ンクや鉄心間の大地絶縁を巻線容器内の液体によ
つて確保する様にしたものである。
[発明の実施例] 本発明の第1実施例を第2図において説明す
る。第1図と同一の部分については、同一の番号
を不して説明を省略する。
本実施例において巻線容器6を構成する内筒部
6a、外筒部6b、環状底部6cは板状の絶縁材
により形成され、それぞれ板厚内には導電体21
a,21b,21cが設けられている。これらの
導電体21a,21b,21cは、1枚の金属
板、箔、鋼或いは他の帯状導体により形成され、
しかも鉄心3の周囲で巻回を形成しない様に巻線
4,5と絶縁状態に設けられている。また、これ
ら各導電体21a,21b,21cは、それぞれ
接続線22a,22b,22cにより、タンク1
または鉄心3等の大地電位部品に接続されてい
る。
本実施例の構成によれば、導電体21a,21
b,21cとタンク1や鉄心3等の大地電位部品
との間には電位差がない為、電位差による電界が
発生せず、この間の絶縁媒体が絶縁強度の低い絶
縁ガスであつても何ら絶縁特性上の障害にはなら
ない。一方、巻線4,5と導電体21a,21
b,21cは、従来の変圧器の巻線と鉄心あるい
はタンク間よりも接近する為若干強い電界を生ず
るが、巻線容器内の液体7と巻線容器6である固
体絶縁物とにより絶縁がなされるので、気体との
複合絶縁によつた従来の変圧器に比較して充分優
れた絶縁耐力を有するものである。
次に、第3図に示す第2実施例においては、導
電体が、巻線容器6とは別体に形成されている。
即ち、側部の導電体23a,23bは、巻線容器
6の内筒部6a、外筒部6bの内側に液体中に没
する様に配置されている。なお、環状底部6cに
は、その板厚内に第1実施例と同様に導電体23
cが設けられている。本実施例によれば、導電体
23a,23bを巻線容器の板厚内に配置する必
要がなく、導電体の形成が容易である。
第4図に示す第3実施例は、内側部の導電体2
4aが、巻線容器6の内筒部6aを兼ねているも
のであり、第2実施例に比してタンク内部構造が
更に簡単になる。この場合、外側部の導電体24
b,環状底部内の導電体24cは、第2実施例と
同様に巻線容器6の板厚内に組込まれている。本
実施例は、固体絶縁物である巻線容器が存在しな
い為、第1実施例に比較すると絶縁強度は低い
が、内側の巻線4、が低圧巻線である場合には有
効である。
[発明の効果] 本発明の蒸発冷却変圧器によれば、巻線容器部
分に導電体を設けこの導電体をタンクや鉄心と電
気的に接続して大地電位としたので、大地絶縁が
巻線容器内の液体で確保され、絶縁媒体の気体部
分に絶縁破壊の生ずる心配がなく、その為、タン
クや鉄心に大きな大地絶縁寸法を要することがな
い。よつて、変圧器の小型化・軽量化が図れ、変
圧器製造の為の所要資材、及び変圧器の設置面積
を節減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はセミプール方式の変圧器の概略構造
図、第2図は本発明の蒸発冷却変圧器の第1実施
例における左側断面図、第3図は本発明の第2実
施例における左側断面図、第4図は本発明の第3
実施例における左側断面図である。 1……タンク、2…変圧器本体、3……鉄心、
4,5……巻線、6……巻線容器、7,7a……
液体、8……放熱器、9……ポンプ、10……パ
イプ、11……ノズル、21a,21b,21
c,23a,23b,23c,24a,24b,
24c……導電体、22a,22b,22c……
接続線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 変圧器タンク内に鉄心と巻線とを有する変圧
    器本体を収納し、鉄心の外周に配置した巻線を底
    部が塞がれた二重円筒状の巻線容器に収納し、こ
    の巻線容器内に鉄心や巻線を蒸発潜熱により冷却
    する為の液体を巻線が没する深さに溜め、この液
    体により巻線の絶縁及び冷却を確保すると共に前
    記変圧器タンク内に絶縁ガスを封入した蒸発冷却
    変圧器において、前記巻線の周囲と巻線容器との
    間に少くとも絶縁ガスを介さない状態で導電体を
    配設し、この導電体を大地電位としたことを特徴
    とする蒸発冷却変圧器。 2 導電体が、巻線容器を構成する固体絶縁物の
    板厚内に設けられている特許請求の範囲第1項記
    載の蒸発冷却変圧器。 3 導電体が、巻線容器の内側に配置されている
    特許請求の範囲第1項記載の蒸発冷却変圧器。 4 導電体が巻線容器の一部を構成している特許
    請求の範囲第1項記載の蒸発冷却変圧器。
JP57102108A 1982-06-16 1982-06-16 蒸発冷却変圧器 Granted JPS58219717A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57102108A JPS58219717A (ja) 1982-06-16 1982-06-16 蒸発冷却変圧器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57102108A JPS58219717A (ja) 1982-06-16 1982-06-16 蒸発冷却変圧器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58219717A JPS58219717A (ja) 1983-12-21
JPH0316770B2 true JPH0316770B2 (ja) 1991-03-06

Family

ID=14318601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57102108A Granted JPS58219717A (ja) 1982-06-16 1982-06-16 蒸発冷却変圧器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58219717A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6247116U (ja) * 1985-09-12 1987-03-23
CN102360841A (zh) * 2011-08-01 2012-02-22 保定天威集团有限公司 一种干式整流变压器的接地屏结构及制作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58219717A (ja) 1983-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8742876B2 (en) Transformer coil and transformer with passive cooling
US5656984A (en) Solid insulation transformer
JPS6159521B2 (ja)
JPH0316770B2 (ja)
US4205289A (en) Vaporization cooled electrical inductive apparatus
JP2553157B2 (ja) 静止誘導機器
JPS593906A (ja) ガス絶縁変圧器
JPH06204049A (ja) 不燃性変圧器
JPH051954Y2 (ja)
JPH0341454Y2 (ja)
JPS6040174B2 (ja) 変流器
JPS58216409A (ja) 蒸発冷却変圧器
JPH0556642B2 (ja)
JPH01147816A (ja) 静止誘導機器
JP2002033219A (ja) ガス絶縁変圧器
JPH02144905A (ja) 静止誘導機器
JPH097847A (ja) Pfc変圧器
JPS62154708A (ja) ガス絶縁変圧器
JPS6218017Y2 (ja)
JPS6214662Y2 (ja)
JP2550168B2 (ja) 箔巻変圧器
JPS6072205A (ja) 箔巻変圧器
JPS60260113A (ja) 箔巻変圧器
JPH0256907A (ja) 変圧器
JPH04127631U (ja) ガス絶縁変流器