JPH051954Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH051954Y2 JPH051954Y2 JP1987038199U JP3819987U JPH051954Y2 JP H051954 Y2 JPH051954 Y2 JP H051954Y2 JP 1987038199 U JP1987038199 U JP 1987038199U JP 3819987 U JP3819987 U JP 3819987U JP H051954 Y2 JPH051954 Y2 JP H051954Y2
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- oil
- filled
- bushing
- cryogenic
- liquid nitrogen
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- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 51
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 24
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 claims description 21
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
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Landscapes
- Insulators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、極低温ケーブル用終端部に関する
もので、特に終端部から液体窒素側への侵入熱を
低減するものである。
もので、特に終端部から液体窒素側への侵入熱を
低減するものである。
[従来の技術]
第2図にその一例を示す(特公昭52−37599号
公報参照)。
公報参照)。
10は極低温ケーブル心線、12はコンデンサ
コーン、14はシース、16は液体窒素である。
また、18は極低温ブツシングの全体、20は導
体引出棒、22は仕切り壁である。さらに、30
は油入ブツシングの全体、32はコンデンサコー
ン、34はがい管、36は下部金具、38は仕切
り壁で、たとえばFRP製、40は絶縁油である。
42は隔壁で、これにより油入ブツシング30の
内部を上下に仕切る。44は中空路で、導体引出
棒20の中心軸に添つて設けてあり、下部に入口
46、上部に出口48が設けてある。50はポン
プ、52はヒーターである。
コーン、14はシース、16は液体窒素である。
また、18は極低温ブツシングの全体、20は導
体引出棒、22は仕切り壁である。さらに、30
は油入ブツシングの全体、32はコンデンサコー
ン、34はがい管、36は下部金具、38は仕切
り壁で、たとえばFRP製、40は絶縁油である。
42は隔壁で、これにより油入ブツシング30の
内部を上下に仕切る。44は中空路で、導体引出
棒20の中心軸に添つて設けてあり、下部に入口
46、上部に出口48が設けてある。50はポン
プ、52はヒーターである。
また、極低温ブツシング18と油入ブツシング
30との間に、前記導体引出棒20の回りに液体
窒素26が充満する中間接続箱23を設ける。
30との間に、前記導体引出棒20の回りに液体
窒素26が充満する中間接続箱23を設ける。
・その作用:
ヒーター52により絶縁油40を加熱し、ポン
プ50により油入ブツシング30内の隔壁42よ
りも下部に送込む。絶縁油40は中空路44内を
上向きに流れ、かつ循環する。
プ50により油入ブツシング30内の隔壁42よ
りも下部に送込む。絶縁油40は中空路44内を
上向きに流れ、かつ循環する。
その結果、液体窒素26と仕切り壁38を介
して接している絶縁油40の凍結が防止され、
導体引出棒20が冷却される。
して接している絶縁油40の凍結が防止され、
導体引出棒20が冷却される。
[考案が解決しようとする問題点]
仕切り壁38を介して液体窒素26側へ多量の
熱量が侵入する。そのため、液体窒素26の使用
量が多くなる。
熱量が侵入する。そのため、液体窒素26の使用
量が多くなる。
なお、上記中間接続箱23内の下部に液体窒素
26を入れ、上部はそれの気化したガスが充満す
るようにして、液体窒素26の気化熱を利用する
ガス冷却方式も公知である(特開昭49−13687号
公報参照)。
26を入れ、上部はそれの気化したガスが充満す
るようにして、液体窒素26の気化熱を利用する
ガス冷却方式も公知である(特開昭49−13687号
公報参照)。
この方式においては、仕切り壁38を介して、
直接、液体窒素26へ多量の熱量が侵入するとい
うことはない。しかし、このガス冷却方式は、
液体窒素26の液面の制御が難しい、液体窒素
26の液面付近(窒素の気液混合体が存在する)
が電気絶縁上の弱点となる、などの問題がある。
直接、液体窒素26へ多量の熱量が侵入するとい
うことはない。しかし、このガス冷却方式は、
液体窒素26の液面の制御が難しい、液体窒素
26の液面付近(窒素の気液混合体が存在する)
が電気絶縁上の弱点となる、などの問題がある。
[問題点を解決するための手段]
この考案は、第1図のように、
液体窒素26が充満する中間接続箱23と油入
ブツシング30とを仕切る隔壁仕切り壁38を2
重構造にし、内部の空間に窒素ガス56を封入す
ることによつて、上記の問題の解決を図つたもの
である。
ブツシング30とを仕切る隔壁仕切り壁38を2
重構造にし、内部の空間に窒素ガス56を封入す
ることによつて、上記の問題の解決を図つたもの
である。
[実施例]
第1図のように、仕切り壁38の外側にもう一
つの仕切り壁54(たとえばFRP製)を設ける。
つの仕切り壁54(たとえばFRP製)を設ける。
そして、それらの間の密閉空間に窒素ガス56
を封入する。
を封入する。
58は窒素ガスボンベである。
その他の部分は、上記第2図の場合と同じであ
る。
る。
[作用]
(1) 窒素ガスの封入してある部分の温度は、−196
℃と+20℃との中間で、−147℃以上となり、気
体状態となる。
℃と+20℃との中間で、−147℃以上となり、気
体状態となる。
窒素ガスの耐電圧特性は3Kg/cm2とすれば、
破壊ストレスは10kV/mmであり、実用上問題
ない。
破壊ストレスは10kV/mmであり、実用上問題
ない。
(2) 仕切り壁38(FRP)〜窒素ガス56〜仕
切り壁54(FRP)の構造とすることにより、
断熱効果が1桁以上、上昇し、侵入熱量も1/10
以下になる。
切り壁54(FRP)の構造とすることにより、
断熱効果が1桁以上、上昇し、侵入熱量も1/10
以下になる。
[考案の効果]
極低温ブツシング18と油入ブツシング30と
の間において、前記導体引出棒20の回りに液体
窒素26が充満する中間接続箱23を設けた極低
温ケーブル用終端部において;液体窒素26の充
満する中間接続箱23と油入ブツシング30とを
仕切る隔壁を2重構造にし、その内部空間内に窒
素ガスを封入したので、次の効果がある。
の間において、前記導体引出棒20の回りに液体
窒素26が充満する中間接続箱23を設けた極低
温ケーブル用終端部において;液体窒素26の充
満する中間接続箱23と油入ブツシング30とを
仕切る隔壁を2重構造にし、その内部空間内に窒
素ガスを封入したので、次の効果がある。
(1) 油入ブツシング30から液体窒素26への熱
侵入量を低減することができる。
侵入量を低減することができる。
(2) 液体窒素26の使用量が減る。
(3) 絶縁油40の循環量およびポンプ50の容量
を低減できる。
を低減できる。
(4) ガス冷却方式のように、液体窒素26の液面
の制御や、液体窒素26の液面付近(窒素の気
液混合体が存在する)の電気絶縁上の問題がな
い。
の制御や、液体窒素26の液面付近(窒素の気
液混合体が存在する)の電気絶縁上の問題がな
い。
第1図は本考案の実施例の説明図、第2図は従
来技術の説明図。 10……極低温ケーブル心線、12……コンデ
ンサコーン、14……シース、16,26……液
体窒素、18……極低温ブツシング、20……導
体引出棒、23……中間接続箱、24……ケー
ス、30……油入ブツシング、32……コンデン
サコーン、34……がい管、36……下部金具、
22,38,54……仕切り壁、40……絶縁
油、42……隔壁、44……中空路、46……入
口、48……出口、50……ポンプ、52……ヒ
ーター、56……窒素ガス、58……窒素ガスボ
ンベ。
来技術の説明図。 10……極低温ケーブル心線、12……コンデ
ンサコーン、14……シース、16,26……液
体窒素、18……極低温ブツシング、20……導
体引出棒、23……中間接続箱、24……ケー
ス、30……油入ブツシング、32……コンデン
サコーン、34……がい管、36……下部金具、
22,38,54……仕切り壁、40……絶縁
油、42……隔壁、44……中空路、46……入
口、48……出口、50……ポンプ、52……ヒ
ーター、56……窒素ガス、58……窒素ガスボ
ンベ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 極低温ケーブルの導体引出棒20を、極低温
ブツシング18および油入ブツシング30を通
して常温領域に引出すとともに、前記極低温ブ
ツシング18と油入ブツシング30との間に、
前記導体引出棒20の回りに液体窒素26が充
満する中間接続箱23を設けた、極低温ケーブ
ル用終端部において、 前記液体窒素26の充満する中間接続箱23
と油入ブツシング30とを仕切る隔壁を2重構
造にし、その内部空間に窒素ガスを封入したこ
とを特徴とする、極低温ケーブル用終端部。 (2) 導体引出棒20は、内部に油入ブツシング3
0内の上下端に開口する中空路44が設けてあ
り、かつその中に絶縁油40の上向きの流れが
できるように、油入ブツシング30内の絶縁油
40が循環するものであることを特徴とする、
実用新案登録請求の範囲第1項に記載の極低温
ケーブル用終端部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987038199U JPH051954Y2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987038199U JPH051954Y2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63146426U JPS63146426U (ja) | 1988-09-27 |
JPH051954Y2 true JPH051954Y2 (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=30850222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987038199U Expired - Lifetime JPH051954Y2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH051954Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1283576B1 (en) * | 2001-02-13 | 2013-11-06 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Terminal structure of extreme-low temperature equipment |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4913687A (ja) * | 1972-05-20 | 1974-02-06 | ||
JPS5237599A (en) * | 1975-09-19 | 1977-03-23 | Toshiba Corp | Regeneration of exhausted chromic acid solution |
-
1987
- 1987-03-16 JP JP1987038199U patent/JPH051954Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4913687A (ja) * | 1972-05-20 | 1974-02-06 | ||
JPS5237599A (en) * | 1975-09-19 | 1977-03-23 | Toshiba Corp | Regeneration of exhausted chromic acid solution |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63146426U (ja) | 1988-09-27 |
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